ユーザーに刺さる“動画”クリエイティブの作り方は? Web担編集長・四谷がLINEに聞いてきた!

静止画広告とはまた異なるターゲット層にアプローチできる動画広告が人気らしい。簡単に作る方法や、配信効果を上げるコツを具体的に教えて!―Web担編集長・四谷がLINEに直接聞きました。
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とある日のWeb担編集部――。

編集長 四谷

できたー!
二村さん! ちょっと聞いてー!

編集部員
二村

うわっ、びっくりした。
突然大きな声出さないでくださいよ。今度はなんですか?

四谷

あのね、前回LINEさんに、LINE広告でユーザーに刺さるクリエイティブのコツを教えてもらったでしょ? その時に、無料のクリエイティブ作成プラットフォーム「LINE Creative Lab」なら、静止画広告だけじゃなくて動画広告も作れるって聞いたので、さっそく作ってみたんだ。

LINE Creative Lab」とは

誰でもLINE広告とLINE公式アカウント(※1)で使えるクリエイティブを無料で作れるサービス(利用にはLINEアカウントでのログインが必要)。LINEの配信面に合わせたフォーマットでクリエイティブが簡単に作成できるほか、自由に使えるストック画像や、実際に効果のあった広告を参考にしたテンプレートが100種以上も用意されている。

静止画広告はもちろん、静止画をもとにした “スライドショー”式の動画広告も、LINE用に最適化されたサイズやテンプレート、エフェクトを活用し、簡単に作成できる。

作成したクリエイティブは、LINE広告の管理画面である「LINE Ad Manager」内のメディアに直接アップすることができる(※2)ため、効率的に広告配信を行える。

LINE Creative Lab

(※1)LINE公式アカウントは「友だち追加広告」で利用するクリエイティブのみ対応。

(※2)LINE Creative Labのログインに用いたLINEアカウントと、LINE Ad Managerログイン時に作成したLINEビジネスIDを連携できており、管理者または運用者権限がある場合のみ。

二村

へえ、すごいじゃないですか。
四谷さん、動画なんて作れたんですね。

四谷

今まで作ったことなかったんだけど、LINE Creative Labを使ったら、動画クリエイティブも簡単に作れたのよ! ただ、果たしてこれがユーザーに刺さるのか自信がなくて……。
だから二村さんにちょっとお願いがあるんだ。

二村

なんですか……?
(嫌な予感がする)。

四谷

今回も、LINEさんに配信効果が出やすい動画クリエイティブのコツを聞きに行ってきます! なので、今日の会議は二村さんにお任せするね。
じゃ、よろしく!(ダッシュ)

二村

やっぱりー!? いつもそうなんだからー!
面白いネタ拾ってこないと許しませんからねー!

静止画広告で反応してもらえなかったユーザーに反応してもらえる!?
効果の出やすい“動画広告”のコツを聞きたい!

またしてもLINEのオフィスに突撃した四谷――。

四谷

というわけで、今度はLINE広告で配信する動画クリエイティブを作ったので、出来栄えを見てほしいんです!

グイグイ詰め寄る四谷と、LINE株式会社 プランニング統括本部 クリエイティブプランニング室 Creative Developmentチーム 岩村沙絵氏(中央)、LINE株式会社 プランニング統括本部 クリエイティブプランニング室 Creative Developmentチーム 柿崎菜々子氏(右)
岩村氏

またいらっしゃると思ってましたよ。
前回、動画広告に興味持ってらっしゃいましたもんね。

四谷

ウフフ、だってオススメされたら、チャレンジしたくなるじゃないですか~。
そもそも、動画広告って静止画広告とどう違うんですか? 手間がかかっても、やっぱり出した方がいいんですか?

柿崎氏

もちろんです。一般的に、動画広告は静止画広告よりも情報量を多く盛り込め、ユーザーに与えるインパクトが大きいといわれます。さらに、同じターゲット設定をしていても、普段から動画に親しんでいるユーザーなど、静止画広告で反応してもらえなかったユーザーに反応してもらえる可能性があります。
しかも、LINEアプリでは2022年9月にショート動画が楽しめる「LINE VOOM」というサービスのUIをリニューアルし、投稿コンテンツや広告が以前よりも大きく、フルビューアーで表示されるようになりました。
これにより、動画の視認性が大きく向上しましたので、企業様が動画広告にチャレンジするメリットが高まりました。

ショート動画を次々に閲覧できる「LINE VOOM」
四谷

確かに、LINEアプリの下タブの中央に“VOOM”がありますね。これはつい気軽に見てしまいそうです。
動画はどんな商材やジャンルに向いているんですか?

岩村氏

どんな業種にもオススメですよ!
国内の月間利用者数9,500万人(2023年3月末時点)のLINEユーザーに向けて広告を配信できるので、動画でも幅広いリーチが期待できます。また、動画広告は商品そのものに形がないサロン、フィットネスクラブ、保険などのサービスについて、ストーリーを持たせて訴求するのにも向いています。
静止画広告で配信をしているアカウントは、次のステップとして動画広告に取り組んでみてほしいですね。

柿崎氏

ちなみに、動画のフォーマットは「カード(横長)」「スクエア」「バーティカル(縦長)」の3種類がありますが、スマートフォンでより大きく表示されて見やすいスクエアまたはバーティカルがインパクト大です。

動画クリエイティブ作成のコツ ①
まずはシンプルな動画からトライしよう!

