「SNS疲れ」は利用時間と関係なし? 10代~30代は“疲れつつも幸福”【モバイル社会研究所調べ】

SNS上にあふれた情報についていけない人が続出。「情報疲労」を感じる割合を調査。

佐藤航(Web担編集部)

6:30

NTTドコモ モバイル社会研究所は、2025年2月に情報疲労意識に関する調査を行った。全国の15歳~59歳の男女4,031名が回答している。

SNSによる疲れを利用者の50%以上が実感

SNSによる情報疲労を感じる割合
(性年代別・単一回答)

本調査では、「SNSには情報があふれていて、ついていくのに疲れる」と感じる状態を“情報疲労”と定義している。

まず、SNSによる情報疲労を感じる割合を性年代別に調査した。結果として、全年代で半数以上が情報疲労を感じていることが明らかになった。

年代別に見ると、10代では他の年代と比べ情報疲労を感じる割合が低かった。加えて、男性では30代、女性では20代での割合が最も高かった。性別による差を見ると、全年代で女性の方が情報疲労を感じる割合が高く、女性の方がSNS上の情報の多さで疲れを感じやすい傾向が見られた。

SNS利用頻度は情報疲労と無関係

SNSによる情報疲労を感じる割合
(X、Instagramの利用頻度別・単一回答)

次に、SNSによる情報疲労を感じる割合を、X、Instagramの利用頻度別に分析した。

その結果、SNSの利用頻度にかかわらず6割~7割ほどの人が情報疲労を感じており、SNSの利用頻度と情報疲労には相関が無いことが示された。

情報疲労があっても幸福感を抱く

「SNSを利用すると幸福感が増す」と感じる割合
(SNSでの情報疲労意識別・単一回答)

次に、「SNSを利用すると幸福感が増す」と感じる割合を情報疲労の有無で2つのグループに分け調査した。年代が上がるにつれて割合は下がり、幸福感の有無で差は少なかった。

また、情報疲労を感じながらも幸福感の向上を感じる層が存在し、10代~30代においては情報疲労を感じるグループの方が幸福感の向上を実感していた。

調査概要

  • 【調査方法】Web
  • 【調査対象】SNSを利用する、全国15歳~59歳の男女
  • 【有効回答数】4,031
  • 【調査時期】2025年2月
  • 【サンプリング】QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しSNS利用率を調査。調査結果からSNS利用者比率に比例して再割付を実施。本調査におけるSNS利用率とは、X、Instagram、Facebook、TikTokのいずれかを利用している人の割合。
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