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モバイルアプリの宣伝をサポートする新たなメディア パートナーシップと広告ソリューション - イベント「 I/O」のご報告

10 years 6ヶ月 ago
Posted by Jonathan Alferness - プロダクト マネジメント担当副社長


アプリのエコシステムの複雑化が進む中、多くの開発者の皆様が、複数の広告ネットワークやオペレーティング システムをより効率よく管理し、その成果をより的確に測定する方法を模索していることと思います。Google ではこうしたニーズに対応するため、先月開催されたイベント「Google I/O」にて、新たなメディア パートナーシップと広告サービスを発表しました。



より精度の高い測定ソリューション


アプリ開発者がインストールやエンゲージメントの促進を図る上で、さまざまなメディア パートナーや広告掲載先の効果を把握することが重要です。このため Google では、複数の広告ネットワークから成る断片化したエコシステムに一貫した測定基準を適用し、それぞれのユーザーの質を正確に把握できるソリューションの開発に積極的に投資してきました。

アプリ向け Google アナリティクスでは、各種ネットワークの広告効果をより正確に把握するための最先端のアプリ内分析サービスを提供します。例えば、モバイルアプリのインストール キャンペーンの掲載結果を計測し、Android ユーザーや iOS ユーザーのライフタイムバリューを把握することが可能です。

昨年末に iOS コンバージョン トラッキングを導入して以降、Google では現在までに InMobi、Millennial Media など 20 以上の広告ネットワークとの提携を進めてきました。こうしたパートナーとのデータの統合により、各種ネットワークの価値を重要な指標(ライフタイムバリューやユーザーの定着率)に基づいて評価し、広告費用を適切に配分できるようになります。また、数か月後には、コンバージョンを参照元ネットワークに「ポストバック」し、トラフィックを改善することもできるようになります(しかも、1 つの SDK だけで実現可能です)。

今回の発表の内容は効果測定だけに留まりません。Google では、アプリ開発者にとってアトリビューション ベンダーを選択できることが重要であることを認識しており、オープンなソリューションの提供に積極的に取り組んでいます。このため今回の発表では、サードパーティの測定パートナーからアプリのインストールやイベントに関するデータを取得し、AdWords に取り込む機能についても言及しています。Adjust、Appsflyer、Apsalar、Kochava、Tune などのパートナーと Google が提携することで、AdWords における測定の精度が高まり、データの正確性と信頼性が確保されます。

Google では、上記のような優れた広告プラットフォームやトラッキング システムと連携することで、モバイルアプリのエコシステム全体を強化し、皆様のアプリビジネスを成功に導くことができると信じています。


Google を通じたアプリの宣伝がさらに簡単に


現在、アプリ広告を掲載できるのは Google 検索、AdMob ネットワーク、モバイルサイト、YouTube ですが、今後は Google Play 向けの検索広告(英語記事)もご利用いただけるようになります。アプリの検索結果に広告を表示することで、新しいアプリを探している有望なユーザーにアプローチできます。


今回発表された「ユニバーサル アプリ キャンペーン」という新しいタイプのキャンペーンでは、AdWords や Google Play デベロッパー コンソールで Android アプリのインストール広告を簡単に作成でき、Google を利用しているユーザーにより効率的にアプローチできます。




キャンペーンを 1 つ設定すれば、Google 検索、AdMob ネットワーク、モバイルサイト、YouTube、Google Play にわたって広告を掲載できます。広告文、広告を表示するユーザー、広告の予算という最低限の情報を入力すれば準備は完了です。広告の作成や入札は、成果が最大化されるよう自動で行われます。Google Play 向けの検索広告とユニバーサル アプリ キャンペーンは、今後数か月を目処に導入される予定です。


ビジネス全体をカバーする包括的なソリューション


I/O では、アプリの開発、オーガニック検索ユーザーへのアプローチ、アプリ収益策の強化を支援するソリューションも発表されました。Google ではそうしたサービスを補完できるよう分析ツールや広告の機能強化を進めております。ビジネスを成長させる測定ソリューション、ならびに広告掲載をより簡単にする各種ツールをぜひご利用ください。
noreply@blogger.com (Google Blog)

