ネットショップ担当者フォーラム

EC会社も自社で商品を配送する時代。フラッシュセールのGLSが始めた新たな取り組みなど | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
GLSジャパンは現在、事業の成長を優先するタイミングとし、利益面ではまだ黒字化していないという

会員限定、期間限定でファッション商材などを特別価格で販売するフラッシュセールサイトが日本に上陸して約6年が経過した。当該事業を展開する大手各社は順調に会員数、売り上げを拡大。日本でも一定の市場規模を開拓しているようだ。今号から各社の現状や戦略について見ていく。1回目はGLSジャパンでジェネラルマネージャーを務めるロイック・ビゼル氏(=写真)に聞いた。

いまは利益よりも事業の成長を優先するタイミングで積極的に投資を行っている

日本で「グラムールセールス」を開設して5年半が経過した。

「スタート以来、順調に売り上げを伸ばしている。社員数も約150人になったが、一層の事業拡大を見据えて今年はさらに50人規模の採用を計画している。ウェブ・IT系、セールス、マーケティング、バイヤーなど全般的に採用する。物流センターは昨年4月に千葉県市川市に移転・拡張しているが、本社オフィスも手狭になったので今年4月初めに八丁堀(中央区)に移転したところだ」

フラッシュセールの事業環境は。

「取引先ブランドの在庫は減っていないし、十分にポテンシャルがある市場だ。以前より取り扱いカテゴリーも広げていて、主力のファッション以外では酒類やコスメ、コンサートのチケットなど、さまざまな分野をテストしている」

セール数も増えている。

「セール数は月に300くらいまで増えている。カテゴリー別の売り上げシェアはアパレルが約40%、バッグやシューズ、アクセサリーで約30%、それ以外のキッズやコスメなどが30%程度といった具合だ。会員の分布は30代を中心に40代と20代も多く、女性が70%、男性が30%程度だ。最近はスマホの売り上げシェアが60%を超えてきている」

GLSジャパンのロイック・ビゼル氏
GLSジャパンのロイック・ビゼル氏

2014年12月期は大がかりなプロモーションを展開した。

「前期は、人気俳優の斎藤工さんなどを起用したテレビCMや交通広告、ウェブプロモーションなどを実施した。これまではウェブ回りに力を注いできたが、アプローチ手法を増やしたことでサービスの認知度が高まり、会員数は170万人に拡大している。今年も3月中旬から新バージョンのテレビCMを放映している」

前期実績は。

「売上高は前年比90%増だった。期初はマーケティング費用を抑えたが、5月頃に追加投資があり、プロモーションを強化した結果、後半は好調に推移して通期では90%増で着地した。数字は非公表だが、フラッシュセールサイトの売り上げではトップに立ったのではないか。今期(15年12月)も売上高は前年比で倍増を目指していて、継続的に販促施策を打っていく」

利益面は。

「まだ黒字化していない。いまは利益よりも事業の成長を優先するタイミングだと考え、積極的に投資を行っている。ただ、キャッシュはしっかりと回っている。売り上げがついてきているのでマーケティング施策への投資を継続できる。原則、ブランドから商品を買っていないので不良在庫がたまることもない」

規模拡大に向けた課題は。

「事業の成長を下支えするインフラ面の革新も必要になる。物流面では仕分けやピッキングシステム、梱包の自動化なども計画に入っており、発送までの迅速化につなげたい」

新しい取り組みなどは。

「電気自動車を使ったエコフレンドリーな配送サービス『グラムールカー』を始めた。通常、大手の配送会社を使っているが、自社配送にも乗り出す。まずは、都内の一部エリアを対象にスタートしたところだ。ユーザーに直接、商品を手渡すことで生の声が聞けるし、当社サービスのロゴが入った車を使うことでプロモーションにもなる」

フラッシュセール市場で勝ち残るためのキーワードは。

「それは『人』につきると思う。当社は消費者向けの通販サイトを運営しているが、どんなに良いサイトを作って、プロモーションにお金をかけても、キュレーションされた商品を提供してくれるブランドとの関係が強固なものでなければ始まらない。そのためには、ブランドとの信頼関係を築ける『人』が大事になる」

採用の強化に加え、労働環境にも気を使っている。

「当社は離職率も低い。社員が働きやすい環境を整えることで人材の確保はもちろん、モチベーションも高められる。テレビCMの放映も新規客の獲得が目的ではあるが、自社のサービスがテレビで流れることは社員にとっても誇らしいこと。社員が幸せで、モチベーションが高い方が、良いものが生まれる」

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アスクルとヤフー、ロハコ内に化粧品を販売する「LOHACO BEAUTY」を4/17に開設 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
直取引メーカー22社をはじめとした計42社、主力60ブランドからスタート

アスクルは4月17日、ヤフーと共同で運営している消費者向けECサイト「LOHACO(ロハコ)」内に、女性向けの化粧品販売サイト「LOHACO BEAUTY(ロハコビューティー)」をオープンする。アスクルが化粧品販売サイトを手がけるのは初。

「ロハコビューティー」は、“オトナ女子の気分がアガるビューティーサイト”をコンセプトに運営。スキンケアとメイクアップの品ぞろえに注力する。

直取引メーカー22社をはじめとした計42社、主力60ブランドからスタートする。メーカーで自社以外のECでは初出店となるオルビス、無印良品なども参加する。

ヤフーとアスクルが運営する女性向けの化粧品販売サイト「LOHACO BEAUTY(ロハコビューティー)」

「LOHACO BEAUTY(ロハコビューティー)」のサイトイメージ
  • 大手メーカー系
    花王株式会社(キュレル)、株式会社コーセー(アウェイク)、株式会社資生堂(アクアレーベル、インテグレート)、日本ロレアル株式会社(メイベリン ニューヨーク、ロレアル パリ、ラ ロッシュ ポゼ)
  • 通販直営店系
    オルビス株式会社(オルビス)、株式会社DHC(DHC)、株式会社ドクターシーラボ(ドクターシーラボ)、株式会社ハーバー研究所(ハーバー)
  • ライフスタイル提案型系
    株式会社イオンフォレスト(ザ・ボディショップ)、株式会社イデアインターナショナル(テラクオーレ)、株式会社ニールズヤード レメディーズ(ニールズヤード)、株式会社ネイチャーズウェイ(ナチュラグラッセ)、株式会社良品計画(無印良品)、株式会社ヴェレダ・ジャパン(ヴェレダ)
  • その他メーカー系
    富士フイルム株式会社(アスタリフト)、ロート製薬株式会社(肌研) ほか

「ロハコビューティー」は、LOHACO利用者1万人からアンケートで集まった声をもとに、生活者とメーカーをつなぐ「LOHACOのマーケティング・プラットフォーム」を活用して展開。サンプルや限定品販売などの販促も手がけていく。

「LOHACO」のこれまでの累計利用者数は150万人を突破(2014年12月時点)。今後は顧客の声を取り入れ、扱うブランドをさらに拡大。ビッグデータを活用して、ECにおける化粧品購買の可能性を広げていくとしている。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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通販会社が直面する実店舗事業の難しさと可能性。1年過ぎたフェリシモのリアル展開の総括 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
常設店を増やすことでリピーターを獲得し、早期に黒字化を達成したい方針

フェリシモが店舗事業を強化している。同社では昨年、初めて店舗を出店。関東地方を中心に、主にアウトレット品を販売する店を出している。初年度の売上高は目標に到達していないが、常設店を増やすことでリピーターを獲得し、早期に黒字化を達成したい考えだ。

同社では昨年4月、埼玉県越谷市の「レイクタウンアウトレット」に初の実店舗として「フェリシモサーカス」を出店。その後も栃木県那須塩原市、東京都江東区にアウトレット店を出店した。山岡眞佐美O2O事業開発部長は、店舗を出す意義について「重要な順に(1)通販以外の販売チャネルでの売り上げ拡大(2)通販を利用していない消費者の取り込み(3)既存顧客との関係性強化(4)CtoCでの情報拡散の促進(5)休眠顧客との再会(6)ブランドの信頼性向上(7)通販の新規顧客獲得(8)在庫処分販売の新たなチャネル(アウトレット)の8つが挙げられる」と説明。アウトレットは重要度としては低くなるが、「現行の通販商品を店舗で販売してもどの程度売れるか分かららないが、売れ残った商品の現金化とはリスクが低い」(山岡事業部長)ことから、アウトレット店の展開からスタートすることになった。

フェリシモの実店舗事業
お台場の「ヴィーナスフォート」にある「フェリシモサーカス」

今年3月には神戸市垂水区の「三井アウトレットパーク」に期間限定のアウトレット店を出店しているが、基本的には関東地方を中心に店舗展開を進めている。これは、関東はマーケットが大きいことと、同社会員が多いことが理由だ。

店舗事業を開始してから丸1年経過したものの「売り上げ目標には達していない」(同)という。購入客の半数は通販の既存顧客・休眠顧客で、これをベースに新規顧客も加わるっているが、運営の経験不足から売り逃しも起きている。「目標に到達できなかったのは残念だが、店舗事業はそう簡単なものではないことを再認識した」という山岡事業部長。集客のための店頭での工夫や立地による客層の違いに対応した品揃えなどを進めていく。「販売スタッフを外注している販売代行会社と当社、さらにはデベロッパーと密に連携しながら試行錯誤していきたい」(同)。

宣伝に関しては、会員向け広告を実施。店舗近隣住人への折込チラシや駅広告に関しては、試験的に実施したものの、効果が見えにくく、費用対効果が伴わないことから、現在は行っていない。

「まだよちよち歩きの段階」と山岡事業部長が評する同社の店舗事業。当面は現行店舗において1店単位で採算を取っていくことに注力するが、さまざまな立地やMDで期間限定のトライアル出店を行い、今後の出店場所や品揃えを調査。「成功モデル」見出すことで、早期に黒字化を達成したい考えだ。山岡事業部長は「常設店が多くなればリピーターも増え、加えて新規を取り込んでいくことができれば2年目はもっといけるでは」と意気込む。

