サイバーセキュリティソリューションを提供する米国チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月23日(米国時間)、統合AIセキュリティ基盤「AI Defense Plane」を発表し、日本語訳を3月26日に公表した。ビジネス全体でAIがどのように接続・導入・運用されるかを可視化・統制するよう設計した。データにアクセスしてツールを利用し、アクションを実行するエージェントAI時代に必要なセキュリティインテリジェンス基盤を提供する。
AI Defense Planeは、①Workforce AI Security、②AI Application & Agent Security、③AI Red Teaming――の3モジュールで構成する。①は従業員によるAIを活用したアプリケーション利用のガバナンスを提供し、リアルタイムのポリシー施行で機密データの漏えいリスクを低減する。②はビジネス全体に組み込まれたAIアプリとAIエージェントを検出し、アクセス可能なデータとツールの把握や動作の評価、実行を左右する権限を管理する。
③は、プロンプト(指示文)、推論パス、ワークフロー、ツール利用、エージェントの動作を継続的にテストし、AIシステムが本番環境へ移行する過程で悪用可能な脆弱性を早期に発見する。同社の調査では、生成AIを利用する組織の90%で高リスクなプロンプトが確認され、31件に1件のプロンプト(全体の3.2%)で機密データ漏えいのリスクがある。企業はAIの急速な導入でリスクも高まっており、可視化やガバナンス、ガードレールが不可欠となっている。
