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バズマーケティングとリスティング広告のシナジー効果

14 years 11ヶ月 ago
現在、多くの日本企業が中国進出を図り、その大半は、バナー広告の出稿やSEO対策、リスティング広告などのプロモーションを行っている。もちろん、バナー広告などのWEBプロモーションも重要だが、中国におけるプロモーションとして、もう一つ重要な手法が存在する。それは、バズマーケティングである。 バズマーケティングとは、いわゆる口コミを活用したマーケティング手法のことである。なぜバズマーケティングが中国において重要なのか?それは、中国人の購買における決定要素に口コミ情報を重要視する傾向が強く見られるためである。 インターネットの普及は、従来の消費者行動論に大きな変化をもたらした。「AIDMA」のうち、D-Desire(欲求・購買欲)とM-Memory(記憶・保留)が省略され、S-Search(検索)とS-Share(共有)が新たに加わり、「AISAS」という理論が生まれた。しかし、中国では購買する前に、さらに、一度、他人の口コミ情報を参考して決定する特徴がある。つまり、次のような行動パターンだ。『認知する⇒興味をもつ⇒検索する⇒口コミで情報収集⇒購買決定⇒情報をシェアする)』 日本においても近年、Twitterを利用したプロモーションが増えてきているが、中国においては従来から口コミ情報を有効活用したプロモーションが、その成否を決定付ける不可欠な要素となっている。 DCCI※1が発表したネットユーザーの媒体、チャンネル接触回数調査を見ると、ユーザーが一番接触しているのはインターネット(83.9%)、その次は口コミ情報(77.3%)となっている。また、ユーザーが使用しているネットコンテンツの中、SNSなどのコンテンツ利用は63.1%を占めている。 つまり、バズマーケティングを行う企業側のメリットとしては、企業の認知度を高めると共に、ユーザーの購買欲を高める効果もある。例えば、明治乳業の粉ミルクに関して、中国における宣伝、販促活動は行っていないが、インターネット上の口コミで爆発的な反響を巻き起こした。その効果により、同メーカーの粉ミルクを求め、わざわざ日本に買い付けに来る中国人が出るほどの売れ筋商品となった。 さらに、バズマーケティングとリスティング広告を同時に行う事で、その相乗効果が期待できる。まず、バズマーケティングを行うことによって、ロングテールキーワードを発見することが出来る。日本企業の場合、特に現地で実際に良く使われるローカルな表現や単語などは翻訳でカバーすることは困難である。しかし、その表現や単語にこそ購買に至る重要な要素が隠されていることが多々ある。そのため、そのキーワードも含めて出稿することによって、よりコアなユーザーを獲得することができるのである。 また、自社の商品やサービスブランドをバズマーケティングの利用により、ユーザーに浸透させる手法も有効である。バズマーケティングで認知度を高めて、検索に誘導するといった効果的な手法である。 従って、海外で進出する際には、単純にキーワードを日本語に翻訳し、リスティング広告やバナー広告を出稿するだけでは効果は上がらない。その国ごとにある特徴的な購買行動やユーザーの特性を理解し、それぞれの国にあった手法で、プロモーションを行うことが効果的且つ重要である。 参考資料: ※1DCCI互联网数据中心(DCCIインターネットデータセンター) http://hi.baidu.com/%CE%D2%CA%C7%BD%C5%CC%A4%B3%B5/blog/item/afbf2e013dc7770c1c958364.html (執筆:マーケティンググループ K.O)...

193人が書いた2011年を表す3つの言葉

14 years 11ヶ月 ago
昨日、2011年を表す3つの言葉という記事を紹介しましたが、その元ネタとなっている本家のブログ記事もご紹介。筆者以外に読者にアンケートを行い総勢193人が今年にかける意気込みを3つの言葉で語ります! — SEO Japan 毎年、私は、新しい年に自分が重点的に取り組むことに対して従うべき柱となる3つの言葉を考え出している。私には大抵役に立たない決意の代わりに、私は、これらの言葉を自分の行動と取り組みの灯台として使用することに専念しているのだ。これが私の2011年を表す3つの言葉だ: 再投資。パッケージ。流れ。 [Reinvest. Package. Flow.] 再投資 – 私は、自分に関係のある全ての分野において惜しみない努力を再投資する予定だ。電話でするつもりはない。私にはいくつか体力目標がある。私はそれを遊び半分にし続けることはできない。私にはいくつか財政目標があり、それは達成できる予定だ。私にはいくつかコミュニティの目標があり、私がプロジェクトへの再投資をして新しいことに取り掛からないことを要求する。 パッケージ – 私は、この間パッケージングについて書いたところだ。基本的に、私は自分のマーケティングを立て直すつもりである。物事が理にかなっていること、それらが理解しやすいこと、適切な人々がそれらについて知っていることを確実にするつもりだ。パッケージングには他の意味もあるが、2011年は私にとってこれが大切なことなのだ。 流れ – 2010年の最後の何カ月間で、自分がまだ多くやり過ぎていることに気が付いた。私はさらにもう一度、改正モードに入った。私が2011年にもっとうまくやらなければいけないことは、流れを管理することだ:最重要事項に取り組み、障害を取りはらった状態である。私は、自分の2011年のオリジナルプランからすでに多くを取りやめている。そして、あともう少し取りやめるつもりだ。その結果がどうなるかって?物事はもっと良くなるだろう。私のストレスも少なくなる。物事がスムーズに流れる。 3つの言葉はゴールではない 3つの単語のアイディアは、あなたが熟考すべきものを持つことができるように作られた。ご存じの通り、ゴールはSMART(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Realistic:現実的、Timely:適時)であるべきだ。この二つを一緒に使う方法は、自分の単語に合うゴールを考え出すことである。例えば、“再投資”と結びついた私の2011年のゴールの1つは、10ヶ月間で50ポンド減量することだ。1ヵ月に5ポンドは、具体的かつ測定可能で、達成可能、現実的で、適時なのだ。 ほらね。 あなたの3語 私の無料ニュースレターを読んでいる人達にも、個人的な発展とビジネスの成長について2011年の3語は何かを聞いてみた。ここに彼らの回答を紹介しよう: Alexandra – 創造性、成長、簡素 [Creativity, Growth, Simplicity] Martha – 集中、接続、機運 [Focus, Connect, Momentum] Debbie – 接触、ストーリーテリング、創作 [Touch, Storytelling, Create] Rebekkah – 改善、書き換え、更新 [Reclaim, Rewrite, Renew] Vicki – 情熱、自信、バランス [Passion, Confidence, Balance] Debra – クライアント、評判、知性 [Clients, Reputation, Smarts] Nick – [...]

