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関西女性のブラックフライデーセール、認知度は7割超も利用率は46.6%

1 year ago

サンケイリビング新聞社とリビングくらしHOW研究所は11月18日、関西在住の女性を対象とした「ブラックフライデーセール」に関する意識調査の結果を公表した。

調査は10月5日から9日までの期間、地域情報サイト「リビングWeb」を通じてWEBアンケート形式で実施。関西在住の女性698人から回答を得た。回答者の平均年齢53.9歳。

調査によると、関西女性の「ブラックフライデーセール」認知率は72.8%。認知は高い一方、実際に2023年のセールを利用したという回答は46.6%にとどまった。

サンケイリビング新聞社とリビングくらしHOW研究所は11月18日、関西在住の女性を対象とした「ブラックフライデーセール」に関する意識調査の結果を公表
関西女性の「ブラックフライデー」セールの認知率は72.8%となった

「ブラックフライデー」セールの買い場についても質問。トップは「ECサイト(楽天、Amazonなど通販サイト)」が23.8%だった。実店舗のショッピングモールやショッピングセンターが19.7%、実店舗のスーパーマーケットが17.6%と続いた。そのほかドラッグストア、家電量販店、百貨店が数%という結果だった。

サンケイリビング新聞社とリビングくらしHOW研究所は11月18日、関西在住の女性を対象とした「ブラックフライデーセール」に関する意識調査の結果を公表
「ブラックフライデー」セールの買い場はECサイトがトップに

セール利用者の購入品目は「食品・飲料」が63.6%でトップ。次いで「日用雑貨」(51.7%)と、ブラックフライデーセールは日常生活に密着した商品の購入に利用されている傾向がうかがえた。

サンケイリビング新聞社とリビングくらしHOW研究所は11月18日、関西在住の女性を対象とした「ブラックフライデーセール」に関する意識調査の結果を公表
ブラックフライデーの購入品目は「食品・飲料」「日用雑貨」がツートップ

平均支出額は「5000円未満」が64.8%で最多。一方、1万円以上の支出を回答した割合は3割を超えており、「5万円以上」の回答も4.1%あった。高額消費者のほとんどはECサイトの購入だった。

サンケイリビング新聞社とリビングくらしHOW研究所は11月18日、関西在住の女性を対象とした「ブラックフライデーセール」に関する意識調査の結果を公表
平均支出額は「5000円未満」がトップも1万円以上も3割超に

ブラックフライデーに期待することについて自由記述式で回答を求めたところ、食品や日用品の大幅値下げを期待する声が多かったという。そのほか「高額商品ではなく安い商品も値下げしてほしい」「普段は買えないような高級なお菓子などが特価で買えればいい」といった声も上がった。

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10/10 17:04 10705 15 18
鳥栖 剛

企業の生成AI活用、「卸売業、小売業」は13.4%、「情報通信業」は35.1%

1 year ago

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果によると、生成AIの導入は大企業を中心に進み、業種別では情報通信業や金融業、保険業などで活発化。一方、卸売業、小売業やサービス業では導入率が低い傾向が見られた。

情報通信総研は企業規模別に生成AIの導入・利用率について調査。従業員規模が大きいほど導入・利用が進んでいることがわかった。特に、生成AIを「全社で導入している」という割合は、従業員数が1000人以上の企業とそれ以外で倍以上の差があった。

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果
活用率は企業規模が大きければ大きいほど高い割合となった

業種別でも生成AIの導入・利用率を比較。トップは「情報通信業」(35.1%)で、次いで「金融業,保険業」(29.0%)となった。一方、「卸売業,小売業」は13.4%にとどまり、「運輸業,郵便業」は9.4%だった。

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果
業種別ではトップの利用率は3割程度も業種によって開き

生成AIを利用するなかで感じている課題も聞いた。「活用ノウハウや知識不足」が54.0%と最も多く、「正確性が確認できない、または確認に時間を要する」(50.1%)、「著作権侵害などのリスク」(35.5%)が続いた。生成AIの利用をさらに進める上での改善点は、「社内事例/ユースケースの共有」(50.8%)が最も多く、「プロンプト/テンプレートの共有」(43.8%)、「社内教育/研修の実施(41.6%)」があがった。

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果
正確性やリスクなど利用課題も

従業員の生成AI利用率について、個人として業務のなかで生成AIを利用している割合は8.4%。部署別ではミドルオフィス(経営企画、商品・サービス企画・開発、広報、マーケティング等)での利用が進んでいる。

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果
従業員別の職種別ではミドルオフィスの利用率が突出

生成AIを利用している従業員の満足度は、全体的に満足(非常に満足、やや満足)が多いものの、個社特有の情報や専門用語などを多く扱うと想定される「コールセンター」や「法務・知財」部門の従業員からは、やや不満に感じる割合が多くなっている。

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果
コールセンターや法務部門などで「やや不満」が目立つ

情報通信総研では、企業の生成AI導入は、まだまだ普及拡大の余地が大きいと指摘。その上で、「生成AIの活用は、既存ビジネスの強化から新商品・サービスの創出といったビジネスの中核へと進んでいくと見られる。汎用型の生成AIではなく、業務や事業領域に合わせてカスタマイズされた専門的な生成AIが重要になると見込まれる」と総括した。

民間シンクタンクの情報通信総合研究所が公表した企業の生成AI導入状況や活用に関する調査結果
情報通信総研がまとめた生成AIの活用ステップ概念図
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鳥栖 剛

ECサイトリニューアルで「何となく」はNG! 理由や改善点を明確にすることが大切【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

1 year ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2024年10月19日~11月15日のニュース

ECサイトのリニューアルを売り上げが伸びる“魔法の杖”だと思っている皆さん、こんにちは。リニューアルは、実施したからと言って必ずしも売り上げが伸びるものではありません。むしろ落ち込んでしまう事例の方が多いのかも。「売り上げが落ちる」というリスクを下げ、リニューアル後に成果を上げるためには、まず自社について知ることが重要です。制作会社さん、システム会社さんはあなたの会社の商品、何をしたいのかなど細部まで理解していません。必要なことは何か――結局、何をするにもやるべきことはだいたい決まっています。

ECサイトリニューアルでは「どうしたいか」「何かしたいか」「何が必要か」を明確に

ECと切り離せないシステムトラブル サイトの新規立ち上げ・リニューアル時のリスクを最小限に抑えるには | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/15642

トラブル/失敗の原因は、多くの場合「ここ」にあります。たとえば、要件定義の重要性を理解していなかったり、そもそも作成方法がわからなかったりして、開発側に丸投げするなどです。

「ECサイト/ECシステムはシステムだから、要件定義書は開発側が用意する」と考えるかもしれません。しかし、本来は依頼側(事業者側)の責任で作るものです。

先の 「うちのシステムはひどい。早く乗り換えたい」 の事例も、深くヒアリングすると、そもそも要件定義が十分に作成されていない上に、担当者たちが要件の意味合いを理解していませんでした。

「本来は依頼側(事業者側)の責任で作るもの」冒頭から最重要キーワードが出てきましたが、この部分をあまり理解していないEC事業者さんが多いと感じています。ECサイトリニューアルの理由として、私もよく耳にしたのは「システムがひどい」。この「何がひどいか」を聞いてみると、「なんとなく」「売れなくなったから」などの理由が出てきます。それで「どうしたいのか」「何がしたいのか」「何が必要なのか」この明確な答えを依頼する側が持っていません。

病院に行って、医師から「症状は何ですか?」と聞かれて「とりあえずどこが悪いのかわからないけれど、体調が悪い」とは言わないと思います。「喉が痛い」「耳の奥が痛い」「脇腹に鈍痛が」など、病院に行く理由があるはずです。

そして、理由などがふわっとしていても「依頼があれば制作する」という制作会社さんも多いと思います。ある程度のEC経験があればそれなりのサイトはできあがりますが、それでは何のためにリニューアルしたのかわかりません。そしてどのような場合でも「リニューアル後に売り上げが落ちることがある」ということもしっかり理解しましょう。

BtoC-ECサイトを立ち上げる場合、不特定多数のユーザーに向けて大々的にオープンするのは危険です。実店舗オープン時に関係者を集めて内覧会を行うように、あまり告知をせず関係者にだけURLを共有するなど、いわゆる「ソフトオープン」にしましょう。その後、徐々にユーザーを増やす中で不具合を発見したり、運用方法を整えたりします。そして、運用が安定してきたら積極的な集客へとシフトします。

