ネットショップ担当者フォーラム

EC売上約80億円、EC化率55%のオーディオ専門店が好調な理由とは? 成長のカギは「情報発信」「コストコントロール」 | 通販新聞ダイジェスト

1 year 10ヶ月 ago
実店舗とECでイヤフォン・ヘッドホンを販売するタイムマシンは、ECを中心に全社売上高100億円をめざす。コロナ禍で獲得した顧客が定着しており、ECは好調だ。その要因と、今後の取り組みをまとめる

イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」を運営するタイムマシンの業績が好調だ。円安や物価高による消費減退といった逆風を受けながらも、2024年3月期売上高は前期比約10%増の77億円となる見通し。楽天市場店が「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2023」の「TV・オーディオ・カメラ部門」でジャンル賞を獲得するなど、EC事業が業績をけん引している。

コロナ禍で獲得した顧客の定着に成功

Web会議やゲーム関連の需要拡大

同社は2007年にイヤホン・ヘッドホン専門店を大阪市内に開設、現在は東京・秋葉原を旗艦店として5店舗を展開する。ECには2008年から取り組んでおり、高単価なイヤホン・ヘッドホンをオーディオマニア向けに販売してきた。

「e☆イヤホン」の実店舗
「e☆イヤホン」の実店舗

特に、遮音性の高い米Shure(シュア)のイヤホンは創業当時からの売れ筋商品となっている。スマートフォンの普及で無線イヤホンの人気が高まっているが、同社の場合は、音質向上のためにケーブルが交換できたり、ポータブルアンプが活用できたりする、有線イヤホンの需要が根強い

従前は、店舗販売とECの売上比率は半々だったが、コロナ禍でECが急拡大。テレワークにおけるウェブ会議の需要や、自宅でゲームを楽しむ際に使うゲーミングヘッドセットの需要を取り込んだことで、一時はEC比率が80%に達していたものの、現在は店舗販売も復調し、ECの売上構成比は約55%となっている。コロナ禍で獲得した新規顧客が定着しているのがEC好調の要因だ。

多様な情報発信で優位性を確保

同社で売れ筋のイヤホン・ヘッドホンは海外製が多いこともあり、急激な円安の影響を受けている。特に最近は、海外製商品の日本代理店への入荷数が減少傾向にある点もマイナス要因だ。加えて、アマゾンや家電量販店などとの価格競争も激化する一方。同社は何を強みとして売り上げを伸ばしているのか。

同社の岡田卓也社長は「一つの製品を売るためにめちゃくちゃコストをかけていることが大きい。特に情報発信に関しては、家電量販店では考えられないくらいの手間をかけている」と競合への優位性を強調する。

タイムマシン 取締役社長 岡田卓也氏
タイムマシン 取締役社長 岡田卓也氏

試聴が購入の後押しとなることが多いイヤホン・ヘッドホン。特に同社の実店舗は多様な製品の試聴ができることが売りとなっているわけだが、ECでは試すことができない。そこで「一つのイヤホンに対して、ユーチューブ用の動画を撮る紹介のブログを書くスタッフがレビューを書く顧客のレビューを集めるなどといったように、さまざまな立場の人の意見がページに載っている状態を作ることを意識している」(岡田社長)

「e☆イヤホン」のYouTubeアカウント
「e☆イヤホン」のYouTubeアカウント

岡田社長によれば、同社ECにおけるイヤホン・ヘッドホンの平均単価は1万3000~4000円で、家電量販店の7000~8000円を大きく上回る。リピート率やメールマガジン開封率も高く、2回目購入時の単価が1回目の倍になっていることも珍しくないという。

スタッフ全員が顧客目線のレビューを投稿

こうした指標の下支えとなっているのがスタッフレビューだ。イヤホン・ヘッドホンは個人の好みが反映されやすい商品。それだけに、消費者がレビューを参考する際の基準もまちまちだ。

「顧客が『誰かに書かされている』と思ってしまうレビューは良くない。スタッフが顧客と同じ目線に立ち、自らの基準で感じたことを素直に表現することが大事」。レビューには、視聴環境やどんな楽曲を聞いたかといった情報も盛り込み、判断材料にしてもらう。

同社の店舗・ECスタッフは、ほぼ全員がレビューを担当する。こうしたスタッフレビューに、顧客のレビューも加わる。「一つの商品にいろいろな意見が集まることで、客観性が生まれる

YouTubeの位置付けは“商品選びのための辞書”

また、動画も積極的に活用している。同社ユーチューブチャンネルの歴史は長く、運営開始から13年ほどになる。チャンネル登録者数は約13万人で、累計再生数は約6500万回。一番人気の動画は約188万回再生されている。

ただ、岡田社長は「再生数はそこまで重視していない」とした上で、「商品選びに迷う消費者にどう役立ててもらうかという目線で、目立つための企画などはせず、かたくなにイヤホンとヘッドホンのレビュー動画を上げ続けている。イヤホン・ヘッドホンの辞書としても非常に価値があるのではないか」と運営方針を説明する。

愚直な動画配信が宣伝効果につながる

イヤホン・ヘッドホンは1週間に30ほどの新製品が発売されることもあるという。その全てにレビュー動画を制作するのは難しいが、できるだけカバーしていく方針だ。

動画なら消費者の理解もより深まる。愚直にレビュー動画を上げ続けてきたことで、岡田社長が「イヤホン王子」としてメディアに出演したり、名物スタッフが誕生したりといった、副次的な宣伝効果も生まれているという。

コストコントロールに注力

ユーチューブなどでの情報発信にコストをかけることで、「視聴できない」という弱点をカバーしている、タイムマシンが運営する「e☆イヤホン」のEC事業。しかし、経費をかけすぎることで損益分岐点を下回っては元も子もない。

岡田卓也社長は「顧客に喜んでもらえる部分や、役に立つ部分に関しては徹底的にコストをかけているが、顧客から見えない部分でのコストコントロールには力を入れている店長やマネージャーレベルまでコスト管理の意識をしっかりと持たせている」と話す。

固定費はシビアに調整

固定費については、マネジメント層が毎月確認できるようにすることで「お金の使い方」を逐次チェック。また、通常は月2万5000個、繁忙期は月3万5000個ほどを出荷するため、物流関連費用がかさむ。配送会社と値上げ交渉を行ったり、繁忙期には外注の物流スタッフや外部倉庫を活用したりすることで、コストの調整を図っている。

当社は“人”で売る会社。顧客と同じ目線で、イヤホン・ヘッドホンを楽しむというスタンスを全面的に押し出しているので、情報発信や人件費にはコストをかけている。しかし、固定費のコントロールについてはシビアにみている。(岡田社長)

価格競争を意識

もう一つ、利益を下げる要因となるのが競合との価格競争。アマゾンや家電量販店など、大手企業との競争を強いられているだけに「単純に価格だけを追っていくと苦しい。『どこまで下げられるか』については、日々バイヤーと営業がやりとりしながら調整している」。

メーカーと二人三脚でプロモーション活動

また、メーカーと協力した形でのプロモーションを積極的に行うことによる効果もある。岡田社長は「単純に『仕切りを下げてほしい』とお願いするのではなく、メーカーと密な関係を築き、『もっと数を売るために動画を活用しましょう』と呼びかけるなど、メーカーと一緒に売り上げを伸ばしていけるのが当社の強みだ」とうなずく。

ECと店舗のつなぎこみを強化

仮想モールの店舗では、モールによるポイント施策などの効果もあり新規顧客の流入が続いているが、自社サイトはやや不振だ。「仮想モールの店舗はイヤホン・ヘッドホンを知ってもらうために重要だが、一方で自社サイトにしかない情報やコンテンツもある」

まず、会員戦略を強化。「e☆イヤホン」の会員だからこそ得られるメリットやサポート体制などを打ち出していく。たとえば、メーカーと協力した会員向けモニターなどを模索する。

さらに、O2O戦略も進める。「店舗の会員情報を使い、店とWebをどうつなげていくか、という設計を進めている。イヤホン・ヘッドホンが好きな人達が、もっと制約なく『e☆イヤホン』を使っていけるようにしていきたい」。

その鍵となるのが、店舗とのポイント共通化だ。「自社サイトでポイントを持っているユーザーに店に来てもらう、逆に店のポイントを持っている人に自社サイトで買ってもらうには、ポイントのつなぎこみが必要になってくる」。

宅配買い取りは利便性アップ

自社サイトにおける宅配買い取りの強化も図る。顧客情報を毎回提示する必要があるが、オンライン上で本人確認する仕組みであるeKYCを導入することで簡易化。岡田社長は「買い取った全商品を店舗とECで中古販売できるため、買い取り価格はどこよりも高い自負がある。しっかりとアピールしていきたい」とする。