現段階では、那須塩原店やお台場にあるヴィーナスフォート店はやや苦戦しているという。これは「一見客が多いのが大きいと考えており、逆に郊外型ショッピングセンターは近隣の消費者が毎週のように来店するので、アウトレット品の販売を通じてファンになってもらえる可能性がある。当社の通販は30~40代女性が主力なので、その点でも合致している」(同)と分析する。

また、同社では今年2月19日から3月4日まで、東京都渋谷区の「渋谷ヒカリエShinQs(シンクス)」にネコ好きをターゲットとしたサイト「猫部(ねこぶ)」の実店舗を期間限定でオープン、「当初予定していた売り上げを約50%上回った」(広報部)というほど人気になった。そのため、3月には吉祥寺にも期間限定店を開設し人気を集めたほか、4月7日から20日にかけて「フェリシモ猫部とかわいい雑貨」ショップを、東京都足立区の北千住マルイにオープンしている。山岡事業部長は「こうしたショップは短期間でも採算は取りやすいので、全国の大都市で集客力ある施設を巡っていくのも面白いのではないか」とする。

今後どんな店を出していくかについては、まだ結論が出ていないが、現行通販商品を販売する店も展開していく。現在、最新カタログの商品が買える店は、東京都武蔵野市の「吉祥寺パルコ」に期間限定で開設している「ポップアップショップ」と、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO―BAY」に出店する「FELISSIMOららぽーとTOKYO―BAY店」の2店。現行商品が買える店舗の拡大は「試着したい」「実物を見たい」などといった要望に応えるのが目的だ。現段階では通販との連動があまり行われていないことから、店経由の通販における新規客獲得人数は数百人程度にとどまっているが、今後は通販ビジネスの会員増にもつなげていく計画。

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EC大手の寡占化が進み、大手企業が本格的にECに参加する。ソフテルが見る2015年のEC業界 | 2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは? | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
持続的な成長には、優秀で戦略的な経営者の存在、不確実性を可視化するロジスティクスなどが必要と指摘

ネットショップ受注管理・在庫管理ソフト「通販する蔵」を提供するソフテル。1000店舗以上が利用する「通販する蔵」を通じたサポートなどを含め、2015年のEC市場などを代表取締役の北川輝信氏に聞いた。

テレビや雑誌などのメディア、実店舗もツールとして利用していく時代に

ソフテルの北川輝信氏
代表取締役
北川輝信氏

――2015年のEC市場は前年(2014年)と比べてどのような環境になると考えていますか?

EC大手の寡占化がさらに進み、大手企業が本格的にECへ参入してくると思います。

その際に、実店舗との連携も行うオムニチャネルを武器にしてくるでしょう。EC専業だった企業も実店舗も出店を加速し、ますます販売チャネルが多様化すると考えられます。

モールに関しては今年も楽天・Amazonの2強は揺るがないでと思われますが、「セブンモール」や「ポンパレ」が伸びていきそうです。

――今後、成長を持続していくためにはどんなことが必要だと考えますか?

販売チャンネルの多様化が必須となります。

そのためにネットだけでなくテレビや雑誌などのメディアや実店舗もツールとして利用していくことになるでしょう。

――2015年、貴社ではどのようなことに取り組みますか?

オムニチャネルツールの充実を行っていきます。

もともとECモールとの連動の強みがあるので、さらに実店舗との連動を可能とするPOSレジシステムのリリースや、タブレットでの商品提案ツールの提供を本格化します(既に導入している店舗が増えてきています)。

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2015年のEC市場を占う! 押さえておくべきポイントは?
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トークン用いた決済処理でカード番号の漏えいリスクを軽減するサービスを開始、GMO‐PG | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
クレジットカード情報登録時の処理や伝送時のリスクに対応

GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は4月15日、トークン(乱英数字の文字列)を利用したクレジットカード決済サービスの提供を始めると発表した。

GMO-PGは、加盟店の情報漏えい対策となる「カード情報非保持サービス」を提供しており、通常時にEC事業者のサーバなどからクレジットカード情報が漏れるリスクはなくなっている。しかし、ECサイトでクレジットカード情報を登録した際の処理や伝送を行う際、クレジットカード番号を盗まれる可能性があったという。こうした処理や伝送時にクレジットカード番号の変わりにトークンを使用、クレジットカード番号の漏えいリスクを低減する。

購入者が入力するクレジットカード番号をGMO-PGがトークンに置き換え、クレジットカード番号とは異なる文字列として決済処理するという。仮に伝送時などに情報が漏えいしたとしても、トークンに置き換えられた文字列自体は意味のない無効化されたもののため、クレジットカード番号が流出する恐れはない。

GMO-PGではこれまで、同サービスを一部の加盟店に提供していた。多くの加盟店に安心・安全なクレジットカード決済サービスを利用してもらえるよう、すべての加盟店に向けにトークンを利用したサービスの提供を決めた。

これまで加盟店がクレジットカード番号に触れずに決済するには、GMO-PGのサーバー上にある専用の決済画面を提供、購入者にリンク(画面遷移)してもらう必要があった。独自の決済システムの装備といったカスタマイズを施している加盟店は、「カード情報非保持サービス」での「非保持」しか対応できなかった。

トークンを利用したクレジットカード番号に触れない決済サービスは、決済システムをカスタマイズしている加盟店も導入可能。購入者に画面移動を促す必要がないため、外部リンクによる購入の離脱も防ぐことができるようになるとしている。

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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KDDIがフラッシュセール事業のルクサを連結子会社化 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
KDDIとルクサはすでに、auスマートパス会員向けにサービスを提供するといった提携を進めている

KDDIは4月14日、サイトフラッシュセールサイト「LUXA(ルクサ)」を運営するルクサの発行済株式を取得し、連結子会社化すると発表した。出資額や保有株の割合は非公表。

KDDIとルクサはすでに、auスマートパス会員向けにサービスを提供するといった提携を進めており、「ルクサ」の売り上げの多くがau経由となっている。連結子会社化で連携を強化、auユーザーに特化したサービス展開を進めていく。

ルクサは、人材サービスを手がけるビズリーチの一事業として2010年8月にスタート。同時期にフラッシュセールサイトを開設、高級路線を特徴に他のサイトと差別化を図っている。創業から4年で会員数は100万人超。

2013年10月にはKDDIが3億3000万円を出資し、資本業務提携を締結。2014年10月にKDDIが発表したスマートフォン時代のポータルをめざす「Syn.(シンドット)」構想にもルクサは参加するなど、KDDIとの連携を進めてきた。

KDDIでは2014年から開始した電子マネーサービス「au Wallet」が好調で、「au Wallet」とECサイトを連携させることで事業を拡大。ポイントの利用促進につながるとみており、EC事業の強化を進めている。

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ラグジュアリーブランドECの「YOOX Group」が日本でEC売上50億円規模に成長できた理由とは | ECサイト研究最前線 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
「ネッタポルテ」との合併で総売上高(2014年度、連結ベース)は13億ユーロ(約1670億円)を超える見込み

ラグジュアリーブランドのファッションやデザインアイテムを販売するイタリアのEC企業、YOOX Group(ユークス・グループ)。日本での売り上げは3680万ユーロ(2014年12月期、2014年のユーロ平均レートで換算すると約51億7000万円)で、日本でラグジュアリーファッションを販売するECサイトとしては最大級。ラグジュアリーブランド商品が売りにくい日本のEC市場で、YOOX Groupはどのように売り上げを拡大し続けているのか。

地域特性に合わせたグローバルなビジネス展開と豊富な品ぞろえ

YOOX Groupは2000年設立のファッションブランド企業で、イタリアに本社を置く。日本上陸前までは国内でほとんど目にすることがなかったクリストファー・ケインやジャンビト・ロッシなど、数多くのブランドを取り扱っている。ブランドごとに数多くの商品数を用意し、海外で買い物をしている感覚でショッピングができる点が強みだという。

外資企業のECサイトだが、日本のECサイトで購入するのと変わらないサイトの利用のしやすさも人気の理由の1つといえる。商品登録はイタリア本社で行っているが、サイトは日本語で表記し、たどしい日本語は使っていない。

また、アパレルのサイズは欧米と日本では異なることが多いが、サイズ表記の差異も日本向けに合わせて書き直すなど細かなローカライズを進めている。電話やEメールによるカスタマーケアも、専門のスタッフが平日午前9時~午後9時まで対応している。

商品の受け取りは、国際宅配便の使いにくさを極力減らす努力を施す。日本は全世界売り上げの7%相当の売り上げがある。商品在庫はイタリアだが、日本国内にいったん商品を預かる物流センターを設置。イタリアから日本の物流センターに商品を発送、その後、その物流センターから日本の配送業者が宅配している。

このような配送フローを採用することで、時間帯指定や代金引換決済などのサービスの提供を実現。国内のECサイトで商品を購入する感覚で利用できるようにしている。

サイト上の表記も日本のECサイトと遜色ない

日本企業との提携も模索

ユークス・グループではファッションやデザインの商品を取り扱うライフスタイルのオンラインストア「yoox.com」、最新のセレクティブな商品を集めたラグジュアリーなオンラインブティック「thecorner.com」、女性向けのハイエンドなシューズとシューズに特化した記事なども提供する「shoescribe.com」を展開し、それぞれ異なったコンセプトや顧客体験を提供している。

また、ブランドごとのオンラインフラッグシップストアの運営支援も展開。現在“Powered by YOOX Group“として運営する31ブランド、およびケリングとのジョイントベンチャーで運営する7ブランドのオンラインストアを展開している。

今後、さらにローカライズ化を進めていくことで、日本での売り上げの拡大を進めていく。2014年9月には、日本上陸10周年を記念して、スペシャルコンテンツを企画。アニバーサリーイベントを開催した実績もあり、今後もローカライズ化を積極的に展開していく。日本に拠点を置く企業とのco-marketing(共生マーケティング)やco-branding(ブランド提携)を目的とした提携も進めていきたいとしている。

3月31日には「カルティエ(Cartier)」や「ピアジェ(Piaget)」、「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(IWC)」などのブランドを展開するリュシモン擁する通販事業「ネッタポルテ」との合併へ合意が発表されており、新会社「ユークス・ネッタポルテ・グループ」の総売上高(2014年度、連結ベース)は13億ユーロ(約1670億円)を超える。