四谷

実は、さっそくLINE Creative Labを使って動画を作ってみたんですが、静止画がバラバラと切り替わるようなスライド式の動画しか作れなかったんです。
やっぱり、ちゃんとプロに頼んで、モデルさんを使って、CGを入れて――みたいなリッチな動画でないと反応は良くないですよね?

岩村氏

そんなことはありません!
今は、「UGC(User Generated Contents)」っぽい素材をもとにした手作り感のある動画のほうがユーザーには“自分ゴト化”しやすく、反応が良かったりするんですよ。

岩村 静止画クリエイティブと同じく、UGCっぽい身近な雰囲気のある広告の方が、訴求力が高くなる傾向があります。いかにもプロが作成したテレビCMのように、リッチすぎる動画を必ずしも目指す必要はありません。

四谷 なるほど! 動画クリエイティブを作る時は、どんなところに気を付ければいいですか?

柿崎 気を付けるべき点は、基本的に静止画クリエイティブと大きく変わりません。

  • ユーザーが“自分ゴト”として共感が得られること
  • 視認性を高めるためにも、訴求軸はなるべく絞る
  • 訴求メッセージは明確かつ具体的な事実に基づくものにする

こうした広告クリエイティブの基本ポイントについては、前回お伝えした静止画クリエイティブのコツを参考にしてくださいね。

実際に、商品画像の上にテキストを載せ、一番伝えたい部分のテキストだけが点滅するようなシンプルな動画で高い効果が出ています。

スタイリッシュでなくても親近感があるほうがいいし、シーンの切り替え時に変にエフェクトを付けるよりもシンプルに切り替えたほうがいい。工数をかけすぎる必要はないので、わかりやすさを優先して作りましょう。

動画クリエイティブ作成のコツ ②
動画は冒頭ゼロ秒時点と最初の3秒までが勝負

四谷

リッチな動画じゃなくても大丈夫と聞いて安心しました!
私の作った動画クリエイティブ、ユーザーに刺さるかどうか見てもらえますか?

柿崎氏

いろいろご指摘したいのですが、今のままだと、動画を最後まで見ないと何の広告かわからないのが難点です。

四谷 自然素材を活用したナチュラルなコスメだということを訴求したくて、きれいな風景や、お花や、水滴みたいなイメージ画像を使ってみたんですけど……。

柿崎 まず、LINEで表示される動画広告では“冒頭ゼロ秒時点”が自動的にサムネイルとして表示されます。つまり、ゼロ秒時点の表示が静止画としても魅力あるものになっていることが望ましいです。

四谷 ええっ、サムネイルは別で指定できるのかと思ってました。自動的にゼロ秒地点がサムネイルになるんですね。それだと、確かに私の動画冒頭はただの風景で、何についての広告かわかりませんね。

柿崎 四谷さんの作成した動画クリエイティブは、冒頭に風景が来て、よくよく続きを見ると最後にコスメが出てくる、初見のユーザーにはなんの広告かわかりにくい内容になっています。動画クリエイティブは、最初から最後まで訴求商品をイメージさせるようにして、一貫性を持たせておくべきです。

また、動画広告は「冒頭3秒」でいかにユーザーの興味を引くことができるかがとても大切です。ですから、「お得感のある訴求」や「商品の使用感」、「アプローチできるお悩み」などの勝ちの訴求ポイントが明確にあるならば、それを冒頭でアピールしてユーザーを引き込む工夫をしましょう。

岩村 あと、この動画は視認性も悪いですね……。画像が短い時間で次々に切り替わって落ち着きませんし、ユーザーを置いてきぼりにしてしまわないか心配です。

柿崎 最近は、ストーリー性のある動画がトレンドです。たとえば、何か問題や課題があって、それをどうしたら解決できるかという「ビフォー・アフター方式」や、商品を実際に試してみる様子や感想などをリアルな言葉で紹介する「試してみた」系の動画も効果が見込めると思います。

四谷 参考にします!

動画クリエイティブ作成のコツ ③
字幕テキストはマスト! 音声なしでも情報が伝わるようにしよう

四谷

動画広告のいいところは音声でも伝わるところですよね。ナレーションを入れて、その分、画面はシンプルにしたほうがいいですか?

岩村氏

電車内や外出先で音声をミュートしている人も多いので、字幕テキストは必ず入れましょう。

岩村 そもそも、LINEは電車内や外出先など音声ミュートした環境で利用されることも多いんです。広告に音声ナレーションを入れても聞いてもらえないことを想定して、同じ内容を字幕テキストで補足したほうがいいでしょう。

四谷 なるほど。では、情報を伝えるために、こんな感じの1コマを入れるのはどうですか?