現在、自社サイトで問題となっているのがクレジットカード決済時のエラー。ユーザーが買い物カゴから決済画面に遷移する際に、ブラウザーごと落ちてしまうエラーが一部で出ているのだという。「アマゾンペイ」の導入で対処しているが、原因を突き止めて改善を図る。

ECけん引で全社売上高100億円を目標

また、熱心なオーディオファンの多い同社顧客のさらなる「ファン化」を推進することで囲い込んでいく。

岡田社長は「ポイントもそうだが、『この顧客には先に情報を出す』など、ユーザー個々にあわせて『その人が欲しい情報』を知ってもらえるようにしていきたい」と構想を語る。

また、レコメンドの仕組みも強化する。「オーディオの『沼』を、楽しみながらぐるぐると回っていけるような仕組みを、ECでも実現していきたい」。

「e☆イヤホン」ファンを拡大することで、早期に全社売上高100億円をめざす。実店舗出店は計画していないことから、ECを中心に売り上げを伸ばす考えだ。岡田社長は「イヤホン・ヘッドホン専門店という芯はぶらさず、単に規模を大きくするだけではなく、着実にファンとともに成長したい」と意欲を示す。

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通販新聞

TmallやeBayなどで商品を販売してみませんか? 東京都が中小企業の海外展開をサポートする「越境EC出品支援事業」とは

1 year 10ヶ月 ago

公益社団法人東京都中小企業振興公社は、越境ECへの出品体験や海外消費者のニーズ収集を支援する「令和6年度 前期越境EC出品支援事業」の商品募集をスタートした。募集期間は5月10日(金)17時まで。

対象は、海外市場の販路開拓を考える東京都内の中小企業。東京都中小企業振興公社が海外のECモール内に特設サイト「TokyoMall」を開設、都内中小企業者が製造販売する消費者向けの商品(製造のみ外部委託も可)を販売する。

商品は、雑貨、玩具、文具、食器、服飾品、伝統工芸品、化粧品、パーソナルケア商品、日用品などを想定している。

「TokyoMall」を開設するのは「eBay」「Tmall国際」「Wechatミニプログラム」「Shopee」の4越境ECモール。商品掲載開始日から翌年同月末まで、延べ150商品を掲載する。運営は、東京都中小企業振興公社の委託を受けたノムラメディアスが担う。

公益社団法人東京都中小企業振興公社は、越境ECへの出品体験や海外消費者のニーズ収集を支援する「令和6年度 前期越境EC出品支援事業」の商品募集をスタート
事業概要図

「令和6年度 前期越境EC出品支援事業」で提供する支援を次の通り。

  • 4越境ECモールの出品に関する商品ページの翻訳、作成、掲載
  • 日本国内指定倉庫での商品入庫・在庫管理・梱包・海外配送
  • SNSやインフルエンサーなどを活用した販売促進プロモーション
  • ECモールに掲載した商品ページ(商品説明や画像)に対するアドバイス

販売形式は委託販売。出品企業が定めた仕切値に、事務局で海外の購入者への配送料、ECモール手数料、輸入税、為替手数料などの販売コストを加えた販売価格を設定する。掲載商品が売れた場合、事務局は出品企業へ商品の仕切値を支払う。

フルフィルメントについて、物流は事務局が委託する物流業者の国内倉庫に最低在庫数の商品を納品。物流業者が注文のあった商品を梱包し、海外に配送する。カスタマーサポートは事務局が対応する。

瀧川 正実

ヤマダデンキ、法人向けの家電サブスクサービス「ヤマダビジネスレンタル」

1 year 10ヶ月 ago

ヤマダデンキは法人を対象とした家電のサブスクサービス「ヤマダビジネスレンタル」を始める。大手総合リースのみずほリースと共同でサービスを展開する。4月19日に業務提携契約を締結した。

「ヤマダビジネスレンタル」は、賃貸用住宅、事業所、社員寮などの利用を見込む。利用する企業は対象の家電を選択し、利用料をみずほリースに支払う。ヤマダデンキは配送と設置、アフターサービス、製品引き取りまでワンストップで対応する。レンタル期間中は製品保証も付ける。

契約満了、製品入れ替え時はヤマダホールディングスグループが回収、再資源化に取り組む。ヤマダデンキは、企業における家電製品の導入から引き取りまでのプロセスへの対応、負担を大幅に軽減するとしている。

ヤマダデンキは法人を対象とした家電のサブスクサービス「ヤマダビジネスレンタル」を始める
「ヤマダビジネスレンタル」の仕組み

一般家庭や企業で使用済みとなった「テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」は廃棄物の減量を目的として家電リサイクル法に基づく適正な処理と資源の有効利用が求められており、ヤマダデンキはサブスクサービスを通じて、循環型社会の構築や地球環境に配慮した保全活動を推進する。

みずほリースは、モノに対する所有から利用へのシフトが進むなか、主に法人向けビジネスを展開する企業をパートナーと位置付け、協働型のサブスクサービスを推進している。

瀧川 正実

花王が公式オンラインショップ「My Kao Mall」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入

1 year 10ヶ月 ago

花王は、公式オンラインショップ「My Kao Mall」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入した。

サジェスト表示、詳細な絞り込み検索を実装

「My Kao Mall」は、「知る」「体験する」「買う」「創る」の4つの機能でユーザー1人ひとりの「Kirei-Life(キレイライフ)」を共創することを目的としたサイト。花王は1つのIDでユーザーとつながり、理解を深めることで、さまざまなUX(顧客体験)の提供に取り組んでいる。

「買う」では、「My Kao Mall」を通じて安心・安全・便利な買い物ができる機能を提供する。

花王 My Kao Mall ZETA SEARCH
花王が運営する通販サイト「My Kao Mall」(画像は「My Kao Mall」のサイトからキャプチャ)

検索窓で入力中のテキストから連想される「キーワード」「カテゴリー」「商品」をサジェストとして表示する機能を実装した。テキストをすべて入力する前に目的の商品まで辿り着けるようにすることで、ユーザーの利便性向上につなげる。

花王 My Kao Mall ZETA SEARCH
サジェスト機能実装でユーザーのスムーズな商品検索をサポート

さまざまな項目をかけ合わせた絞り込み検索を実装。日用品・化粧品などさまざまな取扱品目のなかからスムーズに目的の商品に辿り着くことができるようサポートし、サイトの離脱防止につなげる。絞り込み項目例は次の通り。

絞り込み項目例

  • カテゴリー:「口紅」「グロス」「リップライナー」など、100項目以上
  • 商品区分:「新商品」「限定品」など
  • 価格:「指定なし」「~1000円」「3001~5000円」など
  • ブランド :「KATE(ケイト)」「Biore(ビオレ)」「アタック」など
  • キーワード:フリーワードの入力が可能
花王 My Kao Mall ZETA SEARCH
詳細な絞り込み検索でサイトの離脱防止に寄与

「ZETA SEARCH」とは

ECサイト内の検索における「絞り込み」「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したEC商品検索・サイト内検索エンジン。

キーワード入力時のサジェスト機能や、もしかして検索、ドリルダウン式の絞り込み、事前に検索結果の該当数を表示するファセットカウントなど、多数の検索機能を有している。

JRE MALL ZETA SEARCH サイト内検索 EC商品検索
「ZETA SEARCH」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
藤田遥

「選考段階から面談」「両親を見学会に招待」する最新の通販・EC企業の採用活動。自社に適した人材を獲得する工夫とは? | 通販新聞ダイジェスト

1 year 10ヶ月 ago
通販各社の新卒採用にあたって、選考や、内定者のフォローをどのように行っているのか。各社の取り組みをまとめる【第2回】

前回に続き、通販実施企業各社が取り組む人材育成や職場づくりの在り方などについて、2月下旬に行った新卒採用アンケートの結果をもとにその内容をまとめた。今回は、新卒採用に関して、自社ならではの特徴的な採用告知や、選考、内定後のフォローなどを行っている事例を見ていく。

選考段階から面談や座談会を開催

QVCジャパンでは、放送スタジオを構えた社屋が特徴であることから、オフィスツアーを始めており、社外向けに施設を一部開放するなど就活目的だけではなく学生や若い世代の人たちに来社してもらい、オフィス環境を知ってもらうことを意識したイベントを開催している。