SEOの運用をスムーズに進めるための仕事術

14 years 11ヶ月 ago
Yahoo! JapanのGoogle採用も完了し、新年を迎えて今年はSEOを去年よりは頑張ろうかな、と考えているウェブマスターの方も多いかもしれません。とはいえ多少規模が大きく複数の人が関わるサイトになってくるとSEOをサイトに導入するのも一筋縄ではいきません。デザインやユーザビリティが優先だ、そもそもSEOなんて効果が無い、などなど様々な意見が各担当者レベルで噴き出しやりたいことができないままになってしまうのも良くある話。そんな悩めるあなたのために、今回はSEOの導入をスムースに進めるための会話術をサーチエンジンランドから。 — SEO Japan SEOの取り組みに対する支持を取り付けることは非常に重要である。社内のSEOスタッフなら、ある程度の駆け引きが発生するはずだ。そして、すべての承認を得る段階で、多数の異なるレベルで理解をしてもらう必要がある。あらゆる会議、宣伝、そして、裏交渉(例えば、rel=canonicalコードを実装してくれたら、洗車とワックスがけを1ヵ月間代行する等)において、適切な人と適切な会話をしているのか自分に問いかけたことはあるだろうか?また、このような会話は適切なレベルで行われているだろうか? 会話に適切な人物を招くことは明白であり、重要でもある。しかし、企業の規模が大きくなると、誰が何をしているのかが分からなくなるときがあり、そのため、誰と話せばいいのか不明確になる。会話が正しいレベルで行われているのかどうか自問するなら、企業の階層だけではなく、話されている話題に関する知識のレベルにも気を配る必要がある。 先日、私は多くのレベル – マネージャーから数名の副社長クラスに至るまで – で構成される会議を行った。私が補足の会話をSEO部門のマネージャーとまとめていると、隣の部長が私に向かって、「英語を話していることは分かるけど、何を言っているのかさっぱり分からない」と言ってきた。私たちはクスクス笑って、彼らに必要なことは、時間通りの承認と仕事を実施する予算だと説明した。するとよく分かってもらえた。 どうやら私が出席する会議にはあらゆる種類の社員が顔を出すようだ。通常の業務では、マイクロソフトでは肩書はあまり意味を持たないが、SEOを知っているかどうかを問うのは危険な行為である。「知らない」と率直に答える人もいるだろう。「少しはね。でも今勉強しているところだよ」と怪しい答えが返ってくることもある。「知ってるよ。ほとんどね。」と厚かましい返事をする人もいる。トッピックに対する彼ら自身が考える知識のレベルに関わらず、私はほとんど知らないことを前提にして会話を始める。知っている人はすぐにシグナルを出すので、時間をかけずにさらに深い話題へと切り替えることが出来る。 トピックをよく分かっていなかった人には、新しいことを無理のないレベルで学んでもらうか、ゆっくりとしたアプローチで快適なレベルを容易に理解してもらい、快くメンツを保ってもらう。しかし、毎回、私は目的を達成するため、- つまり自分の質問に対する答えを提供するため、観察し、学び、そして、プレゼンを調整している。ニーズに対するアクションを把握するためだ。 先週、私は「正確な質問と答え」と名づけられたトレーニングセッションに出席した。名前が示す通り、これは、トピックをさらに掘り下げて、会話の話題を完全に理解するスキルを伝授するトレーニングであった。誰かが曖昧なまたは不明確な答えをした場合に、さらに掘り下げるスキルを強調していた。新しいrel-canonicalタグをいつ実装すればいいのか尋ねたときに、「来月」と言う答えが返ってきたなら、「何日?上旬?下旬」のように質問を絞り込むのだ。 この例は分かりやすいが、文化的な違いが持ち込まれ、異なる性格が散りばめられ、そして、完全に隠された議題が持ち出されれば、災難が待ち受けている。このトレーニングは、行間を読み、真実に近づくために掘り下げる能力を高めるために策定されている。社内のSEOとしては、とても役に立つスキルと言えるだろう。 答える側は、逆の立場である。プロジェクトの最新情報を求める重役は、詳細が事細かく綴られた長いeメールを望んでいるわけでもなければ、必ずしも理解しなくてもよい。相手がそのオーディエンスに伝えることが出来る程度の明白な情報を把握する必要がある。また、その情報を注意深くまとめなければ、文脈を無視して解釈される恐れがあるため、賢明に言葉を選ばなければならない。それでも、簡潔にまとめる必要はある。 つまり、SEOの取り組みを成功させる上で、オーディエンスを巻き込み、彼らの飲み込みの具合に応じて、ニーズに合わせることが重要なのだ。詳細を好む人もいれば、箇条書きやサマリーを好む人もいる。オーディエンスの違いを知ることが、仕事を前に進ませることが出来るか、忘れ去られてしまうかを左右する可能性がある。 この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。 この記事は、Search Engine Landに掲載された「How To Frame Your SEO Conversations So Work Gets Done」を翻訳した内容です。 上記は実はマイクロソフトのSEO担当の人の投稿記事だったようです。規模感がこれまた巨大ですが、、、確かにこの種のトレーニングセッションを設けることはSEOに限らず技術や手法が進化する分野では意味があることでしょうね。私たちもおつきあいのある代理店さんや制作会社さん、そしてクライアントさんの社内向けにSEOの講習会を行うことがありますが、SEOを内製化している会社さんであれば社内でこういうことをやっていくこともSEOをより効率的に実践するには大事なのでしょうね。 — SEO Japan

