Z世代の新入社員、なぜすぐ辞める? 女子は「定年まで働きたい」が半数以下【キャリタス調べ】

新卒の「共働き希望」が過去最多。総合職女子では「就活中に男女差を感じた」との声も。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

キャリタスは、「キャリアプラン・ライフプランに関する調査」を実施した。2026年卒の学生870人を対象に、入社後のキャリアや希望する世帯スタイルなどを聞いている。

26卒は男女ともに「共働き希望」が最多、子ども希望は微増


入社後のキャリアプラン

まず、入社企業での予定勤続年数を聞いたところ、「定年まで働きたい」は男子で50.6%、女子で45.3%となった。一方、女子では「5年くらい」が23.5%、「10年くらい」が14.4%となっており、結婚や出産、転職などを見通している層も多かった。

また、女子を総合職と総合職以外に分けて見ると、「定年まで働きたい」は総合職で48.3%、総合職以外で37.6%と10ポイント以上の差がついた。また、総合職以外では「1年くらい〜5年くらい」までの合計が42.6%を占めていた。


希望する世帯スタイル

希望する世帯スタイルを聞くと、男女ともに「二人とも働く(共働き世帯)」が最多となり、男子では75.8%、女子では81.3%にのぼった。女子では2025年卒の76.8%から4.5ポイント増加しており、2016年卒の調査以降で最も高い水準となっている。また、「夫が働き、妻は家庭にいる(専業主婦世帯)」の割合は、女子は7.4%にとどまり、男子の約半分となった。


今後のライフプラン(将来子どもを持つことへの考え)

また、将来子どもを持つことについての考えを聞くと、「子どもを持ちたい」と回答した割合は男子で63.4%、女子で53.3%となった。前年調査では男子59.7%、女子48.1%であり、いずれも前年より上昇している。一方で、女子では男子と比べると、「子どもを持ちたくない」「まだわからない」の割合もやや高い傾向だった。

総合職女子の2割弱が「就活中に男女差を感じた」


企業研究の際に意識したり、調べたりしたこと

就職活動中の企業研究で、ライフプランに関して意識したことを聞くと、男女ともに「残業や休日出勤の実態」が1位だった。男子は71.2%、女子は79.6%で、女子の方が8.4ポイント高くなっている。2位は「柔軟な働き方の制度(在宅勤務、フレックス勤務など)」、3位は「転勤の実態」と続いており、女子では女性の育休取得率、女性管理職の人数、社員の男女比など、性別に関わる職場環境を確認する傾向が強かった。


就職活動中に男女差を感じた経験

また、就職活動中に、企業の対応に男女差を感じた経験があるかを聞くと、女子では「よくあった」が3.9%、「たまにあった」が12.8%となり、合計16.7%が男女差を感じたことがあると回答した。

調査概要

  • 【調査期間】2026年2月17日〜3月3日
  • 【調査対象】キャリタス就活2026 学生モニターのうち、大学卒業後の就職先が決定している人(理系は修士課程を含む)
  • 【有効回答数】870人(文系男子178人、文系女子398人、理系男子178人、理系女子116人)
  • 【調査方法】インターネット調査法
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