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「ネットショップマスター資格認定」講座を5/16~17日に東京で開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
今年度から上級者向けの「2級検定」も実施

EC向け分析サービスなどを展開するエンパワーショップは4月27日、ネットショップ総研と共同監修を行う「ネットショップマスター資格認定」(運営はアッカ・コミュニケーションズLLC、認定は一般社団法人ビジネススキル協会)の初級にあたる「ベーシック検定」、中級の「3級検定」、上級の「2級検定」を5月16~17日に、東京で開催すると発表した。

「2級検定」は今年度から開催の新設コース。ECサイト運営の上級グレードとして、月商250~500万円を売り上げたい事業者を中心に、売上アップのための実践テクニックを1日で学べるカリキュラムを用意した。EC運営テクニック(アクセス解析・競合比較)、EC集客(SEO・リスティング・コンテンツマーケティング)、ECクリエイティブの3コースが学べる。

「3級検定」は、ECサイト運営の中級グレード。出店後、月商50~100万円を売り上げたい事業者を中心に、ECサイト運営者やWebマーケティングに興味のある人などを含めた、幅広い受講生向けの半日で学べるカリキュラム。

「ベーシック検定」は、ECサイト運営の初級グレードで、出店間もない担当者、これから出店する事業者が主な対象。ECサイト運営者やECサイト運営に興味のある人などを含めた幅広い受講生向けにの半日で学べるカリキュラムとなっている。

認定取得者には、ショッピングカートや決済などが割引で利用できる「協賛サービス割引」、公認しているセミナーなどが割引価格で参加できる「公認個別セミナーへの割引参加」、ショップ運営や集客などの質問を受け付ける「悩み相談窓口」、働く場所を斡旋する「働く場所・機会の斡旋の支援」の4つのサービスを提供する。

受講費用はベーシック検定が1万9440円(税込み・認定料込み)、3級検定が3万7800円(税込み・認定料込み)、2級検定が2万1600円(1コマ・税込み・認定料込み)となっている。

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オリジナル記事:「ネットショップマスター資格認定」講座を5/16~17日に東京で開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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【セミナーレポート】企業のネットPR活用事例を紹介「ネットPR事例セミナー」(受講無料)を開催しました!

10 years 7ヶ月 ago
20150422_netpr.jp

2015年4月22日にネットPR活用を検討されている方向けの「ネットPR事例セミナー」を(東京/半蔵門)開催しました。定員10名と小規模で受付開始すぐに満席となりましたが、今後も定期的に開催予定です。「ネットPR」での情報発信に興味はあるけど、今回セミナーに参加できなかった!という方のためにSlideShareで当日の資料を公開いたします。

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ニューズ・ツー・ユー「ネットPR事例セミナー」
        • 開催日時:2015/4/22(水)16:30~18:00
        • 場所:株式会社ニューズ・ツー・ユー 1階セミナールーム (東京都千代田区一番町2-2 一番町第二TGビル)
        • 定員:10名
        • 参加費:無料(事前登録制)
        • 対象:広報、広告宣伝、マーケティング、オウンドメディア/ソーシャルメディアのご担当者様
        • ・セミナー内容:
          ▼第一部:ネットPR概要/ネットPR活用事例のご紹介
          ▼第二部:ニューズ・ツー・ユーのサービスのご紹介

セミナー内容

          ▼第一部:ネットPR概要/ネットPR活用事例のご紹介

        ▼第二部:ニューズ・ツー・ユーのサービスのご紹介

    なお、「ネットPR事例セミナー」は今後も定期的に開催していく予定で、東京をはじめ他のエリアでの開催も計画しております。ご興味のある方はぜひ次回セミナーにご参加ください。少人数開催で直接質疑応答などがしやすい環境のため、ネットPR活用に関する理解を深めることができます。

    ■ニューズ・ツー・ユー「ネットPR事例セミナー」を5月に開催!
    ※ お申込はこちら
    ・日時: 2015年5月20日(水) 16:30~17:45(予定)
    ・会場: 株式会社ニューズ・ツー・ユー 1階セミナールーム
         〒102-0082 東京都千代田区一番町2-2 一番町第二TGビル

    ※ 詳細はこちら

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    ▼ニューズ・ツー・ユー「ネットPR Day 2015【春】」セミナー開催が決定
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    2015年5月27日(水)に開催される「ネットPR Day 2015【春】」のセミナー(受講無料)では、学校(大学)と洋菓子のスタートアップ企業というジャンルの異なる2つの最新の取り組み事例を、「近畿大学」様と「BAKE」様にお越しいただきご講演いただきます。この機会にぜひご興味のある方は、下記よりお申し込みください。

    お申込はこちらから

    ■ニューズ・ツー・ユー「ネットPR Day 2015【春】」開催概要
    ・日時: 2015年 5月 27日(水) 15:00~17:30(開場 14:30予定)
    ・会場: 都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
    詳細はこちらから

    ・セミナー概要: 
    1.ご挨拶(15:00~15:15)
    株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役社長 増田彰

    2.ネットPR最新事例紹介
    第一部 (15:20~16:10)
    タイトル「知と汗と涙の近大流コミュニケーション戦略」
    学校法人近畿大学 広報部 部長 世耕石弘様

    第二部 (16:15~17:05)
    タイトル「お菓子のスタートアップが年商を10倍にしたプロモーション戦略(仮)」
    株式会社BAKE ONLINE事業部 部長 兼 広報室 室長 阿座上陽平様

    3.ニューズ・ツー・ユーからのお知らせ(17:10~17:20)

    =========================================================
    ・受講: 無料
    ・定員: 100名
    ・対象: 広報、広告宣伝、マーケティング、オウンドメディア/ソーシャルメディアのご担当者様
    ・主催: 株式会社 ニューズ・ツー・ユー
    詳細・お申し込みはこちらから
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動的リターゲティングの導入、ファッションワードの設定等が売上20%増に貢献したイトキンのEC戦略 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
今期中をメドにもECでCRMに着手、顧客分析から販促につなげる一連の流れをシステム化して離脱防止とリピート購入を促進

アパレル大手のイトキンは、自社通販サイトのさらなる売り上げ拡大に向け、課題である顧客定着化施策のテコ入れを図る。今期(2016年1月期)中をメドに、全社に先がけてECでCRM(顧客関係管理)システムの導入を目指し、既存客のリピート化、ロイヤル化につなげる

同社の15年1月期のネット売り上げは前年比20%増となり、期初計画に対しても約6%上ブレした。商品投入量を増やしたことに加え、広告費拡大によるアクセス数の増加が増収に寄与した。

商品の投入量は、ブランド事業部がEC用にも実店舗と同様の配分を行ってきているほか、展開商品数も従来は店頭で販売する商品の60~70%程度をネットで扱っていたが、ブランドによってはほぼ100%に高まっているという。

新規客開拓に向けてはSEO対策を強化し、ファッション関連の細かいキーワードを試した結果、サイト流入が増えた。リピート購入施策では動的リターゲティングを始めたことが奏功。通常のバナー広告に比べてクリック率、購入率が3~5倍高まったという

スマホからのアクセスは全体の55%、購入比率も35%強と前年比で約10ポイントアップしており、今後はスマホに特化したリターゲティング広告の運用も検討する。また、グーグルがモバイルの検索結果順位の決定要素のひとつとして4月21日に導入した「モバイルフレンドリーアルゴリズム」への対応を急ぐ。これまではブランドの世界観を重視してサイト上部に大きな画像を配置しているが、検索対応も踏まえて読み物のコンテンツを強化し、結果的に消費者が分かりやすく、買いやすい通販サイトを目指すという。

次の成長フェーズに向けた課題はCRMの着手だ。実店舗を含めたシステム投資額は規模が大きくなるため、今期中をメドにもECで先行運用したい意向で、顧客分析から販促につなげる一連の流れをシステム化して離脱防止とリピート購入を促進。まずは、既存顧客の平均年間購入回数を現状の約1.9回から2.3回程度に高めたい考えで、今期もネット売上高は前年比20%増を見込んでいるが、早急にCRMに取り組んで計画の上ブレを目指したい考え。

