サイバー、縦型短尺動画に特化した新会社設立
サイバーエージェントが、縦型短尺動画に特化してインフルエンサーを起用したタイアップ広告を扱う新会社として、サイバーティカルを設立。
サイバーエージェントが、縦型短尺動画に特化してインフルエンサーを起用したタイアップ広告を扱う新会社として、サイバーティカルを設立。

子ども向けの健康食品などを販売しているmogは11月12日、自社ECサイト「こども栄養バランスmog オンラインストア」が第三者による不正アクセスを受け、個人情報(3484件)、クレジットカード情報(2153件)が漏えいした可能性があると発表した。
原因は、「こども栄養バランスmog オンラインストア」の委託先カートシステム運営会社のサーバーが不正アクセスを受け、カートシステムの一部が改ざんされたためという。
クレジットカード情報が漏えいした可能性があるのは、2021年3月5日~2024年5月21日の期間中に「こども栄養バランスmog オンラインストア」で、新規にカード情報を登録して注文した2153件。会員名、カード番号、有効期限月、有効期限年、セキュリティコードが流出した可能性がある。
個人情報が漏えいしたことがあるのは、2021年3月5日~2024年5月21日の期間中、「こども栄養バランスmog オンラインストア」において新規に購入した顧客およびマイページへログインした顧客情報3484件。漏えいした可能性のある情報は、メールアドレス(ログインID)、パスワード、生年月日(任意入力項目)となっている。
警視庁から漏えいの懸念を指摘する連絡が入ったため5月31日、「こども栄養バランスmog オンラインストア」でのカード決済を停止。同時に、第三者調査機関による調査を開始した。
9月25日に調査機関の調査が完了し、クレジットカード情報などが漏えいした可能尾性があるが判明。また、一部顧客のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認した。
mogは再発防止策として、システムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図っていく。システム改修後の「こども栄養バランスmog オンラインストア」のWeb注文受付再開日については決定次第、Webサイト上で告知するとしている。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
「3Dセキュア2.0導入後に出てくる多くの課題、サムソナイトの解決方法を大公開 ~不正対策+自社ブランドの信頼性+買い物体験の向上などを同時実現したアプローチ~」など、あなたのECサイトを守るセキュリティ関連の講演を多数用意しています。
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オリジナル記事:子ども向け健康食品ECサイトでカード情報が漏えいした可能性。委託先のサーバーが不正アクセス受けカートシステムが改ざん
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創価学会の仏具・書籍などのECサイトでカード情報1.8万件が漏えいした可能性。不正アクセスでペイメントアプリケーションが改ざん
東京都、美容ECなどの3社に特商法違反などで業務停止命令。理由は定期解約条件の記載不備、誇大広告など
ウエルシア薬局、ECサイト「ウエルシアドットコム」の個人情報約4万件が漏えいした可能性。サポート詐欺の不正アクセスで
マンション内でのスムーズな配送をどう実現する? ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便が管理会社と実証実験
LINEヤフーの「Yahoo!ショッピング」、置き配や余裕のある配送日指定などで10円相当のPayPayポイントを付与
LINEヤフーのショッピング事業が好調、再びプラス成長へ。eコマース取扱高は4.2%増の2兆円強
ビックカメラがECサイト「ビックカメラ・ドットコム」、AI活用で商品掲載数2倍をめざす取り組みとは
フューチャーショップ、世界最大手のソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」の米VRChat Inc.とパートナーシップ契約
「Amazon.co.jp」がフリマアプリ「メルカリ」のスマホ決済サービス「メルペイ」を導入、「メルカリ」の売上金やポイントを使った買い物が可能に
2024年4‐6月はECサイトからのクレカ情報漏えいが前年比11倍超の12万件に【かっこ×リンク調査】
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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オリジナル記事:創価学会の仏具・書籍などのECサイトでカード情報1.8万件漏えいの可能性/東京都が美容ECなどの3社に特商法違反などで業務停止命令【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング
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印刷・集客支援のプラットフォームを運営するラクスルが実施した調査によると、ショート動画を見て商品購入やサービスの利用をしたことがある人は約半数を占めている。また、商品の購入やサービスの利用を検討する際に最も重視するものとして「ショート動画・YouTubeチャンネル等でのレビュー」と回答した人が20代を中心に一定数見られた。
ショート動画を見て商品購入・サービス利用をしたことがあるかを聞いたところ、「ショート動画を見て商品購入やサービス利用の経験がある」と回答した人は全体で約47%だった。年代別に見ると、20代は56.9%、30代は49.6%、40代は37.7%が「ある」と回答した。
商品を検討する際に、企業の発信する公式ショート動画はどの程度参考になるかを聞いたところ、「非常に参考になる」は16.5%、「参考になる」は40.9%、「あまり参考にならない」は30.2%、「全く参考にならない」が12.4%という結果だった。「非常に参考になる」「参考になる」の合計は57.4%となっている。
サービスの利用を検討する際に、企業の発信する公式ショート動画はどの程度参考になるかについては、「非常に参考になる」が14.5%、「参考になる」が42.2%、「あまり参考にならない」は31.3%、「全く参考にならない」が12.0%という結果だった。
「商品購入やサービスの利用を検討する際、最も重視するのはどれか」について聞いた結果、最も多かったのは「家族・友人など身近など身近な人の口コミ」で63.0%だった。「ショート動画・YouTubeチャンネル等でのレビュー」は全体の順位で6位だったが、20代においては「家族・友人など身近な人の口コミ」「口コミサイトやSNSでのテキストベースのレビュー」の次に多い3位となっている。
ショート動画を見て購入・サービス利用をした内容の年代別ランキングでは、女性が20代、30代、40代とも「化粧品類」が1位だったが、男性は20代の1位が「食品・飲料」、30代の1位は「趣味に関する商品/サービス」、40代の1位は「家電」となっている。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
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オリジナル記事:ショート動画を見て商品購入した経験は47%、企業が発信する公式ショート動画は「参考になる」と約41%が回答
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マーケティング支援を手掛けるネオマーケティングは11月12日、「宅配サービスに関する調査」の結果を発表した。
20歳以上の男女で直近1年以内に配送を伴う通販購入経験がある1000人にインターネット調査を実施。調査実施日は10月7日(月)から10月8日(火)。
置き配サービス・配送の日時指定サービスについて利用頻度を聞いたところ、「必ず利用する」「ほとんどの場合で利用する」の合算で比較すると、「置き配サービス」よりも「配送の日時指定」の方が利用率が高い。また「置き配」は「利用しない」が30.7%と割合が高い傾向が見られた。
「置き配」を「ほとんど利用しない」「利用しない」と回答したユーザーに対しその理由を聞いたところ、「盗難や紛失が心配だから」が48.9%でトップ。次いで「置き配に適した場所がない」(32.7%)があがった。「荷物が汚れる可能性があるから」「荷物が破損する可能性があるから」など荷物を一定時間放置することへの懸念よりも、場所問題の方が理由として大きかった。利用していない理由を自由記述式で聞いたところ、「オートロックの物件で、置き配ができないから」と、オートロックを理由にあげる声も散見された。
宅配の再配達依頼の頻度についても聞いた。「よく行う」という割合(「ほとんど毎回依頼する」「依頼することが多い」の合算)は11.2%で、さらに「依頼することがある」を含めると46.8%に上った。
再配達依頼が「ほとんど毎回依頼する」「依頼することが多い」と回答したユーザーに対してその理由も聞いた。トップは「配送時間帯に自宅にいないことが多いから」(39.3%)。「予定が変更になり、受け取れなかったから」(21.4%)、「配送時間帯の指定ができないサービスを利用しているから」(19.6%)、「再配達を気軽に依頼できるから」(17.9%)と続いた。ネオマーケティングでは「現状、再配達に対して再配達料の設定などはないため、再配達が生活者のダメージになることはないため、不用意な再配達依頼が増えてしまっているのではないか」と考察している。
