Sansanが「Bill One」に仕訳を自動判定する「AI自動起票」追加、請求書から仕訳データを自動作成
請求書の明細情報を「構造化したデータ」にして活用、メンテナンスフリーで業務負担を軽減
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働き方に関するAX(AI変革)サービス事業のSansanは、経理AXサービス「Bill One」の新機能「AI自動起票」の提供を開始したと8月20日に発表した。Bill Oneで受領した請求書データを基に、AIが請求書の明細ごとに勘定科目や金額、税区分などの仕訳項目を自動で判定して入力する。記載のない「誰から誰に送られたか」の担当者のつながりデータや、類似した請求書の過去の処理データを自動学習して、プロンプト(指示文)のメンテナンスを行わずに仕訳精度を高め続ける仕組みを搭載する。
Sansanの研究開発部門が開発した請求書明細に特化したデータ化エンジン「Organ」を用いて、取引先ごとにフォーマットが異なる請求書の明細情報を活用可能な形式の「構造化したデータ」として生成する。記載のない情報として、取引企業間における部門・担当者レベルの「つながり」のデータや、過去に作成した類似の伝票データの学習結果を基にしてAIが仕訳を判断する。金額や税率、勘定科目など仕訳項目を高精度に自動入力して、現場と経理の両部門で仕訳の作成や修正の手間を大幅に削減する。
担当者が仕訳した結果だけでなく、請求書の明細1行ごとに勘定科目を設定した過程もデータとして記録し、次回の処理に自動で生かす機械学習プロセスを構築。中長期的な運用負荷を低減する。仕訳業務は、貸借対照表や損益計算書といった決算書を作成するために、企業の取引を借方と貸方で分類し適切な勘定科目を記録する業務で、大企業では年間で数十万件以上が処理されているケースもある。Bill Oneは仕訳業務の負担をなくし、生産性向上を支援するためAI自動起票を提供する。
