“超実践型”オンラインシミュレーション研修「DIVE」セミナー開催 コロナ禍の変化! 企業のパラダイムシフトは新入社員が鍵!?

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2021年10月20日(水)
株式会社ウィル・シード
新時代の「自律型人材」育成に求められる、自分自身と向き合う学び方

 企業の人材開発支援を行う株式会社ウィル・シード(本社:東京都渋谷区恵比寿 代表取締役:瀬田 信吾 以下 ウィル・シード)は、新入社員が自宅でのオンライン環境下で、仮想の上司役と協働しながら顧客へ価値提供を行う“仕事経験”ができるシミュレーション研修「DIVE(ダイブ) 」のオンラインセミナーを、10月5日(火)に開催しました。  基調講演とDIVE紹介セミナーの二部構成で行い、基調講演ではDIVEの特徴の1つである「リフレクション」(内省)について、その第一人者、一般社団法人 21世紀学び研究所 代表理事の熊平美香氏が、「なぜ新入社員にリフレクションが重要なのか」をテーマに話しました。








プロフィル/ハーバード大学経営大学院でMBAを取得後、日本マクドナルド創業者・藤田田氏に弟子入りし、新規事業立ち上げに携わる。独立し、GEの「学習する組織」のリーダー養成プログラム開発者と協働し、コンサルティング活動を開始。2014年、昭和女子大学キャリアカレッジ学院長に就任。2015年、21世紀学び研究所を設立し、企業と共にニッポンの「学ぶ力」を育てる取り組みを開始。経済産業省が2018年に改定した社会人基礎力の中に、リフレクションを盛り込む提案を行った。



リフレクションの第一人者・熊平美香氏の基調講演

自分を客観的・批判的に振り返り、そこから学び・成長するという考え方へアップデート
 コロナ禍を機に働き方が多様化するなど変化が激しく、未来の予測が困難なこれからの時代。熊平氏は、「従来のように、第三者から与えられた目的を実現するための主体性では通用しません。これからは、自ら定めた目的を実現するために学び続ける『自律型人材』が必要。 『自律型人材』は、ありたい姿と現実のギャップを埋めるために、自分と向き合い、学び・成長することで、自分自身と、チームの潜在的な力を開花させます。新入社員を含む、組織全体の学び方そのもののアップデートが求められている」と提言しました。

 アップデートするためには、「リフレクション=自己を客観的かつ批判的に振り返る行為」と、「対話=自己を内省し、評価判断を保留にして、他者に共感する聴き方と話し方」が重要であり、「アップデートの鍵は、『自分の意見』『経験』『感情』『価値観』を客観視する認知の4点セットである」と見解を述べました。

 最後に熊平氏は、「新入社員は、持続可能性やアプリの活用など、新しい時代の仕事の仕方に関して多くの知見を持っています。企業のパラダイムシフトには、彼らの価値観を取り入れ、活かしていくことが大事」と、新入社員だからこそ活躍できる領域を設けることの必要性も話しました。



ウィル・シードのファシリテーターによる「DIVE」セミナー。参加企業同士の意見交換も

 第二部では、ウィル・シードのファシリテーター 林啓光が、「リモート環境で新入社員をどう育てればいいか」「現場の育成負荷をどうすれば軽減できるのか」など、ニューノーマル時代における新入社員育成の課題を紐解きながら、解決の糸口となる「DIVE」を紹介しました。

 さらに参加企業が、コロナ禍での新入社員育成について意見を出し合いました。「新入社員がタスク志向になって、プロジェクトの全体が見えない」「情報を可視化するのが難しい」などの課題があがり、リモートワークでできることの限界があると、担当者が頭を悩ませている現状も浮き彫りになりました。



リモートワーク中の新入社員が抱える課題は「情報不足」と「経験不足」による社会人への“スイッチロス“

 リモートワークになったことで、新入社員は、コロナ前は、上司や先輩との会話などから得ていた仕事の流れや組織の構造などの情報が得られなくなっています。また、新入社員とトレーナーがお互いに「見えない・聞こえない」状況の中で「単純作業」の依頼が増え、新入社員が得られる経験は、量・質ともに低減してしまっています。こうした状況の中、新入社員は、社会人としての意識の切り替えができない“スイッチロス現象”に直面していると考えられます。

 社会人への切り替えが不十分なまま配属されると、自ら進んで周囲に相談ができない、難しいことに果敢に挑戦できないなどの事態が想定されます。この状態が続くと、新入社員は、自分の居場所をつくれず、仕事の面白さ・やりがいを感じる機会が少なくなり、会社や仕事との距離を感じやすくなってしまう可能性があります。




▽リモートワーク中新入社員の“スイッチロス現象“についてのPRTIMES▽
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000056851.html



368社もの新入社員研修の経験を活かした “超実践型”研修「DIVE」



 今回スタートした 「DIVE」は、新入社員が自宅でのオンライン環境下で、仮想の上司役と協働しながら顧客へ価値提供を行う“仕事経験”ができるシミュレーション研修です。新入社員が自ら動く重要性を実感し、組織の一員として仕事をすることの大切さを学ぶことで、社会人としての意識の切り替え(スイッチオン)を促します。

上司や顧客からのフィードバックを通じてリフレクション
 2日間の研修では、約1.5日間のシミュレーションに没頭後、約半日間かけて自分の動き方や心理状態を振り返ります。上司や顧客からのフィードバックを通じ、自分の考え方や振る舞いの傾向を客観的に捉え、リフレクションを行うことができます。社会人として活躍する上での強みや課題を認識し、配属後の具体的なアクションプランを描くことで、社会人としての心構えができます。大手企業など368社の新入社員研修を行ってきたウィルシードの、これまでの経験を活かしたプログラムです。

「DIVE」で、新入社員が顧客に提案している様子



【予告】 10月21日(木) 2回目のオンラインセミナー開催

シミュレーション研修「DIVE」を大公開!
社会人モードへギアチェンジ! 「配属後の自律」を促すには?

 ニューノーマル時代における新入社員育成の課題を紐解きながら、解決の糸口となる「DIVE」を紹介するセミナーです。ウィル・シードのファシリテーター 林啓光が、「リアル&リモート環境下における新入社員育成の課題とは」「課題を解決するために必要な『体験』とは」「シミュレーション研修『DIVE』で得られることとは」等について話します。




会社概要

株式会社ウィル・シード
 「未来へ意志の種をまく(will・seed)」を社名とするウィル・シードは、1人ひとりが自分らしく挑み・学び・変化する場づくりを通じて、その先にある、社会を変える価値の創出を目指しています。2000年に子ども向け体感型教育で創業後、企業での階層別教育や次々世代・次世代リーダー育成、グローバル人材育成事業を展開。コロナ禍で社会や生活、働き方が大きく変化する今、「100の言葉より、ひとつの体験を。」をスローガンに掲げ、未来をつくる学び体験の提供に取り組んでいます。



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