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経産省と農水省、農水産物の越境ECを推進する取組強化

7 years 8ヶ月 ago

経済産業省と農林水産省は9月11日、農林水産物や食品の輸出促進を目的とした合同チームの第2回会合を開催し、国内企業の越境ECを後押しするための取り組みを強化する方針を公表した。

海外のEC事業者と国内生産者のマッチングを促進するほか、海外のECモールに日本食品専用サイトを開設するなど、国内企業の販路開拓を支援する。

政府は2019年に農林水産物・食品の輸出額1兆円達成を目標に掲げる。その達成のために「農林水産物・食品輸出促進合同チーム」を創設した。

海外ECモールに「ジャパンモール」

日本貿易振興機構(JETRO)が海外のECモールに「ジャパンモール」を開設し、日本の食品を現地の消費者に販売する。

2018年11月から2019年3月まで、シンガポールの大手食品ECサイト「RedMart」に「ジャパンモール」を開設。米や野菜、果物、牛肉、水産物、農産加工品、水産加工品、お茶、麺、類、菓子、調味料など、約40社の200品目以上を販売するという。

シンガポールの大手食品ECサイト「RedMart」に「ジャパンモール」を開設
「ジャパンモール」を通じた販売スキーム(JETRO公表資料からキャプチャ)

また、2018年10月には「イオンストアーズ香港」のECサイトと店舗が連動し、日本食品フェアを開く。菓子類や麺類、水棺加工品、日本酒、クラフトビールなど、20社の50品目を販売する予定。

特産品ECサイト「Rin++」を開設

中小企業基盤整備機構がECサイト「Rin++」(仮称)を設け、日本酒や緑茶など、地域の特産品や加工食品を国内外のバイヤーや消費者にPRする。

9月25日から掲載商品を随時募集。2018年度に食品だけで300社1000商品の登録を想定している。

「EC Camp 2018」を実施

2018年12月7日に、越境ECを活用して販路開拓をめざす中小企業者と、EC関連サービスを提供する事業者とをマッチングする「EC Camp 2018」を実施予定。会場は虎ノ門ヒルズフォーラム。

両省の合同チームはこのほか、海外の現地企業と国内生産者のマッチングの促進や、輸出支援策ガイドブックの作成などを進めている。

渡部 和章

ライトプロ株式会社 代表取締役

渡部 和章(わたなべ・かずあき)

新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

渡部 和章

北の達人コーポレーション社長が1億円寄付/ケフィア事業振興会、破たんの裏側【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

7 years 8ヶ月 ago

北海道胆振東部地震の被災地に対し、化粧品や健康食品の通販を手掛けている北の達人コーポレーションの木下勝寿社長が、合計1億円を私財から寄付すると発表しました。寄付の対象地域は、被災地各地の被害状況や支援状況に応じて決めるそうです。

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    2018/9/7
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    宅配ボックスを容積率規制の対象外にすることで、オフィスや共同住宅への宅配ボックスの設置を促す

    2018/9/10

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    食品EC・通販のシェアはまだ8%。1位はスーパー27%、2位はコンビニで21%

    7 years 8ヶ月 ago

    農林水産省が9月5日に公表した農産物の流通に関する調査によると、国内の食品販売流通額に占める「通販・宅配」の割合は8%だった。「宅配」は生協の食品供給事業を含む。

    業態別の商品販売シェアは「スーパー」が27%、「コンビニ」が21%、「専門小売店」が9%、「通販・宅配」が8%、「パン屋」が7%、「百貨店」「酒屋」がそれぞれ5%。

    日本の業態別食品販売シェア
    日本の業態別食品販売シェア(試算、農水省公表資料からキャプチャ)

    青果物などの仕入先を流通経路別に見ると、全般的に卸売市場経由の割合が高いことに特徴があるという。特に青果物は全体の約60%、国産に限れば約80%が卸売市場を経由している。

    集荷や分荷、価格形成、代金決済などの機能を持つ卸売市場が食品流通の核として機能しているため、食品小売が大規模化しても卸売市場を介した取引が主流という。

    日本の流通構造
    日本の流通構造(2011年度、農水省公表資料からキャプチャ)

    ただ、近年はネット通販やネットスーパーなど販売チャネルが多様化。食品の「通販・宅配」は成長市場で、近年多くの事業者が参入している。農水省は近年の食品流通構造について、次のようにまとめている。

    日米共に、食料品流通の統合・全国化が進む一方で、大規模な流通ルート以外にも、小規模生産者や、有機農産物など多様な消費者ニーズに対応するための流通経路として、ファーマーズマーケットや生鮮食料品分野でのインターネット通販など、多様な販売チャネルの構築に向けた動きも進んでいる。 

    食品通販市場は約3.6兆円(2017年度見込み)

    矢野経済研究所が2018年7月に公表した「2018年版 食品の通信販売市場」によると、2017年度の食品通販市場(小売金額ベース)は前年度比3.0%増の3兆5985億円の見込み。2021年度には4兆135億円に拡大すると予測している。