一方、バックヤード業務の改善にも乗り出しており、“ささげ”については、商品撮影の翌日に採寸とコメント書きを行っていたが、撮影と同じ日に採寸などを行えるように業務フローの見直しに着手した。現状、新作の販売日は店頭よりも1週間程度遅いが、これを5日後に改善できる見通しだ。一方、倉庫会社の協力も得て1日に撮影できる時間を2時間増やすメドがついたため、全体の撮影ライン数を減らして経費削減にもつなげるという。

また、今期は定価販売比率の向上にも取り組む。そのためには機会損失の軽減が不可欠で、商品投入の迅速化に加え、フォロー体制(在庫の追加配分)の整備も図る考えで、7月をメドに欠品商品の再入荷お知らせメール機能と予約販売機能を追加する。

再入荷お知らせの開始に合わせて、商品の店舗間移動のフローも改善。店頭からECに商品を移動する場合、従来はシステム面や検品などの問題から茨城県内の物流拠点を経由してEC用倉庫に送っていたが、店頭から直接、EC倉庫に届けられるようにする。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
イトキン、今期メドにCRM導入へ(2015/04/23)

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新規客は検索経由、リピート購入はカタログ+派遣サービスなどで。BtoB通販に学ぶ顧客育成法 | BtoB通販企業のマーケティング術 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
施術方法のセミナーなどからサロンオーナーと仲良くなり、販売につなげる

エステサロンやリラクゼーションサロンなど向けに施術用のオイル、施術で利用するタオルといった消費財の通販を行うビー・エイチ。2014年6月期の売上高は前期比23.6%増の13億6200万円で右肩上がりの成長を続けている。どのようなマーケティングで限られた顧客にアプローチしているのか。柴山靖文取締役副社長兼マーケティング統括マネジャーに話を聞いた。

初めての購入者は検索対策で獲得

――主なターゲットはどんな事業者ですか。

現状の顧客数は約2万5000件で、内訳はエステサロン、リラクゼーションサロンが70%、美容クリニックが10%です。そのほかが、ヘアサロンやホテル、整体院などとなっています。個人や自宅で開業されている事業者が35%、2~4店舗の小規模なサロンが40%で、7割以上が小規模事業者です。

――BtoBのネット通販では、ターゲットを絞った訴求は難しいといわれています。どのようにアプローチしているのでしょうか。

新規顧客へのアプローチは、検索対策に力を入れています。お客さまの流入経路を見ると、その多くが検索経由です。主なキーワードは「エステ 仕入れ」や「エステ 開業」など。こうしたキーワードでのリスティング広告、SEO対策を重点的に行っています。新規登録のお客さまは毎月平均して400件ほど。多い月は700件ほどありますが、ほとんどが検索経由で購入されているユーザーとなっています。

リピート購入は、カタログが役に立っています。購入者にカタログを発送しているので、手元に届くタイミングで動き出す商品も多くあります。サロンを経営していると「化粧品」や「タオル」などは必ず必要になりますので、電話1本で注文できるカタログは店に1冊は必ず置くお店が多いのです。

――事業を展開する上で、最も重要視している数値は何ですか。

最も重視しているのが1回目の購入から、2回目購入の比率です。2回購入するとその後はコンスタントに購入するお客さまになるケースが多い。一方、2回目の購入がないと、その後は購入しないケースが多くなってしまっています。そのため、2回目の購入にどうやってつなげていくかは、試行錯誤しながらいろいろな施策を行っています

その1つがインストラクターを派遣したりお客さまをセミナールームに招き、インストラクターが施術の方法を伝えするサービスの強化です。施術の仕方などを伝えることで、使用するオイルなどの購入につながります。インストラクターと個人的に仲良くなってもらい、インストラクターに「この商品を入れておいて」など注文するお客さまも増えています。

リピート購入向けにカタログも発行

治療院向けの新たなサイト開設も検討

――「お急ぎ便」サービスも提供されています。配送スピードのニーズは高いのでしょうか。

ニーズはとてもあります。たとえば、エステサロンなどではペーパーショーツをはいてエステを行うのですが、日曜日などにショーツの店頭在庫が切れてしまうということがよくあります。営業ができなくなるので、当日中に届けてほしいという注文がよくあるのです。BtoBのほうがむしろ、急な注文に対応する必要性が高いのではないでしょうか

――現在、決済はネットプロテクションズが提供する「FREX B2B後払い決済」を利用しています。その理由は。

決済方法を多様化することで、購買率を高めたいと以前から考えていました。ただ、当社は小規模な事業者が購入するケースが多く、与信の管理が大変という問題がありました。ネットプロテクションズの「FREX B2B後払い決済」は、代金をすべて立て替えてもらえるため、未回収リスクが減るので適したサービスだと判断したのです。

――今後の展開として考えていることは。

現在約1万6000点の商品を取り扱っていますが、今後は今以上にオリジナル商品を強化していきたい。オリジナル商品が増えれば、その商品を求めるお客さまが増加していくでしょう。利益率も高いので、化粧品や消耗品など以外でもオリジナル商品を増やしていこうと考えています。

また、最近では鍼灸、整骨院のお客さまも急増しています。こうした業種向け商品の取り扱いも始め、別のサイトで展開していきたいと考えています

柴山靖文取締役副社長

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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中川 昌俊

100万超えのドッグハウスは誰が買う?? Amazonがセレブ犬ストアをオープン | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago

ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年4月20日〜26日のニュース

今週の要チェックはモール関連SEO関連です。Amazonって知らないうちにいろんなジャンルに進出しますよね。今回は「セレブ犬ストア」です。楽天のSEOはGoogleのSEOとはまったく異なりますが、検索から商品を買ってもらうという目的は共通なので、順位だけを見ないようにしましょう。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • 「北欧 暮らしの道具店」の青木さんから5時間ぶっ続けで濃い話を聞いた件 | ネットショップ運営支援ブログ ecバカ一代(仮)
    http://www.commerce-design.net/blog/archives/1420

    「コンテンツマーケティング成功例」として有名な同社ですが、実は、その裏にある、実現する仕組みや考え方こそに、特徴があると感じました。

    特に意識して頂きたいのが、何か新しいことをやってお店を成長させたのではなく、まずは「海外から商品を安く仕入れて、高く売る」という一般的な仕事を人並み以上にキッチリとやり、効率化した点。その土台が確立された後に、同社の成長が始まったという点です。

    新しい考え方やツールがいろいろ出回ってくると、どうしても、気を取られますよね。このままのやり方でいいんだろうかと、もっと新しいことしないといけないんだろうかと、考えることもあるかと思います。けど、「まずは足下」なんですね。

    簡単そうに見えることって、試行錯誤を繰り返してきた結果なんですよね。新しいことをやるには古いことを確実にこなせることが条件です。今の「北欧 暮らしの道具店」を目指すなら、まずは5年前の「北欧 暮らしの道具店」を真似しなければなりません。

  • 男性向けの月額定額制ファッションレンタルサービス「bemool(ビモール)」提供開始 ─ スタイリストがコーディネート | Shopping Tribe
    http://shopping-tribe.com/news/17628/

    株式会社リヴァンプが運営するソーシャルスタイリストサービス「bemool(ビモール)」は、男性向けの月額定額制のファッションレンタルサービスを4月20日より開始した。価格は4,980円からで、女性スタイリストがコーディネートした服を月1回届ける。男性向けに月額定額制で服をレンタルするサービスは国内で初となる。

    bemoolは今までも女性コーディネーターが選んでくれるサービスを提供していましたが、それに加えてファッションレンタルサービスも開始しました。男性だと月に1回でも多過ぎるかもしれませんが、服を選ぶのが面倒な人にはもってこいですね。しかし、ファッションレンタルサービスはどこまで広がるのか……。アパレル関連の方は気にしておかないと、いつの間にかこれが当たり前になるかもしれませんよ。

モール関連

カート関連

  • MakeShopがカゴだけ機能、後払い、モバイルフレンドリー最適化を実行 | ECサポーター
    http://tsuhan-ec.jp/news/105214

    月額1万円のプレミアムプラン(割引プランもあり)でしか使えない機能もありますが、カゴだけ機能とモバイルフレンドリーはありがたいですね。他のASPのカートがどう動くかも気になります。

