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今日は、「PayPay」について書いてみたいと思う。昨日のバーゲンセールの記事で「損得の比較軸」の話をしたのだが、PayPayのキャンペーンにも当てはまると考えているからだ。
PayPayはご存知の通りバーコード決済の仕組みであるが、2018年12月の100億円キャンペーンが話題になった。認知されることを目的としたのであれば、これは成功だったのではないかと個人的には思っている。
あれだけのインパクトのあるキャンペーンを実施すれば、消費者の頭の中に「損得の比較軸」を想起させ、PayPayを使うことは「お得」であることを十分に知らせることが出来ただろう。
しかし、そのPayPayのキャンペーンが終わってしまうと途端にPayPayを認知してもらうために使った「損得の比較軸」が有効でなくなる。つまり、わざわざPayPayで買い物をする理由を多くの消費者が失ってしまうわけだ。