そのサイトはあなただったら評価するか? | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2011年1月21日(金) 14:58
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仕事柄(?)

「なんでこのサイトはランクアップしないんでしょうか?」
「リンク増えているのにランクアップしないんですけど・・」

など、社内外からご相談を頂くことがあります。
中にはなかなか原因が特定できないものもありますが、
「それは上がらないと思います・・・」
というものが結構あります。
今回はそのことについて書いてみたいと思います。

こういう
「上がらないだろうな、これは・・」
と思うサイトについて「なぜ、あがらないの?」という質問をされる方に、
「SEOで大切な要素は?」と逆質問すると、
・リンク
とか
・title
とか答えられることが多いです。
SEOの細かい要素一つ一つに気を取られて、
一番大事なことが見えなくなっている。
木を見て森を見ずの状態になっていると思います。

SEOを行うにあたっての大前提として、検索エンジンが
「そのキーワードでランクアップさせる価値のあるサイトやページかどうか?」
を考える必要があるわけです。

確かにリンクやtitleも大切な要素ですが、
その前に、そのサイトに価値があるか?そのページはランクアップするに値するのか?
を考えてみる必要があると思います。

「自動車保険」と検索して、
「生命保険」のコンテンツしかないサイトが上がってきたら当然「不便だな」「使いにくいな」と思うと思います。
検索エンジンはそのような、検索ユーザーの期待を裏切ることを極力排除しようとしているのはみなさんよくご存知のとおりです。
その検索エンジンの“意志”に反していないかどうか考えるのはSEOを行う以前の問題です。

「サッカー日本代表」と検索して、
代表メンバーの選手名だけが書いてあるサイトよりも、メンバー名だけでなく試合結果や予定、インタビューなどが書いてあるコンテンツのほうが、
「サッカー日本代表」についてなんらかのことを知りたい検索ユーザーに広く期待にこたえることができそうなのは、容易に想像できますよね?

検索ユーザーの立場、検索エンジンの立場に立ったときに
「このサイトが上がっていて満足」
「このサイトはきっとユーザーを満足させられる」
そう思えるようなサイトやページかどうか?を考える必要があるはずです。
このことはアルゴリズム云々以前の問題で、
titleの書き方は?とかmetaは効果があるのか?というのとは次元の違う話だと思っています。
上がるべきサイト、上がるべきページしか上がらないというのが検索エンジンだと思うべきだと思います。
SEOというものが
「本来上がったほうが良いコンテンツが上がっていないのを、本来の位置に引き上げるもの」
と考えたほうが自然かもしれないですね。

もちそん、そうでなくても上がるケースはあるかもしれません。
ただ、それがどんどん淘汰されているのは事実です。
私自身、コンテンツだけがSEO(ランクアップ)で重要と考えているわけではありませんが、
コンテンツはやはり重要だと思っています。
それはランクアップの先で無駄が発生しないかどうかという視点に立ったときも同じく。

HTMLも調整した、リンクも集まっているでもなんであがらないんだろう?というときに、
「そのサイト・ページはあなただったら評価するか?」
という大前提に立ち返って考えることは、いつの時代でもやっぱり重要なのではないかと思います。

【木村 賢】
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