Googleの検索結果において、FAQや動画などのリッチリザルトが馴染んでしばらく経ちますが、それらが生むクリックはどれほどなのでしょうか。今回はMileStone社がリッチリザルトについて調査したレポートをもとに、Search Engine Journalが内容を簡易にまとめたものとなります。シンプルな記事ではありますが、検索結果の特徴を捉える良い機会となるはずです。 続きを読む
投稿 Googleの検索結果において、最もCTRの高いリッチリザルトは何か? は SEO Japan|アイオイクスのSEO・CV改善・Webサイト集客情報ブログ に最初に表示されました。
カンターが初めて「グローバル広告エクイティランキング」を発表。日本を含まない7カ国の消費者を対象とした調査で、広告への態度が肯定的なデジタルメディアの首位はティックトックに。10個の診断的な広告への態度指標と、総合的な広告受容性指標を組み合わせた評価。マーケッターによる評価とは差異がある。
Media Reactions
https://www.kantar.com/campaigns/media-reactions
オンライン開催されているPUBCONにおいて、GoogleのJohn Mueller氏より、2021年3月目処にデスクトップでしか表示されずスマートフォンで表示がされないウェブページがindex対象外になることが発表されました。
"Content only visible on desktop will be ignored"
"デスクトップでのみ表示されるコンテンツは無視する"
とのことです。
そして、indexさせたいすべてのコンテンツはスマートフォンでリーチ(アクセス)できて、表示できなければいけないとのことです。
クロール&index と 評価は別のものである
一応再確認ですが、クロール&indexと評価は別物です。
ここでの話はクロール&indexのことだと思われます。
つまり、
「今後indexの対象になるのはスマートフォンのUserAgent情報を持っている場合にアクセス&表示できるものだけ」
と言っているだけで、その後の評価の話は現時点では何も出てきていません。
今まではPCだけで表示されていてもindexされていた
これまでと何が変わるのか?ですが、今まではPCのみで表示されるケースでもindexされていました。
もちろんモバイルフレンドリーではないので、スマートフォンの検索で出てこないことはありえますが、
固有名詞で検索した場合などは少なくともPCでの検索結果では概ね出てきたと思います。
PCのUserAgentを持ったクローラー(以下PCクローラー)にページを認識させていれば、
SPのUserAgentを持ったクローラー(以下SPクローラー)で認識できなくても
indexそのものはされていたのです。
(しつこいようですが評価は別ものです。indexがされたという話で評価の前段階です。)
それが、PC"だけ"で表示されるものはindexされないよということにかわります。
今後はSPで表示できなければindexそのものがされない
今後は、"PCだけで表示されていてもindexはされていた"という一種の救済策がなくなります。
Mobile First indexに移行が進み来年には強制移行される中で、
上記の救済策は不要という判断でしょう。
indexするしないの判断が、SPベースのみになるということです。
どんなサイトが注意が必要か
最近作られたサイトでスマートフォンで表示されないサイトはほぼないでしょう。
そのため注意が必要なサイトはほとんどが非常に古いサイトになると思います。
例えばガラケーが出てきた時代から続いているサイトで、いまだにPC以外でアクセスすると
「このサイトにはPCからアクセスしてください」
とか、
「このサイトにはInternet Explorerからアクセスしてください」
とか出るようなものです。
このようなものはスマートフォンで本来のコンテンツを表示できないので、
少なくとも本来の中身のあるページはindexされないでしょう。
いまどきそんなサイトはないよと思われるかもしれませんが、
個人的に危険かなと思っているのは、
1,行政の管理しているサイト
2,レガシーな企業サイト
3,PCで操作することが前提となっているサイト
1については、頑張ってねとしかいいようがありませんし、さすがにもうないかなと信じたいところです。
