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データポータルのコミュニティ ビジュアリゼーションを使ってさらに便利に

5 years 4ヶ月 ago
この記事は、Google ブログ記事 「Do more with Data Studio Community Visualizationsを元に構成しております。
データポータルのコミュニティ ビジュアリゼーション(現在ベータ版)を使えば、カスタムの JavaScript コンポーネントを自分のダッシュボードに組み込むことができます。グラフの選択肢を増やしたり、レポートのスタイルをカスタマイズしたり、高度な分析、例えばブラウザ内での機械学習をさせるようなカスタム コンポーネントを作成することさえできます。


データポータル コミュニティ ビジュアリゼーションの新しいギャラリー




コミュニティ ビジュアリゼーションのレポート ギャラリーのご紹介



データポータル チームは、このほどコミュニティ ビジュアリゼーションのレポート ギャラリーをリリースしました。



どのようにコミュニティ ビジュアリゼーションでは、他のユーザーがデータやダッシュボードをどのように活用しているかを確認することができます。





コミュニティ ビジュアリゼーションを使ったレポート


公開されたパートナー ビジュアリゼーション ギャラリー




さらに、データポータル パートナーによるパートナー ビジュアリゼーション ギャラリーが新しいギャラリーとして追加されています。新しいデータポータルのビジュアリゼーション ギャラリーでご覧ください。



データポータルのビジュアリゼーション ギャラリー


クリックして追加できるパートナー ビジュアリゼーション




これらのパートナーによるビジュアリゼーションをレポートに追加するには、コミュニティ ビジュアリゼーションのプルダウンで [もっと見る] をクリックします。表示されるページでは、ファネル分析やガントチャートなど、パートナーが作成したグラフを参照してインストールできます。






サービス内の新しいパートナー向けビジュアリゼーション ギャラリー



コミュニティ ビジュアリゼーションは、レポートでのカスタムグラフの利用やスタイル設定、計算の組み込みなど、さまざまなものをデータポータルのダッシュボードに追加できます。


コミュニティ ビジュアリゼーションを使った統計分析




Anvil Analytics + Insights は、有料のメディア キャンペーンの最適化を含むすべての分野においてデータドリブンな意思決定を導入しています。同社はコミュニティ ビジュアリゼーションを使用して、独自のカイ二乗統計計算ツールを作成しました。




Anvil の一部のユーザーが、Google 広告とアナリティクスのチャネルでコンバージョン率に違いがあることに気づき、コンバージョン率の差に統計的有意性があるのかを知りたいと考えていました。




コミュニティ ビジュアリゼーションを使用する以前は、Anvil Insights のチームは Google アナリティクスから別のツールにデータを手動でエクスポートしてから、統計分析を行っていました。Anvil が分析を実施するエリアによって、結果がレポートとは別の場所に保存されたり、まったく保存されないこともありました。異なる仮説をテストしたり、別の種類のテストを実施したりするたびに、時間がかかる同じプロセスを繰り返す必要がありました。




このような仮説のテストを迅速化し、テストと結果をデータポータルのレポートに統合するために、Anvil はデータポータルのコミュニティ ビジュアリゼーションを使って、1 週間足らずでカイ二乗計算ツールを作成しました。



Anvil のこの計算ツールを使うと、通常のデータポータルのグラフと同じようにデータが取り込まれます。計算ツールの処理が完了すると、統計的有意性が表示されて、データ内の関連性について注釈が示されるか、データには特に確認すべき点がないというコメントが表示されます。新しい仮説のテストは、データポータルで他のグラフを操作する時と同じように、対象コンポーネントのデータに切り替えるだけで行うことができます。[ライブ視聴する



Anvil Analytics + Insights がコミュニティ ビジュアリゼーションを使って作成したカイ二乗計算ツール


「このツールによって、キャンペーンやテストしたい仮説の統計的有意性を評価する時間を大幅に短縮できました」と Anvil のアナリティクスおよびディシジョン サイエンス担当ディレクターを務める Brett Lohmeyer 氏は述べています。「最も良かった点は、我が社のチームがクライアント様に対し、統計的有意性を使って価値をお伝えする手軽な方法を手に入れられたことです。」


実際に試す




サービス内で利用できる新しいパートナー ビジュアリゼーション ギャラリーを確認して、パートナーが作成したコミュニティ ビジュアリゼーションをご自身のレポートに追加してみてください。独自のコミュニティ ビジュアリゼーションを作成するには、デベロッパー向けドキュメントをご覧ください。

投稿者: Yulan Lin(デベロッパー アドボケイト、データポータル)
noreply@blogger.com (GMP Japan)

【2019年】CtoC-EC市場規模は9.5%増の1.7兆円、フリマアプリの成長がけん引役

5 years 4ヶ月 ago

経済産業省が7月22日に発表した「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2019年のCtoC-EC市場規模は前年比9.5%増の1兆7407億円と推計した。

「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」 CtoC-EC推定市場規模
CtoC-EC推定市場規模(画像は経産省の「電子商取引に関する市場調査」から)

2019年の市場規模の拡大には、主にフリマアプリ市場の成長が貢献したという。

調査結果で注目したい点は「利用者層の変化」。これまでの市場拡大のけん引役は10~30代女性だったが、現在は男性や高齢者層の利用が広がっていると報告書では指摘している。

メルカリにおける利用者層は2019年3月と11月を比較すると、11月は男性ユーザーや高齢者の利用が増えている。

「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」 :メルカリにおける利用者層
:メルカリにおける利用者層(画像は経産省の「電子商取引に関する市場調査」から)

なお、物販CtoC分野の最大手「メルカリ」の2019年7月-2020年3月期(第3四半期累計)の日本国内流通総額は4454億円。前年同期と比べて843億円の増加となっている。なお、2019年6月期の日本国内流通総額は4902億円だった。

瀧川 正実
瀧川 正実

【2019年】法人取引のBtoB-EC市場規模は352兆円で2018年比で2.5%増

5 years 4ヶ月 ago

経済産業省が7月22日に発表した「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2019年のBtoB-EC市場規模は前年比2.5%増の352兆9620億円だった。