無名でニッチ商材のECサイトが上手なPRで売り上げ&認知度アップに成功した秘訣 | 海外ECサイトの事例に学ぶ 売上UPのコツ | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
多くの有名なブログやサイトに取り上げらてもらうい、売り上げを伸ばしている「Clever travel companion」のマーケティング事例

ここで告白するのも恥ずかしいのだが、僕は海外旅行をし始めた当初、これでもかというほど貴重品に注意を払っていた。初めての海外旅行の時は、靴の中敷きの下にお金を入れていた。

さすがにやりすぎだったかもしれない。しかし、初めての海外旅行ではそれくらい「スリにお金をすられないか」「強盗にお金を巻き上げられてしまわないか」と、それだけ大きな不安だったのだ。もっと何か良い方法はないかと、パンツにお金を入れることができる巾着袋を縫い付けるなどのアイディアが頭をよぎったこともある。

今思えばこのアイディアは単純ではあるものの、なかなか良い線をいってたみたいだ。なぜなら、今回紹介するサイト「Clever travel companion」はまさにそれを実現してしまったサイトなのだから。

シークレットスペースのポケットを付けた下着などを販売する「Clever travel companion」
「Clever travel companion」のサイトイメージ

このサイトではパスポートや、お金、クレジットカードを隠すことができるシークレットスペースのポケットを付けたパンツやシャツといった下着を販売している。

「Clever travel companion」は2011年、米国にて設立された。現在は自社のECサイトの他、米国・英国のAmazonにて販売を行っている。

バックパッカーとして旅をしていてスリにあったことが創業のきっかけ

【“この記事のポイント”】
マーケティング活動を自力で挑戦した点はぜひ「Clever travel companion」を見習いたいマーケティングはECサイトの“キモ”であり、失敗が致命傷になる部分になる。外部にまかせて致命傷を負ってしまっては悔やんでも悔やみきれない。まずは自分が作業を行い、知識や感覚を培うのが良いだろう。

「Clever travel companion」創業者のJohanna Denize氏(デナイズ)氏
Johanna Denize氏(デナイズ)氏

創業者のJohanna Denize氏(デナイズ)氏は、1996年にスウェーデンの名門ウプサラ大学で政治経済を専攻し、卒業後はジャーナリストとして働いてきた人物。

一方で旅好きでもあり、20代の頃には40か国以上の国をバックパッカーとして旅して回っていた。ジャーナリストになった後も仕事で旅行をすることが多く、旅行関連の記事も数多く手掛けてきたという。

そんなデナイズ氏を悩ませていたのが「すり」の問題だ。特に発展途上国を旅する時には自分の持ち物に細心の注意を払っていたが、それでもズボンのポケットに入れていた財布を盗まれるなどの被害を受けたことが数回あった。

財布を盗まれてしまうと、そこに入っているお金はもちろんのこと、クレジットカードや運転免許証といった旅行する上で非常に重要なものまで失ってしまう。

そこでデナイズ氏は、旅行中にすり被害に遭わないような方法を模索し始めた。まずはベルトの中にお金を隠し入れることのできるマネーベルトを試したが、かさばる上にホテルに置き忘れてしまいやすい。旅において実用性があるかどうかは未知数だった。

旅をしている間もかさばらず、常に身に着けてお金を隠すことができるようなものはないものか。そう考えた結果、思い当たったのが下着だ。下着なら常に身に着けているし、ズボンの下にあるのでまずスリの被害に遭うこともないだろう。また常に着用しているからホテルに忘れるなんてこともめったにない。貴重品を隠す道具として最適ではないかと考えた。

こうして着想を得たデナイズ氏はお金やクレジットカード、パスポートを入れることができるポケットを備えたパンツやシャツなどの下着を自らデザインし、「Clever travel comapanion」と名付けてECサイトで販売を始めた。

シークレットスペースのポケットを付けた下着などを販売する「Clever travel companion」

シークレットポケット付シャツの値段は29.90ドル(約3700円)、パンツが24.90ドル(約3100円)。ポケットはパスポート、クレジットカード、お金を入れることができるジッパー付のものとした。