アスクルでは選考過程で、現場社員との面談の機会を導入。ゴルフダイジェスト・オンラインでは、二次面接対策講座があり、一次面接通過者に対して、二次面接のポイントと自己・会社分析の再催促を実施。そのほか、社長・役員座談会や先輩社員座談会を内定者に対して実施している。

ジュピターショップチャンネルでは、全て個人面接にて実施しており、先輩社員との座談会がある。ベルーナは、人事担当者面談、現場社員面談、レポート提出などを実施。

内定者の親にも安心感を与える

ランクアップでは、「内定者の親御様会社見学会」を第1期生から10年以上実施している。「この見学会が入社を選ぶ判断材料になるとは思わないが、会社説明会、社内案内、経営者との食事会を通して、親御さんたちに安心してもらいたいことはもちろん、ご両親がどのような気持ちで育てられてこられたのかという思いにも触れることができ、私たちも身が引きしまる思いになる」と説明。

同社によると、ベンチャー企業への入社を少なからず不安に思っている親がいることにも加え、自身の子供が社会人としてやっていけるのかという不安を持つケースも少なくないことから、経営者、人事、一緒に働くメンバーを見せることで安心してもらうという。今後も継続する考え。

内定者の親も同行する会社見学会のイメージ
内定者の親も同行する会社見学会のイメージ

マガシークでは、グループワークを実施。新日本製薬では、多くの社員が面接官として採用に参加。応募に来た学生の良さを多くの目(面接官)で引き出すことが狙いだという。

クラシコムではポッドキャストのリスナーが入社

そのほか、アンケート回答以外の企業の取り組みとしては、クラシコムが、新卒採用の募集を行うなかで、エントリー開始に合わせてポッドキャストなどの関連コンテンツを公開している。

これは、顧客が安心して買い物を楽しむことができるように、スタッフの働く姿をコラム・動画・ポッドキャストといったさまざまなコンテンツを通して日常的に発信しているもの。求職者も応募前から会社の雰囲気や業務内容の理解を深めることができ、採用のミスマッチを防ぐことや、入社後にスムーズになじんでいくことにもつながっているという。

なかでもポッドキャスト番組の「チャポンと行こう!」については、リスナーが入社するケースが増加。同番組は、同社の副社長であり通販サイト「北欧、暮らしの道具店」の店長を務める佐藤友子氏がスタッフと何気ない日常のトークを繰り広げるもので、8年目を迎えている。

採用活動に関わりが深いポッドキャスト
採用活動に関わりが深いポッドキャスト

2022年に開催した公開収録イベントには応募数1600人、生配信はのべ1万人が閲覧。頻繁に社内の様子も語られることから、テキストや写真だけでは表すことができない企業の空気感が伝わるツールとして採用に貢献していると考えている。

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通販新聞

広告効果に差が出るデザイン:季節性を取り入れたLINE広告のクリエイティブTips教えます!

1 year 10ヶ月 ago
LINE広告で効果的なクリエイティブを作るTipsはすでに確立されつつある。誰でも簡単にできるその手法を一気に紹介!
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LINE広告をはじめとする運用型広告で成果を上げるコツのひとつは、定期的に新しいクリエイティブを投入し続け、PDCAを回して、効果の高いクリエイティブを見つけること。しかし、アイデアが枯渇し、「新しいクリエイティブを作りたいけどネタがない」と頭を抱える広告担当者も少なくない。

そうした悩める担当者の一助となるべく、LINE広告が作成したのが「販促カレンダーを基にしたクリエイティブTips」です。本資料は、「Yahoo!検索」で前月より検索数が急上昇するキーワードを前年の傾向から予測して作成した「販促カレンダー」と、その中のキーワードから高い効果が見込まれる、季節のイベントに応じたクリエイティブ例を12カ月分紹介しており、同様の広告を簡単に作成できるようになっています。

と、LINE広告でクリエイティブに関する検証や情報発信などを担当する相樂長宏氏は語る。この資料では、季節やイベントに絡めたクリエイティブを作成するためのヒントとなるイベントや訴求ポイントを網羅して掲載しているほか、効果を上げるクリエイティブ作成のコツについても解説されており、「LINEヤフー for Business」にて無料でダウンロード可能だ。この資料について、本記事で詳しく紹介したい。

相樂長宏氏
LINEヤフー株式会社 MSカンパニー BD統括本部 相樂長宏氏

季節やイベントに合わせたクリエイティブで“目新しさ”を演出

継続的に新しいクリエイティブを作り続けることが大事とはいえ、忙しい広告担当者にとってはなかなか難しいこと。そこで、ネタの一つとして常に意識しておきたいのが、季節の移り変わりやイベントに合わせた「シーズナリティ(季節性)」だ。

たとえば、12月にはクリスマス、3月には引っ越し・新生活、8月には暑さ・紫外線対策というように、その季節ごとに必ず訴求ポイントがあります。それに沿ったクリエイティブを作成することで、CTR(クリック率)なども向上しますし、ユーザーに目新しさや活気を感じさせることにもつながります。簡単にクリエイティブのパターンを増やす1つの方法としてオススメです(相樂氏)

「月別の販促カレンダー」で年間の季節イベントや風物詩を把握しよう

LINE広告が作成した資料「販促カレンダーを基にしたクリエイティブTips」は各月2ページ構成。前半ページの「販促カレンダー」は、月ごとにどのようなイベントや風物詩、販促ポイントがあるかが記載されているカレンダーとなっている。

1月~12月まで、毎月のイベント・風物詩のキーワードが網羅されている

このカレンダーは、「Yahoo!検索」における季節ごとのキーワードの検索数に基づいて作成されている。そのため、ただイベントを並べただけではなく、一定のユーザーニーズを捉えているものといえるだろう。

時季に合わせた広告をコンスタントに作成するために、あらかじめ1年を通じてどのようなイベントや風物詩があるのか、ざっくりと把握しておくのがオススメだ。

冬なら「初売り」や「新年会」、春なら「新生活」や「引っ越し」というように、身近なイベントに絡めて自分の商品をどう売るかを考えると、自然とキャッチコピーなども浮かんでくるでしょう。

たとえば、疲労回復のための健康食品なら、冬は「忘年会・新年会続きでお疲れのあなたに」、春は「新生活で頑張りたいあなたに」、夏は「夏バテで力が出ないあなたに」というように訴求の方向性を変えられるわけです。

ちなみに、検索数がピークになる時期よりも若干早めに広告を作成して設定しておくのがコツです(相樂氏)

時季ごとのクリエイティブ作成Tips

各月の後半ページでは、販促カレンダーの中からキーワードをピックアップし、LINE広告で高い効果が見込まれるクリエイティブ例を紹介している。

このクリエイティブ例の一部は、LINEヤフーが無料で提供しているクリエイティブ作成プラットフォーム「LINE Creative Lab」上にテンプレートが用意されており、このテンプレートを使えば、高い効果が見込まれる広告クリエイティブを初心者でも簡単に作成できる。

ここからは、実際にカレンダーで具体例を見ながら、月別の広告クリエイティブ作成Tipsを一部紹介しよう。

3月の販促カレンダーとクリエイティブ例

新しい門出の季節である3月。検索キーワードも一気に活動的になる。新生活に向けた「引っ越し」や「卒業」などに関する商材が大きく動くのもこの時期だ。物件広告などでは、ライバルが多いため、視覚的に目立つデザインが重要となる。

3月の販促カレンダーの中からは「引っ越し」というキーワードをピックアップ。新築一戸建て物件の広告例が紹介されている。

  • 三角ラベル:「新築」「おすすめ」など、目立たせたい文言を画像の上部分に「三角ラベル」で配置し目立たせることで、指が止まる効果を狙う
  • 寸止めテキスト:情報をすべて出さず、「?万円から」など続きが気になる表現でクリックを促す。「~とは?」「~は…」など、文章を途中で切ってしまうテクニックも効果的

三角ラベルなどデザインの工夫でユーザーに違和感を与えて注目を集めて、知りたい情報がクリック先にあると期待させるストーリーを考えましょう。「LINE Creative Lab」では、不動産広告など物件を入れ替えて大量にクリエイティブを作成したい時にも、画像やテキストを入れ替えて簡単に作成できます。

LINE広告は地域を指定して広告を出せるので、不動産や塾などでは、その地域ごとのクリエイティブを用意すると効果アップが期待できます(相樂氏)

5月の販促カレンダーとクリエイティブ例

一気に気温が上がる5月は、「暑さ・紫外線対策」や「衣替え」のニーズがスタートする。ゴールデンウイークや夏休みなど暑い季節に向けたレジャーや、母の日や父の日、こどもの日などのギフト商戦も本格化するため、しっかりとユーザーのニーズを捉えてターゲティングした広告を出していきたい。