    食品通販市場の推移
    矢野経済研究所が発表した食品通販市場の推移

    2017年度の市場概況について、矢野経済研究所な見解を示している。

    特にインターネット通販を中心に、通信販売で商品を購入するという購買行動が一般化する中、本来は実際に自分で商品を確かめて購入したいというニーズが底堅い食品においても、通信販売で購入するというケースが年々定着してきていると考える。

    日本では、少子高齢化に伴う人口減少で、内需縮小が避けられない中、食品通販、ならびに通販市場は数少ない成長市場であることから、新規参入企業が後を絶たない。通信販売で食品を購入することへの抵抗感が弱くなってきているとはいえ、食品小売市場全体から見たら、現状ではまだほんの一部に過ぎず、更に拡大していく見通しである。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    Service WorkerとNavigation PreloadでGoogle検索の速度が2倍にスピードアップ

    7 years 8ヶ月 ago

    Service Worker の機能を利用することにより、Google は繰り返し行われる検索の結果を 2 倍速く表示するに成功した。Navigation preload という技術を取り入れている。

    投稿 Service WorkerとNavigation PreloadでGoogle検索の速度が2倍にスピードアップ海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

    Kenichi Suzuki

    Amazon専門の販売・集客支援を行うマーケティングセンターを設置、いつも.

    7 years 8ヶ月 ago

    EC支援の、いつも.は、日本や海外の「Amazon」を活用した販売・集客支援、海外企業の「Amazon.co.jp」出店・運営サポートなどを手がける「アマゾンマーケティングセンター」を設置した。

    Amazonを活用した販売・集客などを専門とするマーケティングセンターと位置付け、「アマゾンコンサルティングサービス」「アマゾン広告運用代行サービス」「アマゾン運用代行サービス」などを展開する。

    いつも.は、日本や海外の「Amazon」を活用した販売・集客支援、海外企業の「Amazon.co.jp」出店・運営サポートなどを手がける「アマゾンマーケティングセンター」を設置

    「アマゾンマーケティングセンター」が手がけるサービス

    日本、米国、中国などでも対応できる人員を増強。国内外のAmazonの集客・売上改善サポートをトータルで行う体制を整えたとしている。

    いつも.は、Amazonグローバルセリング(AGS)において、Amazon広告最適化運用サービスを提供する「Advertising  Optimization providers」としての活動も始めている。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

    瀧川 正実

    クックパッドのネットスーパーは9月スタート、受取場所にカクヤスやツルハなどが参加

    7 years 8ヶ月 ago

    レシピサイト大手のクックパッドは9月中に、生鮮食品を扱うネットスーパー「クックパッドマート」を始める。スタート当初は都内の一部地域でサービスを提供する。11日に発表した。

    「クックパッドマート」は精肉店や鮮魚店、パン屋といった地域の販売店や生産者の食材を販売するネットスーパー。「焼きたてパン」や「朝採れ野菜」といった食材を、販売店から集荷し当日配送する。

    東京・渋谷区、世田谷区、目黒区の一部地域で開始し、対象地域を順次拡大する計画だ。

    クックパッドは9月中に、生鮮食品を扱うネットスーパー「クックパッドマート」を始める
    「クックパッドマート」の配送スキーム

    商品を提携店舗の店頭で受け渡すのが特徴。商品の受取拠点として地域の小売店や飲食店、クリーニング店などを想定している。

    受取場所として「カクヤス」「ドラッグストア スマイル」「ツルハドラッグ」「カラオケの鉄人」「Y2T STAND」が加わったことを11日に公表した。

    「クックパッドマート」の受取場所として「カクヤス」「ドラッグストア スマイル」「ツルハドラッグ」「カラオケの鉄人」「Y2T STAND」が
    「クックパッドマート」の受取場所として参画した企業)

    クックパッドは店頭受取サービスを提供することで、宅配便再配達を削減するとしている。また、地域の小売店などが商品の受取拠点になるメリットとして、消費者の来店促進効果などをあげている。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    北海道の被災地に個人で1億円を寄付、札幌本社の北の達人コーポレーション・木下社長

    7 years 8ヶ月 ago

    化粧品や健康食品の通販を手掛けている北の達人コーポレーションはこのほど、9月6日に北海道内で発生した「北海道胆振東部地震」の被災地支援のために、木下勝寿社長が合計1億円を寄付すると発表した。木下社長の個人資産を寄付する。

    寄付の対象地域は、被災地各地の被害状況や支援状況に応じて決めるとしている。

    北の達人コーポレーションはこのほど、9月6日に北海道内で発生した「北海道胆振東部地震」の被災地支援のために、木下勝寿社長が合計1億円を寄付すると発表
    私財から1億円を拠出した木下勝寿社長(画像は編集部が北の達人コーポレーションのHPからキャプチャ)

    北の達人コーポレーションの本社は札幌市で、今回の地震で役員・従業員の人的被害や、建物や設備への被害はなかったと公表している。

    木下勝寿社長は寄付を表明した9月7日のリリースで、次のようにコメントした。

    当社所在地である札幌も被災し、社員の多くの自宅はまだ電気が通っておらず、交通機関は全面停止、市内全域の大多数の信号も止まり、宿泊難民が札幌駅にあふれ、コンビニの周りに長蛇の列ができている状況でございます。

    しかし、一部では電気が復旧し始めており、各関係者の懸命の努力によって、復旧の見込みが立っている状況でございます。

    一方、人口の少ない地域においては復旧の見込みが立っておらず、被災地の復興には長い期間を要するものと思われます。

    当社は北海道の企業として、全北海道の早期復興を願っているため、そういった地域に対して優先的に支援していきたいと考えております。

    がんばろう! 北海道!!

