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ECの家具ブランド「ZINUS」が3年半で商品レビュー1万件突破、5段階評価は平均4.25点を獲得

3 years ago

ECでマットレスやベッドフレームを中心に家具を販売し、世界20か国の市場で家具ブランド「ZINUS(ジヌス)」を展開しているZINUS JAPAN(ジヌスジャパン)は、日本国内における商品レビューの件数が1万件を突破した。

出店するECモール店において、商品レビュー数は合計1万832件、5段階評価で平均4.25点を獲得しているという(2022年10月時点)。

Amazon中心にレビュー数と評価は好推移

ZINUSは、グローバル規模で毎日約300件のカスタマーレビューが寄せられているという。日本では2019年7月にECを開始した。

日本における商品レビュー数と各ECサイトでの評価内訳

  • 商品レビュー数の合計:1万832件、5段階評価(平均):4.25/5.00点

内訳

  • Amazon(2019年7月~):8552件/4.20点
  • 楽天市場(2021年6月~):807件/4.33点
  • Qoo10(2021年10月~):1091件/4.54点
  • Yahoo!ショッピング(2022年1月~):360件/4.48点
  • au PAYマーケット(2022年2月~):22件/4.54点

主力商品はマットレスやベッドフレーム 

ZINUSで人気の商品は次の通り(一部抜粋)。

GreenTea マットレス ウレタンフォーム 低反発 15cm

緑茶や木炭成分配合により抗菌・脱臭・湿度調整などマットレスを清潔な状態に保つ。凹凸のある波型形状が快適な睡眠のための空気循環を促進させるという。

GreenTea マットレス ウレタンフォーム
GreenTea マットレス ウレタンフォーム
  • サイズ:シングル/セミダブル/ダブル
  • メーカー希望小売価格:シングル 9990円 (税込)/セミダブル 1万3490円 (同)/ダブル 1万3490円 (同)

SmartBase ベッドフレーム

安定性と耐久性、防音性を兼ね備えており、組み立てが簡単だという。ブラック・ホワイトの2色を展開している。

SmartBase ベッドフレーム
SmartBase ベッドフレーム
  • サイズ:シングル/セミダブル/ダブル
  • メーカー希望小売価格:シングル 1万2800円 (税込)/セミダブル 1万4800円 (同)/ダブル 1万1760円 (同)
高野 真維

電話受注の際の「アップセル」「クロスセル」を規制へ。消費者庁が「電話勧誘販売」の範囲を拡大

3 years ago

消費者庁は11月30日、電話受注の際に行う通販の「アップセル」「クロスセル」の販売手法を規制する特定商取引法施行令の改正案を公表した。

通販事業者などが電話で勧誘を行い、申し込みを受ける商取引は「電話勧誘販売」と言われ、特定商取引法の規制対象となっている。

電話勧誘販売に該当する販売手法として消費者から「電話をかけさせる方法」(電話注文を促す広告など)を政令で限定していたが、特定商取引法施行令の改正案ではその範囲の拡大を検討。公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は次のようにコメントを発表している。

従来は適正な商慣習であり通信販売の一環として扱われていた、電話受注の際のアップセル・クロスセルによる販売手法が、電話勧誘販売規制の適用を受けるようになる。

消費者庁は11月30日、電話受注の際に行う通販の「アップセル」「クロスセル」の販売手法を規制する特定商取引法施行令の改正案を公表
JADMAからのお知らせ(JADMAのHPから編集部がキャプチャ)

「電話をかけさせる方法」を定めた特定商取引法施行令第2条第1号に、「又は広告を新聞、雑誌その他の刊行物に掲載し、若しくはラジオ放送、テレビジョン放送若しくはウェブページ等(インターネットを利用した情報の閲覧の用に供される電磁的記録で主務省令で定めるもの又はその集合物をいう。第十九条において同じ。)を利用して」という文言を追加。電話勧誘販売に該当する行為の範囲を拡大する。

消費者庁は11月30日、電話受注の際に行う通販の「アップセル」「クロスセル」の販売手法を規制する特定商取引法施行令の改正案を公表
「電話をかけさせる方法」の範囲を広げる(画像はJADMAのHPから編集部がキャプチャ)

新聞、雑誌、ラジオ、テレビショッピング、ECといった広告を通じて注文する消費者に対して、電話受注においてそのらの広告に掲載していない商品購入を勧めると電話勧誘販売規制の適用を受ける。そのため、クーリングオフ制度の対象になるといった制約を受けるようになる。