SEO関連

  • 料金改定やAmazon化、スマホ対策まで踏まえた、今後の「楽天市場内検索」対策を考える | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/1802

    モール内検索では、Googleとは逆に、売ることだけにフォーカスされています。小さな声で暴言を吐けば、モール運営会社が一番儲かるものが上位に優先表示されます。営利目的の企業なのですから、当然の権利です。楽天市場では、売上やキャンセル数に、レビューも加味されています。2015年1月以降、検索アルゴリズムにレビューの真偽や質の評価を加える「スマイルプロジェクト」が始動しています。

    • 受注が増えれば順位が上がります。
    • 他社が頑張れば順位は下がります。

    ここで気づかなければいけないことは、「売れている会社 = 既に売ってきた会社 = 先行している会社」が断然有利だということです。新規参入・後発組は不利です。打開策としては、楽天SEO業者にお金を払うよりは、「楽天市場広告」や「サーチワード広告」にお金を使うことをオススメします。

    GoogleでのSEOはGoogleの意図に、楽天でのSEOは楽天の意図に沿わなければなりません。SEO本来の意味である最適化を考えると、最終的な注文までを考えておく必要があります。単純に順位だけにお金を払わないように注意です。

リスティング広告関連

  • Yahoo!プロモーション広告の入稿支援ツール「キャンペーンエディター」 広告運用を強力サポート | Web担当者Forum
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/yahooads/2015/04/23/19692

    キャンペーンエディターの大きな特徴のひとつは、Windows用のデスクトップアプリであるため、オフラインで作業ができるということ。Webブラウザー上で利用する広告管理ツールと比べ、動作が軽快でデスクトップ上で作業ができるので、多くのキーワードや広告をスムーズに入稿できます。キャンペーンエディターを利用すれば、運用担当者の作業時間の節約にもつながります。

    オフラインで作業ができるのがメリットです。管理画面のようにイライラすることもありません。コピーなども楽なので必須のツールですね。

SNS関連

  • LINE@とFacebookの違いとは:LINE@導入前に知るべきポイント | TKzoe.com
    http://tkzoe.com/line/lineat/lineat-facebook/

  • Facebook・Twitter・Instagramの違いまとめ!特徴からユーザー動向まで、3大SNSをどう使い分ける? | ガイアックスソーシャルメディアラボ
    http://gaiax-socialmedialab.jp/socialmedia/398

    それぞれ別のものなのに、なぜか同じように思えてしまうのが不思議です。読んだだけでは分かりづらいので、まずは使ってみましょう。

売上アップのヒント

  • 訪問客の7割が購入する「ネット流」ショールームの作り方 | ITmedia
    http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1504/23/news044.html

    「ショールームだからといって、本格的なショップとして展開する必要はないのだと気付いたのです。また、お客さまから生地やサイズ感を確かめたいといった声が上がっていたので、なるべく早くオープンすることの方が大事なのだと判断しました。思い立ってから約2週間でミーティングスペースの一角をショールームに改装し、これまで(2015年4月21日現在)51人にご訪問いただいています」

    (中略)

    これまで「オムニチャネル」といえば、どちらかというと、リアルな販売チャネルを軸にネットとの連係を推進するケースが取り上げられることが多かったが、ECを中心としながらネットでできないことをリアルで補完する戦略を推し進めるブランドが増えている。このトレンドにより、小売店舗の新しい概念が定着する日もそう遠くはないのではないだろうか。

    「ショップとして集客して売る」のではなくて、「ネットショップで売るために実店舗で見せる」。この流れはとっても自然です。ネットでブランド力があればショールームを積極的に出してみたいですね。

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ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

大阪府がECで消費喚起する事業を7月末に開始、サイト構築や運営など業務委託者の募集をスタート | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
ネットやイベント催事販売などで、大阪産の名品を本来の価格よりも割安で購入できる事業を展開

大阪府は4月27日、緊急経済対策の一環として、ECなどで消費者大阪名物を販売する「消費喚起大阪名物商品販売業務」に関する委託事業者の公募を始めた。委託する業務内容はECサイトの構築・運営、カタログ制作、広告宣伝など。公募型プロポーザル(複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その提案を総合的に評価して設計者を特定する方法)で行う。

「消費喚起大阪名物商品販売業務」はインターネットやイベント催事販売などで、大阪産の名品を本来の価格よりも割安で購入できる仕組みを提供するもの。大阪府域外からの消費を喚起・拡大し、大阪の魅力を発信していくことを目的としている。

業務委託費の上限は8193万円。割引販売などに関する割引補助額の上限は1億8269万円。受託者に対する委託業務の内容は次の通り。

  • ネットショップのサイト構築
  • ネットショップの運営
  • 大手カタログ通販企業向けカタログ通販の特集ページ制作の実施
  • 独自カタログ制作及びカタログによる商品販売
  • ギフト詰合せ商品の開発
  • 大型店舗(百貨店等)でのイベント催事販売
  • ウェブクーポンの発行及び効果的な販売手法の提案
  • 広告宣伝の実施
  • 本業務における不正防止策の提案
  • その他の提案事項
  • 事業終了後の提案

大阪府の消費喚起大阪名物商品販売業務

消費喚起大阪名物商品販売業務の事業スキーム

サイトは「モール型」ではなく、自らが商品を販売する「ショップ型」。酒類の販売も予定しているため、受託者はオープン時までに通信販売酒類小売業免許証の取得が必要。

説明会を4月30日、5月12日に実施。提案書類提出締切は5月28日で、6月中旬頃に契約締結・事業開始を予定している。サイトは7月末オープンを想定。

事業は2016年3月末に終了するとしている。大阪府からの委託料や補助金なしでも業務全体を継続できるかどうかなどを含め、事業終了後の展開も提案する必要がある。

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オリジナル記事:大阪府がECで消費喚起する事業を7月末に開始、サイト構築や運営など業務委託者の募集をスタート | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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上場記念セレモニーの“裏側”に迫る。Hameeのマザーズ上場の現場を密着取材 | 単発記事 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
4月20日、東証マザーズに上場したスマホグッズECなどを手がけるハミィの上場セレモニーに同行、その内容を紹介

ネットショップ業界でもIPO(株式公開)をめざすEC企業やサポート企業は多いですよね。IPOを実現した企業だけが体験できる催しの1つが東京証券取引所主催の「上場記念セレモニー」。実際にどのようなことが行われているのかあまり知られていません。今回、4月20日に東証マザーズ市場へ上場したHamee(ハミィ)さんのセレモニーに同行しました。。IPOをめざしている企業は将来、自社がセレモニーに参加することをイメージしてみてはいかが。

知られているようで知られていない上場セレモニーの現場

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)
東京証券取引所

上場セレモニーが行われるのは「東京証券取引所 東証アローズ内 2階オープンプラットフォーム」など。所要時間は約40分。

セレモニー前には、インターネットTVで株式市況や株式・為替など経済情報をライブで発信するマネーマーケット実況中継「ストックボイス」に社長などが出演します。

セレモニーの内容は主に次の2つ。

  • 上場通知書贈呈式
  • 上場記念の打鐘

ハミィさんの上場セレモニーが行われたのは4月20日。スタートは11時からです。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)②
東証内に置かれた液晶のモニターには1日のスケジュールが表示されている

10時前には東証の1階にセレモニー参加者が集合

10時には社長、副社長などが東証の1階に集合。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)③
東証の1階でセレモニーを待つハミィの皆さん

セレモニーの前、樋口敦士社長は「ストックボイス」に出演しました。東証の1階に集まっている社員さんは、その模様をタブレットやスマホで閲覧しています。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑮
「ストックボイス」の様子をタブレットを使いUSTREAMで閲覧

「ストックボイス」終了後、樋口社長が1階に戻ると、いよいよセレモニーに向けて慌ただしくなります。ハミィさんご一行は、まず15階に向かいました。

「特別応接室」は広くキレイだった

15階にあるのは「控え室」と「特別応接室」。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑯
「控え室」前で花の胸飾りを付けてもらいます