    北の達人コーポレーションとは

    北の達人コーポレーションは公式通販サイト「北の快適工房」などを展開。オリゴ糖やハーブティー、スキンケア化粧品、洗顔料といった美容健康商材を販売している。

    2018年2月期における売上高は前期比96.2%増の52億9200万円、当期純利益は同165.9%増の9億4800万円だった。木下社長は北の達人コーポレーションの筆頭株主。

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    アリババの経営戦略責任者が語る小売業がCtoBモデルに移行すべき理由 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    7 years 8ヶ月 ago

    Alibaba(アリババ)のミン・ゼン氏(アリババの経営戦略責任者)は、企業は顧客と直接関わりを持つCtoBのビジネスモデルに移行すべきだと言います。ネットワーク技術やデータ活用が進んだおかげで、多くの商品やサービスをオンデマンドで、安価に生み出すことができるようになった今、CtoBは今後の主流になっていくでしょう。

    CtoBへのマインドセットはBtoCの概念を大きく変える

    データインテリジェンスを活用して、スマートビジネスを運営していくためには、企業と顧客の間で、デジタルフィードバックが常に行われている環境を作る必要があります。

    しかし、先進的な企業や、多くの中国の起業家を近くで見てきた私が感じていることがあります。それは、顧客と直接やりとりを始めると、ビジネスのすべての活動をもう一度再設定しなければいけないということです。私はこの変化をCtoB(Customer to Business)モデルと呼んでいますCtoBへのマインドセットは、従来のBtoCの概念を大きく変えて行くでしょう。

    常にフィードバックを分析するマシンラーニングを取り入れると、顧客が企業の決定に大きな影響を与えるようになります「顧客第一主義」はもはやスローガンではなくなり、ビジネスを運用するうえでのスタート地点になるのです。

    しかし、商品でもサービスでも、顧客に決定を委ねるのであれば、企業もそのネットワークシステムも、フレキシブルですばやく反応できる体制でなくてはいけません。実質、ビジネスのどの機能もオンデマンドで動かなくてはいけなくなるのです。

    CtoBビジネスがもたらす競争優位性

    ビジネスの機能を1つオンデマンドに移行するだけでも難しいものです。では、あまりお金をかけないで今後のニーズに対応するための準備を進めるにはどうしたらいいでしょうか?

    企業が新しい取り組みをするときは、ブランディングから商品デザイン、製造に至るまで、必然的にすべての要素の見直しが入ります。すべてのプロセスが独立して機能しつつ、スムーズかつ自動的に統合されて初めて、顧客からのフィードバックを反映した商品やサービスを生み出せます。そうするには、企業全体のオペレーションが、統合されたネットワークとデータインテリジェンスをもとに運用しなければいけません。

    ビジネス全体を見直して、すべての機能を調整するのは、企業にとって大変な作業です。しかし、CtoBを行う企業には圧倒的な競争優位性があります。CtoBという困難な道のりを選んだ企業は、コストは変わらないまま、効率も反応も飛躍的に向上するのを実感できるでしょう。

    業界や企業によってCtoB実現へのプロセスが大きく異なるため、企業再編成の具体的なアクションプランの提示はできませんが、CtoBの原理原則に関していくつかアドバイスします。

    CtoBの原則

    CtoBは、顧客とそのカスタマーエクスペリエンスに重きを置く、多くのインターネット企業のオペレーションの基本的な考え方になっています。しかし我々は、CtoBモデルのもっともシンプルな考え方は、「オーダーメイド」だということを忘れがちです。

    デルはコンピュータのオーダーメイドを30年以上も前に始めました。同じやり方を別の業界にも適応するのは、インターネットが登場するまでは非常に困難でした。

    CtoBモデルであれば、多くの商品やサービスをオンデマンドで安価に生み出せるようになるでしょう。ネットワークコーディネーションとデータインテリジェンスのおかげで、情報と決定が同時にネットワーク上に流れ、リアルタイムでビジネスを調整し、調整と取引にかかるコストを大幅に削減していきます。

    顧客のニーズに応える方法

    CtoBモデルは、ただ単にオーダーメイドの商品を売るということではありません。ビジネスのコンセプトを見直すことになるのです。

    「顧客第一主義」をスローガンに掲げている企業のほとんどが、「企業第一主義」になっています。さまざまなリサーチ結果から、企業はまず顧客のニーズを推測しようとします。その上で商品を作り、広告やマーケティングを通じて、顧客に商品を売り込み、店頭に商品を並べてもらうように努力します。このモデルでは、顧客は消極的になってしまいますが、CtoBモデルならば企業は顧客の真のニーズに応えることができるのです。