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「消費」から「体験」へ 。オムニチャネル時代を生き抜くために、知っておきたい消費市場の「いま」 | 消費から体験へ。オムニチャネル時代を生き抜くために | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
小売企業は「地域の売上を伸ばす」競争から、「消費者の時間と可処分所得を奪い合う」競争へと、ゲームのルールが変わった。

2014年は「オムニチャネル元年」と言われ、消費市場は大きな転換点を迎えています。これまでも、市場の飽和などを背景に、もはやモノを作って流通させれば売れるという時代ではないといった指摘がされてきました。しかし今、デジタル・モバイル・テクノロジーの進化によって引き起こされているのは、世界規模での消費市場の同期化や、バリューチェーンそのものの変化という、企業の存在意義に関わる非常に大きな変化です。

消費者の「本質回帰」や「経験価値」への要請が高まる中、消費財企業や小売企業は、消費者にどのような価値を提供できるのか、自らの存在意義は何なのか、再定義する必要に迫られています。本レポートでは、こうした変化を踏まえ、企業の成功要因と課題について考察していきます。

世界の消費市場の同期化

テクノロジー変化のトレンド KEY TECHINOLOGY TRENDS
決済機能の多様化→実物のお金は不要な時代に
買い物体験のデジタル化→リアルの疑似使用体験が可能に AR(拡張現実)、3Dプリンターなど
Internet of things→PC/TV/タブレット/ウェアラブルの同期化によるタッチポイント増と24時間の買い物体験 購買プロセス短縮化
データアナリティクス→消費者の行動観察に基づく製品開発やプロモーション 世界の物価データが入手可能
SNS→オープン/クローズドな口コミ情報伝播

EC市場(消費者向けの電子商取引市場)は、急速に拡大しています。世界のEC市場は、2018年までに年率17%成長と、店舗小売市場の年率6%を大きく上回る高成長が予想されています。日本でも、店舗小売市場の年率0.3%に対して、EC市場は9%成長が予想されており、2018年には小売市場に占めるEC市場の割合は、現在の3%から6%へと拡大する見込みです(出所:Euromonitor)。

中でも、アリババ集団の成長にけん引される中国、Amazon.comや楽天が浸透している日本を含むアジア市場は、2016年には北米を逆転して世界最大のEC市場になると予想されています。これまでEC化率が低かった食品・飲料・日用品のEC利用の拡大も、EC市場の高成長のドライバーとなる見込みです。日本でも、ネットスーパーに先行参入した企業の努力により、食品分野での品質管理スタンダードは確保されており、生鮮を含めてEC市場拡大の素地が整いつつあります。

デジタル・モバイル・テクノロジーの進化は、「世界の消費市場の同期化」という、企業にとって非常に重要な変化を引き起こしています。これは、企業の競争が国や業種を超えて起こることを意味しており、大きなビジネスチャンスであると同時に、環境変化に対応できない企業にとっては存続にかかわる大きな変化となります。

例えば、重要なテクノロジーの進化の一つに、データアナリティクスがありますが、この分野の動きとしては、世界の小売店の物価データをリアルタイムで提供する米国のPremiseのような新興企業の出現や、本社から全店舗の瞬時の値付け変更を可能にするダイナミックなリアルタイムプライシングなどが挙げられます。

また、ソーシャル・ネットワーキング・サービスは、オープンまたはクローズドな口コミ情報伝播ツールとして強い力を持ちつつありますが、LINEが海外でも普及するなど、国を超えたネットワークが急速に広がっています。

テレビ、PC、タブレット、モバイルといったマルチディスプレイの同期化に加え、ウェアラブル端末を含めてさまざまな「モノ」がネットワーク接続されるようになる「Internet of things」も進みつつあり、消費者とのタッチポイントの増加や購買プロセスの短縮化が進んでいます。

また、拡張現実(Augmented Reality)技術の活用により、実物を利用しなくても、疑似体験をすることが可能となるなど、買い物体験のデジタル化も進んでいます。さらには、決済機能の多様化により購入時に実物のお金が不要であるケースが急増しています。

例えばPayPal は世界で1億3,000万人以上のアクティブユーザーを抱えており、2013年の決済総額は2,000億米ドルを超える規模まで成長しています(出所:会社ウェブサイト、eBay AnnualReport)。また、スマホなどの携帯機器を使った決済の世界市場は、現在の約2,300億米ドルから、2017年には7,000億米ドルを超える規模に拡大するとの予測もあります(出所:Gartner)。

変わるゲームのルールとバリューチェーン

「共同創造型」のバリューチェーン
情報の流れ メーカー 販売者 消費者 情報の流れ(双方向) 従来の情報の流れ

モバイルテクノロジーの進化、そしてそれが引き起こす世界の同期化を背景に、消費市場を取り巻く競争環境は大きく変化しています。ここでは、中でも重要な変化として、

  1. ゲームのルールの変更
  2. 企業の差別化要因の変化
  3. バリューチェーンの変更

の3点に触れたいと思います。

これまで小売企業は、主に実店舗において、地域の売上シェアをいかに伸ばすかを競ってきました。しかし、Amazon.com、楽天、Google、Appleといったインターネットテクノロジー企業や、Facebook、LINEといったソーシャル・ネットワーキング・サービス企業が、それぞれの「経済圏」を構築・拡大しており、今後はそうしたチャネルを超えた経済圏も含めて、消費者の「時間と可処分所得」を奪い合う競争へとゲームのルールが変わっていくことが予想されます。

それぞれの「経済圏」においては、テクノロジーの進化を背景として、コンテンツそのものを生み出すのではなく、コンテンツの作成者と消費者との間で情報や財、サービス、資金などの交換が円滑に行われるための「場」を提供する「プラットフォーム事業者」が台頭しているのが大きな特徴になっています。

テクノロジーの変化や競争相手の変化に伴い、企業の差別化要素も変化しています。商品価格差がますます縮小することが予想されますが、そうした中、物流が一つの重要な差別化要因になってきており、小売各社もクリック&コレクト(Click & Collect)サービスに力を入れ始めています。

例えばWalmart は、顧客調査で55%が食料品を自宅配送ではなくピックアップを希望していることを受け、米コロラド州デンバーの11店舗で食料品オンライン販売の受取りを試験的に開始しました(出所:IntegratedSolutions for Retailers)。NordstromのECサイトでは、店舗受取り限定品の絞込み検索が可能となっています。また、Tescoでは、受取場所を店舗にとどまらず、学校やスポーツクラブなどの地域コミュニティへと拡大させています。

物流効率の追求に関しては、Amazon.comが非常に力を入れていることで有名です。巨額の物流投資を行って物流網構築を進めていることに加え、クリック&コレクトの拠点であるamazonlockerの全米での設置、ビッグデータの分析結果をもとに顧客が望む商品を注文前に出荷する「予想出荷システム」の特許取得、無人飛行機の利用による配送に関する航空当局への申請など、将来を見据えて積極的な対策を進めています。

日本においても、アマゾンジャパンの売上高は年率20%に迫る成長を続けており(出所:Amazon.com)、小売業売上高ランキングでも11位にランクインする規模へと拡大するなど、同社のあくなき物流効率の追求は、日本の小売業にとっても脅威となっています。

バリューチェーンに関しても、根本的な変化が生じつつあります。上で述べた「プラットフォーム事業者」が台頭している背景として重要なのは、それらのプラットフォームが、双方向的な情報の流れを提供しているという点です。これまでの情報の流れは、メーカーが製品を作り、小売企業が店舗という場でその製品の魅力を展示し、それを受け取った消費者が購入する、といった一方向的なものでした。

今後は、インターネット上のショッピングモール、コンテンツ配信サービス、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、クラウドソーシング、オープンイノベーションなど、さまざまなプラットフォームの拡充により、「企業と消費者」「消費者と消費者」が協力しながら価値を創造していくという、「共同創造型」のバリューチェーンがより一層広がっていくことが予想されます。こうした中、従来はメーカーと消費者の間をつなぐ役割を果たしていた小売業は、新たな時代に即した付加価値が提供できない限り「中抜き」のリスクに直面することとなります。

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消費から体験へ。オムニチャネル時代を生き抜くために
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新日本有限責任監査法人 消費財セクター

国内市場の縮小と新興国市場の台頭、グローバルな価格競争と生産コストの上昇、そして消費者ニーズの多様化と複雑化―消費財・流通企業を取り巻く経営環境は今、「新たな秩序」ともいうべき変革の時を迎えています。成功の鍵は、変化の兆しをいち早く捉え、機会とリスクの正しい理解に基づいて、時代に一歩先んずることにあります。

新日本有限責任監査法人(EY)は、英国ロンドンに食品、飲料、日用品、タバコの4つのサブセクターを擁するグローバル・コンシューマー・プロダクツ・センター(Global Consumer Products Center)を設置し、各国に在籍する専門家や業界の利害関係者から日々もたらされる最新情報や知見、ナレッジを幅広く収集・分析し、導き出されたインテリジェンスをグローバルでシェアしています。

日本においては、新日本有限責任監査法人をはじめとするEY Japanのメンバー・ファームに所属するアシュアランス、税務(EY税理士法人が税務サービスを提供)、トランザクション、アドバイザリーの専門家からなる消費財セクターに特化したチームが、グローバル・コンシューマー・プロダクツ・センターをはじめ、世界150カ国に広がるEYのグローバル・ネットワークと緊密に連携し、「新たな秩序」に立ち向かうクライアントの戦略的な意思決定と迅速な課題解決を支援しています。

新日本有限責任監査法人 消費財セクター

楽天受注APIへの対応が進む受注管理システム、ネットショップ支援室&ブランジスタ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
今年1月の無料化に伴い、メールやCSVから取り込んでいた方法を変更

楽天市場の受注APIに対応する受注管理システムが増えている。従来、楽天の受注WEB APIを利用するには、初期導入費用10万円、1件あたり7円の処理手数料が必要だったが、2015年1月から無料化に。これを受け、従来メールやCSVからデータを取り込んでコストを抑えようとしていたEC事業者も、手間のかからないAPIの利用ニーズが増加。受注管理システムがこうしたEC事業者のニーズに対応し始めている。

