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資生堂がスマホ向け新サービス「ワタシメイク分析」、顔写真や問診で商品やテクニックを提案

5 years 8ヶ月 ago

資生堂は総合ECサイト「ワタシプラス」内で、顔写真や簡単な問診から1人ひとりに合わせたメイクテクニックやおすすめのアイテムを提案するスマートフォン向けサービス「ワタシメイク分析」を9月7日から開始した。

「ワタシメイク分析」とは

専用サイトで顔写真を撮影し4つの質問に回答すると、顔の各パーツや特徴、パーソナルカラー、印象を分析。分析結果からユーザーに適したアイテムを提案し、アイテムを使った詳しいメイクテクニックを解説する。

資生堂 ワタシプラス ワタシメイク分析 パーソナル分析 メイク・美容 スマホ用サービス
「ワタシメイク分析」利用の流れ

提案するアイテムはアイシャドウやアイブロウ、口紅など。資生堂のヘアメイクアップアーティストが監修している。

資生堂 ワタシプラス ワタシメイク分析 パーソナル分析 メイク・美容 スマホ用サービス
分析結果画面の例。目や口のタイプなどの結果やおすすめのメイクキットを表示

提案したアイテムはスマートフォン上でシュミレーションできる。シュミレーション可能なブランドは「MAQuillAGE(マキアージュ)」「INTEGRATE(インテグレート)」「MAJOLICA MAJORCA(マジョリカマジョルカ)」の3種類。

気に入った商品があれば、資生堂の総合ECサイト「ワタシプラス」で購入できる。

サービス開発の背景について、資生堂は次のようにコメントした。

メイクに関する情報は、雑誌やWEB、SNSなどを通じて数多くあるものの「情報が多くて選べない」「自分に合う化粧品やテクニックを見つけるのは難しい」「実際に色を試してから購入したい」という悩みを抱える方が多いことがわかりました。

また昨今、店頭でのカウンセリングやテスター利用が制限されている状況の中、非接触あるいは自宅でメイクを試す需要が高まっており、今回のサービスを開始しました。

藤田遥
藤田遥

ガリバーのサイト刷新で起きた「表示スピード遅延」の悲劇。解決に導いたSpelldata社の対策と「SmartJPEG」導入の効果

5 years 8ヶ月 ago
中古車販売と買取の「ガリバー」(運営はIDOM)のWebサイトは、リニューアル後に表示スピードが遅延する事態に。それを救ったのが企業のWebパフォーマンスチューニングサービスのSpelldata社と画像軽量化ソフトウェアの「SmartJPEG」。トラブル要因から解決までの道のりを解説します
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中古車の販売と買取で知られる「ガリバー」を展開するIDOMは、全国に約500店を構えるガリバー店舗への送客、新規顧客の集客媒体としての役割を担うWebサイト「221616.com」を運営している。2016年のサイトリニューアル後、複数の要因で「表示速度の遅延」や「サイト流入量の減少」というトラブルに見舞われた。

Webサイトの致命的な問題をどのように洗い出し、改善につなげたのか。表示速度の遅延発生理由から解決に至るまでの道筋を、サイト責任者を務めるIDOMの村田創氏(マーケティングチーム)に聞いた。写真:吉田浩章

サイトリニューアル後、表示速度の遅延トラブルが発生

非機能要件が固まらないままのプロジェクト進行が引き金

IDOMが運営する「221616.com」は、全国に約500店あるガリバー店舗への送客や、新規顧客の集客媒体として機能するWebサイト。店舗送客の約半分を占めるIDOM最大のWebサイトだ。

「221616.com」のトップページ
「221616.com」のトップページ(画像:編集部がキャプチャ)

「221616.com」の責任者を務める村田創氏(マーケティングチーム)は、22年前に前身のガリバーインターナショナルに入社。企画部門などを経て、2015年に現在のポジションに就いた。

順調に運営が続いていた「221616.com」だったが、2016年のサイトリニューアル後、「ビックリするくらいサイトが遅くなった」(村田氏)トラブルに見舞われる。

以前はデータベースから直接コンテンツを引っ張ってきていたため、画像を含むコンテンツの表示スピードは速かった。2016年、サイトの利便性向上とさらなる発展をめざしRDB(リレーションデータベース、関係データベース)の構築、CMSを導入するリニューアルを実施。マーケティング部門が中心となりプロジェクトを率いた。

だが、社内のIT部門との連携不足などもあり、外部の開発企業との間で要件定義が難航。ローンチ日が決まっているなかスケジュールの変更は効かず、不安定なままプロジェクトが進行したことで、リニューアル後、「表示スピードが遅くなる」トラブルが発生した。

「クロールバジェットの悪化」とどう向き合ったか

「表示スピードが遅くなる」現象は、いくつかの致命的な問題につながった。その1つが、クロールバジェットの悪化だ。

クロールバジェットとは、ある一定の与えられた時間内にGooglebotがクロールしインデキシング(※編注:データ検索エンジンデータベースに登録されること。「インデックス化」とも呼ばれる)するページ数を指す。

Googleは、登録されているWebサイトを巡回してチェックするGooglebotという「クローラー」を使っている。このクローラーが、登録サイトの内容をチェック。検索エンジン側で内部アルゴリズムと照らし合わせて、サイトの順位付けを行う。

「221616.com」では、表示速度が遅くなったことで、ページが表示しきらないままクロールが上限に達するという問題が発生。上限に達すると、ボット側が「新たにクロールする必要がない」と判断し、さらに検索結果に悪影響が出る状況に陥った。

2018年9月7日に開催された「Google Webmaster Central office-hours hangout」で、GoogleのJohn Muller(ジョン・ミュラー)氏は、「HTMLは100~500msで送信されるべきで、1秒を超えるとクローラーがタイムアウトする」と説明している。しかも、そのクローリングのほとんどは米国のシカゴから行われているので、日本国内ではなく、米国で1秒以内にHTMLが配信されなければならない

日米間の物理的な距離のために、日本国内でHTMLが200~300msで配送できなければ、米国のシカゴでは1秒を超えてしまうのだ。

遅延とクロールバジェットの削減が繰り返されることで、「221616.com」のコンテンツが上位表示されず、既存顧客が検索しても再訪問できない、新規顧客の流入が減るなどの問題につながった。「負のスパイラルに陥っていた」と村田氏は当時を振り返る。