シークレットスペースのポケットを付けた下着などを販売する「Clever travel companion」で売られている商品
「Clever travel companion」ではこのようなシークレットスペースを付けたものを販売

アイディア自体はごくシンプルではあるものの、旅行をする人であれば誰しもが抱えるであろう「すりにあうかもしれない」という不安を解消した同製品は、米国内のみならず各国の旅行をする人々の支持を得て、シークレットポケット付き下着を海外発送するまでの人気商品となった。

旅ブロガーとのアフィリエイト提携

シークレットスペースのポケットを付けた下着などを販売する「Clever travel companion」はブロガーなどとの連携を進めた
旅ブロガーとのアフィリエイトと提携などが奏功した

結果として大きな評判を得た「Clever travel companion」だが、当然ながら同サイトにはじめから多くの顧客やファンが着いていたわけではない。そのため、当初、デナイズ氏らはサイトを売り込もうとPR会社を雇ってPRを行ってみたが、あまりうまくいかなかったようだ

こうした結果から、もっと自分たちで働きかけるべきだと考えたデナイズ氏らは、旅や役立つ商品紹介をテーマにしているブロガーとのアフィリエイト提携を積極的に行うことにした

ブロガーに無料で商品の下着を送るとともに、ブロガー経由で売れた商品の価格の10%をコミッション料として支払うという契約を結ぶというものだ。

これにより、多数のブログにおいて、「Clever travel companion」の商品レビュー記事が載ることになった。なかにはビデオを作ってマネーベルトと「Clever travel companion」の比較、解説までしてくれているものもあった。

ブロガーは「Clever travel companion」の比較、解説を動画を活用して行うブロガーもいる
動画を使って商品を比較・解説するブロガーも現れている

ブロガーたちに無料で商品を送り、レビュー執筆を依頼するのは珍しいことではないが、「Clever travel companion」はサイトやブログに取り上げてもらうための工夫を行ったとデナイズ氏は語る。

多くの有名なブログやサイトに取り上げらてもらうことに成功したのは、取り上げたいと思えるほどの十分な資料をブロガーに提供したからよ。ブロガーが会社のことをいちから調べないでいいように、会社の情報、商品の情報、写真を送ったの。企業はブロガーがやる仕事の一部をこちらが代わりに引き受けて、書きやすいようするべきなのよ。(デナイズ氏

自力でマーケティングしよう

デナイズ氏らはブログだけではなく、メディアサイトにも取りあげてもらうよう精力的にコンタクトを取ったそうだ。その甲斐あって「Los Angeles Times紙」に取り上げられたことを皮切りに、大手旅行情報サイト「Lonely planet」の旅行用ギフト特集において「Passport concealing underwear」(パスポートを隠した下着)という名前で取り上げられるなどした。これをきっかけに多くの人に認知され、売り上げも伸びていったという。

マーケティング活動を自力で挑戦するための第一歩は、デナイズ氏が行った「起業の経緯を掘り起こして資料にする」作業だろう。これなら、マーケティング未経験でもやれるはずだ。

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海外ECサイトの事例に学ぶ 売上UPのコツ
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尼口 友厚

株式会社ネットコンシェルジェ

尼口 友厚(あまぐち・ともあつ)

株式会社ネットコンシェルジェ CEO プロダクト・マーケティング責任者

明治大学経営学部卒。米国留学からの帰国後、デザイナー/エンジニアとしての活動を経て、2002年に国内有数のウェブコンサルティング会社「キノトロープ」に入社。

2003年同社関連会社としてネットコンシェルジェを設立。eコマースとブランディングを専門領域とし、100億規模の巨大ECサイトからスタートアップまで150を超えるクライアントを抱える。現在は、ショッピングSNSサービス「#Cart」を運営する。趣味はブラックミュージック鑑賞。

著書に『なぜあなたのECサイトは価格で勝負するのか?』(日経BP)
訳監に『ハックプルーフィングLinux』(秀和システム)

尼口 友厚

【月間ベスト ネットPR賞】2015年5月は、「アイリス暮らし便利ナビ」アンケート調査に関する、アイリスオーヤマ株式会社様のネットPR事例が受賞!担当者様からの受賞コメントを公開