    この10年間で、中国の比較的伝統的な企業が、CtoBモデルに移行していきました。顧客ニーズが違うため、CtoBへのアプローチは、業界や企業によって異なります。私自身の研究と、CtoBモデルで運営するアリババを見てきた経験から、CtoBを基本にしたオペレーションを実行するための4つの一般的なルールを提案します。

    スマートネットワークを作る

    CtoB企業は、常に2つの戦略を実行しています。ネットワークコーディネーションとデータインテリジェンスです。ある意味、CtoBビジネスはスマートビジネスと同義語になります。アリババの戦略担当者として、私はしばしば矛盾して見える、大変示唆に富んだインサイトに立ち返ります。それは、1人の顧客のニーズに応えるには、「どんな顧客のニーズにも応えられるキャパシティが必要だ」というインサイトです。

    現代の顧客は、価格、スピード、質、カスタマイゼーションのすべてに対して、高い期待を抱いています。昔のビジネス戦略では、これらすべては相反するもので、1つを取れば他が実現できないことも多いのが現実でした。しかし今は、これらすべてが必要不可欠で、同時に実現できるようになっています。

    ネットワークは、世界的に負荷をバランスさせることで、サービスの供給と品質を動的に調整可能にします。縦割りのサプライチェーンでは、需要の浮き沈みに対応できず、常に変化する複雑な顧客ニーズにも応えられません。

    顧客が求めるものに対応できる、生産効率が最適化された世界的なネットワークを作るには、ネットワークコーディネーション、データインテリジェンス、リアルタイムデータが不可欠です。

    ネットワーク上の誰もが、オンデマンドでサービスを提供するパートナーになり、APIを通じて淀みなく流れてくるデータを活用できるSaaSに連携しています。必要な時にだけサービス提供依頼がくるのです。事前注文で管理する必要がなくなります。

    長期計画ではなく、スマートビジネスはリアルタイムに顧客ニーズに応えていきます。結果、ブランディングやマーケティング、デザインといった企業活動も、サプライチェーン全体、ひいてはネットワーク全体にも関わり、世界的な戦略が求められます包括的な戦略を考えらえるマインドセットがないと、将来の競争には勝ち残っていけません

    正しいインターフェースをデザインする

    CtoBではプッシュではなく、プルの原理が働きます。顧客との関わりでビジネスのオペレーションや決定がなされるため、CtoB企業は顧客がニーズやフィードバックを明確に表明できるようなインターフェースを準備する必要があります

    インターネットネイティブな企業は、本能的にこの重要性を理解し、CtoBのマインドセットを元に商品を企画します。グーグルは、自社サービスをプッシュしません。極めて小さい枠に打ち込んだキーワードに反応するだけです。データインテリジェンスに必要な、フィードバックのPDCAを生み出すためにも、順応性の高い商品を持つことが理想です。

    インターネットのインターフェースを作ることは、必ずしも自社で顧客のニーズに合わせたモバイルアプリを作るということではありません。顧客とのタッチポイントに合わせて、正しいインターフェースとデバイスを選ぶ必要があります

    複数のタッチポイントで、顧客のフィードバックを求めるためにマーケティングを活用するのは有益でしょう。ソーシャルメディアや、タイムセール、購入後に投稿されるコメントや写真を通じて、顧客は常にブランドにフィードバックを送っているものです。

    顧客と直接関わりが持てる効果的なメディアの重要性は、テック企業でなくても認識すべきです。大人数相手の同時コミュケーションを可能にし、コストをかけず、リアルタイムにフィードバックをもらえるインターネットを使わない手はありません。

    インターネットのインターフェースは、見過ごされがちなメリットをバリューチェーンの上流に位置する企業にもたらします。製造業者は、エンドユーザーとコミュニケーションを取るために、多大な努力をする必要はありません。

    そのかわりに、パートナー企業と連携して、フィードバックが必要なところに情報が自動的に流れてくるインターフェースを作ればいいのです。このシステムを効率的に回すには、関係者すべてのワークフローにこのインターフェースが埋め込まれなければいけません。オンライン上でクオリティをコントロールして、バリューチェーンを引き上げていくことが目的です。

    CtoBの足掛かりを作る

    ほとんどのCtoBビジネスは、時間とともに進化していきます。CtoBモデルは複雑なネットワークコーディネーションを伴うからです。ただ、最初のモジュールを確立し、足掛かりを作ってしまえば、他の関連機能の調整もその勢いで進めていくことができます。

    バリューチェーンの1つひとつを再構築するという猛烈なプレッシャーを経験することになりますが、ビジネス開発の観点から見ると、比較的短期間の間にマーケティングから商品企画、製造、販売までのネットワークが同時に成長していくのです。

