ネットショップ担当者フォーラム

小林製薬の「紅麹」健康被害問題、業界への波紋は? 法制化で危ぶまれる「振興」と「規制」のバランス<特別座談会> | 通販新聞ダイジェスト

1 year 10ヶ月 ago
小林製薬の「紅麴」問題によって、機能性表示食品制度に対する見直しが進んでいる。有識者が問題点や今後の懸念などを議論する

小林製薬製造の「紅麹」の健康被害問題を受け、政府は5月31日、機能性表示食品制度の見直しを行う対応策を閣議決定した。健康被害報告やGMP(製造管理基準)による品質管理を義務化する。本紙(※編注:通販新聞)ではこれを踏まえ、連載「小林事変」の特別編として、対応策や業界への影響について、企業や行政・政治、メディア関係者による座談会を行った。

健康被害問題が社会で大きくとりあげられた小林製薬製造の「紅麹コレステヘルプ」
健康被害問題が社会で大きくとりあげられた小林製薬製造の「紅麹コレステヘルプ」
座談会形式で対応策や業界への影響について議論する「健食四人衆」のプロフィール
座談会形式で対応策や業界への影響について議論する「健食四人衆」のプロフィール

「紅麹」健康被害の波紋

小林製薬 紅麹 通販新聞 健康食品 機能性表示食品

――5月31日に機能性表示食品制度の見直しが関係閣僚会議で閣議決定された。ポイントの一つは、健康被害について「医師の診断」があれば保健所に報告することだ。

四郎:当初の大騒ぎからすれば、まあ妥当な線だろう。

太郎:運用次第では、事業者、行政とも負担が大きいものになりそうだ。

――2番目が信頼性の向上含めGMPを要件化する。

太郎:これまでも実態としてGMPは推奨されている。製造サイドの問題で販売に負担はない。ただし、製造コストの値上げ要因にはなる。

次郎:GMP、HACCPは、事後的なチェックに有効だが、今回のような想定外の原料汚染に対応できない。「原料受入れ試験」を強化しても特定の成分の規格値との整合性を確認するだけ。原料汚染を防ぐ決め手にはならない。

――健康被害の蓋然性が高い成分は慎重な確認が必要になる。

太郎:これも運用次第だ。見直しが最小限に落ち着いたのかは見方により違う。

機能性表示食品の業界全体に引火

――行政、政界側の対応はどうだったか。

太郎:はじめのボタンの掛け違いがあった。小林製薬の最初の会見時は大きな騒ぎではなかった。報道の反応も小さかったが、回収先が増えてニュースバリューがあがり、死亡例が出たことで一気に爆発した。

次郎:自見はなこ消費者担当相がその後届出全製品の点検を指示するというメッセージは強いインパクトを与えた。原因不明の段階でアクセルを踏んでしまった

四郎:個社の問題ではなく、機能性表示食品全体にフレームを広げてしまった

消費者担当相の⾃⾒英⼦(じみはなこ)氏
消費者担当相の⾃⾒英⼦(じみはなこ)氏

三郎:永田町は制度の問題ではないと冷静だった。ただ、健康食品業界として政治に現状を伝え、意見を交換する場がなく、ポピュリズムに走った。

――報道が過熱した面もある。

四郎:日本のマスコミの習性として、皆が叩き始めるとスクラムを組む。行政がそうした状況を作ってしまった面はある。抜本的な制度改革となると担当記者も追わないわけにはいかない。一度流れができると止められない。

太郎:もう一つは、史上最長となった安倍政権への怨念がこの形で噴出したという見方もある。

四郎政治家の裏金問題も重なった

太郎:野党、特に立憲民主党は安倍総理に「悪夢のような民主党政権」と言われ批判され続けた。しかし、思わぬ形で逝去され、直接的に批判することはできなくなった。そこで、アベノミクスで安全性を無視して規制緩和した結果、大きな食品危害が起こったというストーリーをつくり出し、それがマスコミ的にはまった

四郎:そもそも機能性表示食品制度は規制緩和ではなく、規制強化。しかし、規制緩和が悪という象徴に使われた

太郎:悪いことは最悪のタイミングで起こる。消費者庁としても食品安全行政を厚生労働省から移管する直前のタイミング。どちらがハンドリングするか仕分けができていないなかで起きた。原因究明は、厚労省が食品衛生法(健康・生活衛生)で仕切る一方、制度を所管する消費者庁も何かしなければならない。本来、この制度のせいじゃないと言わなければいけないが、自見大臣のメッセージ発信にひきずられたのではないか。

四郎:自見大臣は医師会(横倉義武氏)の秘蔵っ子。花を持たせてあげたいということもあったと思う。

三郎:政治イベントに使われた点はある。その意味で国会議員が地元の選挙区の企業の声を聴き、恒常的に議論する場がないのは反省点だ。政権の本旨に沿わないところで意見するのは難しい。議連など恒常的に活動し、意見収集・集約していないと対抗する術はない

――業界サイドの対応はどうか。

次郎:業界団体はほとんど何もしてないし、できていない。ヒアリングに呼ばれた某団体が、延々と自らの事業の宣伝をしたのには呆れた。業界の行く末を左右する検討会に出席した責任感はない。これに意見しない各社の問題もある。団体の機能不全は、この業界の深刻な問題だ。

健康被害の報告強化で懸念される風評被害

――販売事業者に影響のある健康被害の収集・報告強化の影響は。

次郎:下痢などの軽い症状などを含め報告が瞬間風速的に増えることになるだろう。当然、販売数が多い大手ほど件数が増える。

四郎:そうなるとショッキングな数字だけが一人歩きして、マスコミで報じられるケースが多い。風評被害が懸念される。

「紅麹」の健康被害問題は多くのマスコミにとりあげられた
「紅麹」の健康被害問題は多くのマスコミにとりあげられた

三郎:この手の報告の大半は、母数を無視し、さも全てが悪いようになる。

太郎: 件数だけフォーカスされる。正確に言えば「被害の発生」ではなく、「医師が可能性の一つと疑ったもの」の件数だ。

三郎:病気のオンパレードのような人から、ある時サプリ飲んで体調が悪くなりました、と企業に連絡が入ってくる。消費者系の弁護士と組まれると大変だ。

四郎:さらに健康被害を受けた人が記者会見したなどとなると、もう企業はお手上げだろう。法規制、弱者救済などメディア、行政、政治によるフルコースが見える。

次郎:同規模の市場があるOTC(編注:医師の処方せんがなくても販売できる一般用医薬品)でも、毎年かなりの健康被害報告が上がってくる。機能性表示食品は9年で約80件しかない。異なるレベルなのに義務化のシステムを作った。各社保険に加入するする必要もでてくるのではないか。

四郎:ただ、被害者を補償するというのは難しい。食品なのに危ないものとなると、被害を前提にすることになる

太郎:PL法(※編注:製造物責任法)も製造物に起因しないと使えない。もしもの時のお見舞金制度のようなものは検討の余地があるだろう。

 

健康被害は因果関係が不明でも報告義務

――因果関係不明なものも報告を義務づける。

三郎:消費者にとっても不利益だ。実感を得た利用者もいるが被害報告を例に悪い側面のみフォーカスされる。医師の報告を収集するが、臨床の現場もサプリの研究をしなければいけないし、収集する側もバックボーンがないと評価できない。

四郎:逆の側面をみると、機能性表示食品は食品制度のなかで最も安全なものになる。そこをアピールするしかない

次郎医師の診断(診断書)が必要となると、情報提供のハードルも上がり、単なるクレームと仕分けされる面はある。

三郎業界として医師に対する公式の対応は検討していかないといけない。

四郎:医療との結びつきが強くなることは悪いことではない。受け皿となる専門的な組織に判断してもらうことも大事だろう。

医療サイドとの関係構築が鍵

――今後も同様の事件があるかもしれない。対応策は。

四郎消費者庁や厚労省と普段から話し合える関係を築いていくことだろう。公表のタイミングは企業により判断が異なるだろうが、小林製薬は原因究明されるまでしないという判断だった。仮に相談できていれば、被害拡大は防げた

太郎通常は腎障害の報告が続いたら、おかしいと思うはず。偽物などではなく自社の製品であるかに加え、既往歴、製造ロットを確かめる。さらなる情報提供があり、同一製品、同ロットとなれば非常事態だ。

三郎小林製薬が今回の件を大丈夫と思っていたのであれば問題だろう。あまりに緊張感がない。製薬会社は、本来臨床の現場とコネクションがあり、情報も上がってくる。

四郎研究機関を持つ大学病院の医師からきた時点で問題と思わないといけない。街の開業医とは違う。連絡するには相当なエビデンスがある。

――中小企業はどう対応すればよいか。

太郎:健康食品は、消費者の健康を守る製品。しかし、自由に参入でき、詐欺的な手法もある。一定の倫理観、企業姿勢がない会社は市場から追い出すべきだ。中小企業だからできないのではなく、姿勢の問題だ。いざという時に頼れる医師と連携をつくることはいくらでもできる。機能性表示食品制度は、企業による自己責任の制度であり、個社の責任でやる必要がある

三郎:そうした姿勢が見えないと法制化など政治も要請に応えにくい。

社会的認知のためには法制化が必要

――サプリメント法の整備など法制化は見送られた。

太郎:法律ができることで社会の一員として認めてもらい、認識が共有されるために必要だ。法制化により振興と規制のバランスができる現状は通常は放置、問題が起きると規制が強化されるだけだ。今回対象になっている“サプリ形状”というのも何をもって定義しているのわ分からない。諸外国で法制化されている面も考える必要がある。日本は、サプリメントという「モノ」ではなく「表示」という側面から制度設計し、それが今日まで影響している。

次郎法律がなければ、政治や行政に肯定派がいても、「いわゆる健康食品」と言われる変なものがあるという認識が払しょくできない

四郎:新しいことする時は基本法を必ず作る。それがないと解釈次第の裁量になる。

三郎:業法がないと怪しい業界と政治・行政からも思われてしまう。医師・医療界が無謬(※編注:むびゅう。誤りがないこと)で、サプリの会社はビジネスと認識されているが、今の企業はⅩ(旧ツイッター)で発信されるだけで、風評被害となり得る。法律以前にレピュテーションリスクがある

――法制化した場合、『いわゆる健食』の扱いはどうする。

太郎: 取り込むのか排除するのか難しい問題だ。許可制という選択肢もあるが、それで「いわゆる健食」はなくならない。米国は、GMPや被害報告の義務はあるが、企業には、自由な表示という強いメリットがある。日本は届出制で中小企業の利用も進んだが、医者から情報がきたらすぐに報告しないと営業停止になるという新しい規制で、いわゆる健食の世界に戻ってしまう可能性もある

小林製薬は企業体質が事件に起因

――小林製薬の問題点は。

太郎:今回の事件本質は小林製薬の企業体質だろう。約80年使った大阪工場を昨年末に閉鎖し、紅麹は和歌山の梅丹本舗の工場に移設した。異動できない従業員もいたはずで、現場でモラルハザードが起こった可能性もある。2016年の買収後、約8年運用していた工場で、閉鎖が決まったこの1年で急にロット汚染が頻発したのは不可思議だ。

四郎:実際、工場閉鎖や縮小するタイミングは、不祥事が多い。マルハニチロの農薬混入事件(2013年)と同じだ。人員整理が背景にあり事故が起きた。工場の従業員は最終消費者と距離もあり、目の前の作業と賃金でやっている方もいる。問題の素地はあったのだろう。

太郎:そもそも祖業と主力事業は日用品。食品事業は一部で経験値もない。

――医薬品の販売も行っている。

次郎:公知の漢方薬を販売しているだけだ。子会社の医療機器会社メーカーもデータ改ざんなど不祥事起こして売却した。

四郎:「ナイシトール」のデータ改ざんなど、臨床試験の受託会社もずさんな試験だという意見もある。

――「紅麹」の製造管理の問題点は。

三郎:菌類の生成は高いノウハウが必要になる。カビが発生したというのはまずい。

太郎そのような企業体質で、菌の培養というハイレベルな食品製造をしたから事故が起きたという見方もできる

食品不祥事の一因に労働環境

――昨今、食品業界全体でも食中毒など健康被害問題が多くクローズアップされている。

四郎:根本的には従業員の高齢化の進行がある。昔は、雇用も柔軟で学生時代もアルバイトで働いて、そのまま従業員になる方もいた。今は中途採用で年下の上司に指導されたり、工場長が同い年ということもある。毎日同じ作業をし、それを10年単位で続ける。くだらないことでイジメが起きたりする。とくに食品の工場は人手不足で入れ替わりも激しく、低賃金。現場のモチベーションにも影響しているだろう。

次郎:一方で本社が求めることは厳しくなる一方だ。やることだけが増える。そうしたなかで“工場閉鎖”となればいいかげんな管理になる蓋然性は高い。

三郎:マクロな雇用問題の視点がある。どういう結果を生むか想像できないし、教えてもらえていない。

四郎:大企業がそうした雇用に依存してモノづくりしている。その意味でも、GMPの有無の問題ではない側面もある。

――小林製薬は自主回収公表に2か月を要した。

太郎:これだけの大問題が起きたにも関わらず、当初の記者会見以降、沈黙しているのはおかしい。取引先や行政など要所に説明しているが、業界には一言もない。それもどうかと思う。

四郎:小林製薬の一部には、自分達は被害者という認識もあるようだ。死者が出てしまったことは残念だが、発表の遅れも常識的なスケジュール、対応も間違っていなかったと。

三郎:雪印乳業の時は会社再編になった。サンクションできていないところに社会全体の問題あるかもしれない。

次郎:最初の記者会見直前の木曜夕(3月21日)に消費者庁に電話をかけて金曜日に面談して、同日会見で行政に報告していると発表した。保健所には報告していないため厚労省令(食品衛生法施行規則、2014年通知)に従ってもいない。