宅配サービスの満足している点についても調査した。「配送日時の指定ができること」が39.2%でトップだった。
「不満な点」についても聞いた。トップは「配送料が高い、またはかかること」で13.2%。「配達時間帯の選択肢が少なく時間帯が広すぎること」「配送日時の指定が自由にできないこと」など、受け取りに関する項目が9%前後で続いた。
宅配サービスについて、改善を要望する点や実現してほしい機能を自由記述で聞いた。その結果、「時間はかかっても、安い配達サービス」「納期を遅らせることによる、割引サービス」などと、通常の配送料金よりも安価にゆっくり配達するサービスを求める声などがあがった。
「物流の2024年問題」の認知率についても調べたところ、認知率は半数を超えていることがわかった。一方で「内容をよく知っており、詳しい影響についても理解している」は24.2%にとどまった。
あわせて「現在の宅配サービスの品質を維持するには費用がかかるとしたら、どう思うか」についても聞いた。品質維持のためなら追加料金を支払っても構わないと回答した割合は34.9%で、品質が低下したとしても追加料金は支払いたくないと回答した割合が48.9%。「品質向上」ではなく、「品質維持」に追加料金を支払うことに抵抗があることがわかった。ネオマーケティングでは「物流の2024年問題の理解度や危機意識の強さが関係しているのではないか」と分析している。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
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オリジナル記事:宅配品質の維持に追加料金は払える?「品質低下するとしても払いたくない」消費者が約半数【ネオマーケティング調査】
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楽天グループの2024年1-9月期(第3四半期)連結業績における国内EC流通総額は、前年同期比5.5%減の4兆1964億円だった。7-9月期(純第3四半期)単体では同6.9%減の1兆4635億円、4四半期連続のマイナス成長となった。
国内EC流通総額は「楽天市場」の流通総額に加え、トラベル、ブックス、ブックスネットワーク、Kobo(国内)、ゴルフ、ファッション、ドリームビジネス、ビューティ、Rakuten24などの日用品直販、Car、ラクマ、Rebates、ネットスーパー、クロスボーダートレーディングなどの流通額を合算した数値。
流通総額の落ち込みは、前年のふるさと納税のルール変更(2023年10月から)前の駆け込み需要の反動を受けたほか、SPU改変などによる一過性要因による高い前年比ハードルが影響したと説明。一過性要因の影響を考慮した楽天グループの試算では、純第3四半期の国内流通総額は約5%成長だったとしている。
なお、12月以降は各一過性要因の影響が一巡するため、10-12月期(第4四半期)から前年同期比でのプラス成長をめざす。通期の国内EC流通総額の成長率は「2023年度に比べ緩やかになると見込む」(IR資料)としながら、来期は「1ケタ半ばから後半の国内EC流通総額成長率をめざす」(同)という。引き続き、中長期的に国内EC流通総額10兆円達成を狙う。
2024年1-9月期(第3四半期)の国内EC売上収益は前期比2.0%増の6598億円。国内ECの営業利益は、同2.6%減の682億円だった。
楽天グループの2024年1-9月期(第3四半期)連結業績は、売上収益が同8.5%増の1兆6176億2100万円、営業損失は510億6600万円(前年同期は1795億7800万円の損失)、四半期純損失は1271億4100万円(2023億8800万円の損失)。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
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オリジナル記事:楽天グループの国内EC流通総額は5.5%減の約4.2兆円。前年のふるさと納税の駆け込み需要などの反動減続き【2024年3Q】
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11月19日(火)に開催する「EC物流フォーラム」は、プラス ロジスティクス、ライフドリンク カンパニー、Tshirt.st、ファインズファルマ、スクロール360、TEMUなどが登壇。東京・虎ノ門ヒルズフォーラムでリアル開催します!
「ロボット・人で省人化+生産性向上」「BtoC・BtoBの効率的・生産性UPを実現する配送体制」「送料値上げ時代の戦い方」「TEMUの日本戦略」などのテーマについて、物流の責任者などが講演。全7講演すべて無料で聴講できます。
当日は、講演会場での生聴講、講演者との名刺交換のほか、Wi-Fi、電源などテレワークができるスペースをご用意。自社のECビジネスの課題解決や交流の場として、ぜひ会場に足をお運び下さい。
まだお申し込みをしていない方のために、イベントの見どころをご紹介します。
10:30~11:15 L1-1 オープニング基調講演
慢性的な人手不足によって、「人」に頼らない倉庫運営=ロボット導入などの自動化への興味・関心が高まっています。ただ、費用対効果を鑑みると多くの企業は慎重にならざるを得ないのが現状です。
プラス ロジスティクスではプラスグループをはじめとした企業の要望に合わせたカスタマイズを実施。大規模事業に適した「オートストア」、独自開発の「ツインピック」などを導入し、大規模から中小規模までさまざまな物流に対応しています。
セッションでは専門家によるロボット活用のトレンドや最新事例、庫内設計のノウハウや実際に得られたロボット導入効果などを解説。倉庫自動化推進のヒントをお話しします。「物流品質や生産性を高めたい」「倉庫の自動化やロボット導入を検討したい」「省人・省力化を図りたい」「物流コストを見直したい」と考えている方、必聴です!
13:25~14:10 L1-4 ゼネラルセッション
炭酸水「ZAO SODA」などで知られるライフドリンクカンパニー。BtoB、BtoCを合わせて年間7億本以上を売り、配送する物流の秘訣(ひけつ)を解説します。効率的な物流網の確立に向けた在庫管理、ロジスティクスサービスの構築、出荷までのサプライチェーンプランニング、配車手配などを7億本以上を配送する物流の裏側を、SCM本部責任者が語ります。
16:15~17:15 L1-7 クロージング講演
登壇するのはEC専業のTshrts.stと、実店舗がメインでECも手がけるファインズファルマ。物流もTshrts.stは複数拠点にアウトソーシング、ファンズファルマは自社構築した倉庫で物流業務を手がけます。ビジネスモデルや物流運用のアプローチが異なる両社の経営者のお話を通じて、通販物流の考え方、送料値上げ時代に勝つためのアイデアのヒントをお伝えします。
11:30~12:10 L1-2 講演
2024年問題に代表される労働規制により、人手不足はより深刻さを増しています。「運べなくなる」「運賃上昇」という問題に対して、セイノーグループとしてどのように対応策を作っているのか、最新事例を交えながら解説します。
12:30~13:10 L1-3 ランチセッション
セッション内容を記載する
14:25~15:05 L1-5 講演
オムニチャネル化の進展、2024年問題により、EC事業者はより高密度に物流拠点を構える必要性が出てきています。実際にアマゾンジャパンでは2023年に1.3兆円という大型投資を行ったと発表。一方で、多くのEC事業者がアマゾンジャパンのような先行投資はしにくい状況ではないでしょうか。
グッドマンジャパンとギークプラスは、EC事業の成長を支える、初期費用無料の自動化サービスをリリース。セッションでは同サービスを利用した事業者の成功事例や、在庫の最適配置をサポートする新サービスについて解説します。
15:20~16:00 L1-6 カフェセッション
競合の多い物流業界において、顧客を自社に定着させる為、かつ新規顧客を獲得するための打ち手に悩んでいる企業は多いのではないでしょうか? セッションでは長年デジタルプリントに携わってきた富士フイルムだからできる、事業者の販売促進にまで踏み込んだ物流施策を解説します。
「ユーザーとの関係性強化のために、出荷/ピッキング業務以外の新しい打ち手が欲しい」「新規顧客を獲得するために、競合企業と差別化を図りたい」と考えている方にオススメのセッションです!
イベントでは、参加特典として「ネットショップ担当者フォーラム2024 秋号」+オリジナルグッズをプレゼント(ご希望の方に後日郵送)。該当の講演聴講でもらえる抽選券を集めると参加できる抽選会の実施や、セッション後に講師との名刺交換の時間を設けています。
ランチセッションでは軽食、カフェセッションではコーヒーとお菓子をご用意しています。
皆さまのご参加を編集部一同、心よりお待ちしています!
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ロボット+人で省人化&生産性向上、TEMUの日本戦略、物流費増加への対応などが学べる【11/19開催@東京】
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本記事は、2024年10月24日に Search Engine Journal で公開された Lee Wilson氏 の「25 Best Examples Of Effective FAQ Pages」を翻訳した記事です。