5月は「ゴールデンウイーク」というキーワードをピックアップ。旅行関連のクリエイティブ例が紹介されている。

  • 複数ビジュアル:旅行先の写真を複数入れると、そのうちの1つでも興味を持ってもらえればクリックされるようになる。また、「これ以外にもいろいろ紹介されているかも」「もっと選択肢があるかも」という期待感を抱かせる

  • 視認性の高いテキスト:一つ一つの写真が小さくなるので、スパッと伝えたいことがわかり、お得感を訴求できるテキストを添えるとよい。配信面が「トークリスト」など画像が小さい掲載場所では、タイトルのテキストなどで内容を補足しよう

複数のビジュアルを分割で見せる手法はここ数年で一気に定番化しました。何枚もある写真のうち1つでも関心があればクリックされるため、結果としてCTRが上がりやすくなります。ビジュアルがたくさんある場合はぜひこの手法にチャレンジしてみてください。

また、コピーやビジュアルに、ユーザーがSNSにアップしそうな「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」っぽいコンテンツを使うのも有効です。ユーザーに“自分ゴト”という印象を持ってもらえて、違和感なく広告を見てもらえます(相樂氏)

8月の販促カレンダーとクリエイティブ例

夏真っ盛りの8月。夏休みの「レジャー関連」もまだまだ強く、「クールビズ」や「暑さ・紫外線対策」も重要なキーワードだが、秋の気配が見え、気温が変化すると売れ筋が変わってくる。さまざまなパターンを用意してフレキシブルに差し替えるのが得策だ。

8月は「暑さ・紫外線対策」というキーワードをピックアップ。EC系業種の広告例が紹介されている。

  • クーポン券っぽいデザイン:人は、どこかで見たことのある慣れたデザインには思わず注目するもの。今にも切り取って使えそうなクーポン券のデザインは注目を集めるとともに、視覚的にもお得感が伝わる

クーポンに限らず、人は見慣れたデザインに惹きつけられる傾向があります。たとえば、「新聞」「雑誌の表紙」「LINEのトーク画面」「チャット画面」「ニュースのテロップ」など、どこかで見たことのあるデザインにすると、思わず読んでしまうようです。

イチからそうしたデザイン処理をするのは手間ですが、「LINE Creative Lab」にはそういったテンプレートも用意されているので、文字や画像を入れるだけで簡単に作成できます(相樂氏)

LINE広告で効果が出やすいTipsまとめ

ここまでいくつかクリエイティブのTipsを紹介してきたが、相樂氏は「LINE広告で効果が出やすいクリエイティブの手法は確立されてきている。どなたでもその手法にのっとってクリエイティブを作成し、PDCAを回すことで、効果を上げていくことができる」と断言する。

LINE広告で効果が出やすいクリエイティブTips

  • 複数ビジュアル:複数の写真や商品を並べることで興味を引きやすくするとともに、「他にもたくさん商品があるかも」という期待をもたせる
  • クーポン風のデザイン:一目でお得感が伝わる
  • “っぽい”デザイン:新聞、雑誌、LINEのトーク画面、チャット画面、テロップなどどこかで見たデザインにすることで興味を引く
  • 割引率の明記:「25%オフ!」など割引率を大きくアピールし、お得感を一目で伝える
  • UGC(ユーザー生成コンテンツ):ユーザー発信のような文言や写真を使うことで親近感を持たせ、“自分ゴト化”させる
  • コピーでターゲットを限定:「30代の男性」「港区にお住まいの方」などターゲットをしっかり限定する
  • 一部を隠す:すべてを説明せず、「?万円から」「…とは?」など情報を隠すことで続きを見たいと思わせる
  • 引っかかるデザイン:「三角ラベル」や「吹き出し風」など、引っかかるデザインで興味を引く
  • 二択問題:2種類の異なる画像を見せて「どっちが好き?」「あなたはブルべ? イエベ?」などと問いかけることで“自分ゴト化”させる
  • 診断コンテンツ:「骨格診断」「肌色診断」など、診断系のコンテンツは人気が高い

LINE広告のクリエイティブを簡単に作れる
「LINE Creative Lab」を活用しよう!

効果が出やすいクリエイティブを簡単に作成できる「LINE Creative Lab」には、ここまで紹介してきた広告例以外にもさまざまなテンプレートが用意されている。日本語のテンプレートは2024年3月現在、200種類超。今後もさらに増やしていく予定だ。販促カレンダーを参考に、「季節・イベント」×「テンプレート」で組み合わせていろいろ作成してみると良いだろう。

2023年10月には画像素材の「背景削除機能」が追加された。完成背景を除去した素材をあらかじめ用意しなくても、画像をアップロードして「背景を削除」アイコンをクリックするだけで、画像のオブジェクトを自動で認識し、不要な背景が透明化される。

画像のオブジェクトを自動で認識して、不要な背景を透明化できる「背景削除機能」

トークリスト上部の広告サイズが1.5倍に!
クリエイティブの重要性がよりアップしたLINE広告

このほかにも、LINE広告は随時、機能アップデートを行っている。2023年秋には、LINE広告のなかでも最も効果が高いと言われるトーク上部の広告配信面「トークリスト」の表示スペースが拡大し、これまでの1.5倍の「ミドルサイズ」となった。

表示できるテキストが増え、画像も大きく表示されることで訴求力も向上した。従来サイズと比較し、CTVR(クリック率とコンバージョン率をかけあわせたもの、広告の表示回数が成果につながった割合の指標)が約27.2%向上、CPA(顧客獲得単価)も3.4%改善した(※1)という。

(※1)LINEヤフー社調べ。2023年6月~7月の配信結果より算出。

さらに、2023年から2024年にかけて、新たな広告配信面として「LINEレシート」「LINEオープンチャット」「LINE公式アカウントのトークルーム」「アルバム」が加わった。

広告の表示サイズが拡大したことで、これまで以上に広告のクリエイティブの重要性は増している。また、配信面が増えて顧客への訴求チャンスが増えるほど、常に「フレッシュで魅力あるクリエイティブ」を配信し続けることが広告効果の向上につながってくる。

広告クリエイティブのPDCAを回したくても、アイデアが尽きてきたという広告担当者は、従来実施している商材ごとの訴求軸に加えて、今回紹介した「販促カレンダーを基にしたクリエイティブTips」を参考に、季節ごとの訴求ポイントという切り口も加えてみてはいかがだろうか。

相樂長宏氏

LINE Creative Lab」とは

LINE広告とLINE公式アカウント(※2)で使える静止画や動画などのクリエイティブを無料で作成できるサービス(利用にはLINEアカウントでのログインが必要)。LINEの配信面に合わせたフォーマットでクリエイティブが簡単に作成できるほか、自由に使えるストック画像や、実際に効果のあった広告を参考にしたテンプレートが200種以上用意されている。

また、作成したクリエイティブは、LINE広告の管理画面である「LINE Ad Manager」内のメディアに直接アップすることができる(※3)ため、効率的に広告配信を行える。

LINE Creative Lab

(※2)LINE公式アカウントは「友だち追加広告」で利用するクリエイティブのみ対応。

(※3)LINE Creative Labのログインに用いたLINEアカウントと、LINE Ad Managerログイン時に作成したLINEビジネスIDを連携できており、管理者または運用者権限がある場合のみ。

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伊藤真美

「楽天ペイ」と「楽天モバイル」の連携強化、新規ユーザー対象に「楽天ペイ」支払いでポイント最大5%還元

1 year 10ヶ月 ago

楽天ペイメントは2024年夏、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」と「楽天モバイル」との連携を強化する。

新規申し込みした「楽天モバイル」ユーザーを対象に、「楽天ペイ」アプリで支払った場合に「楽天ポイント」を3か月間最大3.5%還元するキャンペーンを実施する。

楽天ペイメントでは2024年夏、「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新する予定。「楽天カード」から「楽天キャッシュ」へのチャージで0.5%の「楽天ポイント」を進呈してきたポイント還元プログラムを、どのチャージ方法から「楽天キャッシュ」にチャージした場合でも、「楽天ペイ」アプリによる「楽天キャッシュ」でのコード・QR払い時に最大1.5%ポイント付与するようにする。

「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新
「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新

