
このページは、外部サイト
業界人間ベム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「
米国エージェンシーランキング この10年の変化」 からご覧ください。
アドエイジ誌のエージェンシーランキング 2002年のランキングと2012年を比較してみる。

少々文字が小さくて申し訳ないですが・・・。
この10年のランキングが激変なのが分かるだろう。
2002年は、広告業界の人間にとっては、お馴染みの顔ぶれが並んでいる。
しかし、2012年のそれは、業界人も聞いたことがないところばかりではないだろうか。
EpsillnやAcxiomはもともと広告業界の会社ではない。データマネージメント側からマーケティングサービスを行う企業がエージェンシーランキングに入っていてしかもトップ1、2なのである。
これには賛否があるかもしてないが、ここはアドエイジ誌の見識なのだと思う。
これを見ると、1位、2位、4位、6位、8位、9位、11位、12位、15位、17位、18位はデジタル系エージェンシーである。
また、10位、14位、19位は、PR系だが、SNS時代のPRなのでソーシャル系エージェンシーとでも云える。
2002年の15位までランキングに入っていたGreyやDDB、Ogilvy&Matherなどは2012年ランキングでは20位にも入ってこない。
これを日本のエージェンシーランキングと比較してみると、激変している感がある。
さて、ランキングもさることながら従来勢力のこの10年のグロスインカムの伸びに注目すると、JWTは89.1%、Leo Birnettが124.3%、MaCann Ericksonが142.3%、BBDOが215.5%、など決してシュリンクしたり、伸び悩んでいるトラディショナルエージェンシーばかりではないが、それをはるかに上回る勢いのデジタル系、データマネージメント系エージェンシーの台頭が著しいというのが印象である。
さて、日本の広告業界の次の10年はどうなるのだろうか。