ECサイトは、新規であればSEOも弱いので、この「ソフトオープン」というやり方は良いかもしれません。サーバは変更せずにサイトだけをリニューアルするのであれば、ゆっくりと部分的に実施することも、失敗しない為の1つの方法でしょう。

完全にサーバを変更するのであれば、システムを移行してからゆっくりサイトをリニューアルするのも良いかもしれません(これはコストがかかり過ぎるかもしれませんが……)。要するに、不具合を確認しながらしっかりサイトを変更した方が安全ということです。

先ほども言いましたが、サイトをリニューアルすると売り上げが落ちることがあります。大事なことなので2回言いました。

まず、企業の都合を優先したリリースは避けましょう。たとえば「記念日に合わせる」「トップのいう期日を死守する」「集客のピークをぶつける」などです。オープンのタイミング選定には「事業活動への影響最小化」と「リスク回避」の2点に配慮しなければなりません。具体的には次のような時期が適切です。

  • 売上やトラフィックが少ないとき(≒世の中や自社の繁忙期でないとき)
  • 繁忙期までに十分の期間をとれるとき
  • 年末年始やGW、お盆など長期休暇以外

(中略)

  • 月末月初に重ならない
  • 土日祝日にリリースしない

もちろん時期はある程度重要な部分です。ただし引用にもあるように、最後無理矢理オープンすると失敗するリスクが大幅に増えると私も考えています。「おおよそこのくらい」など、あくまで「ソフトオープン」でしっかり運用をする。そして月末月初、土日祝、個人的には木・金曜日も避けたいところ。土日はもしかしたら制作会社は動いてもらえるかもしれませんが、システム会社は休業日のところが多いです。色々なトラブルが考えられるので、「ソフトオープン」であっても週の頭から中日にオープンすることを考えて下さい。

また、システム面がしっかり整っていても、回遊やCVが下がってしまったらまったく意味がありません。実店舗と違って、ある程度戻せることもECサイトの利点ではあります。リニューアルのリスクをしっかり考えたうえできちんと運用する。そして、お客さまが気持ちよくお買い物ができるようにサイトを構築して下さい。

なによりも冒頭であげた「『ECサイト/ECシステムはシステムだから、要件定義書は開発側が用意する』と考えるかもしれません。しかし、本来は依頼側(事業者側)の責任で作るものです。」の部分。リニューアルする場合は、まず「何故リニューアルするのか」「何がしたいのか」「何が悪いのか」をしっかり具体的に言語化してみて下さい。

要チェック記事

楽天TDA「エクスパンション」とは?利用する際の注意点も解説 | オーリーズ
https://allis-co.com/allisblog/10178/

一概には言えませんが、まずは「RPP」をしっかり運用し「売り上げのベース」を作ってから「楽天市場」外のお客さまへ、というのが良いと思います。

【Amazonの消費者・企業調査】ECの利点は迅速な配送が約7割。EC開始で売上1.6%上昇、平均労働時間は月1.3時間減少 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/13089

このあたりは昔から言われていましたが、やはり「FBA」が強いですね。そこを理解したうえで、Amazonを活用した商品との掛け算。

YouTubeショッピングとは?機能や企業の活用事例をGoogle担当者が詳しく解説【セミナーレポート】 | E-Commerce Magazine by futureshop
https://www.future-shop.jp/magazine/youtube-shopping-seminar

合う・合わないはあると思いますが、そこをしっかりと見極めるのも大事?! とりあえずコンテンツがあればトライしてみるのもあり。

Yahoo!ショッピングで再配達削減キャンペーン、「置き配」など利用でPayPayポイント10円還元 | ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1638479.html

続々と各社がリリースしていますが、個人的には効果があるといいなぁと。物流がパンクしては元も子もなくなってしまいますからね。

いま大注目のモール型ECサイト「JRE MALL」へ出店してみませんか? | コンサルロケッツ STATION
https://c-rocketz.com/blog/ec/jremall-01/

この連載の最初のころの記事で、少し話題としてとりあげた「JRE MALL」。徐々に拡大はしているみたいですね。

今週の唸った・刺さった・二度見した

「なぜ・何が・具体的に」 | 笹井厚志氏(代々木ゼミナール講師)
https://www.yozemi.ac.jp/koushi/ksilist/1225249_3521.htmll(笹井氏のプロフィールなど参考情報として「代々木ゼミナール」のURLを記載しています)

学生時代、現代文(国語)が非常に苦手でして。浪人生時代に「なぜ・なにが・具体的に」という考え方を教えてもらったことで、現代文の読解ができるようになっただけではなく、私の嗜好のベース・物事の考え方のコアとなりました。今でもお経のようにたまに唱えます(現代文の問題は解きませんが)。

冒頭のリニューアルの事例やその他のニュースも含め、基本的に私の思考のベースとなっていると思います。物事に対して都度「何故だろう?」「何が(誰に対して)?」「具体的に」――19歳から唱え続けている言葉です。もしかしたら同年代で代々木ゼミナールに通っていた人は「知っている!」と思うかもしれませんね。25年間、私の頭の中に深く根付いている、思考の源泉となるキーワードを紹介しました。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

中林慎太郎

「楽天市場」「楽天リーベイツ」のブラックフライデーは11/21からスタート

1 year ago

楽天グループ(楽天)は11月21日から、ブラックフライデーのセールイベントを始める。

「楽天市場」では「楽天市場のブラックフライデー ポイント最大46.5倍!」と題して11月21日20時から11月27日1時59分まで実施する。

買い物店舗数に応じて最大46.5倍となる「楽天ポイント」を進呈。食品や家電など50点以上の商品をピックアップした「大特価SALE」、人気の食品や家電などを目玉商品として日替わりでピックアップし購入金額の最大50%分のポイントを付与する「ブラックフライデー × DEAL 注目のアイテム」などを実施する。

このほか、対象店舗での買い物で使える「スタート2時間限定!最大50%OFFクーポン」、対象店舗の商品が最大9600円割引になるクーポンも枚数限定で配布する。

オンライン・ポイントバックサイト「楽天リーベイツ(Rebates)」では11月22日10時00から11月30日23時59分まで、「PREMIUM BLACK FRIDAY」キャンペーンを実施する。

「PREMIUM BLACK FRIDAY」では、国内外の人気ファッションブランドのECサイトやスポーツブランド、総合通販サイトなど「楽天リーベイツ」の提携ECサイトにおけるセール情報を掲載する。「ナイキオンラインストア」「AliExpress」「H&M」「湖池屋オンラインショップ」「ドクターシーラボ」などが参加する予定。

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松原 沙甫

「Amazon ブラックフライデー」は11/29から12/6まで。先行セールは前日2日間

1 year ago

アマゾンジャパンは11月29日から12月6日まで、ビッグセール「Amazon ブラックフライデー」を実施する。期間は11月29日0時~12月6日23時59分までの8日間。Amazonならではの幅広い商品を魅力的な特別価格で提供するとしている。

2024年の「Amazon ブラックフライデー」は、「さぁ、ビッグセールで最高のご褒美を。」がテーマ。ギフト向け商品から食料品、日用品といった暮らしに密接した商品までを豊富に取りそろえ、特別価格で提供する。

2023年の「Amazon ブラックフライデー」で好評だった先行セールを11月27日0時~11月28日23時59分までの2日間で実施。ポイントアップキャンペーン、「Amazonネットスーパー」でのセールなども行う。

また、ギフト選びのわくわく感を体験できるイベント「BLACK FRIDAY イルミネーション by Amazon」を11月22日~24日まで、東京都新宿区のサナギ新宿で実施するとしている。

Amazonによる日本での「Amazon ブラックフライデー」セールは2019年にスタート。2023年は東京都新宿区に買い物体験テーマパーク「Amazon Smile Park(アマゾン・スマイル・パーク)」を開設し、セール商品に触れることができる機会を創出した。