太郎:原因がわからない当初の時点で消費者庁、厚労省の大臣が揃って「遺憾」を表明した。それだけ行政対応もまずかったのだろう。

制度を守るための業界対応が問われる

――今後の制度改革を受けて業界はどう対応していくべきか。

三郎:健康被害報告を強化するとしているが、今後も医療現場とのコネクションがない。むしろ反目している。業界はゼロからというよりマイナスからのスタートになる。

四郎:マスコミが騒いでもサプリの企業は医療の世界と距離があり、打つ手がない。行政がさらに制度を見直し、規制強化する布石とも思える。

――過去に厚労省でも「いわゆる健康食品」の健康被害公表が見送られたが、成分名を伏せて公表例はある。

次郎:同じスキームに乗せようとしているのでは。消費者庁に現場を担当する部署はなく、情報収集・判定は厚労省・保健所のラインでやることになると思う。義務化であるため報告しなければ届出撤回になるが、機能性表示食品は被害報告だらけになる。そうなると制度に反対する勢力も“ほら見たことか”となる。

太郎:今回の件で本当に機能性表示食品制度を、自分達の生命線だと考えて、命がけで守ろうという企業が果たしてどれほどいたか。原料メーカーにすべて任せて、お手軽に届出して、自由に広告をしようという企業が増えれば、制度は荒廃する。

今回、思わぬ形でボコボコに叩かれ、可哀想にさえ思える。やはり企業、行政、政治、アカデミアも含め制度を守る「防人」を組織化して、育てねば、持続的な存続は難しい。生鮮食品など、業種が多様で、一枚岩になりにくいが、これを契機にすべきだ。

次郎:本当に制度を命がけで守ろうとしていたのは消費者庁だ。担当者は、国会、マスコミ対応で毎晩泊まり込み。不夜城となっていた。業界は見直しに文句を言う前に、そこをよく考えるべきだろう。

四郎業界側に制度への愛がなかった。こんな制度もういいや、とならないようにしなければならない

三郎:結局、国の制度にビルトインしていることが重要だ。一連托生感もある。

四郎:サプリメントも、法制化を通じて共存共栄システムのなかに入れるかどうかということだろう。

「紅麹」を受けた対応策で義務化進む

小林製薬製造の「紅麹」の健康被害問題を受けた対応策は、機能性表示食品について、健康被害報告、GMP(製造管理基準)を届出事項とすることで義務化する。これにより、食品衛生法の営業禁止・停止、届出製品の撤回など食品表示法の指示・命令を行えるようにする

小林製薬製造の「紅麹」の健康被害問題を受けた各種対応策
小林製薬製造の「紅麹」の健康被害問題を受けた各種対応策

健康被害報告は、食表法に基づく届出ガイドラインで因果関係を含め速やかに報告することを求めている。

ただ、小林製薬が報告に2か月要したことを受け、機能性表示食品は「健康被害が疑われる情報」について、「医師の診断」を前提に「因果関係不明」を含め、消費者庁、自治体(保健所)に情報提供することを、実質的な義務化である届出の遵守事項にする。

提供期限は、重篤度に応じて明確にルールを定める。これにより遵守しない場合に機能性表示食品として販売しないよう指示・命令できるようにする。

食衛法では、食品全般で健康被害と疑われるものについて「医師の診断」があるものを保健所に報告するが、努力義務。省令(食品衛生法施行規則)で義務づけ、違反は、同法に基づく営業禁止・停止を行えるようにする。提供された情報は、厚労省に集約。分析・評価を行い定期的に公表する。

機能性表示食品の自主点検で147件の被害報告

機能性表示食品約7000件の自主点検(医師、薬剤師など医療従事者からの健康被害報告)は、届出ガイドラインで規定する「短期間に特定の製品における症例の集積」にあたる製品はなかった

健康被害報告は、届出者22件の147件。このうち医療従事者によるものは、82件(サプリメント形状は75件)。小林製薬の製品5件を除く77件について、ガイドラインに規定する「健康被害の発生・拡大のおそれ」の観点から専門家が評価した。

「重篤」は4件(否定できない1件、情報不足3件)、「非重篤」は52件(否定できない13件、おそらく否定できる1件、情報不足38件)、「不明」は21件(否定できない7件、情報不足14件)だった。

このうち、因果関係を否定できないと評価された21件も、専門家により、「現時点で健康被害の拡大が懸念される情報は得られていない」と評価された。消費者庁は、因果関係が不明な場合も同庁や保健所に新たな知見などがある場合の報告を求めた(おそらく否定できるを除く)。

安全面は専門家からの意見聴取も視野

制度の信頼を高める措置は、食表法にひもづく府令(食品表示基準)でGMPを要件化する。錠剤・カプセル剤などの食品は、「推奨」から、「届出の遵守事項」にし、自主点検を要請するとともに、必要に応じて立入検査を行う。

安全面は、新規の機能性関与成分について、消費者庁が時間を要すると判断したものは慎重に確認するため、届出資料の提出期限を販売日の120営業日前(通常は60日)と明記する。安全性や機能性について医学や薬学の専門家から意見聴取する仕組みも検討する。

また、届出の表示事項は「トクホと異なり国の評価を受けていない旨」、摂取上の注意事項として、「医薬品等との相互作用」「過剰摂取の注意喚起」を行い表示位置なども見直す。

遵守事項を年1回、自己評価し、消費者庁サイトで公表しない場合、食表法の指示・命令をできるようにする。

サプリメントに関する規制のあり方、許可業種や営業許可施設の基準などを必要に応じて検討する。

「紅麹」めぐる政府対応まとめ

政府は、食衛法上の措置が必要な製品の特定、健康被害の原因究明、機能性表示食品制度のあり方の検討を進めてきた。

「紅麹」事件を機に、健康食品の在り方や健康被害に対する政府による検討が進められた
「紅麹」事件を機に、健康食品の在り方や健康被害に対する政府による検討が進められた

「紅麹コレステヘルプ」など、小林製薬が自主回収する3製品と同原料を使う製品は、回収対象となる製品がないことを確認した。

原因究明は、厚生労働省が実施した。小林製薬製造の「紅麹」に青カビ由来の「プベルル酸」のほか、2成分を確認。工場内の培養段階で青カビが混入し、「プベルル酸」が生成されたと推定した。「プベルル酸」による腎障害も動物試験で確認している。青カビは、「紅麹」を製造していた小林製薬の大阪工場だけでなく、和歌山工場からも検出された。

厚労省は、日本腎臓学会を通じて189の症例も検証(4月末時点)。症例が昨年12月~今年3月に集中し、患者の8割は対象製品の摂取中止で症状が改善する傾向があった。大阪市が確認した2050症例(5月15日時点)も、発症時期は同様の傾向があった。

国は、複数の重篤例、多数の健康被害が短期間に発生するなど緊急性の高い事案、流通形態から広域に渡り、健康被害拡大のおそれがあるもののうち、発生原因、高度な調査が必要と判断したものについて国が対応する。

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コスト増に勝つECサイトになるには? コスト削減の基本方針と戦略+アプローチをわかりやすく解説 | ECビジネスの基礎を学ぶ! 酒の肴になるeハナシ「ネッ担居酒屋」

1 year 10ヶ月 ago
ここはEC担当者が集まる「ネッ担居酒屋」。ECサイトのコスト増に対する値上げ戦略と具体策について解説します。【第4回】

ネットショップ担当者が集まる「ネッ担居酒屋」ののれんをくぐった優柔不断な亮ちゃん。商品の値上げを決意(前回の記事はこちら)し、お店を後にしましたが、その後どうなったのでしょうか?

コスト増に勝つECサイトになるには? コスト削減の基本方針と戦略+アプローチをわかりやすく解説

今日のお客さま:EC通販事業 リーダー 4年目 亮ちゃん

焼き菓子を売る食品製造業のネットショップ担当者。OEM中心だったがコロナ禍でお土産需要が減り、自社ブランドの立ち上げと直販のネットショップを任された。

常連さん:コンサルタント「コアラさん」

経営コンサルタントの国家資格「中小企業診断士」の資格を持ち、全国の企業支援やセミナーに奔走中。仕事での報酬交渉はシビアだが、ここでは日本酒1杯で相談に乗ってくれるお酒好き。

コスト削減というもう1つの道

亮ちゃん亮ちゃん

この前、値上げについて相談したじゃない。改めて1商品あたりのコスト出してみたら、とんでもないことに。サイト運営費、人件費、減価償却費、諸々入れていくと、赤字になる商品がいくつか出てきちゃって……。お客さまが受け入れられる値上げ額もヒアリングしたけど、ちょっとカバーし切れないんだよねぇ。なんて経営層に説明していい。

コアラさん

まぁ、亮ちゃんのECサイトはOEM事業の広告塔みたいなPR側面もあるから、厳密に全社の間接費は配賦しなくてもいいのかもしれないけど、EC事業で黒字を出そうっていう気概がいいじゃない。よかったね、コストを見直す機会になって。

亮ちゃん亮ちゃん

もー、コアラさんは気楽でいいよな。

コアラさん

亮ちゃんがやるべきは、EC事業の筋トレだよ。ぜい肉を落として筋肉質なショップにしよう。コスト削減は、値上げに比べて自社で直接コントロール可能な要素が多いから、値上げよりやりやすい。オープンから4年も経ってたら、ぜい肉だらけなんじゃないのー?

亮ちゃん亮ちゃん

ちょっと、お腹をぷにぷにするのはやめなさい。まぁ、経営層から言われるのはとにかく拡大、拡大だったから、見直したことはなかったな。いったい、どっから着手すればいいんだろう?

コスト削減の基本方針と戦略

コアラさん

今回、コストを洗い出したんだよね? まずはコスト構造を理解しよう。どの部分で最もコストがかかっているのか、そのコストは避けられないものなのか、あるいは最適化の余地があるのか、1つ1つの要素を丁寧に見ていくんだ。「改善のECRS」って知ってる?

亮ちゃん亮ちゃん

また、難しいこと言い出さないでよ。

コアラさん

単に略語だから難しい言葉じゃないよ。Eliminate(排除)、Combine(結合と分離)、Rearrange(入替えと代替)、Simplify(簡素化)の英語の頭文字から取った略語なんだけど、この順番通りに改善を進めると効果が高いとされているんだ。数字の改善は、マーケティングの4P(製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion))を構成する要素を見直して、改善することだよね。それと同じなんだ。アイデア出しの要素もあるから、メンバーを巻き込んで考えてみたらどうかな。

コスト増に勝つECサイトになるには? コスト削減の基本方針と戦略+アプローチをわかりやすく解説
「改善のECRS」について
亮ちゃん亮ちゃん

おお、それはいいかもね。最近、在宅勤務が多くて、あまり議論する機会もなかったしなぁ。いいチームビルディングの機会になりそうだよ。たとえば、排除ってなくすことだから、広告をA社、B社、C社って出してたけど、C社を止めるとかそんな感じ?

入れ替えと代替は、開発業者を見直したり、アナログな作業をデジタル化したりすることかな。簡素化は、在庫管理をシンプルにしたり、送料のテーブルを一律にしたりとか……結構アイデアが出るもんだね。

コアラさん

ぜひメンバーとやってみてよ。あと、方向性を決めるときは、同業他社や業界の標準的なコスト構造と自社のコスト構造を比較すると、どこを改善すべきかあたりがつけやすいよね。上場している会社は財務諸表を公開しているから、小売やECを主力事業にしている会社を見ると参考になると思うよ。

亮ちゃん亮ちゃん

なるほど、それは客観的な指標だし、経営層の納得感も得られそうだね。

コスト志向の価格設定

コアラさん

いくつか出た方策のなかから、優先順位を決めて方針を固めよう。たとえば、「コスト削減額が大きい」「実現可能性が高い」「リスク」「顧客体験への影響」などの評価軸から、点数をつけて比較してもいいかもしれない。大切なのは、コスト削減は社内を巻き込む取り組みだから、客観的に納得感を得られるような意思決定をしたいよね。

亮ちゃん亮ちゃん

うちは高級路線だから、顧客体験への影響は重視しなきゃいけないな。重み付けして評価するかな。

コスト削減の具体策

亮ちゃん亮ちゃん

他にどんなコスト削減案があるんだろう。引き出しを増やしたいんだけど……。

コアラさん

そうだね、中小のネットショップでもできる具体策を考えてみようか。もちろん業界のルールや地域による送料の違い、お客さんの購買行動など、状況はネットショップによってそれぞれだから、亮ちゃんのお店に適しているか考えながら聞いてみてよ。

商品(Product)

コアラさん

たとえば、A商品とB商品をパッケージ商品にすると、単純計算で在庫回転率があがるから在庫に関連したコストの削減につながるね。仕入れ商品でもセット販売することでオリジナル商品になるし、高級感のアップにつながる。そうすれば利益率も伸ばしやすくなるよね。

亮ちゃん亮ちゃん

パッケージ商品を乱発させると、在庫リスクになる可能性もあるね。

コアラさん

そうだね、パッケージの中身、包装は流動的に変更できるようにするなど、ひと工夫しておかないと在庫になる可能性があるね。あと、在庫を減らすには、需要予測を立てて生産部門と共有する、長期滞留在庫をリストアップし販促、思い切って廃棄するといった方法もあるね。

亮ちゃん亮ちゃん

あー、需要予測はやってなかった。去年のデータがあるから早速やってみるわ。

コアラさん

商品の観点から言うと、全商品のコスト構造を見たわけだよね。原価が高コストになっている商品は、廃番にするとか、ラインナップを見直した方がいいかもしれない。商品開発の段階から参画して、原材料の代替案を検討することもできるね。社内でエンドユーザーに接している唯一の部門なんだから、商品開発の担当もお客さまの声を聞きたいんじゃないかな。原材料の代案は高品質が維持される範囲で検討するといいよ。

物流(Place)

コアラさん

物流業務を専門に手がけている会社にアウトソーシングすることで、コスト削減効果につながる可能性がある。また、配送会社との契約を見直す余地もあるよ。配送量に応じた値引き交渉、地域ごとに複数の物流会社を使い分けることで配送の最適化をするといったこともできるね。亮ちゃんのショップの場合はOEM事業の物流ネットワークがあるから、複数の物流倉庫を活用している場合はそのトラックで横持ち配送するなんて工夫ができるかもしれないね。あとは、工場直送。お客さま先に直送して在庫コストを減らすことだけど、亮ちゃんのところはどう?