「控え室」に入ったハミィさんご一行はまず「控え室」で待機。その後、東証スタッフが入室し、セレモニーの流れの説明を受けます。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)④
「控え室」で東証スタッフから説明を受ける

説明終了後、隣の部屋となる「特別応接室」に移動。東証役員と名刺交換し懇談を行いました。樋口社長が東証役員の質問に答える形式で、社名の由来や今後の抱負などを語りました。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑤
「特別応接室」に入り東証役員と名刺交換
Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑥
特別応接室にて懇談会
Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑦
樋口社長がハミィのビジネスモデルなどを説明

セレモニー会場では大勢の関係者が拍手で新規上場企業を迎える

懇談終了後、いよいよセレモニー。一行は2階の東証アローズ内 2階オープンプラットフォームにエレベーターで移動。ここで上場通知書贈呈式が行われます。

オープンプラットフォームでは、贈呈式から出席する関係者、東証役員がハミィご一行の入場を待ち構えています。ハミィご一行は、エスカレーターでオープンプラットフォームに足を運びます。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑧
セレモニー会場にはエスカレーターを使い入場する

拍手で迎えられ、いよいよ贈呈式。最初に、社長に対して上場通知書と上場記念品が東証から授与されます。その後、写真撮影を行います。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑨
代表と東証役員が記念撮影。スタッフは正面に向かい左側で記念撮影などを見守る

続いて、ハミィスタッフとセレモニーゲスト、東証役員交ざっての記念撮影。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑩
当日はテレビ局も取材に

最後にセレモニーゲストは、「祝上場 ハミィ株式会社」と表示された「ティッカー」をバックに記念撮影を行います。これで上場通知書贈呈式は終了となります。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑪
「ティッカー」で表示されるのは「祝上場 Hamee株式会社」のみ

打鐘セレモニーは5回がルール

まだまだ続きます。次は打鐘セレモニーです。行われるのは「VIPルーム」。スペースが狭いため、入室できる人数は20人程度。オープンプラットフォーム内のエスカレーターを上り、回廊を歩いて、VIPルームに向かいます。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑫
回廊を歩いてVIPルームに移動

打鐘の回数は5回と決まっています。この回数の理由は「五穀豊穣」に由来しており、企業の繁栄への願いが込められているそうです。鐘を鳴らす人は社長、役員、社員が交代で打ちます。手を添え合った複数人で打つケースもあります。

Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑬
VIPルームにて記念撮影
Hamee(ハミィ)の上場セレモニーが開かれる東京証券取引所(東証)⑭
回廊から見るVIPルーム

打鐘セレモニー終了後、ハミィご一行は15階に再び戻ります。ここで記念品などを受け取り、解散となります。

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オリジナル記事:上場記念セレモニーの“裏側”に迫る。Hameeのマザーズ上場の現場を密着取材 | 単発記事 | ネットショップ担当者フォーラム
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単発記事
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

メールエラーの顧客にSMSでアドレスの再登録や商品購入を促すサービスをINSTが提供 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
メールエラーとなった顧客データから電話番号を抽出し、SMSでメッセージを送る仕組み

SMS(ショートメール)やクラウド音声に関するサービスを展開するINSTはこのほど、メールが届かなくなった顧客リストにSMSメールを送り、アドレスの再登録や商品購入につなげるEC向けのSMSサービス「inst sms salvage for E-COMMERCE」の提供を始めた。

メールエラーとなった顧客データから電話番号を抽出し、SMSでメッセージを送る仕組み。たとえば、「メールエラーが起きています。会員情報変更画面でメールアドレスを変更してください」とSMSメールを送り、アドレスを再登録してもらうアクションを起せるようになる。

米国のSinglePoint社が実施した調査によると、SMSの理論上、到達率は97%で、3分以内の開封率は90%と言われているという。

ウェブメールやキャリアメールなどのアドレスで活用できるが、効果的なのはキャリアメールを登録していた顧客という。SMSを使用するため、より再登録などのアクションにつながりやすいとしている。

SMSサービス「inst sms salvage for E-COMMERCE」

SMSサービス「inst sms salvage for E-COMMERCE」の内容

人材業界の例では、携帯メールをSMSに代えたことで、オペレーションコスト9割減、成約人数4倍といった効果が出ているという。EC企業はメールエラーとなったリストを削除しているため、再登録を促すツールとしてEC企業は活用できそう。INSTの石野幸助社長は「メールマーケティングの効果をさらに引き上げることができる」と話している。

一般社団法人情報連携ネットワーク産業協会の調査によると、2013年にキャリアメールの利用率は約73%だったが、2014年には利用者は30.5%まで減少。一方、SMS/MMSは2013年に34.2%だった利用率が、2014年には65.8%まで増えている。

INSTはクラウドメッセージサービスのnexmoの正規認定代理店。世界1700キャリア、73億台の携帯電話にSMS送信ができるため、海外向けECにおいて、販促や顧客とのコミュニケーションツールとしても活用できるという。

初期費用は15万円、送信費用として1通あたり15円が必要。

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瀧川 正実

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Google、「モバイルフレンドリー」ラベルをAdWords広告でも導入か?

10 years 7ヶ月 ago

Googleは、AdWordsでもモバイルフレンドリーのラベルを表示するテストを実施しているとのこと。また導入されたばかりの、モバイルフレンドリーアップデートはAdWordsの品質スコアには影響を与えない。

- Google、「モバイルフレンドリー」ラベルをAdWords広告でも導入か? -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

【海外SEO】鈴木謙一

「ダイレクトマーケティングとチャネル革新」をテーマに日本DM学会が5/16に研究発表大会 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
セブン&アイ・ホールディングスの最高情報責任者(CIO)鈴木康弘氏による講演など10講座を用意

日本ダイレクトマーケティング学会は5月16日、「ダイレクトマーケティングとチャネル革新」をテーマとした第14回目の全国研究発表大会を開催する。セブン&アイ・ホールディングスの最高情報責任者(CIO)鈴木康弘氏による講演のほか、通販・ECに関する研究発表が行われる。一般の入場も可能。

第14階全国研究発表大会はこちら

当日行われる講演と研究発表は合わせて10講座。「今後の流通はどうなるのか」「チャネルとはいったい、何を指す言葉となるのか」「ダイレクトマーケティングと有店舗小売業との差はどうなっていくのか」などをテーマにしている。

鈴木氏の講演は「セブン&アイHLDGS.のオムニチャネル戦略」と題して、セブン&アイグループのオムニチャネル戦略を紹介。特別講演として、日本ダイレクトマーケティング学会の上原征彦会長が「大きく変わる流通とダイレクトマーケティング」と題して講演する。

講演と研究発表の内容は次の通り。

基調講演と特別講演

研究発表

開催概要

  • 日時:5月16日(土)10:00~15:50(受付開始9:30~)
  • 会場:上智大学(東京都千代田区)
  • 料金:DM学会正会員・賛助会員は5000円、特別会員(学生会員)は2500円、一般は6000円(早期割引あり)
  • 主催:日本ダイレクトマーケティング学会
  • 詳細と申し込み:https://www.dm-gakkai.jp/event/zenkokutaikai.html#sanka

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小売りの知識がない非常食メーカーがAmazonで成功できた理由とは | ネットショップサクセスストーリー 私たちがAmazon.co.jpで売れている理由 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
AmazonマーケットプレイスマンスリーニュースレターVol.10より転載

非常食などをネットで販売している東和食彩は、大手食品メーカーからの委託加工生産を中心に事業を展開しているが、その製造特許を生かして、非常食の製造を始めた。特徴は非常食でありながらリーズナブルでおいしさを追及している点にあるという。太田久美子社長にAmazonで販売を始めた理由や今後の展開などについて聞いた。

注文が集中してもFBAで対応してくれるため助かっている

東和食彩・太田久美子社長

ーー御社の非常食はおいしさを追及しているということですが。

非常食製造は以前から行っていました。ただ、以前の非常食は今のようにおいしさを追求したものではありませんでした。2011年の東日本大震災の時に、救援を行う自衛隊の食事の製造を行い、隊員の方たちは、寒さの中で立ったまま食事をされていたと聞き、水や電気、ガスのない場所でもおいしく食べられる非常食の必要性を感じました。それを期に、非常食の研究に力を入れるようになり、おいしく、体に良い非常食の開発に取り組んできました。いまでは、非常食でありながらおいしいということで、備蓄用にいろんなところから注文が増えてきています。

ーーAmazonで販売しようと思われたのはなぜですか?