「楽天ポイント」を3か月間最大3.5%還元するキャンペーン、新ポイント還元プログラムで、最大5%のポイント還元となる。詳細は後日、公表するとしている。

瀧川 正実

アマゾンジャパン、宅配ロッカー「Amazonロッカー」を47都道府県すべてに設置

1 year 10ヶ月 ago

アマゾンジャパンは4月22日、「Amazon」で購入した商品を自宅外で受け取れる宅配ロッカー「Amazonロッカー」を47都道府県に導入したと発表した。現在、47都道府県に「Amazonロッカー」を約4000台設置しているという。

47都道府県で最後の設置になったのは島根県。県内第1号の「Amazonロッカー」を松江市のココカラファイン田和山店に導入。出雲弁で「ありがとう」を意味する「だんだん」という名称を付けた。「これまで多くのお客さまやドライバーの皆さまに支えられてサービスを拡大することができたことへの感謝の気持ちが込められている」(アマゾンジャパン)という。

アマゾンジャパンは、コンビニエンスストアや駅の宅配ロッカーなどで商品が受け取れる宅配ロッカー「Amazonロッカー」を47都道府県に導入した
「だんだん」と名付けられた「Amazonロッカー」

「Amazonロッカー」は、コンビニエンスストアや駅、スーパーなど、顧客が日常的に利用する場所で商品が受け取れるサービス。Amazonが商品を発送、ロッカーへの配達が完了すると、顧客に受け取り準備完了の通知メールを送信する。メールに記載されている受け取りバーコードをロッカーのスキャナーでスキャン、もしくは6桁の認証キーを入力するとロッカーが開き、商品を受け取れる仕組み。

最新の「Amazonロッカー」は完全非接触型を採用。バーコードリーダーやタッチスクリーンではなく、Bluetoothを使いロッカー内のスロットを開けられようにしているという。

瀧川 正実

イオンの新ネットスーパー「Green Beans」、9か月間で会員数16万人を突破

1 year 10ヶ月 ago

イオンの子会社であるイオンネクストが2023年7月に本格始動したネットスーパーの新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」の会員数が、3月末までに16万人を突破した。

「Green Beans」は、千葉県千葉市の専用物流拠点からの宅配・配送サービスを展開する倉庫型ネットスーパー。スタート当初の利用客は千葉県が中心だったが、徐々に東京都心部を含む地域に拡大。現在は都内の会員が半数を占めているという。

顧客の3割以上が20代から30代で、最も大きな顧客層。1週間鮮度保証の生鮮商品「鮮度+(せんどぷらす)」が人気という。「生鮮商品の購入者はリピート率が高く、『Green Beans』の強みとなっている」(イオン)

イオンの子会社であるイオンネクストは7月10日、ネットスーパーの新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を本格始動した
「Green Beans」のサイト

「Green Beans」は約2万品目でスタート、1年後をメドに5万品目へと拡大する計画を掲げる。最先端の人工知能(AI)が在庫数を管理し、品切れを最小限に抑制して機会損失を防ぐ仕組みを導入している。

商品を管理・発送する誉田CFC(顧客フルフィルメントセンター)では、注文が入ると最大約1000台のロボットが秒速4mで移動し、生鮮食品や加工食品、日用品など最大約5万品目の商品のなかから6分間で50個の商品をピッキング。注文を受けた段階で配送のルート計算をスタートし、同じ地域の消費者がどれくらいの商品を購入しており、どのように配車するのが効率的なのかをAIが最適化、配送効率向上を図っている。

イオンの子会社であるイオンネクストは7月10日、ネットスーパーの新ブランド「Green Beans(グリーンビーンズ)」を本格始動した
稼働するロボットのイメージ

ネットスーパーは、専用倉庫から配達する「倉庫型」と、店舗から商品を出荷する「店舗型」にわかれる。イオンはイオンリテールが「店舗型」を展開。「店舗型」の2024年2月期食品売上は前期比2ケタ成長だったという。

瀧川 正実

ライフコーポレーションの2024年2月期EC売上は40%増の200億円

1 year 10ヶ月 ago

ライフコーポレーションの2024年2月期EC売上高は、前期比約40%増の200億円だった。EC売上高は、ライフネットスーパーおよびAmazon上のネットスーパーの合計金額。

増収要因は配送エリアの拡大と品ぞろえの強化。自社ネットスーパーの配送エリアは、出店エリアの8割以上をカバー。同時にネットスーパーで販売する商品を約1万5000点まで広げた。

ライフコーポレーションの2024年2月期EC売上高は、前期比約40%増の200億円
EC売上高の推移(画像はIR資料からキャプチャ)

ライフコーポレーションはネットスーパーを強化しており、2031年2月期までにEC売上高1000億円の目標を掲げている。

2023年度からスタートしている4か年の第七次中期経営計画では、データやテクノロジーを活用した施策のほかネットスーパーを強化。「ネットスーパー戦略」と「カード戦略」に特化して、競合他社との差別化を図るとともに、自社の強みとして成長させるとしている。

中期経営計画の主要テーマとして「人への投資」「同質化競走からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現」を掲示。「同質化競走からの脱却」では、ライフでしか購入できない商品を自社の供給網で安定的に供給。魅力的なリアル店舗とネットのどちらでも手に入る環境を提供し、デジタルとデータを活用して顧客1人ひとりに「ちょうどいい」提案をめざすとしている。

松原 沙甫

ユナイテッドアローズのDX人材認定制度「DXセールスマスター」の効果は? ランク新設の背景は?

1 year 10ヶ月 ago

ユナイテッドアローズが2023年10月に社内導入したDX人材認定制度「DXセールスマスター」の効果が表れ始めている。

「DXセールスマスター」は、販売に関するDX活動において優れたパフォーマンスを発揮するスペシャリストを評価し、販売員の象徴的な存在として活躍してもらうことを目的とした制度。ECサイトでのスタイリング投稿の本数、直接売上、PV、お気に入り登録数が社内最上位ランクといった実績基準に加え、ユーザーから高い支持を得ながら社内においてもDXを推進する販売員の模範的存在であるという認定要件を設けている。

ユナイテッドアローズが2023年10月に社内導入したDX人材認定制度「DXセールスマスター」の効果が表れ始めている
「DXセールスマスター」のスタッフ

制度導入後、社内のスタイリング投稿に対する意識が向上。新たな成長機会として「DXセールスマスター」になることを目標に活動するスタッフが増えてきたという。

4月現在の「DXセールスマスター」認定者は18人で、ランク別内訳は、プラチナが1人、ゴールドも1人、シルバーが2人、ブロンズは14人。認定者18人のうち4人は育児理由による短時間勤務者。30歳以下のスタッフは8人が占めており、そのうち最年少は入社4年目の25歳が2人。所属事業・店舗、勤務地域、ベテラン・若手社員を問わず活躍、成長できることを示す結果となったという。

制度導入時は初代「DXセールスマスター」として3人を認定。実績と影響力のあるスタッフを認定し、社内外に広く周知することでさらに次の認定者を輩出する環境整備を目的としてこの4月、「DXセールスマスター」にプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4ランクを新設した。

各ランクの基準は、

  • ブロンズ:スタイリング投稿を通じてユーザーから支持と共感を得てDX活動を推進している人材
  • シルバー:所属店舗だけではなく事業全体で存在を認知され、DX活動の手本となっている人材
  • ゴールド:販売やユーザーとの関係性維持に関する知識、スキル、経験を所属事業に加えて社内全体に伝えることで、後進や次のDXセールスマスター輩出に貢献している人材
  • プラチナ:社外にも広く認知されており、ユナイテッドアローズの販売員として生涯販売員の象徴となっている人材

なお、「DXセールスマスター」の認定者には、年2回の賞与にランクごとに定たインセンティブを上乗せして支給している。任期は毎年4月から翌年3月の1年間。直近1年間の活動実績に基づいて審査を実施している。

松原 沙甫

「3Dセキュア2.0」の義務化でECサイトのコンバージョン率、消費者行動はどう変わる? 先行導入した欧州事情などをAdyenの責任者に聞いた

1 year 10ヶ月 ago
欧州では2018年、決済サービスに関する規制によって、「SCA(強力な顧客認証)」を加盟店に義務化。多くの多国籍企業が「3Dセキュア2.0」を利用しているという。その効果、事業者はどのような対策を施したのか?