亮ちゃん亮ちゃん

全商品、専用倉庫に送って在庫を管理しているんだよ。主力商品は毎日ラインを動かしているから可能かも。製造メーカーとしての強みを生かしきれてないね。

価格(Price)

コアラさん

固定客が増えているなら、定期的にお菓子の詰め合わせが届くサブスクリプションはいいかもしれない一定の収益を確保できるし、生産計画も立てやすい。定期的に接点が持てるからロイヤルティにも貢献するよね。コスト面で言うと、ボリュームディスカウントの交渉、複数の仕入先を使うことで、単位あたりの商品コストが下がるよ。亮ちゃんのところの商品は自社製造だけど、商品そのもの以外のコスト、たとえば、サイトの開発、運営に関するサービスを複数年契約にするとか、消耗品や梱包資材をまとめ買いするとか、開発を業務委託から内製に切り替えるとか、できることはあると思う。

亮ちゃん亮ちゃん

業者はずっと見直してなかったなぁ。メンバーから別のサービスを使いたいという提案は時々あがるから、相見積もりを取るところから始めようかな。

販売促進(Promotion)

コアラさん

ECサイトの広告宣伝費は売上高に対して20〜30%を占めるところも少なくないから、ここは見直しがいがあるところだね。亮ちゃんのショップはどう?

亮ちゃん亮ちゃん

そうだね、20%くらいかな。本当は拡大路線を維持したいから、増やしたいところなんだけどね。変にコスト削減をすると、ブランドイメージが下がらないか心配だよ。

コアラさん

そうだね、亮ちゃんのところは高級路線だもんね。まずは販促業務から固めていこう。広告の効果測定と見直しのサイクルは回しているよね。ペルソナやカスタマージャーニーも設定しているかな。お客さまの価値観や日常は変わり続けているから定期的に見直したい。でないと、新しい販促手法に飛びつくばかりで、絞り込みができなくなる

亮ちゃん亮ちゃん

そうなんだよ。コスト削減っていうと、単に広告からSNSとかコンテンツマーケとかお金がかからない方向にシフトしがちだけど、メンバーが疲弊しないようにしてあげたいんだよね。選択と集中の一指標ってことだね。

コアラさん

そうそう。NPS調査でカスタマージャーニーを精査してほしいな。その上で、ブランド価値の維持向上と、コスト削減を両立するための手法としては、固定客が増えているということだから、紹介制度やリピーター向けの特典などに予算を振りわけてもいいと思う。メールマーケティングも個々に合わせた配信をするのが、効率がいいかなぁ。

亮ちゃん亮ちゃん

固定客をファンにして、新しいお客さんを連れてきてもらえるよう頑張らないとね。

コアラさん

その通り。あとはコンテンツマーケティングも広く情報提供するというよりは、亮ちゃんのニッチなユーザーに価値がある情報を提供していこう。健康効果や摂取方法、美味しい食べ方の提案などをブログ、SNS、動画などで共有しようよ。インフルエンサーや専門家の意見を取り入れるとお客さまには一層価値を感じてもらえるかもしれないね。お客さまの声の活用も、コスパがいい施策だと思う。収集する手段としては、NPS調査に組み入れてもいいし、購入した後にメールを送ってもいいし、新商品発売時にプレミアムな試食会を開いて声を集めてもいいと思う。仕組み化していこう。あと、コラボっていうのもブランド価値をあげながらコスト削減できる……。

亮ちゃん亮ちゃん

あー、もう今日はお腹いっぱい!もう、引き出しとしては十分、十分。店長、コアラさんに一杯つけといて!コアラさんの提案も絞り込んで削減してちょうだい。

ICPコンサルティング

Amazonの「プライムデー」、10回目は7/16から48時間で実施

1 year 10ヶ月 ago

アマゾンジャパンは7月16日0時から7月17日23時59分までの48時間、Amazonプライム会員限定のビッグセール「プライムデー」を実施する。「プライムデー」は2015年にスタートし、2024年で10回目。

2024年の「プライムデー」は「たくさんの特別がグッとお得」をテーマとし、さまざまな商品カテゴリーから百万点以上の商品をお得な価格で販売する。

「プライムデー」では気になる商品があれば、「ほしい物リスト」を作成して商品を登録することが可能。「ほしい物リスト」の商品がセールになった際、通知を受け取ることができる。

さらに、プライム会員顧客に適したセール商品についても通知する。これまでの検索や閲覧履歴などから、それぞれの顧客に合った商品がセールになった際、通知を受け取れるように設定できる。

今回の「プライムデー」は日本のほか、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、エジプト、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、サウジアラビア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、トルコ、アラブ首長国連邦、米国、英国、インドの計24か国で実施する。

米国のEC専門紙『Digital Commerce 360』の分析では、9回目となった2023年の「プライムデー」は、世界中の「プライム会員」が「Amazon」で合計約130億ドルの買い物をしたとしている。

松原 沙甫

中小EC実施企業のEC化率は23%。越境ECを実施しているは5割、過去3年間で大幅増加【ペイパル調査】

1 year 10ヶ月 ago

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」によると、、越境ECを実施する国内の中小企業は半数超となり、実施率は過去3年で大幅に増えたことがわかった。

ペイパルは「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」の結果を6月25日に発表。調査は2024年4月にオンラインで実施した。日本国内でEC事業を展開する従業員数4人~299人の中小企業の意思決定者310人が調査対象。調査では中小企業のECと越境ECの取り組み状況について聞き、まとめた。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」

EC化率

中小企業の売上高全体に占めるECの割合は23.4%で、事業全体から見ると1/4にとどまる。ペイパルは「ECはまだまだ成長の余地がある」と指摘している。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
全体の売上に占めるECの比率(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

越境ECの取り組み状況

現在、越境ECに取り組んでいる中小企業は50.6%だった。ペイパルが2021年に行った同様の調査では越境ECの実施率は28%。過去3年で越境ECを行う企業は大幅に増えている。加えて、「現在、越境ECを行っていないが、今後1年間に行う予定がある」と回答した企業は8.1%あった。

越境ECの取り組み開始時期は「パンデミック(コロナ禍)以前から既に越境ECを行っていた」が25.8%でトップ。「パンデミック(コロナ禍)を受け越境ECを開始した」が12.3%、「パンデミック(コロナ禍)とは関係なく、越境ECを開始した」が12.6%だった。

年間売上高別に見ると、1億円未満では越境ECを実施している割合が57.4%で、1億円以上に比べてやや高い傾向にある。

従業員規模別では、9人以下が「現在、越境ECを行っておらず、今後1年間に行う予定もない」と50.8%が回答。10人以上の企業と比べてやや高い傾向にある。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
コロナ禍を受けての越境EC開始は12.6%(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

越境ECに取り組むために踏んできた手段や計画

「言語問題への対応」が29.1%で最多。「オンライン販売に向けた社内デジタル化」(24.2%)、「第三者のオンライン販売プラットフォームとの提携」(22.5%)、「ソーシャルメディア アカウント・ページの開設」(22.5%)と続いた。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
越境ECに取り組む手段や計画(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

越境ECの未計画理由については、トップの回答は「海外の顧客への販売は優先事項ではない」(37.5%)。「人手不足」(22.7%)、「言語の問題」(21.9%)、「物流コストが高い」(19.5%)といった声も多かった。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
未参入の理由(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

越境EC相手先

「中国」が31.2%、「台湾」が28.0%、「韓国」が24.8%だった。「シンガポール」(14.0%)、「ベトナム」(12.7%)、「アメリカ合衆国」(11.5%)、「タイ」(10.8%)、「香港」(10.2%)とアジア圏の国と地域が多くを占めた。

年間売上高別では、1億円~5億円未満では「アメリカ合衆国」が18.6%、「マレーシア」が11.6%と他の売上高に比べてやや高い傾向がる。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
越境ECによる販売相手先国(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

越境ECにおける売れ筋商品

「菓子・食品」が16.6%と最も高かった。、「家電・PC・携帯・カメラ・周辺機器」「ファッション・アクセサリー(衣料品・時計など)」「おもちゃ・雑貨」「BtoB向け商材」「健康用品(食材、サプリメント、機器など)」といった商材が10%台前半で続いた。

ペイパルがこのほど公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
越境ECにおける売れ筋商品(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)
鳥栖 剛

中小企業の半数が「物価高騰」「円安によるコスト増」のあおりを実感。人手不足の課題は3割超【ペイパル調査】

1 year 10ヶ月 ago

ペイパルが公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」によると、国内の約半数の中小企業が過去1年で「物価高騰」「円安による仕入れ価格などのコスト増」のあおりを受けたと実感していることがわかった。また、「人手不足」も35%強の中小企業が課題に感じている。

ペイパルが公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
中小企業の半数に「物価高」「円安によるコスト増」の影響が直撃した

「中小企業によるEコマース活用実態調査」は2024年4月にオンラインで実施。日本国内でEC事業を展開する従業員数4人~299人の中小企業の意思決定者310人を対象とした。

中小企業の現状の実態把握として、円安の影響と過去1年間に影響を受けた「社外の要因」「社内の要因」についてまとめた。

円安による影響

「仕入れ価格、その他コストの増加」(49.0%)が最も高く、次いで「売上高の減少」(13.9%)だった。

年間売上高別では、1億円未満では「仕入れ価格、その他コストの増加」が38.3%と1億円以上に比べて低く、「売上高の減少」「日本人による購買の減少」が19.1%とやや高い傾向にあった。

従業員規模別では、50~99人では「仕入れ価格、その他コストの増加」が58.5%とやや高く、100~299人では42.5%とやや低い傾向が見られた。

ペイパルが公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
円安によるコスト増を約半数が実感(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

外的な影響の面

全体では「物価の高騰」が50.0%と突出して高い。次いで「景気」(34.8%)、「為替レート」(31.0%)と続いた。

年間売上高別では、1億円未満では「物価の高騰」「競合の動向」が1億円以上に比べて低く、「新型コロナウイルス感染症の5類移行」がやや高い傾向にあった。

ペイパルが公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
上位3要因には価格にまつわる影響が並んだ(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

社内的な影響

「人手不足」(35.5%)がトップ。僅差で「価格転嫁」(35.2%)が2位で、「賃上げ」(27.1%)、「新規開拓不足」(21.0%)が続いた。

年間売上高別では、5億円以上で「人手不足」が44.3%と、5億円未満に比べて高かった。1億円未満では「人手不足」「価格転嫁」は低いものの、「借入金の返済」「売掛金の回収不能」といった資金繰り関連の影響が1億円以上に比べてやや高い。

ペイパルが公開した「中小企業によるEコマース活用実態調査2024」
中小企業の35%が人手不足の影響を受けた(画像はペイパルの調査結果資料から編集部がキャプチャ)

ペイパルでは調査結果から中小企業の現状について「新規開拓をしていきたい意向はあっても、資金や人手不足などが影響し、攻めの一手を打ちづらい状況にある」と分析している。

鳥栖 剛

ANAあきんどがふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入

1 year 10ヶ月 ago

ANAあきんどは、ふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入した。

サジェスト表示、ユーザー視点の絞り込みを実装

ANAあきんどが運営する「ANAのふるさと納税」は、寄付額に応じたマイル付与など「寄付先の自治体に実際に足を運んでほしい」という思いを込め地域創生への貢献に取り組んでいる。

ANAあきんど ANAのふるさと納税
ANAあきんどが運営するふるさと納税サイト「ANAのふるさと納税」
(画像は「ANAのふるさと納税」サイトからキャプチャ)

「お礼の品から探す」「旅の返礼品」「ランキング」など、ユーザー視点の絞り込み項目から返礼品を探せるようにすることで、利便性向上につなげる。詳細検索ページでは「地域」「寄付金額」を軸とした絞り込み検索が可能となり、地域や自治体の情報を収集しながら寄付先を探せるようにした。

ANAあきんど ANAのふるさと納税 ZETA SEARCH ユーザー視点の絞り込み検索を実現し、利便性向上につなげる
ユーザー視点の絞り込み検索を実現し、利便性向上につなげる

入力キーワードに関連した商品名やカテゴリをサジェスト表示するだけでなく、地域名や季節のキーワードも候補として表示することで、ユーザーが選ぼうとしていた返礼品以外にも興味を持つ可能性が増え、CX向上が期待できるという。

ANAあきんど ANAのふるさと納税 ZETA SEARCH サイトの特徴に合わせたサジェスト表示でCX向上につなげる
サイトの特徴に合わせたサジェスト表示でCX向上につなげる

「ZETA SEARCH」とは

ECサイト内の検索における「絞り込み」「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したEC商品検索・サイト内検索エンジン。

キーワード入力時のサジェスト機能、もしかして検索、ドリルダウン式の絞り込み、事前に検索結果の該当数を表示するファセットカウントなど、多数の検索機能を有している。

JRE MALL ZETA SEARCH サイト内検索 EC商品検索
「ZETA SEARCH」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
藤田遥

九州地方の通販・EC市場の未来、X運用のコツ+ファンコミュニケーション、Pinterest活用法などが学べるECイベント【6/27開催in福岡】

1 year 10ヶ月 ago
ECに深い知見を持つ有識者や専門家が、事業拡大につながるノウハウを講演するイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2024 in福岡」を6月27日(木)にオフライン(福岡レソラホール)で開催。5講演すべて無料で聴講できます

6月27日(木)に開催する「ネットショップ担当者フォーラム 2024 in福岡」は、Pinterest、わかさ生活、ふくや、シャボン玉本舗、元JADMA、Amazon、これからが登壇。5年ぶりに福岡でオフライン開催します!