米国Grouponの失敗事例から考えるクーポンの効果的な利用法

14 years 11ヶ月 ago
日本でも大人気サービスとなっているグル―ポンですが、年末に起きたおせち問題でも大きな議論を巻き起こしています(正直やりすぎな気がしますが)。まだまだ成長過程のサービスだけに様々なトラブルが起こりうることは想像がつきますが、本国の米国でもグル―ポンにおけるトラブル事例が幾つかあるようです。今回は余り日本では紹介されない米国グル―ポンの失敗事例をソーシャルメディアエクスプローラーから紹介。これを読んでグル―ポンの効果的な使い方について改めて考えてみませんか? — SEO Japan 私の妻と義理の母がインターネットに興奮するのは、彼女たちが大好きな地元のレストランチェーンであるLouisville Originals(ルイビル・オリジナルズ)からメールが届き、次回のレストランの特価クーポンがオンラインに登場する時期を伝えられた時だけである。ルイビル・オリジナルズを介して、地域のレストランが手を組み、時期を限定したクーポンを配信し始めたのが2006年であり、それ以来この地域の食通は熱狂している。多くの人気の高いレストランでの食事が30%以上も割引されると言う口コミはすぐに広がり、コンピュータを持っていない人々も慌てて登録して、クリックしたものだ。ルイビル・オリジナルズは、これが現在全国レベルのオンラインコマースおよびクーポン配信のトレンドとなり、完璧ではないものの、瞬く間に人気が高まったマーケティングの機会の先駆けとなるなど思いもしなかったはずだ。 最大のクーポン配信サイトであり、Forbes(フォーブス)が史上最速で成長する企業と呼ぶGroupon(グルーポン)はグーグルの$60億ドルの買収を拒否した。消費者は毎日のメールの通知を受けるために登録し、地域の事業を中心とした40%-50%オフの特売に招待され、購入する。「バーニグ・ブッシュ・グリルで$16の地中海料理がたった$8で楽しめる」これが典型的なオファーである(ちなみにこの特売は先週火曜日のルイビル・グルーポンに掲載されていた)。行動を起こす時間は限られており、この特売をオファーする企業は規定を設けることが出来る(例えば、1人につき1点のみ、その他のクーポンとの併用不可など)。 しかし、グルーポンにも問題はある。クーポンを提供する事業は最低でも50%オフにするべきだと主張し、それでいて取引で発生した収益の50%を手数料として取っている。また、クレジットカードの手数料を課し、(私の知る限り、そして、実際にグルーポンを利用した事業によると)グルーポンの販売数の上限を決めることが出来ない。(**注記** この報告は事実誤認であった。グルーポンは実際には販売数の制限を認めている。事前に事実確認を適切に行わなかった点を謝罪したい) そのため、小さな事業を運営し、200枚ほど50%オフのクーポンを提供することで、店に足を運んでもらえると考えているなら、注意してキャンペーンを実行しよう。1日限りのグルーポンが200枚ではなく、2000枚ほど売れ、利鞘がなくなる可能性もあれば、損失が出る可能性もある。 Posie’s Cafe(ポージーズ・カフェ)のオーナー、ジェシー・バーク氏は、2011年の9月11日に投稿されたブログの中で、グルーポンとの取引を“事業主として今まで犯した過ちのなかで最悪の過ち”と切り捨てている。同氏がオレゴン州のポートランドで運営するカフェは今年の夏1000枚以上のグルーポンを販売したが、先程述べたコストが原因で、バーク氏は$8000ドルの赤字を被った。 グルーポンの営業担当者を信じるべきではなく、取引を策定する際は、手数料および諸経費を計算に入れるべきだと言うのが、バーク氏が得た教訓と言えるのではないだろうか。当然だが、50%~オフのクーポンは25%オフのクーポンよりも多く売れる。しかし、売り上げはクーポンストアに向かい、自分のもとには届かず、貧乏くじを引くのは事業主である。 失敗したのはポージーズカフェだけではない。他にも例はある。また、顧客の立場でもフラストレーションが発生しており、グルーポンと店舗がうまく連携していない点が指摘されている。 グルーポンの競合者であるTryItLocal.com(トライイットローカルドットコム)を運営するMemberMinded(メンバーマインディド)のCEO(そして私の友人でもある)、トッド・イヤーウッド氏は、ネガティブな例はあくまでも例外だと述べている。イヤーウッド氏は、同氏の毎日の取引の取り組みを取り上げたInsiderLouisville.comに私が投稿したエントリのなかでで次のように述べていた。 「グルーポンの取引によって害を被った事業はほんのわずかであり、注目する価値があるとは思えません。メディアやブロガーは弱点を見つけることが出来ないため、例外を発見し、大騒ぎするのです」 一本取られた。グルーポンに関するオンラインの会話を手早くチェックしてみたところ、4:1でポジティブな声がネガティブの声を上回った。しかし、SMEのマーケティングリサーチパートナー、ConsumerBase(コンスーマーベース)によると、ネガティブな声が増えてきているようだ。これはトライイットローカル等のブランドがより適性な手数料やカスタマイズ可能な取引を用意するようになった結果と言えるのかもしれない。しかし、全体的にネガティブな声は多数の恩恵を受ける顧客ではなく、“ごく僅か”な事業から上がっているようだ。このようなオンラインのクーポンネットワークが長期的に成功するためには、双方のオーディエンスを大事にする必要があるだろう。 一部のメディアは、いち早く反応し、バーク氏のような顧客がグルーポンを賢く利用しなかった点を指摘している。しかし、このような顧客がグルーポンの営業担当者- 収益を一人占めにして、諸経費の責任は負わない企業の代表者 – に相談し、丸めこまれているなら、当事者だけを非難するのは可哀そうだ。 しかし、グルーポンは、小規模な企業、特にイベントを介して、成功に導いている。オハイオ州ラブランドでHyperDrive Interactive(ハイパードライブ・インタラクティブ)を営むアリソン・マルゲロ氏は、グルーポンを介したイベントチケットのおかげで、シンシナティのKrohn Conservatory(クローン・コンサーバトリー)が軌道に乗ったと教えてくれた。クローン・コンサーバトリー(植物園)は毎年恒例のチョウのショーの入場券をたった数分の間に2000枚以上販売した。