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松原 沙甫

成長を続けるBtoB-EC市場の基礎知識。歴史、構成する2つの種類、あまり知られていない市場規模の中身とは? | 知っておくべきBtoB-ECの基礎

1 year ago
通販・EC事業者が押さえておくべきBtoB-EC運用の基礎を解説【連載1回目】

EC市場は企業による個人向けのBtoC-EC、個人間取引のCtoC-EC、そして企業間取引のBtoB-ECに大別される。ところが、BtoC-ECやCtoC-ECについては多くのことがメディアを通じて語られているが、BtoB-ECはそれらと比較すると圧倒的に情報量が少ない。しかし、BtoB-EC市場規模は465兆円(経済産業省発表による2023年の数値)と巨大であり、国内経済において大きなマーケットと言っても良いだろう。BtoB-ECへの理解が進み市場規模がさらに拡大すれば、間違いなく国内の流通業界全体にとってプラスの効果が作用するに違いない。この連載では毎回、さまざまな角度からBtoB-ECを捉え、読者の方々に有益な情報を届けていきたい。第1回はBtoB-EC市場の全体を俯瞰する。

BtoB-ECの歴史

実は国内におけるBtoB-ECの歴史は非常に古く、1970年代にさかのぼる。といってもインターネットがない時代。電話回線などを通じ企業間でコンピューター同士をつなぎ、受発注に関する情報を電子的にやり取りする発注・受注形態である。当時、ECという言葉はなかった。そのため、これらの電子的なやり取りは「EDI(Electronic Data Interchange)」と呼ばれることとなった。

EDIの普及に伴い、企業間での電子的なやり取りをよりスムーズにするために、次第に通信プロトコルやメッセージフォーマットの標準化が進んだ。たとえば、流通業界においては1982年、通商産業省(現経済産業省)と日本チェーンストア協会によって、いわゆる「JCA手順」という仕様が策定された。その他の業界でも、業界独自の要件を満たす形で仕様が策定されている。

通信面ではDDXやISDNといったサービスがEDIの普及を後押しした。しかし、1990年後半にインターネットが登場すると、EDIもインターネット回線への対応が進むこととなる。また、時の経過と共にEDIにおける標準化が各業界によって進み、企業間取引におけるEDIが盛んに行われるようになった(※下の表を参照)。令和の時代においてもEDIは企業間の有効な取引手段として広く普及している

知っておくべきBtoB-EC 業界ごとのEDI標準
業界ごとのEDI標準

これまでの歩みを振り返ると、EDIはECというよりも、サプライチェーンの電子化の側面が強いという感覚を筆者は持っている。まさに企業におけるIT化だ。EDIを受発注の手段として捉えている方々も多いと思うが、それ以外についても出荷、検品、受領、返品、請求、支払いといった一連のビジネスプロセスも包含する。今でいうDXそのものと捉えることもできるだろう。このような点もEDIがECというよりも、ビジネスのIT化のイメージに近いと筆者が考える所以だ。

BtoB-ECの種類は「EDI型」と「小売型」に大別

ではBtoB-EC=EDIかというと、そうではない。

たとえば、総合小売的なBtoB-ECをあげると、アスクルやカウネットはオフィス用品のBtoB-EC。モノタロウは工場の現場で使用する工具などのMRO(Maintenance Repair and Operations)商材を主に取り扱うBtoB-ECである。アスクルの取り扱い商材数は約1300万点、モノタロウは約2000万点にのぼる(それぞれ各社自身による発表)。

一方で、特定のカテゴリーに特化したBtoB-ECも多い。たとえば住宅設備・建築資材を取り扱うサンワカンパーニーは、ゼネコン、施工会社、工務店などを購入相手としたBtoB-ECを展開。また、歯科材料、医療・介護用品の「Ciモール」を手がける歯愛メディカル、美容院向けの商材を取り扱うビューティガレージなど、特定の業種や業界に特化したBtoB-ECは多数存在する。

筆者はEDIによるBtoB-ECと区別する意味で、これらのECを「小売型」BtoB-ECと呼んでいる。EDI型と小売型の違いは、前者は製造から販売までの一連のサプライチェーンを念頭に置いている点に対し、後者はシンプルに企業向けの小売ビジネス(購入企業側にとっては必要な商材の調達)であるということ。つまりBtoB-ECはEDI型と小売型に大別できるというわけだ。

世の中に存在するBtoB-ECに関する説明では、どうもこれらが“混ぜこぜ”で語られるケースが多いように感じる。両者はその成り立ちが異なるため、別々に整理され論じられることが好ましいと言えるだろう。

とはいえ、現実は必要な商材を調達したいケースにおいて、EDI型、小売型の両方可能なケースもある。たとえば、外食産業のように必要な食材をEDIで調達することもあれば、個別の食材を小売型で手に入れることもある。クロスオーバーするケースは存在するが、できるだけ分けて整理していくことが必要であるだろう。

知っておくべきBtoB-EC EDI方と小売型

BtoB-ECの機運が高まっている背景

BtoB-ECにはEDI型と小売型があり、古い歴史があるわけだが、筆者の感覚では特にこの2~3年の間にBtoB-ECの機運が以前にも増して高まってきているように感じる。その理由について、筆者なりに思う点を整理してみた。

①コロナの影響

2020年に始まった新型コロナウイルスの流行が、人間同士の交流に大きな支障を与えたことは記憶に新しい。小売面ではBtoC-ECが大きな恩恵を受けて市場規模が大きく伸びたわけだが、ビジネス面でもリアルな商取引を回避するため、BtoB-ECへの関心や実需が高まる結果をもたらしたと考えられる

②効率化の追求/人手不足

少子高齢化によって人手不足が蔓延している。これはおそらく不可逆的で、今後解消しないと筆者は見る。ビジネスの世界では常に効率化が追及されるわけで、調達/販売業務において、BtoB-ECによって業務効率化を図りたい企業側の意図が見える

③BtoC-EC市場の成熟化

BtoC-ECはいまだその市場規模は拡大し続けているものの、当面4~5%の成長率が続くと筆者は予想している。すなわちBtoC-EC市場は成熟市場となり、企業によって勝ち負けがはっきりするようになってきた。この局面において、自社商材を個人向けではなく企業向けに販売したいとする企業が増えてきていると予想する。

④EDIの代替

EDIを利用しない企業は、その理由にITコストの負担があると考えられる。要するにコスト面で断念しているということである。そこで、既存EDIシステムの代替として、あたかも小売のようにBtoB-ECを採用しようとする企業が一定数存在しているのではないかと考えられる

ほとんど知られていないB2B-ECの市場規模の数値の中身

最後にBtoB-ECの市場規模について触れておきたい。経済産業省発表の電子商取引市場調査によると、2023年のBtoB-ECの市場規模は465兆円、EC化率は40.0%である。前職時代にこの調査を長年担当してきた筆者として、この数値の注意点をお伝えしておきたい。

それは、465兆円という数値はEDI型のBtoB-ECの市場規模を合算しているものという点である。つまり、上述の小売型のBtoB-ECについては含まれていない。したがって、小売型のBtoB-ECを検討している事業者はこの465兆円、EC化率40/0%という数値は参考にならない

筆者の推定では、小売型BtoB-ECの市場規模は約2兆円程度と大きくない。しかし、その分母は少なくとも30兆円を超えると見る。つまり、EC化率は10%以下である。20兆円を超える大きな伸び代があるということだ。もちろん業種によってそのポテンシャルは異なる点は留意していただきたい。

一方で、EDI型のBtoB-ECは465兆円と巨大市場であるものの、コスト面で躊躇している中小企業がいまだに多いと思われる。筆者の推定ではEDIの代替として安価なBtoB-ECを導入したいと考えている潜在的なニーズは、市場規模換算で465兆円の約1割の46兆円分はあるのではないだろうか。いずれにせよ、市場規模についてはあらためて別の会で触れていきたい。

知っておくべきBtoB-EC BtoB-EC市場規模(EDI型)の推移
BtoB-EC市場規模(EDI型)の推移(出典:経済産業省 電子商取引に関する市場調査)
本谷 知彦

「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」の流通総額は約10.1兆円。物販EC市場の約7割を占める【Nintの2023年EC市場分析】

1 year ago

Nint(ニント)は11月8日、経済産業省の「令和5年度電子商取引に関する市場調査」と、自社が保有する「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショッピング」のデータを活用し、2023年における物販系EC分野にフォーカスした分析を実施、その結果を発表した。

経産省の「電子商取引に関する市場調査」によると、2023年の物販領域のEC市場規模は前年比4.8%増の14.7兆円、EC化率は同0.25ポイント増の9.38%だった。

「電子商取引に関する市場調査」と自社の保有データを分析したNintの推計によると、3大モールの2023年流通総額は同5.9%増の約10.1兆円。物販領域全体の約69%を占めたとしている。

