Sansanがクラウド請求書受領サービス「Bill One」で「適格請求書判定機能」を提供

インボイス制度の10月開始を前に機能追加、「適格請求書」の要件を満たすかを自動判定

働き方に関するDX(デジタル変革)サービス企画・開発・販売のSansanは、同社のクラウド請求書受領サービス「Bill One」で受領した請求書が適格請求書(インボイス)の要件を満たしているかを自動判定できる「適格請求書判定機能」を8月29日から追加する、と8月28日に発表した。新たに発生するインボイスの確認業務を自動化して、インボイス制度への対応工数を大幅に削減することができる。

画面イメージ

Bill One上で受け取った請求書で、①登録番号の記載があるか、②登録番号に紐付く事業者名と取引先名が一致しているか、③適格請求書または区分記載請求書に必要な項目が正しく記載されているか――を判定する。全要素を満たす場合は「適格」、それ以外は「要確認」と表示。登録番号がない請求書で「区分記載請求書」の要件を満たしていれば「区分記載」、それ以外の海外請求書などは「不明」と判定する。

10月開始のインボイス制度で経理担当者は、請求書を受け取る際に適格請求書か否かの確認が必要。確認箇所が多く作業に多くの工数が必要で大きな負担が予想される。Sansanの調査で適格請求書の受領に関わる準備を完了している企業は2割にとどまり、インボイス制度開始1カ月前となって対応は急務になっていることから、企業の制度対応を後押しするため「適格請求書判定機能」を追加する。独自ロジックの判定機能を特許出願中。

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