一日も早く一人前になりたいと思っている新社会人の皆さんに心掛けてほしい5つのこと | ikedanoriyuki.jp | Tribal Media House, Inc.

ikedanoriyuki.jp | Tribal Media House, Inc. - 2014年3月31日(月) 05:03
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明日から新年度ということで、ほかにもたくさんの方から「新社会人へのメッセージ」がアップされると思いますが、たまには私も書いてみようと思います。

1.死ぬほど勉強して死ぬほど働きなさい(たぶん死なないから)

「死ぬほど~」というフレーズが嫌いな人もいると思いますが、あえて言います。死ぬほど勉強して、死ぬほど働きなさい。会社に一番朝早く来て、一番遅く帰りなさい。そんな働き方を、人は社畜と言うでしょう。ブラックと言うでしょう。でもあなたの人生です。誰でも最初から質の高い仕事なんてできません。何もわからないんだから。量が質を凌駕するのです。量をやるから質が高まるんです。

人と同じことをやっていたら、あなたは人と同じ人になります。平均値です。人よりも上に行きたいのなら、人が休んでいるときに仕事をしなさい。人が遊んでいるときに勉強をしなさい。人が寝ているときに人と会って見聞を広げなさい。近道はありません。

2.最後に一番伸びるのは「素直な奴」と心得なさい

伸びる社員とはどんな人間でしょうか。努力家、勉強家、いつもポジティブ、元気ハツラツ、地頭が良い、いろいろありますが、私は最後の最後に伸びているのは素直な奴だと思います。

言い古された言葉ですが成長のポイントは「守破離」です。まずは先輩のやり方を100%真似てみる(守)。先輩と同じことが完璧にできるようになったら、少しずつ自分なりのやり方を加えて行く(破)。そして最後に自分のスタイルを確立する(離)。決して順番を間違えてはいけません。

たまに「これをやったら自分が自分じゃなくなる」という人がいます。「これ私がやる必要があるのですか?」 「自分の考え方と違います」 「自分のやり方でやらせてください」

何もわからない段階でのプライドや自我は成長を阻害します。先輩だって人間ですから、そんなあなたを疎ましい奴と思ってしまうかもしれません。少なくとも入社一年は言われた通りにやり尽くしてみる。それが一番早く成長する秘訣です。

3. 師匠を見つけなさい

これからの長い社会人人生において、あなたが人望のある味わい深い大人として大成するためには、人生の酸いも甘いも経験したお師匠さんが必要です。仕事でも遊びでも、あなたが真似したいと思える「型」を見つけなさい。さっきも言いましたね。「守破離」です。では、あなたが理想とする師はどこにいるのでしょうか。実は、意外なほどあなたの近くにいます。

毎日仕事をしていると、「自分の身近には尊敬できる師匠なんていない!」と思いがちです。隣の芝が青く見えることもあるでしょう。自分が求める師匠は「ここではないどこか」にいると思うこともあるでしょう。でもそれは間違いです。師匠は必ずあなたの近くにいます。そして、頑張っているあなたを見ています。だからこそ、腐らず目の前の仕事に全力を投じなさい。師匠はそんなあなたを必ず見つけてくれ、手助けしてくれるはずです。

4.プロフェッショナルになりなさい

仕事に慣れてくると、自分はスペシャリストの道か、ゼネラリストの道か、という2つの選択肢の中で迷うでしょう。でも、実はその2者択一は問題じゃありません。どちらであっても、あなたが目指すのは「プロフェッショナル」です。

プロフェッショナルの逆はアマチュアです。スペシャリストであろうと、ゼネラリストであろうと、プロフェッショナルになってください。誰かから対価をもらって仕事をするに値する価値を出す仕事人になってください。

ニューヨークヤンキースのイチローは決して「今日は二日酔いだから適当にバットを振りました」なんて言いません。マンチェスターユナイテッドの香川は決して「監督とソリが合わなくて活躍できませんでした」なんて言いません。

相手から報酬をもらって仕事をし、相手の期待を裏切らない、時に期待を上回る価値を提供する。言い訳をしない。手抜きをしない。試合に出るチャンスをもらったときに最高のパフォーマンスを出すために日々の努力や準備を怠らない。それがプロフェッショナリズムというものです。会社員だってお給料をもらって顧客に最高のパフォーマンスを提供するプロフェッショナルです。

あなたが目指すのはスペシャリストかゼネラリストか、それはまだわかりません。それは、きっとこれからの仕事を通して、会社や上司、そしてあなたの意志によって必然的に導かれていくはずです。いまあなたが意識すべきは、その2択ではなく、常に「自分はプロフェッショナルであるか」と自問し続け、自分に勝ち続けることです。競争相手はいつだって自分自身です。勝負すべき相手は会社の同期でも、社会の同年代でもなく、昨日の自分なのです。

5. 実行し、続けなさい

少し前に、TwitterやFacebookでシェアされていたものに、「したい人、10,000人。やる人、100人。続ける人、1人。」というものがありました。多くの人がシェアやRTをしたということは、みんな自分に思い当たる節があり、グサッときたからなのでしょう。

勉強や仕事も同じです。誰もがやるべきことはわかっている。それができるようになったら、どんなにいいだろうと思っている。でも、やらない。びっくりするくらい、やらない。

中には、顔を真っ赤にして、「やります!見ててください!」と息巻く人もいる。でも、やらない。これがまたびっくりするくらい、やらない。だから、やり始めるだけで、100人に1人になれる。

次の敵が継続。

最初は一念発起して始めたものの、続かない。今日は仕事がきつかったから、ちょっと飲みすぎちゃったから、明日の朝早いから、明日やろう。次の日も次の日も、明日やろう。だから、続けるだけで、10,000人に1人になれる。

その道の専門家と共通言語で会話をすることができるようになるためには、1,000時間の勉強が必要です。1,000時間といったら、平日2時間、週末(土日)で10時間勉強して1年かかる。仕事以外で。

そして、自分がその道の専門家になるためには、1万時間の勉強が必要と言われます。

あなはた「やりたい人」で終わらないでください。「やる人」になってください。そして「続ける人」になってください。それは、今日からです。いまからです。なうです。

最後に。

ビジネス社会に「棚から牡丹餅」はありません。
牡丹餅は、頑張っている人の頭上だけに落ちてくるのです。

頑張ってください!

※本エントリーは、自身のことは高々と棚に上げてお送り致しました。悪しからずご了承ください。

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