BtoB-EC市場規模の推移「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」
BtoB-EC市場規模の推移(画像は経産省の「電子商取引に関する市場調査」から)

小売りなどの「その他」を除いたEC化率は、2018年比で1.5ポイント増の31.7%。

2019年の市場規模が拡大した業種は主に「小売」「建設・不動産業」「食品」。報告書では、BtoB-EC市場規模は前年に引き続き成長基調を維持しているとまとめている。

経済産業省が7月22日に発表した「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」 BtoB-EC市場規模の業種別内訳
BtoB-EC市場規模の業種別内訳(画像は経産省の「電子商取引に関する市場調査」から)

BtoB-ECに関する主なトピック

IP網化に伴うINS ネットの廃止

NTT東日本およびNTT西日本は、ISDN回線「INSネット(ディジタル通信モード)」のサービスを2024年1月に終了すると発表している。

総務省が公表しているIP網への移行工程・スケジュールによると、2019年は「事業者の事前準備」の期間と設定。2021年1月の設備移行開始まで継続する。

ビジネスシーンにおいては、EDI(電子データ交換)においても通信回線としてISDNが広く利用されている。BtoB分野ではEDIを用いた商品や部品の受発注で活用されているため、多くの企業に影響が及ぶ可能性がある。EDIをカバーする方法としてBtoB-ECへの切り替えに注目が集まっている。

インボイス制度への対応

2023年10月に導入予定の「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」も、課税事業者は導入に向けた対応が求められる。

「インボイス制度」では、課税事業者は事前に適格請求書発行事業者として税務署への登録を受けた上で、現行方式の「区分記載請求書等保存方式」に加え、「適格請求書発行事業者登録番号」「税率ごとの消費税額及び適用税率」を追加した「適格請求書」を発行する必要がある。

帳簿や請求書、納品書の作成を「適格請求書等保存方式」に対応する策として、今後、新たにシステム導入へと踏み切る事業者も少なくないと推測される、と報告書はまとめている。

BtoB-ECの専門書『BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]のご案内』

インプレスでは、BtoB-ECの専門書『BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020[今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]』を販売しています。

BtoB-ECの基本的な解説から市場全体の動向、ユーザー企業がBtoB-ECに取り組もうとするときに参照できる導入手順までを解説しています。また、製造業や卸売り業の企業にアンケートを実施し、ユーザー企業の取組状況も掲載しています。

ユーザー企業動向調査のハイライト

BtoB-ECへの取組状況に関わらず、調査対象の全企業に「企業内でBtoB-ECが重要なテーマになっているか」を聞いたところ、「非常に重要であり、最優先テーマの1つである」が11.0%、「重要なテーマの1つである」が26.7%、「 優先度は高くないがテーマにはなっている」が12.2%となった。合計すると、約半数の企業が「取り組むテーマになっている」と回答した。

Rakuten OPTIMISM会場風景
図表1 BtoB-ECが重要なテーマになっているかどうか

すでにBtoB-ECを実施している企業を対象に取り組んでいることを聞いたところ、「業務フローの変更」が52.9%と突出して高かった。導入時にハードルになったことは「既存の業務フローの変更」で33.0%と最多

図表2 BtoB-ECサイト導入にあわせて取り組んでいること・ハードルになったこと(複数回答)
図表2 BtoB-ECサイト導入にあわせて取り組んでいること・ハードルになったこと(複数回答)

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]

BtoB-EC市場の現状と販売チャネルEC化の手引き2020 [今後デジタル化が進むBtoBとECがもたらす変革]
  • 監修:鵜飼 智史
  • 著者:鵜飼 智史/森田 秀一/公文 紫都/インプレス総合研究所
  • 発行所:株式会社インプレス
  • 発売日 :2020年3月24日(木)
  • 価格 :CD(PDF)版、ダウンロード版 90,000円(税別) 、
    CD(PDF)+冊子版 100,000円(税別)
  • 判型 :A4判 カラー
  • ページ数 :200ページ
瀧川 正実
瀧川 正実

最も読まれるメディアはEメールで77%、2位はLINEで46%、3位はTwitterで23%

5 years 4ヶ月 ago

メール配信サービス「オレンジメール」を提供しているオレンジスピリッツは7月9日、メールとソーシャルメディアに関するユーザーの意識調査の結果を発表した。最も読まれるメディアは77.8%の人がEメールと回答。2位はLINEで46.1%、3位はTwitterの23.4%。

会社やお店からのお知らせを読むメディアについて 最も読まれるメディアは77.8%の人がEメールと回答。2位はLINEで46.1%、3位はTwitterの23.4%
会社やお店からのお知らせを読むメディアについて

会社や店からのお知らせをどのようなメディアで受け取っているかの聞いたところ、Eメールが88.4%と最多。LINEの53.8%やTwitterの22.5%などのSNSを大きく上回った。オレンジスピリッツは、「企業からの情報の受け取りやすさではSNSが普及した現在でもEメールが最も適していると言える」としている。

メルマガを読む・読まないを決める要素を聞いたところ、最も多かったのは「件名」で61.9%、「発行者名」が48.2%。開封前のファーストビューの情報が重要という結果になった。

メルマガを読む・読まないを決める要素を聞いたところ、最も多かったのは「件名」で61.9%、「発行者名」が48.2%
メルマガを読む要素

メルマガを読むきっかけとなったのは「サイトで見て」が46.2%、次いで「商品やサービスを購入したら送られるようになった」が44.9%。3番目は「プレゼントやキャンペーンに応募したら送られるようになった」が26.9%だった。

メルマガを読むきっかけとなったのは「サイトで見て」が46.2%、次いで「商品やサービスを購入したら送られるようになった」が44.9%。3番目は「プレゼントやキャンペーンに応募したら送られるようになった」が26.9%
メルマガを読むようになったきっかけ

メルマガを読まなくなったきっかけは「配信頻度が多過ぎる」が55.4%が最も高い。次いで「情報が役に立たない」が40.9%、「内容がつまらない」が34.9%など、情報内容が購読されない理由となっている。