2025年3月末までにECサイトに導入が義務化される「3Dセキュア2.0」(EMV 3-Dセキュア)。カード情報の保護、不正利用対策で導入が義務化される「3Dセキュア2.0」だが、多くのEC実施企業はコンバージョンの低下を懸念する。そこで、いち早く「3Dセキュア2.0」の導入が義務化されたヨーロッパのEC市場に詳しい、グローバル決済プラットフォームを提供するAdyenの最高リスク・コンプライアンス責任者であるマリエッテ・スワーツ氏にインタビューした。

るAdyenの最高リスク・コンプライアンス責任者であるマリエッテ・スワーツ氏
マリエッテ・スワーツ氏
Adyenの最高リスク・コンプライアンス責任者。Adyen入社前は国際的な法律事務所に勤務、決済、債券・株式ソリューション、M&A、金融市場などの分野で企業支援に従事。Adyenでは最高法務責任者を務め、法務チームの立ち上げを経験。ユトレヒト大学で規制市場と企業法の学位を取得

「3Dセキュア2.0」導入でCV率は一時低下もV字回復、その理由は「安心感」などの浸透

――ヨーロッパでは2018年、決済サービスに関する規制「欧州決済サービス指令第2版(PSD2)」によって、「SCA(強力な顧客認証)」の規制が加盟店に課せられました。

オンラインでの支払いで安全性を担保し、不正を抑止する目的で規制がスタートしました。欧州経済地域(EEA)で事業を営む加盟店は免除・除外対象でない取引についてはSCAを実行する義務があります。「SCA」では買い物客が追加で本人認証をしなければならなくなったのですが、最も使用されているテクノロジーが「3Dセキュア」。現在、多くの多国籍企業が「3Dセキュア2.0」を利用しています。

「3Dセキュア2.0」とは

「3Dセキュア2.0(EMV3D セキュア)」はAmerican Express、Discover、JCB、MasterCard、銀聯、Visaという国際ブランド6社で構成した機関「EMVco」が定めた規格。各カードブランドは3Dセキュア2.0への切り替えを推進している。「3Dセキュア2.0」はライアビリティシフト(チャージバックが発生した場合、カード会社が売り上げ代金を補償する仕組み)が適用される。

「3Dセキュア1.0」は、カード所有者が登録したパスワードで必ず本人認証を行うが、「3Dセキュア2.0」は、①ECで使用するデバイスやネットワーク情報、配送先住所といった複数の情報をリアルタイムに分析して不正利用の可能性を判定する「リスクベース認証」を実施②これで不正注文の可能性が高いと判断した人にはワンタイムパスワードなどの本人認証を行なう「チャレンジ認証」を実施する。①の段階で85%のユーザーは通過するとされている。

「3Dセキュア2.0」のメリット、リスク判定と追加認証のイメージ
「3Dセキュア2.0」のメリット、リスク判定と追加認証のイメージ

――「3Dセキュア1.0」はUXが阻害され、コンバージョン率が大きく落ちるといった声が圧倒的に多かった。「3Dセキュア2.0」の導入にもそのような懸念を抱く日本の事業者は多いが、欧州では事業者の反応はどうでしたか。

「SCA」の導入には大きな反発がありました。EC事業者は強力な認証によって、コンバージョン率への影響を懸念しますから。

――「3Dセキュア2.0」の導入後、コンバージョン率の変化はありましたか?

導入後、平均してコンバージョン率は1ポイントほど下がりました。しかし、一定期間が過ぎるとコンバージョン率は改善していきましたよ。2~5ポイントほど上昇したという業界もありました。

コンバージョン率が下がってその後回復した理由の1つにあげられるのが、この変化に携わった関係者の適応期間でしょう。消費者も事業者も、そして決済ソリューションベンダーも、「3Dセキュア2.0」に適応しなければなりません。その期間が必要だったということです。

――AdyenはUber、eBay、Spotify、Shopify、Microsoft、UNIQLO、LVMH、アマゾンジャパンなどグローバル企業の決済面をサポート。欧州の多くの加盟店もサポートしている。その立場から、コンバージョン率の改善にはどんな視点が必要ですか?

「3Dセキュア2.0」だけが原因ではないという視点を持つことも重要です。消費者の買い物行動は多種多様ですので、チェックアウトフロー、サイトの全体設計などもコンバージョン率に大きな影響を与えます。つまり、コンバージョン率が悪化したからといって、「3Dセキュア2.0」だけを原因にあげるのではなく、EC事業者が買い物フロー全体を見直して、最適化することも求められます。コンバージョン率を改善した欧州のEC事業者は、こうした改善行動を行ったのです。

コンバージョン率が改善していくには3つの要素が必要だと考えています。1つが「政府の後押し」。2つ目が「事業者の採用」。3つ目が「買い物客の受け入れ」です。この3つが達成される時にコンバージョン率は回復に向かうでしょう。ヨーロッパは回復までには2年くらいの年月がかかりました。

るAdyenの最高リスク・コンプライアンス責任者であるマリエッテ・スワーツ氏

――一方で、「3Dセキュア2.0」の導入メリットもあったわけですよね?

はい、もちろんです。最も大きなメリットは不正利用の減少です。導入後、50%程不正利用が減りましたね。「3Dセキュア2.0」はライアビリティシフトが適用されますので、たとえ「3Dセキュア2.0」を通過した不正利用の場合でも、不正損失を心配せずECサイトを運営できます。つまり、チャージバックリスクも大きく低減しているのです。

――ユーザー行動に大きな変化はありましたか?

モバイル端末を使ったオンラインショッピングが増えましたね。「3Dセキュア2.0」という新たな仕組みに慣れると、買い物客の安心感が高まりますから。

「3Dセキュア2.0」はパスワードやIDを用いるだけでなく、生体認証なども追加されています。仕組みへの慣れ、オンライン上での買い物に対する信頼・安全性の高まりを受け、買い物頻度、購入単価も向上し、クレジットカードの利用率も高まりました。

――日本では2025年3月末までに「3Dセキュア2.0」の導入が義務付けられます。

キャッシュレス決済が浸透し、DX化が進んでいます。タイミングとしては正しい時期と言えるでしょう。

欧州では事業者の反発がありながらも導入が進み、一定のコンバージョン率低下期間を経て、現在は消費者も事業者もオンラインショッピングで「3Dセキュア2.0」があることは当たり前の世界になりました。このような流れは日本でも起きることでしょう。

日本のEC事業者にお伝えしたいのは、変化を恐れないことです。「3Dセキュア2.0」の導入は、オンラインショッピングの安全性、安心感の向上につながります。それが、事業者にとって購入金額や買い物頻度のアップという好影響として返ってくるはずです。

瀧川 正実

2030年にEC取扱高1000億円をめざすジェイドグループの中長期計画とは

1 year 10ヶ月 ago

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」などを運営するジェイドグループでは、グループ取扱高を2025年2月期に600億~630億円、2031年2月期には1000億円をめざす中長期計画を掲げている。

ジェイドグループは2024年3月、ファッションECを展開しているマガシークの株式を取得し子会社化。2031年2月期の長期ビジョンである「取扱高1000億円」に道筋を付けた。

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」などを運営するジェイドグループでは、グループ取扱高を2025年2月期に600億~630億円、2031年2月期には1000億円をめざす中長期計画を掲げている
取扱高の推移と計画(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ジェイドグループは現在、ECモール事業において靴とファッションのECサイト「LOCONDO.jp」、総合ファッショを取り扱う「MAGASEEK」、トレンドファッションを取り扱う「FASHION WALKER」、海外バイヤーが調達したファッションを取り扱う「waja」などを運営。ブランド事業では、代理店事業であるスペインのファストファッション「MANGO」に加え、2022年10月に譲受した「Reebok Japan」のブランド運営(EC、店舗、卸)を展開している。

中期計画および長期ビジョンにおける成長戦略では、ECモール事業が品ぞろえ、プロモーション、UI/UXを引き続き強化、プラットフォームの「在庫シェアリング」効果を活用することで成長を促進。また、NTTドコモとの業務提携による集客力向上、伊藤忠商事との業務提携による品ぞろえの拡充により自然成長をを見込む。また、ブランドのM&Aよって「LOCONDO」売上を引き上げ、2025年2月期の取扱高は300億円、2031年2月期は520億円を計画する。

プラットフォーム事業における計画は、自社公式EC運営(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗欠品フォロー(LOCOCHOC)、店舗POSレジ(LOCOPOS)を軸として、顧客の利便性を向上させながらOMOを支援。伊藤忠商事との業務提携を通じて「MAGASEEK」の取扱高を拡大させる。これらにより、2024年2月期のプラットフォーム事業による取扱高は190億円、2031年2月期は330億円をめざす。

ブランド事業の成長戦略では、Reebokにおいてコラボも含めたプロモーションの強化や販路の拡大によって成長。ReebokのM&AによるブランドのPMI(買収後統合)プロセスの確立で、さらなるM&Aを実施する。2024年2月期のブランド事業による取扱高は60億円、2031年2月期は150億円を予想している。