3大モール全体の平均単価は推計値で前年比4.5%増の3370円、数量の伸長率は同1.3%増。物販系EC全体の流通額の伸び率は同5.9%だったことを踏まえると、平均単価の上昇が成長要因であるとした。

商品ジャンル別市場分析

生活家電、AV機器、PC・周辺機器等

経産省の調査によると、BtoC-EC市場規模が前年比5.13%増の約2兆6838億円、EC化率は42.88%。Nintの推計データによると、3大ECモールの流通金額は同4.1%増で、平均単価の上昇(同5.4%増)が影響している。

衣類、服装雑貨等

同4.76%増の約2兆6712億円、EC化率は22.88%。Nintの推計データでは、3大ECモールの流通金額が同19.1%増、数量が同13.9%増と上昇した。

食品、飲料、酒類

市場規模は、同6.52%増の約2兆9299億円で、EC化率は4.29%。Nintのデータでは、3大ECモールの流通金額が同4.6%増、平均単価が同9.1%増と上昇している。。

化粧品、医薬品

市場規模は同5.64%増の約9709億円、EC化率は8.57%。Nintの推計データでは、3大ECモールの流通金額が同4.8%増、平均単価は同12.4%増。

生活雑貨、家具、インテリア

市場規模は、同5.01%増の約2兆4721億円、EC化率は31.54%。Nintの推計データでは、3大ECモールの流通金額が同5.3%増、数量が同5.4%増で、平均単価は同1.0%減。

Nintの商品ジャンル別市場分析
Nintの商品ジャンル別市場分析
ヤマダデンキ、DHC、ハルメクHD、プラス、TSI、赤ちゃん本舗、ユナイテッドアローズ、花王、ロート製薬など登壇のECイベント11/19~20開催【読者の皆さんへのお知らせ】

ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。

ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。

DHC、コーセープロビジョン、ハルメクHD、ヤマダデンキ、プラスなど登壇全50超講演【11/19~20虎ノ門リアル開催】

今年もリアル開催。デジタル戦略、SNS活用、OMO戦略等、ECビジネスの最新トレンド、ソリューションが集結
10/10 17:04 10705 15 18
松原 沙甫

ニッセンに続き白鳩も買収へ。BtoB通販の歯愛メディカルがBtoCのアパレル事業を強化

1 year ago

歯科用品のBtoB通販事業を展開する歯愛メディカルは11月15日、インナーウェアのECを手がける白鳩に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。歯愛メディカルは現在、白鳩の筆頭株主。TOBによる株式の追加取得で白鳩を連結子会社化する。

白鳩の第3位株主である池上正氏、第4位株主の小田急電鉄、第7位株主のアイティフォーとの間で、所有する全株式の公開買い付けへの応募の合意を取り付けているという。

歯愛メディカルは現在、白鳩の株式の33.2%を保有する筆頭株主。3者から取得する株式は合計17.1%で、株式取得後は50.3%を保有し白鳩を連結子会社化する。連結子会社化以降も、白鳩の上場は維持する。

公開買付開始公告日および公開買付届出書提出日は11月18日。買付期間は11月18日から12月13日まで。買付価格は1株280円で、買付代金は3億1864万円。

歯科用品のBtoB通販事業を展開する歯愛メディカルは11月15日、インナーウェアのECを手がける白鳩に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表
白鳩が運営するECサイト(画像は白鳩のECサイトから編集部がキャプチャ)

歯愛メディカルは7月、セブン&アイ・ネットメディアが保有していたニッセンホールディングスの全株式を41億円で取得しており、ニッセンとの協業を視野にBtoC事業の拡大を進める。

歯愛メディカルはグループ目標に「売上高1000億円企業」を掲げている。その達成に向け白鳩の子会社化は、①顧客網活用による販路拡大②相互の通販事業資産および設備の活用による顧客サービスの向上③白鳩のEC事業の知見活用による業務集約と効率化④相互人材交流を通じた相互の顧客層をターゲットとする商品開発⑤歯愛メディカルやニッセンとのスケールメリットによるコスト削減――などの企業価値向上が図れると判断した。

歯愛メディカルの2024年12月期連結業績予想は、売上高が前期比48.1%増の675億5300万円、営業利益は同21.4%減の23億4900万円、経常利益は同24.9%減の24億7500万円、当期純利益は同194.4%増の61億3000万円。

白鳩の2024年2月期決算は、売上高は同0.3%増の63億7200万円、営業損失600万円、経常損失5500万円、当期純損失1億2000万円。

ヤマダデンキ、DHC、ハルメクHD、プラス、TSI、赤ちゃん本舗、ユナイテッドアローズ、花王、ロート製薬など登壇のECイベント11/19~20開催【読者の皆さんへのお知らせ】

ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。

ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。

DHC、コーセープロビジョン、ハルメクHD、ヤマダデンキ、プラスなど登壇全50超講演【11/19~20虎ノ門リアル開催】

今年もリアル開催。デジタル戦略、SNS活用、OMO戦略等、ECビジネスの最新トレンド、ソリューションが集結
10/10 17:04 10705 15 18
松原 沙甫

売上2ケタ成長の花王「KATE」が挑む新たな取り組み。反響を得ている「没入型ECストア」「グローバル旗艦店」の特徴を担当者が語る

1 year ago
「リップモンスター」などヒット商品を次々と飛ばす花王の化粧品ブランド「KATE」。最新の取り組みをブランドマネージャーに聞く

花王が展開する化粧品ブランドの1つ「KATE(ケイト)」は、1997年のブランド創設以来のロングセラーブランド。2023年12月期における「KATE」の国内売上高は前期比2ケタ増。2024年7月に渋谷に開設したブランド初の旗艦店とECストアの連動施策も進めている。花王の岩田有弘氏(化粧品事業部 KATE ブランドマネジャー)に「KATE」の最新の取り組みとEC戦略を聞いた。

四半世紀以上愛され続ける花王の人気ブランド「KATE」

「NO MORE RULES.(ノー・モア・ルールズ)」をスローガンとし「ルールに縛られない攻めのメイク」をコンセプトに掲げている「KATE」「メイク市場ナンバーワンブランド」(インテージのSRI+調べ。メイク市場の2021年1月~2023年12月累計売上金額)に選ばれるなど、市場で確かな地位を確立。

2021年に発売し、落ちにくい口紅として爆発的にヒットした「リップモンスター」など、数多くの人気商品をラインアップしている。

「Web限定」を切り口にEC送客

「KATE」で取り扱うカテゴリは「アイシャドウ」「アイブロウ」「口紅」など全9カテゴリ。色展開が多いことや、Web限定の商品を多く取りそろえることも特徴の1つだ。

たとえば「KATE」の単色アイシャドウ「ザ アイカラー」は全108色を展開そのうちの82色はWeb限定の取り扱いとしている。2021年に発売し、落ちにくい口紅として爆発的にヒットした「リップモンスター」も全17色のうち6色がWeb限定だ。

こうした戦略が「KATE」のEC売上高を押し上げる一因になっており、ドラッグストアなどへの卸販売がメイン販路だが、ECストアでの展開も積極的に取り組んでいる

「KATE」は、海外ではアジア9カ国(中国、台湾、香港、韓国、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン)でも販売。日本以外の各国のECサイトでも国内同様の販売戦略をとっている。

「リップモンスター」はあえてカラー展開を広げすぎず、ユーザーが複数試したくなるラインアップとしている
「リップモンスター」はあえてカラー展開を広げすぎず、ユーザーが複数試したくなるラインアップとしている
Web限定色をラインアップするなどしてEC利用を促進
Web限定色をラインアップするなどしてEC利用を促進

EC売上は毎年2ケタ成長

「KATE」がECチャネルに進出したのは2018年。まずは「Amazon.co.jp」「楽天市場」といった大手ECモール内に「KATE」の販売ページを立ち上げた。その後、2022年の年末に立ち上がった花王の公式通販サイト「My Kao Mall」を通して顧客が「KATE」の製品を購入できるようにした。かつ、1顧客=1IDで購買データを取得することもできるように改善している。

インテージの全国女性消費者パネル調査によると、「KATE」のEC売上高は毎年2ケタ台で伸長しているという。岩田氏も「『KATE』は市場における化粧品ブランドのEC売上高の平均伸長率よりも高い」と説明している。

花王全体の化粧品事業におけるEC化率、「KATE」におけるEC化率は非公開だが、「化粧品市場全体のEC化率には届いていないものの伸長している」(岩田氏)と言う。なお、化粧品・医薬品市場全体のEC化率は8.57%(経済産業省調べ、2023年)となっている。