IDOMの村田創氏
IDOMの村田創氏(マーケティングチーム)

クルマの買い替え検討タイミングは、7-8年に1回しかない

クルマは商材の特性上、買い替えまでに7-8年を要する。数年に1回ある車検の前が主な買い替え検討タイミングになるが、7-8年間で検討期間は計3か月程度にしかならない。さらに7-8年も経つとライフステージの変化などもあり、必要とされるクルマにも違いが出るなど、同じ顧客でも都度、求める商品が変わってくる

こうしたさまざまなシチュエーションやニーズの変化に対応しながら、クルマの買い替え時に既存顧客が「思い出す場所」としてガリバーを挙げるか、またクルマの購入を検討する新規顧客の“3か月間の検討期間”におけるクルマ選びのメインサイトになれるか――。

新規顧客と既存顧客、双方のサイト訪問を促す必要があるなかで、サイトの表示遅延という壁が大きな問題として立ちはだかった。

Spelldata竹洞氏との出会いで課題解決に向け前進

サイトの表示遅延に手を打つための対策を探していた頃、村田氏が出会ったのが、Webサイトパフォーマンスチューニングサービスを提供するSpelldata の竹洞陽一郎代表だった。竹洞氏はWebサイトのパフォーマンス分析の専門家で、年間100以上のWebサイトの計測データの分析に携わっている。ソフトウェア工学の一分野であるパフォーマンスエンジニアリングに定評があるという。

Spelldataはパフォーマンスエンジニアリングの専門企業
Spelldataはパフォーマンスエンジニアリングの専門企業。コロナ禍で需要が伸びているネットスーパーや、マスクの製造・販売を開始したWebサイトなどシステムのボトルネック解消で、アクセス過多でも繋がりやすい高速なサイトにすることが可能(画像:Spelldataのサイトトップページ、編集部がキャプチャ)

竹洞氏に絶対的な信頼を置く村田氏はこう言う。

Webパフォーマンスを改善するには、海外のツール含め外部サービスを使うことが多い。竹洞氏のように専門家と名乗る人は多くいるが、自身の言葉で「なぜこのツールを使うべきなのか」「なぜ今これをするべきなのか」と統計的品質管理のやり方やパフォーマンスチューニングの理論に基づいて語れる人は少ない。その点竹洞氏はご自身なりの解釈があり、一本筋が通っている。 (村田氏)

村田氏は、高度で具体的な専門知識を持つ竹洞氏なら、当時IDOMが抱えていた課題を解決できるはずだと考えた。だが、竹洞氏の知見はITのプロフェッショナル集団である社内のIT部門も凌駕し、「我々が知る世界から思いっきり逸脱していた」(村田氏)。

そのため、最初はなぜ外部のSpelldataに依頼をするべきか、社内の理解を得るのに苦労したという。

竹洞氏に依頼後、すぐにWebパフォーマンスが改善されたわけではないが、さまざまな施策を施したことで徐々に解決に近づいていった。

村田氏は竹洞氏との出会いにより、「計測し続けることの重要性」を学んだという。

複数の担当者がそれぞれ任意のタイミングで計測し、「速い」「遅い」と結論を出すのではなく、一定の基準を設けて計測し続ける。「血圧や体重のようなもの」と村田氏は表現する。

そうして正しくサイトの表示スピードの計測を続けながら、最適解を探っていく。

最近社内で、「作用、反作用」という言葉を使って説明することがある。良かれと思って行ったことが、実は反対側のところで悪影響になっていることもあるという意味だ。自身では「最適」と思ったことでも、実はそれは「部分最適」に過ぎず、「全体最適」になっていないこともある。サイトは常に手入れをしながら、全体最適をめざして改善していくものだと教えてもらった。(村田氏)

IDOMの村田氏
「竹洞さんは僕たちにとって、お医者さんのような存在」と笑顔を見せる村田氏

SmartJPEG導入から1年で画像容量が98%減

そんな竹洞氏がIDOMの支援開始後、サイトのパフォーマンス改善に役立つと村田氏に提案したのが、ソフトウェア開発を行うウェブテクノロジの画像軽量化ソフトウェア「SmartJPEG」だ。

村田氏が表示スピードの遅延問題に直面していた頃、携帯網は上限30Mbps程度の4G。「画像も含めて、素早くコンテンツを読み込む改善が必要」(村田氏)と考え、自身でも画像軽量化ソフトを探していたという。だが、「他社はすごく金額が高く、コンテンツの作り方をゼロから見直さなければ、導入しても割に合わなかった」(村田氏)。

「221616.com」では、全国約500店舗の店長が、自身のスマートフォンなどで撮影した「重い画像」を使用する。さらに中古車という特性上、傷やボンネットの中まで含め、1車体あたりの掲載枚数は30枚近くにもなる。

「221616.com」に掲載された商品ページ
「221616.com」に掲載された商品ページ。26枚の画像が掲載されている(画像:編集部がキャプチャ)

コンテンツ制作フローを変えないまま、面倒な編集作業をしなくても大量の画像をアップするには? 見た目のクオリティを変えず、サイトの表示スピード遅延を避けるには? あらゆる面から考え、「SmartJPEG」の導入しかなかったという。

もちろん競合他社とも比較したが、圧縮技術をはじめ、価格面・導入時の負担が圧倒的に少なかったのが決め手となった。

Spelldataの試算では、「SmartJPEG」の導入により、「221616.com」に掲載している画像容量は60%程度減るのではと考えていた。だが、蓋を開けてみると、「1年後、98%減になっていた」(村田氏)。

<SmartJPEGとは>
SmartJPEGは、Webサイト上の画像を綺麗なままの画質で軽量化するソフトウェア。 ゲーム業界でマーケットシェア1位を獲得しているウェブテクノロジの画像処理ノウハウを採用している。ビームス、ワークマン、トイザらスなどの大手ECサイトを始め、情報サイトなど、画像点数の多いWebページのデータ転送量削減を実現する。
「SmartJPEG」紹介サイトのトップページ
「SmartJPEG」紹介サイトのトップページ。大手EC事業者が数多く利用する(画像:編集部がキャプチャ)

