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アシックスがデジタルを軸にした経営への転換を掲げた中期経営計画の中身とは?

4 years 10ヶ月 ago

アシックスが策定した中期経営計画(2021年1月1日~2023年12月31日)は、デジタルを軸にした経営への転換を掲げている。

デジタルを活用したタッチポイントの拡大により、ECビジネスの成長を加速。中計最終年となる2023年のEC売上高は、2019年比の3倍以上に拡大する計画だ。

アシックスの2019年3月期のEC売上高は278億円。2023年12月期は単純換算で834億円以上に引き上げる。

アシックスが策定した中期経営計画(2021年1月1日~2023年12月31日)は、デジタルを軸にした経営への転換を掲げている
EC売上の計画など(画像は中計から編集部がキャプチャ)

なお、2020年12月期のEC売上は前期比85.8%増の517億円、EC構成比率は2019年12月期の7.4%から15.7%に拡大している。特に北米や欧州で大幅に増えており、北米のEC売上高は同111.9%増、欧州は同133.3%増。日本は同61.2%増、中華圏は同39.8%増だった。

アシックスの2020年12月期EC売上高は前期比85.8%増の517億円
アシックスのチャネル別売上高(画像は決算説明会資料からキャプチャ)

デジタルを軸にした経営の内容は、「デジタルサービスと連携したランニングエコシステムを通して、一生涯、心も身体も満たされるランニング体験」を提供すること。

無料のメンバーシッププログラム「OneASICS」、フィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックスランキーパー)」などを軸にランニングエコシステムを構築、スポーツイベントの集客や商品の販売につなげている。

「OneASICS」「ASICS Runkeeper」などを活用、アシックスが進めるランニングエコシステム
アシックスが進めるランニングエコシステム(画像は決算説明会資料からキャプチャ)

「OneASICS」では2020年7月、ポイントプログラム制度を導入。アシックスジャパンが運営する店舗で会員が商品を購入すると、対象店舗でポイントが利用できるようにした。今後、顧客タッチポイントの拡大、ECサイト、EC中心のオムニチャネルでの利便性の高い購買体験を構築する。

ECに関する具体策は、①自社ECサイトのパーソナライズ・価値の向上②自社ECを中心としたオムニチャネルの推進③「OneASICS」によるロイヤリティ向上④データドリブンによるマーケティングの強化――などに取り組んでいく。

アシックスが策定した中期経営計画(2021年1月1日~2023年12月31日)は、デジタルを軸にした経営への転換を掲げている
デジタルを軸にした経営への転換(画像は中計から編集部がキャプチャ)

収益事業の変革として、直営店戦略を見直す。ECを中心としたオムニチャネル戦略を進めるため直営店を再編。出退店管理強化による直営店事業の収益性向上を図る。コロナ禍の影響を踏まえた直営店の厳選や、不採算店舗のスクラップにも着手する。

オムニチャネル戦略ではデジタルと連携した店舗体験を用意。店舗顧客の「OneASICS」会員化、パーソナライズされたサービスを提供する。さらに、アウトレットストアの役割を深化。顧客とのタッチポイントと、チャネル横断による在庫消化促進の両立を図っていく。

アシックスが策定した中期経営計画(2021年1月1日~2023年12月31日)は、デジタルを軸にした経営への転換を掲げている
ECを中心としたオムニチャネル戦略における直営店の再編(画像は中計から編集部がキャプチャ)

 

石居 岳
石居 岳

CCI、事業部門を新会社「CARTA COMMUNICATIONS」に継承

4 years 10ヶ月 ago

CARTA HOLDINGSは、2021年7月にサイバー・コミュニケーションズ(CCI)の経営管理部門と事業部門を分割する。事業部門は、新会社「CARTA COMMUNICATIONS」(略称は分割前と同じでCCI)が継承する。経営管理部門のみとなる既存のCCIは、中間持株会社としてグループ企業を管理するが、2022年1月1日にCARTA HOLDINGSが吸収合併する。

CARTA HOLDINGS、中期経営計画「CARTA2022」の達成に向け、 基幹グループ会社のCCIおよびVOYAGE GROUPと統合へ
https://cartaholdings.co.jp/news/20210513_01/

noreply@blogger.com (Kenji)

コロナ禍(1-3月)の自社EC利用はどうだった? 新規顧客は平均7割増、客単価は微増【フューチャーショップ調査】

4 years 10ヶ月 ago

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップは、2021年1-3月の消費者による自社ECサイトの利用状況に関する調査結果を公表した。新たに自社ECサイトを利用した新規顧客は月平均で前年同期比56.52%増、注文件数は同47.68%増だった。