没入体験型ECストアで「KATE」製品によるメイクアップイメージを想起

「KATE」は、没入体験型ECストア「KATE ZONE」を2023年1月にオープン独自の顔印象分析によるメイク提案など、従来のメイク市場ではあまり見られなかった斬新なアプローチでユーザーと製品のタッチポイントを創出している。

「KATE ZONE」は「KATE」が約1年半をかけて開発した。ブランドが提唱する「ルールに縛られない攻めのメイク」を消費者に楽しんでもらうねらいで、製品に関する多様な情報発信や、独自のアルゴリズムを用いた顔印象分析によるメイク提案コンテンツを盛り込んでいる。

Web上に情報があふれている現代では、自分にとって正しい情報を見つけるのが難しい傾向があります。そうした潮流を踏まえ、独自の顔印象分析を通じて、「KATE」らしい新たな提案をしたいと考えました。その軸にはブランド誕生以来、大切にしている「感情を揺さぶる」という方針があり、「似合う」だけでなく「まだ知らない自分に出会う」ような提案も含まれています。

花王 化粧品事業部 KATE ブランドマネジャー 岩田有弘氏
花王 化粧品事業部 KATE ブランドマネジャー 岩田有弘氏
2023年1月にオープンした没入体験型ECストア「KATE ZONE」
2023年1月にオープンした没入体験型ECストア「KATE ZONE」

2024年9月現在、「KATE ZONE」では「ZONE」として5つのコンテンツを展開しており、ユーザーは用途に応じて使い分けることができる。

  1. LAB(ラボ)
  2. LIBRARY(ライブラリー)
  3. TUNNEL(トンネル)
  4. STUDIO(スタジオ)
  5. ATELIER(アトリエ)

それぞれの特徴は次の通り。

LAB

ユーザーの顔をスキャンして顔の印象を分析し、似合うメイクや眉の形、印象チェンジをねらうメイクを提案する。さらに、なりたいメイクの画像から「KATE」の製品を提案することもできる。

「LAB」には「KATE SCAN」「PERSONAL MAKEUP」「FACE HACK」の3つのコンテンツを設置している
「LAB」には「KATE SCAN」「PERSONAL MAKEUP」「FACE HACK」の3つのコンテンツを設置している

LIBRARY

ユーザー向けに、メイクにまつわるあらゆる「知」を蓄積しているコンテンツ。「KATE」製品の使い方、メイクのコツ、インフルエンサーによるメイクの仕上がりイメージなども閲覧できるようにしている。

「LIBRARY」にはメイクのコツなどを検索できる「TIPS SEARCH」、紹介コンテンツを閲覧できる「PICKUP TIPS」、リップモンスターの世界を冒険できる「LIPMONSTER WORLD」の3つのコンテンツが設置されている
「LIBRARY」にはメイクのコツなどを検索できる「TIPS SEARCH」、紹介コンテンツを閲覧できる「PICKUP TIPS」、リップモンスターの世界を冒険できる「LIPMONSTER WORLD」の3つのコンテンツが設置されている

TUNNEL

「KATE」製品の口コミや製品ランキングを随時更新し、配信する。

口コミ「USERS’ REVIEW」と製品ランキング「ITEM RANKING」の2つのコンテンツを設置
口コミ「USERS’ REVIEW」と製品ランキング「ITEM RANKING」の2つのコンテンツを設置

STUDIO

「KATE」から最新のトレンドを提案・発信する場として、「KATE」のYouTube動画やライブ配信を閲覧できる。

「KATE」のYouTube動画「KATE CHANNEL」と「KATE」の生配信やアーカイブを観られる「KATE LIVE」を設置
「KATE」のYouTube動画「KATE CHANNEL」と「KATE」の生配信やアーカイブを観られる「KATE LIVE」を設置

ATELIER

メイクアップのさまざまなイメージが集まり、ユーザーが新たなメイクを探求できるアトリエと位置付けている。

メイクアップ後のイメージから製品を提案したり、製品ごとにメイクアップのイメージを表示したりする。ユーザーはバーチャル上で自分専用のアイシャドウパレットを作ることもできる。

メイクアップ後のイメージから気になる製品をチェックできる「FACE GALLERY」、製品ごとのメイクアップイメージを閲覧できる「ITEM INDEX」、オンライン上でアイシャドウパレットを作れる「無限の欲パレットメーカー」などを展開
メイクアップ後のイメージから気になる製品をチェックできる「FACE GALLERY」、製品ごとのメイクアップイメージを閲覧できる「ITEM INDEX」、オンライン上でアイシャドウパレットを作れる「無限の欲パレットメーカー」などを展開

「顔印象分析」を体験

5つのゾーンのうち最も人気が高いのは、ZONE1で体験できる「分析コンテンツ」。実際に筆者も顔印象分析を体験してみた。

カメラで顔を正面から撮影すると、顔タイプが診断される(筆者撮影)
カメラで顔を正面から撮影すると、顔タイプが診断される(筆者撮影)

まずは、顔の印象から似合うメイクを提案する「KATE SCAN」を体験。指示に従いパソコンやスマートフォンで顔写真を撮影すると、顔タイプの診断結果が示される。筆者の顔タイプは、クールな要素と温かい要素を持ち合わせている「RITO(璃灯)」だった。

岩田氏によると、「KATE SCAN」の分析手法は「KATE」独自のロジック。筆者が他社のパーソナル分析のサロンで顔タイプ診断を受けた際は「エレガント」に分類されたが、「KATE SCAN」の診断結果は一般的な診断よりも細分化されていると感じた。

顔タイプに沿って「似合うメイク」が画像つきで提案される(筆者撮影)
顔タイプに沿って「似合うメイク」が画像つきで提案される(筆者撮影)

「KATE」製品の購入動機に

顔タイプに沿った似合うメイクやおすすめの「KATE」製品も示される。「KATE」製品を使ったメイクアップのイメージ画像では、実際にメイクした場合の仕上がりが完全には想像できなかったものの、「『KATE』を使ったメイクを実際にやってみたい」という動機づけにはなった。

「KATE」製品を使ったオンライン上のメイクアップでは眉毛の先端まできれいに色が乗っていないが、仕上がりのイメージは確認できた(筆者撮影)
「KATE」製品を使ったオンライン上のメイクアップでは眉毛の先端まできれいに色が乗っていないが、仕上がりのイメージは確認できた(筆者撮影)

続いて、「PERSONAL MAKEUP」のEYEBLOWを体験した。顔写真を撮影すると、おすすめの眉の形とアイブロウメイクが提案される。おすすめカラーとしては「グレー」や「ブラウン」が提案されたが、ニュアンスカラーとして「オレンジ系」が提案された。この点は「いつもと少し違う自分に出会う」メイクの提案をされたと感じた。

実は、1度目の顔タイプ分析と2度目の眉に関する診断では、顔タイプの診断結果が異なっていた。1度目はクール ×温かい印象の「RITO (璃灯)」、2度目はクール ×かっこいい印象の「KOTO (光透)」。岩田氏によると、写真の撮り方やメイクによって診断結果が多少変わることはあるという。

グローバル旗艦店からのEC送客も順調

「KATE」は、2024年7月25日にブランドとして初となるグローバル旗艦店「KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店」をオープンした。リアルとデジタルを融合した「KATE」ならではの体験ができる店舗としている。「予想以上の来客があり、売上高も順調に推移している」(岩田氏)

2024年7月にオープンしたグローバル旗艦店「KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店」の外観
2024年7月にオープンしたグローバル旗艦店「KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店」の外観

入口付近に設置されている「KATE iCON BOX(ケイト アイコンボックス)」は、来店者からの人気が特に高い。利用は無料で、「週末は行列ができるほどの反響」と岩田氏。顔印象分析の結果によって、個々の利用者におすすめのアイシャドウを4色提案する。アイシャドウを購入する場合は専用ケースと製品がボックスの出口から出てくる仕組みだ。おすすめされたカラーをそのまま購入する人も多いという。

独自の顔印象分析をもとに似合うアイシャドウ4色を提案する「KATE iCON BOX(ケイト アイコンボックス)」
独自の顔印象分析をもとに似合うアイシャドウ4色を提案する「KATE iCON BOX(ケイト アイコンボックス)」

