日本ネット経済新聞ダイジェスト
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新決済サービス相次ぐ データ活用、広告連動などで差別化 PayDOやVeriTrans Air

競合他社のサービスとの差別化を図るため、新たな決済サービスの提供が相次いで始まっている。

競合他社のサービスとの差別化を図るため、新たな決済サービスの提供が相次いで始まっている。

J-Payment(本社東京都、清久健也社長)は8月23日、顧客データや決済データを活用できる決済サービス「PayDO」の提供を開始した。

サイバー攻撃が相次ぐ中、クレジットカード情報など決済に関する情報は最も流出してはならないデータとして厳重に管理するか、決済会社に任せるEC企業が多い。そのため、有益なデータを得られるにもかかわらず決済データに関しては活用されてこなかった。

J-Paymentでは、安全性を確保しつつ購入者データを活用できるサービスを提供することで、データ活用を進める大手EC企業に導入の提案をしていく考え。

・J-Payment
http://www.j-payment.co.jp/

・PayDO
http://www.j-payment.co.jp/service/payment/paydo/

デジタルガレージグループでオンライン決済事業を担うベリトランス(本社東京都、沖田貴士社長)は8月28日、中小企業向けEC決済サービス「VeriTrans Air」を開始した。初期費用3万円、決済手数料は3.9%だが、2013年11月末までは先着1000社限定で初期費用無料、決済手数料は3.4%で提供する。

ベリトランスはこれまで高いセキュリティーや高機能を強みに大手EC企業への導入を進めてきた。中小EC向けの提供を強化するにあたり、セキュリティーや機能などは落とさずに安価に提供するため、カード会社などのインフォメーションバナーをECサイトの決済画面完了時に表示したとしている。今後、決済手段の追加など機能の強化を図っていく考えだ。

・ベリトランス
http://www.veritrans.co.jp/

・VeriTrans Air
http://www.veritrans.co.jp/air/

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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