10 years 6ヶ月 ago
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すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2015年5月の「月間ベスト ネットPR賞」はアイリスオーヤマ株式会社様です。

選考理由(ニューズ・ツー・ユー ベスト ネットPR賞 選考委員会より)

2015年5月の月間ベスト ネットPR賞は、アイリスオーヤマ株式会社様の「アイリス暮らし便利ナビ」アンケート調査に関するネットPR施策です。

アイリスオーヤマ株式会社様では、暮らし、健康、料理などに役立つ情報を発信するコミュニティサイト「アイリス暮らし便利ナビ」を運営されています。同サイトでは、サイト会員を対象に季節の行事や生活にまつわるアンケートを行っており、その結果をサイト上で発表するとともにニュースリリースでも広く配信しています。

5月には、以下の2本のニュースリリースが配信されました。

季節の行事や暮らしにまつわる各家庭でのちょっとした習慣の違いや、ある事柄についてみんなどう思っているの? というアンケート調査は、メディアで取り上げられやすいトピックといえます。ニュースを目にしたネットユーザーも「自分なら…」とソーシャルメディアなどで語るきっかけにしやすく拡散力があります。

また、このように季節ごとにアンケート調査を行ってユーザーの思いや暮らしぶりを「見える化」していくことは、ユーザー間の共感や親密感を育み、近年、ネットPRで重視されているブランド・コミュニティの醸成にも役立つといえます。

このようにユーザーアンケートを上手に活用してニュース発信していく施策は、ネットPRに取り組む幅広い企業のお手本になると思い、アイリスオーヤマ株式会社様に5月の月間ベスト ネットPR賞を贈賞いたしました。

選定のポイント

  • 時節ごとにタイムリーな調査レポートを情報発信している
  • 最も気になる質問項目を選んで思わずクリックしたくなるタイトルをつけている
  • マーケティング、話題づくり、ユーザーコミュニティの醸成などさまざまな副次効果が期待できる施策であること
受賞コメントをいただきました!

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写真左より)株式会社アイリスプラザ 朝岡 宏和様、山田 真理子様、斎藤 瑞来様

「アイリス暮らし便利ナビ」は、暮らしのお役立ち情報や生活の知恵の発信を通じてアイリスオーヤマのことをもっとお客様に知って貰いたい、アイリスオーヤマのファンになって貰いたいという想いで運営しているWebサイトです。

受賞のきっかけとなった「暮らし調査隊~暮らしのあれこれアンケート~」は、時節ごとの行事や記念日などに合わせたテーマを設け、「他の人はどうしているのか気になるけれどなかなか聞けない暮らしのあれこれ」を会員様にアンケート調査するコーナーです。その結果をコンテンツとして公開、またNews2uリリースで配信することで、話題提供や会員様との交流を図りたいと考えています。

「暮らし調査隊~暮らしのあれこれアンケート~」は、2015年4月から新コーナーとして立ち上がり、月間1~2本ペースで更新していますが、その都度アンケート実施時には予想もつかなかった意外な発見があります。今回、月間ベストネットPR賞を頂いたリリースのひとつ「おにぎりについてのアンケート結果発表」中の「おにぎりを握ってほしい有名人ランキング」においては、男性が選ぶ有名人は癒し系女優、女性が選ぶ有名人は料理上手な人が名を連ねる結果となりました。これを受けて「男性はシチュエーション重視・女性は実利重視」と分析・掲載されている他サイト記事があり、話題を呼ぶコンテンツとなったことを嬉しく思っています。

サイト運営担当者は着任したばかりで、文章作成・ページ構成など手探りで行っているのが現状です。その中でも、他社様のニュースリリースなどを参考に、目を引くタイトルやイラストを入れるよう工夫しています。News2u様からもその点を評価していただき、自信を持つことができました。

今回の受賞をきっかけに、「アイリス暮らし便利ナビ」をさらに多くの人に知って頂き、毎日が便利に、そして楽しくなるような情報を配信し続けることでアイリスオーヤマのファン獲得につなげたいと考えています。

