fluctのSSP「fluct」がCriteoのDSPとウェブメディア・アプリでの動画広告RTB取引開始

VAST規格の採用で動画プレイヤーを用意することなく各フォーマットの動画広告掲載可能

広告配信プラットフォーム事業のfluctは、同社のSSP(サプライサイドプラットフォーム)「fluct」で、デジタルマーケティングソリューションのCriteoが提供するDSP(デマンドサイドプラットフォーム)と、ウェブメディア・アプリでの動画広告のRTB(リアルタイム入札)取引を始めた、と3月12日発表した。アジアのSSPで初めてという。fluctの動画広告配信量が拡充される。加えて、動画広告掲出テンプレート(VAST)規格の採用によって、fluctの提携メディアは動画プレイヤーを用意することなく、さまざまなフォーマットの動画広告が掲載できる。

SSPはメディアの広告収益、DSPは広告主のROI(投資利益率)を最大化する仕組みとなり、RTB取引は広告の1表示(インプレッション)ごとにリアルタイムのオークション方式で広告を選択するシステム。広告主や広告会社から入札された中から最も単価の高い広告が配信される。VASTは複数の媒体社・ビデオプレーヤーに対し、アドサーバーが単一の広告応答形式でやり取りできるようにする。今回配信を開始する動画広告は、リアルタイムにパーソナライズされたディスプレイ広告を生成するソリューション「Criteo Kinetic Design」で自動生成される。

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