「futureshop」シリーズを利用している店舗数は2800店以上。業種別の流通総額は1年以上継続利用している店舗に限定して調査。注文件数の変化などは、調査対象に、2020年と2021年1月~3月の期間中、各月の注文件数が100件以上の店舗の中から500店舗を無作為に抽出して調査した。

業種別の伸び率について

業種別の流通総額の変化について、「車用品・バイク用品」の流通総額が2020年1-3月平均と比べて、2021年1-3月平均は220%増。「スイーツ」「食品」は継続的に高い伸び率を維持しているという。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップの調査 業種別の流通総額の変化
業種別の流通総額の変化

注文件数の変化

2021年1-3月の月平均の注文件数は、前年同期比で47.68%増。2020年2月頃から日本でも新型コロナウィルス感染症が拡大、ネット通販の利用が伸び始めた。そのため、2021年2月以降、伸び率は低くなっている。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップの調査
EC注文件数

購入単価の変化

パソコンはスマートフォンより2割程度、購入単価が高い傾向が続いている。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップの調査 購入単価の変化
購入単価の変化

3月の伸び率が他の月と比べて高いことについて、フューチャーショップは次のように推測している。

一般的に、既存顧客の購入単価は新規顧客よりもやや高い傾向が見られる。昨年3月は在宅推奨の呼びかけを受けたEC新規顧客が増加。一方、今年3月は既存顧客の購入が増加したため、単価自体は他の月と変わらないものの、昨対比では高い数字が出たと予想する。

新規顧客利用状況

2月、3月と増加率が低下しているのは、2020年2月頃から徐々に新規のEC利用が増加していたためと推測している。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップの調査 新規顧客利用状況
新規顧客利用状況

決済手段の変化

決済方法を「クレジットカード」「ID・QR決済(Amazon Pay、楽天ペイ(オンライン決済)、Apple Pay、PayPay)」「現金・その他決済(店頭払いや後払い、銀行振込やコンビニ払いなど)」の3つにわけ、各月の総注文件数の割合を調べた。ID・QR決済利用が増加し、現金利用が減少している。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップの調査 各月決済手段の割合/件数
各月決済手段の割合/件数(調査対象店舗全体)

決済方法を3つとも提供している店舗に限定して(n=332)調査結果では、現金から他の決済方法への移行が進んでおり、ID・QR決済の利用率が現金を上回った。キャッシュレス利用が全体の約3/4を占め、ID・QR決済利用は3割を超えている。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップの調査 各月決済手段の割合/件数
各月決済手段の割合/件数(3種類の決済手段提供店舗のみ n=341)
◇◇◇

「futureshop」シリーズはコロナ禍で新規導入店舗が増加し、2020年4月の2500店舗から2021年2月には2800店舗を突破。2020年度の流通総額は前年度比48%増の1550億円を記録した。

瀧川 正実
瀧川 正実

コロナ禍の需要増でオイシックス・ラ・大地の売上は1000億円を突破【2021年3月期】

4 years 10ヶ月 ago

食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円、営業利益は同202.6%増の74億6500万円だった。

売上高は国内宅配事業の会員数増、1ユーザーあたりの平均売上高が増加、海外事業の業績が通年影響したことで2ケタ増収となった。

国内宅配事業の会員数増加の効果により約200億円の増収。さらに、新型コロナウイルスの影響による1ユーザーあたりの売上増の効果などで合計約300億円の増収効果があったと分析している。

食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円
前年推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

オイシックス・ラ・大地は主に「Oisix」「大地を守る会」「らでぃっしゅぼーや」の3つのブランドで食品宅配事業を展開している。

食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円 セグメント別業績
セグメント別業績(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

「Oisix」の売上高は前期比39.2%増の498億6300万円、セグメント利益は同87.1%増の89億8400万円。第1四半期に、急激な需要増に起因する物流センターの出荷キャパシティー逼迫で新規会員獲得を停止したものの、第4四半期にはテレビCMなど新規会員獲得のプロモーション施策を行い、会員数は2020年3月末の23万9837人から、2021年3月末には30万8889人へと増加した。

食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円 会員数と顧客1人あたりの月単価
会員数と顧客1人あたりの月単価(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円 Oisixの新規会員の獲得について
Oisixの新規会員の獲得について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

「大地を守る会」の売上高は同32.6%増の139億7800万円、セグメント利益は同56.0%増の24億100万円。会員数は2020年3月末の3万7127人から、2021年3月末には4万5307人へと増加した。シニア層の健康・免疫意識の高まりに対し、手軽に野菜を摂取できるサービスや発酵関連の商品を積極的に展開。顧客ニーズに即した販売施策を実施したことで、購買頻度・単価ともに前連結会計年度を上回って推移した。

食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円 「大地を守る会」会員数と顧客1人あたりの月単価
「大地を守る会」の会員数と顧客1人あたりの月単価(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