株式会社アイリスプラザ メディア企画部 Web広報チーム 山田 真理子様

アイリスオーヤマ株式会社様、ご受賞おめでとうございます。

saico

ジェネレーションパスが第三者割当増資で8.5億円を調達、中国EC市場への進出に充当 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
調達資金は、中国EC市場への参入を狙い中国企業との資本提携または買収などのために充当する予定

通販・ECサイト「リコメン堂」運営のジェネレーションパスは6月16日、タイ最大の財閥チャロン・ポカパン(CP)グループの投資子会社CT Bright Holdingsを割当先とした第三者割当増資を実施し、約8億5000万円を調達すると発表した。

調達資金は中国の電子商取引(EC)市場への参入に向けた中国企業との資本提携または買収などのための資金や運転資金などに充てる。振り込みは7月3日までを予定。

また、CPグループ役員の持株会社で投資事業のLucky Shore Investments Limitedに、岡本洋明社長など経営陣の一部持ち株を売却。売出し後と第三者割当増資後の持ち分は、岡本社長は26%で筆頭株主を継続。CPグループは約21%(CT Bright Holdingsが17%、Lucky Shore Investments Limitedが約4%)を保有する大株主になる。

ジェネレーションパスによると、近年は中国からの注文が増加。中国市場への参入を検討していた。参入方法は、中国企業の買収もしくは共同出資を計画。その原資金として今回の資金の一部を使用する予定としている。現在、候補先を選定している段階。

CPグループは伊藤忠商事、中国中信集団有限公司などと共同で、上海自由貿易試験区を拠点として中国におけるクロスボーダー電子商取引を始める予定。ジェネレーションパスはこうした取り組みと連携する。

調達資金は中国参入のほか、システムの開発や改良、増強のための開発要員の人件費などにも充当する。

ジェンレーションパスは2014年9月に東証マザーズへ上場。2014年12月期の連結売上高は44億円(前期比20.3%増)、営業利益は9300万円(同19.7%増)、純利益は5700万円(同11.3%増)だった。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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アプリコマースの成功には何が重要か? ターゲットや認知度に応じたメディアの活用です | スマホ・アプリコマース時代のマーケティング戦略 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
10代、20代ではスマホ、タブレットの接触時間がテレビを超える

今回は、メディアやテクノロジーの進化により、オンラインオフライン含め、ユーザーを性別/年代別に、どのようなメディアに接触しているのか、その接触時間等の傾向と、アプリにおけるプロモーションの基本概念をご紹介します。

若年層へのリーチは、男女ともにスマホをメインに

博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所がまとめた資料(年齢・性別メディア接触時間-1)を見ると、若年層(10代~20代)は、他の年齢層よりもメディア接触時間が長いことがわかります。また、男性は女性よりもメディア接触時間が長い事が伺えます。

博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所がまとめた資料

年齢・性別メディア接触時間-1

さらに、資料(年齢・性別メディア接触時間-2)では、以下のような面白い傾向がわかります。

  • 男女ともに10代、20代においては、タブレット端末+携帯・スマホでの接触時間は、テレビの接触時間を超えている。タブレット端末+携帯・スマホの構成比率は、おおよそ38-49%となる。
  • 男女間の携帯・スマホの時間は10代女性が一番長い。(LINEなどのコミュニケーションツールと推測)
  • パソコンの利用時間は、全体的に男性の方が長い(仕事での利用と推測)
  • テレビ視聴時間は男女共に20代がもっとも短い。男女とも歳を重ねると、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのオフラインメディアの利用割合が増え、新メディア(パソコン、タブレット、携帯)の利用時間が減っていく。
博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所がまとめた資料年齢・性別メディア接触時間-2

20代男性に絞り込んだ資料(年齢・性別メディア接触時間-3)を見ると、時系列での各メディア接触時間の変遷が一目瞭然です。2008年と比較すると、テレビやPCなど、タブレット、携帯・スマホ以外のメディアはすべて減少傾向。一方で、タブレットと携帯・スマホは約7倍に伸張しています。

