ゴルフ用品EC大手のゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は4月8日、株主向けのインターネットサービス「GDO株主倶楽部」に登録した株主の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。外部に流出した可能性があるのは株主番号、氏名、住所、メールアドレスなど。現在、「GDO株主倶楽部」のサービス提供を停止し、運営委託先のインベスター・ネットワークスが漏えいに関する調査を進めている。
漏えいした可能性があるのは「GDO株主倶楽部」に登録した1949人分(4月8日現在の「GDO株主倶楽部」登録株主数)の個人情報。株主番号、氏名、住所、性別、生年月日、メールアドレス、電話番号が対象。
GDOによると、「GDO株主倶楽部」の運営・管理はインベスター・ネットワークスに委託している。インベスター・ネットワークスでは、類似サービスの運営・管理の受託先であるサンリオ、アルデプロ、トランスコスモスなどでも、株主情報が漏えいした可能性があることが判明。現在、調査を進めている。
![株主向けのインターネットサービス「GDO株主倶楽部」から情報が漏えいした可能性](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2015/news-node1519.png)
「GDO株主倶楽部」の運営・管理はインベスター・ネットワークスに委託していた(画像は編集部がキャプチャ)
4月7日、GDOに対しインベスター・ネットワークスから類似サービスにて登録者個人情報の漏えいの可能性があるとの連絡が入り、調査を開始。4月8日午後、株主からメールで、「先週頃から個人名の入った投資勧誘メールが来ている」という連絡があったという。
「GDO株主倶楽部」に登録している複数の社員株主にも同様の投資勧誘メールが届いていたことが判明。情報漏えいの可能性があると判断し、インベスター・ネットワークスに調査を依頼した。
GDOは再発防止策として、委託先を含めたセキュリティ強化を実施するとしている。
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オリジナル記事:GDO株主1949人分の個人情報が漏えいした可能性、株主管理サービスの運営委託先が調査 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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