消費者庁は改正案に関するパブリックコメントの募集をスタート。公益社団法人日本通信販売協会は、関連する事業者に対して「本改正内容をご確認いただき、意見提出をご検討いただきますようお願いいたします」とコメントを発している。

瀧川 正実

「ガガミラノ」創業者が手がけるスマートウォッチウェアブランド「ハンブルリッチ」、12月15日に国内ECで販売開始

3 years ago

時計ECのウエニ貿易は12月15日、時計ブランド「ガガミラノ」の創業者が手がけるイタリア発のスマートウォッチウェアブランド「HUMBLE RICH (ハンブルリッチ)」の販売を始める。価格は税込7万7000円~同14万3000円で、商品数は全42型。

日本では12月15日からウエニ貿易の公式ECサイトで発売するスマートウォッチウェアブランド「ハンブルリッチ」
ウエニ貿易のECサイトで発売するスマートウォッチウェアブランド「ハンブルリッチ」

日本では12月中旬からEC開始

「ハンブルリッチ」は、イタリア生まれのスマートウォッチブランド。スマートウォッチの機能性を損なうことなく、手に入れる喜びや装う楽しみを提案するという。

12月15日に公式サイトで発売開始した後、12月26日~31日は伊勢丹新宿店・大阪髙島屋、ジェイアール名古屋タカシマヤでポップアップストアを展開する。

12月30日には、東京明治神宮前交差点に直営の特設店舗をオープンする。特性店舗は期間限定で、終了時期は未定。

「ガガミラノ」創業者が手掛ける

ブランド「ハンブルリッチ」を手がけるのは、時計ブランド「ガガミラノ」の創業者であり、デザイナーのルーベン・トメッラ氏。

メディア向けの発表会にルーベン氏が登壇し、「ハンブルリッチ」の機能性やこだわりなどを紹介した。

ブランド発表会に登壇した「ハンブルリッチ」創業者のルーベン・トメッラ氏
ブランド発表会に登壇した「ハンブルリッチ」創業者のルーベン・トメッラ氏

デザイン性、装着の簡便さ、環境配慮に強み

「ハンブルリッチ」の商品詳細は次の通り。

  1. ルーベン氏による高いデザイン性
    著名なイタリア人デザイナーであるルーベン氏が手がけた、デザイン性と機能性を兼ね揃えたデザイン。オリジナル文字盤も展開する。
  2. 工具不要かつ簡便な装着
    Apple Watch・ベルト交換システム「plug & rich (プラグ&リッチ)」を採用。ケースはワンタッチで開け閉めができ、工具不要で気軽に着替えることができる。ベルトもワンタッチで脱着可能だ。
  3. サスティナブルを考慮した商品企画
    環境負荷を極力減らすことをめざしている。製品やパッケージに使う素材や生産工程にも配慮しており、再生ステンレス、再生アルミニウム、再生ファブリック、再生カーボン、グリーンセラミックを使用している。
ケースの開閉やベルトの着脱は工具なしでできる。デザイン性と環境への配慮を両立した
ケースの開閉やベルトの着脱は工具なしでできる。デザイン性と環境への配慮を両立した

3つのシリーズを展開

「ハンブルリッチ」の商品展開は「クラシックシリーズ」「スポーツシリーズ」「エシカルシリーズ」の大きく3種類に分かれる。各シリーズの詳細は次の通り。

■クラシック シリーズ
ステンレススチール製ケースとシリコンにレザーを貼り合わせたストラップが特徴。高級感と着け心地の良さを両立する。

高級感と着け心地を追求する「クラシックシリーズ」
高級感と着け心地を追求する「クラシックシリーズ」

■スポーツシリーズ 
ブラックIP加工のマットなケースに、鮮やかなベゼルが特徴。再生ファブリック+再生シリコンのベルトを採用。

鮮やかな色彩の「スポーツシリーズ」
鮮やかな色彩の「スポーツシリーズ」
「スポーツシリーズ」は金箔や蓄光塗料を練りこんだモデルも展開する
「スポーツシリーズ」は金箔や蓄光塗料を練りこんだモデルも展開する

■エシカルシリーズ
リサイクルステンレスのケースに艶のあるグリーンセラミックのベゼルを合わせたモデル。
ベルトは再生シリコン製で、ハンブルリッチのロゴを刻印している。