「らでぃっしゅぼーや」の売上高は同18.2%増の177億400万円、セグメント利益は同13.4%増の30億2300万円。会員数は2020年3月末の5万6935人から、2021年3月末には6万2751人へと増加した。家庭での調理機会の増加に対し、料理が楽しくなる商品・サービスの販売施策を実施したこと、メイン商材である季節の野菜の詰め合わせボックス「ぱれっと」の商品設計の改善などを行った結果、購買頻度・単価ともに前事業年度を上回って推移した。

食品宅配大手オイシックス・ラ・大地の2021年3月期連結売上高は、前期比40.9%増の1000億6100万円 会員数と顧客1人あたりの月単価
「らでぃっしゅぼーや」会員数と顧客1人あたりの月単価(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

LINEとSTAFF STARTが業務提携。オンライン接客のパーソナライズ化に向け、「LINE STAFF START」を共同開発へ

4 years 10ヶ月 ago

店舗販売員のデジタル接客を可能にし、EC売上に対する貢献度を可視化するツール「STAFF START」を提供するバニッシュ・スタンダードとLINEは5月14日、業務提携契約を締結したと発表。新サービス「LINE STAFF START」の共同開発を行い、2021年秋頃のサービスローンチをめざす。

7万人超の店舗スタッフ、LINE公式アカウントの開設が可能に

「LINE STAFF START」は、「STAFF START」に登録している7万人超の店舗スタッフのLINE公式アカウント開設を可能にし、LINEを通じたオンライン接客が行えるというもの。主に以下の取り組みが行われる予定。

「STAFF START」登録コンテンツと連携、オンライン接客に活用

「STAFF START」に登録しているコンテンツ(商品やコーディネートなど)を手軽にLINE公式アカウントと連携し、メッセージとして配信。店頭での接客やLINEを通じた会話から得た情報をもとに、1人ひとりの顧客にあった商品などのコンテンツ提案が行えるようになる。

「LINE STAFF START」を通じた接客イメージ
「LINE STAFF START」を通じた接客イメージ(画像:「LINE STAFF START」紹介サイトより編集部がキャプチャ)

従来から、やり取りのために店舗スタッフと顧客間で、LINEやSNSアカウントを交換するケースはあったが、スタッフのLINEアカウントはプライベートで使用していることが多く、積極的にコミュニケーションが行えなかったという。また、企業側も店舗スタッフと顧客とのやり取りが見えず、オフィシャルなコミュニケーション手段として、LINEやSNSを採用しにくいという課題もあった。

「LINE STAFF START」は、企業側がどのスタッフにアカウントを発行し、どのようなやり取りをしているか把握できることから、LINEを公式の接客手段として活用しやすくなる

LINEでつながった顧客にコーディネート提案を送るイメージ
LINEでつながった顧客にコーディネート提案を送るイメージ(画像:「LINE STAFF START」紹介サイトより編集部がキャプチャ)

チャット機能やメッセージ、ビデオ通話やLIVEを利用できるほか、LINEのメッセージを通して自社ECサイトで売り上げがあった場合、店舗スタッフ個人の集客・売り上げとして可視化できる。

LINE STAFF STARTで利用可能予定の各種機能
「LINE STAFF START」で利用可能予定の各種機能(画像:「LINE STAFF START」紹介サイトより編集部がキャプチャ)

また、LINEを使った販売活動の実績をもとに、店舗スタッフの売上ランキングの確認、売れ筋商品、コンテンツの分析もできるという。

LIVEの利用イメージ
LIVEの利用イメージ(画像:「LINE STAFF START」紹介サイトより編集部がキャプチャ)

店頭での購買履歴や来店履歴との連携

デジタル会員証などをLINE上で提供することで、LINEアカウントとひも付いたオフラインの購買履歴を取り入れることができる。購買履歴や来店履歴に基づいたお得な情報を、LINE公式アカウントを通じて届けたり、日々のオンライン接客に生かすことが可能になる。

LINE Beaconを活用し、店頭での来店検知も行う予定。STAFF STARTとの提携を発表したLINEのオンラインカンファレンス「LINE BIZ DAY 2021」(2021年5月14日)によると、販売員はLINEでフォローされている「友だち」の来店を検知、過去の購入履歴を確認しながら接客ができるなど、オフラインでも「パーソナライズ」された接客を実現する機能の提供も検討しているという。

公文 紫都
公文 紫都

【WalmartのDX事例】Amazonショックに立ち向かうリテール王が進めたデジタルとリアルの良いとこどり | DX経営図鑑(全8回)

4 years 10ヶ月 ago
Walmartはアプリ活用でデジタル化を進めつつ、リアル店舗の強みも武器にしてきました。その一つが、デジタルで注文してリアルで受け取る「BOPIS」。BOPISで叶う顧客の新たなニーズとは。
DX経営図鑑

