ネットショップ担当者フォーラム

ファッションECの「SHEIN」、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入

1 year 9ヶ月 ago

ファストファッションブランド「SHEIN(シーイン)」をグローバル展開するSHEIN Grpup(シーイン・グループ)はこのほど、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を「SHEIN」に導入した。

「SHEIN」はPayPayステップ(定常特典)の対象となる。「PayPay」で決済すると最大0.5%から最大2.0%の「PayPay」ポイントを消費者に付与する。

「PayPay」にチャージした「PayPay残高」、「PayPayクレジット」、付与された「PayPayポイント」を使い、消費者は「Temu」で買い物ができるようになる。

「SHEIN」は、シンガポールに本社を置くSHEIN Groupが運営するファッション&ライフスタイルの総合ネット通販サービス。ファッションからコスメ、家電、生活雑貨など、自社ブランドや第三者ブランドの商品を手頃な価格で世界150以上の国と地域の消費者に提供している。

外資のECサービスでは3月、中国EC大手「拼多多(Pinduoduo、ピンドウドウ)」のPDD Holdingsが海外向けに展開している越境ECサイト「Temu(ティームー)」が、「PayPay」を導入した。

瀧川 正実

取扱高8000億円をめざすZOZOの今後の事業拡大方針とは

1 year 9ヶ月 ago

ファッションECモール「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは今後、中長期の目標として商品取扱高(その他商品取扱高を除く)8000億円を計画している。アクティブ会員数の増加と、1人あたりの購買頻度向上などによって計画達成をめざす。

2024年3月期の商品取扱高は前期比7.1%増の5369億円。中長期目標となる8000億円の達成には、前期比で49.0%の増加が必要となる。ZOZOの予想によると今期(2025年3月期)の商品取扱高は、同6.6%増の5722億円を見込む。

取扱高8000億円をめざすZOZOの今後の事業拡大方針とは
今後のポテンシャルについて(画像はZOZOのIR資料から編集部がキャプチャ)

取扱商品高拡大に向けての取り組みとして、①より幅広い(顧客)層の取り込み②1人あたり購買頻度向上③コスメ事業の拡大――などによって実現する計画だ。

より幅広い(顧客)層の取り込みにおいては、ファミリー層の獲得に向けてキッズ向けアイテムを拡充。10代後半女性の取り込みを積極的に進める。

ZOZOのターゲット年齢は従来、18歳以上。近年は15歳以上まで引き下げるさまざまなプロモーションを実施していおり、若年層の認知拡大や新規顧客の獲得が進んでいるという。

取扱高8000億円をめざすZOZOの今後の事業拡大方針とは
15~59歳の男女3万サンプルに対して実施した調査の結果(画像はZOZOのIR資料から編集部がキャプチャ)

1人あたりの購買頻度向上では、「ZOZOTOWN」、ファッションECアプリ「WEAR」の進化、ショップスタッフによるコーディネート連携数の充実(前年比1.4倍)、「ZOZOTOWN」で販売展開するショップスタッフの販売サポートツール「FAANS」のアカウント数拡大(同1.8倍)、在庫確認ができるブランド実店舗(2021年11月のローンチ時比較で4倍)などを計画している。

取扱高8000億円をめざすZOZOの今後の事業拡大方針とは
1人あたり購買頻度向上について(画像はZOZOのIR資料から編集部がキャプチャ)

コスメ事業(ZOZOOSME)は2024年3月期に商品取扱高が「Yahoo!ショッピング」店を含めて113億円、アクティブ会員が占めるコスメ購買者の割合が23.6%に達した。ドラッグストア系のコスメブランドや韓国コスメブランの出店誘致、日替わりキャンペーンの実施などで、定期的に「ZOZOCOSME」でコスメを購入する仕組みの構築をめざす。

取扱高8000億円をめざすZOZOの今後の事業拡大方針とは
コスメ拡大とその次について(画像はZOZOのIR資料から編集部がキャプチャ)

中長期目標である商品取扱高8000億円についてZOZOの澤田宏太郎社長兼CEOは、「少なくともこの規模までは成長させなくてはならない目標として設定した」と説明。「アクティブ会員数の増加、会員のファッション購買におけるZOZOシェアを高めることなど、性質が異なるアプローチが必要。どちらも同等の難易度」と話した、

アクティブ会員数の増加については既存施策を継続して、さらにその質を高めていく。会員によるZOZOシェアの向上については、従来と発想を変えた新たな取り組みを進めていく必要があるとしている。

瀧川 正実

市場規模700億の「青汁」市場、成長し続けている企業の差別化戦略とは? コロナ禍後の市場は縮小傾向も、一部企業は堅調 | 通販新聞ダイジェスト

1 year 9ヶ月 ago
シニアを中心に定着した通販青汁市場だが、近年は緩やかに規模が縮小している。トレンドやユーザーには変化が見られるようだ。市場傾向と、上昇気流に乗っている企業をまとめる

青汁市場は、ここ数年700~800億円規模で安定的に推移する。ただ、コロナ禍を経て緩やかな減少傾向に転じている。

裾野広がる青汁市場

従来の訴求は「栄養素」「飲みやすさ」

青汁の通販市場は、古くはいずれも“野菜不足”のニーズに応える「栄養素」と「飲みやすさ」の訴求が市場を二分していた。栄養素が豊富なケールを原料に「まずい、もう一杯」のCMで認知を得たキューサイ、大麦若葉を原料に「ごくごく飲める」ことを売りにテレショップで認知を高めたアサヒ緑健が高いシェアを持っていた。

青汁製品の売上高
青汁製品の売上高

近年の訴求は機能性

近年は“機能性”により差別化を図る訴求が強まっている。トレンドの変化も早く、主要プレーヤーの入れ替わりも激しい

一方で、「青汁」という商品自体は市場に定着しており、新たな商品設計やマーケティングなどアプローチ手法で企業の参入が容易な市場でもある。

市場に定着して以降は、キューサイやアサヒ緑健に続き、テレビ通販への積極的な広告投下で認知を得たテレビショッピング研究所、シニアに認知の高い「乳酸菌」を配合した世田谷自然食品などが台頭した。当時の青汁は、シニアをターゲットに新聞やインフォマーシャルで認知を図る展開が一般的だった。

その市場で「若年層向け」、「ダイエット訴求」という新たなアプローチで、Webのアフィリエイト広告を中心に急成長を果たしたのがメディアハーツ(現ファビウス)。当時の通販市場は“ファスティング”を目的に食事の代替にする飲料を展開する企業が多く、このことも成長を後押しした。

ブーム一巡も、新日本製薬は新規獲得好調

ただ、現在はブームが一巡。青汁ユーザーのすそ野が広がった市場で、これをフックに成長しているのが新日本製薬だ。同社は、「血中中性脂肪・体脂肪・血圧」のケアを目的とする機能性表示食品で訴求ECを中心に新規獲得が好調に進む。

今期(2024年9月期)も青汁への投資を継続しており、これを含め、ヘルスケア事業は約52億円の売り上げを計画する。青汁ECで得た知見を、他商品にも生かすことで、健食関連の事業基盤を固める。

シェア1位は伊藤園

流通卸では、コロナ以前はインバウンド需要を見据え、CMなど国内外のプロモーションを強化した山本漢方製薬が認知を得ていた。ただ、コロナ以後は、訪日外国人の動向変化などインバウンド需要の性質が変わり、新たなアプローチを模索しているとみられる。

本紙(※編注:通販新聞)調査で、市場のトップシェアは、「ごくごく飲める」の名称で飲みやすい青汁を展開する伊藤園。通販で「おいしい青汁」を展開する森永製菓も定期顧客数が増加している。今期(2024年3月期。※編注:通販新聞が記事を配信した3月22日時点)は3Qを終えて約23%増で推移。コラーゲンドリンクに続く第2の柱として育成をめざす。

青汁製品の売上高ランキング
青汁製品の売上高ランキング

市場で流通する青汁は、約8~9割が「粉末タイプ」とされる。一部で「錠剤」もあるが定着しておらず、伊藤園は強みのある飲料で展開。「ドリンクタイプ」の利便性が支持を得ている可能性がある。他社とのコラボレーションで拡販を進めるキューサイなど業務用も一部にあるが、市場の形成はこれからだ。

市場規模は縮小傾向

本紙による今回調査の売上高総計(ランキング掲載企業)は、約738億円。そのほかの調査データでは約787億円(2020年)を天井に減少基調に転じている。

健康ニーズの多様化から、免疫ケア訴求の乳酸菌飲料、機能性表示食品制度の活用など新たな需要創出の動きも活発化している。将来的に700億円前後にまで市場規模が落ち込むとの見方もあり、「すでに成熟市場で再成長は期待できない」という声も聞かれる。

