マルチチャネル ユーザーの主な質問から | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2012年1月31日(火) 07:29
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完全な状態のオリジナル記事は 「マルチチャネル ユーザーの主な質問から」 からご覧ください。
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

米国時間の 10 月 11 日に、マルチチャネルについてのオンライン・セミナーが開催されました。このセミナーに関連した主な質問と回答が、米国の公式ブログに掲載されています(原文はこちら)。日本のみなさまにとっても有用ですのでご案内いたします。
当セミナーでは、マルチチャネルのプロダクトマネジャーのビル・キー( Bill Kee )が、30 分の全体説明を行いました。セミナーの録画(英語)は、この記事の最後に掲載しています。

では、そのオンライン・セミナーで出た主なご質問の紹介です。

Q : マルチチャネルはどのメニューから行けますか?
マルチチャネルのレポートは、すべての Google アナリティクスユーザーがお使いいただけます。
メニューの「標準レポート」タブをクリックし、左ナビの「コンバージョン」をクリックすると「マルチチャネル」のリンクが出てきます。
マルチチャネルにアクセスするには、新しいバージョンの Google アナリティクスにアクセスする必要があります(画面右上部に新しいバージョンへのリンクがあります)。
このレポートが表示される前提として、目標設定がアクティブになっているか、e コマース機能を利用している必要があります。
(フィルタをかけている場合、正しい値が取れない可能性があります。経路の幾つかがフィルタの影響で除外される可能性があるからです)

Q : マルチチャネルを使うために特別なタグは必要ですか?有料広告やソーシャルはどうですか?
マルチチャネルのために特別なタグは必要有りません。広告を計測するための標準のキャンペーンタグが、そのまま有効になります。
有料広告のキャンペーンやソーシャルからの訪問を識別する場合、このキャンペーンタグを適切に設定していただくのがよいでしょう。

Q:ショップサイト、ショップ以外のサイトそれぞれどのように活用できますか?
目標と e コマースで利用することができます。e コマースのトランザクション以外にも、多くのイベントが目標として設定できます。
顧客獲得用に作った申し込みフォームも、目標に設定できます。また、営業資料、製品紹介の PDF のダウンロードもゴールとして設定できます。
目標が複数ある場合、デフォルトでは全体をまとめて表示し、マルチチャネルのレポートの上部で、個別の目標に、簡単に絞り込むことができます。

Q:一人のユーザーが同じ月に2 回買い物をした場合、レポートにはどう反映されますか?
同じユーザーでも、2 つのコンバージョンは、それぞれを別々に認識し、それぞれユニークな(チャネルの重なりのない)経路を表示します。
注意点として、コンバージョンしたユーザーだけが対象になり、コンバージョンしていないユーザーは表示されません。また、コンバージョン率はマルチチャネルのレポートには表示されません。

Q:期間の設定は 30 日以外の変更できますか?
今は 30 日の期間に設定されていて、変更はできません。30 日は、多くのお客様に合った期間ですが、一方でケースによって変わってくる部分もあり、今後は期間設定を変えられるよう検討しています。

Q:過去のデータも対象ですか?
はい、過去のコンバージョンデータも対象です。今年( 2011 年)の 1 月からのデータが対象になっています。

Q:チャネルグループの機能のもっとも効果的な使い方を教えて下さい?
ヘルプセンターにチャネルグループの使用例を掲載しています。注意点として、チャネルのグルーピングは、現時点でマルチチャネルのレポート上でのみ有効な設定です。以下が効果的な例です。
ブランドキーワードと、非ブランドキーワードの 2 つに分類する
検索とアフィリエイトとディスプレイの 3 つに分類する
リスティング広告とディスプレイ広告に 2 つに分ける

Q:マルチチャネルの値と e コマースレポートの値が違う場合があるが?
オンライン・セミナーの中でも触れたように、データの反映時間が違います。マルチチャネルの方が少し遅れて 24 時間後から 36 時間後に反映されます。従って直近の 3 日間ぐらいは値が異なる場合があります。古いデータに関しては合致します。

Q:リマーケティングはディスプレイに数えられるのですか?
Google アナリティクスのキャンペーンタグを貼ったとおりに、マルチチャネルに反映します。そのリマーケティングの広告が、どのようなキャンペーンタグを貼っているかをご確認ください。

Q:起点、アシスト、終点など接点の価値付けは、されていますか?
現在のレポート上は、すべての接点を 1 と数えています。終点の中に、アシストは含まれていません( 起点はアシストに入っていますね )。
それぞれが関連したコンバージョンの価値を、接点の数にかけてコンバージョン価値を算出しています。

Q:マルチチャネルのデータは、API で利用できますか?
いいえ、現時点では API での利用はできません。今後実現できるよう計画中です。


また、ヘルプセンターのコンバージョンのカテゴリに、マルチチャネルについての説明があります。基本的な情報はこちらをご覧ください。
http://www.google.com/support/analyticshelp/bin/answer.py?hl=ja&answer=1191180&topic=1631741

このオンライン・セミナーは英語で実施されましたが、参考まで以下に録画の動画と、項目を掲載します。

1. マルチチャネルはなぜ必要か? ( 45 秒ぐらいから )
2. マルチチャネルの概要 用意されているレポートと用語の解説( 4分55秒ぐらいから )
3. 何がわかるのか? ソーシャルとアフィリエイトの例(8 分ぐらいから)
4. 事例 ホテルアマリの事例( 12分50秒ぐらいから )
5. 基本の分析 3 つのステップ( 16分40秒ぐらいから )
6. チャネルグループやセグメントの設定( 20分30秒ぐらいから)




以上
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