効果的なFAQページを構築するためのポイントを、最適な例とともに学びましょう。ユーザーのエンゲージメントを高め、サイトのユーザー体験を向上させます。
FAQページ(または情報ハブ)を利用することで、企業は従来のランディングページよりも迅速かつ的確にユーザーのニーズに応えられるようになります。FAQページは、ユーザーに役立つ情報を提供しながら、自然と目標や成果に向けて誘導するための重要なコンテンツです。現在、FAQページは多くのサイトで必須の要素となっています。
まず、FAQページはオーガニック検索を通じて新しい訪問者をサイトに誘導し、関連ページ(多くの場合、回答しようとしている質問に関連するブログやサービスページ)にスムーズに案内するための有効な手段です。
また、検索エンジンの結果ページ(SERP)内でブランドの可視性を向上させる最も重要な機会の一つとして、ユーザーの質問やニーズ、課題をターゲットにすることが挙げられます。
FAQページは、サイトを訪問したユーザーが検索結果をクリックする前に回答のスニペットを確認できる最適な方法の一つです。これにより、ユーザーが求める情報に早くアクセスでき、検索ニーズを迅速に満たします。
さらに、効果的なFAQページ(コアページやトピックに基づくFAQハブ)は、初めての訪問からコンバージョンまでのユーザー体験を効率化します。これは、情報や信頼を得る際の障壁が取り除かれるためです。
企業にとっては、FAQを通じて専門知識を披露し、主要なスタッフや知識、独自の視点を業界に迅速に紹介することができます。
さらに、視聴者が求めるさまざまな形式で価値あるコンテンツを提供することで、信頼性や価値も向上します。これには、従来のテキスト中心のコンテンツ提供だけでなく、音声やビジュアル/ビデオ、コンテンツの階層的な展開も含まれます。
また、迅速で常時利用可能なオンラインのメカニズムを通じて、オフラインでのコミュニケーションや体験ニーズにも応えることが可能です。人々は常に助けやアドバイスを求めており、電話をかけたり店舗に出向いたり、情報が得られるまで長時間(数分でも)待つことを好みません。FAQは、今すぐ利用可能であり、ユーザーが最も利用しやすい形式で提供されることが求められます。
FAQページは、SEOおよびデジタルマーケティングの視点からも優先されるべきページです。FAQページはサイトを改善し、訪問者を支援する最も簡単で効果的な手段の一つです。
顧客の要求が増え続けるなか、FAQセクションは常に変化と拡張が求められる価値の源です。FAQページは、音声検索やモバイル検索の普及、スマートアシスタントやスピーカーの増加に伴い、さらに重要性を増しています。これにより、事前結果(Googleの回答や注目スニペット)におけるFAQページのターゲット化が可能となり、効果的にユーザーを引き付けます。
効果的なFAQページは次の要素を意識して設計されるべきです。
効果的なFAQページは、ユーザーの疑問に迅速に対応し、企業の信頼性や専門性を確立するための貴重なツールです。
ここでは、FAQページやリソースの優れた例 25選と、それらが効果的である理由を見ていきます。
1. Caesarstone UK
Caesarstone UKのFAQリソースは、一般的な質問をカスタマイズしたランディングページにグループ化し、シンプルで直感的なユーザー体験を提供しています。この例からわかるように、FAQは分かりやすく、データに素早くアクセスできる設計が重要であり、ワンクリックで回答を得られる利便性が求められます。

2. Siren Craft Brew
Siren Craft Brewは、セカンダリナビゲーション要素と展開可能なdivコンテンツを使用して、デバイスに依存せず簡単に情報へアクセスできるよう工夫されています。

3. Amazon
AmazonのFAQページも注目すべき事例です。同社はデータを活用してカスタマイズした体験を提供し、AIで継続的な会話を可能にすることで、ユーザーのニーズを的確に理解し、ほぼ人間のようなサポートを実現しています。

4. WhatsApp
WhatsAppのヘルプセンターは、分かりやすく使いやすい構成で、デスクトップやモバイルでも迅速にアクセスできるよう効果的に分類されています。会話調の口調を使うことで、支援・解決・アドバイスの場として親しみやすさが増しています。

5. Wikipedia(Wikiヘルプ)
Wikipediaのヘルプセンターは、従来のテキスト重視のFAQページの好例です。膨大なテキスト量を主要なトピックに分けて整理しており、全てのサポート領域に広範囲にアクセスできる構成になっています。

6. P&O Cruises
P&O CruisesのFAQページは、ライフスタイルに基づいた選択肢とクルーズ予約に関する情報をバランスよく提供し、利用者にシンプルで効果的なソリューションを提供しています。

7. Lucy and Yak
Lucy and Yakは、ユーザーフレンドリーで親しみやすいFAQハブを提供しており、電子商取引サイトにありがちな機能的なFAQから一歩進んだ、ユーザー重視の設計となっています。

8. Asda
Asdaのカスタマーヘルプセンターは、トーンやデザイン、画像に親しみやすい雰囲気があり、遊び心のある「既成の回答」といった表現で利用者の関心を引きます。

9. Truhouse
Truhouseのクライアントヘルプ/FAQリソースは、情報検索や購入プロセスを各ステップに分割して整理しており、ユーザーが容易にアクセスして進められる優れた例です。

10. ナイキ
Nikeの「ヘルプを取得」セクションは、ホワイトスペースを効果的に活用し、行動喚起の工夫が凝らされています。複雑になりがちなFAQページですが、Nikeはシンプルさが効果的であることを示しています。

11. 世界動物保護協会
世界動物保護協会のFAQページは、分散している多くのコンテンツをシンプルで論理的な構成にまとめ、使いやすくしています。ユーザーは限られた時間の中でサイトを移動したいと考えるため、このような情報の整理と提示は、デザインによって機能性を引き出しています。

12. LinkedIn
LinkedInのFAQは、ユーザーにとって邪魔にならない設計が特徴です。プラットフォームでの集中力を保ちつつ、インタラクティブなFAQ機能でサポートします。プロフィールアイコンのドロップダウンリストから簡単にアクセスできる点も魅力的です。

13. Microsoft
MicrosoftのサポートFAQは、複雑な情報を一口サイズでまとめ、ビデオやコミュニティを取り入れてコンテンツ配信を効果的に行っています。これにより、ユーザーがFAQを通して直接サポートを得やすい設計になっています。

14. UCFB
UCFBのFAQリソースは、教育に関する重要な意思決定を支援するため、シンプルで視覚的にわかりやすいデザインで豊富な情報を提供しています。

15. Google
GoogleサポートはFAQに期待される機能を超え、大量の情報を効率よく整理し、デザインやレイアウトで直感的にアクセスできるようになっています。

16. Hillier
オンラインでオフライン体験を再現するのは難しい場合もありますが、HillierのFAQセクションは、園芸に関する専門知識を効果的に共有し、まるでガーデニングセンターにいるかのような感覚を提供しています。

17. Tilda Rice
Tilda RiceのFAQは、コミュニティ全体で役立つリソースの一部として機能し、広範囲なコンテンツの一部として利用者に情報を提供しています。

18. Trent Furniture
Trent FurnitureのFAQは、FAQリソースとしての役割に加え、ガイドリソースも兼ねています。ユーザーは、詳細な購入ガイドや測定情報などの追加情報にアクセスでき、購入決定に役立つ豊富なコンテンツを提供しています。

19. Spotifyコミュニティ
SpotifyのコミュニティFAQは、情報へのアクセスをプッシュとプルの両方で実現し、定期的に利用するユーザーのニーズを迅速に満たせるようセグメント化されています。

20. Etsy
Etsyは、FAQハブを通じて多層的な情報を共有し、ユーザーが頻繁にアクセスする基礎的なコンテンツを中心に据えています。近年のeコマースサイトにおけるFAQの重視の好例です。

21. Carbase
CarbaseのFAQページは、ユーザーが少ないクリック数で迅速にアクセスできるよう、重要なトピックが明確に表示されています。特定の問題解決を明確にサポートする構成になっています。

22. Wateraid
WateraidのFAQは、ストーリー性を持たせてユーザーの行動を促し、サポートや寄付の意思を高める効果的なハブです。AIチャットボット機能と従来のテキスト情報提供を組み合わせて、シームレスに支援を提供しています。

23. Airtable
Airtableのヘルプセンターは、数か月前にレビューした際と比べて大きく改善されています。それでも、このトップFAQリストに含める価値はあります。コンテンツが適切にセグメント化され、チャットボットによるサポートもあり、インターフェースがシンプルで使いやすい点が、FAQコンテンツに最適な要素となっています。