自社の青汁製品、6割が「縮小」

アンケート調査でも、「縮小」との見方が約6割に上った。各社の動向をみていく。

青汁製品の販売状況を聞いたところ「縮小」(60%)が最も多く、「成長」(30%)、「横ばい」(10%)と続いた(図1)。「縮小」と回答した企業では市場の飽和感をあげる声が目立つ

自社の青汁製品の販売状況
自社の青汁製品の販売状況

アサヒ緑健は前年比14.0%減の62億6500万円。認知施策をテレビショッピングからテレビCMに変更。女優の安田成美さんを起用したテレビCMを展開するが、「新規顧客獲得は苦戦している。景気動向の影響もあり、リピート率も減少した」とする。現状のまま売上拡大を図ることは難しく、「顧客の囲い込み(ファン化)に注力する」としている。

富士薬品は「社内における優先順位低下により減少した。野菜不足解消へのニーズは高いが、在宅時間の増加に伴い自宅での野菜摂取機会も増えており、需要の高まりは期待できない」とする。商品は、2022年に6種の青汁原料や基礎栄養素、食物繊維を配合する形でリニューアル。製薬会社製造を強みに訴求する。

ハーブ健康本舗は「青汁の売り上げは大きく減少した。顧客向けの大規模キャンペーン施策を実施していない影響が大きい」とする。「返品保証」の初回限定クーポンの配布で拡販を進める。ただ、「中長期的にみると人口減少や栄養補完食品が多岐にわたることから市場は縮小すると考える」とみる。自社通販サイトでは返品保証付きの初回限定クーポンを配布し、大麦若葉に40種の野菜、乳酸菌を加えた「モリモリスリムフルーティー青汁」などの拡販を進めている。

成長企業は投資効果を実感

「成長」と回答した企業では、マーケティング投資の強化による成果を上げる声がある。

新日本製薬は「特定の素材を持たないことを強みと捉え、消費動向や生活意識の変化に合わせてタイムリーに商品内容に反映している」とする。

青汁原料の成分別販売額(2022年)は、「大麦若葉」が46%と半数を占め、「その他」(16%)、「ユーグレナ(ミドリムシ)」(13%)、「クロレラ」(11%)、「ケール」(7%)、「野菜粒」(3%)、「スピルリナ」(2%)などと続く(富士経済調べ)。

各社、自社生産などこだわりの原料を使い訴求するが、同社にはそうした制約がなく、顧客ニーズに合わせた商品設計を行えるのが強み。商品は、機能性表示食品として届出。「肥満と高血圧のダブルアプローチが支持を得ている。広告クリエイティブも最適化に向け、改良を繰り返している点が奏功した」とする。

販売状況は、「マーケティング投資を拡大した効果で定期顧客づくりが進捗。ECの新規獲得がオフラインを逆転し、EC化も加速した」とする。

青汁製品の定期顧客が事業基盤を支える企業も

愛しとーとは「極めて順調。もともと新規獲得を狙う商材ではなく、既存顧客向けを目的に販売している」とする。定期顧客の割合が高く、安定的な事業基盤を下支えする商品として定着しているようだ。

販売状況(図1)は未回答だが、キューサイは、異なるターゲット層へのアプローチで、事業の拡大を図る。ケールを原料にした「ザ・ケール」シリーズに加え、昨年9月には「ザ・ケール ビューティーリッチ」を発売。30~50代の新規層の開拓を進めている。原料販売も強化し、ケール青汁の認知を図る。業務用ケール青汁の卸先店舗数は411店舗(今年1月時点)。2022年末から約3倍に広がった。

原料のケールは自ら生産。このため、「原料を生かした他社とのコラボレーションの活用幅が広い点も当社の強み」とする。昨年にはインスタグラムの公式アカウント開設など、SNSの活用も積極的に行っており、サンプリングなどでUGC投稿率を高め、新規獲得を進めている。

市場展望は大多数が「縮小」「横ばい」

市場展望は、「縮小」(40%)と「横ばい」(40%)が同数で並んだ。「成長」は20%だった(図2)。

青汁市場の展望
青汁市場の展望

「縮小」とした企業では、急激な物価高や競合商品の多様化をあげる声が目立った。「栄養補完食品が多岐にわたり、認知度も上がってきた」(ハーブ健康本舗)

「横ばい」とした企業では、「ここ数年、大きな変化は見られないため」(富士薬品)、「成熟市場へ移行したように感じる。機能性食品などニッチなターゲット層に特化した商品が増えているが、一商品で大きな市場を獲得できていない印象」(アサヒ緑健)などの声があった。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

リカバリーウェアのTENTIAL、会員向けプログラム「TENTIAL Club」を開始。オンライン、オフライン両軸で独自マイルを付与

1 year 9ヶ月 ago

コンディショニングブランド「TENTIAL(テンシャル)」を展開するTENTIALは、会員向けプログラム「TENTIAL Club」を5月15日から始める。公式オンラインストア、直営店舗での購入などで貯まる「TENTIALマイル」を、会員は割引クーポンや限定イベントの参加といった特典に交換できるようにする。

会員向けプログラム「TENTIAL Club」を開始
会員向けプログラム「TENTIAL Club」を開始

「TENTIALマイル」は、商品の購入などのさまざまなアクションで貯まる会員向けプログラムで、マイルは購入金額に対して3~7%付与。次の場合にも追加マイルを付与する。

  • ギフトでの購入
  • リカバリーウェアを中心とした睡眠関連製品を展開する「Night Conditioning」と、日中のワークウェアやサンダルなどを展開する「Day Conditioning」を横断して購入した場合
「Night Conditioning」(左)と「Day Conditioning」(画像は公式オンラインストアから編集部がキャプチャ)
「Night Conditioning」(左)と「Day Conditioning」(画像は公式オンラインストアから編集部がキャプチャ)

商品の購入以外にも、商品のお気に入り登録、家族などの誕生日登録といったアクションでもマイルが貯まる仕組みを採用している。

会員向けプログラムによって「TENTIALマイル」が貯まる仕組み
会員向けプログラムによって「TENTIALマイル」が貯まる仕組み

1年間に獲得したマイルは、顧客の翌年度の会員ステージに反映する。ステージが上がると、消費者はマイルの獲得率が上がったり、限定の特典を手に入れることが可能。獲得したマイルの換算は毎年4月1日~翌年3月31日。初年度のみ2024年5月15日~2025年3月31日となる。

「TENTIAL Club」の会員ステージ
「TENTIAL Club」の会員ステージ
高野 真維

「デジタル班」設置で規制・法執行を強化する消費者庁、「積極的な法執行」「最終確認画面の重要性の認識向上」に取り組む

1 year 10ヶ月 ago

消費者庁は、ネット通販に関する消費生活相談件数が増加傾向にあることを踏まえ、特定商取引法の通信販売分野における規制および法執行を強化している。

このほど、消費者に対する注意喚起、事業者に対する法令順守の啓発を図るため、これまでの執行件数やその内容などを公表した。

2022年6月の特定商取引法改正による規制強化後の2023年9月、消費者庁は取引対策課内に「デジタル班」を設置。法改正も踏まえ行政処分など事務処理の迅速化、通販に関する執行強化など、消費者被害の防止と取引の公正を図ってきた。

通販に関する行政処分は2022年以降、最終確認画面における誤認表示の禁止が1件、解除を妨げるための不実の告知の禁止が1件、意に反して申し込みをさせようとする行為の禁止が2件。通販のモニタリング調査も実施し、2023年度は事業者に対して1552件の注意喚起通知を行った。

消費者庁は2023年度、通販のモニタリング調査も実施し、2023年度は事業者に対して1552件の注意喚起通知を行った
注意喚起通知の内訳

なお、国民生活センターの消費者相談窓口PIO-NETに寄せられた通販に関する2023年の相談件数は、前年比8.0%減の33万6083件だった。

こうしたことを含めて消費者庁は、次のような方針を示している。

  • 詐欺的な定期購入商法なを行う悪質事業者に対する積極的な法執行
  • 消費者における最終確認画面の重要性の認識向上、取消権の活用に向けて、パンフレットなどによる注意喚起や認知度向上の取り組み
  • 消費生活センターなどの消費生活相談員に対する法の理解度向上に向けた取り組みの推進
  • 取引デジタルプラットフォームを利用する消費者の利益の保護に関する法律に基づく官民協議会などの活用
  • 個人事業者が通販を行う場合、プラットフォーム事業者の住所および電話番号を連絡先とする時は、プラットフォーム事業者においても法に基づく広告表示を適切に行う必要があることの周知・啓発
松原 沙甫

アダストリアがイトーヨーカドーと協業、新ブランド「FOUND GOOD」をECと実店舗で本格展開

1 year 10ヶ月 ago

アダストリアはイトーヨーカ堂と協業し、新たなライフスタイルブランド「FOUND GOOD(ファウンドグッド)」の本格展開を始めた。2月15日から先行導入を開始したイトーヨーカドー木場店を皮切りに、7月までにイトーヨーカドー64店舗へ順次拡大する。