当社は大手食品メーカーの委託加工生産が中心だったため、小売販売や直販の知識を持っていませんでした。カタログ通販会社のカタログに掲載させていただいたこともありましたが、カタログでは掲載が終われば、注文が入らなくなるため、安定した受注ができません。ホームセンターなどから個別に受注を受け、製造した商品が大量にキャンセルされることもありました。

良い解決策はないかと考えていた時に、Amazonでも食品を販売できることを知り、販売の手間が少ないこと、そしてAmazonの集客力に魅力に感じ、Amazonで販売を始めました。

ーー実際にAmazonでの販売状況はどうですか。

最初は売れない期間もありました。ただ、徐々に注文が増えてきており、今ではカスタマーレビューで良い評価をいただき、順調に売り上げを伸ばしています。大手食品メーカーへの納品実績から品質には自信がありましたので、あまり知られていない商品でも、良い商品とわかっていただければ売れることがわかりました。自社のオリジナル商品を多くのお客様に喜んでいただいていることは、とてもうれしく、励みになります。

非常食はこれまで、防災の日などの特定の時期にしか販売する機会がなかったのですが、インターネット販売であれば時期に関係なく、年間を通じて販売することができるのもうれしいですね。

また、非常食はどこかで地震が起こったときなどに防災意識が高まり、急に注文が増える傾向にあります。Amazonでは商品管理と発送も行ってくれるフルフィルメントby Amazon(FBA)も利用できるので、注文が集中しても対応できますのでとても助かっています

ーー今後の展開を聞かせてください。

最近では、非常用としてだけではなく、ストックしながら日常的にお召し上がりいただく常備食としてご利用いただくお客様も増えてきています。そのため、栄養士や調理師と共に、味、栄養バランスにも配慮した商品づくりに一層励んでいます。工場での生産は回転率が向上すれば、商品単価を低くできるので、Amazonでの販売量を増やし、もっとリーズナブルな価格で非常食をご提供し、お客様にも喜んでいただけるようにしたいと考えています。

イチオシの「備蓄用野菜たっぷり豚汁」

事業者概要

  • 販売サイト名:東和食彩ネットショップ http://amzn.to/1xSPkV3
  • 本社所在地:三重県鈴鹿市
  • Amazonでの販売開始時期: 2012年9月
  • 販売カテゴリー:食品&飲料、ホーム&キッチン
  • 利用サービス:Amazon出品サービス/フルフィルメントby Amazon (FBA)

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JFRと千趣会の資本業務提携の真相とそれぞれの思惑 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
JFRではグループの通販事業の強化、千趣会はリアル店舗と連携したオムニチャネル戦略や商品を機軸としたブランドの確立を加速

Jフロントリテイリング(JFR)千趣会は4月17日、資本業務提携を締結したと発表した。JFRが千趣会の発行済み株式の22%超を取得し持分法適用関連会社化、JFRが持つ百貨店などの店舗開発・運営ノウハウと千趣会が持つ商品開発力やカタログおよびネット販売のノウハウを相互活用した商品展開などを進める。今回の資本業務提携を通じ、JFRでは課題となっていたグループの通販事業の強化、千趣会ではリアル店舗と連携したオムニチャネル戦略や商品を機軸としたブランドの確立を加速させたい考えだ。

JFRが千趣会の株式22%超を取得

JFRと千趣会は、昨年10月中旬頃から提携に関する協議を開始。今回の資本業務提携では、両社の事業領域と顧客基盤の相互補完性が高く、業務提携をすることで効率的なシェアの拡大ができると判断したもので、約半年間、協議をする中で「これならできる」(JFRの山本社長)という感触を得て資本業務提携を締結することにしたという。

資本提携は、両社の経営体制の連携強化を図り提携の実効性を高めるためのもので、JFRが千趣会の創業者家など既存株主からの取得(291万5000株)、千趣会が実施する第三者割当による自己株式処分(430万株)および第三者割当による新株発行(460万株)の引き受けを通じ、千趣会の株式1181万5000株を約100億円で取得。持株比率22.62%(議決権比率22.65%)の筆頭株主となり、千趣会を持分法適用関連会社化する。

一方、千趣会は、手取り概算の約73億円をJFRとの提携に伴う物流インフラの整備や新規PB商品の共同開発・仕入、今後、立ち上げる自社新ブランドの旗艦店舗開発の資金などに充当する予定だ。

千趣会とJフロントリテイリングの業務提携の内容

PB商品共同開発や相互販売などを計画

業務提携の内容は6点あり、1点目は両社の既存PB商品の共同展開による販路拡大と商品原価低減で、例えばJFRの婦人服のPB「ソフール」と千趣会の婦人靴のPB「ベネビス」をJFRの大丸や松坂屋などの店舗、千趣会の通販チャネルで販売することによる販売量の確保と生産原価の低減などを構想する。

2点目は、双方の顧客の要望に対応しきれていない商品群の相互販売で、JFRが品ぞろえを絞り込んでいる家具について、千趣会で展開する商品をJFR顧客に提案しニーズに対応するほか、百貨店が強みを持つ化粧品を千趣会の顧客にアピールするといったイメージだ。

3点目は、千趣会の商品開発力とJFRの店舗開発・運営、販売サービスを活かした新規PB商品を開発と店舗およびカタログ、ネットで共同展開する構想で、「将来的には国内だけでなく海外でも通用するブランドの育成、拡大を視野に入れていく」(JFRの山本社長)「将来的には国内だけでなく海外でも通用するブランドの育成、拡大を視野に入れていく」(JFRの山本社長)考えだ。

4点目は、千趣会のEC事業ノウハウとJFRグループの顧客資産やブランド力の活用によるEC事業の売上高・収益の拡大で、例えば、千趣会のフラワーギフトEC子会社イイハナドットコムの受注翌日配送サービスなどを参考にしながら、百貨店ギフトの顧客満足度向上と受注拡大の方向性を探る

5点目は、千趣会の通販ノウハウやフルフィルメントを活用したJFRオンラインの通販事業の業務効率化およびプラットフォーム再構築の検討千趣会が持つノウハウやプラットフォームを活用しカタログ制作や物流コストの削減を図るとともに、新規顧客開拓、データ分析の手法などを見直して業績改善を図る考え。

また、6点目のその他、相互のグループ資産、ノウハウの活用による利益創出では、千趣会が得意とする妊婦・出産・育児世代の顧客から得られる情報をもとに、子どもの成長に応じた継続的な購買ニーズが捕捉できるメリットを活かし、ビジネスチャンスの創出を狙う

各施策については、近く業務提携推進委員会を設置し、同委員会内の商品の販売・開発、ECビジネスの拡大など3分科会で方向性などを協議。検討結果をもとに、既存PB商品の相互販売など実現性の高い施策から着手する考えのようだ。

事業領域や顧客基盤で相互補完性が高く

千趣会とJフロントリテイリングの業務提携の補完関係の概要

JFRおよび千趣会は、今回の資本業務提携のポイントとして、両社の事業領域と顧客基盤の相互補完性が高いことを強調。互いの経営資産やノウハウを相互利用することで、確実な販路拡大と課題の解消を狙う。

JFRグループの中核となる百貨店では、大丸や松坂屋のブランド認知度が高く、全国の主要都市で店舗を展開し、店舗開発・運営ノウハウも保有。また、顧客基盤も百貨店とパルコだけで約600万人を擁し、特に外商を中心とした富裕層顧客、中高年層の顧客に強みを持つ。

一方、千趣会は、通販事業を中核とし2000年からネット販売に参入するなど長年にわたり通販・ネット販売のノウハウを蓄積。オリジナルの商品開発力にも定評がある。

顧客基盤についても、データベースに累計1500万人超の顧客情報を保有し、年間の購入客数は約400万人にのぼる。主要客層は30~40代の女性で、特に妊娠・出産・育児といったマタニティ層の女性に強い。メーンの売場や客層で重複が少ない分、双方のPB商品を相互販売することで、新たな需要の喚起、あるいは、従来対応しきれていなかった顧客ニーズへの対応などで効果が期待できるわけだ。