メルマガを読まなくなったきっかけは「配信頻度が多過ぎる」が55.4%が最も高い。次いで「情報が役に立たない」が40.9%、「内容がつまらない」が34.9%
メルマガを読まなくなったきっかけ

最も読んでいるメルマガの配信頻度は「不定期」で56.0%、次は「週刊」で28.0%、「日刊」が11.2%、「月刊」4.8%。メルマガは土日に最も読まれており、次いで月曜、金曜となっている。最も読まれる時間帯は21~24時が50.6%。

最も読んでいるメルマガの配信頻度は「不定期」で56.0%、次は「週刊」で28.0%、「日刊」が11.2%、「月刊」4.8%
最も読んでいるメルマガの配信頻度
メルマガは土日に最も読まれており、次いで月曜、金曜となっている
メルマガを最も読む曜日
メルマガを読む時間帯
メルマガを読む時間帯

スマホ普及に伴いスマホで読む人はが80.1%と最多だが、PCも62.0%と高い水準。メルマガはHTML形式(画像付き)の方が好まれる結果となった。

調査概要

  • 調査方法:インターネット上でのアンケート
  • 調査地域:日本全国
  • 有効回答数:890人
  • 調査実施日:2020年5月
石居 岳
石居 岳

昨年の国内BtoC-ECの市場規模は19.4兆円で7.65%増。物販でのスマホ比率は42.4%に。経産省の調査より【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

5 years 4ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2020年7月20日〜26日のニュース
ネッ担まとめ

昨年は5月に公開された経産省の「電子商取引に関する市場調査」。令和元年版が公開されました。日本のBtoC-ECの市場規模は7.65%増の19.4兆円。昨年の調査結果ですので、コロナの影響は含まれていないのでご注意を。

BtoC-ECの市場規模は19.4兆円で7.65%増

電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました | METI/経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200722003/20200722003.html

まとめると、

  • 2019年のBtoC-ECの市場規模は19.4兆円(前年18.0兆円、前年比7.65%増)、BtoB-EC市場規模は353兆円(前年344.2兆円、前年比2.5%増)、CtoC-ECの市場規模は1兆7,407億円(前年比9.5%増)
  • 中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は1兆6,558億円(前年比7.9%増)、米国消費者による越境EC購入額は9,034億円(前年比9.7%増)
  • 物販のBtoC-ECにおけるスマートフォン比率は42.4%とこの5年で2.1倍に
BtoC-ECの市場規模および物販系EC化率の経年推移(単位:億円)「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)
BtoC-ECの市場規模および物販系EC化率の経年推移(単位:億円)

令和元年も国内EC市場は伸びていますね。10年前は7.8兆億円ほどでしたので急成長なのがわかります。それに合わせてEC比率も高まって物販のBtoC-ECでは42.4%と半分に迫る勢いです。注意したいのは調査期間が2019年1月から2019年12月ということ。コロナの影響を受けてECがどれぐらい伸びたのか、旅行や飲食などのサービス系ECがどれぐらい落ち込んだのかといったあたりは来年の結果を待つこととなります。ご注意を。

第3章の「国内経済等の動向」や第7章の「世界のEC市場の動向と日本・米国・中国 ヵ国間の越境EC市場規模」は、ECに限らずWebに関わっている人なら参考になる部分が多いはずです。

関連記事

Googleが「Shoploop」公開、GunosyがECに参入

グーグルがモバイル用動画ショッピングプラットフォーム「Shoploop」をローンチ | TechCrunch Japan
https://jp.techcrunch.com/2020/07/17/2020-07-16-googles-latest-rd-project-is-shoploop-a-mobile-video-shopping-platform/

Gunosy(グノシー)がネット通販事業に本格参入、ECを新たな収益の柱へ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7858

まとめると、

  • Googleは90秒以内の動画で商品を消費者に紹介できる動画ショッピングプラットフォーム「Shoploop(ショップループ)」を公開した
  • 現在はスマートフォンのみだが、PCからもアクセスできるように準備中
  • Gunosyは「グノシー」の「クーポンタブ」を切り出して展開しているクーポンアプリ「オトクル」内で、日用品のテスト販売を始めた

このエクスペリエンスはYouTubeでチュートリアル動画を見るのに似ているが、一番の見せ所に凝縮されており、その意味ではTikTokのほうが近い。
(中略)
オンラインで顧客とつながる新しい手段を増やせば、このインターネットの巨大企業の収益は上がる。そして、動画とインフルエンサーによって強化されるショッピング・エクスペリエンスは、特に若い顧客層を引きつけることになるだろう。

Googleの「Shoploop」はInstagramやTikTokに奪われたユーザーを取り戻すことを目的としているようです。実際に見てみると似ているとわかると思いますが、作っただけの感がありますので今後拡大していくかは注目です。

Gunosy、は新型コロナウイルスの影響によって広告主の予算不透明化、広告市場を含めた景気の長期低迷リスクが顕在化していると説明。「グノシー」を中心とした既存領域は収益性向上に注力し、新規領域への積極投資に方針転換した。

Gunosyはライバルに対抗するのではなく、コロナの影響で先行きが不透明な広告事業以外に収益が見込めるものを立ち上げたということのようです。調査データにもあるようにECは伸びていますからね。

EC新規参入のコツは、できる人を採用すること

新型コロナ対策で安易に「ネット通販」に手を出すと失敗する4つの理由 | マネー現代(竹内 謙礼)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73808

まとめると、

  • ECの新規参入で失敗するポイントは、①制作コストが高い ②手数料や送料も高く、利益が出にくい ③売れるものと売れないものの差が激しい ④人材がいないの4つ
  • 知識・経験ゼロで始めるのは危険
  • EC事業は平常時でも成功させるのが難しい事業。異常事態の中で成功させるのはさらに難しいと思ったほうが良い

ネットショップ運営の成功の可否は人材で決まるところが大きく、その人材が確保できないのであれば、ネットショップ運営というハードルの高いビジネスには手を出さないほうが得策といえる。