ライフスタイルブランド「FOUND GOOD」は、30~40代のファミリー層が主なターゲット。ベーシックで機能性がある実用性、日々の暮らしを楽しくするデザイン性を取り入れたアパレル、服飾雑貨、生活雑貨をラインアップした。

アダストリアの「GLOBAL WORK」「niko and」など30以上のブランドを手がける強みを生かし、商品の企画生産、MD計画、売り場の演出、SNSを使ったプロモーション、売り場スタッフへの接客研修など、幅広い領域でイトーヨーカドーにおける「FOUND GOOD」展開をプロデュースを行っている。

4月10日には「ZOZOTOWN」へ出店。実店舗とWebの双方で若い顧客層に認知を広げ、ファンになってもらうブランドをめざす。

「FOUND GOOD」は4月24日時点、関東を中心としたイトーヨーカドー47店舗に導入。7月までに64店舗へ順次展開を拡大する。「FOUND GOOD」の生活雑貨の一部商品は、セブン&アイグループが2月29日にオープンした新コンセプトの店舗「SIP ストア」で約170~180アイテムを展開する予定。

商品構成は、ウイメンズ45%、メンズ25%、キッズ5%、服飾雑貨20%、生活雑貨5%。主な価格帯はボトムスで2900~4900円、ブラウスは1900~3900円、カットソーが900~4900円、アウターが3900~9800円、服飾雑貨は1000~3900円、アクセサリーが300~2900円となっている。

アダストリアは中期経営計画に“アパレルカンパニーから、グッドコミュニティ共創カンパニーへ。”を掲げており、社内外のパートナーとの協業による新たな価値を創造するさまざまな取り組みを進めている。

成長戦略の1つに「新規事業の拡大」」を掲げ、アダストリアが持つノウハウやバリューチェーンの強みを外部の企業・地域・団体などへ提供するビジネスプロデュース事業をスタート。GMS(総合スーパー)衣料品売り場のプロデュースに注力している。

松原 沙甫

【2030年予測】マーケティングキーワードは「居・食・獣」。「イエナカ」の進化、変わる食事の概念、ペットにもコト消費など

1 year 10ヶ月 ago

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定した。

「居」について

家にパフォーマンスを求める時代となり、「イエナカ」をめぐる新たな兆しが出てくると予想。家で長く過ごすようになる場や空間が、人生にどのような機能や役割を果たすのかが問われる時代になると指摘する。「家=ライフパフォーマンスの向上」と捉えた時、「イエナカ」における価値の向上が問われてくると見ている。

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定
「居」について

「食」について

料理や食事に関する概念が変わると予測している。高齢化の進行で、「どんな食品を提供するか」から、「どんなふうに提供するか」「どんな価値を掛け合わせるか」など概念が拡張すると説明。量や調理方法などが個人の志向により細分化していくと見ている。

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定
「食」について

「獣」について

ペットが生活におけるパートナーとして位置付けられると説明。ペットに対する「コト消費」や、ペットとの過ごし方の変化など、よりペットの存在を意識した生活習慣が求められるようになると予想している。

読売広告社は、独自の2030年シナリオから“ミライの課題”を設定し今から取り組むべき戦略を考えるプロジェクト「GAME CHANGE 2030」を発足、2030年のマーケティングキーワードを「居・食・獣」に設定
「獣」について

「GAME CHANGE 2030」は、「2030年、日本はどのような姿になっているのか」を念頭に、今後の社会変化や生活者の感情・行動の変化がマーケティングにどのような影響を与えるかについて分析。15人のプロジェクトメンバーが、2030年の課題における対策をクライアントの要望に応じて提供していく。

松原 沙甫

「楽天ペイ」アプリのポイントプログラム刷新/イオンのネットスーパー「Green Beans」会員数16万人超【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

1 year 10ヶ月 ago
2024年4月19日~2024年4月25日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新、「楽天キャッシュ」のチャージ払いで最大1.5%のポイントを進呈

    どのチャージ方法から「楽天キャッシュ」にチャージした場合でも、「楽天ペイ」アプリによる「楽天キャッシュ」でのコード・QR払い時に最大1.5%のポイントを付与する

    2024/4/19
  2. イオンの新ネットスーパー「Green Beans」、9か月間で会員数16万人を突破

    「Green Beans(グリーンビーンズ)」は、専用物流拠点からの宅配・配送サービスを展開する倉庫型ネットスーパー事業

    2024/4/22
  3. 楽天ペイメント、「楽天ポイントカード」「楽天ペイ」「楽天Edy」のアプリを統合へ

    まず、「楽天ポイントカード」と「楽天ペイ」を12月頃に統合。その後、「楽天Edy」も統合する

    2024/4/19
  4. 「楽天ペイ」と「楽天モバイル」の連携強化、新規ユーザー対象に「楽天ペイ」支払いでポイント最大5%還元

    「楽天ポイント」を3か月間最大3.5%還元する新たなキャンペーン、2024年夏からの新ポイント還元プログラムで、最大5%のポイントを還元する

    2024/4/23
  5. ライフコーポレーションの2024年2月期EC売上は40%増の200億円

    ライフコーポレーションのネットスーパー売上高(EC売上高)は、自社のライフネットスーパー」と、Amazon上のライフネットスーパーの合計売上高

    2024/4/22
  6. 「3Dセキュア2.0」の義務化でECサイトのコンバージョン率、消費者行動はどう変わる? 先行導入した欧州事情などをAdyenの責任者に聞いた

    欧州では2018年、決済サービスに関する規制によって、「SCA(強力な顧客認証)」を加盟店に義務化。多くの多国籍企業が「3Dセキュア2.0」を利用しているという。その効果、事業者はどのような対策を施したのか?

    2024/4/22
  7. アマゾンジャパン、宅配ロッカー「Amazonロッカー」を47都道府県すべてに設置

    最後は島根県。県内第1号の「Amazonロッカー」を松江市のココカラファイン田和山店に導入した

    2024/4/23
  8. ユナイテッドアローズのDX人材認定制度「DXセールスマスター」の効果は? ランク新設の背景は?

    「DXセールスマスター」は2023年10月に導入。販売に関するDX活動において優れたパフォーマンスを発揮するスペシャリストを評価し、販売員の象徴的な存在として活躍してもらうことを目的とした制度

    2024/4/22
  9. 売上約80億円、EC化率55%のオーディオ専門店が好調な理由とは? 成長のカギは「情報発信」「コストコントロール」

    実店舗とECでイヤホン・ヘッドホンを販売するタイムマシンは、ECを中心に全社売上高100億円をめざす。コロナ禍で獲得した顧客が定着しており、ECは好調だ。その要因と、今後の取り組みをまとめる

    2024/4/24
  10. 物流2024年問題で起きた3つの変化。通販・EC事業者に浸透する「置き配」「安価な配送サービス」「ゆっくり配送」

    物流業界の2024年問題への対応が本格化している。事業会社、物流会社、行政は物流負担の軽減に向けてそれぞれの対策に乗り出している

    2024/4/24

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    瀧川 正実

    ゴルフ用品のリユース大手ゴルフ・ドゥ、越境ECに進出、海外ファン獲得を推進

    1 year 10ヶ月 ago

    ゴルフクラブ、ゴルフ用品の買取・販売ECサイト「ゴルフドゥ!オンラインショップ」を運営するゴルフ・ドゥは、海外向け販売を開始した。

    日本のゴルフクラブは海外からの人気が高い。ゴルフ・ドゥはこれまで、国内を中心に事業拡大を図ってきたが、さらなる販路拡大のため海外市場に乗り出した。

    「ゴルフドゥ!オンラインショップ」では全国71店舗、合計16万点以上のゴルフクラブ在庫をオンライン上で公開。海外販路開拓は業績向上、海外のゴルファーのファンを獲得する機会と捉えている。ゴルフ・ドゥはこれまで以上に買い取りの増強、品ぞろえの拡充、品質の強化を図る。

    「ゴルフドゥ!オンラインショップ」(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
    「ゴルフドゥ!オンラインショップ」(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

    海外ユーザーからの商品購入はBEENOSの連結子会社BeeCruiseの越境EC支援ツール「Buyee Connect」との連携、海外向け販売はBEENOS連結子会社tensの海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を導入して実現した。ゴルフ・ドゥは当面、注文元を米国に限定、送り先は「Buyee」が対応する国・地域とし、注文元は状況を見ながら拡大していく。

    「Buyee」を通じた購入フロー
    「Buyee」を通じた購入フロー

    海外販売の概要は次の通り。

    • 決済手段:Paypal、Alipay、AFTEE(台湾向)、銀聯クレジットカードなど各種クレジットカード
    • 配送手段:DHL、EMS、SAL便、FedEx、国際小包、船便など
    • 保障:「Buyee」独自の検品・配送補償
    • 不正決済防止:「Buyee」による購入サポート。ECサイト事業者側には不正決済のリスクがない
    • 表示言語:18言語に対応。日本語、英語、中国語、インドネシア語、タイ語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語、マレー語、ポーランド語、ベトナム語、ミャンマー語からユーザーが選択可能

