「管理者」の閲覧権限を削除するには?
会社ではよく、人事異動や退職などといった理由で、プロファイルを管理している人が、別の人に管理を引き継ぐ場合がある。そのような場合に問題になるのが、古い管理ユーザーの「管理者」権限の削除だ。というのも、いったん「管理者」に設定されたユーザーは、簡単に削除することができないからだ。
「管理者」は削除できない
たとえば、下の図7では、「管理者」が2人存在するが(図7赤枠・青枠部分)、どちらも「削除」のリンクがグレーになっていて、選択して削除することができない。「管理者」といえども、勝手に自分を閲覧ユーザーから削除したり、他の「管理者」を削除したりすることはできないのだ。
「管理者」を削除する方法
「管理者」である自分の閲覧権限を削除する場合は、他の「管理者」権限を持つユーザーに頼んで、
- 自分の設定を「管理者」から「ユーザー」に変更してもらう
- 自分の閲覧権限を削除してもらう
という手続きを経る必要がある。
上の例で言えば、自分(赤枠部分)の閲覧権限を削除したいとすれば、まず青枠部分の「管理者」ユーザーにその旨を依頼しよう。
彼の画面では、上の例とは逆に、自分(赤枠部分)の「設定」のリンクが有効になっているはずなので、そのリンクをクリックしてもらい、ユーザー設定の画面(前ページの図4)で、役割を「管理者」から「ユーザー」に変更してもらう。役割が「ユーザー」に変更されれば、図7緑枠部分のように、「管理者」が削除できるようになる。
そのまま続いて、彼に削除の作業を実行してもらえれば、「管理者」権限を持つ自分の閲覧権限はなくなるので、新しい「管理者」に管理を引き継げばよい、というわけだ。
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この記事の筆者
衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)
1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。2023年活動停止。
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