サイト流入量が2倍に拡大

店舗送客量も順調に推移

画像容量が減れば、画質を落とさずに表示スピードが改善される。最近は格安SIMの普及などにより、「月末になるとスマホのデータ通信量が減って……」という悩みを抱える消費者も少なくない。

ジャストシステムが2020年1月に発表した調査結果によると、ECサイトやECアプリの応答速度の遅さが原因で離脱した経験がある人に、「離脱したときの平均的な時間」を聞いたところ(スマートフォンからのEC利用時)、「1秒未満」と回答した人は2.9%。「1~2秒未満」は6.1%、「2~3秒未満」は9.0%、「3~5秒未満」は18.4%だった。ECサイトやECアプリが反応しなくなってから5秒未満でも、36.4%が離脱している。

こうした状況下、昨今の消費者ニーズを踏まえると、月末の「ギガが足りない」状態でWebページに画像を大量に掲載していると、速度制限に引っかかってなかなか表示されない「イライラするサイト」になり、来訪者の離脱につながってしまう。

「SmartJPEG」の導入により画像容量を減らせたことで、「221616.com」の来訪者はストレスなく商品の検索や、サイト内の回遊ができるようになった。またページの表示速度が速くなったことで、クロールバジェットが改善。インデックス(※編注:検索エンジンがページをデータベースへ登録すること)量が増えたことで、検索結果が改善され、課題となっていた既存顧客の再訪問率が元通りになった。

再訪問率が改善されれば、IDOMとしてはリソースを「新規顧客開拓」に振り分けることができ、その分売上向上も見込める。

実際、リニューアル直後と比較すると、「流入量は2倍になった」(村田氏)という。サイトから店舗への送客数についても数値は非公開だが、「間違いなく増えている」と村田氏は自信を見せる。

ページの表示速度改善は直帰率にも影響を与え、従来70%程度あった直帰率が、「ここ2年で50%程度にまで下がった」(村田氏)。

データ転送料が半分に

コスト削減=次の投資に回せる

「SmartJPEG」の導入は、データ転送料にも劇的な効果を見せた。

データ転送量、転送コストが従来の半分程度になった。「SmartJPEG」の利用料をまかなって、さらにおつりが来るほど通信回線やCDNの配信費用の削減になっている。(村田氏)

データ転送コストの改善は、「想定外の嬉しい結果」と村田氏は笑顔を覗かせる。

固定費が下がればその分、次の投資に回せる。当社は現在、店舗への送客装置としてサイトを運営しているが、今後はオンラインだけでクルマの購入を完結できるようにもしていきたい。5Gの世界が来たら、静止画に限らずいろいろなソリューションを導入できるかもしれない。現在予算をあげて、次の一手を検討しているところだ。(村田氏)

◇     ◇    ◇

今後5Gが普及していけば、商品をつぶさに拡大表示して確認するための2Kや4Kの高解像度の画像の需要が高まる。携帯各社はすでに5G回線契約の容量無制限を打ち出しており、通信容量を気にせずに通信できる時代は遠からずやってくる。

その際、商品の魅力を伝えるため高解像度の画像を使いたいが、通信容量の増大に伴う通信回線費用が大きな負担になる事業者にとっては、IDOMのように、高解像度のまま通信費用を抑えられれば、さまざまなメリットを得られそうだ。

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公文 紫都
公文 紫都

流通総額は「楽天市場」単体で3兆円、物流に2,000億円投資。三木谷社長は顧客ロイヤルティと品質に自信【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

5 years 8ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2020年8月31日〜9月6日のニュース
ネッ担まとめ

楽天は引き続き品質面の向上を進めていくようです。コロナの影響でECに慣れたユーザーが増えてきましたので、お得感よりも品質面に目が向いてくるのは当然の流れですね。

楽天は引き続き品質の向上に取り組むようです

楽天・三木谷社長が語った「モバイルとのシナジー」「コロナ禍の楽天市場」「物流への投資」【2020年夏の講演要旨】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7965

楽天が2020年下期に取り組むこと――「送料無料ライン」「RMS新機能 One Platform」「流通状況」【戦略まとめ】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7969

まとめると、

  • 7月に楽天モバイル契約者の47%が楽天市場で買い物をした。「楽天モバイルと楽天ポイント、『楽天市場』のシナジーは極めて高いと思っている」(三木谷社長)
  • 4月~6月期における物販のショッピングEコマース流通総額は前年同期比48.1%増、送料込みライン導入店舗は、未導入店舗と比べて成長率は約20ポイント高かった
  • 店舗がより効率的に運営を行えるよう、店舗運営システム「RMS」に新機能「One Platform」を2020年秋頃に追加予定

物流拠点とラストワンマイルを拡大することで、独自の配送ネットワークを構築する「ワンデリバリー」構想では2000億円超の投資を計画する楽天。

楽天のEC需要拡大に向けた戦略
楽天のEC需要拡大に向けた戦略

「ワンデリバリー」構想の中核を担う物流代行サービス「楽天スーパーロジスティクス」について、三木谷社長は「大赤字事業」と説明。続けて、「物流が増えればトントンまで持っていけると思っていますが、市場出店者のビジネスをサポートするための事業」と改めて趣旨を強調した。
https://netshop.impress.co.jp/node/7965

図にあるように楽天の戦略はわかりやすいですね。コロナの影響でEC利用者が増えたのは一過性のものではないので、新規ユーザーに安心して買ってもらえるように品質面の向上に取り組む。出店者に対しても手厚くして着実に足場を固める。当然、配送も増えるので自社物流をどんどん拡大する─。

Amazonはレビューの信頼性が低くなっていることと悪質な業者が絶えないので、品質を向上させていけば楽天を選んでもらえるという自信もあるんでしょうね。派手な発表はなかったものの、確実に成長していくことがわかる発表内容でした。

自分たちの色を明確にして、来てほしいお客さんに来てもらう

オウンドメディア、Twitter…情報発信の極意をベイジ・枌谷さんに聞いてみた | ナイルのSEO相談室
https://www.seohacks.net/blog/column/6727/