    ゴルフ・ドゥは2023年8月にECモール出店の第1弾として「楽天市場」に「ゴルフ ドゥ 中古クラブ楽天市場店」をオープンし、2023年12月にはメルカリが運営する「メルカリ Shops」に出店した。

    高野 真維

    店頭のデジタル体験は何を重視? 若者層は「OMO体験」「タイパ」、中高年は「コスパ」「決済体験」

    1 year 10ヶ月 ago

    アイリッジが実施した「店頭お買い物体験に関する調査」(15歳以上の男女4840人を対象に実施)によると、店頭のデジタル体験では若者層が「タイパ」「OMO体験」を、中高年は「コスパ」「決済体験」を重視していることがわかった。

    店頭の接客やサービスのデジタル化により、モバイルオーダーやアプリからの来店予約、ネット注文による店頭受け取りなど、オンラインとオフラインをつなぐことでタイムパフォーマンスに価値を感じている若い世代が多い。

    一方、中高年は年代が上がるほどポイントへの価値を感じているほか、セルフレジに対する数値が向上するなど、コストパフォーマンスと決済体験を重視する傾向がうかがえた。

    アイリッジが実施した「店頭お買い物体験に関する調査」(
    買い物体験が変わったデジタル化サービスについて

    店頭での買い物やサービスを利用する際、スマホアプリの利用経験を聞いたところ、72.7%がポイントやクーポン、予約、支払いなどでアプリを利用。年齢・性別の傾向で見ると、特に女性の利用率が高く、全年代で70%を超えている。また、50代を中心に中高年層の利用経験が高く、年齢を問わず店頭でのアプリ利用の浸透がうかがえる。

    アイリッジが実施した「店頭お買い物体験に関する調査」(
    店頭での買い物やサービスの利用におけるアプリ利用経験

    店頭で使ったことがあるスマホアプリの機能について、女性の利用率が50.0%を超えた。特に、「順番待ちの整理券発行」(62.8%)や「来店予約」(60.7%)、「モバイルオーダー」(58.6%)など、店舗で「並ばない」「待たない」ためのサービス利用率が高い。

    「来店スタンプ」(58.8%)や「クーポン」(56.1%)、「現金チャージ」(54.1%)、「電子決済」(52.9%)なども女性の利用率が高かった。

    アイリッジが実施した「店頭お買い物体験に関する調査」(
    店頭で使ったことのあるアプリの機能

    店頭での買い物経験で困ったことについて、「レジ待ちの長さ」が1位。「商品の場所探し」や「品切れ」が続いた。

    「レジ待ちが長い」について、年齢が上がるほど多くなり、60代では男女間で10ポイント近い開きがある。また、レジ待ちへの回答は年齢が上がるほど多くなり、シニア層では若年層の2倍近い回答が集まった。

    アイリッジが実施した「店頭お買い物体験に関する調査」(
    店頭での買い物で経験した「困ったこと」について

    調査概要

    • 調査名:店頭お買い物体験に関するアンケート
    • 調査対象:15歳以上の男女
    • 調査期間:2024年2月13~19日
    • 調査方法:インターネットリサーチ
    • サンプル数:4840人
    松原 沙甫

    【小林製薬の「紅麹」問題】機能性表示食品でなければどうった? 一般メディアの悪意ある制度批判は「冤罪」のワケ | 通販新聞ダイジェスト

    1 year 10ヶ月 ago
    一般メディアが機能性表示食品制度に対して集中して批判。ただ、機能性表示食品制度は、今回の非常時に安全弁として十分に役割を果たしたという。健康食品であれば消費者庁は完全に「打つ手なし」だった可能性も

    「小林事変」の発生から紅麹への風評被害が生じ、食品業界全体に問い合わせや不買の嵐が吹き荒れ、さすがにこれらの問題はマスコミでも報じられ始めた。一方で逆にマスコミがつくりだしているのが「機能性表示食品制度」の冤罪だ。

    届出制である機能性表示食品制度は「安全性」へのグリップが弱く、それが小林事変の主因というのがベースの論調である。平時であればこうした論理性のない主張は笑いものになるのだが、事変の最中の火事場では広く拡散されて、受け入れられてしまうことさえある。そこには機能性表示食品制度を潰す意図が感じられる。

    全容がいまだ明らかではない「小林事変」

    消費者の不安続く要因は?

    小林事変から約3週間。原因は、さまざまに報じられているが可能性に留まり、断定する報道はない。各社及び腰であり、これが消費者不安を長引かせている。しかし、厚生労働省による調査や、報道機関による取材で、この事変の原因は2つに絞られつつある。

    1つ目は小林製薬が製造していた紅麹原料の汚染。端的に言えば「原料がカビていました」ということだ。カビに由来する「プベルル酸」が製品から検出されていることがその証左である。カビたものをつくり、それを売る。論外であろう。

    2つ目は健康被害報告の遅れだ。小林製薬は1月に医療機関から報告を受け、2月の時点では大学病院からの複数報告にエスカレーションしているにも関わらず、原因究明を理由に行政報告を遅滞させた。原因究明の難しさを指摘する向きもあるがそれは甘い。

    消費者から腎疾患がサプリメントの健康被害で報告されるケースは「腎疾患の既往症がない限り、あり得ない。もしあったら一件でも大警報だ。」(大手メーカー)。

    小林製薬の健康被害報告の体制がお粗末であったということだ。

    警察の捜査の可能性も

    もうひとつのポイントを指摘する向きもある。死亡者が出るような大事件であり、このケースは業務上過失致死罪容疑で警察が捜査する可能性がある。そうなれば、小林章浩社長らが、報告を躊躇した責任も問われる。これを避けるため、画策したのではとの指摘だ。これらは厚労省や消費者庁の調査だけでなく、警察の捜査でいずれ白日の下に曝されよう。

    機能性表示食品に飛び火、問われる安全性

    新聞各社が機能性食品制度について言及記事

    一方で事変の影響は、思わぬ形で広がっている。機能性表示食品制度への集中砲火だ。

    「朝日、毎日、東京という左翼メディアだけでなく、読売、産経、日経という中道、右翼紙も機能性表示食品制度の問題点と見直しに言及した。火事場とはいえ驚いた」(先の関係者)。今回の小林事変報道で特徴的なのは、小林製薬の問題や原因究明が、なぜか機能性表示食品の問題へと燃え広がっていることだ。

    ①機能性表示食品が企業の届出制だから、安全性問題が発生②アベノミクスの規制緩和の弊害である③制度を見直し規制を強化せよ――がその論調だ。特に朝日新聞と毎日新聞が発信源である。

    これと歩調をあわせるように立憲民主党もこうした主張を発信して、国会質問を行っている。

    立憲民主党

    機能性表示食品だったことの利点

    事実をねじ曲げた主張である。機能性表示食品制度は、今回の非常時に、安全弁として十分に役割を果たしているのだ。

    そもそも、問題となった「紅麹コレステヘルプ」が機能性表示食品でなければどうであったか。

    機能性表示食品だからこそ、会社、連絡先、製造工場などの基本情報が届けられており、これを改めて、行政側が入手する手間が省けた。基本情報を素早く関係機関で共有も可能だった。そもそも、遅れたとはいえ健康被害報告もガイドラインにそったものだ。

    消費者庁の機能性表示食品一斉点検も制度がワークしている証左だ。3月26日に方針を示し、28日には1700の全事業者に報告を求めている。

    これがいわゆる健康食品であれば、消費者庁は完全に「打つ手なし」だったであろう。安全情報に関しては、機能性表示食品制度は「規制緩和」ではなく「規制強化」だったのだ。

    原料汚染は、機能性表示食品だから起こるものではなく、許可の医薬品やトクホ、一般の食品でも起こりうる。問題は、未然に防ぐ仕組みと問題発生時の素早い体制だ。機能性表示食品への批判は「冤罪」であり、まったく当たらない。

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

    「通販新聞」について

    「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

    このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

    → 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
    通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
    → 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

    通販新聞

    日本トイザらスがベビー用品のデリバリー、東京、大阪、札幌の3店舗でスタート

    1 year 10ヶ月 ago

    日本トイザらスは4月24日から、東京、大阪、札幌の各店舗でベビー用品のデリバリーサービスを開始した。日本トイザらス初のデリバリーサービスとなる。

    フードデリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を運営するWolt Japanのデリバリーサービスを東京都豊島区の「トイザらス・ベビーザらス 池袋サンシャイン店」、大阪市の「トイザらス・ベビーザらス なんばパークス店」、札幌市の「トイザらス・ベビーザらス 札幌店」の3店舗に導入して実現した。

