衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

プロファイルに閲覧ユーザーを追加する[第7回]

プロファイルに閲覧ユーザーを追加する方法と、異動や退職で管理を引き継ぐ場合の設定方法を説明する。

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Googleアナリティクスを使ってアクセス解析レポートを見るのが「自分1人だけ」というケースは少ないと思う。今回は、新規に作成したプロファイルに、自分以外の閲覧ユーザーを追加するといった、ユーザー管理の設定をしてみよう。

まずは、第2回2ページ目の操作手順に従って、新規に作成した「プロファイルA」を開こう。

※読者の環境では別のプロファイル名かもしれないので、自分が作ったプロファイルを選ぼう。大元のデータを使うプロファイルではなく、データを加工して使うために作成した新しいプロファイルを開くこと(詳細は第2回を参照)。

ユーザーの設定画面を開く

メニュータブの左から3つ目の「ユーザー」(図1赤枠部分)をクリックすると、ユーザーの設定画面が表示される(図1)。最初の段階では、新しいプロファイル(プロファイルA)を作成した管理者である自分自身だけがユーザーとして設定されている状態になっている(図1青枠部分)。

図1:プロファイルの「ユーザー」タブを選択した画面
図1:プロファイルの「ユーザー」タブを選択した画面

新しいユーザーを追加する

図1の左にある「+新しいユーザー」(図1緑枠部分)をクリックすると、「プロファイルにユーザーを追加」の画面になる(図2)。

図2:「プロファイルにユーザーを追加」の画面
図2:「プロファイルにユーザーを追加」の画面
※追加するユーザーは、あらかじめGoogleアナリティクスのアカウントを持っている必要がある。アカウントの新規作成方法については、第1回を参照)。

メールアドレスを入力する

まず、追加したいユーザーのメールアドレスを入力する(図2赤枠部分)。これは、そのユーザーがGoogle アナリティクスにログインする際のメールアドレスだ。

役割を選択する

「役割」(図2青枠部分)は、「ユーザー」と「管理者」のどちらかを選ぶ。

  • 「ユーザー」を選ぶと、そのユーザーは、単にそのプロファイルを閲覧するだけの権限しか与えられない。
  • 「管理者」を選ぶと、Google アナリティクスの該当アカウントすべてのプロファイルを編集することが可能な権限を与えられる。

最後に[ユーザーを作成]ボタン(図2緑枠部分)をクリックすれば、ユーザー登録は完了する。

「ユーザー」を 1人追加した後の画面は図3のようになる。ユーザーが1人追加されているのがわかる(図3赤枠部分)。

図3:ユーザーを一人追加した画面
図3:ユーザーを一人追加した画面

役割を変更するには「設定」をクリックする

図3青枠部分の「設定」リンクをクリックすると、図4のような「ユーザーの役割を定義」画面になる。ここでは先ほど設定した「役割」を変えることが可能だ(図4赤枠部分)。

図4:「ユーザーの役割を定義」画面
図4:「ユーザーの役割を定義」画面

閲覧権限を抹消するには「削除」をクリックする

一方、このユーザーの閲覧権限を抹消する場合は、図3青枠部分の右側の「削除」リンクをクリックする。すると、最終確認画面が出てくるので、削除してよければ「ユーザーを削除」ボタンをクリックして、削除を完了する。

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

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