    ネットワーク構築は膨大な仕事量に思えますが、オンラインで顧客とつながるようになると、雪だるまが坂を転げ落ちていくように、より多くの機能の調整も進んでいきます。その流れに乗ってやるのか、まったくやらないか、どちらかしかありません。

    プラットフォームの機能を活用する

    フットワークを軽くし、リソースを割きすぎないためには、3つのプラットフォームが役立ちます。ソーシャルメディアマーケティング、eコマース、柔軟な製造業者のネットワークの3つです。これらを活用すれば、将来的に、他の企業がどのように商品やサービスを展開していくかを推測することができます。

    これらのプラットフォームを利用しない場合、自ら見込客を探さなくてはいけません。販売、支払い、トラブル対応などのメカニズムを作ったうえに、大量の在庫管理をすべて自社で行うのは大変です。3つのプラットフォームをうまく活用すれば、安価で質の高い商品をすばやく提供できるのです。

    Internet RETAILER

    世界最大級のネット通販業界の専門誌「Internet Retailer」は、雑誌のほか、Web媒体、メールマガジンなどを運営。Vertical Web Media社が運営を手がけている。

    Eコマースの戦略に関し、デイリーニュース、解説記事、研究記事、電子商取引におけるグローバルリーダーをランク付けする分析レポートなどを発行している。

    Internet RETAILER

    Chrome 69がオムニボックスのwwwをデフォルト表示に戻す。しかし10月リリースの70では再び非表示に

    7 years 8ヶ月 ago

    Chrome 69 のオムニボックス(アドレスバー)では、サブドメインの www や m が表示されなくなった。しかし Google はマイナーアップデートによって再び表示するように仕様を変更した。だが、次のバージョンの 70 では再度非表示にするとのこと。

    投稿 Chrome 69がオムニボックスのwwwをデフォルト表示に戻す。しかし10月リリースの70では再び非表示に海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

    Kenichi Suzuki

    CCI、チェックと提携

    7 years 8ヶ月 ago
    サイバー・コミュニケーションズが、ブランドセーフティーソリューションを提供するチェックAIテクノロジーズとパートナーシップ契約を締結。次の広告記事によると、チェックAIテクノロジーズはアドベリフィケーションの進化形の「リアルタイムアドセーフティー」を提供するという。
    ------------------------------
    【一問一答】「リアルタイムアドセーフティ」とは?:アドベリフィケーションの次世代ツールが出現
    https://digiday.jp/platforms/what-is-realtime-ad-safety/
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    日本法人も立ち上げている。
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    CHEQ AI Technologiesが日本法人を設立
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000035654.html
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    noreply@blogger.com (Kenji)

    通販・EC事業者に聞くAIの影響、56%が「広告プランニングや適正配置に影響」

    7 years 8ヶ月 ago

    ECサイト構築支援などを手掛けるエルテックスが9月6日に公表した「通信販売事業関与者の実態調査2018」Part2によると、ECや通販に携わる人の5割以上が、人工知能(AI)の進化が「広告」や「マーケティング」に影響すると答えた。

    AIがEC・通販に与える影響について、EC・通販事業者300人に「昨今、AI(人工知能)が技術革新や今後の産業構造や労働形態にも影響を及ぼすといった話題が増えていますが、ECや通販業務に関してあてはまるものをいくつでもお選びください(複数回答)」と質問。

    その結果、「集客(広告プランニングや適性配置)に影響」を選んだ回答者の割合は56.7%、「マーケティングに影響」は51.3%、「販売手法(レコメンデーション)に影響」は43.7%、「CRM(顧客満足度の向上)に影響」は35.0%、「フルフィルメント(決済・ピッキング・配送業務)に影響」は22.0%だった。

    エルテックスが公表した「通信販売事業関与者の実態調査2018」
    「AI(人工知能)がEC/通販事業に与える影響」に関する意識

    2016年に実施した同様の調査と比べ、すべての選択肢の割合が上昇している。特に「広告」と「CRM」は約10ポイント高い。

    この結果についてエルテックスは次のようにまとめている。

    本質問は2016年にも実施しましたが、様々な事業分野で利用がはじまり、AIスピーカーの普及など、その存在がより身近になったことでスコアが上昇したと考えられるでしょう。特に「集客に影響、+9.4%」「CRMに影響、+9.3%」となり増加率は10%に迫る勢いです。

    使ってみたいコミュニケーションツールは「ショートメッセージ」が上昇

    顧客と連絡を取る手段として、実際に利用しているツールを選択式・複数回答で質問した。

    「支払いの督促」「セール・キャンペーン情報」「休業」「手数料変更」など、すべての項目で「Eメール」と「サイト」が上位だった。「電話」や「DM・カタログ同梱」といった旧来型のコミュニケーション手段の利用割合は総じて低い。

    エルテックスが公表した「通信販売事業関与者の実態調査2018」
    消費者に対して連絡を取る際に利用している方法

    「今後使いたいコミュニケーションツール」に関する質問では「ショートメッセージ」や「SNS」の利用意向の高さが目立つ。

    「ショートメッセージ」の利用意向の割合は、「支払いの督促」「休業(のお知らせ)」「サイトの更新」「メンテナンス(の お知らせ)」の 4項目で前年を上回った。

    スマホ対応の進み具合は?