ネットショップ支援室は4月13日、受注管理システム「アシスト店長」で、メールやCSVから受注データを取り込んでいた方法を変更し、APIベースでの受注データの取り込みに切り替えた。メールや商品登録画面と「アシスト店長」が切り離せるようになり、「アシスト店長」だけで受注処理が完結するようになったとしている。

ブランジスタも4月13日、受注管理システム「まとまるEC店長」で楽天受注APIとの連携を開始した。受注情報の取り込みの安定、送り状番号・配送会社の自動登録、在庫情報の時間短縮といった効果が見込まれ、受注管理の効率向上が図れるとしている。

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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通販コスメの探索アプリ「美よたん」の提供を開始、ディー・キュービック | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
掲載している化粧品は「たまごリピート」を利用している企業の商品に限定

コンタクトセンター事業のディー・キュービックは4月14日、通販コスメの試用ができる美容探索アプリ「美(び)よたん」の提供を開始した。テモナが提供している定期専用通販システム「たまごリピート」を導入している企業専用に、ネイティブ広告を提供するサービスとして展開。「たまごリピート」導入事業者の売り上げアップにつなげ、システムの導入企業の拡大につなげていく。

「美よたん」は、最初の簡易アンケートで肌質、年齢などを入力すると、アンケートの結果にもとづいたお薦め商品を表示。無料・有料トライアルや、初回限定割引商品の申し込み・購入ができる。

アンケート結果は価格・新着・人気順などに並び替えることも可能。気になる商品を登録し、複数の商品を比較したり、後で詳しく見ることもできるようになっている。

掲載している化粧品は「たまごリピート」を利用している企業の商品に限定。「たまごリピート」の利用企業であれば、初期費用無料。消費者が商品を購入した場合に成果報酬が発生する料金体系となっている。

「たまごリピート」の導入事業者は現在650社。化粧品以外の導入企業も多く、初年度は400品目・200社の掲載を目標にしている。ダウンロード数は50万ダウンロードをめざす。

「美よたん」での購入イメージ

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中川 昌俊

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小売業の円安倒産、2014年度は前年度比約3.5倍。3月には有名EC企業の事業停止も | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
EC業界では3月、ファッションECの高田企画、タイヤ専門ECのエクシブが円安の影響を受け、事業を停止している

帝国データバンクが4月6日に発表した「『円安関連倒産』の動向調査」によると、急速な円安進行が影響した2014年度の小売業の倒産は、2013年度比244.4%増の31件だった。全業種のなかに占める構成比率は7.7%で、同2.6ポイント増えた。

他の業種では建設業のほか、卸売業が105件の倒産件数で、同183.8%増。製造業は91件で、同184.4%増だった。

食料品や繊維・アパレル関係の業者を中心に円安倒産が広がっていると、帝国データバンクは指摘している。

帝国データバンクが実施した円安関連倒産の動向調査

業種別の円安倒産件数など

EC業界では、夢展望が円安による原価高騰などの影響を受け、業績が悪化。3月末に健康コーポレーションの傘下に入り、事業継続のための資金を調達している。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーのファッションジャンル賞を獲得したこともある、女性向けファッション通販サイト「スプリングデイズ」を運営する高田企画は3月9日に事業を停止した。低価格商材で売り上げを伸ばしていたが、近年は円安などの影響で仕入れコストが増加。負債が膨らんだとみられる。

Yahoo!ショッピングのアワード常連店で、タイヤ・ホイールの専門ECサイト「セレクションパーツ」を運営するエクシブは3月末、円安による輸入単価の高騰による収益悪化で事業を停止した。

2015年3月度は集計開始後、最多の倒産件数を記録。帝国データバンクによると、現在の円安傾向は当面続くとみられるという。4月以降も引き続き、円安の影響を受けた関連倒産は高水準で推移する可能性が高いとしている。

円安関連倒産の動向調査による、「円安関連倒産」の推移

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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機能性表示食品制度がスタート、業界最大手サントリーウェルネスは「セサミンEX」で届出 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
4月1日に機能性表示食品制度がの届出が確認できたのは、サントリーウエルネス、ファンケル、ライオン、八幡物産

「機能性表示食品制度」が始まった。4月1日、届出が確認できたのは4社。これに遅れじと、虎視眈々と制度活用を狙う企業も現れている。業界最大手のサントリーウエルネスは「セサミンEX」で届出。表示内容は“抗酸化作用”とシンプルだ。理由はどこにあるのか。

健康食品の訴求は大きく2つに分類

4月1日時点で機能性表示食品制度に届出を行ったことが確認できた企業
届出を行ったことが確認できた企業

健康食品の訴求は大きく2つに分かれる。「グルコサミン=関節」「ブルーベリー=目」のように成分と「1機能」の結びつきが強いもの。もう一つは、多様な機能から“元気の素”のように理解されるものだ。前者は強い訴求力があるが参入企業の増加で競争が激化する。後者は、イメージの醸成に時間がかかるが、ビタミンやミネラルのように「ベースサプリメント」と認識されれば市場を独占できる魅力がある。

ただ、制度は成分の特定とその評価で「機能」を明示する必要がある。多様な機能を訴求する“マルチファンクションクレーム”を目指す複数の企業が頭を悩ませていたのがこの部分だ。表示機能の限定は、ターゲットを狭めることにもつながるからだ。

さまざまな角度の訴求から顧客の獲得を進めてきたセサミンもその一つといえる。これを意識してか分からないが、表示はシンプルなもの。機能を明確にイメージしにくいが、領域を広くとることで広告の表現次第で訴求の幅が広がりそうだ。

ファンケルは「えんきん」など2アイテム。表示内容も具体的かつ分かりやすい。

今回、複数社で「アイケア関連」の届出予定が確認でき、すでに厳しい競争が予想される。中小にはハードルの高い“製品の臨床試験”で、他社と差別化を図る狙いがあるのかもしれない。一方、中堅通販でまっさきに名乗りを上げた八幡物産は、“成分の研究レビュー”を活用。ルテインで、「目の調子を整える」といった表示を行う。

後発組ながら急成長を遂げたライオンも主力製品で届出。制度に乗らない“いわゆる健食”では、ダイエットサプリの規制が厳しさを増しており、制度活用で一気にシェア拡大を図る狙いがあるか。

◇

近く届出を行う企業も5社あった。山田養蜂場は、近く3アイテムを予定。「積極的に活用する。研究レビューで対応困難なものや(蜂産品関連など)主力製品は臨床試験で対応する」と意気込む。ほかに「(EPAを使い)秋の新商品で検討。夏前に届出予定」(日本水産)、「パッケージなど詳細の詰めに入っており4~5月中に」(興和)、「4月中の申請を目指す」(小林製薬)、「近日中に届け出る」(森永製菓)と、大手が制度活用を表明する。

一方、美容ドリンクの通販を行う第一三共ヘルスケアは「現時点で具体的な製品開発の検討は行っていない」と静観の構え。ただ、届出時期を未定とする企業も「積極的に活用」(ダイドードリンコ)、「専門家と研究・協議を続けている」(やずや)など関心は高い。研究レビューを使い「コラーゲンペプチドで『肌の保湿』関連の表示を行う」「関節系の商品で予定している」という企業もある。

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通販・EC企業はチェックしておきたい特商法改正に向けた内閣府消費者委員会の動向 | 業界の最新&重要情報がすぐわかる「JADMA 通販業界ウォッチ」 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
通販・EC事業者が知ってると得する2~3月上旬の通販業界重要情報
内閣府消費者委員会にて第1回特定商取引法専門調査会が行われました。公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)も参加し、JADMAの紹介と通販業界の現状について説明。消費者委員会では、8月に中間報告をまとめたいとしています。

通販・EC企業は要チェックの特商法改正動向、ヤマトグループ羽田クロノゲートを見学など

3月5日に、内閣府消費者委員会にて第1回特定商取引法専門調査会が行われ、JADMAからは佐々木会長が委員として参加した。JADMAの紹介と通販業界の現状について説明を行ったほか、消費者庁や経産省からの報告もあった。

特商法はその法律の性質から、適宜点検及び必要な見直しを行うこととしている。この調査会は、その論点整理を行うため、施行状況を踏まえた購入者などの利益の保護及び特定商取引の適正化を図るための規律の在り方について議論する。委員は、学識者、弁護士、消費者団体、事業者団体、東京都など15名から構成している(下記参照)。

消費者委員会では、8月に中間報告をまとめたいとしており、定期的に調査会を開催していく。

特定商取引法専門調査会 委員名簿

  • 座長:後藤 巻則(早稲田大学大学院法務研究科教授)
  • 座長代理:村 千鶴子(東京経済大学現代法学部教授)
  • 阿部 泰久(一般社団法人日本経済団体連合会常務)
  • 有山 雅子(公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会理事)
  • 池本 誠司(弁護士)
  • 沖野 眞已(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
  • 河野 康子(一般社団法人全国消費者団体連絡会事務局長(共同代表))
  • 佐々木 迅(公益社団法人日本通信販売協会会長)
  • 鈴木 弘樹(公益社団法人日本訪問販売協会副会長)
  • 高芝 利仁(弁護士)
  • 杤原 克彦(日本商工会議所理事)
  • 野坂 雅一(株式会社読売新聞東京本社調査研究本部総務)
  • 花井 泰子(特定非営利活動法人消費者被害防止ネットワーク東海理事)
  • 増田 悦子(公益社団法人全国消費生活相談員協会専務理事)
  • 山本 明(東京都生活文化局消費生活部長)
第1回特定商取引法専門調査会
第1回特定商取引法専門調査会