 
(左)訴求内容をテキストで補足した動画、(右)動画の9秒時点のキャプチャ

柿崎 これはさすがに見づらいです!(苦笑) 静止画クリエイティブでもお伝えしましたが、可読性の高さはLINE広告を運用する上で大前提です。読みやすい文字色を心掛けるとともに、テキストの量も表示秒数に合わせて読み切れる量にしましょう。

四谷 表示秒数に合わせるのって、調整が難しそう。

岩村 LINE Creative Labのアドバンスモードなら、「シーンの長さ」という設定項目があるので、切り替える秒数を簡単に設定できますよ。最大6秒まで設定できるので、文字量が多い時は秒数を増やすといいです。

四谷 そういえば、動画広告といえば6~8秒以内に収めるほうがいいと聞いたことがあるんですが、今は違うんですか?

岩村 秒数はケースバイケースです。よりユーザーを引き込ませるストーリー性を作ることができれば、15秒や30秒の長尺動画も配信する価値はあります。

四谷 なるほど、ユーザーが長めの動画に慣れてきているんでしょうね。

動画クリエイティブ作成のコツ ④
バーティカル動画の重要な要素は「safe zone(セーフゾーン)」に配置する

四谷

あれ? 動画の上下が若干欠けていたり、表示されている文字がかぶったりして見づらい……。

柿崎氏

バーティカルサイズの動画は、タップする前は他要素とかぶって表示されることがあります。「safe zone(セーフゾーン)」を意識して配置しましょう。

柿崎 バーティカル動画は縦長で迫力がありますが、実際に広告が配信される時は、アカウント名やディスクリプションなどの要素が透過しているものの上下にかぶってくるんです。なので、その位置に大事なテキストや商品画像を配置していると、自然と見づらくなってしまいます。

見せたい要素は、他の要素がかぶらない「safe zone(セーフゾーン)」に配置するのをおすすめします。

重要な要素は「safe zone(セーフゾーン)」に配置する

四谷 本当だ! デバイスによっても見える位置にバラつきがあるんですね。

柿崎 なので、LINE Creative Labのプレビュー画面を見ながら大まかに調整するといいです。位置だけでなく、縮尺を変えると調整しやすいですよ。

四谷 なるほど、safe zoneですね。気を付けます!

四谷の作成した動画をベースに、柿崎氏が作成したモデルクリエイティブ。不必要なイメージ画像は省いた最低限の要素で、動画のゼロ秒目から訴求テキストを配置してユーザーの興味を惹くようにした。重要なテキストや画像はsafe zoneに配置。
◇◇◇
四谷

おかげさまで、LINE広告の動画クリエイティブのコツがよくわかりました! やっぱりプロの話は説得力が違うわ~。

岩村氏

そう言っていただけてよかったです。
今回はバーティカル動画をメインに解説しましたが、トークリスト上部に表示される「トークリスト」面に配信するクリエイティブにちょっとした動きがつけられる「画像(アニメーション)」が使えるようになりました。トークリストは、LINEのアプリ内でもっともアクティブ率が高い配信面なので、こちらもあわせて動画クリエイティブの作成をオススメしたいです。

「トークリスト」面に配信できる画像(アニメーション)フォーマット
柿崎氏

広告クリエイティブは1個作っておしまいではなく、色々作って検証を回していくことが大事です。LINE Creative Labなら、内容や訴求ポイントを変えるのも簡単ですよ。いろいろチャレンジしてみてくださいね。

四谷

ありがとうございます。
本当にLINE Creative Labって便利ですね。

岩村氏

LINE Creative Labは、プラットフォームであるLINEが運営しているサービスという点が売りで、ただ簡単に広告クリエイティブを作れるというところに留まらず、過去に反応の良かった広告をテンプレートに活かすことで、「LINE Creative Labを使ったら広告効果が良くなる」という“データドリブン”の方向性を目指しているんです。これからもどんどん進化していきますよ!

四谷

無料でクリエイティブが作れて、広告効果も上がるプラットフォームなんて、最高じゃないですかー! ステキ!
さっそく、お伺いした内容を記事にしなくっちゃ。
それでは、さようならー!

岩村さん、柿崎さん、ありがとうございました!

※ 記事中のアポなし訪問はコンテンツ制作上の演出であり、実際の取材はアポを取り、感染対策を行って実施しています。

※ Beforeクリエイティブは記事の演出上の表現です。各種ガイドラインに沿って、適切に入稿をお願いします

◇◇◇

日本国内でMAU9,500万人(2023年3月末時点)という圧倒的な月間利用者数を擁するLINE。老若男女、幅広いユーザーにリーチできるLINE広告だが、ショート動画が見られる「LINE VOOM」の登場で、より動画広告の価値が高まっている。

動画広告は作成が大変だと思われがちだが、「LINE Creative Lab」を使えば、手持ちの静止画やテキストなどを活用した“スライドショー”スタイルの動画を簡単に作成できる。手間がかからないため、複数の動画を作り分けて効果検証をすることも容易だろう。

今回のTipsを参考に、LINE広告で動画広告にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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