再生シリコン製のベルトを採用している「エシカル」シリーズ
再生シリコン製のベルトを採用している「エシカル」シリーズ

ブランドの概要

  • ブランド名:ハンブルリッチ
  • 内容:スマートウォッチウェア
  • 価格:7万7000円(税込)~14万3000円(同)
  • 商品数:全42型
  • シリーズ:3シリーズ(クラシック/スポーツ/エシカル)
  • 互換性:アップルウォッチ シリーズ7・8に対応。
  • サイズ:45mm、41mm の2サイズ展開(※一部モデルを除く)
  • 発売日:12月15日 
高野 真維

BFCM期間中「Shopify POS」を活用した店頭売り上げが日本で増加! 中小ECもOMOが当たり前の時代に【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

3 years ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年11月28日~12月4日のニュース

OMOやオムニチャネルは大手がやることだと思っていたら、いつの間にか中小ECでも当たり前になってきています。そうすると、データの集約、電子決済、CRMが重要になってきます。

「デジタルがわからない」は許されなくなります

グローバルで、Shopifyマーチャント(事業者)の「ブラックフライデー・サイバーマンデー」流通総額は過去最高の75億ドル(約10,401億円)を突破 | Shopify Japan
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000034630.html

2022年11月25日(金)から11月28日(月)までの、ブラックフライデー・サイバーマンデー(以下、BFCM)の期間中、グローバルで、Shopifyマーチャント(事業者)の売上高が75億ドル(約10,401億円)にのぼり、昨年までの同期間中と比較して過去最高額を記録したことを発表しました。これは、2021年のBFCM4日期間の流通総額63億ドル(約8,733億円)と比較して、19%の増加となります(固定為替レートベースでは21%)。

ブラックフライデー・サイバーマンデーの期間で「Shopify」では1兆円ほどの流通額がありました。さらっと書いてありますが、4日間でこの金額なのですごい額です。利用者も増えていますし、それに伴って流通額が増えていることもわかります。

日本では、POS(店頭売上)が前年比59%増となったことが特徴的です。これは、BFCMの期間中、セールやキャンペーン情報を見つけた消費者がオンラインとオフラインの両方で買い物をするケースが増えていることを示しています。ShopifyはオンラインECプラットフォームとして広く知られていますが、店頭販売との連携によって、マーチャントは消費者が希望する場所で、シームレスに販売することが可能です。

注目すべきはここ。日本では「Shopify POS」経由の売り上げが前年比で59%増加しています。おそらく以下のような流れではないかと考えられます。

コロナの影響で、実店舗を持っている人たちが「Shopify」を使ってECサイトを立ち上げる

コロナ期間中にECサイト運営に慣れ、ユーザーもECサイトで買うことが当たり前になる

コロナが収束の気配を見せてユーザーが実店舗に来るようになる

店舗側はECサイトと同じように購入情報をデータとして蓄積したい、できれば一元管理したい

「Shopify」に購買データがあるからそこに集約しよう

つまり、OMOという言葉を意識せずに自然とその流れになっているということ。実店舗主体の時代→EC主体の時代→店舗+ECが当たり前の時代、に移り変わったということです。

2023年は「旅行」「貯金」「外食」が人気! トレンド予測記事から自社の打ち手を考えよう【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10378

外出が当たり前になりつつあるので、店舗で買い物をしたい人が増えています。ネットで事前に情報を収集して、最後の見極めは店舗で。荷物になる場合は家に配送してもらう。オムニチャネル的な行動が当たり前になっていますので、ネットとリアルの接点を作って連動させておきましょう。これからは特にリアル接点が大切になってきます。

先週のまとめでこのようなコメントを書きました。まさにこの動きが数字となって表れたのが今回の「ブラックフライデー・サイバーマンデー」です。今後はリアルにシフトしていきつつも大筋の流れは変わることはないでしょう。

前述のように店舗+ECが当たり前になるとデータをどこに集めて、どう活用するかがポイントになってきます。そして、蓄積したデータをCRM的に活用していくことも求められます。今までは大手の企業がやっていたようなことを、中小ネットショップでも求められるのです。

2023年は意識改革が必要な年になりそうですね。

関連記事
通販サイトと実店舗の使い分けに関する調査 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/27456

今週の要チェック記事

Shopifyで起こる”宝の持ち腐れ”を打ち破るロゾパンサンの伴走型運営代行とは | ECのミカタ
https://ecnomikata.com/original_news/37184/