この記事は、書籍『DX経営図鑑』の一部を特別にオンラインで公開しているものです。

Part 1「世界のDX事例と価値交換の仕組み
 》 DX Case 2「Walmart Amazonショックに立ち向かうリテール王
 》 3「脱Walmart化とデジタル民主主義」、4「リアル店舗の資産をデジタルで最大化」より

Walmartが現在のWalmart.comとなるeコマースを本格的に開始したのは2007年のことです。Kosmixという検索エンジンとデータ分析の会社を買収し、2013年にWalmart Labsを発足させました。これは小売におけるさまざまなデータを分析し、次世代の小売業の開発を目指したもので、スタートアップの買収とインキュベーション(設立して日の浅い企業に経営ノウハウや資金などを提供して育成すること)も兼ねた機関でした。Walmartはその後も、デジタル企業の積極的な買収を続けますが、eコマース領域の成長は鈍く、Amazonが大躍進を続けるなかで苦戦を強いられます。その後、Jet.com買収からようやく潮目が変わるのです。

Jet.com創業者のマーク・ロアは、かつてベビー用品EC(電子商取引)のDiapares.comでAmazonと熾烈な競争を繰り広げましたが、その事業をAmazonに売却することになりました。その後、売却時に得た資本でJet.comを立ち上げます。Jet.comは「ECのCostco」を目指したホールセール型のビジネスモデルで、年会費に50ドルを払えば生活消費財や食品を破格で買うことができたため、大変な人気となりました。

しかしその後、創業わずか2年でWalmartに買収されます(2016年)。従来のWalmartであれば、Jet.comは解体され、ベントンビルの本部によってWalmart流に取り込まれていくのですが、このJet.comはそれまでとは異なる道を辿りました。2014年にWalmartのCEOに就任したダグ・マクミロンは、これまでの吸収型買収を止め、Jet.comを稼動させながら直営ECであるWalmart.comの改革をマーク・ロアに任せることにしたのです。

Walmart化の回避と成功

ロアの下で、Walmartは積極的にデジタルブランドの買収を始めます。ホーム&ガーデンのHayneedle、女性向けヴィンテージアパレルのModCloth、男性向けアパレルDtoCの騎手と目されたBonobosなどを傘下に加えながら、各ブランドサイトを無理やりに「Walmart化」することはせず、各ブランドのファン層を維持しながら、有効な顧客データを手に入れていったのです。

こうして、各ブランドサイトの買収を続けたWalmartは、顧客接点を拡大・多様化しながら、できるだけWalmart色を抑えることでミレニアル層を取り込みました。もとは、EDLP(Everyday Low Price)ブランドとして受け入れられてきたWalmartでしたが、デジタル世代の購買主力であるミレニアル層は、個性的でニッチなものを好み、大手量販店で売られるありきたりな商品を敬遠する傾向にあります。Walmartブランドはミレニアル層に忌避されると確信したWalmart CEOのマクミロンは、ロアのデジタルスタートアップの手法を大いに生かし、デジタルブランドのWalmart化を極力抑えることでミレニアル層の民意獲得に努めたのです。

アメリカのEC市場では、Amazonが圧倒的なシェアを維持しています。eMarketerの調査によると、2016年の段階では1位のAmazonが38.1%、2位のeBayが7.8%、3位のAppleが3.2%、Walmartは4位でわずか2.8%というシェア率でした。しかし、2019年にWalmartは4.6%の3位に、2020年には5.3%の2位に浮上しました。いまだAmazonはシェアを伸ばしていますが、2020年は微増の38.7%ですから、Walmartは他勢力を抜き去り、ポストAmazonの最有力ECプレーヤーに躍り出ることに成功しています。

さまざまなビジネスとの共存

技術面においては、Walmart.comはJet.comのマーケットプレイス要素を取り入れ、むしろ積極的に「Walmart.comのJet.com化」を推進しました。

デジタルビジネスの世界では、決済、ローン、リコメンド、配送管理といったさまざまな単機能型デジタルサービスが接続することで成立します。一企業が囲い込む従来の開発手法では、スピードや柔軟性に欠け、躍進するスタートアップに後れをとっていました。Walmart.comはWalmart Labsを設立するなど、最新技術の導入やプロセス改善に向けて積極的に動いていましたが、大きな成果をあげられませんでした。そのためCEOのマクミロンは、Walmartの従来の帝国主義的な発想を否定し、さまざまなビジネスとの共存による民主主義的な方法での成長を目指しました。Jet.comの買収とロアの抜擢はその象徴といえ、ブランドだけでなく技術開発面においても、脱Walmart化を推進したのです。

