インターブランドジャパンは、日本発ブランドを対象にしたランキング「Best Japan Brands 2026」を発表した。ブランド価値評価の独自手法を用い、日本ブランドの価値を金額換算している。
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18年連続の首位は「トヨタ」、成長率トップは「SoftBank」
「Best Japan Brands 2026」の1位は「Toyota」で、同調査では18年連続の首位を獲得した。2位は「Honda」、3位は「Sony」、4位は「UNIQLO」、5位は「Nintendo」と、日本を代表するブランドが上位に並んでいる。
トップ100ブランド個別の対前年成長率の平均は+1.0%(昨年は+4.6%)、全100ブランドのブランド価値総額は、3,189億ドル(前年比+1.5%、昨年は同+7.7%)となり、コロナ禍以降で初めて、ブランドの成長が大きく鈍化した。2桁成長をしたブランドが25ブランド、2桁マイナス成長をしたブランドが24ブランドと、二極化が進んでいる。

1位~25位の中で、前年比ブランド価値成長率が最も高かったのは、「SoftBank」(+36% )だった。通信事業にとどまらず、AIや先端技術分野も含めた事業展開が加速している。8位には「NTT」が新たにランクインした。

26位~50位の中で、前年比ブランド価値成長率が最も高かったのは、「ASICS」(+32%)だった。ブランドスローガン「Sound Mind, Sound Body」のもと、事業ビジョンの明確化と組織横断的な取り組みを進めている。

51位~75位の中で、前年比ブランド価値成長率が最も高かったのは、「KONAMI」(+30%)だった。ゲームやエンターテインメント分野を中心に、従来のカテゴリーを超えて、ブランドの存在感を高めている。

76~100位では、「Mitsubishi Heavy Industries」が91位、「SEGA」が98位、「SQUARE ENIX」が99位に初ランクイン。前年比ブランド価値成長率が最も高かったのは「SBI」(+18%)だった。
調査概要
- 【評価対象基準】
- 日本発のブランドであること:日本の企業によって生み出されたコーポレートおよび事業ブランドであること
- 各種財務情報が公表されていること、または監査済みの財務情報が入手可能なこと
- 日本で一般に認知されていること
- 資本コストを織り込んだエコノミックプロフィットが長期的にポジティブであること
- 「Best Global Brands 2025」ランクインブランドは2025年のブランド価値金額を適用
- 【評価手法】
- 1. 財務分析:企業が生み出す利益の将来予測を行う
- 2. ブランドの役割分析:利益のうちブランドの貢献分を抽出する
- 3. ブランド強度分析 :ブランドによる利益の将来の確実性を評価する
