Notion Labs Japanは、「日本企業における生成AI活用実態調査」を実施した。生成AIを利用する日本のナレッジワーカー1,000人を対象に、業務におけるAIツールの利用頻度や活用環境などを調べている。
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業務で生成AIを利用する頻度、「週1日以上」が64%
まず、業務でAIツールをどの程度活用しているかを聞くと、「ほぼ毎日利用」が21%、「週2~5日程度利用」は26%、「週に1日程度」は17%で、合計すると週1日以上利用している層が64%を占めた。
活用目的別に見ると、週に1回以上の利用者では、「文章生成・チャットボット」(41%)が最も多く、次いで「生産性向上・調査支援」(38%)、「コーディング・開発支援」(23%)と続いた。また、世代別・役職別では、20代と管理職が特にAI活用率が高い傾向が見られた。
一方で、現状のAIツールが日々の業務ニーズをどの程度満たしているかを聞くと、「とても満たしている」と回答した人は12%にとどまっており、「ある程度満足している」が66%と多数派になった。
AIツールを活用する上での課題や不満点としては、「出力が凡庸で独自性に欠ける」「既存ツールと連携していない」などが多く、より自社の実務に沿った提案が期待されていることがわかった。
AI活用の障壁は「スキル・トレーニング不足」が最多
続いて、所属している組織のAI活用環境について聞くと、全体では「整っている」が49%、「整っていない」が51%と半々だった。また、従業員数2,000人以上の大規模企業では67%が「整っている」と回答した一方で、1~99人の小規模企業では32%にとどまっており、2倍以上の差が見られた。
AI活用を妨げる要因としては、「スキル・トレーニング不足」が33%で最も多く、「セキュリティ・コンプライアンス懸念」が24%、「予算的な制約」と「データ品質・アクセスの問題」が19%と続いた。
AIに任せたい業務を聞くと、「ドキュメント作成・文章校正」が19%で最多となり、次いで「情報管理・検索」が18%、「議事録作成」が11%となった。日常的に時間がかかっているナレッジワークをAIで効率化したいと考える人が多いようだ。
調査概要
- 【調査対象】20〜59歳の日本に住む、業務で生成AIを使うことがあるナレッジワーカー1,000人
- 【有効回答数】1,000名
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査機関】ネオマーケティング
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