まとめると、

  • 価値観が合わない顧客を説得して動かすのはほぼ無理。価値観を共有できる顧客に出会うために、マーケティングに力を入れるべき
  • 自分たちならではのメッセージを持つことが大事。他社と横並びにならないメッセージを開発すれば、サービスの優越や価格だけで選ばれることもなくなる
  • 業界の顔色をうかがって好かれようとするより、顧客やユーザーに対してフェアであるべき

コラムだったり、取材記事だったり、SNSでの発信だったり……その隅々にメッセージが息づいていると、勝手にそれがブランドになって、同じサービスを提供しても違う目で見られるようになるのかなと思います。
─ベイジ 代表取締役 枌谷力(そぎたに つとむ)氏

情報発信は見せ方よりも見られ方を意識するということですね。見せ方を考えることがブランディングというイメージがありますが、相手にそう見てもらえなければ意味がありません。自分たちの言葉で発信し続けることで、見られ方がそろってきてブランドになっていきます。ネットショップも価格や利便性だけではなく、自分たちの考えでも選んでもらえるようにしたいところです。

「顔がある商品」を開発したブランディング事例

創業47年目の初挑戦。老舗ステンレス加工メーカーが、自社ブランド商品販売の舞台に「BASE」を選んだワケ。 | BASE U
https://baseu.jp/16135

まとめると、

  • 熊本県でステンレス部品製造を手がける丸山ステンレス工業の丸山社長は、5年後10年後を考え、自社ブランドという「顔がある商品」を開発したいと考えた
  • インテリアやステーショナリーなどいろいろと考えたが、男ばかりの会社のため、アウトドア商品なら社内の目線が合うと判断し、デザイン性の高いコンパクトな焚き火台を開発した
  • 家族や友人に「こんなの作っているんだ」と話すことができるようになり、社員のモチベーションや仕事へのプライドにつなげることができた

(クラウドファンディングは)たしかに未知数で、不安もありましたが、いきなり一般販売を開始するよりクラウドファンディングで実績を作った方がやりやすいかな、と。

どれくらい注文が入るのか、注文があったらあったで滞りなく届けられるのか、という不安を抱えながらのチャレンジでしたね。

通販ありきではなくて「顔のある商品」を作ることが目的で、それをどう売っていくのかを考えた結果、クラウドファンディングや通販を開始するに至ったということですね。販売のことだけを考えると売りやすそうな商品を開発したくなりますが、そこも自社の社風を考えてアウトドア商品を開発しています。ECは競合がどんどん増えているので、自社の強みをしっかり出さないと売れない時代です。

EC全般

EC売上向上に必須な写真・動画撮影 トレンドの踏まえかた・クオリティの上げかたを伝授 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/8204

「生活感のあるリアル写真」がトレンド。これは人気ショップを見てもわかりますよね。

「Shopify」ストアと、フルフィルメントサービス「Fulfillment by ZOZO」を連携する【EC構築支援サービス】をコロニーインタラクティブが提供開始(2020年8月~) | prtimes(コロニーインタラクティブ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000024492.html

楽天と連携できるShopifyがZOZOとも連携可能になりました。この先も連携できるモールが増えそうですね。

オンライン“ライブ”、2024年に1000億円規模へ 周辺産業にも波及効果 | BCN+R
https://www.bcnretail.com/market/detail/20200831_188434.html

ライブがオンラインになればそれを楽しむ用のグッズも必要になってくるはず。そこに新たなチャンスが。

2020年9月より新デザインの制服を着用開始~さらなる「働きやすさ」と「環境への配慮」を追求し、オリジナルの素材を開発~ | ヤマトホールディングス
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2020/20200821.html

見慣れない制服の人が配達に来ても驚かないようにしましょう。逆に古い制服には警戒を。

【グラバンゴー】、コンビニにAmazon Goキラー導入!低コストで食品スーパーにも拡大? | 激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ
http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/52099763.html

Amazon Goよりもお手軽にできるとなればあっという間に広がる可能性も。

WEB特集・その広告 行き過ぎていませんか? | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200902/k10012596121000.html

広告も自社のブランドだということをお忘れなく。

初の「TikTokクリエイター白書」を発表。バズるコンテンツの裏にはクリエイターたちの秘策が! | TikTok For Business
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/4119

「冒頭のインパクト」「飽きさせない展開」「オチをつける」がポイントとのこと。

今週の名言

断られても可能性がゼロじゃなかったら諦めない。チャレンジしなかったら失敗や挫折もないけど、何の結果も生まれないじゃないですか。
─写真家 山田一仁氏

【日本の名カメラマン】 世界最高峰で活躍 プレミアリーグも認めた「カズ」 | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/feature/1794

何事もやる前からあきらめていてはダメですよね。やってみて得られることは多いので、どんどんチャンレジしましょう!

森野 誠之
森野 誠之

「少量生産」が生み出す魅力とは? D2Cクラフトアイス「HiO ICE CREAM」が語る、美味しさ追求のために大切にする3つのアプローチ【9/17無料ウェビナー】

5 years 8ヶ月 ago

「少量生産・少量消費」という概念をアイスクリームに持ち込んだ注目のアイスクリームブランド「HiO ICE CREAM」。ECを「本店」、東京・自由が丘に構える工房兼店舗を「ショールーム」と位置づけて2019年4月から運営をスタート、ファン層を拡大しています。

「少量生産」で生み出す価値とは? 編集部は「HiO ICE CREAM」のビジネスモデル、注目が集まる理由などを紹介するウェビナーを、9月17日(木)16:00~17:00に開催します。

最近ではナチュラルローソンでの取り扱い、ブルーボトルコーヒーとのコラボも展開している「HiO ICE CREAM」。躍進を続ける理由、美味しさを追求するための「3つのアプローチ」を、D2Cビジネスに詳しいフラクタの河野貴伸氏が、創業者の西尾修平氏(HiOLI  代表取締役社長兼CEO)にお聞きしていきます。

開放感のあるガラス張りの工房兼店舗。ECで販売するアイスクリームもすべてここで製造している(画像:HiOLI提供)

「少量生産」だからこそ実現できるのが味へのこだわり。代表自ら全国各地を歩き回り、「本当に美味しい」と感じる旬の素材だけを使用して作るアイスクリームは、サブスクリプションモデルで毎月顧客の手元に届けます

工房で導入しているマシンで製造しているようす(画像:HiOLI提供)

「HiO ICE CREAM」のサブスクモデルは、毎月異なるフレーバー2種類をそれぞれパイントカップ(473ミリリットル)に入れて送るというもの。送料込みで2,700円。市販のアイスクリームと比較すると高価格帯に分類される商品です。

サブスク会員になると毎月届くパイントカップサイズのアイスクリーム2種(画像:HiOLI提供)

それでも、一度その味や「HiO ICE CREAM」のこだわりを体験した人はサブスクリプションを継続するといいます。

こうした「強いブランド」はどのように作り上げられているのでしょうか?