    「Wolt」の専用アプリまたはWebサイトから申し込みを受け付け、受注後約30分で商品を届ける。「ベビーザらス」で扱う、おむつやおしりふき、粉ミルク、ベビーフード、哺乳瓶、ベビーソープなど、ベビー用品約1600アイテムをラインアップした。

    「ベビーザらス」で提供するベビー用品の購買方法として、急なニーズへの対応や時間の有効活用に便利なデリバリーサービスを新たな選択肢として追加。子育て家庭のさまざまな状況やライフスタイルをサポート、子育てを応援していく。

    店舗によって配達受け付け時間や配送料は異る。「池袋サンシャイン店」の受け付け時間は11~19時、配送料は0~1キロメートルが50円、1キロ~2キロメートルが150円、2キロ~3キロメートルは250円、3キロメートル以上は350円(最大4キロメートルまで配送)。サービス料は合計注文金額の10%(最大300円)で、最低注文金額は1000円。

    「なんばパークス店」は、配達受け付け時間が12~19時、配送料は0~1キロメートルが50円、1キロ~2キロメートルが150円、2キロ~3キロメートルは250円、3キロメートル以上は350円(最大4キロメートルまで配送)。サービス料は合計注文金額の10%(最大300円)、最低注文金額は700円。

    「札幌店」は、配達受け付け時間が11~19時、配送料は0~1キロメートルが 49円、1キロ~2キロメートルが149円、2キロ~3キロメートルが249円、3キロメートル以上が349円(最大8キロメートルまで配送)、サービス料は合計注文金額の10%(最大300円)で、最低注文金額は700円。

    「Wolt」は、「ポケットの中のショッピングモール」をコンセプトに、料理宅配に加えて食料品や日用品、化粧品などの小売商品を注文から約30分で届ける「Qコマース(即時配達)」を提供している。

    松原 沙甫

    生成AIをカスタマーサポートに導入で顧客対応時間を5%削減する米家電量販店最大手のBest BuyのAI活用 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    1 year 10ヶ月 ago
    生成AIの活用によってカスタマーサポートの効率化、社内スタッフの負担軽減に取り組むBest Buyの戦略とは

    米家電量販店最大手のBest Buyが、生成AIの活用によってカスタマーサポートの効率化、社内スタッフの負担軽減に取り組んでいます。Best Buyによる生成AIを活用した取り組みの展望と、近年の業績不振による社内体制の転換、今後の見通しについてまとめます。

    生成AIアシスタントがカスタマーサポートをサポート

    米国家電量販店最大手のBest Buy(ベスト・バイ)は4月9日、カスタマーサポートに生成人工知能(AI)を導入すると発表しました。Google Cloud、Accenture(アクセンチュア)と協業し、「よりパーソナライズされた、最高の技術サポート体験」と呼ぶ生成AIを活用したカスタマーサポートを提供します。リリースは2024年夏頃の予定です。

    展開するのは自社ECサイト「BestBuy.com」、アプリ、コールセンター。顧客からの問い合わせに生成AIアシスタントが対応します。

    AIアシスタントの導入で、配送スケジュールの変更、定期購入や会員アカウントの管理など顧客が自らが問題を解決できるようになるとBest Buyは説明しています。

    生成AI活用のイメージ(画像はBest Buyのコーポレートサイトから編集部がキャプチャ)
    生成AI活用のイメージ(画像はBest Buyのコーポレートサイトから編集部がキャプチャ)

    また、Best Buyはカスタマーサービス担当者の負担を減らす目的でも生成AIを活用します。生成AIアシスタントは、顧客からの問い合わせにどのように対応すべきかを、担当者にリアルタイムで推奨。顧客との会話内容を要約し、将来的により良い提案を行うために通話データを利用することもできるそうです。

    Best BuyのCEOであるコリー・バリー氏は2024年2月、投資家に対して次のように説明しました。

    AIの活用によりデータ収集の精度が向上し、また、カスタマーサポート担当者が顧客に対応する平均時間は約5%短縮します。(バリー氏)

    店舗の従業員も生成AIの恩恵を受けられるようです。Best Buyは、店舗従業員がより効率的に店頭の顧客をサポートするため、会社が保有するデータベースや商品の取り扱いガイドに簡単にアクセスできる生成型AIアシスタントの開発に取り組んでいます。また、バリー氏によると、Best Buyはより効率的な商品の配送・設置スケジュールの作成にも生成AIを活用しています。

    Best Buyの自社ECサイト「BestBuy.com」(画像はサイトから編集部がキャプチャ)
    Best Buyの自社ECサイト「BestBuy.com」(画像はサイトから編集部がキャプチャ)

    テクノロジーハブの新設を計画

    これに加え、Best Buyはインドのバンガロールにテクノロジーハブを新設する予定で、生成AIの能力開発にさらに投資します。テクノロジーハブは2024年後半にオープンする見通しです。

    この拠点により、Best Buyは、より効率的に、優秀な人材とスキルへのアクセスを拡大することができます。(バリー氏)

    Best Buyの近年の業績+人材解雇の狙いとは

    レイオフを実施

    Best Buyが自社の技術サポートや修理を担うチーム「Geek Squad(ギーク・スクワッド)」スタッフを解雇すると報じられた数日後、Best BuyはカスタマーサポートのAI導入に関する今回の新戦略を発表した。

    オンライン取材のなかでバリーCEOは、2024年のレイオフ(人材の一時解雇)の計画について言及。「Geek Squad」の修理部門において「さらなる効率化」に注力する方針です。Webメディア『404 Media』の報道によると、Best Buyは4月に「Geek Squad」のスタッフの一部を解雇しました。Best Buyは解雇した従業員の具体的な人数は明らかにしていません。

    この人員削減について、バリー氏は次のように述べています。

    企業のリソースを再配分し、必要な資産をAIやその他の要素に充てんできるようにする目的です。現場の労働リソースのバランスを調整する取り組みの一環とも言えます。数年前の想定よりも販売量が減少する見込みのため、企業運営の一部を適正化する必要があるのです。(バリー氏)

    2024年度の業績見通しは“良くても前年横ばい”

    2023年度第4四半期(2023年11月期-2024年1月期)におけるBest Buyの米国国内の売上高は、前年同期比0.9%減の134億1000万ドルでした。これは、米国国内の売上高が前年比で5.1%減少したことが一因です。商品カテゴリーで見ると、ゲーム関連の売り上げは前年よりも増加したものの、ホームシアター、家電製品、携帯電話、タブレットの引き合いが減少しました。第4四半期による純利益は4億6500万ドルで、前年同期は4億9500万ドルでした。

    2023年度通期(2023年2月-2024年1月期)の米国国内の売上高は、前期比6.3%減の401億ドル。既存店舗の売上高は同7.1%減少しました。営業利益も前期の16億3000万ドルから、2023年度は14億7000万ドルの減益となりました。

    Best Buyは同様の業績見通しが2024年度も続くと予測しています。売上高は413億~426億ドルとなる見通しです。最も売れ行きが落ち込んだ場合、米国国内の売上高は前期比で3.0%減となる見込みです。そうはならなくても、横ばいなら良い方だと予測しています。

    この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

    Digital Commerce 360

    【2024年母の日】ネット通販で買うは43.2%。贈りたいモノの1位は「食品・グルメ」で23.2%、節約志向から「プチ贅沢志向」に

    1 year 10ヶ月 ago

    Groovが実施した母の日のプレゼントに対する意識やトレンド変化の調査によると、購入場所はネット通販を選ぶユーザーが最も多かった。ただ、近年のリアル回帰の流れを受け、実店舗を選ぶユーザーも増加傾向にある。調査期間は2024年3月2~9日で、回答数は974人。

    母の日の贈り物をどこで購入しているかを聞いたところ、最も多い回答は「インターネット通販」(43.2%)。過去の回答結果と比較すると、2022年は51.9%、2023年は49.6%だったため、直近の2年間で8.7ポイント低下している。ネットからリアルへ回帰する動きが影響しているようだ。Groovは、母の日の贈り物をモノで贈るのではなく、食事や旅行といった体験を贈る流れも進んでいると見ている。

    母の日のギフトを購入する場所(2024年調査)
    母の日のギフトを購入する場所(2024年調査)

    購入場所のリアル回帰は、2024年は母の日(5月12日)とゴールデンウィーク(前半:4月27~29日、後半:5月3~6日)が近いことも影響している。ゴールデンウィークの帰省に合わせて、手土産などを母の日の贈り物にする動きが予想されるため。ネット通販ではカーネーションなどの花の配達が「母の日の直前期」に設定されていることが多く、ゴールデンウィークの手土産にすることができない。一方、リアルの店舗では確実に手に入れることができるため、帰省のタイミングに合わせやすいという事情がある。

    母の日のギフトを購入する場所(定点調査)
    母の日のギフトを購入する場所(定点調査)

