オイシックスが食品EC向け物流受託「オイシックスフルフィルメントサービス(オイフル)」開始
オイシックスは11月12日、食品ECに特化した物流拠点を活用し、三温度帯(冷凍・冷蔵・常温)の通販物流などを他社に提供する事業を開始した。
すでにリクルートホールディングスとの合弁会社ごちまる(本社東京都)が運営するグルメECサイト「ごちまる」や、三越伊勢丹府イードサービス(本社東京都)が運営する食品宅配事業「エムアイDeli」向けにサービスを展開している。
今後、食品EC事業者の物流を請け負うことで、来期の物流受託事業の流通総額を30億円に高めたい考えだ。
新サービスの名称は「オイシックスフルフィルメントサービス」(オイフル)。物流機能(梱包、荷造り、出荷)のほか、在庫管理機能、賞味期限管理機能(放射線検査含む)、クライアント企業のECサイトとのシステム連携などを提供する。また、オイシックスの商品と合わせた販売も可能とする。
三温度帯対応の物流センターで、デジタルピッキングなどの最新の設備も有しているため食品EC企業向けにサービスを展開していく考え。「オイシックスの物流だけでは物流センターの半分しか稼働できていない。物流受託を行うことで、稼働率を高めていきたい
」(広報)としている。
・「オイシックスフルフィルメントサービス(略称:オイフル)」について(Oisix)
→ http://www.oisix.com/shop.g6--aboutus--oiful__html.htm
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