<こんな事業者にオススメ>

  • D2Cブランドを立ち上げたい
  • 自社ブランドを強化したい
  • サブスクリプションの継続率を高めたい

<こんなことが学べます>

  • 「美味しさ」へのこだわりを追求するために採っているアプローチ
  • D2Cブランド立ち上げのノウハウと運営のコツ
  • コミュニティ起点にブランド力を高める方法
  • 憧れの他社ブランドとのコラボを実現するには?

詳細とお申し込みは以下をご確認ください。

注目のD2Cクラフトアイス「HiO ICE CREAM」が目指すコミュニティから生まれるブランド作り。美味しさ追求のために大切にしている3つのアプローチとは?

  • 日時:2020年9月17日(木)16:00~17:00
  • 参加費:無料
  • 参加申込方法:以下のフォームよりご登録ください。当日の参加URLをメールでお送りいたします。(アンケートのご協力もお願いいたします)
  • YouTubeライブ配信:当日はYouTubeライブ配信も行う予定です。URLは、当日ネットショップ担当者フォーラムのFacebookイベントページにてご案内いたします。https://www.facebook.com/events/3459993317414309/

<登壇者プロフィール>

株式会社HiOLI 代表取締役社長兼CEO 西尾修平氏
株式会社HiOLI 代表取締役社長兼CEO 西尾修平氏
1980年生まれ。2003年に大手人材情報サービス企業に入社し、人材採用コンサルティングや子会社経営企画等を担当。その後、投資ファンド運営会社、東証マザーズ上場IT企業の取締役等経て、2016年に製菓のスタートアップ企業に参画し、副社長・社長として新ブランドの立ち上げ、海外展開等を推進し、2018年に退任。2018年8月、クラフトスイーツを手がける株式会社HiOLIを設立 。2019年4月クラフトアイスクリームブランド「HiO ICE CREAM」、2020年4月クラフトバタースイーツブランド「Butters」を立ち上げ。
株式会社フラクタ 代表取締役 河野貴伸氏
株式会社フラクタ 代表取締役 河野貴伸氏
Shopify日本公式エバンジェリスト、株式会社Zokei社外CTO、ジャパンEコマースコンサルタント協会講師

株式会社土屋鞄製造所 元デジタル戦略担当取締役(~2020/3/31)。1982年生まれ。東京の下町生まれ、下町育ち。2000年からフリーランスのCGデザイナー、作曲家、webデザイナーとして活動。美容室やアパレルを専門にWebデザイン・ロゴ・パンフレットなどの制作を手がける。「日本のブランド価値の総量を増やす」をミッションに、ブランドビジネス全体への支援活動及びコマース業界全体の発展とShopifyの普及をメインに全国でセミナー及び執筆活動中。

ご登録いただだきましたメールアドレスに、当日のWebinar用URLをお送りいたします。

公文 紫都

ショッピングSNS「ROOM」にコーディネート機能導入。「楽天市場」商品ページへのリンクやブランドのタグ付け可能

5 years 8ヶ月 ago

楽天はショッピングSNS「ROOM」にコーディネート機能を導入した。コーディネート機能は、投稿者自身が撮影したファッションコーディネートの写真に、着用アイテムの情報を連携して投稿できるもの。

楽天 ROOM コーディネート機能 楽天市場 Rakuten Fashion
「コーディネート機能」投稿の方法(画像は楽天使用から編集部がキャプチャ)

投稿時に着用アイテムのブランド名やサイズ、カテゴリー、カラー情報をタグ付けできる。「楽天市場」や「Rakuten Fashion」で購入できるアイテムは、商品ページのURLをリンクすることが可能。

楽天 ROOM コーディネート機能 楽天市場 Rakuten Fashion
「コーディネート機能」を使用して投稿した画面(画像は「ROOM」サイトから編集部がキャプチャ)

閲覧するユーザーは、自身の好みに合うユーザーのコーディネートからファッションアイテムを見つけ、ブランド名などの情報を確認したり「楽天市場」などでアイテムを購入したりできる。

投稿したアイテムが閲覧したユーザーに購入されると、投稿者は商品カテゴリーや自身の「ROOMランク」に応じて楽天ポイントを獲得できる。

「コーディネート機能」は「ROOMランク」がSのユーザーや「ROOM」が認定したオフィシャルユーザー、「楽天市場」出店店舗などの法人アカウントを中心にサービス提供を開始し、順次対象ユーザーを拡大予定。

藤田遥
藤田遥

青山商事がネットとリアルの融合を加速、「デジタル・ラボ」導入店を41店に拡大

5 years 8ヶ月 ago

青山商事は9月5日から、ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」を新たに「洋服の青山」10店に導入し、順次運用を開始した。「デジタル・ラボ」導入店舗数は「洋服の青山」で41店。

導入するのは8県の「洋服の青山」。青森県・静岡県・岐阜県・広島県・島根県・徳島県の6県は県内初導入となる。

「デジタル・ラボ」は、ネットの豊富な在庫数とリアル店舗の接客サービスの両メリットを最大限に生かしたシステム。導入店の店内には、青山商事のEC サイトと連動するタッチパネル式の大型サイネージやタブレット端末を複数設置し、来店客はこれらの端末を通してECサイト上にある約1000万点以上の在庫から好みの商品を選ぶことができる。

青山商事は9月5日から、ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」を新たに「洋服の青山」10店に導入
「デジタル・ラボ」の接客イメージ