    販売方法が「EC中心」または「ECとマスメディアを併用」と回答した284人に限定し、スマホ対応の進捗を質問した。

    「対応済み・課題無し」と答えた割合は15.8%、「対応済み・課題有」は51.8%で合計約7割が「対応済み」と答えている。「対応中」は23.2%、「未対応」は7.4%だった。

    エルテックスが公表した「通信販売事業関与者の実態調査2018」
    EC/通販事業者のスマホ対応

    年商別で見ると、年商50億円以上の事業者の16.7%が「スマホ対応済み・課題は無い」と回答。50億円未満の事業者は10%未満だった。

    エルテックスが公表した「通信販売事業関与者の実態調査2018」
    年商別のEC/通販事業者のスマホ対応

    「通信販売事業関与者の実態調査2018」Part2 調査概要

    • 調査エリア:全国
    • 調査対象者:楽天リサーチ保有の調査パネル(ビジネスパネル)
      • 年商規模3000万円~100億円までの通販事業に携わる以下の職種の、会社役員、社員、派遣社員、個人事業主
        • マーケティング・広告・宣伝
        • 業務(受注、決済、配送、その他の業務)
        • 情報システム
    • 調査方法:ネット方式による、アンケート調査
    • 調査期間:2018年6月24日~27日
    • 回収サンプル数:300(調査対象者 マーケ:100、業務:100、情シス :100)
    • 調査主体:株式会社エルテックス
    • 調査実施機関:楽天リサーチ株式会社

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    三陽商会が生活雑貨の取扱スタート、モール型で「総合ファッションカンパニーめざす」

    7 years 8ヶ月 ago

    三陽商会は9月10日、公式オンラインショップ「SANYO iStore(サンヨー・アイストア)」で生活雑貨の取り扱いを開始した。

    自社ブランド以外のキッチン家電や時計、ヨガマットなどを販売。今後はインテリアや寝具、化粧品なども取り扱う計画。

    「SANYO iStore」の中に、仕入れ商品を販売する「BUYER'S COLLECTION(バイヤーズコレクション)」を開設した。三陽商会のバイヤーが品質やデザイン性にこだわって商品を選定しているという。

    三陽商会は「SANYO iStore」の中に、仕入れ商品を販売する「BUYER'S COLLECTION(バイヤーズコレクション)」を開設
    仕入れ商品を販売する「BUYER'S COLLECTION(バイヤーズコレクション)」

    9月10日時点の「BUYER'S COLLECTION」の取扱商品は、衣類やバッグ、時計、キッチン家電、食器類、タンプラー、ヨガマットなど約150品目。

    モール型のサービスを展開することで「SANYO iStore」の品ぞろえを拡充。サイトの知名度を高めるとともに、既存顧客の訪問頻度の向上を図る。

    新たな商品の提供を通し、「総合ファッションカンパニー」への進化をめざすとしている。

    「BUYER'S COLLECTION」 商品ページ
    「BUYER'S COLLECTION」 商品ページ

    2019年度にEC売上高80億円を計画

    三陽商会は2017年2月に発表した中期経営計画において、成長戦略の1つとして「SANYO iStore」を活用したモール型のプラットフォームビジネスの展開を掲げた。

    「Sanyo Innovation Plan 2017」成長戦?施策の進捗状況
    三陽商会は2017年に新経営計画Sanyo Innovation Plan 2017」を公表(画像は編集部が2018/2/14公表の資料をキャプチャして追加)

    EC売上高を2016年の42億円から、2019年に80億円に拡大する計画を発表。EC専用商材の仕入れ枠の拡充や「SANYO iStore」の機能拡充などに取り組む方針を示した。

    2017年12月期のEC売上高は前期比20%増の50億円。自社ECが37億円、外部のECモールが13億円だった。

    三陽商会のEC売上高の推移 2018年12月期のEC売上高は前期の約50億円から65億円に拡大
    三陽商会のEC売上高の推移(画像は編集部が2018/2/14公表の資料をキャプチャして追加)

    渡部 和章

    ライトプロ株式会社 代表取締役

    渡部 和章(わたなべ・かずあき)

    新聞社で約7年半、記者を務めた後、2015年に編集プロダクションのライトプロを設立して代表に就任。編集者兼ライターとしても活動中。

    趣味は料理と漫画を読むこと。東京都在住。1983年生まれ。

    渡部 和章

    ウザい Web接客にさようなら! ECサイトで「おもてなし」を実現するためのヒント | “本気の”CVRアップ実践講座

    7 years 8ヶ月 ago

    今回のテーマは「Web接客を知る」。なぜWeb接客ツールが必要なのでしょうか? 「ウザい」と嫌われないためにはどうすれば良いのでしょうか? すでに導入している店舗もそうでない店舗も、Web接客のあり方について、あらためて考えていきましょう。
    キャラクターデザイン◎材井千鶴 イラスト◎宮川綾子

    そもそもWeb接客って何?