    母の日の贈り物をどのように探しているか聞いた質問では、「ネット検索で調べて探す」(37.8%)が最多。「実店舗に見に行って探す」(37.2%)「当人に欲しい物を聞く」(11.0%)「ネット通販のレビュー・クチコミを参考にして探す」(4.8%)が続いた。

    母の日のギフトの探し方(2024年調査)
    母の日のギフトの探し方(2024年調査)

    過去の調査結果と比較すると、2024年は「ネット検索で調べて探す」と回答しているユーザーの割合は減少しており、贈り物選びのリアル回帰が読み取れる。

    母の日のギフトの探し方(定点調査)
    母の日のギフトの探し方(定点調査)

    母の日の贈り物にかける予算は、「4000~5000円未満」(19.4%)と答えたユーザーが最も多かった。次いで「2000~3000円未満」(19.2%)「3000~4000円未満(15.1%)」だった。

    母の日のギフトにかけられる予算(2024年調査)
    母の日のギフトにかけられる予算(2024年調査)

    2023年の同調査では「2000~3000円未満」の回答が最も多かったため、予算は前年よりもアップしているようだ。Groovは、物価高の影響を受けて節約志向だったトレンドが一転し、節約疲れによって“プチぜいたく志向”に向かっていると分析している。

    母の日のギフトにかけられる予算(定点調査)
    母の日のギフトにかけられる予算(定点調査)

    母の日に贈りたいものは「食品・グルメ」(23.2%)が最多。「お花・植物」(22.6%)「スイーツ」(17.5%)と回答するユーザーも多い。ギフト商品の多様化が進んでいるため、定番の「お花・植物」だけでなく、ほかの贈り物を選ぶ人が増えている。Groovは過去5年間、母の日の贈り物に関する定点調査を行ってきたが、「お花・植物」が1位でなくなったのは2024年が初めてという。

    母の日に贈りたいもの
    母の日に贈りたいもの

    EC慣れした人による指名買いが増加

    Groovがこれまでに発表した「母の日検索キーワードランキング2024 TOP10」によると、「母の日」や「母の日 プレゼント」での検索流入、サイト内検索が減少し、「母の日 カーネーション」「母の日 ブーケ」「母の日 お花とセット」「母の日 スイーツ」「母の日 和菓子」など、具体的なプレゼントを指定する検索が増えている。

    具体的な商材や商品名を合わせて検索キーワードに入力する場合は、ある程度、購入したい商品が決まり、そのなかから購入したい商品を選別していると予想される。Groovは、コロナ禍でECの利用機会が増えた人がその便利さを知り、母の日の贈り物をネット通販で購入することに抵抗がなくなったことでECでの「買い物慣れ」が進んだと分析している。

    調査概要

    • 調査エリア:全国
    • 調査主体:Groovが運営するメディア「母の日.me」
    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査対象:10代~70代の男女974人
    • 調査期間:2024年3月2~9日
    高野 真維

    フューチャーショップ、SBフレームワークスが提供するEC物流代行サービスとの連携

    1 year 10ヶ月 ago

    フューチャーショップは、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」がSBフレームワークスが提供するEC物流代行サービスと連携したと発表した。「futureshop」「futureshop omni-channel」を利用しているEC事業者は、EC特化の物流代行サービスを少量から短期間で利用できるようになる。

    EC物流代行サービスの主な機能・特長

    フューチャーショップ futureshop SBフレームワークス EC物流代行サービスについて
    SBフレームワークスが提供するEC物流代行サービスについて
    (画像は「futureshop」のサイトからキャプチャ)

    SBフレームワークスが提供するEC物流代行サービスは、物流運用の一括代行のほか、代行業務で見えてきた課題のフィードバックも行う。特徴および機能は次の通り。

    ①初期費用や箱数制限なし。「少量・短期間」にも対応可能

    初期費用無料、出荷量に応じた料金で物流代行サービスを利用できる。出荷前の動作確認、チラシ封入、ギフト梱包、返品商品のリパッケージなどのオプション・メニューも利用可能。

    ②自社ECの受注、出荷、在庫状況をモールなどの他販路と一元管理可能

    SBフレームワークスの物流管理システム「ec-NaviLinks」とOMS(受注管理システム)との連携により、複数のECサイト・ECモールの受注、出荷、在庫状況などを一括管理できる。BtoB、BtoCの物流業務を一括して委託することも可能。

    ③「もの・ことロジ」で実務から見えてきた課題をフィードバックし、最適化につなげる

    オペレーションに潜む無駄を定量的に特定し、ビジネスの効率化を支援するBPO型課題解決サービス「もの・ことロジ」を活用し、物流業務を担うだけでなく、実務を通して見えてくるさまざまなファクトを総合的に分析、無駄の低減につながる提案を行い、収益性の改善に貢献するという。

    フューチャーショップ futureshop SBフレームワークス もの・ことロジ
    SBフレームワークスのサービス「もの・ことロジ」
    (画像は「futureshop」サイトからキャプチャ)
    藤田遥

    リピート購入したくなる同梱物は1位「割引クーポン」、2位は「挨拶状・お礼の手紙」、離反に直結するのは「アンケート」

    1 year 10ヶ月 ago

    ディーエムソリューションズは、月に1回以上ECで買い物をする全国20~60代の男女500人に「同梱物に対する消費者実態調査」を実施した。

    次も商品を買いたくなる同梱物の内容は、1位が「割引クーポン」で56.8%、次が「挨拶状・お礼の手紙」で43.6%、3位は「新商品・関連商品のサンプル」の36.6%だった。

    「割引クーポン」と「新商品・関連商品のサンプル」が顧客にとって直接的なメリットのある同梱物に対し、「挨拶状・お礼の手紙」は情緒的価値のある内容。ディーエムソリューションズは、同梱物の内容次第で既存顧客の開拓に寄与する可能性を秘めているとしている。

    ディーエムソリューションズは、月に1回以上ECで買い物をする全国20~60代の男女500人に「同梱物に対する消費者実態調査」を実施
    「次も買いたい」となった同梱物について

    顧客離反につながる同梱物についても調査。1位は「アンケート」の25.2%、2位は「チラシ・パンフレット」の18.8%、3位は「お客さまの声や口コミのピックアップ」で17.8%。同梱物は開封率がほぼ100%となることから、内容次第では顧客に悪いイメージを与える可能性があるという。

    ディーエムソリューションズは、月に1回以上ECで買い物をする全国20~60代の男女500人に「同梱物に対する消費者実態調査」を実施
    ネガティブな気持ちになった同梱物について

    同梱物を通じて企業や商品のイメージが変わった経験があるかを聞いたところ、「ポジティブなイメージに変わった」が25.3%、「どちらかというとポジティブなイメージに変わった」が37.3%で、合計62.6%が「ポジティブなイメージ変わった」と回答。一方、「ネガティブなイメージになった」との回答は6.8%だった。

    同梱物は低リスクで既存顧客に対してポジティブなイメージを持ってもらえる施策と言える。回答者の30.5%は「変わった経験はない」と答えており、同梱物の内容次第でポジティブなイメージに転化できる可能性がある。

    ディーエムソリューションズは、月に1回以上ECで買い物をする全国20~60代の男女500人に「同梱物に対する消費者実態調査」を実施
    同梱物を通じた企業や商品へのイメージ変化の経験について

    これまで受け取ったことのある同梱物を聞いたところ、最も多かったのは「挨拶状・お礼の手紙」で77.5%。「チラシ・パンフレット」が62.2%、「商品・サービスの使い方に関する解説書」が49.8%で続いた。

    なお、「ECで買い物をした際、同梱物が入っていたか」の質問では、49.8%が「同梱物を経験したことがある」と回答。ECを比較的多く利用している消費者にとって、2人に1人が何らかの同梱物を経験している。ちなみに、「経験したことがない」との回答は40.4%、「わからない」は9.8%だった。

    ディーエムソリューションズは、月に1回以上ECで買い物をする全国20~60代の男女500人に「同梱物に対する消費者実態調査」を実施
    同梱物の経験について

    調査概要

    • 調査対象:20~60代の男女、500人
    • 調査条件:EC・通販で月に1回以上買い物をする人
    • 調査対象エリア:全国
    • 調査期間:2024年3月20~31日
    • 調査方法:インターネット調査
    松原 沙甫

    ZETAがアパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」を提供するメイキップと協業を開始

    1 year 10ヶ月 ago

    ZETAは、アパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」を提供するメイキップと協業を開始した。

    「ZETA CXシリーズ」製品で、サイズ情報の自動入力などが可能に

    Z世代はさまざまな情報を収集した上で満足度の高い購買行動を求める傾向にあり、その手段の1つであるECサイトでの「精度の高い商品検索」「レビュー・口コミを中心としたUGCデータの活用」が重要視されつつあるという。

    こうした背景の下、ZETAはECサイトのさらなるCX向上の実現、事業者への貢献をめざし、アパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize」を提供するメイキップと協業を開始した。