24. Reddit
RedditのFAQセクションには、どこか懐かしさを感じさせるものがあります。しっかりと機能しており、使いやすいものの、なぜか2000年代初頭に戻ったような感覚も覚えます。テキストリンクへの実用的なアクセスが提供されており、さまざまな方法で情報にアクセスできることを思い出させてくれます。

25. スティーブン・キング
私はスティーブン・キングの大ファンなので偏りがあるかもしれませんが、彼のウェブサイトにあるFAQハブが、まるで文学体験をしているかのような感覚を与えてくれる点が気に入っています。目次や背景が、本を読みながら物語の一部になるシーンを設定するような役割を果たしています。

FAQページがすでに存在する場合、さらに有用なものにするため、または新たにFAQリソースを作成する際には、次のステップを検討することが重要です。FAQセクションで得られるデータを活用し、継続的に更新・改良し、視聴者に対する価値を拡充していくことが求められます。FAQリソースは、オンライン・オフライン問わず、新しいデータセットに基づいて常に更新されるべきです。
専門家の支援を前面に出し、継続的なユーザーサポートを提供したい場合と、Webサイトの基礎となるコンテンツへのアクセスを向上させることを目的とする場合では、FAQハブの役割は大きく異なります。FAQセクションの目的を明確に定義し、ビジネス目標やKPIでそれをサポートすることが重要です。これにより、リソースの優先順位と正当性が維持され、FAQの開発が強化されます。
ユーザーの質問は頻繁に変化するため、FAQコンテンツがこれを反映していることを確認する必要があります。Google Search Console (GSC) やサイト内検索のデータ、さらには業界動向を活用して判断を行いましょう。データ収集を一つのソースに限定せず、競合他社やGoogleリッチリザルトを分析し、FAQコンテンツを通じて専門知識を効果的に提供することが求められます。
既存の顧客データを活用することは重要ですが、FAQセクションは多様な質問に対応する必要があるため、一般的な質問については「Answer the Public」や「Google トレンド」などの無料ツールや競合サイトを活用できます。また、In-SERP(検索結果内)の質問に答えるチャンスを逃さず、FAQコンテンツを紹介し、これらにターゲットを絞った魅力的なコンテンツを作成することが大切です。
FAQページや個々のFAQ(単一のページや専用セクション)をどのように構成するかについては、ユーザーと検索エンジンの両方が多様なコンテンツにアクセスできるように検討が必要です。回答をわかりやすく、クリックで展開される形式で提供し、ページ構造においてはスキーマの使用やページ速度、モバイル対応などの技術的最適化にも時間をかけましょう。FAQはテキストだけでなく、視覚的に豊かなコンテンツであれば、より広範囲にリーチし、価値を提供できます。
FAQページは時間と共に古くなるため、変更をテストし、コンテンツの見直しを繰り返し行うことが重要です。データに基づいた改善は毎月行い、結果としてユーザーとビジネスに大きな影響を与えることができます。
成功するFAQページやヘルプセンターは、ユーザーへの深い理解を基盤に作られています。データや証拠を重視しつつ、現実世界の洞察をバランスよく取り入れることが求められます。最前線で積極的にユーザーと関わり、オフラインとオンラインのFAQがどのように問題解決に役立つかを理解しているスタッフの支援が重要です。
簡単なヒント
FAQリソースは、完成したように見えても、常に新しい方法で価値を最大化し、成長できる余地があります。既存のコンテンツを再利用し、検索機会に合わせて強化し、テキストにビジュアルコンテンツを加えることで、短期的および継続的に利益を得ることが可能です。
FAQリソースは、Webサイトの大きな資産となり、ユーザーの問題解決や変換の加速、ビジネスの強化に貢献します。FAQハブは、常に進化し、データセットを最新に保ち、ユーザーのニーズに基づいてトピックを拡張していくべきです。これにより、外部リソースではなく、自社サイトで直接解決策を提供し、ユーザーを引きつけることができます。
FAQアプローチを始める場合は、小規模から始め、時間をかけて拡張していくことが効果的です。

ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」を提供するecbeingは、自社のエンジニアが日本マイクロソフト主催のアワードで「Microsoft Top Partner Engineer Award <AI>」を受賞したと発表した。
日本マイクロソフト主催の「Microsoft Top Partner Engineer Award」は、パートナー企業を対象に優れた活動を行ったエンジニアを表彰するプログラム。先進的な技術の導入やマイクロソフトテクノロジーの普及に尽力したエンジニアを選出している。
ecbeingのエンジニアは、2024年新設のカテゴリー「AI部門」にて「Microsoft Top Partner Engineer Award <AI>」を受賞した。表彰は「AI」「Azure」「Modern Work」「Business Applications」「Security」の5カテゴリー。
受賞したecbeingのエンジニアは次のようにコメントしている。
いち早く生成AIサービスを活用した研究開発に取り組み、社内外での普及活動を続けてきました。今後も、日々進化するAIの最先端を追い求めると共に、ecbeingにおけるAIに精通した人材の育成を促進し、AIを活用してecbeingおよび社会全体の生産性向上に貢献してまいります。
ecbeingでは売上アップにこだわったAIソリューションを提供している。
MicrosoftがOpenAIと共同開発したAIサービス「Azure OpenAI Service」とデータベースを連携し、「ecbeing」を利用したECサイト内コンテンツのパーソナライズ化、ecbeingが展開するAIチャットボット「AIデジタルスタッフ」による接客などで、各顧客の求める情報を的確に届けることを可能としている。
また、データマーケティングツール「SechstantCDP」「SechstantCRM」とAIを活用することにより、ECや店舗から集約した注文・顧客データを分析し、顧客ごとに最適なコメントや画像、メッセージなどを配信し、Webや店舗への訪問を促進している。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
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オリジナル記事:ecbeingのエンジニア、マイクロソフト日本法人がエンジニアを表彰するアワードで「AI部門」受賞
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Amazonは2024年のホリデーシーズン、3Dウォークスルーの「Beyond」を通じて、ショールームにいるようなショッピング体験を提供する仮想ショッピングモールを展開します。有識者は、仮想空間を切り口としたAmazonの挑戦は長期的スパンになると見ており、将来的な買い物体験の向上につながると分析しています。
Amazonは、仮想ショールームを備えた、没入型の新たなショッピング体験を顧客に提供。仮想ショールーム「Beyond」の3Dテクノロジーを活用したバーチャル ホリデーショップを展開し、ホリデーシーズンの集客を図る予定です。
このバーチャルショップの特長は、厳選されたホリデーギフトのラインアップ、ユーザーが楽しめるインタラクティブなコンテンツ、陽気な音楽やアニメーション、魅力的なビジュアルです。
Amazonが展開するバーチャルホリデーショップの一部には、玩具店もあります。玩具店では、LEGO、子供用粘土を取り扱うPlay-Doh、Disneyなどの人気のおもちゃを特集しています。
幹部の1人である、Amazonの北米マーケティング&プライムテック担当副社長のカルメン・ネスタレス・プレゲスエロ氏は、新機能の仮想ショールームがショッピング体験に与える影響をとてもポジティブに捉えています。
Amazonは常に革新的なイノベーションに取り組み、お客さまのショッピング体験向上にこだわり、簡単かつ楽しく商品を見つけられるようにしています。お客さまを新たな没入型体験に導くバーチャルホリデーショップで、お客さまはこのシーズンに最も注目されている300以上のギフトや玩具を閲覧することができます。(プレゲスエロ氏)
Amazonの今回の取り組みは、Walmartが2024年初めに開始したバーチャルショッピングプラットフォーム「Walmart Realm」に続くものです。WalmartはAmazonと同等のバーチャルショッピングの提供に挑戦すべく積極的に活動しています。
Amazonの最新のバーチャル技術の取り組みについて、すべての専門家が進出を楽観的に捉えているわけではありません。
マーケティングオートメーションプラットフォームOmnisendの上級Eコマースエキスパートであるグレッグ・ザコヴィッチ氏によると、Amazonは仮想空間でのショッピングで長期戦に挑んでいると見ています。
Amazonがこのような形式のストアを立ち上げたのは、今回のホリデーシーズンが初めてではありません。Amazonは、仮想ショッピングモールを売上アップのためというよりは、サイト上でのユーザー行動のデータ収集、ユーザーに商品を提案する手法の1つとして利用しているのではないでしょうか。(ザコヴィッチ氏)
しかし、ザコヴィッチ氏は「仮想モールでのショッピング体験は、ユーザーにとって気になる商品に出会うことを促進できるほどスムーズにはいかないと考えている」と付け加えます。
ザコヴィッチ氏はむしろ、このバーチャルショップはAmazonにとって何がうまくいって、何がうまくいかないかを試すチャンスであり、そこから学び、調整を繰り返して、将来のショッピング体験をより良いものにしていくだろうと想定しています。
ザコヴィッチ氏は『Beyond』内での検索結果「父親へのプレゼント」や「祖父母への贈り物」を例に挙げ、「よりスムーズで統合された検索機能とカテゴリー機能が必要でしょう」と指摘しています。
バーチャルショップは今後数年間は人気が出るかもしれませんが、残念ながら『Beyond』が主流になることはないでしょう。(ザコヴィッチ氏)
ザコヴィッチ氏は、Amazonはバーチャル市場で長期的な挑戦をしていると見ています。「ユーザーのサイトUI・UXの好みを理解し、ユーザーが日常的に関心の高い商品を発見できるような仕組みを体験の一部にする方法を模索することも、Amazonの挑戦の1つです」(ザコヴィッチ氏)
Amazonは顧客に対して、オンライン上でのユーザー行動のデータ蓄積と、「目的の商品だけでなく、新たな商品に出会う場でもある」とう意識改革をすることが必要であるとザコヴィッチ氏は指摘しています。
Amazonのユーザーは、何かを必要としていて、それを見つけるためにサイトを訪れる人がほとんどです。そのため、今まで意識していなかった新たな商品の発見はほとんど行われていないのです。(ザコヴィッチ氏)
それでもザコヴィッチ氏は、このバーチャルショップは、特にホリデーシーズンにおいて、商品が発見できるECプラットフォームを構築するための一歩だと考えています。
Amazonはホリデーシーズンで毎年、おもちゃを特集したカタログを発行し、ユーザー向けに発送して、新商品を見つける機会を提供しています。私にはちょうど数週間前に今年のカタログが届きました。デジタルでも同じく、新商品の提案に挑戦し、買い物体験を最適化し続けることは理にかなっているといえるでしょう。(ザコヴィッチ氏)
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オリジナル記事:Amazonが新たな買い物体験の創出をめざす仮想ショールーム「Beyond」とは? 没入型テクノロジーが生む新たなショッピング体験 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ
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アリババグループは11月12日、中国で毎年実施しているネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)における2024年の「淘宝(タオバオ)国際」「天猫国際(Tmall Global)」での成果を発表した。
それによると購入者数は過去最高となり、総取扱高(GMV)は「堅調な推移」だったという。購入者数とGMVについてそれぞれの実数は明かしていない。2024年の「独身の日」は10月14日から11月11日までの約1か月間実施。アリババグループによると、2024年の「独身の日」にGMV1億元(1元21円で換算すると日本円ベースで21億円)を超えたブランドは589で、2023年の402ブランドから大きく増えた。加えてApple、ハイアール、シャオミ、Nikeなど45ブランドはGMV10億元を突破したという。
11月11日の午前0時時点でアパレルブランド66社、美容ブランド79社、家電ブランド34社がGMV1億元を突破。中国政府の補助金やプラットフォーム割引によって家電・家具が好調だったほか、ミレニアル世代やZ世代のバイヤーによりコレクター向け玩具やスポーツ・アウトドアといった新興カテゴリーも成長した。
そのほかのトピックとして、アリババグループの有料会員プログラム「88VIP」会員の購買動向についても言及。11月11日の午前0時時点で「88VIP」会員による注文数は前年比で50%以上増加した。「88VIP」会員数は4200万人。月平均で25日間タオバオのアプリにアクセスしており、年間購入額は非会員の9倍に上る。
AI活用による出店社の業務効率向上についても触れた。生成AIによるサポートを400万の出店社が活用、1 億点を超える画像・動画・テキストが生成され、出店者のマーケティング費用の削減に貢献したとしている。またAIマーケティングツール「Quanzhantui」により、約29万の出店者が商品160万点以上の売上増加に貢献したという。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
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オリジナル記事:アリババの「独身の日」、購入者数は過去最高を記録
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イヤホン・ヘッドホン専門店のタイムマシン・小川公造取締役は、ECのエンジニアやマーケターを経験した後、タイムマシンに入社。その後、独立してインフルエンサーとして活躍。ガジェット紹介のブロガーやYouTuberとして頭角を表した。在職時の実績を評価され、2023年に再びタイムマシンに参画。OMOを中心に、メディアミックスの顧客コミュニケーションを構築し、タイムマシンのDX化を担う。小川氏のキャリアの変遷をたどりながら、EC担当者のキャリアデザインのヒントになるような話を小川氏に聞いた。
EC業界の注目人物に直撃インタビュー! 第2回「ネットショップ担当者アワード」受賞者に聞く、EC運営の舞台裏
――タイムマシンが手がける事業や担当業務について教えてほしい。
タイムマシン 小川氏(以下、小川氏):イヤホン、ヘッドホンを中心としたオーディオ関連機器の販売・買取・中古販売がメイン事業。売上規模は、2024年3月期で前期比約10%増の77億円となっている。販売チャネルは全国5店の店舗とEC。ECでは、自社ECサイト、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazon.co.jp」などのモールにも出店している。
売り上げに占めるECのシェアは60%ほど。「楽天市場」店が「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023」の「TV・オーディオ・カメラ部門」でジャンル賞を獲得するなど、EC事業が事業の根幹を担う。
自分は自社ECの運営を管掌している。近年は毎年2ケタ増で売上高が推移している。業務で特に力を入れているのは、自社EC・モール各店・店舗を横串でつなぐOMO施策の推進。2023年4月から施策を始めており、現在、会員情報の一元化などシステム統合を進めているところだ。
CRMも重点施策として推進している。今後は自社ECの流入をさらに増やしていきたいと考えており、その施策の一環として、シナリオメールなどを通じたリピーターの育成を図っている。顧客を独自セグメントに分けてシナリオメールを実施したところ、特定層のLTVが前年比で15%アップした。
――ユニークな小川氏の経歴を教えてほしい。
小川氏:大手ECのエンジニアを経験後、イマージュホールディングスに入社し、衣料品通販事業のWeb制作に従事していた。その後、広告担当者の退職に伴って任される業務の幅が広がり、マーケティング寄りのキャリアを築き始めた。
イマージュホールディングスは2013年9月、ディノス・セシール(現DINOS CORPORATION)にグループの衣料品通販事業を譲渡。自身もディノス・セシールに移った。ディノス・セシールではセシール事業に携わっており、エンジニアというよりマーケティグに近い業務を担当。広告制作と同時に広告運用も行っていた。
そんな時、タイムマシンから「メンバーの一員になってほしい」と誘いがあり、タイムマシンに2019年から2年間ほど在籍した。タイムマシンの販路は通販カタログ一本ではなく、店舗もECもあるため、さまざまなチャネルで顧客にアプローチできることに魅力を感じた。
2021年に独立し、ガジェット系アイテム紹介のブロガーやYouTuberとして活動していた。このとき、視聴者への「伝え方」「関心をひくような演出の仕方、見せ方」をとても考えるようになったし、ノウハウも蓄積できていったように思う。アップした動画のなかには、42万回再生されている人気動画もある。
このように、独立後、ガジェット系インフルエンサーとしても活動するなか、タイムマシンから「戻ってきてほしい」と声をかけてもらった。以前の在籍時の実績を評価いただき、取締役として2023年1月に再び参画することになった。
タイムマシンでの業務をメインとしつつ、現在もブロガーやYouTuberとしての活動は続けている。
――タイムマシンに取締役として戻った後、自社EC事業の運営において重視していることは。
小川氏:量販店にはない独自戦略の推進だ。「e☆イヤホン」の自社ECにおいては、単なる商品紹介ではなく、メディアミックスのコンテンツ作りが自社の強みであり、勝ち筋であると考えている。
具体的には、スタッフ全員が顧客の目線でレビューを投稿している。こうしたスタッフの熱意が伝わったり、こだわりを持って商品を購入する方が多かったりするため、自社ECサイトの購入者レビューは大手レビューサイト以上に多い。
ヘッドホンは耐久消費財だが、実は、嗜好品としての側面も強い。コレクターや、次々に新しいものを買い求める人も多くいる。年間に何度も類似商品を購入する顧客もいるほどだ。
そのため、商品のお勧めの仕方や、顧客とのコミュニケーションの方法は工夫している。「いかにコアオーディオの沼に連れてくるか」という観点を持つことが施策の重要なポイントになっている。
――コンテンツ作りや、顧客コミュニケーション設計では、小川氏ならではの経歴、経験が生きている。
小川氏:自分はもともとガジェット自体に興味がある。ガジェットの魅力を伝えたり特長を説明したりするという好きなことへ愚直に取り組んできた。
一番重視しているのは伝え方。誰に、何を、どのように伝えるのかを重視している。たとえば動画コンテンツの配信では、どのようなネタをどのような順序で伝えるか。見る前の視聴者の気持ち、見た後にどう思ってほしいか――をしっかり構成する。配信前から、これからアップする動画の視聴回数も予測している。
コンテンツを世の中に発信すると、良くも悪くもコメントやフィードバックを得られる。得られたフィードバックが、次の動画作りの糧になっている。
――今後の展開として計画していることは。
小川氏:2025年は、自社ECサイトのカートシステムをShopify社が提供する「Shopify」に移行し、サイトをリニューアルする予定だ。サービスやサイトの改善、特にリユース系のサービスを充実させようと考えている。
タイムマシンではすでに、リユース事業も展開している。顧客の手元で商品を循環させるようにしている。ユーザーは「e☆イヤホン」に商品を売却することで、次の商品を購入するときに購入の敷居が下がる。
この連載では、通販・EC業界の発展に貢献する「人」を顕彰する「ネットショップ担当者アワード」(2024年11月20日に第2回授賞式)受賞者にインタビューを実施しています。本記事でとりあげた小川氏がどのような賞を受賞するかは授賞式当日に発表します。授賞式にぜひご参加ください! 参加無料・事前登録制にて、あなたのお申し込みをお待ちしています。
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オリジナル記事:エンジニアからマーケ担当、インフルエンサー、そして売上80億円企業の取締役へ。異色の経歴を持つタイムマシン小川氏に聞くEC業界への挑戦 | EC業界で活躍する人を顕彰!「ネットショップ担当者アワード」
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「ネットショップ担当者アワード」第2回授賞式は11月20日、16:15から「虎ノ門ヒルズフォーラム」にて開催。聴講無料、事前登録制です。ふるってご参加ください!
詳しくはコチラ、または下の画像をクリックしてください。