店舗内の魔法陣アートにユーザーがスマホをかざすと、ユーザーをスマホで「KATE ZONE」へ誘導し、Web上で似合うメイクを診断できる仕組みも導入している。これは、リアル店舗からWebへの導線の役割となっている。

グローバル旗艦店では、実店舗で販売する商品ラインアップのなかで唯一、Web限定色を購入できる。そのため、Web上での仕上がりイメージと実際の製品の色味を確かめたうえで購入できるようになっている。

店舗内の魔法陣をスマホでタッチすると、メイク診断などができる
店舗内の魔法陣をスマホでタッチすると、メイク診断などができる

LINEの友だち登録を促す仕組み

グローバル旗艦店の来場記念として、自分だけのオリジナルチケット(ステッカー)を作成できる機械も店内に設置している。作成にあたり「KATE」公式LINEの登録を必須としており、LINEアカウントの登録者数アップを図っている。

チケットはイラストレーターの​NAKAKI PANTZ(ナカキパンツ)さんがデザインした5種類のイラストをカスタマイズできる。

LINEで「KATE」を友だち登録するとユーザーが手に入れられる来店記念チケットの一例
LINEで「KATE」を友だち登録するとユーザーが手に入れられる来店記念チケットの一例

LINEで友だちになると、アカウントから「KATE ZONE」を体験することもできます。来店記念のチケットを作成したお客さまがLINEから流入して、顔印象分析などのコンテンツを体験いただくケースが想定以上に多くなっています。(岩田氏)​

「KATE ZONE」は、今後、多言語対応を進め日本以外のアジア各国でも利用を推進していく計画だ。

小林 香織

カンロ、ルームクリップ、POST COFFEE、マドラスなど著名企業の担当者を表彰! 業界で活躍する人から成功のヒントを学べるECイベント【11/19+20@東京】

1 year ago
EC事業で成功している「人」にフォーカスする表彰イベントで、自身の成長のヒントを見つけることができるはず。そのほか、EC識者からノウハウを学べるオフラインイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」を11月19日(火)+20日(水)に開催。全50講演超のセミナーをすべて無料で聴講できます

ネッ担のオフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム2024 秋」を来週11月19日(火)・20日(水)に、東京・虎ノ門ヒルズフォーラムで開催します。DHC、ハルメク、イオンネクスト、赤ちゃん本舗、ヤマダデンキ、ランクアップ、コーセープロビジョン、プラスなど著名な通販・EC実施企業が登壇し、ビジネスに役立つノウハウなど各社の事例を交えて解説します。

まだお申し込みをしていない方のために、編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。

「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」のおすすめ講演
  1. DHCの髙谷社長が語る売上拡大+収益改善、“シニア通販”の雄「ハルメク」宮澤社長がターゲットの心をつかむマル秘戦略を解説などリアルECセミナー【11/19+20@虎ノ門ヒルズフォーラム】
  2. イオンが挑む新たなネットショッピング+赤ちゃん本舗が語るリアルとECの融合施策など全50講演以上のECセミナー【11/19+20@東京】
  3. 花王+ロート製薬+ZEALSが考えるECエンゲージメント向上につながるAI活用、コスト増時代を勝ち抜く通販・ECビジネスのポイント【11/19+20@東京】
  4. ムラサキスポーツ、ファンケル、サザビーリーグなど登壇!顧客体験の最適化、インフルエンサー戦略などを学べるECイベント【11/19+20@東京】
  5. アスクルを生んだ「プラス」社長が語る市場創造+差別化+変化を創る経営のヒント、「マナラ化粧品」ランクアップのファン作り、UAのOMO戦略など全50講演超のECイベント【11/19+20@東京】
  6. ヤマダデンキのECと実店舗の連携策・AI活用、TSIの新たな買い物体験作り、ECで活躍できる人材など全50講演超のECイベント【11/19+20@東京】
  7. コーセープロビジョンのリテールDX戦略、史上最多入場者数を達成したJリーグに学ぶマーケティング戦略【ECイベント11/19+20@東京】
  8. デッカーズ、ハルメク、コロンビアスポーツなど登壇! 顧客体験向上術、SNS連携と顧客コミュニケーションの秘訣などが学べるECイベント【ECイベント11/19+20@東京】
  9. カンロ、ルームクリップ、POST COFFEE、マドラスなど著名企業の担当者を表彰! 業界で活躍する人から自社の取り組みのヒントを学べるECイベント【11/19+20@東京】
ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋

見どころ⑰ 伸びているEC実施会社は“優れた人”がいる!
~その人から成長理由を学べる「第2回 ネットショップ担当者アワード授賞式」~

awards

EC業界で活躍する「人」にフォーカスし、個人の功績を表彰する「ネットショップ担当者アワード」の授賞式。スタートアップから中堅・大手企業まで、事業規模や取扱カテゴリーを問わずさまざまなEC担当者が登壇し、自社EC事業を伸ばすために取り組んだ事例、自身が成長するために行動してきたアクションを語ります。

授賞式の参加を通じて、自身の成長につながるヒント、成長企業の共通ポイントなどが見つかるはず。EC業界で成長したい、活躍したいと考えている人はふるってご参加ください。成長企業、そのキーマンとのコミュニケーションをとることができます!

受賞者に贈る賞は授賞式当日に発表。「MVP賞」「ベストチーム賞」「ロールモデル賞」ほか多岐にわたる賞で顕彰します。どの人物がどのような賞を獲得するのか、授賞式に参加のうえぜひ確かめてください。

受賞者一覧は次の通り(掲載は氏名の五十音順)。

株式会社タイムマシン 取締役 小川 公造 氏
株式会社タイムマシン 取締役 小川 公造 氏
Webエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後マーケターへ転身。カタログ通販やテレビ通販企業のEC部門を経て、一度タイムマシンに入社。その後独立を経験し、2023年に再びタイムマシンにジョイン。現在はタイムマシンの「e☆イヤホン」ブランドにおける、OMO、デジタル戦略およびメディア部門を管掌。また、ガジェット系ブロガー・YouTuberとしても活動中であり、その経験とインフルエンサーの視点も生かしながら事業の成長に注力している。
株式会社エトワール海渡 営業開発部 副部長 桑原 惇 氏
株式会社エトワール海渡 営業開発部 副部長 桑原 惇 氏
2014年、エトワール海渡に入社。オリジナルタオルの営業としてキャリアをスタート。その後、レッグウェアやアパレルの営業を経験。2020年にEC化のプロジェクトメンバーを経て、法人営業に異動。2023年よりデジタルマーケティングを活用した新規営業も担当し、現在は法人営業と新規営業の業務全般、およびチームのマネジメントを担当。
株式会社Tshirt.st 代表取締役 後藤 鉄兵 氏
株式会社Tshirt.st 代表取締役 後藤 鉄兵 氏
1999年からEC事業に関わり2002年には自社製造アパレルブランドの販売をするなど、日本のEC黎明期から活動を続ける。Shopifyはまだ日本語版も日本法人も存在しない頃から独自のローカライズで運用。現在は年間140万枚30万件のECサイトを運用している。
POST COFFEE株式会社 CCO 下村 祐太朗 氏
POST COFFEE株式会社 CCO 下村 祐太朗 氏
デザイン会社 HERETIC, inc.の取締役、デザイナー、アートディレクターを経て、2018年に国内最大級のコーヒー通販PostCoffee®を創業。Webデザインからグラフィック、UI/UX 、ムービーなどあらゆるクリエイティブを駆使し、PostCoffee®の世界観を構築する。過去には渋谷でMAKERS COFFEEというコーヒースタンドを立ち上げ、バリスタとして立っていた経験もある。
カンロ株式会社 マーケティング本部 デジタルマーケティングチームリーダー 武井 優 氏
カンロ株式会社 マーケティング本部 デジタルマーケティングチームリーダー 武井 優 氏
2010年、カンロに入社。情報システム、マーケティング、EC、広報を経験するなかで、各デジタル領域を担当。2021年にデジタルマーケティングを推進する全社プロジェクトのリーダーを務めたのち、デジタルコマース事業にて戦略立案・EC商品の開発・サイト運用を担当。現在は、デジタルマーケティング業務全般を担当するチームのマネジメントを担当。
ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー General Manager MD&QA管掌 田中 ゆみえ 氏
ルームクリップ株式会社 KANADEMONOカンパニー General Manager MD&QA管掌 田中 ゆみえ 氏
商社などで貿易や生産管理を経験。2014年第一子の妊娠をきっかけに離職もアルバイト勤務を続けながら第二子を出産。2020年に株式会社bydesign(現ルームクリップ株式会社KANADEMONOカンパニー)に時短契約社員として入社。2020年8月に同社初の時短マネージャー、続く2022年2月に初代General Managerに抜擢。商品開発・生産・品質管理を行うチームのマネジメント、並びに国内外工場とのサプライチェーンの構築を担当。
マドラス株式会社 リテール事業部EC課 課長 (紳士担当) 丸山 堅太 氏
マドラス株式会社 リテール事業部EC課 課長 (紳士担当) 丸山 堅太 氏
2013年、マドラスに入社。入社後、紳士靴の百貨店セールスを担当。2020年にEC課へ異動。2021年にECサイトリニューアル、ECサイトとブランドサイトの統合、顧客データ統合などのプロジェクトに携わり、現在は自社ECサイトと外部ECモールの業務全般、ECチームのマネジメント、リアル店舗とのOMO事業推進を担う。
ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋

講師との名刺交換、抽選会なども実施! 2日目には懇親会も

イベントでは、参加特典として「ネットショップ担当者フォーラム2024 秋号」+オリジナルグッズをプレゼント(ご希望の方に後日郵送)。該当の講演聴講でもらえる抽選券を集めると参加できる抽選会の実施や、セッション後に講師との名刺交換の時間を設けています。

ネットショップ乱闘社フォーラム2024 秋 セミナー参加特典

2日目のイベント後には、Web担当者Forum創刊18周年、ネットショップ担当者フォーラム10周年を記念した「Web担創刊18周年&ネッ担創刊10周年 Meetup Party」を行います。 講師や通販・EC実施企業さんとのリアルな交流の場です。

また、第2回「ネッ担アワード」授賞者の紹介、プレゼント抽選会(ビンゴ大会)を予定しています。皆さまの参加をお待ちしております!

Web担創刊18周年&ネッ担創刊10周年 Meetup Party
ネットショップ担当者フォーラム編集部

ファーストリテイリングが進める必要な商品だけを作り・販売するビジネスモデルへの転換とは?「LifeWear=新しい産業」の進捗

1 year ago

ファーストリテイリングは顧客と事業成長とサステナビリティが連動した新たなビジネスモデル「LifeWear = 新しい産業」の実現に向けた取り組みを進めている。顧客の声を収集・分析し、ニーズやライフスタイルの変化に応じて必要とされる商品だけを製造、必要なタイミングで販売することで無駄を排除したビジネスを実現するというもので、このほどその進捗を明らかにした。

ファーストリテイリングは顧客と事業成長とサステナビリティが連動した新たなビジネスモデル「LifeWear = 新しい産業」の実現に向けた取り組みを進めている
「LifeWear」の概念図(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)​​​​

顧客の声を起点とした商品開発・商品構成

2024年8月期には全世界で顧客の声(VOC)を3140万件収集。カスタマーセンターに寄せられた意見、オンラインストアの商品レビュー、店舗スタッフを通じた声を分析し、商品開発や改良に活用した。経営に関するさまざまなデータを一元的に確認できる全社プラットフォーム「経営コックピット」(2023年に導入)を通じて、VOCをグローバルでリアルタイムに可視化し、迅速に商売へ反映することを可能にしたという。

VOCデータを生かし、独自の新素材「スフレヤーンニット」を開発したほか、ブラトップの改良、ウォッシャブルニットリブパンツ、パフテックなど顧客のライフスタイルの変化を捉えた商品を開発。こうした商品開発を進め、2024年8月期の春夏・秋冬商品のレビュー点数は、5点満点中で平均4.5点以上と高い水準となった。

グローバルで事業の柱として販売する商品の品番数は、2024年8月期で50品番以上と、有明プロジェクトを開始した2017年8月期から3倍以上に拡大。不要な品番数を減らして、顧客ニーズの高い商品を中心とした商売が実現できつつあるという。夏の長期化や暖冬により変化するニーズに対応し、年間定番商品を拡充。従来の春夏・秋冬というシーズンでの分け方から、ニーズが高い商品を年間通して提供する商品構成を強化した。

ファーストリテイリングは顧客と事業成長とサステナビリティが連動した新たなビジネスモデル「LifeWear = 新しい産業」の実現に向けた取り組みを進めている
VOCを起点に商品開発を進める(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

生産・物流体制の構築

独自のアルゴリズムを活用した需要予測で販売計画の精度を向上。生産計画とも連動させ、週次の生産調整を可能にしたという。工場との間で生産計画や生産進捗を共有し、効率的な素材の備蓄、生産キャパシティを確保し生産リードタイムを短縮した。

物流では輸送パートナーと協業し、出荷・着荷作業時間を短縮、オペレーション効率化で輸送リードタイムの短縮につなげた。また、倉庫自動化の推進で必要な商品を必要なだけ店舗に配送するオペレーションを実現、店舗在庫の最適化と業務の効率化につなげたという。

サステナブル主要目標の進捗

店舗、主要オフィスにおける温室効果ガス排出量は2023年8月期に2019年度比で69.4%の削減を達成。2030年度8月期までに90%削減という目標に対して順調に進捗したとしている。再生可能エネルギーの調達比率は、2030年度100%の目標に対して、2023年8月期で67.6%に上昇した。

ファーストリテイリングは顧客と事業成長とサステナビリティが連動した新たなビジネスモデル「LifeWear = 新しい産業」の実現に向けた取り組みを進めている
自社領域のサステナブル主要目標は順調に推移​​​​​(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

サプライチェーン領域の温室効果ガス排出量は、2023年8月期までに10%削減。工場の設備入れ替え、低環境負荷素材の採用拡大などにより、今後は削減が加速する見込み。リサイクル素材など温室効果ガス排出量が少ない素材の使用割合は、2024年商品全体で18.2%と、2023年の8.5%から大きく伸長。ポリエステルは、リサイクル素材比率が47.4%に上昇した。

ファーストリテイリングは顧客と事業成長とサステナビリティが連動した新たなビジネスモデル「LifeWear = 新しい産業」の実現に向けた取り組みを進めている
サプライチェーン領域の温室効果ガス排出量削減も今後加速へ(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

商品・サービス領域の進捗

2022年にスタートした服のリペア・リメイクサービスを提供する「RE.UNIQLO STUDIO」を2024年10月までに22の国・地域で51店舗に拡大。2024年12月末までに60店舗に拡大する予定だ。2023年10月から古着販売のトライアルを開始し、現在は3店舗で継続的に展開中。またスウェーデンオリンピック・パラリンピック委員会に提供する公式ウェアの一部で、ユニクロ店舗で回収したポリエステルの服からリサイクルした素材を初めて採用。服から服へのリサイクルの研究開発を進めている。

サプライチェーン領域の主な進捗

自社で定める「サステナブル素材」を再定義し、商品への採用拡大を後押した。温室効果ガス排出量、水使用量、生物多様性、人権、動物愛護を配慮すべき項目として定め、素材ごとにその定性的・定量的基準を明確化する新たな枠組みの整備に2024年8月期から着手している。綿素材で2025年9月期に基準の策定を終え、2026年8月期から生産に適用予定。先行して新たに環境再生型(リジェネラティブ)コットンを「サステナブル素材」に追加した。

トレーサビリティの継続的な強化として、先行して進めていた綿に加えカシミヤやウールなど他素材にも拡大。紡績工場など上流の工程で工場と長期的なパートナーシップを構築していく取り組みも推進。カシミヤでは、2024年秋冬シーズンから、カシミヤ100%商品の洗毛工場と紡績工場への定期トレーサビリティ監査を導入。ウールでも同様の枠組み作りを推進中だ。

ヤマダデンキ、DHC、ハルメクHD、プラス、TSI、赤ちゃん本舗、ユナイテッドアローズ、花王、ロート製薬など登壇のECイベント11/19~20開催【読者の皆さんへのお知らせ】

ネットショップ担当者フォーラムでは11/19(火)~20日(水)に、オフライン開催のECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」「EC物流フォーラム2024」を開催します。

ユナイテッドアローズのOMO戦略、TSIの買い物体験改善策、ディーエイチシー(DHC)会長CEOのセッション、ハルメクホールディングス社長による戦略など、あなたの会社経営やECビジネスに役立つセッションを多数用意しています。