一方、両社が抱える課題の解消でも、補完関係にある。オムニチャネルの展開を考えた場合、JFRでは、JFRオンラインが手掛ける通販事業の売り上げ規模拡大と収益性の改善が課題となっていたが、「千趣会が長年培ってきた通販のノウハウ、プラットフォームを全面的に活用してもらう」(千趣会の田邉社長)ことにより、JFAオンラインの業務効率化およびプラットフォームの再構築を推進。特に、現状156億円にとどまっているネット販売の売上高を中期経営計画で掲げる250億円にまで引き上げたい考えだ。

また、千趣会では、2014~18年度までの5カ年中期経営計画の中で自社開発商品のブランド化のPB戦略と、PB商品を起点としたオムニチャネル戦略を重点施策に掲げているが、自社開発商品のブランドが確立しきれていないことや、オムニチャネル戦略を進める上で店舗開発力が課題となっていた

これに対し、店舗の開発・運営ノウハウを持ち、全国の主要都市で百貨店などを展開するJFRとの提携で、自社単独ではハードルの高かった店舗開発の課題を解消。千趣会の田邉社長は、大丸や松坂屋、パルコといったリアル店舗での商品展開が「ブランド価値の向上と、販売量の確保と商品原価の低減による競争力の強化につながる」と指摘し、さらに自社開発商品のブランド確立による売り上げの拡大も期待する。

JFRと千趣会は、今回の資本業務提携でネット販売事業の強化と店舗開発体制の整備というそれぞれの課題を解消するとともに、商品の共同展開などを通じ、プラスオンの提携効果を追求する考え。

山本・田邉両社長に聞く資本業務提携の狙い

Jフロントリテイリングの山本良一社長と千趣会の田邉道夫社長
Jフロントリテイリングの山本良一社長(右)と千趣会の田邉道夫社長

4月17日に資本業務提携を発表したJフロントリテイリングと千趣会。提携の狙いや今後の展開などについて、Jフロントリテイリングの山本良一社長(=上写真右)と千趣会の田邉道夫社長の両氏に聞いた。(4月17日に開催した記者会見での報道陣との一問一答から一部を要約、抜粋して掲載する

提携の経緯は。

山本「仲介者の提案もあり、昨年10月中旬に初めて千趣会と会って以降、定期的に協議を重ね、いろいろなアイデアを出し合い、『やっていける』と確信した」

資本業務提携の最大のメリットは。

山本「両社が持つノウハウや顧客資産を活用することで、互いの企業価値を高めることが一番のポイントだ。百貨店とパルコが持つ600万人の顧客と、千趣会の400万人のアクティブ会員を互いに活用すれば、企業価値は絶対に上がる

田邉「両社は非常に補完性が高いと思っている。当社は昨年2月に策定した5カ年計画の中でオムニチャネル戦略を掲げているが、リアル店舗の展開はハードルが高い。スピードを加速するためにも、今回の提携は有効だと考えた。また、Jフロントリテイリングの社風に当社と近しいものを感じていて、これはタッグを組む上では重要な要素だと思う

Jフロントリテイリングを提携先に選んだ決め手は。

田邉「提携を結ぶまでの約半年、何度も話し合いの場を持ったが、『この会社となら本気で組めそう』という経営者の直感もあった。“マルチリテイラー”として先進的な事業モデルの構築を目指しているJフロントリテイリングとの提携は最良の選択だと思う。当社ブランドの価値向上や販売量の拡大、商品原価低減に伴う収益力の強化、オムニチャネル戦略の推進など、当社単独で超えるには高いハードルをクリアできる」

千趣会のチャネルで販売していく商品は。

山本「大丸松坂屋のオリジナル商材は、例えば婦人服では30~40代のOL向け通勤着をコンセプトにしたブランド『ソフール』を展開していて、千趣会の主要顧客層のニーズがあると思う。千趣会顧客に合わせた商品の作り込みを迅速に進めたい。婦人靴でも30~40代女性をターゲットにしたパンプスなどがあるので、商品の手当てができれば早期に展開できる。当社の中期3カ年計画では独自商品の開発などを手がける自主事業を収益力向上の要と位置付けているが、百貨店店頭で販売できる数量は限られている。千趣会のカタログを通じた販路拡大が図れれば生産ロットの拡大が期待でき、商品原価の低減も図れる。千趣会との共同開発によるプライベートブランド(PB)商品については、アイデアはあるが、両社で立ち上げる『業務提携推進委員会』でコンセプトのすり合わせなどを行い、プロジェクトを進める

Jフロントの販路への期待感は。

田邉「当社は新しいPB商品の開発を進めていて、商品化したら百貨店などの店頭でも販売してもらいたいが、すべては業務提携推進委員会で一つひとつ具体化することになる。ただ、できることから素早く取り組もうと話していて、当社が展開するシューズブランド『ベネビス』などは議題に上ってくると思う」

業務提携推進委員会のメンバー構成は。

山本「両社の役員クラスをトップに据えて早急に立ち上げる」

千趣会の22.62%の株式を取得した意味と業績への影響は。

山本持分法適用関連会社化するのを前提としたものだ。損益計算書にも入ってくるわけで、業務提携に対する本気度を示している。単に業務提携しただけで簡単に成果を得られるとは思っていない。現時点で業績への影響については、具体的な数字は言えない。業務提携推進委員会ではテーマごとに3つの分科会を設置する予定だ。商品開発に関する分科会では、既存のPB商品の中から何を売るのか、どう売っていくか、いくら売るか。どれくらい商品原価をコストダウンできるかなど、具体的な実行計画を立てる。2つ目の分科会はEC事業についてで、これはとくに百貨店の大きな課題だ。“オムニチャネルリテイラー”を目指す中期3カ年計画の中でも、ウェブ上で予約した商品を百貨店店頭で受け取れる『クリック&コレクト』などに挑戦しているが、まだまだレベルが低い。千趣会の持つノウハウを活用させてもらいながら、利益の出るEC事業を組み立てていきたい。3つ目はJFRオンラインの抜本的改革に向けた分科会だ。当社はオムニチャネルリテイラーと言いながら通販事業の規模が小さい。実店舗とカタログ、ウェブがしっかり機能してはじめてオムニチャネルが成り立つわけで、通販ビジネスの再構築は急務だ。通販はフルフィルメントが脆弱では大きな事業にならない。また、JFRオンラインの顧客は高齢層の比重が高く、保守的なカタログになっているが、こうした部分にメスを入れたい」

千趣会への役員派遣は。

山本「今後、千趣会との協議の中で検討していきたい」

同じく傘下の通販会社、ライトアップショッピングクラブと千趣会との連携は。

山本「ひとつのアイデアとしてはあるが、まずは3つの分科会を優先的に取り組む」

千趣会のECノウハウに期待している。

山本「現在、当社グループのネット経由売上高は約156億円で、これを中期計画で250億円に引き上げる目標を掲げているが、このままでは到達しないという危機感はある。そのためにも売上高の約75%がECという千趣会のノウハウを活用したい」

今回の提携で千趣会のリアル店舗の戦略に変化は。

田邉「現状、自前で20店舗弱の実店舗を展開していて、それを前提にオムニチャネル戦略を考えてきたが、今回の提携でその前提条件が変わった。戦略の幅が広がったととらえている」

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
JFRと千趣会が資本提携、互いのノウハウ活用し競争力強化(2015/04/23)

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故稲垣正夫氏のグローバル施策

10 years 7ヶ月 ago

ご逝去された旭通信社創業者稲垣正夫氏のグローバル戦略について、デジタルインテリジェンスNY榮枝からの特別寄稿です。

4月17日に旭通信社(現アサツーディケイ、ADK)の創業者、稲垣正夫氏の訃報がニューヨークにも届いた。この場を借りて、MAD MANでしか披露できない稲垣氏のグローバル化への志を米国から届けてみたい。