最終的に通常の25%のみの収益しか得ることが出来なかったが、予測していたよりも遥かに多くの客が足を運び、イベントに関する口コミに弾みをつけることが出来た。「私たちの目標は参加者の増加であり、収益ではありません。そのため、うまくいったと言えるでしょう」とマルゲロ氏は述べた。 さらに、ここルイビルのHistoric Locust Grove(ヒストリック・ローカスト・グローブ)遺跡および博物館のキャロル・エリー氏からも、イベントに関連するグルーポンのサクセスストーリーが届いた。この団体はグルーポンを使って、18世紀のマーケットフェアを誰でも知っているハロウィンと競うために用いて、500枚のチケット(イベントの参加者の約25%に相当)を販売した。同氏はグルーポンの手数料で失った利益をイベントでの食べ物の販売やグッズの販売で取り戻したと報告している。 その他にもグルーポンを使った成功例は豊富にある。グルーポンは店舗に人々を導く役目を持ち、前払い費用のない広告とも言える。クーポンサービスとして見られており、安っぽいイメージをもたられてしまう可能性はあるが、グルーポンのような1日限りの特価サービスは事業に客を運ぶ効果があり、しかも測定することが出来るメリットがある。コストの一部を賄い、新しい顧客やクーポンハンターの人達に自分のサービスを知ってもらう取り組み、また来たくなるような取り組み、あるいは来場中に高い商品を買ってもらう取り組みを行えば、収益源になり得るポテンシャルは秘めている。 一方、グルーポンの代打はあまり充実しているとは言えない。 LivingSocial(リビングソーシャル)は、ネットワークもユーザーベースもグルーポンには全く及ばないが、手数料は40%であり、30日後に収益を支払う(グルーポンはクーポンが提供されてから最大で90日以内に分割で支払う)。リビングソーシャルは地域に焦点を絞っているが、トライイットローカルほどではない。また、競合者と特売を同じ時期に行うことは出来ないようだ(グルーポンにも同じことが言える)。その他の大半の競合者も似たり寄ったりである。 ルイビルに本拠を置くトライイットローカルは異なるビジネスモデルを採用しており、その他の競合者が埋めることが出来ていないギャップを埋めているように思える。このサービスは商工会議所を対象としており、収益の70%を当該の事業に返すことで、経費の問題の解決を支援している。また、収益の70%以上と言う取りきめは地域の経済を潤わせる効果もある。なぜなら、手数料は商工会議所に流れる仕組みになっているからだ。トライイットローカルのビジネスモデルは、事業に高い収益の利鞘を提供して、特売を行う事業がより柔軟に対応することが出来るようにしており(販売数の制限等)、また、信頼されているパートナー、つまり商工会議所を通してオファーされるため、競合者のビジネスモデルよりも遥かに安定している。このサービスよりも地域の事業に早く接触することが出来るサービスは存在するのだろうか?(存在する。グーグルだ!グーグルには歯が立たない) さらにトライイットローカルは事業のクライアントに対して、今まで見たことがないような客層のデータを提供している。ターゲットのオーディエンスが45-55歳の女性だと考えていたかもしれないが、トライイットローカルの取引を実施した結果、実際にクーポンを購入するほどの興味を示した客層が分かる。イヤーウッド氏によると、驚くことに、2つのデモが若干異なることもあるそうだ。 (既にお気づきだとは思うが、バイアスがかかっている。イヤーウッド氏と私は2008年に共同でSocial Media Club Louisville(ソーシャルメディアクラブ・ルイビル)を立ち上げた。また、私はイヤーウッド氏と今は亡き(ただしウェブでは永遠にアーカイブされている)The Daily Idea(ザ・デイリー・アイデア)においても協力した。私たちが仲が良い点は言うまでもないだろう。しかし、トライイットローカルはルイビルの企業であり、これは私のブログである。訴えたいならどうぞ)。 毎日特売を提案するサイトはずっと前から存在している。恐らく初めてこの類のサービスを始めたのはWoot.com(ウートドットコム)だろう。2004年以来、営業を続けている。グルーポンは地理的な局面および通常の店舗を加え、爆発的な人気を得た。競合者は満たされていないニーズを見つけようと試みており、この流れに乗ろうとしている。これは、規模は異なれ、事業にとってはプラスに働くだろう。 しかし、この類のサービスを使って、自分の会社への客数や仕事を増やそうと考えているなら、自分が提供するサービスが何なのか、幾らかかるのか、そして、最終的に幾ら得ることが出来るのかをよく把握しておこう。 皆さんは事業を軌道に乗せるために、このようなサイトを活用しているだろうか?コメント欄に体験談を投稿してもらえると嬉しい。 この記事は、Social Media Explorerに掲載された「The Good And Bad Of Groupon And Small Businesses」を翻訳した内容です。 $8000、70万円近い赤字となれば小さいカフェのオーナーにしてみると死活問題ですよね。ちなみに外部記事で紹介されている他の事例も「オフィスが閉まっていて申込停止をグル―ポンに依頼できない早朝の時間帯にオーダーが入りすぎてしまい赤字になった」というような内容でした。そもそも利益率の低い飲食店にとってはクーポンが売れすぎてしまうことで、予想以上の赤字を引き起こしてしまう、ということは十分にありえることですよね。半額オフでさらにグル―ポンに手数料を支払いという内容では、常識的に考えて利益を出すことは不可能に近いと思いますし、プロモーション手段として割り切って予算を決めて取り組むことが大事ではないでしょうか。当たり前といえば当たり前のことですが、深く考えずに見切り発車してしまうケースもあるのでしょうか。 また変に「クーポンを売って儲けよう」なんてことを考えてしまうと今回の日本でのケースのようなトラブルにつながりかねないのではとも感じます。そもそも「儲かる」構造のクーポンで顧客満足を引き出せるとは中々考えにくいですし(飲食の場合)。文中にあるように「また来たくなるような取り組み、あるいは来場中に高い商品を買ってもらう取り組み」をどこまで考えて行っていけるかということが大事なのでしょうね。 — [...]