DHC、コーセープロビジョン、ハルメクHD、ヤマダデンキ、プラスなど登壇全50超講演【11/19~20虎ノ門リアル開催】

今年もリアル開催。デジタル戦略、SNS活用、OMO戦略等、ECビジネスの最新トレンド、ソリューションが集結
10/10 17:04 10705 15 18
鳥栖 剛

大丸、松坂屋、パルコで買取専門店を展開へ。J.フロントリテイリングとコメ兵が合弁会社設立

1 year ago

J.フロントリテイリング(JFR)がリユース業に本格参入する。2025年3月をめどにコメ兵と合弁会社を設立。大丸・松坂屋・パルコで買取専門店を展開していく。

J.フロントリテイリング(JFR)がリユース業に本格参入する。2025年3月をめどにコメ兵と合弁会社を設立。大丸・松坂屋・パルコで買取専門店を展開していく
大丸・松坂屋・パルコで買取専門店を展開していく

新たに設立する合弁会社の資本金および資本準備金は6億円の予定。社名や所在地は未定。出資比率はJFRが51%、コメ兵が49%を予定している。

手がけるのは、大丸・松坂屋・パルコで買取専門店を展開し、顧客からリユース品を買取り、買い取ったリユース品をコメ兵に売却する事業。コメ兵のリユース事業ノウハウや人材を活用する。なお、2025年夏に1号店をオープンする予定。

JFRは2022年からリユース事業参入に向けた検討を開始、2023年からコメ兵と協業に向けた協議を始めたという。事業モデル検証のため2024年3月から約3か月間、ブランド品のバッグ、衣服、宝石・時計などの買取店舗を大丸神戸店に出店。同店の外商得意先を対象に訪問買取を実施したところ、想定を上回る買い取り需要があったという。顧客ニーズやJFRグループの優位性・事業の収益性などを確認。合弁会社設立に向けた合弁契約の締結に至った。

JFRではリユース事業への参画を通じ、顧客との新たな接点を創出・新たな価値を提供するとしている。

ヤマダデンキ、DHC、ハルメクHD、プラス、TSI、赤ちゃん本舗、ユナイテッドアローズ、花王、ロート製薬など登壇のECイベント11/19~20開催【読者の皆さんへのお知らせ】

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鳥栖 剛

【明日開催!ネッ担秋イベント】「虎ノ門ヒルズフォーラム」への行き方は? 虎ノ門ヒルズ駅&虎ノ門駅それぞれ紹介

1 year ago
道に迷いやすい方必見! 11月19日・20日開催の「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」の会場、虎ノ門ヒルズフォーラムへの行き方を写真付きで詳しく説明します。

11/19-20に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催する「ネットショップ担当者フォーラム 2024 秋」。虎ノ門ヒルズ駅&虎ノ門駅から会場への道順がわかりやすいように写真付きで案内します!

イベントの詳細を確認する↓↓

DHC、コーセープロビジョン、ハルメクHD、ヤマダデンキ、プラスなど登壇全50超講演【11/19~20虎ノ門リアル開催】

今年もリアル開催。デジタル戦略、SNS活用、OMO戦略等、ECビジネスの最新トレンド、ソリューションが集結
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東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」からの道順

電車からホームへ降りたらA1b・B1出口の「虎ノ門ヒルズ森タワー」方面へ向かいます。

今回はA1b出口を目指します

改札上の看板「虎ノ門ヒルズ森タワー」の文字を確認して改札を出たら左へ。

看板を確認して改札を出て、左へ向かいます

エスカレーターを「A1b出口」の看板に従って地上まで上っていきます。

このエスカレーターで地上まで上ります

上り終わったら後ろの自動ドア(A1b出口)へ。

上り終わったら背後に自動ドアがあります

自動ドアを出たら左へ向かいます。

自動ドアを出て左へ
反対のビル(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー)に行ってしまわないように注意!

分かれ道はどっちを選んでもたどり着けるので好きな方でOK!

どっちを選んでも建物にたどり着けます

「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の中に入ります。

「虎ノ門ヒルズ 森タワー」に入ります

入り口左手にあるこのエスカレーターを上ります。

このエスカレーターでEC物流は4階、Web担・ネッ担は5階まで上ります

エントランスのようなところに出ますが、さらにエスカレーターを上ります。
このエスカレーター(下図)には乗り換えないでください。

ここはエントランスではないので注意です!

EC物流フォーラムの受付は4階。Web担当者Forumミーティング、ネットショップ担当者フォーラムの受付は5階。申し込みの講演に応じて受付が違いますので注意してください。お疲れ様でした! 会場でたくさん学びを得てください~!

到着です! 案内板やスタッフに従って受付をお願いします

東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」からの道順

電車からホームへ降りたら改札を出てB1出口を目指します。

「西新橋方面改札」を出ます

改札を出たら左に進み、スロープの方へ。

改札を出たら左手に進みます

「WELCOME TO TORANOMON HILLS」の看板を目印に、スロープを降りていきます。

この看板に従ってスロープを降ります

ひたすら直進します。

この通路をひたすら歩きます

直進後、つきあたりを右に曲がります。

長い通路を直進後、つきあたりを右折します

右に曲がって少し歩くと、左手に階段があります。

少し先の左手に階段があります

この階段を上りましょう。

B1出口の階段を上ります

階段上の自動ドアの先へ進みます。

自動ドアの先へ進みます

自動ドアを抜けると...。

柱の陰で見えづらいですが、この裏に自動ドアがあります

一瞬戸惑いますが、この柱の奥にさらに自動ドアがあるので安心してください。中に入って通路をひたすら直進します。

この自動ドアを入って通路を進みます

通路がつきあたったら、左へ向かいます。

通路つきあたりを左へ

左手に金色のオブジェが見えたら、くるっと振り返りましょう。

このオブジェが見えたら斜め後ろにエスカレーターがあります

振り返った先のエスカレーターをひたすら5階まで上ります。

このエスカレーターでEC物流は4階、Web担・ネッ担は5階まで上ります

EC物流フォーラムの受付は4階。Web担当者Forumミーティング、ネットショップ担当者フォーラムの受付は5階。申し込みの講演に応じて受付が違いますので注意してください。お疲れ様でした! 会場でたくさん学びを得てください~!

到着です! 案内板やスタッフに従って受付をお願いします
ネットショップ担当者フォーラム編集部

ChatGPT search特集: SEO担当者が知っておくべきChatGPT検索のこと【海外&国内SEO情報ウォッチ】

1 year 1ヶ月 ago
Web担当者Forum の連載コーナー「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。ChatGPT search がついに登場した。「Google 検索 vs. ChatGPT 検索」や「OpenAI の幹部が答えた ChatGPT 検索に関する質問」など、いま SEO 担当者が知っておきたい ChatGPT search の情報をお届けする
Kenichi Suzuki

楽天カードとみずほ銀行が「みずほ楽天カード」を発行、「楽天カード」同様の特典や銀行取引の優遇を用意

1 year 1ヶ月 ago

楽天カードとみずほ銀行は12月3日から、提携カード「みずほ楽天カード」の申込受付・発行を開始する。

「みずほ楽天カード」は、引落口座にみずほ銀行を指定すると楽天ポイントが貯まるほか、銀行取引の優遇が受けられるという。

楽天カードとみずほ銀行は12月3日から、提携カード「みずほ楽天カード」の申込受付・発行を開始する
「みずほ楽天カード」のイメージ

会員特典は、「みずほ楽天カード」の利用で1%の楽天ポイント付与、「楽天市場」の利用時は3%を進呈するなど、「楽天カード」と同様の特典を提供する。

さらに、みずほ銀行の会員制サービスである「みずほマイレージクラブ」の「うれしい特典」の対象となる。「みずほ楽天カード」の利用でATM利用手数料や振込手数料が無料になるなど、各種特典を受けることができる。

2025年春以降に予定している「みずほマイレージクラブ」のリニューアルにおいて、新たに提供予定のポイントサービスでの連携など、お得に利用できる特典を検討していく。

楽天グループと楽天カード、みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、ユーシーカード、オリエントコーポレーションの6社は、各社の強みを持ち寄ることでより利便性の高い新たなリテール事業ビジネスモデルが創造できると判断し11月13日に業務提携契約を締結。その一環として、みずほ銀行と楽天カードが提携、「みずほ楽天カード」を発行することにした。

楽天グループは9月30日、楽天カードとみずほフィナンシャルグループ(みずほFG)において戦略的な資本業務提携を検討していくことで合意したと発表していた。

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10/10 17:04 10681 15 18
松原 沙甫

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