56年 稲垣正夫現会長らが旭通信社を設立
73年 業界ベストテン入り
84年 旭通信社が米BBDOインターナショナル社と資本・業務提携
87年 旭通信社が東証二部に上場
90年 旭通信社が東証一部に上場
91年 旭通信社が中国の新華通信社と提携
96年 博報堂らとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)設立
97年 業界第3位に
98年 旭通信社が英WPPグループと資本・業務提携
99年 旭通信社と第一企画が合併、アサツーディ・ケイに (以降略)

◆「その土地の砂になれ」
これが稲垣氏の海外に派遣する人材に対する言葉であった。地理的営業拠点の拡大=海外戦略だった70年―80年代当時、「その土地の風習システムに馴染まずして、文化である広告の営業はできない」という理由で、法人設立を任された人材は「長期コミット」が抜擢条件であった。

中国語の堪能であった稲垣氏は中国にロマンをいだき、その土地、文化を尊重する事を重んじていた。だからこそ達成できた政府お膝元である北京の新華社通信との提携が91年。単独出資が難しかった当時の中国において、合弁法人拠点数を急拡大させた。そして地元ローカルのリーダーを尊重し、リーダーとして育てる手腕は「誰も真似できない」個性として着々と拠点を伸ばしていたことは、他社の目からも明らかだろう。

長期ビジョンでの人的配分は「稲垣手法」の一角であり、このMAD MANの筆者である私も95年―2000年まで中国・香港、そして01年から12年まで米国ニューヨークでのADK経営に関わる事ができた。しかし稲垣氏のグローバル施策を振り返ると、特筆される(凄かった)キードライバーは、中国への思いよりも84年のBBDOとの「株式持ち合い」を決めたビジョンであった。この時62歳。

◆外資に企業価値を売る、資本を受け入れる
84年当時、既に電通がヤング・アンド・ルビカム、博報堂がマッキャン・エリクソンという「王者同士」の合弁は誕生していたが、日本で10位そこそこの代理店の代表としてマンハッタンに乗り込み、ペプシやアップルを担当していたBBDOとの「提携」ではなく「資本の出し入れ」を決めたのだ。若気の至りではない、62歳にしてのグローバル市場での「自社(株)売り」の術だ。ちなみにこの84年は、現WPPのCEOマーチン・ソレル氏がWPPを立ち上げる(買収する)1年前で、サーチ&サーチ社のファイナンシャル・ディレクターを務めていた時だ。何と稲垣氏はBBDOとのディールが完了するまでマーチン・ソレル氏とも資本提携の話をしていた、とインタビュー記事が残っている(当時稲垣氏62歳対ソレル氏39歳!)。旭通信社がBBDOとの提携継続から解消までの14年間に、稲垣氏はWPPマーチン・ソレル氏と継続的なコンタクトを持っていた上で、満を持して98年のWPPとの資本提携へのスイッチだったのだ。振り返ってみると、

84年 BBDOへの出資、持ち合い
90年 広告会社としての初の一部上場
96年 国内同業とのDAC上場
98年 WPPとの資本提携

これら全て「(大)資本」に関わる投資決断であり、今で言うアントレプレナーシップである「全員経営」を掲げる稲垣氏らしい経営奇跡だったと思える。現にADKは日本発の広告会社、マーケティング会社において、海外で利益を出している数少ない1社となっている。

◆単なる投資ビジネス理論ではない、その上位の考え
強調したいのは、資本政策の先人である稲垣氏だが西洋的な営利を求める資本政策ではない、東洋思想に基づく「和」をもたらす関係づくりを唱えていた事だ。利潤を追い求める西洋的マーチンソレル卿に対抗できるのは稲垣氏(1990年に藍綬褒章、1997年に勲三等瑞宝章を受章)だけだと思ったが、今やグーグルを筆頭としたグローバルでマーケティング世界において、思想的なビジネスの和を世界に唱えるアドマン・マーケターは知る限り居ない。

故・稲垣氏が著者に常々言っていた言葉は「植福」(人の中に福を木のように植えて育てる)だった。MAD MAN筆者もグローバルビジネス実現を望む次の日本生まれの広告・マーケティング、アドテク企業を、支援したいと思う。

メルマガの反応が薄くて困っているなら、ココロを動かす“ステップメール”はいかが? | PR | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 7ヶ月 ago
ステップメールで顧客との信頼関係を築くべし
ここから始まります

はぁ…

もう少しメルマガからの売上を出したいんだけど…
結局いつもどおりメルマガ限定セールやらなきゃダメか……

これだけお買い得情報を並べ立てれば反応もあるでしょ!

「メルマガ限定お買い得!」「30%OFF!!」

数日後……

イマイチ反応がないなぁ…

メルマガ制作のコツも勉強してタイトルや文章の工夫もしたし
セグメント分けとかも頑張ってやったんだけどなぁ

所長 このメルマガはどうですか?
いきなりセールのお知らせだけを送っても効果は薄いだろうね

えっ!?

まずは自分達のことを知ってもらって親しみを持ってもらう内容にしないと

メルマガってお客様にお知らせを送るものじゃ…
…って誰?

メールマーケティングに悩む声に呼ばれてきました! ビジネスメール研究所の直井です!
所長の平野です!
ええ!凄い人なの!?
「ビジネスメール研究所」
それは膨大なメールを分析しマナーやメルマガなどビジネスでの活用を研究するメールのスペシャリストである!

いきなり商品を売り込んでもお客様は身構えてしまいます!
顧客との信頼関係を作るメルマガの裏技があるんですよ!

メルマガ執筆は大変ですよね。文章の工夫やセグメント分けなど色々とチャレンジしても読者の反応は薄く、毎回のネタをひねり出すのも一苦労。なんとか効果的なメルマガを書きたい――そんな人に一度チャレンジしてほしいのが、“ステップメール”です。

反応の薄いメルマガは寂しいですよね
結局いつも同じような情報ばかり並べ立てていませんか?

メルマガのタイトルや文章の工夫、読者のセグメント分けなど、メルマガ配信の基礎を学んで、メルマガ制作の初心者は脱したけれど、期待したほどの売り上げや反応がない……そんな時は、いったい何が悪いのかと悩んでしまいますよね。

やがてメルマガのネタも付き、結局いつも同じような商品紹介やお買い得セールの情報、メルマガ限定割引などを並べ立ててもやっぱり反応は薄い。そんな繰り返しの中で、新たなネタや奇策、改善点を模索中の方も多いと思います。

しかし、そのように無作為なメルマガ運用を行っていては、いつまで経っても高い効果は期待できません。そんな時は、ネタを考える手間を省き、読者との信頼関係も築くことができる“ステップメール”で、起死回生を狙ってみてはいかがでしょう

そもそもステップメールってなに?

ステップメールであらかじめ顧客との信頼関係を築いておくだけで、メルマガの効果が劇的に上がります!

(ビジネスメール研究所)

いきなりステップメールといわれても、それって何?

クエスチョンマークが頭に何個も浮かんでしまう方もいると思うので、まずはステップメールについてお話ししておきましょう。

メルマガ配信といえば、登録してくれている読者のメールアドレスに同時に同一のメール内容を配信する「一斉配信」が一般的です。属性ごとに異なる内容を送るセグメント分け配信も、同じ属性の方には同じ内容のメールが送られるため、一斉配信の一種だと言えます。

一方、ステップメールとは、1回の配信ごとに新たにメルマガを制作するのではなく、1つのストーリーに基づいた流れで、複数回に分けて配信するメールを作成しておくものです。この複数回のメールを1つの「シナリオ」といいますが、用意されたメールは、配信者が決定した時点(タイミング)を起点として、スケジュールに沿って、個別の読者へ順次配信されます。このシステムを「ステップメール」というのです。

ステップメールの配信の起点は、配信者によって異なりますが、顧客がメルマガを登録した時の「ご登録ありがとうございます」や、ネットショップであれば購買時の「お買い上げありがとうございます」などのサンクスメールが一般的です。

いわゆるメルマガであれば、登録後のサンクスメール送信後、次回のメルマガの一斉配信まで新規登録読者へメルマガは送信されません。

しかし、登録や購買時を起点としたステップメールの場合、登録後の挨拶メールが第1号で、その後、第2号、第3号とステップを踏んで、登録時を起点にメールが配信されます。例えば、ネットショップを例に考えてみると、新規顧客向けのステップメールのシナリオとしては、事前に登録したメールが次のように指定した間隔で自動的に順次送信されるのです。

メール回数 経過日数 メール内容
1回目(1通目) 新規購入当日 ご購入有難うございます。
2回目(2通目) 1日後 商品発送のお知らせ
3回目(3通目) 3日後 無事届きましたか?
4回目(4通目) 7日後 商品やサービスへの疑問、問題解決の受付
5回目(5通目) 10日後 商品の賢い活用方法などの提供A
6回目(6通目) 15日後 店舗や商品に対するアツい想い
7回目(7通目) 20日後 商品の賢い活用方法などの提供B
8回目(8通目) 25日後 そろそろこういう商品はいかがですか?