「新規客+若年層獲得につながるPinterest活用術」「X運用のコツ+ファンコミュニケーション」「九州地方の通販・EC市場」などのテーマについて、企業の責任者などが講演。5講演すべて無料で聴講できます。

まだお申し込みをしていない方のために、編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。

ネットショップ担当者フォーラム 2024 in福岡

見どころ① PinterestのEC活用~最新のInsight、事例、有効なECでの活用方法~

13:00~13:50 A-1 オープニング基調講演

グローバルで月間アクティブユーザーが5億1800万人を超えるPinterest。Pinterestは「ユーザーの購買意欲を刺激するプラットフォーム」と呼ばれており、日本では5人に3人のPinterestユーザーがショッピングのために利用しています。Pinterest上位の検索のうち、96%がブランドを指定しない非指名検索。Pinterestを通じて、新しいブランドやアイデアを積極的に探しているのがユーザーの特徴と言えます。

Pinterestを通販・ECのビジネスに活用するための方法、最新のインサイトなどをお伝えします。すでに数多くのプラットフォームが存在するなか、Pinterestのポジショニングや活用するメリットに対する理解を深められます。

ピンタレスト・ジャパン合同会社 エンタープライズ事業本部 Lead Client Partner 青山拓哉氏
ピンタレスト・ジャパン合同会社 エンタープライズ事業本部 Lead Client Partner 青山拓哉氏
通信・人材業界を経て、2014年より株式会社サイバーエージェントにて主にECクライアントのマーケティングに携わった後、2018年アマゾンジャパン入社。Amazon Adsのメディアセールスとして幅広い業界を担当し、2022年より現職。

見どころ② 年間累計表示数3億超の「わかさ生活」が語る X(Twitter)運用のコツ+“熱狂的”な企業ファンの作り方

14:50~15:30 A-3 ゼネラルセッション

X (旧Twitter) で既存ユーザー、見込み客とコミュニケーションをとり、成果につなげている「わかさ生活」。「中の人」が運用を始めた頃のフォロワー数は1万未満。現在は13.7万を超えるユーザーがフォロワーとなっています。2023年の年間表示数は3億回超、いいね数はなんと540万回以上。そんなX運用は、商品購入、ブランド形成、パブリシティなどさまざまな効果をもたらしています。

わかさ生活が運用するXの「中の人」が、SNS運用の実例、効果などをお伝えします。

株式会社わかさ生活 広報X(Twitter)担当者
株式会社わかさ生活 広報X(Twitter)担当者

見どころ③ 福岡の老舗企業・専門家が語る九州の通販・EC市場の今とこれから

16:30~17:30 A-5 クロージング講演

デジタル化の波、D2C企業の増加、規制強化など通販・ECを巡る市場環境の変化に、“通販王国”と呼ばれる九州の企業は、現在の市場をどのように捉え、今後の市場環境をどのように見据えているのでしょうか?

通販実施企業として老舗と言われる「ふくや」「シャボン玉石けん」の責任者が登壇。元JADMA(公益社団法人通信販売協会)の柿尾氏をモデレーターに迎え、現在の市場感、そして九州企業として今後の挑戦などについてディスカッションします。

株式会社シャボン玉本舗 石けん推進部兼営業支援部 部長 加藤友和氏
株式会社シャボン玉本舗 石けん推進部兼営業支援部 部長 加藤友和氏
1979年福岡県生まれ。広告会社を経験後、2007年にシャボン玉石けんへ入社。国内・海外営業に従事し、現在、通信販売や工場見学、販売システムなどを統括。「健康な体ときれいな水を守る。」という企業理念のもとに、無添加石けんの普及に努めている。
株式会社ふくや 食材営業部/たべごろ百旬館/サンデリー 集客・PR担当 マネージャー 小原一孝氏
株式会社ふくや 食材営業部/たべごろ百旬館/サンデリー 集客・PR担当 マネージャー 小原一孝氏
大学卒業時に在京ヘアケアメーカー入社。同年宣伝企画部配属となり、前半は4マス媒体中心に各メディアプランニングやCM/GF/タイアップなどの企画制作・進行管理、後期はデジタルコミュニケーションや異業種との協働・コラボレーション創出など一貫して広告・PR畑を歩む。東北大震災の翌年に福岡へ移住。株式会社ふくやにてオフライン&デジタルマーケティング(EC)に従事し現在に至る。
柿尾正之事務所代表、通販研究会(柿尾会)主宰 柿尾正之氏
柿尾正之事務所代表、通販研究会(柿尾会)主宰 柿尾正之氏
1986年、公益社団法人日本通信販売協会(所管:経済産業省)に入局。主に調査、研修業務を担当。主任研究員、主幹研究員を経て、理事・主幹研究員。2016年、退任。同年、合同会社柿尾正之事務所設立。早稲田大学、関西大学、駒澤大学等で講師を務め、現在は社外取締役、企業顧問の他、コンサルティングなどの業務で活動。日本ダイレクトマーケティング学会理事。
ネットショップ担当者フォーラム 2024 in福岡

「ネッ担 Meetup」(懇親会)を開催!

ネットショップ担当者フォーラム 2024 in福岡

セミナー終了後17:45~19:45まで、先着50人限定で、登壇者や参加者と情報交換ができる懇親会を実施します。

セミナーにご参画いただいた講師・外部招聘ゲスト、視聴者、スポンサー企業が集い、Eコマースに関するさまざまな情報交換ができる場です。「半年後どうなる? どうする?」の共通テーマのもとにEC事業者のコミュニティを作り、悩みや課題、アイデアを共有し絆を深めていただきます。皆さまのご参加をお待ちしています!

◇◇◇

次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!

ネットショップ担当者フォーラム編集部

【7/27・28】AWS、楽天、TENTIALなど。デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けオンラインセミナー

1 year 10ヶ月 ago
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Digital Commerce Frontier 2024

デジタルコマース業界のビジネス/テクノロジーの最新トレンド、ソリューション、ノウハウが集結する2日間

「Digital Commerce Frontier 2024」はリテール、BtoB業界のデジタルコマースに関する最新トレンドから、最先端テクノロジー、トピック、事例までを幅広くカバーした、デジタルコマースに携わる経営者・責任者・担当者向けのイベントです。ビジネスの成長に向け役立つ情報が満載のオンラインイベントにぜひ、ご参加ください。

お申し込み特典

「ネットショップ担当者フォーラム年間特集号 2024 春号」PDF版を
本イベントにお申し込みいただいた方にプレゼントします。

ネットショップ担当者フォーラム年間特集号 2024 春号

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら
主催者セッション

7月24日(水)

KA1-1オープニング基調講演
AWSの生成AIで加速するECビジネス
講師
  • アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
  • デジタルサービス技術本部 本部長 兼 スタートアップ技術本部 本部長
  • 塚田 朗弘
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
KB1-1オープニング基調講演
流通業界の最新DX戦略 ~商品マスタ、物流協業、デジタル人材育成など小売業界のスペシャリスト集団「TEAM K.O」が解説~
「TEAM K.O」メンバー
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社
  • 経営戦略本部 経営企画部
  • 部長
  • 北村 智宏
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/ソフトバンク株式会社
  • テクノロジーユニット プロダクト技術本部 兼 法人統括 デジタルトランスフォーメーション本部
  • シニアプロダクトマネージャー
  • 神成 昭宏
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/株式会社ライフコーポレーション
  • 秘書・広報部 兼 サステナビリティ推進部
  • 部長
  • 皆川 剛
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/株式会社成城石井
  • コミュニケーション本部 マーケティング部
  • 次長
  • 畔柳 良馬
KA1-4ゼネラルセッション
購買モーメントを捉えた楽天のリテールメディア展開
講師
  • 楽天グループ株式会社
  • 市場広告部
  • ジェネラルマネージャー
  • 春山 宜輝
KB1-4ゼネラルセッション
Coming soon
KA1-7クロージング講演
中国発EC「SHEIN」、衝撃のサプライチェーンを大解剖!
~驚愕のビジネスモデル、日本企業が知っておきたいこととは?~
講師
  • 有限会社ディマンドワークス
  • 代表
  • 齊藤 孝浩
講師
  • 株式会社スクロール360
  • ソリューション事業セグメント
  • 専務取締役
  • 高山 隆司
KB1-7クロージング講演
Coming soon

7月25日(木)

KA2-1オープニング基調講演
個性・多様性を核としたデータ・AI戦略
〜パルグループの軌跡〜
講師
  • 株式会社パル
  • プロモーション推進部
  • 取締役 専務執行役員
  • 堀田 覚
KB2-1オープニング基調講演
ミレージャパンのECはなぜ成長できた? 事業拡大、ブランド力UPを実現した事例大公開
講師
  • ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社
  • 営業部
  • イーコマース・マネージャー
  • 奥村 武
モデレーター
  • 株式会社インプレス
  • ネットショップ担当者フォーラム編集部
  • 高野 真維
KA2-4ゼネラルセッション
リカバリーウェア「BAKUNE」で急上昇中のTENTIALに学ぶ、事業に活かす生成AI活用術。
~データやCSのAI活用でLTVアップにつながる仕組みとは?~
講師
  • 株式会社TENTIAL
  • テクノロジー本部
  • 本部長・執行役員(CTO)
  • 市来 晟弥
KA2-7クロージング講演
Coming soon

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら

開催概要

イベントタイトル
Digital Commerce Frontier 2024
開催時期
セミナー
:2024年7月24日(水)、25日(木)11:00~17:45
ネッ担 Meetup(リアル懇親会)
:2024年8月1日(木)18:30~20:00(渋谷駅近辺で開催予定)
参加費
セミナー
:無料(事前登録制)
ネッ担 Meetup
:無料(事前登録制 / EC事業者限定先着60名

※セッション登録をされなかった協賛企業からも個別にご連絡を差し上げる場合がございます。ご了承下さい。

配信方法

オンラインLive配信(Vimeo) ※アプリなしでご視聴可能です

主催
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム
参加対象

企業Webサイトの構築、運営業務を行う方
ネットマーケティング、オンラインPR業務を行う方/Eコマースを運営する方
Web戦略を推進する経営トップ、責任者/企業Web担当者をサポートする広告・制作会社の方
事業部門や現場のリーダー、およびそれを支えるDX/IT部門の担当者など

ハッシュタグ#nettan
このページのURLhttps://netshop.impress.co.jp/event/202407
お問い合わせ
株式会社インプレス イベント事務局
受付時間 10:00~18:00(土・日・祝日を除く)

タイムテーブル※講師・講演内容は予告無く変更される場合があります。予めご了承ください。

2024年7月24日(水)
11:00~11:45
KA1-1オープニング基調講演
AWSの生成AIで加速するECビジネス
塚田 朗弘
講師
  • アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
  • デジタルサービス技術本部 本部長 兼 スタートアップ技術本部 本部長
  • 塚田 朗弘
セッション概要

労働人口減少による人材不足、法令改正や回外出時の前提知識の増加、日々の業務における情報探索の負荷増かから派生する情報移管不足など、業界問わず大きな課題となっている昨今。AIの力でどう解決できるのか、Amazonにおける生成AIの活用方法の一例を事例と共にお伝えします。

プロフィール

2011年から生放送系ウェブサービスの開発を経験した後、2013年よりスタートアップ企業にJoin。CTOとしてモバイルアプリ、サーバサイド、AWS上のインフラ管理を担当しつつ、採用やチームマネジメントを行う。2015年よりアマゾンウェブサービスジャパンのソリューションアーキテクトとして、スタートアップやデジタルネイティブ領域、ソフトウェアベンダーや SaaS のお客様に対する技術支援を担当。技術的な得意/興味領域としては、設計原則に則ったプログラミング、ブロックチェーン、サーバレス・モバイル系テクノロジーなど。

内容レベル

その他

参加対象者

DX担当、マーケティング、小売、EC担当者

受講するメリット

業務における生成AIの活用方法のヒントを具体的な事例を知ることができます

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

生成 AI をビジネスに取り入れたいと考えているが、どのように取り入れていいのかわからない事業者様、利用事例などを聞いてみたい事業者

続きを読む
KB1-1オープニング基調講演
流通業界の最新DX戦略 ~商品マスタ、物流協業、デジタル人材育成など小売業界のスペシャリスト集団「TEAM K.O」が解説~
北村 智宏
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社
  • 経営戦略本部 経営企画部
  • 部長
  • 北村 智宏
神成 昭宏
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/ソフトバンク株式会社
  • テクノロジーユニット プロダクト技術本部 兼 法人統括 デジタルトランスフォーメーション本部
  • シニアプロダクトマネージャー
  • 神成 昭宏
皆川 剛
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/株式会社ライフコーポレーション
  • 秘書・広報部 兼 サステナビリティ推進部
  • 部長
  • 皆川 剛
畔柳 良馬
講師
  • 「TEAM K.O」メンバー/株式会社成城石井
  • コミュニケーション本部 マーケティング部
  • 次長
  • 畔柳 良馬
セッション概要

「商品マスタの業界標準化」「物流協業」「デジタル人材の育成」など、リテール・EC業界で注目度の高いトピックスを、小売業界で活躍するスペシャリストが有志で集う「TEAM K.O」からメンバー4人が登壇し、詳しく解説します。講演では、リテール・ECの観点で再現性の高い取り組みを解説。共創・協業によって業界課題を解決するノウハウ、社会課題の解決に向けた新たなチャレンジなどを、具体的な事例を交えてお伝えします。

プロフィール

「TEAM K.O」メンバー/ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社 北村 智宏
1998年 (株)ダイエー入社
2006年 同社 経営企画部
2014年 同社 社長付
2015年 イオン(株)出向 SM事業政策チーム(SM担当付)
2023年 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株) 現職
2020年~RRI(ロボット革命・産業IoT イニシアチブ協議会)
     小売副テクニカルコミッティ長も担当

「TEAM K.O」メンバー/ソフトバンク株式会社 神成 昭宏
通信業界で30年以上にわたり、SE、IT企画、営業企画、新規事業開発、オペレーション設計、サービス開発などのビジネス領域で、変革、事業成長につなげる数多くのプロジェクト・組織マネジメントをリード。
2019年、経済産業省が立ち上げた「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」の小売テクニカルコミッティ・リーダー。流通小売の業界課題をDXで解決する官民連携、社外とのオープンイノベーションを推進中。

「TEAM K.O」メンバー/株式会社ライフコーポレーション 皆川 剛
1995年 ライフコーポレーション入社
1999年 販売促進部
2015年 ネットビジネス部
2017年 営業企画部
2020年 秘書・広報部 兼 サステナビリティ推進部
現在、各協会関連の渉外業務も担当