ECサイトは店舗在庫とも連動し、「デジタル・ラボ」の導入店では「洋服の青山」全785店舗にある在庫を確認することが可能となる。

利用者は店舗在庫をゲージ見本として試着や採寸を行うため、実際の商品の色柄や着心地などを確認した上で購入できる。商品は自宅に配送となるため、購入後は手ぶらで帰ることができ、後日、店舗に商品を受け取りに行く手間も不要となる。

「デジタル・ラボ」の導入店では、同じ色柄のスーツをサイズ別で保有する必要がなく、限られたスペースで多くの種類を陳列できることから、現在は主に都市部の売場面積100 坪未満の狭小店を中心に導入している。

青山商事が展開する「デジタル・ラボ」の機能例
「デジタル・ラボ」の機能例

今回は地方郊外店(売場面積200坪以上の大型店を含む)を中心とした10店に導入していくが、これらの店ではスーツ売場の一部を縮小し、現在強化しているオーダースーツコーナー・ビジカジ商品・レディース商品などを拡充することで、多様化するビジネススタイルに対応した魅力ある売場をめざす。

一度スタッフの接客を受けながら「デジタル・ラボ」で買い物を体験することで、利用者のネット通販に対する抵抗感を払拭し、EC サイトの利用促進にもつなげていく。

青山商事は6月、「デジタル・ラボ」を「リンクスウメダ店」「心斎橋店」「京都河原町店」「三宮店」の4店舗に導入。「デジタル・ラボ」の関西エリアへの導入は初めて。「デジタル・ラボ」は2016年の秋葉原電気街口店(東京)を皮切りに、これまで主に都市部の狭小店の店舗に導入している。

石居 岳
石居 岳

成功事例に学ぶサブスクリプションサービスで稼ぐためのポイント

5 years 8ヶ月 ago
サブスクリプションサービスビジネスを行う上で重要なポイントや成功例を、幼児向けおもちゃのサブスクを展開する「キッズ・ラボラトリー」代表取締役の青柳陽介氏が解説する

日本と海外のサブスクリプションサービスの違い、日本で成功しているサブスクビジネス、サブスクを運営する上で重要な点について、キッズ・ラボラトリー代表取締役の青柳陽介氏が解説します。

海外と日本のサブスクリプションサービス

海外の成功例

青柳氏は海外の成功したサブスクサービスとして、米国のカミソリのサブスク「Dollar Shave Club」をあげます。

ユーザーが指定した日にカミソリがボックス(箱)が届き、いつでも解約ができるというサービスで、特別価格で新規顧客を獲得し、2回目から通常商品などにつなげるツーステップマーケティングが主なマーケティング手法です。主に、Youtubeのユニークな広告で新規顧客を獲得して成功したと言います。

サブスクリプションサービス サブスク キッズ・ラボラトリー 青柳陽介氏 カミソリのサブスク
米国のカミソリのサブスク「Dollar Shave Club」(画像は編集部がキャプチャし追加)

日本でも成功するわけではない

「Dollar Shave Club」を展開していた企業を買収したのがユニリーバ。日本でも同じようにサブスクサービスを展開しましたがうまくいかなかったそう。その理由について青柳氏は、「米国と日本ではカミソリのライフサイクルが違うから」と言います。

米国では「カミソリは消耗品なので、安いカミソリを常に清潔で新鮮な状態で保とう」という考えがあり、頻繁にカミソリのCMが放映されます。さらにカミソリ1本で全身の脱毛を行う文化があるため、カミソリのライフサイクルが短いんです。

一方の日本は、全身脱毛を行う文化がほとんどありません。どちらかというと、「高製品・高機能」をうたう文化です。この文化の違いでサービスが浸透しなかったのです。(青柳氏)

商品に対する文化の違い以外にも、「商品が届くまでのワクワク感」が海外と日本では違うと青柳氏は指摘します。

米国は日本よりも圧倒的に土地が広いので、自宅と店舗の距離が異なることも要因の1つです。

米国の田舎は自宅近くにお店がないため、自分で商品を店舗に取りに行くことが圧倒的に多い。そのため、物が届くことに凄くワクワクするんです。

しかし、日本は国土が狭いため、比較的物が簡単に手に入る環境です。地方や田舎でも、アマゾンなどで商品を購入すればすぐに物が届く。一般的なネット通販ではあまりワクワクを感じません。

日本では「頼んだらすぐ物が届く」というのが価値として当たり前になってますが、広い大陸の米国では「やっと届いた!」という気持ちがあることが大きな違いでもありますね。(青柳氏)

日本の成功例:キャッチコピーを変えて成功「airCloset(エアークローゼット)」

成功例であげたのはレディースファッションのサブスク。

エアークローゼットはスタイリストが選んだ洋服が毎月届き、コースによっては交換ができるというサブスクリプションサービス。

サブスクリプションサービス サブスク キッズ・ラボラトリー 青柳陽介氏 aircloset エアークローゼット
レディースファッションのサブスク「airCloset(エアークローゼット)」(画像は編集部がキャプチャし追加)

エアークロゼットのサービス開始当初、サイトのファーストビューには「あなたのもう1つのクローゼット」というキャッチコピーが表示されており、「これまでにない新しいファッションとの出会いを」をコンセプトに掲げていました。しかし途中からキャッチコピーは「毎日何着ようと悩むあなたに」へと変わりました。

サブスクには一度サービスインしたからこそわかる価値というものがあると思います。サービスを続けていく中で、「新しい価値はサービスを使わないと手に入らない」ということに企業が気付いたんだと思います。だからこそキャッチコピーを変えて、まずユーザーがサービスを利用しようと思えるようにしたのではないでしょうか。(青柳氏)

サブスクを運営する上で重要なこと

サブスクで成功した例を踏まえ、サブスクリプションサービスを運営する上で重要なポイントを聞きしました。

① 定額制

定額制で有名なSaaS型ビジネスとして「Salesforce」「Adobe Creative Cloud」「Netflix」をあげます。

クラウドベースのCRM「Salesforce」は定額サービスにアドオンをさせていく仕組みなので、サブスクではないそう。ただ、機能を使うたびに価格をプラスオンするので値段が上がる仕組みのため、サブスクリプションサービスのビジネスモデルとして参考になると言います。。