◆特定商取引法専門調査会の動向はこちらを参照ください。

物流委員会でヤマトグループ羽田クロノゲートを見学

物流委員会では2月25日にヤマトグループの羽田クロノゲートの見学会を開催し、38名が参加した。

既定の見学ルートにおけるビジュアルを駆使した説明によると、敷地面積約8万9千平方メートル、7階建ての建物で、104台のトラックが着車できるバースを備えている。単なる物流施設に留まらず、3階から7階は機能エリアとなっており、6階は羽田オンデマンドセンターとして印刷業務を、7階は羽田メンテナンスセンターとしてメーカー修理や医療機器の洗浄を行う等している。さらに7階から2階までが一本のコンベアでつながり、一時間に4万8千個の処理能力で荷物が仕分けられていく。一部作業にはロボットも試験的に導入しているとのこと。

物流委員会では今後も物流施設の見学会を行っていく方針。

ヤマトグループの羽田クロノゲートの見学会
羽田クロノゲート外観

顧客対応セミナーを全国3会場で開催

毎年恒例の消費者委員会主催「顧客対応セミナー」を、2月5日に福岡、6日に大阪、13日に東京で開催し、計約90名が出席した。同セミナーでは、各会場共通で「アクティブ・サポートの実際」と題して、アクティブ・サポート提唱者の河野氏から講演があった。この他、各社の顧客対応事例発表として、サンスター山下氏、ディノス・セシール深沢氏、ふくや平山氏、ユーキャン三枝氏の中から各会場二名ずつが登壇した。

消費者委員会では顧客対応上の情報交換を定期的に行っており、今後も継続していく。

JADMAが顧客対応セミナーを全国3会場で開催
顧客対応セミナーの様子

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業界の最新&重要情報がすぐわかる「JADMA 通販業界ウォッチ」
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公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)

JADMAについて

JADMAは、特定商取引法の第30条に位置づけられた通信販売業界を代表する公益法人です(1983年設立)。アフターケアの徹底、広告表現の適正化、通販110番での相談などを、消費者団体や、官公庁の消費者窓口などと協力して進めています。

会員の種類によってメリットの度合いは変わりますが、内外の最新情報や、公的機関の最新情報の入手、及び各種セミナーや先進企業の見学会に参加できます。

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)

ギフトイベントは早くはじめて遅く終わろう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
コツ48:ギフトイベントは早くはじめて遅く終わろう

登場キャラクター

うさもりさん

うさもりさん おおくまさんの洋菓子店の通販サイト運営担当者。

おおくまさん

おおくまさん 洋菓子店を経営している。

おおくまさん「来年のバレンタインのキャンペーン商品を気合を入れて考えなきゃな。……しかし毎年毎年申し込み締切日に殺到するし、当日はとんでもない数の配達があるからトラブルが多いんだよな」
うさもりさん「ふっふっふ、来年のバレンタインは大丈夫ですよ……」
作戦その① 早割り大作戦!」
うさもりさん「このように特典を用意して早期注文を促し注文を拡散させます」
作戦その② うっかりさんへのフォロー大作戦!」
うさもりさん「バレンタイン当日や翌日に注文しはじめるうっかりさんのために、バレンタインの数日後までキャンペーン&配達を続けることで注文を拡散させます」
おおくまさん「すっかり成長したなぁ……」
うさもりさん「アフターフォローも万全です! バレンタインチョコの渡し方などの相談にのる「教えて! イケメンウサギくん」ブログを開設し……」
おおくまさん「さ、仕事しよーっと」

開催期間を増やして売り上げアップ

ここでは、母の日、敬老の日、バレンタインデー、ホワイトデー、お中元、お歳暮など、ギフトイベントの販促について紹介します。お客さんにとってもシーズンイベントは、意識していないとうっかり忘れてしまうもの。贈るプレゼントを事前に用意せず、ついつい「駆け込み」で購入してしまうことも多いですよね。

このため、イベント時期になると、受注も商品配送も一時期に集中してしまい、トラブルの原因になりやすいもの。そこで、注文の集中を避け、しかも売り上げを伸ばしつつ業務を効率化する方法を紹介します。

「早割り」で早期予約を促進する

「早割り期間」を設定し、イベント前の期間内に予約してくれたユーザーに、値引きやおまけなどの特典を提供する企画です。「どうせもうすぐ注文するんだから、お得な今頼んじゃおう」と思ってもらえればいいので、あくまで理由付け程度の特典でも構いません。実額100円程度の値引きでも効果が出るものです。

他店に流れる前に注文してもらえる上に、注文が集中せず、余裕を持って処理できるので、ユーザー側にもお店側にもいい企画ですね。例えば母の日の早割りなら、3月中に開始するといいでしょう。

作戦その① 早割り大作戦!」
うさもりさん「このように特典を用意して早期注文を促し注文を拡散させます」
早割り期間を設定すれば、注文が集中することも避けられる。

「カウントダウン」で締め切り感を演出する

まず、前述の早割りの開始と同時に、「今年の母の日は○月○日です」とページやメルマガに表示します。そして、注文忘れがないよう、メルマガで「まだ間に合います」「来週まで受け付けています」「今週中なら間に合います」「本日までなら当日に間に合います」などと働きかけるのです。

このように「あと何日」といった具合に明確に締め切りを提示すると、人は行動しやすくなります。これは心理学で「締め切り効果」と言われるものです。早割り企画と、このカウントダウンを併用すると、早割り期間と、イベント(母の日など)期間とで、2回カウントダウンを行うことになります。

つまり通常1回だけの締め切りが、2回になるので、「締め切り効果」が2倍になり、売り上げが伸びやすくなるというわけです。

「お届け日指定」で到着日を分散する

ギフトの場合は、お届け日をイベント当日に指定されるケースが多いですが、生ものや、一度に用意できる個数の関係などで、到着日に自信が持てない場合は、最初から日付指定できないことを明記しましょう。ギフトの到着遅れは、自宅用の商品以上に激しいクレームの原因になります。

また、梱包やラッピング数にも限界があるので、お届け日の集中を避ける方法も検討したいものです。例えば、前もってお届け日をイベント数日前から終了後までに数日間設定しておき、ユーザーに注文時に選択してもらいます。贈り先の都合などにより当日以外の到着を希望する人もいるので、集中しがちな当日到着を少しでも分散できれば、作業の効率化が図れるでしょう。

うさもり君「注文の分散はトラブル防止にもなります!」

「遅れてごめんね企画」も忘れずに

「え? 明日母の日だったの?しまった!」というように、直前や当日に気付いたり、ギフトの購入を忘れていたりしたとき、多くの店がギフト商品の受け付けを終了しているといったケースは多いものです。

そんなうっかりさんの駆け込み寺として設定するのが、通称「遅れてごめんね企画」です。母の日に間に合わなかったお客さんの申し訳ない気持ちをくんだキャッチコピーで訴求しましょう。

例えば、「ちょっとくらい遅れても、お花が届けばお母様はやっぱりうれしいもの。今からでも贈りませんか?」という感じです。「遅れてごめんね」と書かれたメッセージカードなどを添付できればなおいいでしょう。

作戦その② うっかりさんへのフォロー大作戦!」
うさもりさん「バレンタイン当日や翌日に注文しはじめるうっかりさんのために、バレンタインの数日後までキャンペーン&配達を続けることで注文を拡散させます」
「遅れてごめんね企画」はお客さんの気持ちをくんだ企画内容で訴求しよう。

ギフトイベントの販促日程例(母の日の場合)3月下旬:早割開始 4月中旬:早割締め切り 4月下旬:販売ピーク 5月中旬:母の日当日 当日以降、遅れてごめん寝企画

ギリギリまで注文しないユーザーが多いので、3月下旬から4月中旬までは早割りを訴求。販売ピークの前に「早割りの締め切り間近」を理由として、他店よりも早く注文を確保する。

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マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営
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川村トモエ, 湯鳥ひよ+トレンド・プロ(マンガ)

Amazon用の商品データを簡単に作成できる機能を「CROSS MALL」に追加、アイル | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
シーズンごとに大量に商品の入れ替えがあるアパレルにまずは対応するh

アイルは4月13日、ネットショップ管理システム「CROSS MALL(クロスモール)」に、Amazonへ効率的に商品登録できる機能を追加した。Amazonは他のモールと異なり、専用の商品カタログに商品データを登録する必要があるため、多店舗展開を行うショップには大きな手間となっていた。効率的に登録できる機能を提供し、ネットショップの作業負荷を減らす。

これまで「CROSS MALL」では、商品の基本データを複製する形で複数のモールに手間なく商品登録ができる仕組みだった。しかし、Amazonに登録できる商品情報は他のモールと仕様が異なるため、足りない部分は手作業で埋めるケースが多かったという。

新たに追加した機能では、複数のモールにすでに登録している商品データを活用することで、Amazon用のデータを効率的に作成できるようにした。「これにより、手作業で行うぶぶんは大幅に減らすことができる」(アイル広報)としている。

まずは、シーズンごとに大量に商品の入れ替えがあり、負荷が大きかったアパレルEC事業者向けに提供。今後、他の商品ジャンルにも対応していくとしている。

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中川 昌俊

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ネットで購入した商品の店頭受け取りサービスを開始、メガネスーパー | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
度入りレンズの見え方なども店頭で確認可能

メガネスーパーは4月8日、公式通販サイトで購入した商品を店舗で受け取れるサービスを開始した。

メガネやサングラスなど、店頭スタッフが最適な掛け具合にフィッティングして提供することや、度入りレンズの見え方も店頭で確認することが可能。ユーザーは安心して商品を購入できるようになる。

メガネスーパーでは、ECの強化を進めており、オムニチャネルの推進でEC事業の拡大につなげる。

店舗受け取りサービスはまず、新宿中央東口店、西新宿都庁前店など首都圏15店から開始。5月には全国約300店に広げる予定。

メガネスーパーのEC事業は好調に推移しており、2015年3月度は前年比9%増と過去最高の売り上げを記録したとしている。

店頭受け取りサービスの仕組み

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えっ? Googleのスマホ対応ってそんなに簡単だったの? | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago

ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年4月6日〜12日のニュース

今週の要チェックはEC全般とSEO関連です。SEO関連は間近に迫ったGoogleのスマホ対応の記事です。意外と簡単にできますので、まだという方は急いでください。EC全般に書かれていることはず~っと昔から言われていることが多いのですが、なかなかなくならないです。