2は、中小企業などでガラケー時代に閲覧制限をしていた時代からリニューアルしていないものには発生する可能性があると思います。
「制作会社がそう設定していた」というパターンもあるかもしれません。
自社サイトを必ず一度はスマートフォンで閲覧するべきでしょう。
そこで「PCで閲覧してください」などと出てきたら修正が必要です。
3はPCで投稿したり操作したりすることを前提としたサービスでのログインページなどがそれにあたります。
スマートフォンでアクセスした場合に「このサービスはPCで利用してください」
のように表示してしまう場合には、中身のないそのコンテンツがindexされるか、そのページをnoindexにしていればindexされないかもしれません。
いずれにしてもスマートフォンで中身あるコンテンツが表示されるか確認して、
表示できない場合は、スマートフォンに対応させるか、無理な場合でもサービスの紹介等最低限の記載をしたうえで、「より詳しい情報はPCでアクセスしてください」などの表記をしておくべきでしょう。
SPで表示できるならindexはされるはず
勘違いしてはいけないのは、SPに最適化していなくてもSPで表示されればindexはされるなずであるということです。
SPサイトがないから、SPはブロックしてしまっているというケースの場合、
とりあえずSPのUserAgentであってもPCサイトを見せてしまうということを行うことでindexされない状況は回避できるはずです。
(極論SPクローラーに表示できて、ユーザーのスマートフォンで表示できなくてもindexされるとは思いますが、クローキングになるかもしれないので避けるべきでしょう)
最後に、
「来年からPCサイトはindexされなくなるのでスマートフォンサイトを絶対作らないとダメです」
という嘘営業が出てくるような気がしなくもありません。
先に記したように、PCサイトでもSPで表示されてしまえばindexはされます。
「うちはPCでしかアクセスがないから、SPサイトはいらないし、社名で検索したときに出てくればOK」
ということであれば、PCサイトがSPでも表示できる様にしてしまえばいいだけです。
SPに最適化されたページでないとindexされないというわけではないので注意しましょう。
なお、まだ第一報が入ったばかりでありこれから続報が出てくると思います。
過去indexされているけれどSPで表示できないものがindex削除されるのかどうかとか、今後もPCクローラー自体は生き残るということですが、それが何に使われるのか?などは現時点では不明です。
電通デジタルが、デジタル広告の最適な表示回数の上限を導き出すツール「Frequency Cap Optimizer」を開発。2019年6月に発表した「デジタル広告の最適な表示回数の上限を導き出すフレームワーク」に基づくツールで、フェイスブックとインスタグラムに対応。

HAPPY ANALYTICSの小川卓対談企画。第三回のお相手は、提案型ウェブアナリスト育成講座第3期卒業生で、S.E.Onetop合同会社代表の滝口誠氏。
全3回で3回目となる今回のテーマは『地方で活躍する道とは』。
山形県内でSEO特化型の制作会社として活躍する滝口誠氏に、地方で活躍する道について伺いました。
進行役はエスファクトリーウェブディレクター兼HAPPY ANALYTICS 広報の井水朋子が務めます。
滝口 誠(たきぐち まこと)Iターンで山形県東根市へ。S.E.Onetop合同会社代表取締役、Code for Yamagata代表。SEOに特化したサイトやコンテンツの制作を手がける。2019年提案型ウェブアナリスト育成講座第3期修了。
実は、お客さんのサイトのGoogleアナリティクスが途中から外れちゃっていたことがあったんです。色々調べると明らかに制作会社が原因なのに、再設置のために費用を請求されたこともありますね。
地方だとそういう話をよく聞きますね。GAの権限をくれないということも、よく聞きますね。
そのあたり、小川さんはどうしているんですか?
私の場合はそういう案件は受けないかな(笑)。もしやるなら、案件が来た時点でタグマネのコードを一行追加してもらっちゃいますね。
地方のお客様は損をさせられちゃっているような、食い物にされているような気がしますね。
それについて、今後どうしていきたいというのはありますか?
