生成AIの活用スキル、約8割の企業が「幹部採用基準に影響」【デロイトトーマツ調べ】

約96%が生成AIの事例・経験・知識を確認、未確認は3.8%に。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

デロイトトーマツグループのデロイトトーマツヒューマンリソースは、「AI時代の判断と責任 ― 幹部採用の新基準」に関する調査結果を発表した。生成AIを業務で活用している企業の経営層・採用に携わる幹部・採用担当者1004人が回答している。

AIは判断・ 意思決定の中枢領域にまで浸透

まず「生成AIを活用した意思決定が、特に重要だと感じる場面」を聞くと、「会議・ミーティングでの意思決定」37.8%、「リスク・コンプライアンスに関する判断」33.5%、「経営・事業戦略に関する意思決定」33.1%とさまざまな局面が上位となり、経営判断そのものにAIが浸透していることをうかがわせた。

Q. 生成AIを活用した意思決定が特に重要だと感じる場面を教えてください

一方「生成AIを活用した意思決定やマネジメントにおけるリスクやデメリット」については、「生成AIの提案・回答に対する妥当性判断がつかず、誤情報を利用してしまう」35.2%、「生成AI依存により、意思決定時の責任所在が不明瞭になる」33.8%、「生成AI依存により、意思決定のロジックが不透明になる」25.6%が上位で、運用面でのリスクへの懸念が拡がっている。

Q. 生成AIを活用した意思決定やマネジメントにおけるリスクやデメリットを教えてください

「幹部採用において、生成AI活用スキルは影響するか」を聞くと、「非常に影響する」24.1%、「ある程度は影響する」55.6%で計79.7%。さらに「影響あり」と回答した人のうち、生成AI活用スキルを「確認しない」と回答した人は3.8%にとどまり、約96%が実務事例、プロジェクト関与経験、知識や理解度などを確認していると回答している。

Q. 幹部採用において、生成AIの活用スキルはどの程度影響しますか

調査概要

  • 【調査対象】生成AIを業務で活用している企業の経営層・採用に携わる幹部・採用担当者
  • 【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
  • 【調査時期】2026年1月19日~21日
  • 【有効回答数】1004人

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