※記事の難易度を、低い難易度:低から高い難易度:高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • [ECコンサルタントの裏話対談]売れないネットショップ運営者の共通点はこれだ! | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/1792

    川島 確かに、毎月固定費がかかっていることを考えると、「もう、商品を変えましょう」と言いたい気にもなるんですけど、それだと本末転倒になっちゃうかな。いや、そのほうが本質的なのかもしれない。

    清水 手っ取り早い解決方法は、真似ることですよね。競合で売れているサイト、売れてなさそうなサイトを勉強して、売れているサイトのいいところはどんどん取り入れる。

    川島 ある有名なケーキ屋さんは、売れてるケーキを片っ端から取り入れて、いちばんおいしかったお店の味を真似した、なんて話もありますもんね。売れないと悩んでいるにもかかわらず、競合のサイトで商品を買ったことがないショップさん、結構あります。

    清水 メディア戦略が上手で、注文は2年待ち、リピート率90%の餃子屋さんがあります。売れていないショップさんは、「あそこはテレビに出たから」とか羨ましそうに言うんですけど、試しにメディアの人に「載せて」って言ってみればいいのにと思いますよね。メディア側の人はいつも、ネタに困ってるわけだから。

    川島 情報発信もマーケティングですよね。やっぱり、商売の基本的なマーケティングはNHKとかで教えるべきじゃないかな。LTVを知らない人もいますからね。有名なコスメ通販の会社は、長い目で見て、最初は赤字でも、3,000円の商品に5,000円の広告費をかけているとか。

    他のサイトをうらやんでいる暇があったらとにかく動けということですね。仰々しく「競合調査」と構えなくても、「ほかのお店は何をやっているのかな~」とか「同じことをやってみようか」くらいのところから始めてみましょう。

モール関連

  • 近畿大学/ネットで注文自宅に配送 Amazonで教科書販売を本格開始 | ICT教育ニュース
    http://ict-enews.net/2015/04/06kindai/

  • Yahoo!×ジャパンネット銀行、業務提携でインターネットバンキング銀行振込手数料が0円に | ECのミカタ
    https://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=4957

  • 日本郵便と楽天、楽天市場の商品受け取りロッカーサービス「はこぽす」を4/9から開始 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/1499

  • ローソンと佐川急便が業務提携─ 店舗を起点に配送や御用聞きサービスを展開 | Shopping Tribe
    http://shopping-tribe.com/news/17050/

  • KDDIとの連携強化など、DeNAショッピングが仕掛ける出店者の売上拡大を図る3つの施策 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/1495

    先週はモールと企業や大学との連携のニュースがたくさんありました。自社だけで広げるには限界があるので、お互いの強みを活かしていく時代です。皆さんのショップも他のショップさんなどとの連携を考えてみては?

カート関連

  • 【追記あり】EC-CUBE ver3勉強会にいってまいりました | I.I.S ブログ
    http://info.ii-s.biz/2015/04/06/ec-cube-ver3/

    まず結論からいうと開発者的には全く別物となると考えたほうが良いかと思います。

    (中略)

    全体的にはSIer出身からみれば「普通」になったなぁという印象です。
    注目としてはプラグインメインということらしいのでおそらくフックが増えるんだろうなってことです

    自社サイトをリニューアルする際に必ず出てくるEC-CUBE。ver3ではかなり大きく変わるようですね。ver2系を使っていた人はアップグレードできるのかどうかが気になると思いますが、そのあたりの情報はまだ出てきていないようです。

SEO関連

  • グーグルで「スマホ対応」ラベルを出すために僕がやった3つのこと | Web担当者Forum
    http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/04/07/19711

    やったのは、次のことです。

    1. 全ページにビューポートを適切に指定するようにHTMLテンプレートを修正した
    2. 画像をレスポンシブ対応にするCSSを指定した
    3. 表示を微調整した

    スマホ対応を出すだけであればこれでOKです。私も実際に同じ作業をしてみて、スマホ対応が表示されたことを確認しています。しかし、これはGoogle対応でしかありませんので、どこかで根本的なモバイル対応をしましょうね。

アクセス解析関連

  • カレンダー作り、KPI、体制…長期視点でコンテンツマーケティングを回すコツ | MarkeZine
    http://markezine.jp/article/detail/22182

    大事なのは、それ(編集部注:KPI)をコンテンツごとに時間軸にブレークダウンして、設定することです。1年間で達成したい目標を月ごとや週ごとに分割して設定することで、継続的なチェックや改善が可能になります。

    また、さらにコンテンツごとの横比較のために、絶対数だけでなく率も同時にウオッチしながらコントロールしていくとさらによいでしょう。たとえば、Webコンテンツごとの1訪問あたりのイベント数(エンゲージメント数)やコンバージョン数、ソーシャルメディアコンテンツごとの対インプレッションでのエンゲージメント率、といった指標を見ながら、コンテンツごとのエンゲージメントの比較をすることで、アクションの示唆を得ていくのです。

    このように、コンテンツごとや時間軸ごとに、絶対数や率で置いた指標が、継続的な実施を心理的に支える灯として重要な意味を持ちます。

    「アクセス解析は作ってからではなくて作る前」。この意識を持つだけで、アクセス解析をする人がプロジェクトに深く関わることができ、スムーズに進むようになります。

スマホ・タブレット関連

  • Apple Watchを1週間使ってみた | Yahoo!ニュース
    http://bylines.news.yahoo.co.jp/ishikawatsutsumu/20150408-00044646/

    ━━で、結局、Apple Watchは買いなの?

    新しいモノ好き、アップルファン、iPhoneファンは間違いなく買いだと思います。現在、売られているスマートウォッチのなかでは、最も出来が良いですし、高級感と洗練された使い勝手、今後、増えるであろうアプリなどを考慮すると、かなり面白く、ワクワク感のある「高級腕時計」という感じがしています。

    一方、一般的なユーザーであれば、ちょっと待っても良いかもしれません。いろんなアプリが登場し、「こんな新しい使い方ができるんだ」ということがわかってから、購入しても遅くはないと思います。

    一番知りたいのはここではないでしょうか? 私は新し物好きでもないですし、腕時計をしない派なのでちょっと待ちです。

売上アップのヒント

  • JRに対抗した小田急、激しすぎ(笑)藤沢駅の広告合戦が話題に | COROBUZZ
    http://corobuzz.com/archives/24295

    広告自体が有名になれば広告を見てもらえますよね。それ自体を見てもらって効果を出すのも大切ですが、話題になるような広告を作ることも考えたいですね。

  • HISの澤田社長がハウステンボスのスタッフにお願いしたこととは | ECマーケティング人財育成
    http://www.ecmj.co.jp/...

    澤田社長がハウステンボスのスタッフに「今日から2倍の速さで歩いてくれ」と徹底させたというのです。

    澤田社長がスタッフに求めたことは簡単です。営業ならば、2倍の速さで歩いてお客様のところを回ってきてくれ。パーク内の掃除のおばちゃんならば、2倍の速さで掃除をしてくれ。社長である、澤田社長だった2倍の速さでパーク内を動き回ります。ハウステンボスの事業再生をテーマにしたテレビ番組で、澤田社長が自転車に乗って動き回っているのを見たことがある方も多いと思います。

    「常に2倍のスピードで行動することを意識して仕事を進めてくれ。まずは2倍の速さで移動しなさい」というわけです。

    売上を伸ばしたい時、「売上2倍!」と言っても何をしたらいのか分かりませんよね。「今日から2倍の速さで歩いてくれ」であれば分かりやすいですし、トップ自身も身をもって示しやすいです。

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ネコポス、DM便、スマートレター、ゆうパケット……よくわからないので一覧表にしてみました。 | ネットショップ担当者フォーラム2015年4月3日~9日の週間人気記事ランキング

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ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

“通販発のお店”で新たなニーズを生み出す実店舗戦略を4社の事例から学ぶ | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
ディノス・セシール、ズーティー、フェリシモ、夢展望が取り組む通販ならではの実店舗展開を紹介

通販各社が展開を始めた店舗が注目されている。通常の店にはない、“通販発の店”ならではのユニークなコンセプトや通販連動を前提とした斬新な試みなどを行っており、顧客からの評判も上々のよう。また、有店舗小売業者の店舗とも一線を画すことができ、差別化を図れているようだ。通販各社が運営する注目すべき店舗を見ていく。

顧客の悩みを解消

「お客様に安心して商品を購入頂きたい」。ディノス・セシールは3月27日から、東京・有楽町の商業ビル内に、ディノス事業で展開する50代女性向けファッションカタログ「ダーマ・コレクション」などで紹介する衣料品などを展示する拠点「DAMAお客様サロン」を開設した。

「ダーマ」で扱う商品は比較的、高額なこともあり、「手に取って、素材感やサイズ感を確かめて買いたい」との要望が多いことを受けたもの。期間限定店なども設けたことはあったが常設拠点は初めて。

広さ約179.8平方メートルの広々としたサロン内では最新カタログ掲載の商品をカタログのページ構成に合わせて、右回りに商品を展示するなど工夫しており、馴染み深いカタログをめくりながら、違和感なくサロン内の商品を確認できるようだ。

カタログ掲載の商品は一部を除き、ほぼすべて展示。試着してサイズ感を把握できるよう色柄違いではあるものの、同一型の商品につき、基本的に全サイズを用意している。また、専門知識を持った6人のスタッフが常時4人体制でタブレット端末などを使いつつ、顧客から商品に関する質問や相談に対応する。「このサロン設置の目的は既存顧客へのサービス。例えば9号と11号でサイズを迷われている方に試着して頂き、安心して購入頂きたい」(天利美智代執行役員)とする。

「ダーマ・コレクション」などで紹介する衣料品などを展示する拠点「DAMAお客様サロン」
「ダーマ・コレクション」などで紹介する衣料品などを展示する拠点「DAMAお客様サロン」

「DAMAお客様サロン」は“試着”や“相談”を重視しているため、商品の直接販売はしないが、商品注文はスタッフが店内端末から通販サイトで注文代行する形で対応する。「わざわざ商品を持って帰って頂かなくとも、通販ですぐご自宅にお届けできる。こうした利便性も店舗でなくサロンにした理由の1つ」(同)とする。なお、サロン内での注文分は送料無料とする特典を付けている。

