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広報担当者をモデルとした小説 ~其の一~」 からご覧ください。
秋の夜長で、読書にはもってこいの季節ですね。
ビジネス小説は多々ありますが、広報担当者やPR担当者、広報室が主軸となっている小説をご紹介いたします。
広報室沈黙す (文春文庫) [文庫]高杉 良¥ 294文春文庫
いわずとしれた、ビジネス小説の巨匠の作品。安田火災海上保険(現:損害保険ジャパン)がモデルとなっています。企業経営のトップと外部との挟間に立たされた、中間管理職である広報マンの苦悩がリアルに描かれています。企業の腐敗と抗争が如実に描かれており、主人公に共感を覚える方も多いはず。20年以上前に刊行された作品ですが、読みごたえは十分にあります。今年、3度目の文庫化となりました。
高杉良さんは、「金融腐蝕列島」ではメガバンクの広報部長、「その人事に異議あり」でアパレルメーカーの広報ウーマンを主人公にした作品も刊行しています。
コスメティック (小学館文庫) [文庫]林 真理子¥ 600
ドラマ化されご存知の方も多いでしょうが、ヘッドハンティングにより憧れの外資系化粧品PRとなった女性の奮闘ぶりが描かれています。職業に誇りを持ち、情熱を注ぐ広報ウーマンの世界に一気に引き込まれます。とても華やかに見える化粧品PRの世界ですが、コスメ業界の厳しいバトルをリアルに描いているため、出版業界でも大変話題になったようです。
林真理子さんは、人気女性誌に20年以上連載を持っている関係で、ファッション雑誌編集者の方々と深い交流があります。この本は、編集サイドから見た様子も細かく描かれています。ドラマ化もされ、広報ウーマンならず仕事と恋に悩むアラサー女性からは「仕事に対する情熱や生き方に感銘を受けた」という声も多いようです。
広報担当者は、会社と外部のジレンマに立たされる場面が多々あります。広報という仕事自体を多くの方に理解していただくための“広報”本としてもお勧めしたいですよね。