サイバーエージェントがブランド広告企業向け配信プラットフォーム「CA本部DSP」提供

ブランド広告効果に特化した運用型広告、ブランドリフトや実店舗への来店率を最大化

山川 健(Web担 編集部)

2016年7月20日 17:01

インターネット広告のサイバーエージェントは、ブランド広告企業のインターネットマーケティング支援を行う同社の次世代ブランド戦略室がブランド広告企業向け配信プラットフォーム「CA本部DSP」を開発し、提供を始める、と7月20日発表した。ブランドリフトや実際の店舗への来店率を最大にする。ブランドリフトはブランド広告への接触グループと非接触グループの割合を比べ、接触が非接触より上がった態度変容を示す指標を意味する。次世代ブランド戦略室は5月に設立した。

CA本部DSPのCAはサイバーエージェント、DSPはデマンドサイドプラットフォーム(広告主側の広告配信プラットフォーム)を指す。クリックやコンバージョン(最終成果)を目的にする配信プラットフォームと違い、ブランド広告効果に特化した運用型広告となる。ターゲットへのリーチやビューアビリティ(視認性)、ブランドリフトを向上させる独自のアルゴリズムを基に、媒体や広告枠、広告面に優先的に買い付けして広告配信し、配信後は広告接触ユーザーにブランドリフト調査を行う。

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