2011/01/27(木) 海外ネットPRセミナー

14 years 11ヶ月 ago
アジアが急速に成長している今の時代、貴社の早期成長につながり、リーダーシップ の地位を築く機会を得ることは、企業戦略上、重要であると考えます。 本セミナーでは、世界的なニュース及びプレスリリースプロバイダである、ABNニュース ワイヤ様をお招きし、ネットPRの観点から、世界中のターゲットユーザーに対する最適な 情報伝達について講演いただくと共に、グローバルマーケティングを支援するアウンコン サルティングからは、海外ユーザーへのPR手段としてのSEM活用方法ご説明致します。
 ●海外進出をご検討中の企業様
 ●海外向けサイトが完成間近の企業様
 ●海外の投資家向けに情報発信をされたい企業様
など必見のセミナーとなっております。この機会に是非ともお申し込み下さい!
【受付終了しました】

ソーシャルゲーム向け広告費、2011年は6割増

14 years 11ヶ月 ago
イーマーケッターがアメリカのソーシャルゲーム市場を予測。ソーシャルゲーム向け広告費は、2011年には前年比60%増の1億9,200万ドルに成長するという。ソーシャルゲーム市場の約6割はバーチャルアイテムの販売で成立しているが、広告が占める割合は拡大傾向にある。なお、日本のソーシャルゲーム市場についての類似の統計は、シード・プランニングが2010年12月に発刊した次のレポートに紹介されている。
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ソーシャルゲームの世界市場動向とビジネスモデル分析調査
http://www.seedplanning.co.jp/press/2010/2010122102.html
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noreply@blogger.com (Kenji)

LP13 reprise(再演版):残席10を切りました

14 years 11ヶ月 ago

CSSNite LP13 reprise

年明けの1月22日(土)に開催予定のCSS Nite LP, Disk 13(スマートフォン特集 Part 1、iPhone/iPad)が開催二ヶ月前にもかかわらず、満席になってしまったため、再演版(LP13 reprise)を2月5日に開催します。

すでに230名を超える方からお申し込みをいただき、残席10を切りました。増席、および、これ以上の再演はありません。ご検討中の方は、お早めにお申し込みください。

『jQuery逆引きマニュアル』の著者3人によるjQueryセミナー(大阪、2月20日)

14 years 11ヶ月 ago

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2011年2月20日、デジタルハリウッド大阪校 地下セミナールームにて第5回 リクリセミナーが開催されます。

