ハウスクリーニング、リペア職人を中心とした全国の中小企業131社に一斉調査ユアマイスター、「働き方改革関連法」に関する中小企業経営者の意識調査を発表

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2020年03月30日(月)
ユアマイスター株式会社
~ 6割以上が法案に賛同するも、実行に対しては消極的 ~~ サービス提供以外の作業にかける平均時間は3.2時間/日、中でも負担となっている作業内容は経理業務 ~

日本最大級の総合的なサービス産業のIT化プラットフォーム「あなたのマイスター」を運営するユアマイスター株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:星野貴之、以下:「ユアマイスター」)は本日、2020年4月から中小企業にも適用される「働き方改革関連法」に関する中小企業経営者を対象とした意識調査を発表します。本調査は、「あなたのマイスター」に登録するハウスクリーニング、リペア職人など全国131社を対象に2020年2月28日から3月13日までの期間に実施されました。


ユアマイスターには、ハウスクリーニングや靴、カバン、家具などのリペア、お手入れを専門とした職人約3,000 名が加盟しており、本調査に関して加盟店への一斉調査を行ったところ、131社に回答いただきました。

◆調査結果サマリー

関連法案に対する“知名度”は9割と高いが、内容を深く知らず“認知度”は劣る傾向
6割以上が法案に賛同するも、実行に対しては消極的
実行に消極的な要因は、サービス提供を優先した場合の時間管理、人材不足、費用面
サービス提供以外の作業にかける平均時間は3.2時間/日、中でも負担となっている作業内容は経理


◆調査結果
<働き方改革関連法の知名度と認知度について>
関連法案に対する“知名度”は9割と高いが、内容を深く知らず“認知度”は劣る傾向
働き方改革関連法という言葉を知っているか聞いたところ、「知っている」(57.1%)、「知っているが内容についてはわからない」(38.9%)と、9割が知っていると回答し、知名度が高いことがわかった。また、法案の適用事業規模範囲に関して「中小企業に適用されることを知っているか?」の問いに対し、「知っている」(43.7%)、「知っているが詳しくはわからない」(35.7%)と約8割が理解する一方、約2割(20.6)%は「知らない」と回答、認知度は知名度と比較すると若干劣る結果となった。


図1


<働き方改革関連法の賛同・実行について>
6割以上が法案に賛同するも、実行に対しては消極的
中小企業における働き方改革関連法の適用に関する賛否を聞いたところ、「残業時間の削減(長時間労働の見直し)」(65.1%)「有給休暇の積極的消化」(69.8%)「非正規社員の優遇改善」(64.3%)「65歳以上の就労」(72.2%)など、各項目において多くの人々が働き方改革関連法に賛同した。


図2

一方、各項目に対する取り組みの実施について質問したところ、「残業時間の削減(長時間労働の見直し)」(57.2 %)、「65歳以上の就労」(52.4%)については、約半数が「積極的に取り組んでいる」「徐々に取り組んでいる」「現在は取り組んでいないが今後取り組む予定」と答えたが、「有給休暇の積極的消化」は、3割(34.1%)が今後も“取り組む予定はない”と最も消極的な回答となった。
図3

<働き方改革関連法の実行困難な要因について>
実行に消極的な要因は、サービス提供を優先した場合の時間管理、人材不足、費用面
働き方改革の取り組みが困難な要因を聞いたところ、「お客様のニーズなど外的要因により実行が難しい」(32.2%)と多くが回答、続いて「推進できる人材がいない」(21.1%)、「取り組むための費用がかかる」(15.6%)、と続いた。ハウスクリーニングなどのサービス提供は利用者の時間を優先することから、少人数や単身での現体制では、時間管理や人材雇用など新たな取り組みの対応は難しい傾向にある。


図4

<中小企業における現状の働き方について>
サービス提供以外の作業にかける平均時間は3.2時間/日、中でも負担となっている作業内容は経理業務
回答者の労働時間について、サービス提供(ハウスクリーニング提供やリペア作業等)以外の仕事にかかる時間を聞いたところ、「2~3時間」(30.9%)が最も多く、次いで「1~2時間」(22.8%)、「5~6時間」(13.8%)となった。これらの作業時間の中でも大きな負担となっている業務内容として、「経理業務」(76.7%)が最も多く、次いで顧客や関係者との「メールやメッセージでのコミュニケーション」(19%)、「スケジュール管理」(16%)などの作業が時間を占めている。限られた人数で仕事を行っている中小企業にとって、労働時間の短縮や有休の取得を実現する為には、事務作業を外部からサポートする体制が必要であることが見えてくる。
図5

<業務効率化のためやっていることについて>
業務効率化のために実施していることは、ITシステム導入が最多
サービス提供以外の作業に多くの時間を費やしている中小企業において、業務効率化のために実施していることを聞いたところ、「ITシステムの導入」(26.2%)が最も多く、次いで社内とのノウハウ/情報共有(24.0%)、「仕事の一部を外部に発注」(20.4%)となった。
図6

「ユアマイスター」は、2017年1月、「人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く」を経営理念に掲げ、大切なものを大切にしたいと望むユーザーと確かな技術を持つ職人との出会いを創出する、日本最大級の総合的なサービス産業のIT化プラットフォーム「あなたのマイスター」のサービスを開始しました。 「あなたのマイスター」を通じて、 「靴」「鞄」「洋服」「アクセサリー」「時計」「家関連」 などおよそ100種のジャンルにおける、中小企業を中心とした約3000社(2020年3月30日時点)のサービスを提供しています。

■調査概要
実施期間: 2020年02月28日~03月13日
手  法: インターネット調査
実施機関: ユアマイスター株式会社
対  象: 「あなたのマイスター」に登録する中小企業

<回答企業概要>
◆回答数: 131社
◆回答社職種内訳
ハウスクリーニング事業(83.5%)、靴、カバン、アクセサリー、時計等のリペア職人(8.7%)、車の修理、
お手入れ職人、その他(3.1%)
◆事業規模
家族経営等5名未満の小規模企業(45.7%)、単身で働く個人事業主(41.7%)、その他(12.6%)


◆ユアマイスター株式会社について (http://corp.yourmystar.jp/index.html
ユアマイスターは、“大切なモノを大切にするヒト”と“大切なモノを修理してくれる職人”の両者をつなぐコミュニティ(共同体)を形成。「職人訪問型ビジネス」と「宅配型ビジネス」の2つのサービスモデルで約3,000 名の職人の技術で大切なモノを修理する「あなたのマイスター」を展開。職人訪問型ビジネスは、地域に密着した職人がサービスを提供し、宅配型ビジネスでは、全国の職人技術サービスを宅配によってお客様に提供。地方を拠点とするプロフェッショナルも都市部と格差なく活躍できる「地方創生」の役割を担い、“日本の未来を育む”ことを目指す。

「人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く」を理念とし、職人と大切なモノを大切にしたい人をつなぐサービス『あなたのマイスター』と、大切なモノを大切にしたい人へ情報を届けるメディア『RELIVERS』などを企画・開発・運営

『あなたのマイスター』(https://yourmystar.jp/): 全国のプロによるハウスクリーニングや修理などを通じて、大切なモノ・コト・人・時間をもっと大切にするあなたの想いに応えるサービス

『RELIVERS』(https://yourmystar.jp/relivers/): 大切なモノをもっと大切にする人のためのメディア。様々なモノのお手入れ方法はもちろんのこと、掃除や洗濯といった日常生活に関する情報も満載
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