    協業により、次のことを実現する。

    • EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」によるマイサイズ検索
    • レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」によるサイズ情報の自動入力
    • レビュー情報の提供により、「unisize」の精度向上

    「ユーザー1人ひとりの体型に適した検索結果の表示」「レビュー投稿時にサイズ情報の自動入力」「サイズレコメンドの精度向上」が可能になることで、CXのさらなる向上をめざすほか、ZETAとメイキップはリテールメディア領域での連携も強化していくという。

    ZETA メイキップ 協業 unisize ZETA CXシリーズ
    メイキップが提供する「unisize」の特徴(画像は「unisize」サイトからキャプチャ)
    ZETA メイキップ 協業 unisize ZETA CXシリーズ
    ZETAが提供する製品「ZETA CXシリーズ」(画像は「ZETA CXシリーズ」サイトからキャプチャ)
    藤田遥

    オンワード樫山がOMO型店舗戦略を加速、全国137店舗へ拡大

    1 year 10ヶ月 ago

    オンワード樫山のリアル店舗とオンラインストアの特徴を融合したOMO型店舗「ONWARD CROSSET SELECT(オンワード・クローゼットセレクト)」が、2021年4月の店舗開設以来、店舗数が約3年間で全国137店舗に拡大した。

    岩手県盛岡市で3月20日に開店した「ONWARD CROSSET SELECT バルクアベニュー・カワトク店」(1階に約340平方メートルのレディスストア、3階に約310平方メートルのメンズストアの2フロアで展開)では1か月間で売上1億円を計上するなど、好調に推移している。

    「ONWARD CROSSET SELECT」は、実店舗とオンラインストアのメリットを融合したオンワード樫山の新業態。会員数約530万人のオンワードメンバーズのデータを活用して各店舗の販売スタッフを中心に商品を選定、ブランドの垣根を超えた売り場作り、商品のほかサービス提供の場を併設しているのを特徴としている。

    公式オンラインストア「ONWARD CROSSET」の商品を取り寄せたり、店舗・購入できる「クリック&トライ」サービスを展開。顧客が愛用していたオンワードの衣料品を預かり、リユース・リサイクルなどで活用する「オンワード・グリーン・キャンペーン」を実施している。

    オンワードメンバーズ会員に実施したアンケートに調査によると、「クリック&トライ」利用者のうち約97%が「また利用したい」と回答。「実物のサイズや素材を確認できること」や「店頭でスタッフに相談できること」が理由としてあがっている。

    「オンワード・グリーン・キャンペーン」はグループの環境経営推進の一環で、自社製品愛用者から、可能な限りリユース・リサイクルすることで、衣料品循環システムの構築をめざす取り組み。2024年2月末時点で累計約150万人の顧客から約782万点の衣料品を回収した。

    顧客から預かった衣料品は、リサイクルしてRPF(固形燃料)に再生、代替エネルギーとして利用。繊維製品の原料となるリサイクル糸を作り毛布や軍手を生産。毛布は日本赤十字社と協力し、国内外の被災地や開発途上国への支援に活用する。軍手は災害支援、森林保全、啓蒙活動などさまざまな目的で販売している。

    松原 沙甫

    物流2024年問題で起きた3つの変化。通販・EC事業者に浸透する「置き配」「安価な配送サービス」「ゆっくり配送」 | 通販新聞ダイジェスト

    1 year 10ヶ月 ago
    物流業界の2024年問題への対応が本格化している。事業会社、物流会社、行政は物流負担の軽減に向けてそれぞれの対策に乗り出している

    4月を迎え、「物流の2024年問題」が現実のものとなった。今月から働き方改革関連法によって自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が制限されることで、輸送力の低下や宅配便などの運賃値上げなどが予想され、配送と切っても切れない通販事業を展開する事業者にとって、物流への対策は間違いなく喫緊の課題となりそうだ。もちろん、“物流の滞り”が与える経済活動への悪影響は甚大であることから座視しているわけではなく、国や行政らも支援を強化して配送事業者、通販事業者らも同問題への対応にすでに注力し始めており、物流に変化の兆しも見え始めている。通販事業者の立場から変化の動きを見ていく。

    置き配の浸透進む

    各社が置き配対応に着手

    「2024年問題」への対策として、真っ先にあげられるのはか“再配達の抑制策”。「一度に配り切れず、さらに再び持ち帰らなければならないこと」が配送員の業務効率を著しく低下させる一因となるためだ。

    この再配達抑制に最も有効とされる対策が受け取り手の在宅・不在にかかわらず、荷物の配送を行える「置き配」。すでにアマゾンが置き配を標準配送とするなどの措置を進めているが、4月以降はさらに配送事業者や仮想モール運営事業者、通販事業者らも消費者に同配送に誘導するような取り組みを進める模様で置き配は浸透していきそうだ。

    ヤマト運輸「宅急便コンパクト」6月開始

    置き配浸透の転機となりそうなのはヤマト運輸が6月10日から「宅急便」と小型の荷物を対象とした「宅急便コンパクト」について受け取り側が受け取り方法として置き配を選択できるようにすることだ。

    無料登録できる会員サービス「クロネコメンバーズ」の会員を対象に、専用サイトから事前に荷物の受け取り方法を選択できるメニューに新たに「置き配」を追加。置き配を選択した会員は玄関前ドアなどの置き配先を選ぶことができ、配達員は指定の場所に荷物を置いた様子を撮影し、当該画像とともに受け取り側へ「お届け完了通知」を送信する流れ。

    「置き配」のイメージ
    「置き配」のイメージ

    ヤマト運輸はこれまでも置き配に対応してきたが、事前に受け取り方法として「置き配」を選択できるのはEC事業者向けの宅配サービス「EAZY」のみで、宅急便や宅急便コンパクトは原則、対面配送で置き配は配達時に受け取り側から指示があった場合のみ対応しており、不在時に置き配を行うことはできなかった。

    「『EAZY』は年間約5億個を取り扱っているが、受け取りに置き配を選ぶお客さまは2023年度で37.3%と2020年度の18.4%と比べると増加しており、置き配のニーズや認知が広がっており、このタイミングで宅急便と宅急便コンパクトでも(事前指定による)置き配に対応した」(ヤマト運輸の久保田亮サービス商品部長)とする。

    宅急便の置き配事前指定は会員専用サービスとはいえ、無料で加入でき、かつすでに5600万人以上が登録していること。また、宅急便と宅急便コンパクトはヤマト運輸が運ぶ全宅配便のおよそ6割を占め、すでに置き配対応中の「EAZY」を含めヤマト運輸の宅配便の大半を多くの人々が「置き配」で受け取ることが可能になるようだ。

    置き配でポイント付与など、顧客の行動変容を促す

    多くのネット販売事業者が出店している仮想モールでも荷物の受け取りを置き配へと促す取り組みが進んでいる。

    LINEヤフーは運営する「ヤフーショッピング」で1月22日から、配送方法の選択の際に置き配を指定した利用者にポイントを付与する取り組みを開始した。

    出店店舗のうち、置き配に対応する配送会社に配送を委託する事業者の店舗で1回で1000円以上の商品を注文する利用者が配送方法指定画面で「置き配」を選択した場合に10円相当のポイント「PayPayポイント」を付与するもの。

    期間限定の取り組みで3月末で終了したが、「置き配選択者へのポイント付与を行う対象店舗数を増やしてユーザーの行動変容を促していきたい」(同社)としており、今後も継続的に同取り組みを実施していく方針とみられる。

    行政も置き配を後押し

    国土交通省は消費者がネット販売などで商品を注文する際に、置き配などを選択した場合にポイントを還元するような取り組みを行うEC事業者らに補助金を付与する支援策を実施。

    東京都も3月28日に2024年問題対策の支援プロジェクト「東京物流ビズ」を打ち出し、空き配バッグの配布支援など再配達抑制のための取り組みや消費者への周知を進めている。

    こうした行政の支援も後押しし認知が一気に広がり、置き配こそ配送方法のスタンダードとなるかもしれない。通販各社は置き配を前提としたサービス設計を考える必要も出てきそうだ。

    低料金の配送サービスが登場

    配送コスト削減、新たなサービス登場

    2024年問題を前に大手配送事業者各社は宅配便の値上げに相次ぎ踏み切っている。人手不足や燃料高騰などは簡単に解決できるものではなく、今後も値上げは続きそう。そうしたなかでビジネスチャンスとばかりに新たな配送サービスが登場配送コストを軽減したい通販事業者からも注目されている。

    メルカリ、CtoCの置き配対応サービスを展開

    たとえば、メルカリがSBS即配サポートと組んで、宅配便100サイズまで送料一律730円でローソンや駅などに設置している非対面発送サービス「スマリボックス」を利用して商品を集荷、置き配で配送を行うメルカリの利用者向け配送サービス「エコメルカリ便」の提供を3月28日から開始した。