スタート時点では「ダーマ・コレクション」の夏号の商品を展示したが、今後は発刊する「ダーマ」シリーズ4誌のカタログ発刊に合わせて商品の入れ替えを行いつつ、毎号カタログでの告知や連動する通販サイトで展示商品に「サロン展示」のマークをつけ、通販とサロンとを連動させながら、拡販を図っていく考え。

レディースファッションのネット販売事業を手がけるズーティーは2月20日、ファッションの“お悩み”を解決する「ズーティースタイリングラボ」を東京・渋谷のショールームで本格的に始めた。同社は本社のある神戸と京都、横浜に実店舗を7店舗構えているが、店では当たり前の“売る”ことを意識せず、着こなしに自信がない顧客にファッションのコツやセオリーなどのテクニックをアドバイスする場として、昨年12月から同サービスのテストを繰り返してきた。

ラボでは事前に利用者の顔写真や全身の写真、体のデータや好きな服のテイスト、普段の服装などをヒアリング。顧客のし好に合った服や小物を取り寄せて、「その人のための店」を作るイメージで利用者を迎える。

現在、横浜店の販売員など3人のスタッフが対応。カウンセリングには1人当たり平均1時間半をかける。通常の店舗では人目が気になったり、ショップ以外の商品の持ち込みは気がひけるという利用者でも、好きなだけ試着やアドバイスが受けられるのも特徴だ。

同社では、サービス利用料として、運営する通販サイト「イーザッカマニアストアーズ」本店の会員からは税込1620円、非会員からは2160円の利用料をもらうことで実店舗との線引きをしている。

利用者は気にいった商品があればその場で購入できるほか、スタイリングに使用したアイテムは商品詳細ページのURLを付けたメールが届くため、通販サイトで確認して購入することも可能だ。また、カウンセリング後に着こなしのポイントなどをまとめたレポートがもらえるため、今後の買い物にもアドバイスを生かせられるという。

もちろん、提案された商品は買わなくてもいいが、今のところ、ほとんどの利用者が購入しているようだ。ただ、同社では「ラボのゴールは実売ではなく、利用者が自分に自信を持てたり、ウキウキしながら帰ってもらうことに執着したい」(浅野かおり取締役)としている。

なお、同社はカスタマーサポートに着こなしの相談が届くことがあるが、当該部署はスタイリングのプロがいるわけではないため、今後は、こうしたスタイリングの相談はカスタマーサポートと切り離し、ラボが受ける体制も作りたい考え。

「ズーティースタイリングラボ」ではカウンセリングを行う
「ズーティースタイリングラボ」ではカウンセリングを行う

「猫部」店舗が大盛況

フェリシモは3月17日から4月2日までの期間限定で、ネコ好きをターゲットとしたサイト「猫部(ねこぶ)」の実店舗を、東京都武蔵野市の「吉祥寺パルコ」にある同社店舗「ポップアップショップ」内に開設した。ネコによるひっかき傷を隠すばんそうこう「にゃんそうこう」やネコ耳の付いたヘアターバン「猫耳もふもふヘアターバン」、ネコを模した財布「22(にゃんにゃん)がま口ポーチ」など、通販のみで扱ってきた猫部のグッズ60~80アイテムを販売している。

同社では今年2月19日から3月4日まで、東京都渋谷区の「渋谷ヒカリエShinQs(シンクス)」に猫部の店舗を期間限定でオープン。「当初予定していた売り上げを約50%上回った」(広報部)というほど人気に。ヒカリエは通常、仕事終わりのOLなどが来店する18時以降の売り上げが大きいが、猫部の店舗は午前中から満員で、普段はあまりヒカリエには来ない主婦も目立ったという。ただ、約2週間の開設だったため「予定が合わず行けなかった」という顧客からの声があったことから、再度期間限定ショップをオープンすることになった。

ヒカリエの店舗と違い、今回はフェリシモが運営する店舗内での展開となるが、来客数は普段の3~4倍という盛況ぶり。来店者の多くはOLや主婦、ファミリー層。同社サイトなどで「猫部」の活動や商品を知っている人が目立つ。「目立った宣伝をしていないのに客入りが非常に良い」(広報)と同社でも驚く。目当ての商品だけではなく、複数のアイテムをまとめて買う顧客も多いようで、店内では商品を長い時間かけて吟味する女性客でにぎわっていた。

一番の売れ筋商品は「にゃんそうこう」。1日50点の限定入荷で、1人2点までという制限を設けているものの、平日にも関わらず午前中には売り切れてしまうほどの人気。にゃんそうこうとポストカードやトートバッグなどをセットにした商品を代わりに買っていく顧客も。その他、「猫耳もふもふヘアターバン」や「もふもふ肉球ルームソックス」なども売れている。「ポップアップショップ」では、猫部以外にも同社現行商品を販売しているが、あわせて購入する人も多い。

フェリシモの一番の売れ筋商品「にゃんそうこう」
一番の売れ筋商品「にゃんそうこう」

4歳の娘と来店した30代の女性は「『にゃんそうこう』目当てで来たのに売り切れで残念。アンテナショップがあると、気になる商品を手に取って確かめることができるのでとてもいいですね」などと話していた。

同社では29日には京都市内に1日限定で猫部店舗を出店。今後、他の大都市圏でもこうした期間限定ショップの展開を考えているようだ。

店舗購入、手ぶらで帰宅

夢展望は3月7日、東京・渋谷の商業施設「渋谷パルコ」内に、通販連動の実店舗「夢展望ショールームストア」を開設した。店内に設置したタブレット端末を使って、商品検索からコーディネート、購買まで完結する。店頭で決済すれば商品を自宅に配送することが可能で、来店客は“手ぶら”で帰ることができる仕組みだ。靴など試着のニーズに対応し購買の利便性を高めている。

開設した実店舗は商業施設「渋谷パルコパート3」の1階に構える。店内には商品購入を行うカウンターを設け、タブレット端末を使って商品購入手続きを行う。顧客は店頭レジと通販サイト上での決済を選択することができる。タブレット端末を経由した売り上げは店舗売り上げとして計上する。

商品の引き渡しは、在庫があれば店頭での受け渡しと、後日に自宅へ発送を選択できる。店頭在庫切れの購入機会ロスを防ぎ、在庫スペースの圧縮化で販売効率を高める狙い。商品発送は会員登録時に取得したメールアドレスで通知する仕組み。

ショールームストアは通販と店頭をシームレスにつなぎ、購入の利便性向上が狙い。このため、通販のIDを連携し、店頭購入時に自社サイトで付与するポイントなども利用できる。なお、新規顧客が購入する場合、会員登録が必要となる。

店頭の品ぞろえは300アイテム。通販サイトで取り扱う2000~3000アイテムの中から試着の要望が多い靴を中心に、衣料品や雑貨などをラインアップした。主力の靴は1点ずつ全サイズを陳列した。品ぞろえは通販サイトと連動させていく方針で、新商品の中から店舗に合致するアイテムを順次、投入していくようだ。

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NTTドコモ、通販サイトの利用で現金が貯まる「ドコモ口座 キャッシュゲットモール」を開設 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
家電量販店やファッション関係の通販サイトなど、200を超えるサイトに対応

NTTドコモは4月13日、通販サイトでの買い物やアプリをインストールすると現金が貯まるオンラインモール「ドコモ口座 キャッシュゲットモール」をドコモのポータルサイト「dメニュー」内で始めた。

「ドコモ口座 キャッシュゲットモール」開始時には、家電量販店やファッション関係の通販サイトなど、200を超えるサイトに対応。各通販サイトで商品購入やアプリのインストールを行うと、サイトごとに設定した現金が利用者の「ドコモ口座」に貯まる仕組み。

利用できるのは、「TOWER RECORDS ONLINE」「ベルーナ」「セブンネットショッピング」「scroll shop」「やずや」「DHC」など200サイト超。

「ドコモ口座」に貯まった現金は、携帯電話料金やネットショッピング代金の支払い、銀行への払い出しなどに利用することができる。

NTTドコモが始めた現金が貯まる「ドコモ口座 キャッシュゲットモール」

「ドコモ口座 キャッシュゲットモール」の仕組み

「ドコモ口座」は、ドコモの携帯電話やスマートフォン同士での個人間送金、オンラインゲームやネットショッピングの支払いなどに利用できる決済サービス。ドコモは「ドコモ口座 キャッシュゲットモール」の提供開始で、サービスの利用拡大をめざすとしている。

サービスの利用には登録が必要。dメニュー内のリンクは4月14日から利用できるようになる。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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セブン&アイグループのオムニチャネル戦略が描く、異業態連携による“新たな買い物体験” | ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム

11 years 5ヶ月 ago
複数業態のリアル店舗とネットを融合するという独自モデルが、セブン&アイ・ホールディングスの「オムニチャネル」を支える

高齢化によって世帯数が減少に転じる2020年以降、小売業はますます厳しい時代を迎えることになる。そんななか、ビジネスの持続的成長の鍵を握るといわれるのが、顧客の求めるニーズに的確に応える「オムニチャネル」だ。コンビニ、スーパー、百貨店など多彩な業態を擁するセブン&アイ・ホールディングスは、先進的に「オムニチャネル」に取り組む代表的な流通企業の1社。「オムニチャネル」を進める上での課題といわれる「企業間や組織の壁」「スタッフの意識」などをどのように解決したのか。セブン&アイ・ホールディングスが「オムニチャネル」で消費者を呼び寄せる仕組み作りをひもといていく。写真◎Lab

オムニチャネルで結果を出しているのは百貨店や高級志向の専門店

今後、65歳以上が3割という高齢化社会が到来し、遠くに行けない買い物困難者がさらに増加していく。また、働く女性が増えるとともに外食・中食の支出が増え、単身世帯の増加によって健康管理や家事サポートのニーズが高まっていく。顧客は、“いつでも”“どこでも”自分のライフスタイルにあった購買行動をとるようになる。そうしたなかで求められるのが「オムニチャネル戦略」なのだ。