すでにネットショップを始めていたり、SNSで良質なお客様を抱え込んでいたりする企業であれば力を入れる価値はあるが、経験も知識もゼロで始めるには非常に厳しいビジネスだということは理解しておいたほうがいいだろう。

著者自身も否定的な意見ばかり書いたとありますが、私もこの4点に関しては同感です。ネットショップを立ち上げることは簡単にできますが、事業は簡単には立ち上がりません。すでに顧客がいるのであれば、その人たちにアプローチすることから始めましょう。新しいことはネットショップ運営に慣れてから。

EC全般

泣き寝入りの消費者に 返金手続き始まる | NHK 解説委員室(くらし☆解説)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/432854.html

ECの不正が増えているのでその対策を2つ。「国から特別な認定を受けた消費者団体が、消費者に代わっておカネを取り戻してくれる制度」が2016年にスタートしています。不当な勧誘などで支払ったお金が戻ってくる可能性があります。

ネット通販で代金を振り込んだら音信不通に 詐欺にだまされた…どうすればいい? | Yahoo!ニュース(前田恒彦)
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20200718-00188640/

「振り込め詐欺救済法」を使ってお金が戻ってくる可能性があります。

「置き配」で増える「オートロック無断突破」 アマゾン配達員が明かす現場の事情 | J-CAST ニュース
https://www.j-cast.com/2020/07/18390296.html

私の経験では、大手業者ではなく個人事業主などの配送で頼んでもいない置き配が多いように思います。配送業者を選択できるのであれば大手が安心かも。

「ECはオリジナル商品強化」「既存顧客に注力」「自社ノウハウを活かした物流提案」スクロール鶴見社長に聞くコロナ禍の成長戦略 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/7848

「消費行動の変化をウオッチしながら対応していくということにつきる」。消費行動の変化はこのまとめでも継続的にピックアップしていきます。

洋服屋は何を発信し、店舗の役割は何が残るのか?【UNIQLO TOKYO体験記】 | 川添 隆と皆で模索する、小売ビジネス・働き方ノート/エバン合同会社
https://evanh.jp/n/n53db76c07d78

店舗の得意な領域は「偶然の出会い」「一覧性」「店舗の品格」。ECで偶然の出会いは少ないですよね。

ステラ漢方、KMウェブ、ソウルドアウト社員の薬機法違反逮捕、大阪府警「情報提供あった」 | NETIB-NEWS
https://www.data-max.co.jp/article/36806/

広告主、代理店、制作委託先から逮捕者出ています。薬機法はわかりづらいですが細心の注意を。こちらの記事も参考に。

今週の名言

単純ですが、「できている人を見る」ことです。
──畠山和也氏

新規事業開発を実践してきた人たちが語る、事業創造のための「アンラーニング」とは? | Biz/Zine
https://bizzine.jp/article/detail/4718

新しいことをやる時、変化しないといけない時は「できている人を見る」のが重要です。見るというより観察に近いでしょうか。

森野 誠之
森野 誠之

デジタル広告効果測定フレームワーク

5 years 4ヶ月 ago
ヨーロッパのIABが「Digital Advertising Effectiveness Measurement Framework」を策定。デジタル広告の効果をメディア効果、ブランド効果、販売効果に分類し、定義や指標を整理。
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IAB Europe Digital Advertising Effectiveness Measurement Framework
https://iabeurope.eu/knowledge-hub/iab-europe-digital-advertising-effectiveness-measurement-framework/
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noreply@blogger.com (Kenji)

【8/4・5開催】リピート顧客・ファンはどう増やす? オイシックス・ラ・大地、北の達人など登壇のECイベント(事前質問受付中)

5 years 4ヶ月 ago

インプレスの『ネットショップ担当者フォーラム』は8月4日(火)・5日(水)の2日間、「リピート」「ファン育成」「D2C」「サブスクリプション」というテーマに特化したオンラインセミナーイベントを開催する。オイシックス・ラ・大地のリピート戦略、北の達人コーポレーションの戦略、ワールドグループのサブスクリプションECなど全10講演。この記事では、基調講演の概要などを紹介する。

編集部からのご案内

基調講演は編集部がモデレーターを行う形式で行います。登壇者に聞きたいこと、教えてもらいたいことなどを事前に募集。オンラインイベント当日、登壇者に皆さまの質問・疑問を投げかけていこうと思います

事前の質問を7/30(木)まで受け付けます。聞きたいこと、教えてもらいたいことなどがある方は、フォームにご記入をお願いいたします(全質問に回答できない可能性があります。可能な範囲で登壇者に質問を投げかけていきます)

質問用フォームはこちらをクリックしてください

【8月4日 オープニング基調講演】新規獲得を「おためしセット」「定期宅配」に絞ったオイシックスのリピート戦略とは

食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地の2020年3月期における連結売上高は、前期比11.0%増の710億4000万円。ミールキットの需要拡大などでOisix事業の売り上げが伸びたほか、2020年3月以降は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で宅配の需要が高まっている。

登壇するオイシックス・ラ・大地 西井敏恭執行役員が披露するのは、「新規獲得を『おためしセット』『定期宅配』に絞ったオイシックスのリピート戦略」。

オイシックスでは現在、新規顧客の入り口を大ヒット中のミールキット「KitOisix」と「お試しセット」に絞っている。新規顧客は既存顧客のように、オイシックスが販売する商品の中から「単品買い」ができないようになっているのだ。

定期購入に振り切った施策は、新規顧客の獲得、顧客のリピート化にどのような影響を及ぼしているのか。オイシックス・ラ・大地のリピート施策、サブスクリプション戦略を公開する。

【8月5日 オープニング基調講演】5年で売上が約5倍の100億円、日本のD2Cの雄「北の達人」が実践する経営&マーケ戦略

業容を一気に拡大しているのは北の達人コーポレーション。健康食品・化粧品関連商材をオンラインで展開する元祖「D2C」「サブスクリプション」のECを手がけるネット通販企業だ。

