
Googlebot-News ユーザー エージェントに対するクロール制御が修正される
グーグル検索SEO情報②
Googlebot-News ユーザー エージェントに対するクロール制御が修正される
「ニュース」タブには影響せず (グーグル 検索セントラル) 国内情報
Googlebot-News
ユーザー エージェントによるクロールを制御した場合に影響を受ける範囲の説明が修正された。
修正前はこのようだった。
Googlebot-News
ユーザー エージェントに対するクロール設定は、Google ニュースのすべてのサーフェス(Google 検索の [ニュース] タブや Google ニュース アプリなど)に影響します。
修正後(現在)の記載は次のとおりだ:
Googlebot-News
ユーザー エージェントに対するクロール設定は、news.google.com や Google ニュースアプリなどの Google ニュース関連のプロダクトに影響します。
「Google 検索の [ニュース] タブ」という記載が削除された。つまり、Googlebot-News
ユーザー エージェントのクロール制御は、ウェブ検索で選択できる「ニュース」タブの検索結果には影響を与えないのだ。
たとえば、「robots.txtでブロックしていても[ニュース]タブの検索結果には表示される可能性がある」などが注意点だろう。
ニュースサイトの運営者は認識しておこう。
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グーグル検索のAI機能のためのベストプラクティス×8
特に新しい情報ではない点が重要 (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
「AIによる概要」や「AIモード」といった生成AIによる検索機能をグーグルはリリースしている(AIモードは米国のみ)。こうしたAI検索に最適化する方法が模索されているなか、AI検索最適化のガイドをグーグルが検索セントラルブログで提供してくれた。
とはいえ、これまでにない新たな要素が提示されたわけではない。従来のSEOをほぼ完全に踏襲している内容が掲載されているというのが正直な感想だ。
とはいえ、意味がないわけではない。「グーグル検索のAI機能でコンテンツのパフォーマンスを高めるための主な方法」としてグーグルが提案したのは、次の8点だ:
- ユーザーに向けた価値の高い独自のコンテンツを重視する
- 優れたページ エクスペリエンスを提供する
- Google がコンテンツにアクセスできるようにする
- プレビュー コントロールで公開設定を管理する
- 表示されるコンテンツと構造化データを一致させる
- テキスト以外も活用してマルチモーダルな成功を目指す
- アクセスの価値を理解する
- ユーザーとともに未来を築く
それぞれの説明は元記事を読んでほしい。しかし先にも触れたように、「今までやってきたことと何が違うの?」と感じるはずだ。要は、SEOの本質的な取り組みはAIが組み込まれようが変化しないということだ。
なお、ここで紹介したブログ記事と同時に、関連する技術ドキュメントも公開されている。内容がかぶっている部分もあるが、SEO担当者としてひととおり目をとおしておこう。
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【グーグル公式】生成AIでコンテンツ作成する際のガイダンス
スパムポリシーに違反しないように注意 (グーグル 検索セントラル) 国内情報
「生成AIで作ったコンテンツをウェブサイトで公開する際のガイダンス」を、グーグルが新規に公開した。こちらも特別に新しい情報は含んでいないが、これまで散発的に発信してきた情報を一箇所にまとめて整理した形だ。
グーグルは、「生成AIでコンテンツを作ること」自体は禁止していない。しかし、コンテンツへの生成AIの利用にあたって、グーグルは次のような注意点を示している:
ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すると、大量生成されたコンテンツの不正使用に関するスパムポリシーに違反してしまう可能性がある。
正確性、品質、関連性を優先する(
<title >
、メタ ディスクリプション、構造化データ、alt
属性などページには表示されない要素を含む)。ユーザーにコンテキストを伝える(「コンテンツがどのように作成されたか」についての情報を共有する)。
詳細はドキュメントで確認してほしい。
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企業ブログは信頼構築の重要なツール
信頼こそがブログの主要KPI (ボーディー SEO) 国内情報
「信頼性」を高めるための「会社ブログの運用方法」を、ボーディーの住太陽氏が解説した。
会社ブログで情報を発信する大きな目的の1つに「信頼の獲得」がある。しかし会社ブログのコンテンツは一歩間違うと、信頼を損ねてしまうリスクもある。住氏は、心理学の論文も参照しながら、「企業の顔」として信頼される情報発信の心構えと注意点を説明している。
記事では、次の点を考慮することが信頼を構築していくうえで重要だという:
- 認知的信頼のうえに感情的信頼を築く
- 知識や能力が十分にあると判断してもらう
- 誠実さと公正さを信用してもらう
グーグルのE-E-A-Tの「T」はTrust(信頼)を表す。「E-E-A(経験・専門性・権威性)」の上に成り立つのがTの「信頼」だ。グーグルが検索結果で上位表示したいのは、信頼のおける情報を提供しているページだ。住氏の解説記事を参考にして、読者との信頼関係を醸成しよう。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
飲食店でぜひ活用したいGBPの新機能×3
クーポン・決済方法の表示、AIメニュー作成 (Google Japan Blog) 国内情報
グーグルビジネス プロフィール(GBP)に導入された新機能を3つ紹介する。
クーポンの表示
その店舗で使えるクーポン情報がスマホで表示されるようになった。楽天ぐるなび、ヒトサラ、食べログの予約サイトで、予約や会計の際に使えるクーポンを提供している場合に適用される。
決済方法の表示
電子マネーやクレジットカードなど決済サービスのロゴ付きで表示するようになった。取り扱いのある決済サービスはビジネスプロフィールのダッシュボードから管理できる。
AIによるメニュー作成
手元にあるメニューを写真またはPDFとしてアップロードすると、 AIが自動でメニューを読み取り、ビジネスプロフィールに登録してくれる。
飲食店のGBP管理者は利用してみよう。
- 飲食店のGBP担当者 必見!
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