ネッ担のオフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム2024 秋」を来週11月19日(火)・20日(水)に、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムで開催します。プラス、ヤマダデンキ、UA、ランクアップ、DHC、赤ちゃん本舗、イオンネクストなど著名な通販・EC実施企業が登壇し、ビジネスに役立つノウハウなど各社の事例を交えて解説します。
まだお申し込みをしていない方のために、編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。
11:30~12:10 C2-2 講演
サイト内のレコメンドを正しく制御し、顧客の快適な買い物をサポートすることは、ECのコンバージョン率、併売率の向上、さらにはブランドの信頼獲得にも影響します。
ECサイト、SNSなどを通じて、いまや誰もがどこでも「レコメンド」や「あなたへのおすすめ」を見る時代となりました。EC事業者の成功の鍵となるのは「パーソナライズ」と「自動化」です。
講演では、顧客体験の先端を行くアパレルEC、競争の激化する中小ECとコンテンツ業界、そしてBtoB-ECまで、豊富な事例をもとに、レコメンド機能を通じた愛されるサイト作りの方法を解説します。
11:30~12:10 D2-2 講演
デッカーズジャパンは、フットウェアやアパレルの販売・卸売を行うDeckersの日本法人です。講演では、10年以上同じECプラットフォームを使い続け、現在も2週間ごとに「最新化」「最進化」しているDeckersの秘密に迫ります。
変化の早いコマース業界でなぜ常に最新でいられるのか、そのコマースの正体とはどんなものなのか。Deckersの仕組みを共有します。ECサイトのリニューアルを考えている担当者はぜひ聞いてください。
12:30~13:10 C2-3 ランチセッション
近年、ECサイトにおける顧客体験価値(CX)の重要性が盛んに語られていますが、ECサイトで提供すべきCXとは何なのでしょうか。講演では、10年以上変わらないECサイトのユーザーインターフェース(UI)、そこでのコンテンツ表現というオンライン上の“接客面”に焦点を当てます。AIコンテンツレコメンドやフィードモーダルなど、ECサイトのCXを向上する新しいデジタル接客方法を事例とともに紹介します。
12:30~13:10 D2-3 ランチセッション
ナビプラスの清水社長が、女性誌販売部数No.1(※)の雑誌「ハルメク」を発行し、シニアのインサイトについて調査・分析を行っているハルメクのデジタルメディア課課長とともに、ハルメクのECサイトにおけるサイト内検索とレコメンドの活用事例を紹介します。
日々進化するEC業界において、顧客体験の向上が成功の鍵です。ユーザーの期待値はますます上がり、自分にぴったりな商品とスムーズに出会えることが求められています。
さらに、ECサイトの課題解決につながるヒントもわかりやすく講演します。EC向けマーケティングソリューション「NaviPlus」シリーズの最新AI機能を活用することで、どのような効率化やCVR改善につながるのかを説明します。
※日本ABC協会発行社レポート(2023年7月~12月)
12:30~13:10 E2-3 ランチセッション
アウトドアブランドを展開するコロンビアスポーツウェアジャパンは、EC事業の成長を支える要素の一つに、「ささげ」の効率化と品質向上があります。講演ではAMSとのパートナーシップを通じて、どのようにして商品の魅力を最大限に引き出しているのかを伝えます。商品の細部にまでこだわった撮影やクリエイティブが、ECサイトでどのようにユーザーへ訴求しているのか、購買へとつなげているのか、その舞台裏を明かします。
14:25~15:05 C2-5 講演
デジタル接点が増加し、オプトアウト率が高まり継続した顧客接点がとりにくい昨今、顧客LTV向上に効果的な戦略とはどのようなものでしょうか。
講演では、売上達成率130%を実現した導入企業の実例を中心に、さまざまな業種の事例を紹介します。
「LTV向上の施策に興味がある」「購入者との接点を増やしたい」「紙をどう使ったら良いかわからない」「リアル施策が苦手」「CRMシナリオをどう描いていいかわからない」という人はぜひ聴講してください。
14:25~15:05 D2-5 講演
自社ECサイトが成功するかどうかは集客戦略にかかっています。なかでも、SNSと自社ECサイトを連携させた集客施策と顧客コミュニケーションは欠かせません。
講演では、Instagram、LINE、TikTok、YouTubeなどのプラットフォーム活用方法と、動画やライブコマースを通じたファン化へのコミュニケーション方法について、事例を交えて解説します。
15:20~16:00 C2-6 カフェセッション
Amazonが提供するネットショップ決済サービス「Amazon Pay」は、2015年に日本でサービスを開始し、2025年で10周年を迎えます。講演では、「Amazon Pay」がどのようにECビジネスの成長に貢献してきたのかを、豊富な導入事例を交えて紹介します。また、「Amazon Pay」を利用した顧客の利用満足度、ネットショッピングの利用傾向なども紹介します。決済を切り口として自社のECサイトを成長させたい方はぜひ聴講してください。
15:20~16:00 D2-6 カフェセッション
ECの売上アップには、サイト内でユーザーがどういった行動を取っているか分析・把握し、売上増に最も貢献できる箇所から改善を進めることが重要です。
「サイトに顧客は来てくれているが売り上げが思うように伸びない」といった課題を持つ担当者は少なくないのではないでしょうか。
講演では、EC売上の最大化に向けた手法やポイントを、事例とともに紹介します。
イベントでは、参加特典として「ネットショップ担当者フォーラム2024 秋号」+オリジナルグッズをプレゼント(ご希望の方に後日郵送)。該当の講演聴講でもらえる抽選券を集めると参加できる抽選会の実施や、セッション後に講師との名刺交換の時間を設けています。
2日目のイベント後には、Web担当者Forum創刊18周年、ネットショップ担当者フォーラム10周年を記念した「Web担創刊18周年&ネッ担創刊10周年 Meetup Party」を行います。 講師や通販・EC実施企業さんとのリアルな交流の場です。
また、第2回「ネッ担アワード」授賞者の紹介、プレゼント抽選会(ビンゴ大会)を予定しています。皆さまの参加をお待ちしております!
次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!
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オリジナル記事:デッカーズ、ハルメク、コロンビアスポーツなど登壇! 顧客体験向上術、SNS連携と顧客コミュニケーションの秘訣などが学べるECイベント【ECイベント11/19+20@東京】
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LINEヤフーと出前館は11月13日から、生鮮食品や日用品などを最短30分で届けるクイックコマースサービス「Yahoo!クイックマート」の配達エリアを全国43都道府県に拡大した。
「Yahoo!クイックマート」は生鮮食品や日用品などを最短30分で届けるサービスで、「Yahoo!ショッピング」のアプリかスマートフォンブラウザ版から利用できる。ユーザーは配達希望場所の対象エリア内にあるコンビニエンスストア、スーパーなどで販売されている商品を選択して注文・決済。「出前館」の配達員が商品をピックアップして配達する。
「Yahoo!クイックマート」は2024年8月から開始し、東京都港区・渋谷区・新宿区と限定的なエリアでサービスを提供していた。効率的なオペレーション体制の構築に取り組み、配達エリアを徐々に拡大、11月から沖縄・大分・高知・山形を除く全国43都道府県でサービスを利用できるようにした。
対象ストアも拡大。サービス開始時の対象ストアは、ローソン、マルエツ、Picard(ピカール)となっていたが、ドラッグストアの「ウエルシア」「ハックドラッグ」やスーパーマーケット「マックスバリュ」、マタニティ・ベビー・キッズ用品専門店「アカチャンホンポ」などでも利用できるようにした。