    弊社ではこれまで100社以上の企業に対してWeb接客の活用を提案し、1,000回以上のシナリオでABテストを行い、数多くのCVR改善実績を作ってきました。Web接客ツールは、これからのWeb戦略において重要なポジションを担うことは間違いありません。

    ですが、これだけMAやWeb接客が浸透している現在でも、「ポップアップがウザい」といった話はいまだによく耳にします。 あまりポジティブな印象を持たれていないのが実情です。

    Web接客ってポップアップが
出てくるやつ?
あれはウザいから嫌いだよ…
そう、お思いではありませんか?
新人ネット担当キタムくん

    かく言う私も正直なところ、ポップアップがウザいと思う側の人間です。

    えっ、お前が言うの?」って話かもしれませんが、これはネガティブキャンペーンでも何でもなく、Web接客を否定しているわけでもありません。正確に言うと「ウザいと思ってしまうWeb接客が多い」ということです。

    Web接客ツールの普及が広がり機能も向上している昨今でも、Web接客ツールを導入した結果、ユーザーにウザがられている残念なサイトが多数見受けられます。

    Web接客の目的は「おもてなし」

    「Web接客」には大きく分けると「ポップアップ型」と「チャット型」の2種類があります。それぞれの詳細は次回お伝えしますが、得意なことやアプローチ方法が異なりますので、おさえておきましょう。

    ポップアップ型Web接客……「Web接客」と聞いてまずイメージするのがこのタイプ。実際には1対1ではなく、1対多で統計的なアプローチが得意。
チャット型Web接客……ボットタイプの導入が増えていますが、チャット型では1対1の接客ができることがメリットです。
    「Web接客」には「ポップアップ型」と「チャット型」がある

    「CVRアップ」「離脱率改善」「CS向上」。これらを目的にWeb接客ツールを導入する企業が多いですが、CVRや離脱率は指標であって、目的ではありませんWeb接客の本来の目的は、サイトでおもてなしを実現することだと考えます。

    おもてなしが実現できれば、CVRアップなどは結果として付いてきます。逆に言うと、いくらWeb接客を導入しても、おもてなしになっていなければ、CVRアップやCS向上などにつながることはありません。Web接客ツールは素晴らしいツールですが、導入するだけでCVRが劇的にアップする魔法のツールではないのです。

    ウザいポップアップを「おもてなし」に変えるヒント

    さて、ウザいと思わがちのWeb接客でおもてなしを実現するにはどうしたらいいのでしょうか。ヒントは、ユーザーから「ウザい」と思われるその理由にあります。

    ポップアップがウザい理由

     ① 気持ちよくサイトを見ていると……タイミング

     ② 頼んでもいないのに…… 誰に(ユーザーセグメント)

     ③ まったく興味のない情報で……何を

     ④ 毎回同じような内容が表示される!……更新性

    ①気持ちよくサイトを見ていると

    いつ接客をするのか? つまり「タイミング」が重要です。多くのWeb接客が、接客しなくていいタイミングに接客してしまっているため、ウザいと感じてしまうわけです。

    タイミングの良いお声かけは喜ばれる。
例えば店舗訪問時に…
訪問時に会員登録のおすすめを
いきなりポップアップするのは……
実店舗でいうと、こういう状態
さあ!
お店に入る前に
会員登録を!
店に来るなり
それか…
例えば会計時なら…
会員登録をすれば
今日のお買い物がお得になると
損するところ
だった!
良かった!
会員登録すると
お安くなりますが
いかがですか?

    ②頼んでもいないのに

    誰に対して接客を行うかを考えるとき、「ユーザーセグメント」が必要です。実店舗ではお客さまから接客を頼むケースと、店員が察して声をかけるケースがあります。Web接客でも考え方は同じです。

    「接客(声かけ)を欲している人に、声をかける」

    「接客(声かけ)を望んでいない人には、声をかけない」

    基本的な考え方はこれにつきます。

    Web接客ツールを導入した時にありがちなことですが、「せっかく接客ツールを入れたんだから、たくさんの人に接客して、しっかりCVRをアップしないと!」と意気込んで、お客さまが望まない「余計な接客」をしてしまうケースはよくあります。

    
接客(声かけ)を望んでいない人に 声をかけるのはこんな感じ…
例えばお会計の内容で…
誰に対しても
声をかけまくるのは…
実店舗でいうと、こういう状態
さあ!皆さん
1万円以上で使える
クーポンです!
1万円も
買うつもり
無いわ。
どんな商品か
みたいだけ
なのに
相手の気持ちにたったお声かけとは…
タイミングがよい
お声かけは
あと200円で1万円ですね。
1万円以上ご購入なら
1500円OFFになりますよ!
え!お得!
それならもう1点
買おう
まるでベテラン店員のようなお声かけ。

    ③まったく興味のない情報で

    実店舗であれば、店員がお客さまに合わせて、声のかけ方や話す内容を変えます。チャット型(有人)の場合でも、実店舗同様にユーザーに合わせて会話を行うことができるので、フレキシブルな対応が可能です。

    しかしポップアップ型の場合は、あらかじめどのような内容を表示するのか設定し、自動的に表示されることになりますので、企画段階で、ユーザーがどのような情報を欲しがっているのか、深く思考しなければなりません

    お声掛けの内容は「興味」が重要!
相手が興味を引くお声かけとは
お客様の興味と関係のない
お声掛けをすると…
今、帽子の
新入荷キャンペーン
やってますよ!
今迷ってる
ところ!
声かけないで…
迷っている様子が
見られるお客様に
適切なお声かけをすると…
サイズ選びでお迷いですか?
当店の商品はMサイズでも
ゆったり着こなせますよ
それなら
Mサイズにする!
安心できた

    ④毎回同じような内容が表示される!