従来のプロセスからの脱却

マクミロンの選択は、DXを考えるうえで非常に大きなヒントになります。過去に大きな成功体験を持っている企業ほど、新しいものを「取り込む」という発想を持ってしまい、技術開発面でいえば「自社流にカスタマイズ」しようとします。しかし、デジタル化社会のビジネスは、先鋭化した各サービスがその個性を維持しながら繋がることで、カスタムという手間を極力避け、幅広いデータを処理し、指数関数的な成長をともに目指すエコシステムが主流です。いかに巨大な資本力やIT資産を持ち、先進的な技術を手に入れたとしても、従来のプロセスに閉じてしまっては、旧世代のIT化にとどまっているといえます。それでは「超高速」の世界には行けません。巨人Walmartは、2016年のJet.com買収で覚醒することができたのです。

リアル店舗の資産をデジタルで最大化

Walmartの覚醒は、「脱Walmart化」だけではなく、リアル店舗の小売業が持つ競争力や資産を有効活用し、AmazonなどEC企業との圧倒的な差別化を目指しています。そのキーワードがWalmartアプリであり、BOPIS(Buy Online Pick-up In Store)です。

Walmartアプリの進化

Walmartは2014年から、スマートフォンの公式アプリを本格的に稼働し始めます。当初の役割は、会員証のスマートフォンへの移行でした。多様なディスカウントや特典があるWalmart Membershipの機能をアプリに収めることで、購買時の割引やキャッシュバックポイントを可視化し、モバイルコマースの活用を実現しました。

そして2018年、それまでは別サービスで展開していたWalmart Pay(QRコード型のキャッシュレス決済アプリ)を1つにまとめ、現在のWalmart公式アプリに展開させたのです。このアプリは、2019年にはショッピング分野でのダウンロードランキングが上位に入り、ほとんどのアメリカ国民が持っているショッピングアプリになりました。同アプリは会員機能とQRコード決済に加え、EC購買やピックアップ予約、現金の送金や処方箋機能(処方箋が必要な薬を受け取る認証コードを発行)まで備えています。さらには、特定エリアに限定したバーゲン情報や、タイムセールの告知なども可能です。

こうしてWalmartアプリは、Amazonのような「デジタル」の強みを取り入れつつ、Walmartのような「リアル」の強みをさらに強化したサービスを提供する、万能型の小売アプリへと進化しました。

デジタルがいいもの、リアルがいいもの

BOPISとは、デジタルで注文してリアルで受け取るサービスのことで、2015年頃からアメリカのリアル小売の合言葉になっていましたが、本格的に実現させたのはWalmartでした。

ウェブサイトやスマートフォンで買い物し、店舗まで取りに行くというこのサービスは、受け取りに来た顧客をスピーディーかつ正確にさばくオペレーション体制の構築が課題となっていました。

BOPIS顧客が増え、顧客が受け取りまで待たされることになれば、レジ待ち行列に並ぶのと何ら変わりません。むしろ、すぐ入手できると思っていた消費者にとってはマイナス体験になります。

Walmartは大規模なピックアップセンターを整備し、ドライブスルーのように車で乗り付け、専用のピックアップガレージで受け取りができる仕組みを作りました。消費者はWalmart.comで購買後、受け取り先を最寄りの店舗に指定するだけでいいのです。あとは指定されたガレージに向かい、スマートフォンのバーコードをかざすだけで商品を受け取ることができます。生鮮食品ですら当日配送ができる現代、買い物は全て自宅配送でよいのではないかという意見もあるでしょう。一方で、「今日の晩ごはん」や「明日のイベント」のために、今すぐ欲しい緊急のニーズも常に存在します。また、子どもと店舗までドライブする時間も、日常生活の中で軽視できない体験といえるでしょう。

BOPIS──Walmartのさらなる努力

逆説的にいえば、これらはAmazonでは手に入らない価値であり、Walmartをはじめとする実店舗型リテールの最大の競争力でもあります。Amazonの躍進によって撤退や倒産を余儀なくされたビジネスは、以前はToys“R”UsやSports Authorityなどのホビー用品店、Searsなどの雑貨店、J.C.Penneyなどの高級百貨店でしたが、生鮮食品・雑貨を中心としたWalmartやそのライバルであるCostco、Targetは今も生き残り続けています。

それまでも、日常消費のエンターテインメント性を主張する企業は数多くありましたが、「デジタルのほうが便利なこと(注文、決済、予約)」を積極的に取り入れ、「リアルのほうがありがたいこと(即時ピックアップ)」を本格的に実現できたのはWalmartだけでした。このデジタルとリアルの双方を取り入れるのは非常に大変なことです。多くの企業がBOPISを提唱しつつもうまくいかなかった背景には、受付時間の制約やミスの多発、顧客対応がスピーディーに進まないなどの「期待値と体験のギャップ」がありました。Walmartはデジタルスピードに合わせて既存のオペレーションを組み直し、理想的なBOPIS体験を提供するようになったのです。

