衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

3人目のユーザーを追加する

3人目のユーザーを追加する

さて、2人の閲覧者がいる状態で、さらにユーザーを追加してみよう。

「+新しいユーザー」(前ページ図3の緑枠部分)をクリックすると図5の画面になる。図2と異なるのは、「ユーザー選択方法」というエリア(図5赤枠部分)が増えているところだ。

  • 上:アカウントに新しいユーザーを作成し、このプロファイルへのアクセスを許可する
  • 下:アクセスを許可する既存のアカウントユーザーを選択する

の2つの選択肢がある。

図5:3人目の閲覧ユーザーを追加しようとして、表示された画面
図5:3人目の閲覧ユーザーを追加しようとして、表示された画面

新規ユーザーを3人目として追加したいときは上を選択する

先ほど2人目のユーザーを追加したときと同じように、これまでにGoogleアナリティクスのどのプロファイルにも登録されていないユーザーを追加したいときは、上を選択する。上を選択すると、2人目の閲覧ユーザーを追加しようとしたときの画面である図2と同様に青枠部分で新規ユーザーを普通に追加登録していけばよい。

既存ユーザーを3人目として追加したいときは下を選択する

ここで示した例では下を選択することはない。これは、他のプロファイルへのアクセスを許可されているユーザーを、または別のプロファイルにもアクセスできるように指定する場合の選択肢だ。

Googleアナリティクスを使っていくうちに、だんだんとプロファイルや閲覧ユーザーが増えてくる。複数のプロファイルがすでに存在し、その閲覧権を持っている人も複数いる場合には、この「アクセスを許可する既存のアカウント ユーザーを選択する」のほうを選択するとよい。

選択すると、図6のような画面になる。

図6:「プロファイルへのアクセスを許可するアカウントユーザーを選択する」画面
図6:「プロファイルへのアクセスを許可するアカウントユーザーを選択する」画面

左の「使用可能なユーザー」(図6青枠部分)には、プロファイルが複数存在する場合、それらのプロファイルで「ユーザー」か「管理者」のいずれかに登録されている全部のユーザーが表示される。複数のプロファイルを複数の人が閲覧しているような場合に、簡単にユーザーを選択できるようにするための工夫だろう

当然ながら、今回のように、新規にアカウントを作り、プロファイルを作り、管理者以外にはまだ1人の閲覧ユーザーしか登録していない状態では、「使用可能なユーザー」(図6青枠部分)には誰も表示されていない。

閲覧ユーザーを追加するには

図6の画面の利用方法だが、選択可能なユーザーがいれば、左側の「使用可能なユーザー」(図6青枠部分)に、そのメールアドレス(Googleのアカウント)が一覧表示される。追加したいユーザーを選択(クリック)してから、[追加>>]ボタン(図6緑枠部分の上)をクリックすると、右側の「選択したユーザー」のブロック(図6赤枠部分)に移動し、閲覧ユーザーに指定される。

閲覧ユーザーから削除するには

逆に、右側の「選択したユーザー」(図6赤枠部分)に表示されたユーザーを閲覧ユーザーから削除する場合は、右側に表示されたメールアドレスをクリックし、選択した状態で、[<<削除]ボタン(図6緑枠部分の下)をクリックすればよい。

追加する場合も削除する場合も、最後に左下の[アクセスを許可]ボタン(図6黒枠部分)をクリックすれば、ユーザー登録(または削除)が終了する。

権限の変更などが必要であれば、ユーザー管理画面に戻って(図7)、ここから該当ユーザーの「設定」リンクから編集する。

図7:ユーザー管理画面
図7:ユーザー管理画面

ここまでがユーザー管理の基本だ。この先は少々込み入った話になるので、関心のある方だけでもいいだろう。

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

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