講師は、2010年10月にインプレスジャパンから発売された『jQuery逆引きマニュアル』の著者3名、西畑一馬さん、徳田和規さん、中村享介さんです。

『jQuery逆引きマニュアル』を持参し、受付で提示されると500円割引になるそうです。

(((SEM-bits))) ABNニュースワイヤご登壇!海外ネットPRセミナー開催

14 years 11ヶ月 ago
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  検索エンジンマーケティングの総合メールマガジン (((SEM-bits)))                        2011年1月12日臨時増刊号                    アウンコンサルティング株式会社                  (((SEM-ch))) http://www.sem-ch.jp/              Twitter http://twitter.com/aunconsulting_c             ご意見・ご要望 https://sem-ch.jp/cs/cs.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  お正月休み、成人の日の三連休と休みが多かったのでまだ本格始動  していない方も多いのではないでしょうか。  昔から、「1月は行く!2月は逃げる!3月は去る!」と言いますが、  早いものでもう1月中旬となりました。  何もしないまま1月が行ってしまわないよう、今からでも遅くありま  せん。2011年から飛躍する為に動き出しましょう!  一年の計はアウンコンサルティングの無料セミナーにありです。    2011年1月の最新セミナー(無料)をご案内いたします。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃◎ABNニュースワイヤご登壇! ┃ 『海外ネットPRセミナー』/2011年1月27日(木) ┃ ~自社のサービスを世界中のユーザーに知ってもらうには??~ ┃ ┃◎『アジアWebマーケティングセミナー』/2011年1月26日(水) ┃ ~日本と違うアジア各国のWeb事情、いけてるWebサイトはこれだ!~ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今後激化することが予想される海外へのビジネス展開で成功する為に …━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…    1/27(木)開催、『海外ネットPRセミナー』    ~自社のサービスを世界中のユーザーに知ってもらうには??~ 【詳細・お申込み】https://contents.auncon.co.jp/bm/p/aa/fw.php?i=aunconsp&c=47&n=__no__ …━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…  アジアが急速に成長している今の時代、貴社の早期成長につながり、リーダーシップ  の地位を築く機会を得ることは、企業戦略上、重要であると考えます。  本セミナーでは、世界的なニュース及びプレスリリースプロバイダである、ABNニュース  ワイヤ様をお招きし、ネットPRの観点から、世界中のターゲットユーザーに対する最適な  情報伝達について講演いただくと共に、グローバルマーケティングを支援するアウンコン  サルティングからは、海外ユーザーへのPR手段としてのSEM活用方法ご説明致します。...

2011年にGoogleに期待する5つのこと

14 years 11ヶ月 ago
今回から新たに登場、Googleに関する様々なティップスや小ネタを提供しているGoogle Tutor。2011年にGoogleに期待したい5つのことについて意見します。 — SEO Japan そろそろ2011年と次の10年間に私がGoogleに期待することについて話をしてもいいだろう。 2010年、Googleによる技術と新製品のローンチの観点ではかなりアクティブだった。私たちは、Googleからの膨大な数の様々なアプリや、検索インターフェース(もしかしたらアルゴリズムも)における大きな変化を目にした。 グッとくる製品もいくつかあったが、技術界からのフィードバックを奨励しなかったものもあった。全体としては、Googleに関して言う限りは大きな出来事が多い年だったと言えるが、私は2011年にはGoogleがもっと多くの新しくて素晴らしいものを提供してくれることを期待している。 以下に、私が2011年にGoogleに期待することを挙げよう。 Google TVの改善 大歓迎を受けてローンチされたGoogle TVだが、Googleが期待したほどの反応を得ることはできなかった。多くのテックアナリストが言うところには、その第一の理由はインターフェースと全体の複雑さにある。他のGoogle製品のようにシンプルかつ簡単に使えるものではないのだ。私は、Googleが2011年にはより良いものに改善されたGoogle TVを提供することを期待している。 Googleアプリのスムーズなデータ移行 Googleアプリのユーザーになってからというもの、私は他のツールの統合がどうなるのかに目を光らせている。それは、Googleアプリのユーザーが長い間要求し続けていることである。Googleはすでにその作業を始めていて、GoogleアナリティクスやGoogleリーダーをはじめとする多くのアプリがGoogleアプリユーザーによって利用可能になった。しかし、相反するアカウントを持った人のデータ移行はどうやって行われるのだろうか?2011年の最初の数週間でそれは明かされるだろう。 Google Chromeの改善 Google Chromeは、新機能と高性能を含めて着実に改善してきている。しかしながら、今も時々Flashのクラッシュのような頭痛の種が蔓延している。このブラウザには改善の余地があるので、2011年には私たちが求める機能の強化と改善が行われることを期待している。 検索のインスタント・プレビューの廃止 Googleよ、私は、あなたが検索画面で提案してくるこのインスタント・プレビューが本当に嫌いだ。これを表示させないようにする第三者によるスクリプトがあることは知っているが、私はあなたがこれの廃止を決定するのを願っている。全く役に立たないし、うっとうしいだけなのだ。 Honeycombをはじめとするアンドロイドの最新バージョン 世界中の数多くのテックアナリストが、2011年はアンドロイドの年になると予測している。アンドロイドは、膨大な数のスマートフォンユーザーによってすでに主流となっている。しかし、まだiOSほどには洗練されていない。すでにGingerbreadバージョンが登場し、次のHoneycombバージョンがその変化を約束している。私は、アンドロイドがさらに広がって、多くの新機能やアプリが追加されることを期待している。 2010年、あなたがGoogle Tutorを楽しんで読んでくれたことを願っている。引き続き、コメントやフィードバックを待っている。 この記事は、Google Tutorに掲載された「What We Want From Google in 2011」を翻訳した内容です。 Googleの様々なサービスを使いこなしているGoogle Tutorならではの意見でしたね。SEO Japan的には「Google = サーチ」と見てしまいがちですが上に書いてあるように様々なサービスを展開しているんですよね。。。Facebookとのウェブの覇権争いが本格化する中、どこまでGoogleが進化していくのか今後が楽しみです。 — SEO Japan

FacebookはGoogleからウェブの覇権を奪い取れるか?