「TEAM K.O」メンバー/株式会社成城石井 畔柳 良馬
コンサルティングファームのシグマクシスにて主に小売業のデジタル・マーケティング戦略の立案~実行支援に従事。スーパーマーケット業態のオペレーション改善やデジタル化、データマーケティング戦略やインフラ構築の案件を多数経験。2024年から現職。
本取り組みには2023年から参画し、幅広い企業の実態を知る強みを本取り組みに生かすべく邁進中。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

どんな方にもわかりやすく、理解しやすい内容を心がけます

参加対象者

小売業の経営や企画に携わっている方、または企業の垣根を超えた活動に興味がある方

受講するメリット

新しい問題解決の方法や、これからの働き方に関するヒントを得る機会となります

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

「社会課題の解決に取り組みたいが、どうしていいかわからない」「業界全体の課題について、自分がどのように関与していいかわからない」といったニーズや悩みに応えます

続きを読む
12:00~12:40
A1-2講演
リテールメディア広告のビッグウェーブ到来! 〜鍵となるファーストパーティデータ活用〜
山崎 徳之
講師
  • ZETA株式会社
  • 代表取締役社長
  • 山崎 徳之
セッション概要

リテールメディア広告は欧米に続き日本でも大きな収益を上げる企業が増えており、次世代マーケティングの大きな波が到来しつつあります。
検索キーワードや絞り込み項目はリアルタイムのニーズが反映される最強のファーストパーティデータであるため、それらを的確に活用することがユーザーの顧客体験の向上につながります。
今後ますますCXの重要性が増す中で、そうしたファーストパーティデータを活用しユーザーの趣味や趣向に合う商品を広告として掲出できるリテールメディア広告は重要性が増しています。
今回のセミナーでは当社のリテールメディア広告の導入事例を交えつつ、CX向上のためのデータ活用について詳しく解説します。

プロフィール

2006年にZETA株式会社を設立、代表取締役に就任(現任)。
現在はECサイトのマーケティングツール『ZETA CXシリーズ』の開発・提供に取り組んでおり、コマースとCX(カスタマーエクスペリエンス)のリーディングカンパニーとして多数の国内大手サイトの売上に貢献している。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

参加対象者

ブランド、リテールのマーケティング担当者

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13:00~13:40
A1-3講演
Coming soon
大野 皓平
講師
  • Rokt合同会社
  • ビジネス開発
  • ディレクター
  • 大野 皓平
秦 俊輔
講師
  • 楽天グループ株式会社
  • マーケットプレイス事業
    アカウントイノベーションオフィス
  • ヴァイスジェネラルマネージャー
  • 秦 俊輔
プロフィール

Rokt合同会社 大野 皓平
大手広告代理店を経て、位置情報系マーケティングのCinarraにて営業責任者として多くのリテール企業へOMOソリューションを提供。現在、米国に本社を置くeコマーステクノロジー企業Roktにて日本市場のビジネス開発を担当。大手ECサイトのリテールメディア化を推進しており、ノンエンデミック広告(サイト出店者以外の第三者ブランドによる広告)の第一人者として日本市場での啓蒙活動に取り組む。個人情報保護士。

楽天グループ株式会社 秦 俊輔
2009年楽天グループに入社。広告事業配属後、広告代理店担当の営業を担当し2017年には電通との合弁会社である楽天データマーケティングの立ち上げに携わる。
2019年Yahoo!JAPANに入社。PayPay販促ソリューション、東京2020の企画・販売に携わる。
また、ヤフー×指名手配捜査支援プロジェクトで広告電通賞 入賞。
2021年再び楽天グループに戻り、楽天市場とメーカーとの協業でビジネス拡大を図る部署(AIO)の立ち上げ及び、コンサル部門の責任者を務める。

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14:00~14:45
KA1-4ゼネラルセッション
購買モーメントを捉えた楽天のリテールメディア展開
春山 宜輝
講師
  • 楽天グループ株式会社
  • 市場広告部
  • ジェネラルマネージャー
  • 春山 宜輝
セッション概要

楽天市場に出店している店舗はもちろん、ブランド向けにも、購買モーメントを捉えたリテールメディアの活用法を解説します。データの効果的な活用法や、カスタマージャーニーに合わせたマーケティングソリューションを紹介し、売上アップと顧客獲得のための戦略を提供します。

プロフィール

大手SIerでメガバンク・大手証券会社のシステム構築を経て、
2009年に楽天株式会社へ入社。各種プラットフォームの
構築・運営の後、2014年から楽天市場の広告ビジネスの責任者に就任。
現在は、楽天市場を含むコマース系ビジネスの広告事業全般をリード。

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KB1-4ゼネラルセッション
Coming soon
15:00~15:40
B1-5講演
業務効率化・売上拡大を実現した​
BtoB ECサイト構築成功事例​
斉藤 淳
講師
  • 株式会社ecbeing
  • マーケティング営業本部
  • 上席執行役員
  • 斉藤 淳
セッション概要

BtoB ECを活用し様々な課題を解決していきたいという需要は日々高まる中、
抱える課題やビジネススタイルにより、構築する際の考え方や戦略は変わります。
本セミナーでは法人間取引における課題に合わせた構築事例を課題から手段・考え方・効果までご紹介いたします。
業務効率化・売上拡大・新規顧客獲得・営業の効率化などに関心がある方はぜひご視聴ください。

プロフィール

2000年よりECサイト構築プラットフォームecbeingの製品開発、並びにEC事業者への導入・カスタマイズ開発に従事。
プログラマー、SEを経てプロジェクトリーダーとして 100社以上のECサイトの構築を実施。その後、開発部長に就任。
現在、上席執行役員 マーケティング営業本部 副本部長として ecbeing全般のマーケティングやセミナー責任者を務める。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け

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16:00~16:40
B1-6講演
AI時代の顧客体験とは? 利用継続率と客単価を伸ばすBtoB ECサービスの作り方
園田 真悟
講師
  • シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
  • マーケティング部
  • シニアマネージャー
  • 園田 真悟
セッション概要

BtoB向けECサービスの真の課題は、ユーザー数や購入額の伸ばし方ではなく、継続して利用されるサービスの作り方にあります。その点でBtoB EC事業者が参考にすべきは、実はBtoC ECサイトではなく、ショート動画アプリや、サブスク型コンテンツサービスだと言えるでしょう。本セミナーでは、それらのサービスの根幹をなすAIを使ったユーザー体験改善の手法を紹介し、BtoB ECに求められる「次もこのサイトで買いたくなる体験」「目的の商品以外にも目を向ける体験」を、人的コストをかけずに導入するポイントをお伝えします。コンテンツマーケティングに取り組む事業担当者にもおすすめの内容です。

プロフィール

国内システムインテグレーター、ネットワークツールベンダーにてプロダクトマーケティングに従事したのち、2017年シルバーエッグ・テクノロジー株式会社に入社。マーケティング部シニアマネージャーとしてプロモーション業務を統括する。多数の顧客インタビューを通じてデジタルマーケティングの課題を分析し、パーソナライゼーション技術の適切な利用方法を提案している。趣味はプラモデル。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け

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17:00~17:45
KA1-7クロージング講演
中国発EC「SHEIN」、衝撃のサプライチェーンを大解剖!
~驚愕のビジネスモデル、日本企業が知っておきたいこととは?~
齊藤 孝浩
講師
  • 有限会社ディマンドワークス
  • 代表
  • 齊藤 孝浩
高山 隆司
講師
  • 株式会社スクロール360
  • ソリューション事業セグメント
  • 専務取締役
  • 高山 隆司
セッション概要

世界のZ世代から絶大的な支持を受けている中国発EC「SHEIN」。その売上高はユニクロ、H&Mを凌駕し、ZARAに迫る勢いと言われています。3日で3000SKUの新規商品を投入するという驚異のサプライチェーンについて、SHEINのサプライチェーンに詳しい齊藤孝浩氏とカタログ通販歴43年の高山隆司氏が対談形式で解き明かしていくセッション。アパレル関係者を中心に、日本マーケットへに浸透する「SHEIN」対策などを考える企業などは視聴必須です。

プロフィール

有限会社ディマンドワークス 齊藤 孝浩
グローバルな商品調達からローカルのチェーンストアオペレーションまでアパレル業界で豊富な実務経験を持つファッション流通コンサルタント。在庫を活かし利益に換える!在庫マネジメントを切り口に、これまで30以上のストアブランドの業務再構築と人財育成を支援。業界専門家としても活動し、著書に「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」(いずれも日本経済新聞出版社)がある。

株式会社スクロール360 高山 隆司
1981年スクロール入社後、43年にわたり通販の実務を経験。2008年、ネット通販企業をサポートするスクロール360設立に参画。以降、200社を超える通販企業の立ち上げやフルフィルメント受託を統括。著書に「ネット通販は『物流』が決め手」、「EC通販で勝つBPO活用術」、「通販まるごとソリューション」(ダイヤモンド社)がある。

参加対象者

EC事業担当者、アパレルメーカー、アパレル小売店

受講するメリット

アパレルのゲームチェンジャーといわれるSHEIN躍進の成功要因を
数値データをもとに解説していくため、SHEINのKFS(key for success)
が理解できるセッションとなります。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

現在、アパレルビジネスやECビジネスの将来に不安感を持っているご担当者に
聴いていただきたい内容です。未来の流通がどのようになっていくかを示唆する
セッションとなっています。

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KB1-7クロージング講演
Coming soon
2024年7月25日(木)
11:00~11:45
KA2-1オープニング基調講演
個性・多様性を核としたデータ・AI戦略
〜パルグループの軌跡〜
堀田 覚
講師
  • 株式会社パル
  • プロモーション推進部
  • 取締役 専務執行役員
  • 堀田 覚
プロフィール

大学卒業後、大手アパレル企業に入社、婦人服の営業にはじまりVMDやMD、ブランド責任者を経験。 2009年 ハースト婦人画報社に入社。メディアコマースサイト「ELLE SHOP」の立ち上げとMDとマーケティング責任者として事業の成長に注力。2014年 パルに入社。現在は、EC、WEBシステム、プロモーション、SNS、CRM、DBマネジメントなどを管掌。

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KB2-1オープニング基調講演
ミレージャパンのECはなぜ成長できた? 事業拡大、ブランド力UPを実現した事例大公開
奥村 武
講師
  • ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社
  • 営業部
  • イーコマース・マネージャー
  • 奥村 武
高野 真維
モデレーター
  • 株式会社インプレス
  • ネットショップ担当者フォーラム編集部
  • 高野 真維
セッション概要

フランス発祥の本格登山ブランド「ミレー(MILLET)」で広く知られ、アウトドアファンを中心に人気を集めているミレー・マウンテン・グループ。その日本法人は近年直販チャネル強化のため、さまざまな施策を通じてEC事業を拡大させています。講演では、マネジメントから現場の業務まで広く担う、イーコマース・マネージャーの奥村氏が登壇。これまでのEC事業の取り組み、社内体制、ツールを活用した業容拡大のノウハウまで深掘りし、自社の事例をベースにECの知見を解説します。

プロフィール

ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社 奥村 武
2005年、建築資材メーカーの営業としてキャリアをスタート。その後、おもちゃや ビデオゲーム・CD/DVDを取り扱う総合エンタメ企業に転職。2011年、営業部門からの異動がきっかけでECサイトの運営に携わる。2018年、ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンに入社。現在は自社ECサイトと外部ECモールの業務全般、およびチームのマネジメントを担当。

株式会社インプレス 高野 真維
法律書籍の編集者、通販・EC専門紙の記者を経て、2022年秋に「ネットショップ担当者フォーラム」編集部に参加。百貨店、化粧品、サブカルチャーなど、小売・EC業界の幅広い取材を経験。好物は蕎麦と野沢菜。長野県出身。

内容レベル

中規模向け、小規模店舗向け

参加対象者

メーカー・ブランドEC

受講するメリット

成長過程や情報収集、その他各種意思決定のプロセスなどのお話をする予定となります。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

様々あるカートシステムやツール等の選定や導入背景

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12:00~12:40
A2-2講演
Coming soon
13:00~13:40
A2-3講演
Coming soon
江波戸 水紀
講師
  • 株式会社データX
  • Marketing Unit
  • Manager
  • 江波戸 水紀
プロフィール

データX入社後、Field Salesでの営業経験を経て、Marketing業務に従事。タクシー広告を中心としたプロモーション施策の企画設計から、Inside Salesの業務効率化、b→dash アライアンスチームの立ち上げなど幅広く業務を担当し、2023年よりMarketing Unit Managerに就任。

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14:00~14:45
KA2-4ゼネラルセッション
リカバリーウェア「BAKUNE」で急上昇中のTENTIALに学ぶ、事業に活かす生成AI活用術。
~データやCSのAI活用でLTVアップにつながる仕組みとは?~
市来 晟弥
講師
  • 株式会社TENTIAL
  • テクノロジー本部
  • 本部長・執行役員(CTO)
  • 市来 晟弥
セッション概要

「BAKUNE」をはじめとしたコンディショニングアイテムを展開するTENTIALの自社EC事業が伸び続けています。その理由の1つに、生成AIの活用が成功していることがあげられます。たとえば、問い合わせ経由の顧客を捉えた顧客満足度アップ+リピーター化、10万件近くの自社データ分析による、顧客ファーストのECを実現する組織づくりなど。生成AIの活用や効率化に関心のあるEC担当者は必見です。

プロフィール

大学在学中にエンジニア集団の会社を立ち上げ、さまざまな企業の技術部門をサポート。株式会社3ミニッツではリードエンジニアとして創業期からM&Aを経験。
2019年、ウェルネス領域で事業展開をしている株式会社TENTIALに参画。執行役員CTOとして全社を横断しながら自社ECを用いたデータ活用などD2C領域のテクノロジー活用の他、健康データの解析などにも注力している。