2015年2月期の売上高19億4000万円から2020年2月期は100億9300万円に拡大し、経常利益は約29億円を計上。正社員数125人、社員1人あたり利益2000万円強と、少人数で効率的に利益を生み出す。

売上高の約7割は定期購入が占める。この5年間、どのように新規顧客を増やし、そのユーザーを定期顧客に育成しているのか。北の達人が実践している定期購入を増やしながら新規も獲得、全社売上&利益を伸ばすネットマーケティング、戦略、成長の秘訣(ひけつ)を木下勝寿社長が解説する。

【8月4日 クロージング基調講演】ワールドグループのサブスクEC、コロナに負けないECマーケ実践事例

ワールドが5月7日に公表した2020年3月期連結決算(国際会計基準)によると、EC事業を含む「デジタル事業」の売上収益は前期比1.8%増の250億1900万円。高級バッグのサブスクリプションECサービス「ラクサス(Laxus)」を運営するラクサス・テクノロジーズも、ワールドグループのデジタル事業の一端を担う。

ラクサスがワールドグループ入りしたのは2019年。月額6,800円でシャネルやグッチなどの高級ブランドバッグを「好きなだけ使える」「交換自由」というサブスクサービスを展開し、会員数は32万人を超える。

新型コロナの影響で、逆風が吹く高級バッグ需要。そんな状況下、ラクサスはリソースを「退会防止(チャーン対策)」「既存顧客のロイヤル化」に振り分け、前年の売上実績をほぼ維持することに成功した。実践したマーケティング事例を踏まえ、EC企業がコロナ禍で戦うためのヒントを、代表取締役社長の児玉昇司氏が解説する。

【8月5日 クロージング基調講演】丸井も惚れたD2C×サブスク×パーソナライズ美容テック「MEDULLA」急成長の裏側

オンラインで髪質や好みの香りなどのクイズに答えることで、顧客1人ひとり異なるパーソナライズドシャンプーを提供するD2Cシャンプー「MEDULLA」が誕生したのは2018年5月。1年目で会員数は約8万人に、2年目となる現在は17万人を超える。

運営するSpartyは、丸井グループ、ジンズホールディングスなどから出資も受けるなど、注目を集めるD2Cブランド運営企業である。

当日はSparty代表取締役社長の深山陽介氏が、LTV(顧客生涯価値)を高めるためのデータ活用法、重要視しているKPI、リピート率向上のための施策、また次々にD2Cブランドを生み出せる背景などを紹介する。

ECビジネス・運営に役立つスポンサーセッション

  • ECという概念の発展的解消と今後のフォーカスするべき3つのポイント
    (ZETA)
  • 売上の限界を突破するためにアプリが担う役割とは〜アンダーアーマー事例に学ぶ〜
    (ヤプリ)
  • ECサイト売上を向上するUGCマーケティングと事例紹介
    (ギャプライズ)
  • デモで実演!ウィズコロナ時代を勝ち残るための顧客ジャーニー~店舗・ECの売上を最大化する施策のポイントとは?
    (セールスフォース・ドットコム)
  • 「いまさら聞けないECサイトの決済の重要性」〜Amazon Payに学ぶ決済の基本〜
    (アマゾンジャパン合同会社)
  • アフターコロナを見据えたオンライン接客の成功事例と失敗事例
    (空色)
イベント名
ネットショップ担当者フォーラム 2020 夏
リピート客が集まるECサイトの秘訣〜withコロナ、アフターコロナ、人口減少時代を勝ち抜くために〜
日時
2020年8月4日(火)・5日(水) 13:00〜17:00
配信方法​
Zoomでのオンライン配信
※ご登録いただいた方には、視聴するために必要な【 URL・接続方法 】などを、メールにてご連絡します
参加費
無料(事前登録制)
主催
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム
ハッシュタグ #ネッ担
お問い合わせ
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
詳細・申し込み https://netshop.impress.co.jp/event/202008

全質問に回答できない可能性がありますが、可能な範囲で登壇者に質問を投げかけていきます。

瀧川 正実

【参加ルポ】ポストコロナを生き抜くためのSNS活用&分析事例セミナー

5 years 4ヶ月 ago

こんにちは、マーケティング大好き・井水朋子(イミトモ)です。
今日は、先日赤坂で開催されましたSNS活用&分析セミナーの参加ルポをお届けします。

 

普段はGoogleアナリティクスに関する講演や執筆が多い小川卓さんですが、今回はSNSにフォーカスしたセミナーということで、個人的には相当ワクワクしてのぞみました。

共催される株式会社BESの田中千晶さんは、SNSに精通しているとのことで著書も多数。期待に胸が膨らみます。

 

こんな方にオススメ

・ポストコロナですべきことを知りたい

・SNSの活用法を押さえておきたい

・集客をSNSで補いたい

・時間ができたので、今こそSNSを勉強しておきたい

・SNSで投稿しているけど、分析をしたことはない



  1. SNS運用術(田中千晶さん)
  2. SNS分析術(小川卓さん)

という流れでルポをお届けしたいと思います。

 

 

 

 

SNS運用術

 

SNS運用術は、SNSの著書も多数でお馴染み、株式会社BESの田中千晶さん。

なんと、シリコンバレー界隈の企業に直接足を運んで情報を仕入れていた時期もあるのだとか。

今では各企業の積極的なSNS活用法をレクチャーされています。



田中さん「みなさん、BtoBで活用されますか?BtoCで活用されますか?」

 

会場のみなさんが挙手した結果、BtoCが多数でしたが、講義ではどちらでも活用できるように教えてくださいました。

 

Twitter、FACEBOOK、Instagramの3つのSNSに触れましたが、それぞれ印象に残ったところをシェアさせていただきます。

 

ニュース性・拡散性抜群のTwitter

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情報が拡散するしくみや心理を紹介していただき、自分の知らなかった事例を多く教えていただきました。


PUSH型の営業術も

TwitterでPUSH型の営業術もできるようで、ダイレクトメッセージを活用するそうです。

 

テレアポや飛び込みなどの営業を行っている部隊が、Twitterに営業の場を移したイメージですね。

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まずはオンラインで軽く話すというのも、コロナ禍にあった提案ですね。