14 years 11ヶ月 ago
映画が日本でもいよいよ公開間近で日本でも真の意味でFacebook元年となるか?!という2011年ですが、破竹の勢いで普及が進む米国では、FacebookがGoogleからウェブの覇権をどこまで奪うか?ということも度々議論のネタになりだしています。今回はブライアン・ソリスがソーシャル時代におけるGoogleとFacebookの状況を細かく分析。 — SEO Japan 2007年、私はフェイスブックが個人のブランドのホームページになるだろうと予告した。現在、フェイスブックはホームページ化を公式に打ち出しているようだ。 先日、私がフェイスブックにログインすると、スクリーンの上部に新たなメッセージが掲載されていた。そこでは、フェイスブックをホームページにする簡単な方法が紹介されていた。こうすることで、「ブラウザを開いた直後に友達の最新の動向」を把握することが出来るようになる。このメッセージに気づいたのは、私だけではなかった。 なぜ、わざわざ時間を割いて、フェイスブックがドラッグ & ドロップで簡単にフェイスブックをホームボタンにすることが出来るようになった点を知らせているのか疑問に思っている人もいることだろう。 フェイスブックはソーシャルネットワークとしてスタートしたが、すべての機能を備えたパーソナル OSへと成長している。このOSでは、フェイスブックの内外で友達と経験が相互に接続されている。そして、すべてにおいて中心にいるのがユーザー、つまり皆さんである。フェイスブックでは、関係によってインフォメーションコマースの3つのCの概念が構築される。ソーシャルメディアでコンテンツを共有する行為そして消化する行為は、人々が行うソーシャルな取引を表しており、そして、交流および教育の御膳立てをする。さらに、このプラットフォームは開発のためのサンボックス、そして、ソーシャルアーキテクチャのための強固な土台も提供している。また、ウェブサイトは、関係の素材、そして、私たちを結びつけるつながりや関心を織り込むフェイスブックの相互的な結びつきを活用している。 100万以上のサイトがフェイスブックのプラットフォームを統合している。 毎月、1億5000万人の人々がフェイスブックを外部のウェブサイトで利用している。 comScore(コムスコア)がリストアップする米国の一流の100サイトの3分の2、そして、グローバル部門の一流の100サイトの半分がフェイスブックを統合している。 Like(ライク:いいね)、共有、そして、コメントを通してウェブでフェイスブックを利用すればするほど、より多くのソーシャルエフェクト、そして、パーソナライゼーションをフェイスブックの内部および提携するサイトの内部にもたらす。 事実、コムスコアによると、フェイスブックのユニークトラフィックは2010年の10月には1億5110万に増加していた(昨年の同時期から55.2%増えたことになる)。また、昨年の時点では、フェイスブックは3億名のアクティブなユーザーを抱えていたが、現在は5億5000万人に増えている点にも注目したい。グーグルは米国で1億7330万人のビジターを獲得しているが、フェイスブックの成長は人数においても力においても増す一方である。そして、その勢いも右肩上がりである。 - 50%のアクティブユーザーは毎日フェイスブックにログオンする - ユーザーは平均で130人の友達とつながっている - 全ユーザーはフェイスブックで1ヵ月につき7000億分間過ごしている ググらずに、フェイスブックしよう ここ数年、グーグルは同社自身のソーシャルネットワークを育む取り組みを疎かにしてきた。人間の文化や行動ではなく、コードの文化に焦点を絞っていたのであろう。今後、ソーシャルグラフを賭けて戦争が勃発するだろう。フェイスブックはグーグルからユーザーをソーシャルウェブに移す取り組みを大々的に行っている。この新しい“ホームページ”の要請が世界中のアクティブなユーザーに展開されていくにつれ、多くのユーザーがフェイスブックの指摘に従い、ブラウザを開く度にソーシャルグラフをオンラインエクスペリエンスのスタート地点に指定していくだろう。こうすることで、行動が変化し、力の供与、娯楽、そして、啓発において、友達に頼ることで、彼らの力を借りることが出来る点が分かるようになるだろう。 グーグルに見識を頼ることはなくなり、ストリームを参照するようになる… 事実、グーグルによるウェブ独占時代へのフィナーレが始まろうとしている。これはフェイスブックエコノミーが台頭する結果である(F-コマース)。F-コマースでは、コマースは、情報および交流の通貨、そして、私たちが育む関係の純粋な価値を意味する。これ自体は、オンライン支配に向けた行進を活性化するわけではないが、フェイスブックは、コミュニケーション、発見、そして、共有を行う方法を改善する支援を行う取り組みを始めている。ソーシャルエゴシステムの中心はユーザーであり、フェイスブックは、ソーシャルグラフをより効率的に管理および利用する点を考慮して製品やサービスを策定している。 GmailからFacebook.comへ > eメールアドレス「@facebook.com」を用いた新たなメッセージ送受信プラットフォームが提供されようとしている。このプラットフォームは、メッセージおよび送受信に関する考え方を変え、従来の受信箱ではなく、ザッカーバーグ氏のビジョンに従うよう促すだろう。また、複数のクライアントやデバイスを通してつながる1つのシステムにメッセージ送受信を統合することで、フェイスブックはグーグル・トークの価値を軽減している。グーグルは1億9300万人のGメールのユーザーを受信箱から、例えば、グーグルミーのようなソーシャルネットワークに変えるのだろうか?グーグルはヒューマンアルゴリズムをもう一度見直す必要がある。 Google.comからフェイスブック検索へ > 検索は今後ソーシャル化を遂げるだろう。事実、既に私たちはSEOに加えて、ソーシャルメディア最適化(SMO)に投資している。フェイスブック検索を軽視することは出来ない。グーグルは長年に渡って検索を支配してきたが、高齢化し、弱点も見え隠れしている。グーグルはソーシャルを従来型の検索結果に統合する試みを行っているが、そのアルゴリズムは人間味、 – つまり、ヒューマンアルゴリズムを必要としている。一方、フェイスブックは徐々にではあるが、確実に検索機能を改善している。以前はネットワーク内部で単純に結果を表示していただけだが、現在、ウェブ経由の結果を表示し、- プラットフォームの一部として、- 表示されたリストが友達の行動によって管理されている。これは今後の数ヶ月の間に改善され、さらに充実していくだろう。 Google ボイスからフェイスブック + スカイプへ > グーグルボイスは、ボイス、ウェブ、そして、eメールを組み合わせた有益なサービスである。大きな注目を集めているわけではないが、スカイプとフェイスブックはニュースフィードから友達に電話をかける機能を導入しようとしている。この統合がシームレス化し、このようなサービスの要望が認識され、広がっていけば、フェイスブックとスカイプはいつの日かグーグルボイスに肉薄するだろう。 Google ラティチュードからフェイスブック・プレイシズへ > グーグルはジオロケーションを試しているが、フェイスブック・プレイシズは、多くの人々に利用されつつある。オンラインおよびオフラインでの注目を巡って争うことで、フェイスブックは、経験を統合し、ニュースフィードにアクティビティを向かわせている。 Google グループからフェイスブックグループへ > グーグルグループは、かつて、関連するネットワーク、興味、出来事、そして、理念によって組織されたグループのウェブ最大のホストであった。現在、新たにリリースされ、改善されたフェイスブック・グループによって、人々はニッチワーク、つまりネットワークのなかのネットワークを形成している。彼らの焦点が絞られたアクティビティは、熱心なグループのフレームワークによって支えられ、コラボレーションおよび会話を育み、強固なつながり、弱いつながり、または一時的なつながりでグループが関係や行動をまとめる効果がある。 Google ドキュメントからフェイスブック + マイクロソフトオフィスへ > [...]