博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所がまとめた資料年齢・性別メディア接触時間 -3

これらから、新しいテクノロジーやメディア(特に携帯・スマホ)が出てきたことにより、次のような3つの項目に分類できるようになります。

  1. それを幼少期から知っていた年代
  2. 仕事・家庭で活用しなくてはいけない年代
  3. 利用すると便利だけども、特に習慣を変える必要がない年代

よって、自社のサービスのターゲット設定(既存の顧客は誰か? 新規で獲得しなくてはいけない顧客は誰か? など)や、コミュニケーションプランの設計が非常に重要となってきます

また、新しいテクノロジーが市場に投入されることで、5~6年で劇的な変化が生まれるので、常に新しい情報をキャッチアップして行く必要もあるでしょう。

イノベータ理論のセグメントから自社のユーザーを調べてみよう

ご存知の方も多いイノベータ理論ですが、これは、消費者の商品購入に対する態度から、ユーザーを5つのタイプに分類しており、アプリのマーケティングにおいても同様です。それぞれの特徴と5分類のユーザータイプを簡単にまとめてみました。

  • イノベータ
    行動:アプリストアで検索/ダウンロード
    タイプ:冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
  • アーリーアダプター(一番重要です)
    行動: アプリストアで検索/ダウンロード、TVCMを見て気になり検索/ダウンロード
    タイプ:流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。
  • アーリーマジョリティ
    行動:TVCMを見て気になり検索/ダウンロード、友人知人が使っているから検索/ダウンロード
    タイプ:比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。
  • レイトマジョリティ
    行動:友人知人が使っているから検索/ダウンロード
    タイプ:懐疑的であり、周囲の大多数を見て、同じ選択をする。
  • ラガード
    行動:みんなが使っているから検索/ダウンロード(それでも、採用しない場合もある)
    タイプ:最も保守的な伝統主義者。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。

イノベータ理論

最初のGrowthフェーズではイノベーターやアーリーアダプターを獲得する必要があります。ここはオンラインマーケティングのみで完結することが可能でしょう。

Spreadフェーズに関しては、一番構成比率の高いアーリーマジョリティ層を獲得するため、もしくはレイトマジョリティ/ラガードを獲得する為ためリーチ最大化施策として、テレビCMやオフライン施策展開を行う必要があります。

Monetizeフェーズに関しては、プロダクトKPIを定点観測し、ターゲット拡張やリテンション施策などを含むプロモーション最適化で、コスト管理抑制も合わせて売り上げや利益を最大化することとなります。

年代や性別のセグメントでも、イノベータ理論によるセグメントでも、行動や習慣が異なるので、露出するメディアや潜在ユーザーを醸成していくのか、顕在ユーザーを獲得するのか、そのメッセージ開発やみんなが使ってるという世界観をどのように醸成していくかなど、多様な要素を元にコミュニケーション施策の設計をする必要があります。

まずは、自社のサービスのユーザーがどのタイプに属しているのか? 今後どのようなユーザーを獲得していくのか? を分析し、ターゲット分析から始めてみることが重要となります

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スマホ・アプリコマース時代のマーケティング戦略
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杉崎 健史

株式会社メタップス

(株)サイバー・コミュニケーションズを経て、(株)アサツー・ディケィにて、大手クライアントのオンラインオフラインのマーケティング戦略を推進。

(株)デジタルガレージでは、Technorati,Twitter,LinkedIn,Kiipを含む10数社の海外スタートアップ企業とのアライアンス/ローカライズ/ビジネスディベロップメント/マネタイズの日本事業責任者を経て、現在、(株)メタップスにて、事業統括部 Data Alliance戦略チーム 部長として、データマネタイズ及びアライアンス責任者として従事。

杉崎 健史

3種類のGoogleアンサーボックス −− Featured Snippets, Knowledge Cards, Live Results

10 years 6ヶ月 ago

Answer Box(アンサーボックス)やDirect Answer(ダイレクトアンサー)と呼ばれる機能には正式名称があった。少なくとも3種類存在する。Featture Snippets と Knowledge Cards、Live Resultsだ。それぞれの具体例を見てみる。

- 3種類のGoogleアンサーボックス −− Featured Snippets, Knowledge Cards, Live Results -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

第1回HCDベストプラクティスアウォードの受賞5事例と表彰式の写真

10 years 6ヶ月 ago

 