営業マンにより対面での営業が限られるまさにこの時期、営業マン部隊はTwitterを活用するといいかもしれませんね。

 

そして、このTwitter活用、企業アカウントはもう古いそうです。

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たしかに、私が個人的にTwitterでつながっている方も、個人アカウントで活用している方が多くいます。全従業員で取り組むとは、驚きでした。

 

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営業職の人は、全員でTwitterに取り組む理由がここにあるんですね。

 

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私も前職の会社でテレアポを経験したことがあったのですが、TwitterのDMだからこそリーチできる層が一定数いるのではないかと想像できました。

 

Twitterで営業ができる人材の市場価値が高まりますね~。


ライブ動画が熱いFacebook

匿名性や拡散性が高いTwitterと比べると、実名で信頼性が高いFacebook。

中でも今HOTなのが「ライブ動画」です

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コロナ禍の影響を受けた企業が多い飲食業界ですが、お酒のテイクアウトをライブ動画したお店の事例を紹介。



動画というと、作成するのが大変なイメージを持っていませんか?

ハイ、私もその一人でした。

 

『ライブ動画』では、作りこんでいないリアルな感じがいいのだとか。上のスライドでは、飲食店がお酒を販売する模様をそのまま動画として配信し、ECに流しています。

 

これでいいの?!

 

と思いますが、実は結構細かい工夫が隠されています。

 

  • 途中から見た人にも内容が伝わるように、手書きテロップを入れるという配慮
  • コメントを素早く返信するスタッフを別で用意
  • おまけなど、購入者が喜ぶことをしている

 

自宅にいる時間が増え、SNSに接触している時間が増えていからこそ、このような取り組みを始めてみるといいかもしれません。

 

リポストでつながるInstagram

Instagramは、ユーザーの投稿をリポストしてつながることができます。リポストとは、TwitterでいうRT、FACEBOOKでいうシェアと同じような機能です。

 

下のスライドでは、フォロー&リポストのキャンペーンを行うことで、投稿1時間後には100近くのいいねを獲得しました。

 

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ストーリーズでは時間限定を特別感の演出に

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複数の媒体を掛け合わせるワザ

Facebookの非公開グループとTwitterを活用することで、コミュニティを作ることもできます。

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SNSの分析術

 

SNSの分析術は、ウェブアナリストとしてお馴染みの小川卓さん。

でも今回はGoogleアナリティクスではなく、SNSの分析です。

 

「分析といっても、いきなりデータを見てはダメですよ」

 

というのは、小川卓さんのGoogleアナリティクスセミナーでしばしば聞かれる言葉ですが、SNSのセミナーも分析の前に確認すべき大事なことからでした。それが次の『役割』です。

 

ソーシャルメディアの9つの役割

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これを見て「え、こんなにあるの・・・」と思った方や「これは中小企業には真似できない」と思った方もいるのではないでしょうか。

 

セミナーでは、名古屋のソファー製造販売会社の事例を紹介しながら、9つの役割について紹介していました。

 

「流行にNo,普遍にYES」というNOYESさんは、この時代を踏まえた提案になっているのがナイスですね。

www.ny-k.co.jp



セミナーではTwitterの紹介をされていました。

 

 

https://twitter.com/sofa100NOYES

 

ライトな感じで、

・リニューアルした商品のお知らせ

・販売開始のお知らせ

・販売開始後のお知らせ

をそれぞれ伝えています。(購買・アクション決定の後押し)

 

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ユーザーからの連絡や質問には、公開の場でやり取りしているのが好印象です。(顧客サポート)



次に、同社は「ファン化」の取り組みでは

ー3年以上ご愛用いただいた方の写真投稿でクッションプレゼントー

 

なるほど、買って終わりではなく、買ってからお付き合いを始めることを提案されているんですね。(購買・アクション後のファン化)

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製造会社ならではの製造工程も載せています。(ブランディング)

ソファーへの愛着が増しますね。

 

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子供向けの活動も、同社のターゲット層に共感されそうですね。(CSR活動)


NOYESさんに関するスライドを4枚みただけにもかかわらず、NOYESの魅力が伝わってきました。

このブログの読者の方の中には、NOYESさんのようにすでにファン作りを始めている方もいれば、これから始める方もいるかと思います。

 

役割を軸に考える目標設定

その1:自社で活用する際に、どの役割の優先順位が高いかを整理する。

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その2:役割に応じた指標を確認する。

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その3 指標をもとに、目的と目標を決める。

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目標やKPIを増やすためにはすべきことは2つ。

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母数を増やすために見るべきことは3つ。

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それぞれの管理画面から確認しておきたいですね。



以上、考え方としては、とてもシンプルですね。

TwitterでもFacebookでもInstagramでもLINEでも共通して使える考え方なのがありがたい。変化が多いソーシャルメディアの中でも、普遍の部分ですね。



では、Googleアナリティクスでは、どのような数値を見ておいたほうが良いかを紹介いたします。

 

ソーシャルメディア分析で見るべきGoogleアナリティクスのポイント

Googleアンリティクスで見るべき項目は3つ。

 

その1:ソーシャルからの流入数とコンバージョン数を確認

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※自社投稿だけを区別するときは、パラメーターを活用すれば可能です。

 

その2アシストコンバージョンを確認

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間接的な成果も、しっかり把握しておきたいですね。

 

その3 ソーシャルで人気のランディングページを確認

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ソーシャルの人気記事は、自然検索の人気記事とも異なる点が面白いですね。

 

というわけで、以上3つの見るべき項目でした。



Googleポータルのレポートで自動化も可能とのことで、HAPPY ANALYTICSの例が紹介されていました。

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※データポータルに関してはこちらの記事もおすすめです。

analytics.hatenadiary.com

 

また、セミナーの後半ですが、ソーシャルメディア上の情報収集をする具体的な方法やサービスを紹介していました。ネタを集めるために役立つTIPSが色々ありました。



昨今の情勢を踏まえて、どのようにソーシャルメディアを活用すべきか

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ユーザーとの接点を保ちながら、安心感を確認しあっていきたいですね。具体例もいくつか紹介されていました。