    「スマリボックス」を利用した「エコメルカリ便」の利用イメージ
    「スマリボックス」を利用した「エコメルカリ便」の利用イメージ

    まずは東京都(島しょ部除く)・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県で提供する。一律送料のため商品サイズを測ったり、送料を調べたりする手間が必要ないほか、置き配指定受け取りのため、安価な料金を実現したという。

    今後は対応地域とサイズ拡大を予定。自宅から発送できる「置き発送」や梱包の手間を軽減するサービスの提供なども検討する。CtoC向けだが注目すべき配送サービスだろう。

    小型荷物に対応する安価な配送「宅配ミニ」

    中小運送会社で組織して通販商品などの配達を大都市圏などで行うラストワンマイル協同組合は4月から、小型荷物用の配送サービス「宅配ミニ」の提供を開始した。

    既存の宅配便では荷物サイズの下限を縦横高さの長さの合計が60センチとなる「60サイズ」としていたが、「宅配ミニ」では下限を50サイズとして料金も安価にした。「大手配送事業者が展開している小型荷物用配送サービスよりも2割程度安い」(同社)という。

    なお、大手配送事業者が展開する小型荷物用宅配サービスでは専用の箱が必要となるが、「宅配ミニ」では専用箱は不要で箱のほか、袋など50サイズに対応するものであればよく荷主の利便性を高めた。化粧品や健康食品、電子機器などの配送ニーズを想定しているという。

    小型荷物向けの配送サービスは拡大見込む

    大手配送事業者の値上げを受けて、物流費を下げたい通販企業ら荷主と作業負担が比較的軽く、その分料金を安価におさえることが可能となる小型荷物専用配送サービスで新たな荷主を獲得したい配送事業者のニーズが合致していることもあり、物流業界筋によると、小型商品用配送サービスは他の配送事業者らも展開を模索している模様で、続々と新たな配送サービスが登場することになりそう。注視しておく必要がありそうだ。

    消費者によるゆっくり受け取り、拡大傾向

    ZOZO、4月に試験導入

    ZOZOは4月2日から、運営する通販サイト「ゾゾタウン」のユーザーが通常配送よりも余裕のある配送時期を選択した場合にゾゾポイントを受け取ることができる「ゆっくり配送」を試験導入した。

    商品注文時に「注文内容の確認」画面で「ゆっくり配送」を選択した顧客には商品注文日の5日後から10日後までに発送する。通常配送よりも最大で6日長くなるが代わりに、利用者に「ゾゾタウン」での買い物に利用できるゾゾポイントを10ポイント(10円分)付与するもの。試験期間は4月22日まで。

    ZOZOは4月2~22日まで「ゆっくり配送」を試験導入
    ZOZOは4月2~22日まで「ゆっくり配送」を試験導入

    アスクル「おトク指定便」成果あり

    アスクルでも運営する個人向け日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」でセール実施日など対象日に合計3780円以上の商品の購入者に対して、注文画面上で配送日を通常よりも遅めに指定した顧客に10~30円分の「PayPayポイント」を付与する「おトク指定便」を展開している。

    半数以上の顧客に利用され、セール期間などの出荷・配送作業の負荷軽減に成果をあげているという。

    各社モールでも導入進む

    また、LINEヤフーが運営する仮想モール「ヤフーショッピング」では昨年4月から出店者向けの新機能として注文時に商品の配送日を通常よりも遅く指定した顧客にポイントを付与できる機能を導入している。

    仮想モール最大手「楽天市場」でも「急がない便(仮称)」の導入を実現していく予定とする。

    「早く届けること」を至上命題とする風潮があったが物流の作業負担の軽減などを図るためにゆっくり配送を導入する通販事業者は今後、増えていきそう。配送のスピードへの考え方も変わっていきそうだ。

    ※記事内容は紙面掲載時の情報です。
    ※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
    ※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

    「通販新聞」について

    「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

    このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

    → 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
    通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
    → 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

    通販新聞

    商品を選ぶ時に重要視するポイントは? 「コスパ」は90.5%、「見た目」は87.6%【30代女性の意識調査】

    1 year 10ヶ月 ago

    TOKYO WHITEが30代女性を対象に実施した「商品の質と色」に関する消費者意識調査によると、消費者が商品を購入する際、「コストパフォーマンス」「デザインや見た目の美しさ」「耐久性や品質」を重視している傾向があることがわかった。また、商品の生産地にこだわるユーザーは、国産であることに安心感を持っている人が多い。

    調査期間は2024年3月28~29日で、回答人数は1003人。

    重視されやすいのは「コスパ」「見た目」「耐久性」

    商品選びの際、気にする項目について聞いたところ、「気にする」と回答した割合は「コストパフォーマンス」(90.5%)が最多。「デザインや見た目の美しさ」(87.6%)。これに「耐久性や品質」(86.7%)「素材や製造方法」(56.0%)「ブランドのイメージ」(44.6%)「生産地」(36.2%)が続いた。

    商品選びで気にすること、気にしないこと
    商品選びで気にすること、気にしないこと

    「耐久性や品質の高さ」を気にすると回答したユーザーに理由を聞いたところ、「長期間使用するため」(77.1%)を理由にあげた人が最も多かった。次いで「使用感や快適さのため」(48.4%)が続いた。長期間、快適に使用したいために製品の品質を気にする人が多いことがうかがえる。

    「生産地」を気にすると回答したユーザーの理由は、次のような意見があがった。多くが国産の物を購入したいと考えていたり、生産国が商品の品質に影響すると考えている。

    • 生産地が日本のものならより愛着が持てるから
    • 日本製が一番良いと思っている
    • 生産地がどこかで品質に影響することがある
    • 国産だと安全だと感じる

    海外の大量生産品の流入により、日本の工房やメーカーの技術が廃れることについてどう思うかを聞いたところ、「非常に心配している」(16.9%)「ある程度心配している」(52.5%)を合わせると約7割が日本の工房やメーカーの技術衰退に対して懸念を抱いていることがわかった。「あまり心配していない」は22.3%、「心配していない」は8.3%だった。

    耐久性や品質の高さを気にする理由(左)/海外製品の流入による国内企業の技術衰退について思うこと
    耐久性や品質の高さを気にする理由(左)/海外製品の流入による国内企業の技術衰退について思うこと

    なるべく日本製の商品を購入したいと思うかを聞いた質問では、「非常に思う」(21.1%)「ある程度思う」(55.7%)を合わせると、約8割が日本製品を積極的に購入したいという意識を持っている。「あまり思わない」は17.5%、「全く思わない」は5.7%だった。

    なるべく日本製の商品を購入したいと思う理由は、「安心感があるため(イメージが良い)」(59.3%)と回答した人が最も多く、次いで「高品質であるため」(53.7%)「耐久性があるため」(33.8%)と続いた。日本製は安心して使用でき、品質が高く、耐久性がある印象を持たれる傾向にあると見られる。

    「ブランドのイメージ」を気にすると回答したユーザーに理由を聞いたところ、次のような意見があがった。

    • 聞いたことのないブランドは信頼が薄い
    • 知っているブランドの方が安心するというのはある
    • 自分の使っているものも自分を形成する一部だと思うので良いものを使いたいから
    • イメージが悪い企業にお金を落したくないから

    ブランドのイメージも安心感、信頼感につながる傾向にあることがわかった。

    日本製品を購入したいと思うか(左)/日本製品を購入したい理由
    日本製品を購入したいと思うか(左)/日本製品を購入したい理由

    選ばれやすい色は「白」「黒」「グレー」

    日々の生活で取り入れやすいと思う色について聞いた質問では、「白」(78.8%)が最も多く、これに「黒」(70.5%)「グレー」(56.2%)が続いた。

    取り入れやすいと思う色
    取り入れやすいと思う色

    白い商品から受ける印象は「清潔感がある」(76.0%)「シンプルで使いやすい」(65.2%)が上位にあがった。

    白で統一された高品質な日本製品を取り扱うブランドに対する興味は、「ある程度興味がある」(53.7%)人が最多。続いて、「非常に興味がある」(24.0%)「あまり興味がない」(17.2%)「全く興味がない」(5.1%)の結果となった。

    白い商品から受ける印象(左)/白で統一された国内ブランドへの興味
    白い商品から受ける印象(左)/白で統一された国内ブランドへの興味

    調査概要:「商品の質と色」に関する消費者意識調査

    • 調査期間:2024年3月28~29日
    • 調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
    • 調査人数:1003人
    • 調査対象:調査回答時に「30代女性である」と回答したモニター
    • 調査元:TOKYO WHITE
    • モニター提供元:ゼネラルリサーチ
    高野 真維
    確認済み
    29 分 24 秒 ago
    ネットショップ担当者フォーラム フィード を購読

    人気記事トップ10

    人気記事ランキングをもっと見る