    チャット型(有人)の場合は人が対応するため、あまり問題になりませんが、ポップアップ型や、ボットタイプの接客によくある課題です。更新を怠って同じような内容を何度も伝えてないないでしょうか? Web接客には「PDCA」が欠かせません

    情報が古かったり同じ案内を繰り返してばかりでは店の信頼性に関わります。このよう状態では「広告みたいだ」と思われ、逆効果です。

    一度成功した接客パターンをそのまま放置しておき、どんどん実績が悪くなるケースは往々にしてあります。Web接客を導入する際は、必ず専任の担当者をつけて、日々の動きをチェックし、PDCAを回さなければなりません

    いつも同じパターン
この店に来ると
いつもこれだよ。。。
PDCAを回すと
話を聞こうかなと思わせる接客
お!この商品は
キャンペーン中なのか!
今買おう。
    画像のキャプションここに

    そもそもWebサイトでの「おもてなし」って何だろう?

    ECサイトに必要なおもてなしとは、「お買い物が完了するまで、スムーズかつ気持ちよく導いてあげること」です。「そんなの当たり前」と思われるかもしれませんが、実店舗ではできていてもECサイトではできていないということが多いのです。

    では、具体的に何をすればいいのでしょうか。実店舗とWeb(ECサイト)で比較して考えてみましょう。

    おもてなしを構成する3つの要素
    おもてなし3要素実店舗Web(ECサイト)
    1 品質
    (お客さまに選ばれるものを提供できているか)
    メニュー、商品の質マーケティング:ペルソナ、カスタマージャーニーマップ、コンセプトダイアグラムなど
    2 サービス
    (安心感、信頼感、心地よさを与えているか)
    お客さまに対する直接的な接客Web接客、CRM、オムニチャネル、ゲーミフィケーション
    3 居心地
    (お客さまにとって居心地のよい空間になっているか)
    お店の外観・内観サイトデザイン、UI設計、LPO・EFO

    上の表のとおり「品質」「サービス」「居心地」という3つの要素を中心に、さまざまなアクションが必要であり、Web接客だけではおもてなしは実現できません。しかし、Web接客はおもてなしを実現するための重要な1コンテンツであることも事実です。

    Web接客が主に担うのは「サービス」の部分です。安心感・信頼感、心地よさを与えることがミッションです。「いつ、誰に、何を」を正しく設計し、PDCAをしっかり回していことで、あなたのサイトのお客さまにとって、本当に喜ばれるおもてなしを実現しましょう。

    ◇◇◇

    今回はWeb接客シリーズの1回目「Web接客を知る ~そもそもWeb接客はどんなもの?本当に必要なの?」をお送りしました。次回の本気シリーズは「Web接客を導入する ~どんなツールがあって、何を選べばいいの?」をテーマにお送りします。自分のサイトに合った接客ツールの選び方を“本気で”考えたいと思います。お楽しみに。

    fcafe eCommerce Navigator

    株式会社エフカフェ

    EC運用支援サービスのパイオニアとして、日本および中国でeコマースサイトの運営代行、コンサルティングサービスを13年以上展開。
    メーカーや大手小売りを中心に、サイト運用に必要なサービス、売上向上に向けたトータルな施策提案をワンストップで提供しています。

    現在はペルソナ設計、ユーザーテスト、売上/アクセス分析など定量・定性データ分析部門を強化。そこから導き出される、サイトの課題とターゲットの明確化により、中長期にわたる顧客育成と売上向上を目指すサービスを提供。

    「お買い物」を「科学」することで、再現性を持った「売る」技術を蓄積しており、現在日本、中国においてパートナー様にサービスを提供しています。
    この「売る」という力、ノウハウは今後ASEANを始め、世界中にサービス提供していきたいと考えています。

    株式会社エフカフェ

    Googleアシスタントの音声検索にまつわる興味深い3つの数字

    7 years 8ヶ月 ago

    Google アシスタントを介して実行される音声検索の利用に関する実態を紹介する記事をGoogle 公式ブログが公開している。この記事のなかで触れらている興味深い3つの数字をピックアップする。なお Google の場合、「OK Google」で始まればそれは「音声検索」に含められることを知っておきたい。

    投稿 Googleアシスタントの音声検索にまつわる興味深い3つの数字海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

    Kenichi Suzuki

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