  初年度である今回は31件の応募があり、一次審査と二次審査を経て10件に絞り込み、最終審査の結果優秀賞2件、奨励賞2件、審査員特別賞1件の計5件が受賞されました。
賞 名 事例名 受賞者氏名 所属名
優秀賞

(株)日立製作所 ITプラットフォーム製品事業部

でのUXリード人財育成と組織変革プログラム

三好雅史氏

粟田真悠子氏

株式会社日立製作所

情報・通信システム社

優秀賞

使いやすさの品質目標値を定義した全社的な

品質管理

金田富美子氏

伊藤 潤氏

ソニー株式会社
奨励賞

Turtle Taxi(タートル・タクシー)

 

常盤晋作氏

夏目和彦氏

株式会社アイ・エム・ジェイ
奨励賞

自社プロダクト、ワイヤレスオーダーシステム

(QOOpa)開発

株式会社セカンド

ファクトリー

 
審査員特別賞

UX Tokyoを通したUXの普及・啓蒙活動

 

UX Tokyo  

 

フォーラム2015での表彰式

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Fujikawa

JIAA、ネイティブ広告の指針を策定

10 years 6ヶ月 ago
インターネット広告推進協議会がネイティブ広告のガイドラインを公開。ネイティブ広告については、「デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告」と定義している。
noreply@blogger.com (Kenji)

台湾向け越境EC支援サービスを開始、マイクロアド | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
初年度で100社への提供を見込む

広告プラットフォーム事業のマイクロアドは6月12日、EC事業社向けに台湾へのクロスボーダー取引を支援する「ワンパッケージ型の越境ECサービス」の提供を開始した。

台湾のEC市場はここ5年、毎年15%の成長で伸びており、1兆台湾元(日本円で約4兆円)規模まで拡大しているという。成長市場に参入したいという日本のEC事業者は多いためサービスを開発。2016年9月期までに、日本国内のEC事業者100社への導入をめざす。

「ワンパッケージ型の越境ECサービス」の支援サービス内容は次の6点。

  1. 商品の審査・関税代行
  2. ECサイト制作・翻訳
  3. カスタマーセンター(コールセンター)
  4. フルフィルメント
  5. 決済処理/問い合わせ対応
  6. インターネットプロモーション

これにより日本のEC事業者は、インフラ整備の手間を省き、台湾への越境ECを短期間で実現できるとしている。

特にプロモーションの面での強みを生かすという。たとえば、テストマーケティングの目的で新商品キャンペーンのWebサイトを作り、同サイト上でアンケートを実施。回答を分析して興味のありそうな利用者層を把握し、正式なECサイト開設と同時に対象層へのネット広告を配信するといった施策を行う。こうしたことで、台湾でのネット通販事業をスムーズに立ち上げることができるとしている。

マイクロアドではすでに広告事業でインド、インドネシア、タイ、フィリピンなどに進出している。こうしたサービスを活用することで、他の地域へも越境ECサービスを広げていく考え。

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オリジナル記事:台湾向け越境EC支援サービスを開始、マイクロアド | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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AISAS に基づいたソーシャルメディア広告の活用術 株式会社アイレップ 第3エージェンシートレーディングデスクグループ 石松豊

10 years 6ヶ月 ago
近年、スマートフォンユーザーの増加に伴い、Twitter や Facebook などのソーシャルメディアの普及率が拡大していることは、すでにご存知の方も多いだろう。そのような背景を受け、企業の Web マーケティング活動においても、情報発信手段のひとつとしてソーシャルメディアを活用するケースが急速に増えている。 (

AISAS に基づいたソーシャルメディア広告の活用術

10 years 6ヶ月 ago
近年、スマートフォンユーザーの増加に伴い、Twitter や Facebook などのソーシャルメディアの普及率が拡大していることは、すでにご存知の方も多いだろう。そのような背景を受け、企業の Web マーケティング活動においても、情報発信手段のひとつとしてソーシャルメディアを活用するケースが急速に増えている。 (

