AIが普及するとどうなるのか? その明確な回答がありました。2~5年の間にドローン宅配、自動運転トラック、注文する冷蔵庫などが出てくる。消費財はどんどん自動化され、ハイエンド商品は体験やサービスが差別化になる……。 買う側は自然に対応するので、売る側の対応を考えましょう。
まだまだ先ではなくてもうすぐそこの未来
AIなど最新テクノロジーはネット通販をどう変えるのか? 米のIoT専門家が語るECの未来 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3855
まとめると、
- 2~5年の間にドローン宅配、自動運転トラック、注文する冷蔵庫などが出てくる
- 消費財はどんどん自動化され、ハイエンド商品は体験やサービスが差別化のポイントになる
- 知能の高いモノのインターネット(internet of intelligent things)が、モノをさらに賢くする
消費財に関しては、競合は憂慮すべきだと思います。「お店に行って石鹸を買うのが楽しみで仕方がない!」という人はいないでしょう。このような商品の購買行動は自動化されていく。そうした意味で、消費財でアマゾンは現在、他社をリードしています。
しかし、洋服や家具などハイエンドな商品に関しては、やはり店舗での確認が購入の前提条件になると思います。しかし、店舗を構える小売業者もさらに努力が求められます。価格競争だけでは十分ではないからです。素晴らしいインストアエクペリエンス(店内体験)、付加価値のあるサービス、素晴らしい顧客サービスが差別化要因として求められてきます。
この流れは明確になってきていますよね。書かれているように「石鹸を買うのが楽しい」人なんていないですから。
こういった流れをつかむには、先端の技術にどんどん触れるしかありません。Amazonダッシュボタンを買ってみたり展示会に行ってみたり。視野が狭くなったら危険です。
アパレルECの先駆者は、どうECを構築したのか
「すべての倉庫在庫がECで販売可能」コーポレートサイト、実店舗とECを一元化したビームス矢嶋さん登場 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4040
まとめると、
- ビームスでは各事業部の売上予算の中に店舗とECが入っており、評価軸にもなってきている
- すべての商品がECで販売可能。EC専用の在庫は存在しない
- 何十回と倉庫に通い、物流担当と膝を突き合わせて議論した
お店で試着して、一晩考えて、やっぱり買おうという行動は当然あると思います。その受け皿として、ECサイトはきちんと機能するべきだと考えます。でも、私としては、ECサイトをウェブルーミングとして使っていただいて、リアル店舗で最終的に決済していただくこともオススメしています。いろいろなサービス設定も、リアルと共通化するなど、どんどんそちらの方向に振り向けていっています。
ユーザーの行動を基準に考えれば店舗とECで在庫を分ける意味はあまりありません。わかっていても難しい課題を解消したのがビームスさんです。会社自体の理解、物流担当の協力、自分の熱意など、色々なものがそろってできるものですが、時間をかけてじっくりと。
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仕事をしない間を「ブランク」とは思わない コルク自社EC責任者・黒川久里子さんインタビュー | ECzine
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まとめると、
- 「ブランク」と呼ばれないために英語などやっていないことに積極的に取り組んだ
- 一回休んだことでいろんな人の気持ちがわかるようになった
- どうなりたいと聞かれたら理想の人間像のようなものに向ける
そうですよね。女の人って明日どうなるかわからないじゃないですか。さまざまな事情で、来年は、2年後は、3年後は……とプランを作り上げることができないことが多いので。ですからもう、今日の自分と、近未来のことだけを考えようと思っていて。どうなりたいと聞かれたら、「優しい人になりたい」とか。そういう、理想の人間像のようなものに向けると良いかなと思います。
「大きい会社で3年後に部長になりたい」といった目標を立ててしまうと、旦那の転勤だったり、子育てのことだったり、環境の変化が苦しくなりますよね。キャリアのあるなしではなくて、自分力が高まっていればチャンスがある時代になっていると思うので、大丈夫だと思います。
具体的な目標にとらわれて苦しくなるよりも、なりたい自分を目指す。シンプルですが明快は答えではないのでしょうか?
EC全般
ウチの店の偽サイトがある!?ネットショップが詐欺トラブルに遭ったときの対処方法 | コマースデザイン
http://www.commerce-design.net/blog-staff/170113-sagisaito/
ドローン宅配、日本でも実験開始!離島暮らしの救世主になるか | ダイヤモンド・オンライン
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都会よりもこういったところのニーズが高そうですしトラブルも少なそうです。
読者が得をするコンテンツは炎上しない!人気ライター・ヨッピー&「北欧、暮らしの道具店」青木耕平対談 前編 | クラシコムジャーナル
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https://kurashicom.jp/366
オウンドメディアは会社の気合。ヨッピーさんの話は現場感がありますし、具体的にかみ砕いてくれる青木さんのコメントもわかりやすいです。
自分のサイト以外からのホワイトっぽい被リンクの貰い方 | アフィリエイト野郎!
http://afi8.com/2017/01/09/14719/
上記にちょっと関連して。自社メディアがあればうまくリンクをもらいましょう。
MakeShop、「決済画面改善プロジェクト」第1弾をリリースへ | ECzine
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使う側はここにモヤモヤしますのでどんどん進めてほしいですね。
ヤマト運輸の12月度宅急便取扱個数は5.6%増、2年連続5%超の伸び | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3848
これからはどうやってさばくのか……。やはり自動運転トラックなどなのでしょうか?
LINE@で友だち10,000人できるかな!? ─ネッ担のLINEアカウント始動! ……の序章 | ネットショップ担当者フォーラム
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世の中、こういった理由で始めている人も多いのでは?
今週の名言
「モノを作って売りたい」という人の関心って、「モノを作って売る」ことなんですよね。別にSEO対策やインターネットの基礎知識は特に興味がない。でも実際は、インターネットでモノを売るためにはそういった知識は必要になっちゃうじゃないですか。そんな知識を必要とせず、誰でも手軽に「モノを売れる」ようにするためにBASEはあるんです。
意識するのはInstagramやYouTube - えふしん氏はなぜBASEを選んだのか、その裏側に迫る|転職ドラフトReport
https://job-draft.jp/articles/110
この言葉はとってもよくわかります。ネットショップを作りたいんではなくてモノを売りたい。制作者も代理店もこの意識をわかったうえで動いてほしいですね。
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