 

 

開園しながらも、ディスタンスという安心を届けていますね。

 

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安全を自社の言葉で表現するとはどういうことか。

 

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おうち時間を楽しんでもらいたいという気持ちも素敵ですね。



ソーシャルメディアを活用する事で、ユーザーに「忘れられない」「愛される」「安心してもらえる」ようになりたいですね。



ソーシャルメディアの活用と分析について、このブログを読んだ方が一つでもヒントにしていただけたら幸いです♪

 

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後日談

今回登壇してくださった田中千晶さんとHAPPY ANALYTICSの小川さんからコメントをいただきましたので、紹介します。

 

 

株式会社BES 田中様コメント(全文)

 

セミナーにご参加いただきました皆様、そして小川様、井水様、この度はありがとうございました。

今回のセミナーではBtoB・BtoCどちらの企業様にもお役立ちいただけるような内容をお伝えしました。コロナの感染再拡大に伴い、まだまだ先行き不安な時期が続きますが、そんな今だからこそ費用対効果の高いSNSを活用していただきたいと思います。

何かお困りのことなどございましたら、いつでもご相談ください。

改めまして、この度は誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

株式会社BESでは、SNS人材の育成を行われています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。

snsschool.net

 



株式会社HAPPY ANALYTICS 小川卓コメント(全文)

 

普段はあまり講演テーマとしては取り上げない「ソーシャル」をテーマにお話しさせていただきました。共催のご提案をいただいた田中様のおかげです。ありがとうございます!

また参加いただいた皆様にも本当感謝しております。分析と情報収集の考え方についてお伝えさせていただきましたが参考になりますでしょうか?ソーシャルメディアの質は量を増やし学んでいくことで上がるものだと信じております。

ぜひ、今まで以上にソーシャルメディアで皆さんのサービスの良さや特徴、想いをぜひ伝えてあげてください。皆さんの投稿を見るの楽しみにしています!

 

 

お二人の包み込むような雰囲気とコメントに、ひたすら頭が下がります。私もこの春にTwitter(@imizutomoko)を始めたばかりなので、心新たに頑張ろうと思いました。

https://twitter.com/imizutomoko

 

最後にHAPPY ANALYTICS社のソーシャルを紹介して終わりたいと思います。スタッフが更新していますので、よかったらフォローしてくださいませ。

 

★Twitter

HAPPY ANALYTICS社のTwitter

https://twitter.com/happy_analytics

小川卓のTwitter

https://twitter.com/ryuka01

 

★Facebook

HAPPY ANALYTICS社のFacebookページ

https://www.facebook.com/happyanalytics

 

小川卓のFacebook

https://www.facebook.com/ryuka01

 

このブログを読んだ感想などもいただけるとうれしいです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

ハッピーアナリティクス!!

アスクルがヒトまで商品を運ぶ搬送ロボット111台導入、出荷量の増加と人手不足に対応

5 years 4ヶ月 ago

アスクルは6月、関西物流センターに111台の搬送ロボットを導入した。

ギークプラスとSBロジスティクスからの供給を受け、ロボットがヒトまで商品を運ぶ「Goods to Person」を実現。増加するEC出荷と深刻化する人手不足の解消に役立てる。

大阪・吹田の「ASKUL Value Center 関西(AVC関西)」に111台の「P500R」を導入、6月から稼働を開始している。

アスクルは関西物流センターに111台の搬送ロボットを導入
アスクルの物流センターで稼働する搬送ロボット

導入の背景には、EC出荷量の増加と、慢性的な人手不足がある。ロボットがヒトまで商品を運ぶ「Goods to Person」を実現し、負担の大きい倉庫内の「歩く」作業を自動化する。

アスクルは2018年、物流センター「AVC関西」を全面稼働。法人向け通販「ASKUL」と、一般消費者向けECサイト「LOHACO」の物流を担う基幹センターとして展開している。

「AVC関西」は4階建てで延床面積は約5万坪。出荷能力は最大で年間1000億円規模。アスクルによると、流通業における1社単独の物流施設としては関西最大級という。

アスクルは進めている物流・マーケティングのプラットフォーム事業「Open Platform by ASKUL(OPA)」を、「AVC関西」を拠点として推進。「AVC関西」では「LOHACO」のマーケットプレイスの出店企業と、在庫の共有化や商品の同梱配送などを行っている。

OPAを「ASKUL」と「LOHACO」に続く第3の収益の柱に育てるため、2017年12月にはCEO直轄の組織として「フューチャープラットフォームアーキテクチャ」を設立した。ビッグデータやAI、ロボティクスなど最新テクノロジーを活用し、調達、物流、配送、CSなどの高度自動化を推進している。

アスクルが展開しているピッキングロボット
ロボットなどで庫内作業を自動化(画像はアスクルのIR資料から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

TV通販番組でQRコードを表示しECサイトに誘導――BS日テレが視聴者をヤフーの「PayPayモール」に顧客を誘導する取り組み

5 years 4ヶ月 ago

日本テレビ系列でBSデジタル放送を手がけるBS日本はヤフーの「PayPayモール」に出店、テレビ通販番組と「PayPayモール」店を連動させる取り組みを始めた。

BS日本は2019年春から、自社が特商法上の販売事業者となる通販事業に取り組んでおり、「ももクロと行く!」(毎週土曜23時30分放送)、「NERV購買部第4BS出張所」(毎週日曜24時30分放送)といった番組連動のネット通販を展開。

番組で紹介した人気アイテムを自社ECサイトで販売していたが、販路を広げるために「BS日テレShop PayPayモール店」を開設した。

「BS日テレShop PayPayモール店」を、放映番組で紹介した商品が購入できる受け皿にする。番組中にQRコードを表示、視聴者はスマートフォンで読み取ると、「BS日テレShop PayPayモール店」移動する。視聴者は番組を見ながらリアルタイムに該当商品を購入できる。