エリア拡大にあわせて、購入金額の最大7%をPayPayポイントで還元するキャンペーンも開始している。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
「ネットショップ担当者フォーラムお悩み相談室」では、2025年4月の本格リリースに向けて、支援事業者さま向けに「お試しプラン」をご提供しています。
2025年3月まで、リード情報の獲得費用を無償提供します。お得な「お試しプラン」ですので、ぜひこの機会に貴社のEC支援サービスをご登録ください。
ECサイト運営者向けの解説記事とニュース記事を中心としたメディアサイト「ネットショップ担当者フォーラム」が、「パートナー探し」「最適なEC支援ツール探し」「発注業務」などに関する事業者の課題や悩みを解決するために運営しているコンテンツ+ビジネスマッチングサービスです。
「記事や本を読む」「セミナーに参加する」といった従来の情報取得方法では解決できなかったECサイト運営者の課題や悩みを、「ネットショップ担当者フォーラム」厳選の“その道のプロ”が解決に導きます。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:LINEヤフーの最短30分で届く即配サービス「Yahoo!クイックマート」、全国43都道府県にサービス拡大
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アメやグミなどを製造販売している菓子メーカーであるカンロの武井優氏(マーケティング本部 デジタルマーケティングチームリーダー)は、自社ECサイト「Kanro POCKeT(カンロポケット)」の運営を管掌し、コロナ禍を契機とした自社ECの販路強化に成功している。武井氏に、前期比40~50%増で推移してきたメーカーD2Cならではの取り組みや工夫を聞いた。
EC業界の注目人物に直撃インタビュー! 第2回「ネットショップ担当者アワード」受賞者に聞く、EC運営の舞台裏
――自社EC事業の変遷と、「Kanro POCKeT」の特長を教えてほしい。
カンロ 武井氏(以下、武井氏):カンロの販売チャネルは従前、卸売りと直営店だった。コロナ禍で直営店の休業などにより客足が落ち込んだとき、ECの需要・利用が高まり、ECチャネルを開設し、大きく成長した。
私自身、育休から復帰してすぐにデジタルマーケティングのプロジェクトリーダーに任命された。2021年度~2023年度のEC売上の伸長率は前年比40~50%増で推移。2024年度も堅調に伸びている。
EC売上高は、直営店を展開している「ヒトツブカンロ」商品の構成比が高くなっている。
ECのGMV(流通総額)が急成長している要因は、「ヒトツブカンロ」と連動して単価1万円ほどのシーズンギフトをECで専売し、ヒットにつながったことが大きい。2024年夏は8000円、1万円(いずれも税込)の2パターンのギフトセットを数量限定で用意したが、どちらも好評で、発売後30分以内に完売した。
――自身の役割、担当業務を教えてほしい。
武井氏:EC業務全般を管掌しており、D2Cのメーカー直販ECをリードしてきた。いわゆる売上管理、顧客コミュニケーションの整備、チャットボットやAIを使ったEC機能の開発、顧客行動の分析、SNS運用、会員アンケートを用いた顧客の声のヒアリングなどだ。
デジタルマーケティングチームの発足当初、推進するべきプロジェクトとしてコンタクトセンターの整備が真っ先に上がっていた。FAQ(よくある質問)の充実や、チャットボットを利用して整備してきた。
――近年の自社ECを振り返って、変化を教えてほしい。
武井氏:コロナ禍前から現在までを振り返ると、社内でDX化が大きく進んだ。ユーザーからの問い合わせはチャットボットがかなり増えた。電話は高齢の方が多いが、若年層からの問い合わせ件数の増加がチャットボット利用増加につながっている。
顧客からの問い合わせや動向をもとに、カスタマーセンターから社内へのフィードバックも行っている。フィードバックを踏まえて、たとえば、顧客がより問い合わせしやすいサイトUI・UXの改善に生かしている。
――EC事業における自身のチャレンジを教えてほしい。
武井氏:単なるアメやグミではなく「体験価値そのものを売る」という商品開発・販売にチャレンジしている。
自分は2023年まで、ECの商品開発に携わる部署と、マーケティング、機能開発の部署を兼任していた。「すでに一般流通している商品はECで売りにくい」という課題があったので、EC専用の商品が必要だと思っていた。
単価の低いアメやグミを主力商品としてECで販売することは、一般的には粗利の確保に追われ、大幅な利益アップは難しい。
しかし、そういった既存概念に捉われないチャレンジがECチャネルだからこそできるのではないかと考えた。たとえば、アメやグミに食品以上の価値を上乗せして販売することで、販売価格を従来品よりも引き上げることができる。
税込2000円、内容量100グラムから販売している「ホシフリラムネBOXセット」は、その取り組みの1つ。ラムネとしてはチャレンジングな値付けをした。ラムネをパウチに入れて届け、同梱の瓶に顧客が入れる。ラムネを星に見立て、夜空を彷彿とさせるようなデザインの瓶のなかに「星が降る」ようなイメージを押し出してブランディングしている。
「ホシフリラムネ」シリーズは、「ラムネを売る」というよりは、「ストーリーと体験を売る」という感覚。だからこそ、この価格に設定した。
同様に、「シークラゲグミ」という商品も、「ホシフリラムネ」同様に、体験価値そのものを売る商品で、単なるグミとは思っていない。クラゲをグミで表現し、まるで海のようなパッケージに「閉じ込めて」いる。価格は1500円(税込)で、内容量は99グラム。
アメやグミが持つ視覚的な良さはカラフルであること。商品開発やブランドストーリー構築にあたっては、世界観に合うカラーリングを施せることも一役買っている。
「ホシフリラムネ」も「シークラゲグミ」もECのみで販売。いずれも引き合いは高まっており、販売は成功している。
――課題に感じていることは。
武井氏:EC専売商品は、リピート購入やLTVの引き上げにまだ課題があり、社内で議論しているところだ。たとえばヒトツブカンロの人気商品「グミッツェル」とヒトツブカンロの他の商品の詰め合わせを毎月届ける定期便を展開しており、サブスクの利用増加につながってきた。
――メーカーECならではの強みや、今後の意気込みを教えてほしい。
武井氏:常設の直営店があるので、オンラインとオフラインの販路で連携しやすい。現在のEC専売商品を、いずれは一般流通にもつなげていきたいという狙いがあるので、商品だけでなくカンロそのものを好きになってもらうことを意識している。
たとえば、「『ピュレグミ』が好きで頻繁に購入するが、カンロの商品だと知らなかった」という人もいる。ファンであることに自覚がないまま、カンロの商品を購入している人は多い。ECサイトで「カンロではこういった商品を展開している」という認知も広げていきたい。自社商品が市場に多く流通しているという、メーカーならではの強みも生かせる。
他社商品ではなく、カンロを選んでもらうためにはファン化が必要だ。ECの会員登録、リピート購入の促進など、さらなるファン化・リピーター化を促していく。会員顧客は会社の資産、財産であり、成長のためには欠かせない。現在は、メルマガ会員も含めて約20万人の会員数となっている。
2025年は、クローズドなファンコミュニティを作り、コアなユーザーの声をヒアリングする機会を設ける予定だ。
この連載では、通販・EC業界の発展に貢献する「人」を顕彰する「ネットショップ担当者アワード」(2024年11月20日に第2回授賞式)受賞者にインタビューを実施しています。本記事でとりあげた武井氏がどのような賞を受賞するかは授賞式当日に発表します。授賞式にぜひご参加ください! 参加無料・事前登録制にて、あなたのお申し込みをお待ちしています。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:前期比40~50%増の売上高を維持する秘訣とは? カンロの自社EC管掌・武井デジタルマーケティングチームリーダーに聞く | EC業界で活躍する人を顕彰!「ネットショップ担当者アワード」
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「ネットショップ担当者アワード」第2回授賞式は11月20日、16:15から「虎ノ門ヒルズフォーラム」にて開催。聴講無料、事前登録制です。ふるってご参加ください!
詳しくはコチラ、または下の画像をクリックしてください。