2011年を表す3つの言葉

14 years 11ヶ月 ago
さてSEO Japanの2011年は今日から始まります。本年もよろしくお願いいたします。第一弾の記事は、2011年仕事始めに考えてみたい2011年の個人的なテーマについてシリアルアントレプレナーの筆者が3つの言葉で語ります。これを読んで自分の言葉も考えてみてはいかがでしょう? — SEO Japan クリス・ブローガンが情報配信を始めたかどうかは知らないが、毎年彼はその年の見通しとなる案内柱として3つの言葉を発信する。去年、私は3つの言葉を発信しなかったのだが、その代わりに自由という1つの言葉にこだわった。2010年の始めの記事を振り返ってみると、それまでの年よりも去年はより多くの自由を見いだしたと言える。少なくともいくつかの点では。それに、私はこれまで以上に多くのプロジェクトに携わった。 2011年は、大きな年になる。 これが私の2011年を表す3つの言葉だ: 作り出す。加速する。勝利する。 (Create. Accelerate. Win.) 作り出す: 私は根っからの起業家である。そして、物事を作り出すために生きている。私は、たくさん作り過ぎないように、また自分が対処できる以上に取り掛かることに注意しなければならないが、今年は過去を清算し、新しいことを始める年になるだろう。 加速する: よりすばやく行動する時である。誰も私を待ってはくれないし、“重要なことは人に任せないほうがいい”という古い格言は確かな事実だ。私が傍観者的態度を取って、何かが起こることを期待することはできない。私は、自分がしている全てのことを加速すると共に、他の人がちゃんと加速できるように手助けしたいと思っている。 勝利する: 私は勝利したい。大きな勝利が欲しい。私は常に勝利を求めている。勝つことは素晴らしい。時には負けることもあるのは分かっているし、必ずつまずいたり過ちを犯したりするであろうことも承知しているが、“私は勝ちたい”というおなじみの旗を砂の中に立てることには何の問題もない。 作り出す。加速する。勝利する。 1年は長い。常に、浮き沈みがあるし、感情的に高まる瞬間もあれば落ち込む瞬間もある。ホッケーでも言うように、“長いシーズンになる”のだ。そして、この1年間勢いを維持するのは難しい・・・疲れたり、病んだり、打ちのめされたり、怒ったり、悲しんだり、イライラしたりするだろう・・・。それでも、人間は、ひどい目にあっても立ち直って前よりも良くなるような驚くべき能力を持っている。私は、この2011を表す3つの言葉、作り出す、加速する、勝利する、を使って、年間を通してそのインスピレーションを維持したい。あなたは、人生の狂気を和らげて徹底的にやるために自分がすべきことをするのだ。それはあなた独自の3つの言葉で始まるかもしれない・・・ この記事は、Instigator Blogに掲載された「My Three Words for 2011」を翻訳した内容です。 シンプルだけに明確でいいですね。とはいえ、どれもかなり難しそうなんですけど 汗 私個人的にも昨年は比較的一昨年の不況を脱する一年という位置付けで色々取り組んできたのですが、今年はもう少し積極的に何でもやっていこうと思っています。それを3つの言葉で表すとなれば、上記の内容にかなり共感できます。もっとも勝利する、とまではまだ行きつかないかもしれませんが。。。SEO Japanは今年も継続運用していく覚悟予定ですし、今年一年よろしくお願いします! — SEO Japan

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