AISAS に基づいたソーシャルメディア広告の活用術

10 years 6ヶ月 ago
近年、スマートフォンユーザーの増加に伴い、Twitter や Facebook などのソーシャルメディアの普及率が拡大していることは、すでにご存知の方も多いだろう。そのような背景を受け、企業の Web マーケティング活動においても、情報発信手段のひとつとしてソーシャルメディアを活用するケースが急速に増えている。 (

HCD-Netフォーラム2015がWebメディアで紹介されました

10 years 6ヶ月 ago

5月30日(土)・31日(日)に東海大学高輪キャンパスで開催されましたHCD-Netフォーラム2015におきまして、翔泳社が取材に来られました。

その取材結果の第一弾として、下記が公開されました。

 

iPhoneの操作が“気持ちいい”理由――IoT時代の情報を「道具化」するデザイン

『融けるデザイン』著者、渡邊恵太氏 セミナーレポート

http://bizzine.jp/article/detail/830

 

今後も公開され次第に紹介させていただきます。

Fujikawa

Web接客ツール「KARTE」と6万店超が利用する「カラーミーショップ」が連携 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
「カラーミーショップ」ユーザーは、管理画面から「KARTE」をワンクリックで導入できるようになる

ウェブ接客ツール「KARTE(カルテ)」を提供するプレイドとEC構築・運営サービス「カラーミーショップ」のGMOペパボは提携すると6月16日に公表した。6万店以上が利用する「カラーミーショップ」ユーザーは、管理画面から「KARTE」をワンクリックで導入できるようになる。

今回の提携は、6万店以上が利用する「カラーミーショップ」のユーザーは、管理画面にてワンクリックで導入できるようになるもの。今回は「カラーミーショップ」を利用するギガプラン以上が対象。要望に応じて順次対象プランを拡大していく予定。

提携のポイントは次の通り。

  • カラーミーショップでKARTEがワンクリックで導入可能
  • 管理画面のツールカテゴリに「KARTE 設定」というメニューを設定
  • タグの挿入は不要。氏名や居住地、所有ポイントなどの会員情報や、購買履歴情報をあらかじめ設定

「カラミーショップ」のGMOペパボと、「KARTE」のプレイドが提携

GMOペパボとプレイドが提携

「KARTE」は、ウェブサイトに数行のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し可視化。来訪者ごとに最適なメッセージを配信するといったことを可能にするサービス。

ユーザーは簡単な導入作業を行うだけで、購入情報などをもとに、訪問客に対してさまざまなアプローチができるようになる。

GMOペパボのユーザーでは、「カラーミーショップ大賞2015」の大賞を受賞した人気ショップ「SOU・SOU」への導入が決定しているという。

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オリジナル記事:Web接客ツール「KARTE」と6万店超が利用する「カラーミーショップ」が連携 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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「BUYMA」が全国でテレビCMの放映を開始、梨花さんや小嶋陽菜さんらを起用 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
モデルの梨花さん、アイドルの小嶋陽菜さんなどを起用した5バージョンのCMを制作

エニグモは6月16日から、全国を対象にソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」のテレビCMを開始すると発表した。スマホユーザーの獲得にはテレビCMの活用が効果的とされており、ファッションを取り扱うECサイトのテレビCM展開が増えている。エニグモもテレビCM展開を行うことで新たなユーザー獲得につなげていく考え。

今回のテレビCMは5バージョンを製作。モデルの梨花さんと清原亜希さん、アイドルの小嶋陽菜さん、芸人の又吉直樹さんの4人を起用。

それぞれが「欲しいモノ」を純白で表現し、各アイテムにまつわるエピソードを語る。買い物の持つ「世界を変える」力と、世界中からファッションアイテムを買えるBUYMAの魅力を「世界を買える」というコピーで伝えているという。

すでにYoutubeではそれぞれのバージョンを公開中。また6月16日に行われるサッカー「日本×シンガポール」のハーフタイム中に全5パターンをオンエアするとしている。

「バイマ」では、世界115か国に在住する6万5000人以上の出品者が、日本未上陸ブランドや世界中のファッショントレンドアイテム、コスメ、インテリア雑貨などを販売し、取扱ブランド数は6000を超える。会員数も順調に増加しており、6月時点で250万人を突破している。

梨花さん、小嶋陽菜さんなどを起用した

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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