Walmartが取り去るペイン
──今欲しいものを最短で手に入れるために

1970-80年代のIT化、そして2015年以降のデジタル化を通じてWalmartが一貫しているペイン除去は、全体購買時間の短縮です。Walmartの大型店舗は、行けば何でも揃う「ワンストップソリューション」という価値を提供します。何店舗にも行かなければ揃わない生活雑貨や生鮮食品などがWalmartでは全て手に入るので、街中を駆け回る非効率性を回避できます。

一方、eコマースの登場によって、Walmartに「行かなくても」何でも手に入る時代が訪れました。アパレルや家電、大物雑貨の需要はeコマースに大きく流れますが、生鮮食品など「今すぐ手にに入れたいもの」を店舗で購買する需要が絶えることはありません。BOPISで受け取り予約を入れ、注文し忘れたものは受け取りついでに店舗で買えば、「今欲しいものを今手に入れる」ことができ、レジ待ちも回避できます。

eコマースの配送は極めて便利ですが、何時に届くかわからない以上、「今欲しいもの」の入手には向いていません。むしろ、このタイムラグは、eコマースが生み出した新しいペインです。Walmartはeコマースができない「ワンストップで必需品の調達」を実現し、買い回りやレジ待ちという非生産的な時間の短縮に努めています。

Walmartがもたらすゲイン
──最短・最安と、入手方法の自由

Walmartがもたらすゲインは、今欲しいものを「最短・最安」で手に入れるという創業からのペイン除去に立脚しています。明日でいいものはAmazonで十分なのです。Walmartは「明日でいいけど、今日あったほうがいいかもしれない」ものも含めて提供し、日常消費を小さなエンターテインメントにします。急がない商品は配送で、今欲しいものはBOPISで、気づいていないものは店舗で思い出して買えばいい、という入手方法の自由が、買い物体験の利便性と娯楽性を同時に高めているのです。

配送という選択肢しかないAmazonは、ここが最大の弱点です。Walmartによって消費者は、消費のエンターテインメントをスタイルに合わせていつでも楽しめる、極めて大きなゲインを手に入れたのです。

小売業のビジネスモデルを転換するWalmartのDX

2020年、コロナ禍に苦しむアメリカでは第3四半期のeコマース消費が前年比79%に増加し、Walmart.comもまた79%増となりました。Walmartは同年にサブスクリプションサービスのWalmart Plusを発表していますが、これは明らかにAmazon Primeを意識したものです。また、2014年からWalmart Closed Loop(ウォルマート閉域網)と呼ばれる広告ネットワークを構築し、広告事業にも力を入れ始めています。Walmart.comと買収したデジタルブランド全ての測定を一元化し、店舗データとのマッチングを行うことで、リアルでもデジタルでも広告の売上貢献効果が確認できる仕組みを作りました。

現在展開するWalmartのデジタル広告は、同社が提供するプラットフォーム上から広告主や広告代理店が直接買い付け、管理できる、Amazonと同様のモデルです。Walmartの広告プラットフォームを通じてGoogleやFacebook広告を買い付ければ、デジタル・リアル双方のWalmart店舗での売上貢献を測定することができます。現在のWalmart.comおよび関連ブランドの総アクセス数は月間4億訪問を超える勢いで、日本の楽天と同レベルの媒体力を持っています。Walmart実店舗の訪問顧客数は月間10億人を超えるとされ、9割のアメリカ人が、少なくとも年に1度はWalmartを利用しています。Walmartのデジタル広告進出は、先述の「製販同盟」のデジタル版ともいえるでしょう。メーカーはWalmartでの売上に加えて、広告効果のデータを入手できるので、販売・生産予測はもちろん、ブランディングや販売促進のための莫大な広告費の投資効率を上げることができ、デジタル世代にも正確に訴求できることはメーカー各社にとっては嬉しいサービスです。

Walmartは、ブランドスローガンであるEDLPを常に実現すべく、積極的にデジタル化を取り入れてきました。小売業という低収益率の弱点を補うべく広告領域に力を入れ、さらなる投資原資を確保して、新しい小売業のビジネススタイルを模索しています。

  • 著者: 金澤 一央、DX Navigator 編集部
  • 発行: 株式会社アルク
  • ISBN: 978-4757436787
  • 価格: 2,310円(税込)

勝てるDXの本質
~次に生き残るのは、誰か?~

世界の伝統的企業やスタートアップがいち早く取り組んできたDXの数々。各事例をつぶさにレポートしてきた「DX Navigator」編集部の知見をまとめ、事例分析と価値提供のプロセスを可視化した一冊です。