今後のビジョンとして、地元向けにセミナーをして、底上げをしていきたいと思っています。すでに市の関係機関と連携してホームページ集客のセミナーを開こうとしているんですが、なかなか集客が難しく集まらなかったですね。いかに根付かせていくかというのが課題です。企業担当者が学ぶ場所がないし、情報を探す人もいないのが現状ですね。
たとえば東京だと何万円もするようなセミナーが、地方だと数千円だったりしますよね。私も毎年北海道の富良野でセミナーをするんですけど、地方のセミナーだと参加している方の意識は非常に高いし、参加者同士で仲良くなって色んな情報交換しているのを見ると、いいなと思います。
山形でも制作会社が美味しい想いをしている関係じゃなくて、制作会社とお客さんが対等な関係になっている感じにしたいなと思います。
みんなが損しちゃっている感じがしますね。制作会社は損していないつもりかもしれないけど、まわりまわって、損しちゃっているようにも見えます。
制作会社はそれをよしとしている気がしますね。学びがなくても仕事がくるからいいやというパターンと、そもそも知らないパターンがあるかなと思います。
それを揺さぶりに行こうと(笑)
煙たがられるんですけどね(笑)
それでもお客さんに喜ばれたらいいですよね。
ただお客さんが煙たがることがあるので。。。
それが一番難しいね。今の制作会社との関係があるからだよね。ユーザーさんの方が大事なのにね。
私も仙台に住んでいた時期がありますが、東北の方って抜きん出たくないという意識があるんですよね。出る杭になりたくないし、自分だけ成功したくないみたいに思っているところがありませんか。
まさに、そうなんですよ。
私の場合は自分の向上心で色々したことが否定されて、最終的にやられたタイプなんですけど(笑)滝口さんは山形と東京のバランスをちょうどよくとっている感じがします。山形に染まり切らず、東京で学んで、山形を愛して、冷静に見ている感じがすごいなと思います。
やっぱり住んでいるところが伸びないとっていうのはありますね。
ちゃんと分析してSEOして成果が出るWebサイトを作っていけるようになったらいいですよね。それも含めて、他の制作会社のレベルも上がってくれるのが一番いいですよね。いいものを作れば人は集まってくるので、お客さんがあんまり興味なかったとしても、それで結果的に地方の方がそれを見ていいなと思ってくれたり興味持ってくれたり買ってくれたりすれば、それはそれで全体としてよいことになるから。
東京でセミナーを受けて思ったのは、ギャップが大きすぎるんですよね。たとえば東京の方のコピーライティングは斬新でいいと思うんですけど、それをそのまま地方で言っちゃうのって違和感があるんです。これはコピーだけでなくて、全体的なことにも言えると思っています。
滝口さんの中でうまく山形流にしていけるといいですね。
Code for Yamagataは、ITの学びが地方にないということで、Code for Japanから認可をもらって立ち上げました。一緒にしている斎藤さんという方は子どもたちのプログラミング教室で世界にはばたけということで、私はウェブ関係のことを企業に広めるということで、内需と外需のシステムを底上げしていくということで立ち上げました。
大変だと思いませんでした?
はじめはもっと簡単に考えていたんですが、今はやりがいを感じています。実際、近隣の市役所数か所に簡易的な分析レポートを作って持っていったら、担当さんの口が開きっぱなしでした。「なんでこんなにみられていないの」と。それだけ作ったままになっているというのと、数字の開示を受けていないというのが問題だと感じています。 お金を使って観光でお客さんを呼ぶということでサイトを作ったけど、作って終わりになってしまっているんです。
それで何人きているかも見ていないと。
結局市役所から制作会社にお金が流れているだけということですね。
本来の目的が達成できていないとね。
もっといいサイトで金額が高いものも請け負えると思うんですけど、そういうことをしないから悪循環ができてしまっているんです。
自らの会社でやるというのもあるし、教育という意味合いで関わるのもできますね。いろんな方法でチャレンジされているんですね。 一夜で変わりませんから、継続して続けていかれたり、滝口さんに賛同してくれる滝口チルドレンが育っていくといいですね。
クライアントさんが幸せになってくれれば、制作会社にだって気軽に声をかけてくれるようになると思うんですよね。でも結果が出ていないから壁を覆ってしまっている。そのあたりが悪循環になっていると。
ぜひそこを。これは私にはやりたくても、(時間的に)できないことなんですよね。もしやるとしたら、お客さんと結構べったりやらないといけないし、コンセプトダイアグラムを作ったりしないといけないし、この講座を通じて考え方ややり方を力強くしていただいて、皆さん自身に頑張っていただければいいなと。
山形は東北の中でも情弱なので、仙台よりは上げたいって思っています(笑)
打倒仙台!(笑)
東北唯一の提案型ウェブアナリストとして、頑張ってください!
険しい道かもしれないですけど、非常にいい取り組みなので、頑張ってくださいね。
五年後十年後、どう変わっているかが楽しみですね。
また十年後に話を聞きにいきますね。どうですかって(笑)
ぜひ、お願いします(笑)
今日はありがとうございました。