テレビ番組とECモールの連携は、3000万人以上の利用者を抱える「PayPay」が使える「PayPayモール」を購入の場にすることで、紹介する商品の購入をスムーズにし、利便性を向上させる目的がある。

自社ECサイトが提供している決済手段はクレジットカード、商品代金引換のみ。ECプラットフォームはGMOメイクショップの「MakeShop」を利用している。

ヤフーはこれまでオンラインではリーチできなかったユーザー層への商品訴求で、新規ユーザー数の拡大を期待しているという。

日本テレビホールディングスでは、セブン&アイ・ホールディングスなどとの合弁会社である日テレ7、日本テレビ放送網などが通販・ECを手がけている。日本テレビ放送網は2010年3月期に通販・EC売上高が初めて100億円を突破。その後、100億円前後で推移しており、2020年3月期は前期比6.8%増の91億600万円だった。

進むテレビ通販とオンラインの連携

テレビショッピングの放映中、画面内に商品申し込み方法としてQRコードを表示し、ECサイトでの購入を案内する方法は、通販ブランド「ダイレクトテレショップ」を展開するテレビショッピング研究所が2019年に実施した。

番組後半、画面の左側と下側に「Amazon Pay」で購入できる旨を記載した案内とQRコードを表示し、視聴者にQRコードスキャンを促した。

テレビショッピング研究所が始めた、QRコードを使ったクイックオーダー
テレビショッピングの画面左側と下側で、「Amazon Pay」で購入できる旨を記載した案内とQRコードを表示した

QRコードをスキャンすると『ダイレクトテレショップ』のECサイト内に用意したランディングページに移動。商品紹介はテレビで行っているためLPは「Amazon Pay」での決済を促す仕組みだ。

Amazonアカウントを持っているユーザーであれば、個人情報やカード情報を入力せずに、わずかな時間で簡単に商品を購入できるようにした。

瀧川 正実
瀧川 正実

Google、モバイルファーストインデックスの強制移行を2021年3月末まで延期

5 years 4ヶ月 ago
すべてのサイトのモバイル ファースト インデックスへの移行を 2020 年 9 月に Google は開始する予定だった。しかしながら、世界を取り巻く昨今の状況を鑑みて、2021 年 3 月末まで延期することを決定した。あわせて、MFI 移行にともない新たに見つかった問題点を解説している。
Kenichi Suzuki

【2019年】ネット通販市場は19兆円、EC化率は6.76%、スマホEC市場は4.2兆円

5 years 4ヶ月 ago

経済産業省が7月22日に発表した「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、引き続きEC市場が堅調に拡大している。

2019年の日本国内における消費者向けEC市場は前年比7.65%増の19兆3609億円に拡大。物販分野を対象としたEC化率は6.76%で同0.54ポイント増。

BtoC-ECの市場規模および物販系EC化率の経年推移(単位:億円)「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)
BtoC-ECの市場規模および物販系EC化率の経年推移(単位:億円)

スマートフォン経由の物販EC市場規模も拡大。2019年は4兆2618億円で同12.7%増だった。物販ECに占める割合は42.4%で、2018年比で3.1ポイント拡大した。

スマートフォン経由の市場規模の直近5年間の推移「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)
スマートフォン経由の市場規模の直近5年間の推移

分野別では、最もプレーヤーの多い物販系ECが10兆515億円で同8.09%増。ホテル予約などサービス分野系は同7.82%増の7兆1672億円。デジタル分野が同5.11%増の2兆1422億円。

BtoC-EC市場規模および各分野の構成比率「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)
BtoC-EC市場規模および各分野の構成比率

これまではの調査名称は「我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」だったが、2020年度から「内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」に名称変更している。

瀧川 正実
瀧川 正実

Withコロナを勝ち抜く戦略を探る生鼎談。オイラ大地の奥谷氏、オプト伴氏、トラコス柏木氏登壇【無料ウェビナー7/29】

5 years 4ヶ月 ago

ネットショップ担当者フォーラム編集部は7月29日(水)午後2時〜、無料ウェビナーを開催します。

「米国事例に学ぶ『Withコロナ』を勝ち抜くためのECビジネス、今日本企業が取るべき戦略」

日米の小売り・EC事情に詳しいオイシックス・ラ・大地の奥谷孝司氏(執行役員/Chief Omni-Channel Officer)、オプトの伴大二郎氏(エグゼクティブ・スペシャリスト パートナー 兼 オムニチャネルイノベーションセンターセンター長)、TSI ECストラテジー(※「ナノ・ユニバース」「東京スタイル」などを傘下に持つTSIホールディングスグループのEC専門会社)の元社長で、現トランスコスモスの柏木又浩氏(常務執行役員 リテールコマース総括責任者)が鼎談(ていだん)。

3名が注目する最新の米国小売・EC業界のトレンドや企業事例を基に、Withコロナ時代の日本市場でEC事業者が勝ち抜くための戦略について議論する対談形式無料ウェビナーです。

以下5テーマを1時間にわたり議論する予定です。

  • テーマ1 :奥谷氏、伴氏、柏木氏が注目する米国の小売り・EC事例とその理由

  • テーマ2:テーマ1の中から日本企業が取り入れられるポイント

  • テーマ3:日本の小売り業が効率的にDXを推進するためには何から取り組めばいい?

  • テーマ4:Withコロナ時代を生き抜くために小売り業&EC事業者が取るべき戦略とは?

  • テーマ5:これからのリアル店舗の役割とは?

詳細や申し込みについてはこちらから、または下記のバナーをクリックしてご確認ください。ウェビナーでは奥谷氏、伴氏、柏木氏に、読者の皆さまが日頃ECサイトを運営する上で抱えている悩みや疑問にお答えいただくQ&Aタイムも設ける予定です。

オイラ大地・奥谷氏、オプト・伴氏、TSI ECストラテジー元社長・柏木氏が語る「Withコロナを勝ち抜くための小売・EC事業者が取るべき戦略」【無料ウェビナー7/29】参加申し込み▼

上記バナーをクリックすると申し込みページに遷移します
公文 紫都
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