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」などを運営するジェイドグループでは、グループ取扱高を2025年2月期に600億~630億円、2031年2月期には1000億円をめざす中長期計画を掲げている
各事業の中長期計画(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

なお、2024年2月期の連結商品取扱高は、前期比17.6%の286億9700万円。これは、前期における内部取引相殺前の数値によるもので、内部取引相殺後の取扱高は同9.7%増の259億1400万円だった。なかでも、Reebok事業が牽引し取扱高を拡大した。セグメント別の商品取扱高は、ECモール事業が156億円、プラットフォーム事業(BtoB)が73億円、ブランド事業が57億円だった。

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」などを運営するジェイドグループでは、グループ取扱高を2025年2月期に600億~630億円、2031年2月期には1000億円をめざす中長期計画を掲げている
取扱高の推移(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

マガシークの買収と倉庫の拡張で、2025年2月期の固定費は55億円を計画。その先の固定費を維持する方針で、2031年2月期は60億円を予想する。営業利益は2025年2月期で35億~40億円を見込むが、2030年2月期は100億円までの拡大を計画する。

なお、ジェイドグループが公表した資料によると、2022年の国内ファッション市場は11兆8270億円。このうち、ECによる売上高は2兆5499億円で、EC化率は21.6%と推計している。2030年の国内ファッション市場は10兆円、国内ファッションEC市場は3兆5000億円と予測しており、EC化率は35.0%を見込んでいる。

靴やアパレルのECサイト「LOCONDO.jp」などを運営するジェイドグループでは、グループ取扱高を2025年2月期に600億~630億円、2031年2月期には1000億円をめざす中長期計画を掲げている
ファッション市場について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

 

松原 沙甫

化粧品を買うときに重視することは? 「ブランド・製品名」は4割、「効果・効能」は86.5%【I-ne子会社の意識調査】

1 year 10ヶ月 ago

I-ne子会社のDr.SYUWAN(ドクターシュワン)が実施した「スキンケア化粧品選びに関する意識調査」によると、ブランドや商品名よりも、効果・効能や成分を重視して購入するユーザーの方が多いことがわかった。調査期間は2024年2月で回答者は20~40代の女性550人。

「効果・効能」「価格」「使用感」が重視される傾向

スキンケア商品を購入する際に重視する要素を聞いたところ、「とても重視する」または「やや重視する」と回答した割合が最も多かったのは「効果、効能」(86.5%)。「価格」(84.7%)、「使用感・テクスチャー」(74.5%)で続いた。「成分」は64.2%だった。なお、「ブランド・製品名」の割合は40.2%。Dr.SYUWANは、化粧品を美容成分で選ぶ「成分買い」が、美容好きユーザーだけでなく一般ユーザーにも広がっていることが伺えるとしている。

インターネットや最寄り店で買えるといった「購入のしやすさ」(69.1%)は4番目に多かった。

スキンケア商品を購入する際に重視する要素
スキンケア商品を購入する際に重視する要素

期待する効果1位は保湿・乾燥ケア

スキンケア商品を選ぶ際に求めている効果については、「保湿・乾燥ケアができること」(48.0%)が最も多く、シミやハリ、毛穴に対するケアを求めるユーザーが多い。「自分の肌質に合うこと」(41.6%)「肌への刺激がない」(28.7%)も上位にあがっており、特定の効果以外の特徴も消費者から重視されている。

スキンケア商品を選ぶ際に求めている効果
スキンケア商品を選ぶ際に求めている効果

摂取1位はビタミンC、気になる成分はレチノール

肌をより良い状態にするために摂取している成分を聞いた質問では、「ビタミンC」(37.6%)と答えたユーザーが最も多かった。ビタミンCは安全性が高く、メラニン合成の阻害や、皮脂分泌の抑制など、幅広い肌悩みに対応することから、不動の人気となっている。

肌をより良い状態にするために普段とっている成分
肌をより良い状態にするために普段とっている成分

注目されていると感じている成分を聞いたところ、「レチノール」(19.1%)が最多で、「ビタミンC」(17.5%)「ナイアシンアミド」(14.4%)と続いた。

最近注目されていると感じている成分
最近注目されていると感じている成分

回答者の約半数が炭酸スキンケアに関心

昨今、さまざまな美容効果が期待されるとして「炭酸美容」が注目されている。炭酸を含んだスキンケア商品を取り入れてみたいか聞いたところ、「とても取り入れてみたい」または「やや取り入れたい」と回答したユーザーの割合は51.6%となった。

炭酸を含んだスキンケア化粧品を取り入れてみたいか
炭酸を含んだスキンケア化粧品を取り入れてみたいか

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査(自社調べ)
  • 調査期間:2024年2月
  • 有効回答:20~40歳の女性550人
高野 真維

「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新、「楽天キャッシュ」のチャージ払いで最大1.5%のポイントを進呈

1 year 10ヶ月 ago

楽天ペイメントは2024年夏、「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新する。

これまで「楽天ペイ」アプリでは、「楽天カード」から「楽天キャッシュ」へのチャージで0.5%の「楽天ポイント」を進呈してきた。

新ポイント還元プログラムでは、どのチャージ方法から「楽天キャッシュ」にチャージした場合でも、「楽天ペイ」アプリによる「楽天キャッシュ」でのコード・QR払い時に最大1.5%のポイントを付与する。

これまで対象だった「楽天カード」からのチャージに加え、全国の金融機関口座、「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」などからの現金でのチャージ、「楽天ラクマ」の売上金からのオートチャージなど、利用者のニーズに合わせたさまざまな手段で「楽天キャッシュ」にチャージして決済すると、最大1.5%のポイントを進呈する。

楽天ペイメントは今夏、「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラムを刷新
「楽天ペイ」アプリのポイント還元プログラム

また夏頃、「楽天モバイル」との連携を強化するため、「楽天モバイル」を新規申し込みしたユーザーを対象に、「楽天ペイ」アプリで支払いをすると、「楽天ポイント」を3か月間最大3.5%還元するキャンペーンを実施する予定。

瀧川 正実

楽天ペイメント、「楽天ポイントカード」「楽天ペイ」「楽天Edy」のアプリを統合へ

1 year 10ヶ月 ago

楽天ペイメントは、共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」アプリ、キャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」アプリ、IC型電子マネー「楽天Edy」アプリを統合すると発表した。

まず、「楽天ポイントカード」と「楽天ペイ」を12月頃に統合。その後、「楽天Edy」も統合する。

統合の理由について楽天ペイメントは、「『楽天ペイ』アプリは、楽天グループのフィンテックサービスの“入口”としての役割を強化していく。その第1弾として「楽天ポイントカード」アプリとの統合、次に「楽天Edy」アプリと統合する」とした。

将来的には「楽天カードアプリ」の主要機能、その他の楽天フィンテックサービスのアプリの機能の搭載を計画している。

瀧川 正実

ヤマト運輸の「空飛ぶ宅急便」がJALと協業し4空港で就航/「ダークパターン」に接触した消費者はサイト利用を避ける傾向【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

1 year 10ヶ月 ago
2024年4月12日~2024年4月18日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. ヤマト運輸の「空飛ぶ宅急便」、JALと協業し4空港で就航

    旅客機の役目を終えた飛行機を貨物輸送専用の機体(フレイター)に改修。就航するのは成田空港、新千歳空港、北九州空港、那覇空港の4空港

    2024/4/17
  2. 「ダークパターン」に接触した消費者、サイトの利用を避ける傾向。約4割が「信頼できるアプリやサイトはない」と回答

    ダークパターンの認知度は2割程度にとどまっているが、実際にダークパターンに接触した消費者の反応は不快感が大きいようだ。調査結果から消費者実態をまとめる

    2024/4/15
  3. アマゾンの「Amazon スマイルSALE ゴールデンウィーク」は4/19(金)9時から開始。レジャー・アウトドア商品セールやポイント還元キャンペーンを実施

    セール期間は4月19日(金)9時00分~4月22日(月)23時59分。最大5000ポイント還元キャンペーンも実施

    2024/4/16
  4. 消費者庁、「No.1」表示を実態調査へ。「問題となるNo.1表示の考え方を示す」

    消費者庁の新井長官は会見で、客観的な調査に基づかない「No.1」表示が多く散見されると指摘。調査結果は今秋にも公表する予定

    2024/4/16
     
  5. 小林製薬の「紅麹」問題、消費者のサプリメント利用意向への影響はある? 摂取を減らすユーザーが4割超に

    サプリメントユーザーの42%が小林製薬の「紅麹」問題を機に摂取頻度を少なくするか摂取を止めたいとの意向があり、年齢が高いほど摂取をやめたいとするユーザーが多い

    2024/4/17
     
  6. 消費の二極化、イオン吉田社長は「付加価値型と価格訴求型の両方を提供する必要がある」

    イオンの吉田昭夫社長は4月10日の決算説明会で、消費動向を踏まえた価格戦略などについて説明した

    2024/4/15
     
  7. すぐできる! 通販サイトをちょっとした一手間で「メディアEC」にする方法とは? コンテンツを作るヒントを解説

    ECサイト構築サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」のオウンドメディア「よむよむカラーミー」の編集長が、「メディアEC」について解説します【連載2回目】

    2024/4/15
     
  8. 国内ユニクロ事業のEC売上は6.3%減の743億円、EC化率は15.3%【2024年度中間期】

    国内ユニクロ事業は同2.0%減の4851億円、国内ユニクロ事業に占めるEC売上高の割合は同0.7ポイント減の15.3%

    2024/4/15
     
  9. 誇大広告+わかりやすい契約事項表示を求める表示義務に違反したサプリEC会社、その違反行為と処分内容とは?