内容レベル

中規模向け、小規模店舗向け

参加対象者

自社ECサイトをお持ちの方

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

EC事業における生成AIの活用
エンジニア組織やデータサイエンスの活用

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15:00~15:40
A2-5講演
ECで売上3倍を実現したSNSメソッド
森山 佳亮
講師
  • 株式会社PLAN-B
  • Cast Me!事業部
  • 部長
  • 森山 佳亮
セッション概要

インフルエンサーマーケティングを起点とした統合型施策でEC売上3倍を実現したジュピターショップチャンネルさまの事例をベースに、「明日から使える」ノウハウを解説。これまで当たり前とに行われてきたやり方と一線を画す手法を是非ご覧ください。

プロフィール

2013年PLAN-Bに入社。​WEBデザイナー&ディレクターからキャリアをスタートし、その後プランナーとしてCMやリアルイベントなどマーケティングの企画立案に従事。​クライアント支援のマーケティングを経て、オウンドメディアの立ち上げやアプリの開発を経験、現在はインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「Cast Me!」の部長として、事業を統括。

内容レベル

大規模店舗向け、中規模向け、小規模店舗向け、モール店舗向け、その他

ブランド力を問わない手法のため、企業規模は問いません。
※ただしマーケティング予算が月額10万円~の企業様向け

参加対象者

業種 : 化粧品、アパレル、生活雑貨などのBtoCメーカー様
職種 : EC担当、マーケティング担当、ブランド担当、SNS担当者さま

受講するメリット

フォロワー獲得など、SNSの成果ではなく
「売上に繋がる再現性の高い」施策をご紹介しますので、アクションのイメージが付きやすいことが本講義の特徴です。

こんなニーズや悩みにこたえられる内容です

・SNSを運用しているが売上への成果がわからない
・過去にインフルエンサーマーケティングを行ったが、成果が出なかった
・広告のCPAを下げたいが、PDCAのやり方がわからない、工数が割けない
・モール脱却をしたいが、集客に不安がある

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16:00~16:40
A2-6講演
Coming Soon
井上 純
講師
  • 株式会社visumo
  • 代表取締役社長
  • 井上 純
プロフィール

2012年にECフルフィル支援ベンダーからecbeing社に入社し営業コンサルとして50以上のプロジェクトに参画。
2017年にUGCを活用する新サービスとしてビジュアルマーケティングプラットフォーム“visumo”を立ち上げ、2019年4月に株式会社visumo設立と共に取締役に就任し、事業全体を管掌。2023年4月に同社の代表取締役に就任し、同年に導入社数700社を突破。国内における次世代のビジュアルマーケティングを推進すべく活動中。

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17:00~17:45
KA2-7クロージング講演
Coming soon
2024年8月1日(木)
18:30~20:00
EC事業者限定 先着60名様ネッ担 Meetup Vol.6 (懇親会)
ネッ担 Meetup Vol.6 (懇親会 EC事業者限定 先着60名様(無料)
~ プレゼント抽選会をご用意しています ~

ネッ担MeetupはEC事業者限定とさせていただきます。
編集部でECサイトを確認の上、メールで参加可否をお送りさせていただきます。

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら
スポンサー
プラチナスポンサー
  • アマゾンジャパン合同会社
  • ZETA株式会社
  • 株式会社データX
  • 株式会社visumo
ゴールドスポンサー
  • 株式会社ecbeing
  • シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
  • 株式会社PLAN-B
シルバースポンサー
  • Rokt合同会社

本イベントは国内在住の方向けのイベントです

参加申し込みはこちら
高嶋 巌

「ZOZOCOSME」2024年上半期のアワード発表。ディオールのマキシマイザーなど殿堂入り

1 year 10ヶ月 ago

ZOZOは6月24日、「ZOZOCOSME AWARD 2024 上半期」を発表、「ZOZOCOSME」での販売開始以降、不動の人気を誇るとしてディオールのマキシマイザーと韓国コスメのシカマスクを「殿堂入りコスメ」に選出した。

「ZOZOCOSME AWARDS」は、ZOZOCOSMEでの販売数・お気に入り登録数・閲覧数などのデータから、ZOZO独自の集計方法で人気コスメを選出するアワード。2022年上半期から開始し、半年ごとに発表している。今回で5回目。

「ZOZOCOSME AWARDS 2024 上半期」では、「ZOZOCOSME」の取り扱いショップをラグジュアリー部門、ナチュラル部門、ベーシック部門、韓国コスメ部門の4部門にわけ、それぞれの部門で総合大賞とカテゴリー大賞を選出。さらに、「ZOZOCOSME」で発売以降、不動の人気を誇る殿堂入りコスメを選出した。選出期間は2023年11月1日~2024年5月31日。

殿堂入り(ブランド名/商品名)

  • ディオール/ディオール アディクト リップ マキシマイザー
ディオール/ディオール アディクト リップ マキシマイザー
アイテムレビューでは「必需品」「リピ確定」「色見もパケも天才」といった絶賛が集まっている
  • VT COSMETICS/VT CICAデイリースージングマスク(30枚入り)
VT COSMETICS/VT CICAデイリースージングマスク
アイテムレビューでは「シカマスクといえばこれ」「薄いのに潤う」といった賞賛が並ぶ

ラグジュアリー部門(百貨店出店かつ「ZOZOVILLA」取り扱いブランド)総合大賞

  • ディオール/ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー

ナチュラル部門 総合大賞(ナチュラル・オーガニックコスメのみを取り扱っているブランド)

  • Aesop/アンドラム アロマティック ハンドバーム 75mL

ベーシック部門(バラエティーショップやドラッグストアで取り扱っているブランド) 総合大賞

  • MTG/ReFa HEART BRUSH リファ ハートブラシ

韓国コスメ部門(韓国発祥のブランド) 総合大賞

  • VT COSMETICS/VT リードルショット 100

世代別ベストコスメ大賞(一部)

<20代ベストコスメ大賞>

  • Yves Saint Laurent Beaute/オールアワーズ コンシーラー

<30代ベストコスメ大賞>

  • Celvoke/モイステン リップドロップ 01~04・EX03

<40代ベストコスメ大賞>

  • POLA/ホワイトショット フェイシャルセラム
YSLのコンシーラー、Celvokeのリップ、POLAのフェイシャルセラム
写真左からYSLのコンシーラー、Celvokeのリップ、POLAのフェイシャルセラム

7月8日までキャンペーンも開催。殿堂入りとなったVT COSMETICSの「VT CICAデイリースージングマスク(30枚入り)」の1年分(12箱)を抽選でプレゼントする。アワードの特設ページは8月31日まで公開する。

鳥栖 剛

広告の「No.1」表記は購入動機に影響するが6割、約半数が「よく売れている商品」と感じた【消費者4914人調査】

1 year 10ヶ月 ago

GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AIが実施した広告の「No.1」表記に関する自主調査によると、「No.1」表記があることで約60%のユーザーが購入の動機に影響すると回答した。

内訳は「かなり影響する」が6.5%、「影響する」が16.2%、「やや影響する」が36.0%で、「影響する」と回答した割合は58.7%に達した。「あまり影響しない」は26.4%、「まったく影響しない」は15.0%だった。

GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AIが実施した広告の「No.1」表記に関する自主調査
「No.1」表記による購入動機への影響

「No.1」表記の付いている商品・サービスを見て、どのように感じているのかを聞いてみたところ、「よく売れている商品だと感じる」が41.9%でトップ。「多くの消費者が支持している商品だと感じる」が29.6%、「優れた商品なんだと感じる」が18.8%で続いた。

一方、「誇大広告と感じる」が17.5%、「胡散臭く感じる」は14.9%だった。

GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AIが実施した広告の「No.1」表記に関する自主調査
「No.1」表記について感じること

「No.1」表記が示すデータの根拠を確認することがあるか聞いた。「確認する」は9.9%、「時々確認する」は27.3%で、「ほとんど確認しない」は28.2%、「確認しない」は18.7%だった。46.9%の人が「ほとんど確認しない・確認しない」と回答している。

GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AIが実施した広告の「No.1」表記に関する自主調査
「No.1」表記が示すデータの根拠の確認について

消費者庁の「No.1」広告の摘発を受けている企業へのイメージについては、36.8%が「良いイメージを持たない・あまり良いイメージを持たない」と回答。摘発を受けている企業の商品・サービスの購入意向は、49.6%が「比較検討はするが、大きなメリットがない限り利用しない」、29.5%が「今後購入しないと思う」と答えた。

GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AIが実施した広告の「No.1」表記に関する自主調査
「No.1」広告の摘発を受けている企業へのイメージについて

調査概要

  • 調査テーマ:「No.1表記・広告に関する」実態調査
  • 回答者数:4914人
  • 調査対象:20歳以上の男女
  • 調査期間:2024年5月23~24日
  • 調査方法:オンライン調査
松原 沙甫

システム選定基準は「機能」「コスト」「実績」だけでいいの? 必要な情報と考えるべき内容とは【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

1 year 10ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2024年5月27日~6月21日のニュース

皆さん、ECのシステムやパートナーをどんな基準で選んでいますか? さまざまな選定基準はありますが、一般的には「機能」「コスト」「実績」でしょうか。筆者の場合それらをある程度は見ますが、会社に稟議を通す為の必要なポイントという認識。「パンフレットやホームページには良いことしか書いてない」と悩む方も多いと思いますが、販促なので仕方がありません。「じゃあ、どう選定するのか?」に対して、物流専門家のYouTubeチャンネル「ロジカイギ」でとてもユニークな提案をしています。当たり前のことだけれど言語化されていることに唸りました(笑)

システム選びは機能、コスト、実績だけでなく「自分たちに合うか」「必要なことは何か」も重要

【システム選び方前編】機能、コスト、実績で選んでいませんか?【泥沼にハマらない方法】 | ロジカイギ@物流業界・ロジスティクス・コンサルタントのコア話(YouTube)
https://youtu.be/fz1temM9r3Q?si=8ro9wUSwCFhbhtcV

ある一定レベルまでは自分たちがどういう風にそれを使いこなせるか、もしくはきちっとした型ができているかみたいなことがあるじゃないですか。でも、ここの物流会社よくない!とか、ここ変えたいとか…例えば何社か物流倉庫を選定するみたいになったときに、各倉庫のここが悪いとかあぁだっていうのは…。そもそも自分たちが正しい情報を出せてるのかとか、外注化する上でのルール化みたいなことがちゃんと統制できているのか。(小橋氏)

何かを変える際に「誰が悪い」「あれが使いにくい」といった話を本当によく聞きます。基本的に誰かのせいにしたくなるのが人の心理。

紹介している動画は物流の話がメインですが、ECでいうと受注や制作の外注、受注ソフトやカートを選定する際に、自分たちがしたいこと、これは譲れるけれどこれだけは譲れないこと、今提供しているサービスは本当にお客さまに喜んでもらえているのか、コストに見合ったサービスなのか、などしっかり内部を見る機会にして、客観的に健康診断(外注化する上でのルールの明確化)をしてみることがまず重要です。後は変化を嫌がる組織にどうやって導入するのか。ここは人の部分ですね。

一般的にサービスとかシステム選ぶ時って、機能と、コストと、実績ですみたいな話でさ、3大比較ポイントって当時呼んでたんだけど、これって、まあ当たり前なんだけど、その通りだよねって話なんだけど裏があるなと思っててね…。

僕がシステム会社で機能比較表作ったら僕が有利に作るに決まってるじゃん。そういう目線でちゃんと見た方がいいよ。

月額1万円なのか1万2千円なのかっていう違いってあります?っていう話で。じゃあそれがアルバイトさんとかの人件費とかに換算すると、数時間とかそのへんの話でしょってなったときに、システムってすごく重要なとこなんだから、基盤になるような。で、どこまでそこのコストだけに神経質になるのっていう話はあるのかな

大切なのは実績社数がどれくらいあるかとか、自社に近い事例がちゃんとあるかどうか、みたいなところを中心にするんであって、あまり実績っていうのを鵜呑みにしすぎてもしょうがないっていう感覚かなと思ってるんで。(伊藤氏)

稟議する際に機能、コスト、実績は大事です。自分が最終決裁者ではない場合、特にこの部分は重要かもしれません。ただ、選定者がこの部分だけを見て判断してしまうと、基本的に導入後「使ってない、使えない」というコスト垂れ流しのポンコツシステムができあがります。これもまずは健康診断をした上で、今できること・できないこと(けれどやりたいこと)をしっかり分析した上で、できなくなること、できるようになることをしっかり見極めることが重要ですよね。

筆者は天邪鬼なので実績インタビュー記事はほとんど見ていません(笑)。伊藤さんが話していた「良いことしか言わないから」というのが理由です。それよりも、サービスが自社に合うか合わないか、付け加えるならその会社の理念、そして対応してくれている営業さんを信用できるか、という点を選定する際に考慮しています。

まず自分たちが今何が必要なのか、機能としてだったりとか。コストどれだけあれば別に大丈夫だよねだったりとか。実績だったら、実際見てみないとわからないよねとか、そういうことをちゃんと、決裁者から話してあげることで、そのへんの泥沼にハマらないでできるし。物流とか、実際見に行かないとわからないと思うので、スペックだけをあんまり信用しない方がいいですよ(長井氏)

まずはしっかり自分を知ること。未来に対して何が必要なのか、その会社が自分たちに合っているのかを見極めることが重要です。たとえば「○○社と比べて劣っているところはどこですか? 絞り出してみてください」と聞いてみるとか。

システムを変更する、新しく導入するというのはすぐに変えれば良いというものでもありません。システムは勿論、人やバックアップ体制などもしっかり見比べて、自分の現状と問題点を見極めた上で「じゃあ、ここにベットする」と判断する。今考えうる5年後を見据えて、自社に合ったシステム・会社選びを行うことが重要だと思います。

後編はもう少し選定基準や問題点を具体的に解説しているので、興味があれば是非。

関連動画:【システム選び方後編】アナログの情報収集、試用、導入後四半期ごとに確認すること | ロジカイギ@物流業界・ロジスティクス・コンサルタントのコア話(YouTube)
https://youtu.be/PkcvtB3CIQU?si=hR-PMErTYK_2nYia

要チェック記事

郵便料金が10月に値上げ 封書は84円→110円、レターパックは370円→430円に 「デジタル化で郵便物数は右肩下がり」 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2406/13/news165.html

佐川急便とヤマト運輸の値上げや、「ネコポス」廃止でゆうパケットに注目が集まったことが直近の一大ニュースとなっていましたが、郵便物の値上げまで。今後もまだまだ目が離せない、物流業界で懸念される「2024年問題」。

LINE Payサービス終了に関するお知らせ | LINE Pay
https://line-pay-info.landpress.line.me/payment-info/

Zホールディングスが提供するサービスの1つなので、統合的な意味合いもあるのかも? リリースはされていませんが、代替えは「PayPay」?! 今後の決済サービスの淘汰は自然の流れ?! 今後のキャッシュレスの動きはキャリアなども含めた囲い込みの施策キーにもなるので要注目です。

「Forever 21」の買い物体験向上施策5選。決済後のパーソナライズ提案、アプリ誘導などの改善例 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/12407

まだまだ国産カートやモールでは難易度が高いと思いますが、近い未来やってくる、顧客軸での買い物体験向上の施策。「できないから興味がない」ではなく、知見を貯めて備えておくのも大切ですね。

変形するAI宅配ボックス「スマロビ」提供開始--販売機能も併設、再配達をゼロへ | CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35220238/

未来が近未来になっていよいよ登場。関西では無人餃子販売が数年前に流行りましたが、日本だからスピード感を持って成り立つ無人宅配ボックスももうすぐ?