サブスクリプションサービス サブスク キッズ・ラボラトリー 青柳陽介氏 Salesforce セールスフォース
クラウドベースのCRM「Salesforce」(画像は編集部がキャプチャし追加)

皆さんご存じの「Adobe Creative Cloud」は一定金額を支払えば、金額内でさまざまな機能を使用することができ、機能をチェンジすることも可能です。

サブスクリプションサービス サブスク キッズ・ラボラトリー 青柳陽介氏 Adobe アドビ
「Adobe Creative Cloud」(画像は編集部がキャプチャし追加)

「Netflix」も決まった金額を支払えば、プラットフォーム内で好きな動画を視聴できる仕組みです。

サブスクリプションサービス サブスク キッズ・ラボラトリー 青柳陽介氏 Netflix
(画像は編集部がキャプチャし追加)

「Salesforce」は少し仕組みが違いますが、サブスクリプションサービスは「定額でどれでも使える」という点が非常に重要なんです。(青柳氏)

② キャンセルが自由 or 使い放題

「サービスのキャンセルや解約が自分のしたいときに自由にできることも大切と青柳氏。そして、「使い放題のプラットフォームだからこそユーザーは新しい体験ができる」と青柳氏は言います。

③ キュレーションによる双方向コミュニケーション

青柳氏は、サブスクリプションサービスには「定額制・キャンセル自由・使い放題」であることで生まれるユーザー価値があると言います。 。

第三者である誰かが「これが面白いよ」とお勧めしてくれることがキュレーションの肝。サブスクリプションサービスではキュレーションする人が多いことが特徴です。キュレーションすることで顧客満足度が上がり、結果的として売り上げも増加します

サブスクリプションにはARPU(アープ:ユーザー平均単価)という経営指標があるのですが、ARPUを上げることが最も重要です。実店舗での販売で、お客さまの名前を呼んだり、ニーズに沿った商品を提案する接客方法が良いとされていますよね。Webでも同じ方法を採ることが成功のカギになります。(青柳氏)

キュレーションを繰り返すことで生まれるユーザーとの接点の多さが、単品リピートや総合通販とは違うところだと青柳氏は指摘します。

キュレーションすること、ユーザーに「これはどうですか?」と提案することでユーザーから反応が生まれ、次の商品をチェンジしていくのもサブスクリプションサービスの特徴。企業とユーザーの間に双方向のコミュニケーションが生まれることが、他のビジネスモデルとサブスクリプションビジネスの違いですね。

双方向のコミュニケーションが生まれることによって、ユーザーは悩んだときなどに「あの企業に聞いたら教えてくれるかもしれない」という気持ちになる。そうするとユーザーにとって「サービスを使い続ける価値」が生まれるんです。

機能や商品ではなくて「ユーザーにとっての価値が生まれるからサブスクを続けよう」と思ってもらえる。

根底に使い放題のプラットフォームがあるからこそ、双方向のコミュニケーションが取れてユーザーは新しい体験ができる。新しい体験を通してユーザーにとってサービスを使い続ける価値が生まれる。それがサブスクの強みであり重要な点です。(青柳氏)

◇◇◇

「サブスクの専門家に学ぶサブスクリプションサービスの基礎と成功ポイント」のおさらい

藤田遥
藤田遥

コロナ禍でEC売上前年比450%&高いリピート率を維持する「うちるWEB陶器市」【動画で学ぶECサイトの運営事例】

5 years 8ヶ月 ago
ECエバンジェリストの川添隆氏モデレーターのもと、オンライン陶器市「うちるWEB陶器市」を運営するユーチルの竹澤秀明代表を招きウェビナーを開催。コロナ禍でEC売上前年比450%を達成した理由や、サイトへのアクセス数を増やすために行った運営の工夫とは?

ECエバンジェリストの川添隆氏が、さまざまな工夫でコロナショックを乗り越えるEC事業者に話を聞くウェビナーシリーズ。第2回は人気陶芸家の作品を販売するオンライン陶器市「うちるWEB陶器市」を運営するユーチルの竹澤秀明代表。売り上げを伸ばすためのECサイト運営上の工夫、コロナ禍での気付き、出店者の作家とECユーザー双方にメリットを与える仕組みなどを聞いた。

川添氏とユーチルの竹澤氏が登壇したウェビナー動画

ECサイトへのアクセスが2.5倍に急増、売り上げに直結

「うちるWEB陶器市」は、ユーザーは自宅に居ながらにして好きな作家の新作に「触れ」、新しい作家にも「会える」というワクワク感を体験し、気に入った作品を購入することができるオンライン市場。2018年に第1回を開き、現在は春夏秋冬の年4回ペースで実施している。

2020年春の陶器市シーズンには、「うちるWEB陶器市」へのアクセス数が例年の2.5倍に急増したのだ。しかも、アクセスの「質が違った」と竹澤氏は分析する。

コロナ禍で各地のリアル陶器市が中止、もくしはオンライン化される中、リアルイベントに行けなくなった人たちがオンラインイベントをネットで検索し、高い購買意欲を持ってサイトに集まってきた。そのため「かなり購入につながりやすかった」(竹澤氏)。

リアルなイベント感を演出、来場者のワクワク感を再現

「うちるWEB陶器市」は、竹澤氏と、妻で陶器ECサイト「おうちで楽しむ陶器市うちる」の創業者・店主のタケザワユミコ氏が発案。「WEB陶器市会場」への入り口は、ECサイトの中に設けている。

竹澤氏もユミコ氏も陶器市やクラフトフェアが好きで、全国各地のイベントに足を運び作家の発掘や買い付けを行っていたという。ところが、物理的制約から遠方のイベントには行きたくても行けないことがある。子供が生まれると、ベビーカーを押しながらの訪問に難しさや不便さを感じるようになった。同じような問題を抱えている人は、ほかにもいるはずだと考えた。

全国各地のイベントを回っていた私たちは、いろんな作家さんに出会い、いいと思った人たちの作品を取り扱ってきた。その人たちの作品を集めたら(オンラインで)陶器市ができるんじゃないか。それが(オンライン陶器市の)発想のきっかけだった。(竹澤氏)