    サプリメントなどのネット通販を手がけるオルリンクス製薬が、誇大広告など特定商取引法違反で行政処分を受けた

    2024/4/15
     
  10. JR西日本、出店型のECモール「WESTER モール」をオープン

    「WESTER モール」では土産品や食品、ギフト商品を中心に旅と買い物に関わる商品を販売する

    2024/4/16
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    ミールキットの次はレンチンのみの「デリOisix」。時短需要の獲得を進めるオイラ大地の“タイパ”商材戦略

    1 year 10ヶ月 ago

    オイシックス・ラ・大地(オイラ大地)は4月18日から、電子レンジで温めるだけで調理が完成する総菜を届けるサービス「デリOisix」の提供を開始した。

    「デリOisix」は、主菜と副菜の冷蔵総菜1食分(2~3人前)を、1セットもしくは3セットで届けるサービス。1食当たり5種類の野菜をとれるのが特徴で、冷蔵状態で届ける。

    「デリOisix」は、食品宅配サービス「Oisix」の定期会員を対象にサービスを提供。商品内容と価格は、主菜と副菜の1食セットが1種類の「1dayセット」が2700円(税込)、主菜と副菜の1セットが3種類となる「3days」は8046円(同)。「Oisix」の会員数は2023年12月末時点で38万75人。

    電子レンジで温めるだけで調理が完成する総菜を届ける

    オイラ大地が3月14~21日に「Oisix」定期会員2055人を対象に実施したアンケート調査によると、「忙しくて夕食を作りたくないと思う日が週に何回あるか」と聞いた質問に79%の会員が「週に2回以上ある」と回答。「日々の食材に求める要素」は、「野菜がたっぷりとれるか」「おいしいか」「食材が安心安全か」に回答が集中したという。

    こうしたタイムパフォーマンス(タイパ)ニーズを踏まえて「デリOisix」を開発。メニューは、主菜と副菜の2品が20分で作れるミールキット「Kit Oisix(キット・オイシックス)」の開発で蓄積した顧客の声を反映し、管理栄養士が監修した。

    「デリOisix」は「1食当たり5種類の野菜がとれる」「Oisixの人気野菜を毎週活用」「Oisixの安全基準にかなう食材だけを使用」「毎週6種類の週替わりメニューの配達でマンネリ防止」といった特徴を持たせた。「デリOisix」は2026年度末(2026年3月期)までに、累計販売食数1000万食の達成をめざす。

    ちなみに、「Kit Oisix」のシリーズ累計出荷数は、2023年5月末時点で1億5000万食を突破している。

    松原 沙甫

    千趣会がシニア向け通販を強化、60代後半~70代向けの通販カタログを創刊

    1 year 10ヶ月 ago

    千趣会は4月19日、60代後半から70代の女性を対象とした通販カタログ「わたしの彩り」を創刊した。レディースファッションを中心に、服飾雑貨や生活雑貨などライフスタイルを提案する。

    千趣会は、60代後半から70代の女性を対象とした通販カタログ「わたしの彩り」を創刊
    新たに創刊したシニア向け通販カタログ

    新カタログ「わたしの彩り」は、シニア世代の女性の悩みに対応した体型変化をカバーする商品や、気分が高揚するような色使い・デザインの商品を提案していく。掲載商品の価格帯は、トップスが1980円から、パンツは3740円から(ともに税込)など。顧客が購入しやすい価格の商品を選定した。

    シニア世代を対象としているため、カタログでは大きめの文字や写真を使用。対象顧客と同世代のモデルを起用して、顧客が商品を着用したときのイメージが湧くように工夫している。

    「わたしの彩り」創刊号の発行部数は10万部。ページ数は68ページで、5月と10月の年2回発行する。

    千趣会は、60代後半から70代の女性を対象とした通販カタログ「わたしの彩り」を創刊
    誌面のイメージ

    千趣会は、子育て世代の女性を対象とした通販事業を強みとしてきたが、既存顧客が一定の年齢層に達すると離脱してしまう課題を抱えていた。2019年には、50代後半から60代向けのカタログ「花笑(はなえ)むとき」を創刊。一定の実績は上げたものの、それ以降の年代に対するアプローチができていなかった。

    2023年秋に60代後半から70代の女性をターゲットとしたテストカタログを発刊。手応えを得たことから、同世代の女性に向けたカタログ「わたしの彩り」の本格的を決めた。

    松原 沙甫

    EC業界で独立、副業したい人必見! 起業のノウハウを学べるECセミナー【4/19開催】

    1 year 10ヶ月 ago

    一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA)は4月19日(金)、EC通販事業者向けに「ザ・EC起業セミナー」をリアルで開催する。

    ▼「ザ・EC起業セミナー」(4/19開催)

    ザ・EC起業セミナー 独立 副業 ジャパンEコマースコンサルタント協会 JECCICA ジェシカ

    ネットで販売するEC事業者と、そのEC事業者を支援する事業者の2つの切り口から、ECで独立したり、副業を成功させたりするための秘訣を解説する。ECで稼ぐためのヒントを得られるセミナー。概要は次の通り。

    • EC業界で働く人にとって、これまでに得た知見や経験を活用した「副業」、そして将来的な「起業」のヒントを学べる“場”
    • 講師は、5年連続年商1億円のECサイトを1人で運営しているミウラタクヤ商店の三浦卓也氏と、業界最大のYouTubeチャンネル「ECの未来」を運営しているサヴァリの福田泰志氏

    EC業界で得た知見や経験を「起業」「副業」に生かしたいと考えている人は、この機会にECで稼いでいる人の話を傾聴してみては。

    株式会社モノリス 代表取締役 三浦卓也氏
    株式会社モノリス 代表取締役 三浦卓也氏
    ひとりECでミウラタクヤ商店を運営し、ひとりで年商1億円を5期連続達成。ECは「モノを通したコミュニケーションをオンラインでやるだけ」なので、想像よりも難しくない。簡単ではなことではないけれど、努力の方向性で結果を出すことはできる。「人と一緒に働くのが苦手」でも仕事は好きな方にEC起業は生きていくための選択肢であるはず。そんな思いで、「ひとりEC」を執筆。
    サヴァリ株式会社 代表取締役 福田泰志氏
    サヴァリ株式会社 代表取締役 福田泰志氏
    大学卒業後化粧品会社を経て、楽天創業期に参画。ECコンサルタントとして活躍し、理論だけではなく、成果を出すための苦労を惜しまないコンサルティングスタイルを信条とする。手がけた店舗には、ショップオブザイヤー受賞店舗もその名を連ねる。2007年にECサイトのマーケティング支援のサヴァリ株式会社を設立。ECサイトの運用支援実績は3000社以上。EC業界最大級のYouTubeチャンネル「ECの未来」のプロデュース。

    こんな方にオススメ

    • EC業界で起業したいと考えている人
    • EC業界で副業したいと考えている人
    • EC業界で売り上げをアップさせたい人

    開催概要

    • イベント名:ザ・EC起業セミナー
    • 日時:4月19日(金)17:00~19:20(19:30~懇親会)
    • 実施形式:リアル開催 TIME SHARING 御徒町 マツダビル4F
    • 参加費:5000円
    • 主催:JECCICA
    • 詳細と申し込みhttps://jeccica.jp/ec-entrepreneurship-seminar/
    高野 真維
    確認済み
    27 分 54 秒 ago
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