日本国内の消費者向けEC市場は18兆円に拡大(前年比8.96%増)。EC化率(物販系分野が対象)は6.22%(同0.43ポイント増<前年は5.79%>)に伸長。スマートフォン経由の物販ECは3兆6552億円(物販ECに占める割合は39.31%)に――。
経済産業省が5月16日に発表した2018年の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、引き続きEC市場が堅調に拡大している。
20187年における日本の消費者向けEC市場規模は前年比8.96%増の18兆円。ECの浸透度合を示す指標であるEC化率も同0.43ポイント増加して、6.22%まで上昇した。
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日本のBtoC-EC市場規模の推移(単位:億円)
分野別では最もプレーヤーの多い物販系ECが9兆2992億円で前年比8.12%増。ホテル予約などサービス分野系は同11.59%増となる6兆6471億円。デジタル分野が同4.64%増の2兆382億円。分野別の構成割合は物販系ECが51.7%、サービス分野が37.0%、デジタル分野が11.3%。
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BtoC-EC市場各分野の市場規模と構成比率(画像は経産省の資料から編集部がキャプチャ)
物販分野における2018年のスマートフォン経由のBtoC-ECの市場規模は同6462億円増の3兆6552億円(同21.5%増)。物販のBtoC-EC市場規模9兆2992億円の39.3%に相当する金額。
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BtoC-EC(物販)におけるスマートフォン経由の市場規模(画像は経産省の資料から編集部がキャプチャ)
2016年の物販系ECの伸び率は10.6%で、2017年は7.5%、そして2018年は8.12%。
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オリジナル記事:【2018年】ネット通販市場は18兆円、EC化率は6.22%、スマホEC市場は3.6兆円
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