【2023年RevOpsに関する実態調査】売上規模3,000億以上の企業では4社に1社がマーケティング、セールス、カスタマーサクセスの部門連携による一体的な取り組みを行っていると回答! | バーチャレクス・コンサルティング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000000699.html

マーケティング、セールス、カスタマーの三部門連携は大手だけの話ではありません。むしろ大手の方がしっかり部門連携をしている。本来、小さな会社ほど縦割りを横串で刺すことが容易かも?!

今週の唸った・刺さった・二度見した

安芸高田市議会 令和5年第3回(9月)定例会 会議録 | 安芸高田市
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/77/f0/77f01dc1-1edf-4823-aaf0-0de036fe0d20/aki-takadashi-rei-wa-5nen-dai-3kai-teireikai-kaigiroku-r050913.pdf

議員の多くの方もしかして市長の政策、足引っ張ったら、私が悔しがるとか思ってませんか。思いませんよ。よろしいですか。市長として、市のために仕事をしています。なので、自分の市長として推進している政策・施策が進まなければ、残念だなとは思いますが、それは、市民がかわいそうだなという感想です。

少し前の安芸高田市議会中の石丸市長の発言ですが、個人的には最近ハマった言葉。

会社員時代、「会社に提案したんだけれど、もう何を言っても仕方ないから今後は提案しない」と言っている同僚がいてビックリしたことを思い出しました。その提案は誰の為の提案なのか。人間なので感情はありますが、「会社が良くなるように」と思って出した提案でも、10個出したら9個NG。いろいろな理由があって承認が下りないことはあります。それでも感情的にならず、「会社の未来にとって本当に重要なものなら」と提案し続けたあの頃を思い出しました。

まったく違う切り口にはなりますが、この姿勢の言語化が妙にグイっと自分に刺さったので、今週の名言として紹介しました。

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中林慎太郎

2023年度のふるさと納税、半数超の自治体で寄付額増加。8割弱の自治体が総務省通達で値上げなど実施

1 year 10ヶ月 ago

ふるさと納税支援事業などを手がける一般社団法人自治体DX推進協議会は6月24日に「2023年度ふるさと納税実態調査報告書」の完成を発表、半数超の自治体で寄付額が増加したことを明らかにした。

2023年10月の総務省通達により、ふるさと納税に関する経費を寄付額の5割以下とする基準の厳格化により、8割弱の自治体が返礼品の値上げや取り下げなど対応に追われていたこともわかった。

全国334の自治体を対象にふるさと納税に関する実態調査を実施、結果をまとめた。2023年の寄付額は、53.3%の自治体で増加、28.1%で減少、18.9%が前年同様と回答。寄付額が増加した自治体からは「新規返礼品の開発や魅力的な返礼品の充実により、寄付が増えた」といった声があった。一方、寄付額が減少した自治体は、2023年10月の総務省通達による影響を指摘。「返礼品の価格変更や取り下げを行ったことが影響した」といった声があがった。

ふるさと納税支援事業などを手がける一般社団法人自治体DX推進協議会は6月24日に「2023年度ふるさと納税実態調査報告書」の完成を発表
半数超となる177自治体で寄付額が増加した

総務省通達の影響については、 8割弱の自治体が通達に関してなんらかの対応をしていたことがわかった。56.3%の自治体が返礼品価格を変更、27.5%が返礼品の取り下げを実施した。「事業者の手数料引き下げ」を行った自治体も9.3%あった。一方、「特に何の対応もしていない」は21.0%だった。

ふるさと納税支援事業などを手がける一般社団法人自治体DX推進協議会は6月24日に「2023年度ふるさと納税実態調査報告書」の完成を発表
約2割となる70自治体では総務省通達に関連して「特に何も対応していない」

ポータルサイトの活用状況についても調べた。平均掲載数は約8.36サイトで、60.5%の自治体が2023年に新たなポータルサイトを追加していた。運用方法については、 50%の自治体が事業者に運用を任せており、22.2%が自治体自身で運用している。広告配信では60.5%の自治体が何らかの形で広告配信を実施していると回答した。

関心のある施策では、「新規返礼品開発」が79.3%で最多。「マーケティング/プロモーション強化」(54.8%)、「ポータルサイト拡充(39.5%)」と続いた。寄付獲得に向けた情報発信やチャネル拡大に関心が高いことがわかった。

ふるさと納税支援事業などを手がける一般社団法人自治体DX推進協議会は6月24日に「2023年度ふるさと納税実態調査報告書」の完成を発表
返礼品開発についてが最も高い関心を集めた

報告書では、自治体がふるさと納税について抱える主な課題として「寄付額の伸び悩み」「経費の5割基準への対応」「ポータルサイトの手数料負担」「送料の負担」「魅力的な返礼品の開発」「事務負担の増加」があがっている。

また今後の展望として、

  • ふるさと納税の本来の趣旨に立ち返った制度設計と運用ルールの見直し
  • 過度な返礼品競争の抑制と、地域資源を活かした魅力的な返礼品の開発
  • 事業者の手数料など、自治体の経費負担軽減に向けた取組
  • 自治体間の情報共有と連携の促進、優良事例の横展開
  • ふるさと納税を起点とした、関係人口の拡大や地域課題解決につなげる取組

を制度の健全な発展に向けた方策として提言している。

鳥栖 剛

ヨドバシカメラ、新業態の体験型ビューティストア「Yodobloom(ヨドブルーム)」の公式アプリをリリース

1 year 10ヶ月 ago

ヨドバシカメラは東京・池袋駅東口にオープンした新業態の体験型ビューティストア「Yodobloom(ヨドブルーム)池袋店」の公式アプリを6月21日にリリースした。

“SNSと商品体験を融合した新しいリテールメディアストア”として運営する「Yodobloom池袋店」は、さまざまな商品を専門スタッフのサービスを通じて比較体験できる体験型店舗。店内すべての商品を購入前に比較体験でき、取扱商品は50ブランド・500アイテムを用意している。

ヨドバシカメラは東京・池袋駅東口にオープンした新業態の体験型ビューティストア「Yodobloom(ヨドブルーム)池袋店」の公式アプリを6月21日にリリース
「Yodobloom池袋店」で提供する体験サービス

体験については、アプリからの予約が必要な「スキンケアコース」と「ヘアケアコース」、予約が必要ないメイクアップ体験、肌診断・頭皮診断体験、理美容家電体験、スキンケア体験などがある。

「スキンケアコース」は、エステティシャンが肌診断の結果からカウンセリングを実施し、顧客の肌状態に合わせて美容家電やスキンケアを提案。顧客が選んだ商品を使って本格的なサロンクオリティの体験を提供する。

「ヘアケアコース」は、美容師が頭皮診断の結果からカウンセリングし、顧客の頭皮や髪の状態に合わせて美容家電やシャンプー・トリートメントを推奨。顧客が選んだ商品を使って実際にシャンプーの体験を提供する。シャンプー後は、人気のドライヤーを組み合わせたブロー体験もできる。

「Yodobloom」は、コスメ・美容に特化した体験型美容テーマパーク「Tierland(ティアランド)」を企画・運営するトレンドキャスケットのノウハウを活用したヨドバシカメラの新業態。「Yodobloom池袋店」で利用できる各種体験は美容家電カテゴリ、ヘアケアカテゴリ、コスメカテゴリがある。

松原 沙甫

GMOペパボ、Google広告の「P-MAXキャンペーン」を出稿できるアプリ「かんたん商品広告」の提供を開始

1 year 10ヶ月 ago

GMOペパボは、ECサイト構築サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ(カラーミーショップ)」導入ショップ向けアプリケーションプラットフォーム「カラーミーショップ アプリストア」で、Google広告が提供する「P-MAXキャンペーン」を利用できるアプリ「かんたん商品広告」の提供を開始した。

Googleの広告枠に自動で広告配信、AIで運用が可能に

「P-MAXキャンペーン」は、Google広告が提供する広告キャンペーンの1つ。1つのキャンペーンでGoogleの広告枠(YouTube、ディスプレイ、検索、Discover、Gmail、マップなど)に配信でき、広告枠への配信の一元管理を行える。

また、GoogleのAI(人工知能)や機械学習を用いて、クリエイティブの作成、データ分析、最適化を自動で行う。そのため、広告運用時に細かな調整が不要となり、運用コストを抑えて配信できるという。

GMOペパボ カラーミーショップ アプリストア かんたん商品広告 P-MAXキャンペーン
広告掲載のイメージ

通常、Googleが管理する広告枠に配信するためには、Google広告アカウントや「Google Merchant Center」のアカウント設定などが必要となる。「かんたん商品広告」を利用すると、設定が自動化できるため、手間を省いてGoogleが管理するさまざまな広告にECサイトで販売している商品の広告を掲載できる。

「かんたん商品広告」は1日の平均予算を700円/1000円/2000円/2500円/3000円から選択可能。利用費は従量課金制で、予算の内実際に消化された金額に30%の手数料に消費税を加えた金額が発生する。

期間限定のポイントキャンペーンを実施

アプリリリースを記念したキャンペーンを実施している。キャンペーンの詳細は次の通り。

  • 実施期間:2024年6月24日(月)~7月31日(水)18時00分まで
  • 対象者:期間中に「カラーミーショップ アプリストア」から「かんたん商品広告」を導入し、20日以内に1円以上の広告配信を2か月間継続した事業者
  • プレゼント内容:「カラーミーショップ」利用料金、アプリの利用料金、デザインテンプレートの購入などに使える1万円分のポイント
  • 細則:キャンペーンの適用は1アカウント1回限り。ポイントは2024年10月1日(火)~10月31日(木)の間に付与される
藤田遥

スクロール360が食品EC物流に対応した冷凍冷蔵・定温倉庫を東京と千葉に拡大

1 year 10ヶ月 ago

スクロール360は、食品ECに対応した冷凍冷蔵・定温倉庫を関東エリア(東京都・千葉県)に拡大した。

4温度帯の保管、ピッキング、梱包、出荷、ギフト対応も

北海道の「千歳センター」、静岡県の「東海コールドセンター」に続き、冷凍冷蔵・定温倉庫を東京都江東区の「東京コールドセンター」、千葉県市川市の「千葉コールドセンター」の2か所に設置した。

スクロール360 物流倉庫 東京コールドセンター 千葉コールドセンターのようす
「東京コールドセンター」「千葉コールドセンター」の様子

4温度帯(冷蔵、冷凍、定温、常温)での保管、ピッキング、梱包、出荷といった基本的な工程に加え、ギフト対応、出荷期限管理など食品の取り扱いにおいて重要な工程など、庫内オペレーションも行う。主な特徴は次の通り。

  1. ギフト対応:アソート加工、ラッピング、熨斗がけ(名入れ)、メッセージカードに対応。オリジナル資材の提案も可能
  2. 波動対応:お中元・お歳暮、母の日・父の日、年末年始、バレンタインなど、季節要因による物流波動に対応
  3. 販促物同梱:特定商品へのチラシ同梱、購入回数に応じた同梱内容変更など、購入情報に応じた同梱物制御
  4. 流通加工:ラベル貼り、アセンブリ(組み立て)といった加工業務も可能
  5. 出荷期限管理:商品ごとに入庫日起点、賞味期限起点での出荷期限管理を行える

スクロール360は、厳格な温度管理が求められるワイン、アイス、スイーツ、海産加工物、おせち、レトルト食品などへの対応実績がある。

藤田遥

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?