本書は世界全32社のDX事例を収録。いずれも、顧客/ユーザー視点での「ペイン(苦痛)」と「ゲイン(利得)」を切り口に、顧客/ユーザーが最終的に得た「価値」について解き明かします。

Part 1では、従来の商習慣や価値提供の概念を新しい基準に転換させた「ゲームチェンジャー」である9社―Netflix、Walmart、Sephora、Macy’s、Freshippo、NIKE、Tesla、Uber、Starbucks―を取り上げます。

Part 2では、海外のスタートアップを中心に日本企業も加えた23社の事例を、業界別に紹介。多くの顧客/ユーザーから支持を得た、各社のエッジが効いた斬新なアイデアとその背景に鋭く迫ります。

日本の「DXブーム」には問題も潜んでいます。DXとは単なる技術導入やカイゼンを言い換えた言葉ではなく、「ユーザーが最終的に得る価値」を見つめ、新しい価値提供の仕組みを創り出すということ。これからも続く企業の変革、世の中の変革のなかで、次に生き残るのは誰か?

金澤一央+DX Navigator 編集部
金澤一央+DX Navigator 編集部

ツイッター、広告商品をリブランディング

4 years 10ヶ月 ago

ツイッターが広告商品の再分類を行い、一部の名称を変更。予約型広告は「テイクオーバー」カテゴリーに分類され、「プロモトレンド」は「トレンドテイクオーバー」、「プロモトレンドスポットライト」は「トレンドテイクオーバープラス」、「ファーストビュー」は「タイムラインテイクオーバー」に改称。

Twitter広告プロダクトのリブランディングのお知らせ
https://business.twitter.com/ja/blog/announcing-rebranded-ad-suite.html

noreply@blogger.com (Kenji)

ATTオプトイン率の真実

4 years 10ヶ月 ago

アップル「iOS」向けアプリで、「App Tracking Transparency(アプリのトラッキングの透明性)」ダイアログを表示するアプリが増えてきている。このATTダイアログで追跡を許可(オプトイン)する割合について、いくつかのデータが出てきた。フルリーによると、ATTオプトン率はアメリカでは5%前後、世界では10%台前半で推移している。一方、アップスフライヤーによると、ATTオプトイン率はアメリカでは約30%、世界では約40%だ。両社の発表する値がこれほど乖離しているのはなぜか、ブランチのアレックスバウアー氏が解説している。測定方法や計算式が異なるためだが、それぞれに長所と短所がありそうだ。

ATT Opt-In Rates: The Picture So Far And The Ugly Truth Behind Why The Numbers Vary So Widely
https://www.adexchanger.com/data-driven-thinking/att-opt-in-rates-the-picture-so-far-and-the-ugly-truth-behind-why-the-numbers-vary-so-widely/

Daily iOS 14.5 Opt-in Rate (Flurry)
https://www.flurry.com/blog/ios-14-5-opt-in-rate-att-restricted-app-tracking-transparency-worldwide-us-daily-latest-update/

The impact of iOS 14 & ATT on the mobile app economy (AppsFlyer)
https://www.appsflyer.com/ios-14-att-dashboard/
iOS 14とATTがモバイルアプリ業界に与える影響
https://www.appsflyer.com/jp/ios-14-att-dashboard/

noreply@blogger.com (Kenji)

世界のネット広告費、2021年は20%増の見込み

4 years 10ヶ月 ago

イーマーケッターによると、2020年の世界の総広告費は前年比1.2%減となったが、デジタル広告費は同12.7%増。2021年のデジタル広告費は同20.4%増の4,553億ドルとなり、総広告費の6割を超える見通し。

Worldwide Digital Ad Spending 2021
https://www.emarketer.com/content/worldwide-digital-ad-spending-2021

noreply@blogger.com (Kenji)

EC利用が増えたシニア層は2020年の約3倍に。動画投稿サイトの閲覧などオンライン行動が多様化

4 years 10ヶ月 ago

オースタンスの調査・ビジネス推進組織「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)シニアコミュニティラボ」と博報堂のプロジェクトチーム「博報堂シニアビジネスフォース」は、コロナ禍がシニア世代に及ぼした影響について調査、2020年4月の調査結果と比較した。「コロナ前と比べてネットショッピングの利用が増えた」と回答した人は、2020年の約3倍になった。調査対象は「趣味人倶楽部」会員で60~94歳の男女797人、期間は2021年3月9日~22日。

「ネットニュースを読む」以外は2020年より増加

オンラインで行うことについて、コロナ前より「増えた」と回答した数値を2020年4月の調査結果と比較。減少した項目は「ネットニュースを読む」(20年:60.9% → 21年:49.8%)だった。