オンライン開催なら、自宅で全国各地の作家の作品を一度に楽しんでもらえる。作家に参加を呼び掛け、開催にこぎつけた。

新型コロナの大流行で、2020年は歴史ある陶器市の一部がオンライン開催に移行した。「(オンライン化の)ムーブメントを起こした」(川添氏)のが、ユミコ氏が立ち上げた「おうちで楽しむ陶器市うちる」であり、夫婦で始めたオンライン陶器市だった。

◇   ◇   ◇

「なぜオンライン陶器市で売り上げが伸びるのか?」「なぜノベルティにふきんを配るのか?」など、うちるWEB陶器市が実践しているECで売り上げを伸ばすためのサイト設計やサービスの工夫、リピーターを引き付ける秘訣、モデレーターの川添氏が日本全国のEC担当者に贈ったアドバイスなどはウェビナーの動画でご覧ください。

川添氏とユーチルの竹澤氏が登壇したウェビナー動画
鶏内智子

2020年8月に掲載された記事

5 years 8ヶ月 ago

 

2020年8月に掲載された記事



こんにちは。ハピアナ広報担当の井水朋子です。

先月、小川が執筆した記事や、小川が登場した記事をまとめて紹介いたします。

~ラインナップ~

  1. 電通デジタル 馬場建至 × HAPPY ANALYTICS 小川卓 対談
  2. 「施策掲示板」をリリースしました
  3. 「提案型ウェブアナリスト育成講座」第6期生募集開始です!
  4. 最親切的Google Analytics入門教室
  5. GoogleTagManagerを利用してzoomIn/zoomOutを検出する方法
  6. Schooの名物授業&名物講師
  7. ウェブ解析士協会『タグマネージャー利用調査と方向性について』

(※順不同) それではお楽しみください!

■1. 電通デジタル 馬場建至 × HAPPY ANALYTICS 小川卓 対談

提案型ウェブアナリスト育成講座第4期卒業生の馬場さんにインタビューです!全3話になっています!

 

  • 媒体名: リアルアナリティクス
  • 公開日: 8/3~8/5

 

analytics.hatenadiary.com

 

analytics.hatenadiary.com

 

analytics.hatenadiary.com

■2. 「施策掲示板」をリリースしました

リリース直後から多くの方にご利用いただいています

 

  • 媒体名: リアルアナリティクス
  • 公開日: 8/6

 

analytics.hatenadiary.com

 

気になる方は、施策掲示板の裏話も。

note.com

 

■3. 「提案型ウェブアナリスト育成講座」第6期生募集開始です!

10/6の開講まであと1か月近くになりました!

 

  • 媒体名: リアルアナリティクス
  • 公開日: 8/18

 

analytics.hatenadiary.com

 

 

■4. 最親切的Google Analytics入門教室

工藤 麻里さんと一緒に出した「いちばんやさしい Googleアナリティクス 入門教室」(ソーテック社)の繁体字中国語版が発売されましたー!

 

  • 媒体名: 博客来
  • 公開日: 8/18

 

www.books.com.tw

 

 

■5. GoogleTagManagerを利用してzoomIn/zoomOutを検出する方法

小川がツイートしたことを、and_aさんが実現してくれました!

 

  • 媒体名: and_aさんのnote
  • 公開日: 8/18

 

note.com

 

 

■6. Schooの名物授業&名物講師

素敵なブランドブックの一角に載せていただきました!

 

  • 媒体名: schooさんのブランドブック
  • 公開日: 8/18

 

https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/i.schoo/images/assets/schoo_l_guide2020.pdf

 

 

■7. ウェブ解析士協会『タグマネージャー利用調査と方向性について』

ウェブ解析士協会で「ウェブ分析論」ゼミの講師を小川が行っており、そこで調査したレポートです。

 

  • 媒体名: 一般社団法人ウェブ解析士協会
  • 公開日: 8/27

 

www.waca.associates

ファミマとドコモなど、広告で新会社

5 years 8ヶ月 ago

伊藤忠商事、ファミリーマート、NTTドコモ、サイバーエージェントの4社が、購買データを活用したデジタル広告事業の新会社としてデータ・ワンを設立する。ファミリーマートが保有する購買データ、NTTドコモが保有するポイント会員データなどを利用して、広告配信や効果検証を行う。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2009/02/news122.html

noreply@blogger.com (Kenji)

ラーメン「町田商店」「豚山」などのギフトがネット通販をスタート

5 years 8ヶ月 ago

横浜家系ラーメン「町田商店」、がっつり系の「ラーメン豚山」などを展開するギフトはネット通販をスタートした。

二郎インスパイア系ラーメン「豚山」のECサイト「ラーメン豚山オンラインストア」を9月1日にオープン。ECサイトは今後、急速に変化してく外食市場に備えたマーケティングプラットフォームとして活用していく。

横浜家系ラーメン「町田商店」、がっつり系の「ラーメン豚山」などを展開するギフトはネット通販をスタート
「ラーメン豚山オンラインストア」のトップ画面(画像は編集部がキャプチャ)

ラーメン豚山は関東エリアを中心に展開。「いつでも」「全国どこでも」店舗と同等のクオリティのラーメンを味わいたいという要望を受け、商品開発を進めていた。

ECサイトでは手軽に調理できる「汁なしラーメン」セット、追加分の生麺、チャーシューなどを扱う。

ギフトは2019年3月に「池袋商店2号店」で「Uber Eats」をテスト導入。イートインとデリバリーを両立できる店舗に導入を進め、テスト店舗を4店へ広げていた。新型コロナウイルス感染症拡大を受け、2020年3月から対応店舗を大幅に拡充した。

宅配サービスのニーズ拡大で5月度は約1億円の宅配売上を記録、イエナカ消費ニーズの増加に対応している。宅配に加え、ネット通販の展開で新しい消費行動であるイエナカ消費需要を開拓していく。

横浜家系ラーメン「町田商店」、がっつり系の「ラーメン豚山」などを展開するギフトの宅配売上が右肩上がりで伸びている
宅配サービスの売上推移(画像はIR資料からキャプチャ)

 

瀧川 正実
瀧川 正実

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