オフィスグリコの成功要因は、マーケティング担当者として参考になる。

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オフィスグリコを導入している企業数は11万を超え、ボックス数も13万以上になっている。(2016年時点)売上高は53億円にも達している。マーケティング担当者であれば、なぜこのような発想が出来たのか?ということが気になるのではないだろうか?

アンゾフの成長マトリクスで言えば、既存市場に既存製品を売っていく戦略である。多くの企業が新市場を開拓したり、新製品を導入することで売上を伸ばしている中で、オフィスグリコの戦略は注目に値する。

また、多くのマーケティング担当者にとって新市場の開拓や新製品の開発は非常にハードルが高い。実現するためには社内のいくつもの困難を乗り越えなければならない一方で、既存市場に既存製品を売ることはマーケティング担当者であっても比較的容易に出来る。そのため、まずは既存市場に既存製品を売っていこうと考える人が多い。しかし、それは多くの人が挑戦して失敗してきた道を進むことであり、最も難しい選択になる可能性が高い道でもある。

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