日本の流通業界の巨人、セブン&アイ・ホールディングスが今、グループをあげて推進しているのが「オムニチャネル」である。基調講演の第一部に登壇したセブン&アイ・ネットメディアの代表取締役社長・鈴木康弘氏は、「セブン&アイHLDGS.のオムニチャネル戦略」と題する講演でこのように語った。

コンビニエンスストアの「セブン-イレブン」、総合スーパーの「イトーヨーカドー」、百貨店「そごう・西武」をはじめ、100社を超える企業が集まる流通コングロマリットであるセブン&アイ・ホールディングス。現在、総売上高は約10兆円(セブン-イレブン・ジャパンの加盟店の売上高、7-Eleven.INC.のエリアフランチャイジーの売上高を含む)に達し、米国のウォールマート(37.5兆円)に次ぐ世界第2位の規模となった。

セブン&アイ・ホールディングスが抱える企業

そもそも、セブン&アイ・ホールディングスが注力する「オムニチャネル」は、2010年に米国の百貨店「メイシーズ」が発表したもの。顧客情報や在庫を一元化させ、消費者のニーズに応えていくコンセプトだ。これが呼び水となり、ITを駆使した買い物の「楽しさ・ワクワク」を伝える手法として、「オムニチャネル」が瞬く間に多くの小売業に広がっていった。

「オムニチャネル」は広がったものの、「2013年頃から明暗がはっきり分かれてきた」と鈴木氏は指摘する。

せっかく来店しても接客、商品のレベルが追いついていないため、ITを磨くのみの企業は業績が上がっていない。結果を出しているのは、もともと高いサービスを提供してきた百貨店や高級志向の専門店だ。

セブン&アイ・ネットメディアの代表取締役社長・鈴木康弘氏
セブン&アイ・ネットメディア
代表取締役社長
鈴木 康弘氏

オムニチャチャネルの本質は「徹底してお客さま中心に考える商品、接客、店作り」

多くの流通企業をグループに持つセブン&アイ・ホールディングスは、小売業の「オムニチャネル化」の流れにどのような対応をとったのだろうか。

「オムニチャネル」はシステム戦略ではなく顧客戦略である。

こう鈴木氏が話すセブン&アイ・ホールディングスの「オムニチャネル」の考えが明確化したのは、各自スケジュールが立て込んでいるセブン&アイ・ホールディングス主要会社の社長・幹部50名超が集まり、10日間にわたって行った米国企業視察のときだ。「オムニチャネル」で先を行く米国企業の取り組みを肌で感じ取り、「オムニチャネルは顧客戦略である」という本質を掴んだという。そして、セブン&アイ・ホールディングス独自の「オムニチャネル」のビジネスモデルの構築をめざした。

視察などを経てたどり着いたのが、コンビニエンス、スーパー、百貨店、専門店、レストランなど複数の業態のリアル店舗とネットを融合させた、世界でも類を見ない、「オムニチャネル」戦略だった。

国内店舗数約1万8500店、世界店舗数約5万5000店を展開している私たちは、すでにそのビジネスインフラを持っている。

グループ企業は業態が異なるが、2万店舗近い店舗というインフラを顧客接点として活用するという、セブン&アイ・ホールディングス独自の“これからのオムニチャネル”の構築をめざした。

これまでの「オムニチャネル」は、単一業態のリアル店舗とネットを融合し、時間と空間の制約を受けないサービスを提供するのに対し、セブン&アイ・ホールディングスは複数の業態のリアル店舗とネットを融合するというビジネスモデルだ。

「リアルとネットの融合」の目的は「お客様が喜ぶ新たなサービス」を提供するために、「業態を超えるという発想」は「上質、差別化、オリジナル性」につなげるというのが「オムニチャネル」の本質だと捉える。この「お客さまが喜ぶ新たなサービス」「上質、差別化、オリジナル性」を意識すべきポイントだと鈴木氏は説明。それをもとに、売れている商品のネットへの掲載、ネットの売れ筋をリアルで展開するといった、取り組みにつなげているという。

鈴木氏は、セブン&アイ・ホールディングスのオムニチャチャネルの本質は「徹底してお客さま中心に考える商品、接客、店作り」と説明。それを支える柱として次の3点をあげた。

  • “いつでもどこでも”を体現する「売り場」
  • 新しく上質な「商品」
  • 1人1人にあった「接客」 
セブン&アイ・ホールディングスのオムニチャネルの概念

セブン&アイ・ホールディングスは現在、ネットで注文した商品を近くのグループ店舗で受け取り・返品できる仕組みの実現をめざしている。また、従来のPB商品とは一線を画した品質・価値を徹底追求した「セブンプレミアム」「セブンゴールド」など、オリジナル商品は3兆円近い売上高にまで増加。「接客」という観点では今後、ネットの活用で接客履歴や商品紹介のノウハウをグループで共有し、パーソナル接客、御用聞きによる接客など、さまざまな施策の導入をめざしている。

顧客が感じている“不便”をいかに解消するかがポイント

第二部では、2001年から2012年まで日本経済新聞のアナリストランキング小売り部門において、12年連続でトップにランクされた現Hidden Gems代表パートナーの朝永久見雄氏による「オムニチャネル戦略が進む小売業全体動向とは?」と題する講演が行われた。

朝永氏は『セブン&アイHLDGS.9兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦』(日本経済新聞出版社)を執筆。セブン&アイ・ホールディングスの「オムニチャネル」への取り組みを深く知る1人である。

朝永氏は、現在の小売業を取り巻く状況は非常に厳しくなっていると指摘し、「百貨店、コンビニエンスストア、スーパー、アパレル専門店、ホームセンターなど、あらゆるサブセクターにおいて企業間格差が拡大している」と言及。直接的な要因となっているのは消費税率の引き上げに備え、以前からどういう対応をとってきたかが、大きな差になって表れてきているという。

そして今後、さらに大きな環境変化が起こると朝永氏は予測する。内閣府の調査などをもとに、次のような見通しを示した。

  • 今後一気に自動車の利用率が減少し、特に60歳以上の単身世帯では29%しか運転しなくなる。
  • 郊外ロードサイド広域商圏型のショッピングモールは危機が迫る。
  • 徒歩による外出が増加し、駅前ターミナル立地などの「近い」業態にチャンスが到来する。

特に消費環境が大きく変化していくのは、世帯数がピークを迎え減少に転じる2020年以降と指摘。「モバイルの活用がより重要になる」と朝永氏は指摘した。

インターネット経由で買い物する世帯は23%を超えて増加し、スマートフォンの普及によって2013年以降の伸び率が加速している。ただし、消費金額そのものはまだ2%程度にとどまっている。顧客が感じている“不便”を2020年までの5年間のうちに解消しておくことが、売り上げの増加につながる。

一方で、リアル店舗の価値もますます高まっていくと朝永氏は説明し、「リアルとネットの親和性」について次の点を強調した。

  • 自社オンラインの消費シェアは、自社直営店舗の商圏内では5%、商圏外では2%となる
  • 大手通信販売会社でも、直営店舗を構えている商圏内とそれ以外では倍以上のカタログ反応率の差が表れている

こうした例を引き合いに出しつつ、朝永氏は「リアルとネットの親和性は非常に高く、両者は相互補完の関係にあるのは明らかだ」と説明した。

結局のところ、成長持続はイノベーションを起こせる組織作りからしか成しえない。その意味でも、コンビニ業界において1店舗あたりの来店客数を伸ばし続け、圧倒的水準の収益性を示している「セブン-イレブン」のオムニチャネル戦略が注目されるのだろう。

Hidden Gemsの代表パートナー・朝永 久見雄氏
Hidden Gems
代表パートナー
朝永 久見雄氏

強力な経営トップのリーダーシップで「決算書は1つ」の考え方を浸透させた

第三部では、鈴木氏と朝永氏が登壇し、「セブン&アイHLDGS.10兆円企業の秘密―世界最強オムニチャネルへの挑戦―」と題した対談が実現。

「オムニチャネル」を進める上で多くの企業の前に立ちふさがる壁としてあげられる「組織の壁」の解消について、朝永氏が鈴木氏に投げかけた。

朝永氏 「たとえば百貨店で接客を行って気に入ってもらった商品を、顧客がネットで注文し、コンビニ店舗で受け取るとなると、売り場の担当者にはどうしても納得できない思いが生じしてしまう。そこをどのように制御しているのでしょうか」

この問いに対し鈴木氏は、壁を乗り越えることができたのは、経営トップの決断と、圧倒的なリーダーシップであることを強調した。

鈴木氏 「最初はリアル店舗の担当者にとって、ネットはまさに敵という感じだった。リアル店舗とネットを融合し、顧客を共通化することですべての事業会社に恩恵がもたらされるというメリットを、トップが直々に説得を行った。この結果として、セブン&アイ・ホールディングスの『決算書は1つ』という考え方が浸透した」

「オムニチャネルを進める」。こうした宣言を行うのは簡単だが、組織の壁、教育、システムなど課題は山のようにある。

朝永氏 「これからオムニチャネルの挑戦しようとする小売業に向けて、何から取り組めばよいのか、ぜひアドバイスを」

鈴木氏 「やるべきことはたった1つ。顧客の立場で考えること。たとえば、セブン-イレブンでは、どうやったら弁当がもっと美味しくなるのか、どうやったら顧客がより気持ちよく買い物ができるか……こんなことをひたすら考え続けてきた。ネットで買った商品を身近な店舗で受け取れるというサービスも、これができれば便利だという単純な発想から始まった。自分が顧客になったときに嬉しいと思うことを実現していく。それを頑張り続けるしかない」

おもてなしの心がベースにあり、はじめてオムニチャネルは成功をもたらすのである。そして、それを実現するのは、経営者とスタッフ、企業一丸となって取り組むことだ。鈴木氏と朝永氏はこうした重要性を来場者に訴えた。

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オリジナル記事:セブン&アイグループのオムニチャネル戦略が描く、異業態連携による“新たな買い物体験” | ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム
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ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート

小山 健治

ライター

小山 健治
確認済み
46 分 2 秒 ago
通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説
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