一方、増加した項目は「無料の動画を見る(動画投稿サイトなど)」(20年:27.6% → 21年:39.6%)「ネットショッピング(20年:12.9% → 21年:30.0%)」「メッセンジャーアプリで友人や家族と会話する(20年:10.6% → 21年:16.3%)」「Web会議ツールを利用して友人や家族と会話する(20年:2.3% → 21年:11.9%)」だった。

調査 シニア層 趣味人倶楽部 新型コロナウイルスの流行以降にオンラインで行うことが増えたこと
新型コロナウイルスの流行以降に、オンラインで行うことが増えたこと(複数回答可、上位10項目)(出典:趣味人倶楽部シニアコミュニティラボ)
調査 シニア層 趣味人倶楽部 新型コロナウイルスの流行以降にオンラインで行うことが増えたこと 男女別
新型コロナウイルスの流行以降に、オンラインで行うことが増えたこと(男女別)(複数回答可、上位10項目)(出典:趣味人倶楽部シニアコミュニティラボ)

女性を中心に「ネットショッピング利用増えた」

ネットショッピングでの買い物頻度の変化について聞いたところ、「コロナ前に比べネットショッピングでの買い物が増えた」と回答した人は30.5%で、2020年の9.6%の約3倍だった。

オンライン購入が多い物は「衛生用品(マスクなど)」「趣味関連商品」「食品」。オンライン購入が増えたジャンルは「家電・電化製品(20年:3.6% → 21年:15.3%)」「趣味関連商品(20年11.6% → 21年:18.9%)」「衣類(20年:3.2% → 21年:10.4%)」だった。

調査 シニア層 趣味人倶楽部 ネットショップに関して、新型コロナウイルスが広がる前と比べて、買い物の頻度に変化があったか
ネットショップに関して、新型コロナウイルスが広がる前と比べて、買い物の頻度に変化はあったか(出典:趣味人倶楽部シニアコミュニティラボ)
調査 シニア層 趣味人倶楽部 ネットショップに関して、新型コロナウイルスが広がる前と比べて、買い物の頻度に変化があったか 男女別
買い物頻度の変化グラフ男女別入れる ※キャプ:ネットショップに関して、新型コロナウイルスが広がる前と比べて、買い物の頻度に変化はあったか(男女別)(出典:趣味人倶楽部シニアコミュニティラボ)
調査実施概要
  • 調査タイトル:「新型コロナウイルスによる生活への影響に関するアンケート2021」
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年3月9日~2020年3月22日
  • 調査対象:60歳~94歳の男女で趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)会員797人

※本調査は「趣味や交流を楽しんでいる活動的な60歳以上のアクティブシニア」を対象とする

藤田遥
藤田遥

カクヤスがモール事業に参入。「日本酒+つまみ」に特化した専門EC「カクベツ」を開設

4 years 10ヶ月 ago

カクヤスグループの子会社であるカクヤスは2021年7月、酒とつまみに特化したモール型専門ECサイト「カクベツ」をオープンする。コロナ禍で厳しい状況下にある日本の酒蔵を応援するのが目的。

「カクベツ」は、酒蔵や食材事業者が一般ユーザーへ直接販売できるプラットフォームを提供する出店型の通販サイト。

カクヤスグループの子会社であるカクヤスは2021年7月、酒とつまみに特化したモール型専門ECサイト「カクベツ」をオープンする
カクヤスが展開するECモール「カクベツ」のイメージ

145万人の会員を抱えるカクヤスのECサイト「なんでも酒やカクヤス」とアカウントを連携し、送客する。出店者が負担するのは、売上金額に対する手数料率5%(クレジットカード手数料込み)。なお、出店商品のカテゴリーによって手数料は異なる。初期・月額費用は発生しない。

主目的は日本の酒蔵を応援すること。酒好ユーザーに「酒蔵の思いやこだわり」を発信しながら、酒類業界を活性化、酒蔵とお酒好きなユーザーを橋渡しするサイトをめざす。

酒蔵のある地域には酒に合う地域自慢の食材が豊富にある。そういった食材も今後、積極的に取り扱っていく。

「カクベツ」は今後、酒蔵・食材業者の出店を募り、全国の一般ユーザーに商品を届けていく。将来的には、海外への販路拡大も視野に入れており、酒類業界のさらなる売上拡大につなげていく。

  • 「カクベツ」の出店担当窓口
    kakubetsu_shop@kakuyasu.co.jp
石居 岳
石居 岳

検索結果とマップパックを独占する、12の実績のあるローカルSEOのアドバイス

4 years 10ヶ月 ago

ユーザー行動の変化やモバイルデバイスの普及もあり、「近くの」何かを探す検索行動は日々増加していると思われます。いわゆるローカルSEOの範疇となりますが、Googleの検索結果も進化し続け、完全に無視はできない存在となって … 続きを読む

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