出版や書籍・仏具販売などを手がける東西哲学書院は11月5日、創価学会の仏具・書籍などを販売するECサイト「博文栄光堂オンラインショップ」が第三者による不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報(1万8394件)および個人情報(5万338人)が漏えいした可能性があると発表した。
原因は、ECサイトの一部システムの脆弱(ぜいじゃく)性を突かれたことによる第三者の不正アクセスによって、ペイメントアプリケーションが改ざんされたため。
クレジットカード情報漏えいの可能性がある顧客は、2021年4月7日~2024年5月29日にECサイトでクレジットカード決済をした顧客1万5986人。クレジットカード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードが漏れた恐れがある。
個人情報が漏えいした可能性があるのは、2018年5月1日~2024年5月29日の期間、自社ECサイトで顧客情報を入力したことがある5万338人の顧客情報。対象の情報は、氏名、住所、電話番号、FAX番号、メール履歴、注文情報、配送先情報。
警視庁サイバー犯罪対策課から5月29日、ECサイトを利用した顧客のクレジットカード情報の漏えいした可能性について連絡を受け、ECサイトでのクレジットカード決済を停止した。
同日にホームページ上で、第三者による不正アクセス被害を受けたことによって個人情報が漏えいしたの可能性について公表。第三者調査機関による調査を開始した。6月26日、調査機関による調査が完了し、クレジットカード情報顧客の個人情報が漏えいした可能性があることがわかった。なお、一部の顧客については、クレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認したという。
東西哲学書院は調査結果を踏まえ、システムのセキュリティ対策および監視体制を強化し、再発防止を図る。改修後の自社ECサイトの再開日は決定次第、Webサイト上で告知する。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
「3Dセキュア2.0導入後に出てくる多くの課題、サムソナイトの解決方法を大公開 ~不正対策+自社ブランドの信頼性+買い物体験の向上などを同時実現したアプローチ~」など、あなたのECサイトを守るセキュリティ関連の講演を多数用意しています。
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オリジナル記事:創価学会の仏具・書籍などのECサイトでカード情報1.8万件が漏えいした可能性。不正アクセスでペイメントアプリケーションが改ざん
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電通ジャパン・インターナショナルブランズが、デジタル広告のアテンション(注視)について、日本を対象に調査したレポートを公開した。アテンションの指標として、視聴率(Viewed Percentage)、平均視聴時間(Average Viewed Time)、APM(Attention per mile)を使用。APMは、1,000インプレッション当たりのアテンションで、視聴率×平均視聴時間×1,000で求められる。広告が画面上に表示されることと注視されることは異なるため、ビューアブル率と視聴率には差異がある。ブランド想起率は、平均視聴時間と強く相関しているが、ビューアブル率とは相関していない。スキップ不可で強制視聴させるインストリーム広告は、平均視聴時間が長く、ブランド想起率の向上に有効。一方、そのような強制的なアテンション(一定時間強制視聴させるスキッパブル広告を含む)は、同じ視聴時間の自発的なアテンションと比較して、ブランド想起率が低い。強制的なアテンションはネガティブな感情を引き起こすことがあるので、強制視聴と非強制視聴のバランスは大切。アテンションに影響する要因として、ビューアブル時間、強制視聴、広告の長さ、動き、サイズへの配慮が必要。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは11月14日、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」上で運営している仮想空間「FUTURE 20th SQUARE」をリニューアルする。
フューチャーショップは2023年11月に「FUTURE 20th SQUARE」をオープン。「futureshop」を利用する「伊藤久右衛門」「格之進」「モロゾフ」などのブランドが「FUTURE 20th SQUARE」内にバーチャルポップアップストアを出店。同時に実施したフォトコンテストには350件以上の投稿が集まった。
バーチャルポップアップストアの体験を通じて、ECサイトや実店舗での購買行動につながるなど、これまでにない新しい消費者行動が見られたという。なお、「FUTURE 20th SQUARE」は公開後の初週、延べ1万人以上が来場した。
フューチャーショップでは「VRChat」を運営する米VRChat社と公式パートナーシップ契約を締結した。リニューアル後は「FUTURE 20th SQUARE」内でメタバース上で商品を作ったり食べたりする体験をできるようにし、ECサイトを閲覧できるようにする。
リニューアル後の「FUTURE 20th SQUARE」は、ヨーロッパの伝統的なクリスマスマーケットを彷彿とさせる街並みを再現。空間内には「futureshop」を利用する6店舗による体験型バーチャルポップアップストアを用意する。実際にECサイトで販売されている商品を作ったり食べたりといった体験を、仮想空間上で楽しむことができる。
出店店舗は次の6店。仮想空間上でショップごとにさまざまな体験を提供する。
11月14日の夜20時からリニューアルオープンを記念したプレス発表会を実施。一般向けに「YouTube」での配信も予定している。そのほかにもメタバース×EC×リアル店舗の可能性を模索する企画を計画しているという。メタバース上での音楽ライブイベントをリアルの場で視聴しながら食品の試食などを行うパブリックビューイングのほか、メタバース上に特設ステージを用意し、ポップアップストアの代表者が商品に込めた想いや開発秘話などを語る企画を計画している。
フューチャーショップによると、Eコマースプラットフォーム提供企業として「VRChat」上で仮想空間を展開するのは同社が初という。今後もメタバースなどを活用し「テクノロジーとクリエイティビティが融合するバーチャル空間においても、未来の消費者とのコミュニケーションを模索していく」(同社)と説明。、「メタバース空間においても未来のリテールを創造し、Eコマース事業の成長のためにEC事業者と伴走していく」としている。
ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。
ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。
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オリジナル記事:フューチャーショップがリニューアルするVRワールド「FUTURE 20th SQUARE」とは?メタバース上で商品を作ったり食べたりする体験を実現
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