1 year 10ヶ月 ago

マーケティング支援やコスメ・アパレルのEC事業を展開するライスカレーは6月19日、東証グロース市場へ新規上場した。

ライスカレーは2016年創業。SNSや広告の運用代行、インフルエンサーキャスティング、レビューサイトなど自社メディア運用、データ分析ツール開発などを展開し、企業の集客支援などを手がけてきた。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?
ライスカレーがカバーする集客支援の範囲(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

現在のビジネスモデルは、「コミュニティデータ」のプラットフォーマー。「コミュニティデータ」とは、SNSやECなど特定のテーマでくくられたユーザー群(=コミュニティ)にまつわるデータのことで、コミュニティ内のアクションやリアクションデータを分析・管理。コミュニティごとの①潜在ニーズ把握②トレンドテーマ把握③実需要の事前検証――を可能とするとしている。ライスカレーでは、こうしたコミュニティデータを集め、活用支援をする事業をBtoB、BtoCの2軸で展開している。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?
商品開発なども支援する(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

BtoB分野では、コミュニティデータを活用した大手企業向けのマーケティング支援、ツール提供を手がける。自社開発のコミュニティデータマネジメントツール群として「CCXcloud」を用意しており、SNS分析ツールの「CCXsocial」や中小企業向けSNSコミュニティ集客ツール「アドスタ」などを展開。ツールなどを通じて企業のSNS運用や広告運用といった集客支援、商品開発や生産管理などをサポートする。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?
データ収集や集客など複数のツールも提供(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

BtoC分野では、オーラル美容ブランド「MiiS」とZ世代向けアパレルブランド「RiLi」といったブランドをECなどで展開。2024年3月期におけるブランドごとの平均EC売上高は3億4000万円。BtoC事業で得られたノウハウなどをBtoB領域に還元しシナジー創出を図っている。

東証グロースに新規上場したライスカレーのビジネスモデルとは?
「MiiS」は自社のデータ収集・分析から生まれた(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ライスカレーの2024年3月期の売上高は前期比29.5%増の23億7400万円。営業利益は8700万円(前年同期は1億6600万円の赤字)、経常利益は8900万円(前年同期は1億6600万円の赤字)、当期純利益は1億900万円(前年同期は1億2100万円の赤字)だった。上場による調達資金の使途としては人材採用や広告宣伝、新規事業開発の投資資金に充てるとしている。

鳥栖 剛

三陽商会がリユース品販売を開始。自社製品を「RE:SANYO」ブランドとして再販

1 year 10ヶ月 ago

三陽商会は6月21日、衣料・雑貨のリユース品ブランド「RE:SANYO」の販売を開始すると発表した。3月に始めた回収活動によって集まった自社製品を再販する。

同日からアウトレットを扱う都内・新宿の実店舗を販売店第1号とし、リユース販売を開始。年内にさらに2店舗でもリユース販売を始める。

三陽商会がリユース品販売を開始。自社製品を「RE:SANYO」ブランドとして再販
リユース品は実店舗で販売を行っていく

三陽商会ではサステナブルに関する取り組みの一環として、3月から自社製品の衣料や雑貨の回収活動をスタート。5月末時点で583の売り場で回収を行い、1万点以上を集めた。8月までにはEC・アウトレットを除く全売場での回収活動実施、年間5万点の回収を目標としている。

回収品は、仕分け後、再販可能な商品はクリーニングなどを行い「RE:SANYO」として販売する。三陽商会独自の基準を設け、一定の品質が保たれた「三陽商会認定リユース品」として展開。「RE:SANYO」のブランド名は認定品として商品下げ札などにも使用していく。

なお、再販をしない製品はリサイクルする。羽毛製品については、品質表示のダウン率50%以上の背品は、羽毛リサイクルを促進する団体である一般社団法人Green Down Projectを通じてリサイクルする。その他は、協業先のECOMMITを通じて資源循環につなげる。

三陽商会がリユース品販売を開始。自社製品を「RE:SANYO」ブランドとして再販
回収品は仕分けを行い再販しない製品もリサイクルする

「RE:SANYO」の販売店第1号となるのは、都内・新宿区の既存店舗「サンヨーG&Bアウトレット落合店」。1階部分をリユース売り場とする。店内什器もリユース什器を採用し、環境に配慮した内装とした。

リユース什器のうち、木材を使用した什器は間伐材が使用されたものを、そのほか、卵殻を原料に用いたトルソーや紙製ハンガー、再生素材のカーペットを内容の一部に採用した。店内では同社のリユース事業についての説明パネルの展示や、衣料回収ボックスを設置しリユース事業や回収活動の訴求も行う。

三陽商会がリユース品販売を開始。自社製品を「RE:SANYO」ブランドとして再販
リユース販売実施店舗では取り組みのパネル展示なども行う
鳥栖 剛

なぜ第三次越境ECブーム到来と言われているのか? アフターコロナ下の訪日外客の傾向や市場規模の推移などを解説 | 越境EC 3.0

1 year 10ヶ月 ago
コロナ禍を経てインバウンドが復活した現在、越境ECはどのような状況なのか、データを交えて解説します

コロナ禍で活発化した越境EC市場。その後、世界の状況も大きく変わり、現在はアフターコロナ・ウィズコロナの状況下でインバウンドによる人流が復活しています。今回からは、インバウンド復活後の越境ECの展望について解説します。

越境ECがインバウンド消費の受け皿に

コロナ禍を機に、越境EC市場は大きく拡大しました。次のグラフは、コロナ禍当初の訪日観光客数とインバウンド消費の落ち込みを示したものです。人流の消失により、日本における2020年1月~3月の外国人観光客の旅行消費額は前年同月比で41.6%も減少しました。

越境EC インバウンド消費 コロナ禍渡欧書の訪日観光客とインバウンド消費の落ち込み BEENOS
コロナ禍当初の訪日観光客数とインバウンド消費の落ち込み

この減少したインバウンド消費の受け皿になったのが「越境EC」でした。観光庁が実施したアンケート調査によると、コロナ禍で消失したインバウンド消費はオンラインに移り、訪日外客の中心だった中国は36.0%、台湾でも21.0%がオンラインに移行しています。

越境EC インバウンド消費 オンラインへの移行 BEENOS
インバウンド消費がオンラインに移項

第三次越境ECブームでは、欧米・ASEAN諸国での消費活発化

こうした環境・市場の変化により、越境ECに取り組む企業数も大きく増加しました。コロナ禍以降の越境EC市場の動きを、BEENOSは第三次越境ECブームの到来と位置付けました。

2008年頃からの第一次越境ECブームではEC企業が中国市場獲得を狙い、現地ECモールへの出店が活発化。2014年頃の第二次越境ECブームは、為替が円安に振れたこと、インバウンドの増加により中華圏の観光客の「爆買い」に注目が集まり、その旺盛な消費意欲の取り込みを狙った動きが中心でした。どちらも中華圏を中心とした盛り上がりだったことが共通しています。

一方、第三次越境ECブームは世界的なEC需要の増加が背景にあり、中国だけではなく欧米・ASEAN諸国からの消費も活発化していることが、これまでとの越境ECブームとの大きな違いです。

人流復活後の越境EC市場動向は?

コロナ禍直後、2020年の越境EC消費動向をBEENOSでは「日本ロス消費」と定義しました。「日本ロス消費」における越境ECは、消失したインバウンド消費の取り込みという役割、訪日できないことによって途絶えた人流に対し「忘れられない関係性作り」という側面がありました。この連載でも、その関係性作りの施策の1つとしてオンラインツアーにおける越境の活用事例を紹介しています。

インバウンド消費のオンライン化という海外消費者の動き、これまで越境ECに消極的だった日本企業がその消費の取り込みと、海外消費者とのタッチポイント創出のために越境ECに参入もしくは力を入れ、国内の越境EC市場が拡大しました。

BEENOSが提供する越境ECサービス「Buyee(バイイー)」の流通総額も大きく伸長。2019年10月~2020年9月期の流通総額は、2018年10月~2019年9月期と比較すると48.7%増と過去最高を更新しました。

一方で2024年現在、訪日外客数はコロナ前に迫る勢いで回復、2023年10月には初めてコロナ前を上回る訪日外客数を記録しています。

越境EC インバウンド消費 訪日外客数の推移 BEENOS
訪日外客数の推移。2023年10月、入国制限解除後に初めてコロナ前を上回った

アフターコロナも越境EC市場規模は伸長

越境ECへの注目が高まった2020年当時、その活況に対し「人流復活後は、越境ECの流通も減少するのではないか?」という質問が数多くあがりました。

こうした質問に対し、私は「多少の影響は考えられるが、人流復活後もすべての人が簡単に訪日できるわけではなく、一度訪日したらその次の訪日は数年後という人も多い。越境ECによる購買を一度経験すれば、それが生活のなかで便利なサービスとして認識、定着していくはずなので市場が縮小することはないはずだ」と回答してきました。

次のグラフは、経済産業省「電子商取引市場調査」による越境EC市場規模と、「Buyee」の流通総額推移を合わせたものです。オレンジが日米中間の越境EC市場推計(左軸)、ブルーが四半期ごとの「Buyee」の流通総額推移(右軸)を示しています。

越境EC インバウンド消費 越境EC市場規模とBuyeeの流通総額推移 BEENOS
越境ECの市場規模と「Buyee」流通総額の推移

越境ECの市場規模は日米中間のみの数字ですが、コロナ禍以降も継続して伸長。また「Buyee」の流通総額も過去最高を更新し続けています。

越境EC利用ユーザー層が拡大

2023年にBEENOSが発表した「越境ECランキング」では、流通拡大だけでなく、日本発の越境ECを利用するユーザー層の拡大も示しました。2020年時点では30代前後の男性が購買の中心ユーザーでしたが、2023年には20代~40代まで大きく広がり、女性ユーザーも増加しています。

日本発の越境ECで商品を購入する消費行動が、特定層から幅広い層に拡大していることがわかります。これは、コロナ前の質問に対する予想が当たっていたことを示す結果になったと考えています。

越境EC インバウンド消費 越境EC利用ユーザー層の拡大 BEENOS
越境EC利用ユーザー層が拡大

インバウンド復活が、越境ECにプラスの影響を与える

ここまで、コロナ禍の越境EC市場動向を振り返り、コロナ後の越境EC市場について解説しました。

人流復活後も越境EC市場は成長を続け、利用ユーザーの裾野も広がっています。インバウンドの復活は越境ECにどのような影響を与えるのでしょうか? 私は、インバウンドの復活が越境ECにプラスの影響を与えると考えています。

訪日外客数は、コロナ前と同じような形で復活しているわけではありません。インバウンドの文脈において注目度の高い中国からの訪日外客数はコロナ前の水準には戻っていないものの、それ以外の国や地域からは過去最高の人数を記録しています。

2024年2月には、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、中東地域からの訪日外客数が、2月として過去最高記録を達成。台湾、ベトナムについては単月過去最高を更新しています。(参考:日本政府観光局の報道発表資料

円安の影響で訪日しやすい環境が続いていることを背景に、それだけ多くの国の人が、直接的に日本の文化や商品などに触れる機会が増大しているということでもあります。

帰国後の「欲しい」「買いたい」に応える

コロナ禍の越境ECの役割の1つに「忘れられない関係性作り」をあげました。日本発の越境ECの特徴として、安さや物量だけではなく、日本でしか購入できない独自性や品質の高さへの需要があげられます。そのため、さまざまな国の人々が直接、日本の商品の魅力や食などの文化に触れることで、帰国後も「再びその商品を欲しい」「その文化を再体験したい」と思うことは非常に重要です。

第二次越境ECブームまでは、越境ECに取り組む日本の企業も限定的でした。つまり、帰国後に「日本の商品を欲しい」と思った時に、購入できる導線が引かれていなかった状態だと言えます。

しかし第三次越境ECブームを経た現在、越境ECに取り組む企業も増えたことで、帰国後の「欲しい」を実際に「買える」につなげる環境の整備が進んだと言えます。越境ECを活用することで、訪日の消費を一時的なものにせず、継続的な関係性に発展させることができるのです。

次回は「Buyee」ユーザーへのアンケートを通して、越境ECを活用したリピート購入の可能性について探ります。

直井 聖太

宅配ネット注文の規模は5492億円。宅配事業の供給高は2兆926億円【2023年度の全国主要地域生協】

1 year 10ヶ月 ago

日本生活協同組合連合会がまとめた2023年度(2023年3月21日~2024年3月20日)における生協事業供給高(売上高=推計値)は、117生協合計で前年度比0.7%増の3兆123億2900万円だった。

このうち、宅配事業による供給高は113生協合計で同0.1%増の2兆926億3800万円、個配供給高は同1.2%増の1兆5947億9100万円となった。

日本生活協同組合連合会がまとめた2023年度(2023年3月21日~2024年3月20日)における生協事業供給高(売上高=推計値)は、117生協合計で前年度比0.7%増の3兆123億2900万円だった
2023年度の各種数値

インターネットを活用した宅配事業では、2023年1月~12月における生協のインターネット注文が5316億円。提携サイトやネットスーパーなどを加えると、同約6.1%増の約5492億円という規模だった。

宅配事業におけるインターネット活用状況は、登録組合員が前年比4%増の約610万人、週平均利用人数は同7%増の202万人、供給金額は同6%増の5316億円なっている。各生協において、アプリなどEC利用の促進効果が出ているという。

宅配事業のインターネット供給金額 日本生活協同組合連合会がまとめた2023年度(2023年3月21日~2024年3月20日)における生協事業供給高(売上高=推計値)は、117生協合計で前年度比0.7%増の3兆123億2900万円だった
宅配事業のインターネット供給金額の推移(単位は億円、(画像は「第74回通常総会議案書 参考資料」から編集部がキャプチャ))

なお、ネットスーパー事業は5生協・30店舗で展開。2023年度の供給規模は約7億6000万円となる見通し。

全国101生協が共同で行っている「コープの宅配&配食公式ポータルサイト」からの、各生協の宅配加入資料請求への誘導数は、前年比19.2%減の37万6000件。配食事業の加入資料請求への誘導数は、同14.0%減の10万6000件だった(2023年度12月度時点)。

松原 沙甫

JADMA(日本通信販売協会)の新会長に千趣会の梶原健司社長が就任

1 year 10ヶ月 ago

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)の第15代会長に、6月21日付で千趣会の代表取締役社長を務める梶原健司氏が就任した。千趣会からのJADMA会長就任は初めて。

同日に開いた定時総会後の理事会で正式決定した。梶原氏は1961年(昭和36年)生まれの63歳。JADMA副会長を歴任したほか、JADMAでは物流委員会の委員長を務めている。

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)の第15代会長に、6月21日付で千趣会の代表取締役社長を務める梶原健司氏が就任
会長に就任した梶原健司氏

梶原健司(かじわら・けんじ)氏

  • 1988年 (株)千趣会入社
  • 2009年 執行役員 ファッション事業本部副本部長
  • 2011年 EC事業本部副本部長
  • 2013年 販売企画本部副本部長
  • 2015年 取締役執行役員 ファッション事業本部長、SPAブランド事業本部長
  • 2016年 東京本社代表、事業開発本部長、(株)千趣会チャイルドケア代表取締役社長
  • 2018年 代表取締役社長執行役員
  • 2019年 代表取締役社長
  • 2023年 代表取締役社長執行役員(現任)
松原 沙甫
確認済み
11 分 45 秒 ago
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