ここでポイントとなるのが、メルマガ登録時の個人情報です。読者との信頼関係を築くという観点から、メールの件名や本文中に、読者が入力した名前などの個人情報を含めて配信することにより、親近感を高めることができます

親しみをもってもらうステップメールでメルマガの反応が変わる

一斉配信システムでのメルマガの場合、新規購読者にいきなりメルマガ最新号が届いても、それまでの背景(コンテキスト)がよくわからなかったり、継続的な読者向けの内容だったりして、新たな読者は疎外感や孤立感を感じてしまいます。最終的には、こんなメルマガはウザいと思われて、ゴミ箱行きはほぼ決定、最悪の場合、登録解除されてしまうでしょう。

しかし、ステップメールの場合は、読者名を挿入して語りかける内容、かつ、イチから順を追った内容が配信されるため、読者は違和感を感じません。つまり、配信者と読者の「One to One(ワントゥワン)」の関係の構築を可能とします。

関係構築的な内容のステップメールは、売り込みメールという印象を薄れさせるだけでなく、単純接触を継続的に行えるできるため、徐々に信頼関係を築くことができるのです。

こうして信頼関係が生まれ、メールでの接触に拒絶感を感じなくなった時期に、セール情報など売り込み内容のメールを送信することで、その効果を上げることができるというわけです。

さらに、ステップメール以外のメルマガを定期発行していれば、そちらの購読を促すことも可能です。いわば「ステップメール+メルマガ」のハイブリッドパターンで、相乗効果も期待できるのです。

最初の5通を本気で書こう!
読者の信頼感を高めるステップメールの効果的な書き方

ステップメールは、予め執筆しておいた同一内容のメールを順番に送信しますが、送り始めるタイミングは人によって違います。そのため、時事的な内容や季節柄の話題は避け、信頼関係を構築することだけを考えて、最初の5通を本気で執筆することが鉄則といえるでしょう。

前述したネットショップの事例であれば、4回目(4通目)から8回目(8通目)が、この5通に該当します。

内容的には、ネットショップであれば、購入のお礼から商品の賢い使い方、スタッフが実際にやっている活用術などが例として上げられます。また、会社の想いや、商品やサービスの誕生秘話、お客様への思いや社会貢献など、ストーリーを中心に展開するのもよいでしょう。信頼関係の構築を重視した内容でシナリオと各メールを構成します

例えば、一度買い物をしただけのよく知らないネットショップからメルマガでいきなり、「前回も売り切れた北海道バームクーヘン、再び入荷しましたよ。いかがですか?」と言われて、すぐに「よし、それなら買おう」と思うでしょうか。「何それ、知らない」と流してしまうのではないでしょうか。しかし、それまでに段階を踏んだステップメールで、「洋菓子店●●の歴史」、「北海道バームクーヘン誕生秘話」、「牛乳に対するこだわり」、「卵に対するこだわり」、「北海道の大自然について」などについて魅力的な文章を読んでいたとしたらどうでしょう。「それなら、一度は買ってみようかな」という気分になりませんか?

もちろん、これはただの一例です。顧客が興味を持つ内容は業態によって異なります。顧客が自分たちに求めているテーマとはなにかを考え、ニーズや期待に応えられる内容も重要といえます。

信頼関係の構築において、援護射撃となるのが、誕生日や記念日です。顧客にアニバーサリー(記念日)メールを配信することで、さらに信頼関係は深くなり、距離を縮めることも可能です。


たしかに よく知らない人からよりも親しみがある人からの話の方が聞いてみたくなるわね!

その商品をオススメする理由や仕入れることになった経緯などストーリー性を持った説明で信頼度を増すことができますよ

わかりました!やってみます!

その後

信頼を得られたおかげでメルマガの開封率が上がったし売上も少しずつ伸びてきてるわ!
お店への来店も増えてきてる♪

信頼関係ができていればいろんなお知らせのメールなど送っても嫌がられなくなりますね
「顧客との信頼関係を作る」という事が重要だね
ステップメールでの読者と事業者の距離感

このようなステップを踏んでいくことで、顧客との関係が醸成されていきます。ある程度、関係構築ができたら、セール情報や商品紹介メール、セミナーメールなど、売り込みとなるようなメールを送っても嫌がられません。あくまでも顧客との関係作りが最重要課題で、売り込みは二の次という考え方が重要なのです。

しかし、こうしたステップメールを配信するにあたり、大きな障害となるのが配信作業です。新規顧客に1通ずつメールを送り、その後も間を開けて段階を踏んだメールを個別に手作業で送り続けるのはとうてい現実的ではありません。

そこでオススメしたいのが、「お名前.com メールマーケティング」です。同サービスの「ステップメール機能」であれば、複雑なステップメール配信もラクラク実現できます。

やり方は簡単。お名前.com メールマーケティングの設定画面にて、「商品購入日」や「誕生日」などの個人情報を登録し、ステップメール配信開始の起点となる日と、その後の日程を自由に設定するだけです。

例えば、ネットショップであれば、新規顧客の購入から10日後に1つ目のシナリオを配信し、その7日後に2つ目のシナリオを配信、その5日後に3つ目のシナリオを配信といった具合に、戦略に合わせて、自由な配信が可能になります。

プランにもよりますが、『どのタイミングで』、『どの内容で』、『何回』送るかというステップメールのシナリオが3回から最大30回まで作成できますし、ステップ数無制限のため、1週間単位で毎回違う内容のメールを配信することもできますし、365日毎日配信できるのも嬉しいところです。

メルマガ発行のネタがない、思ったほどの効果が得られていないという方は、お名前.comのステップメール機能を活用して、顧客との信頼関係を構築しつつ、売上アップなどのビジネス目標を達成してみてはいかがでしょうか!

「お名前.com メールマーケティング」について詳しく知りたい方はこちら

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:メルマガの反応が薄くて困っているなら、ココロを動かす“ステップメール”はいかが? | PR | ネットショップ担当者フォーラム
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佐藤和明+ビジネスメール研究所+シンフィールド

【執筆】
佐藤和明(アートオリエント)
大学在学中より、ライターおよび編集に従事。卒業後に出版社数社とデジタルコンテンツ会社、フリーを経て、有限会社アートオリエントを設立。現在、Webマーケティング関連の書籍の執筆およびWebプランナー、大学で兼任講師を務める。研究テーマのキーワードは「デジタルマーケティング」。現在、青山学院大学大学院 社会情報学研究科博士後期課程在学中。二級知的財産管理技能士、Google AdWords認定資格取得。

【執筆協力】
ビジネスメール研究所
平野 友朗、直井 章子(アイ・コミュニケーション
日経BP社 PcOnlineにて、人気連載コラム「美人研究員は見た!ビジネスメール事件簿」を執筆中。

【マンガ】
株式会社シンフィールド

佐藤和明+ビジネスメール研究所+シンフィールド

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モバイルフレンドリーアップデートの実施後に、PC検索とモバイル検索の間でどのくらいの順位下落が、スマホ対応していないこのブログに発生しているのかを“生のデータ”で紹介する。結論をいうと、幅広いクエリで、順位の下落が発生している可能性が高そう。しかし、順位の下落幅はほとんどのクエリで微々たるもの。

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Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

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