「Shopify」はどんどん進化していきますね。ECサイト運営者はキャッチアップの時間がないので外部パートナーにお任せするのがベスト。

3年で売上5倍!Francfrancが考える自社EC成長の秘訣!? Shopify Plus事例【2022年版】 | Shopify Japan
https://www.shopify.com/jp/blog/plus-casestudy-francfranc

「Shopify」は「スケーリングに限界がない」ので、成長をめざす企業には向いています。自分たちのめざすものに合わせたカートを。

Google Analytics 4 | Shopify Help Center
https://help.shopify.com/en/manual/reports-and-analytics/google-analytics/google-analytics-4

「Shopify」にも待望のGA4が。

最高で月商が200万円アップ。信頼して見守るのが、Google 広告とのいい距離感 | BASE U
https://baseu.jp/27443

人が色々触るよりも、Google任せの方が結果が出る。これが現実。

「楽天市場」で支持されたコスメ・ビューティーアイテムは?【2022年の楽天ベストコスメ】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/10374

この3年で韓国コスメ関連は流通額6倍になっています。

PayPayフリマ、2022年に「PayPayフリマ」で検索数が急上昇したキーワードランキング | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/27464

ファッションブランド部門の5位が「SHEIN」。ECサイトの名称が今ではブランド名に。

ふるさと納税にNFTアートの導入が増加 3分で“即完売”自治体も【WBS】テレ東BIZ | Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85aed1b38b4c03a1558afc508e5ca5e094b14b9

「NFTアートの所有者にワインの優先購入権で現実世界のユーティリティー(有用性)を付与する取り組み」。こうした合わせ技が伸びた理由。

ふるさと納税4位の町が贅を凝らす返礼品の中身 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/635667

こちらは「LINE」で寄付者の声を集めて改善。参考になる事例です。

今週の名言

“無人販売所”で万引き横行の最中、なぜ『餃子の雪松』は“性善説”を貫けるのか? 4年で430店舗&不採算店ゼロの躍進 | ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/special/61410/

本当に盗まれて仕方がなかったら、次の日から有人にすればいいわけだし、小さい会社なので、それくらいラフに、とりあえず試してみたかったんです

リスクを考えすぎる前にやってみる。やってみてダメなら改善点も明確になりますし、撤退するにしても納得できます。

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ギフトEC「TANP」がアプリ刷新でUI・UXを改善。記念日や新着アイテムの表示が見やすい仕様に

3 years ago

Gracia(グラシア)は、ギフトEC「TANP(タンプ)」の公式iOSアプリをアップデートし、より見やすく、使いやすいレイアウトにUI・UXを改善した。より使いやすく、贈りたいギフトを見つけやすいアプリに刷新したという。

トップ画面で「記念日」や「クーポン対象商品」を確認しやすい仕様に

アプリのリニューアルはバージョン3.0.0以降に適用。リニューアルの大きなポイントは4点で、概要は次の通り。

リニューアルのポイント

①「記念日」を、アプリのトップ画面で表示。従来はメールやプッシュ通知でユーザーに「記念日」を知らせていた。

※「記念日」はTANP会員機能「記念日登録(リマインダー)」に登録された記念日

アプリのトップ画面で、ユーザーがあらかじめ登録しておいた「記念日」を知らせることができるようになった
アプリのトップ画面で、ユーザーがあらかじめ登録しておいた「記念日」を知らせることができるようになった

② デイリーやウィークリーで定期的に更新するコンテンツを新たに開始。問い合わせの多いギフト相談への回答や、シーズンイベントに関する内容などを配信する。

③ ユーザーが取得しているクーポンと連動した「クーポン対象商品」をトップ画面に表示。ユーザーは「マイページ」を経由せず、クーポン対象商品を確認できるようになる。

④ 各種「おすすめ・ピックアップ商品」と、新着商品をトップ画面に表示

新着商品、クーポン対象商品をトップ画面でわかりやすく表示
新着商品、クーポン対象商品をトップ画面でわかりやすく表示

「オンラインレター」も刷新&種類拡張

TANPの「eギフト」では、ギフトを受け取るユーザーが自ら、受け取り住所を指定できる。この時、住所入力用の専用フォームと合わせて「オンラインレター」を贈ることも可能。

アップデートでは、テンプレートデザインもリニューアル。種類も約40種類に増やした。

eギフトと合わせて贈ることができる「オンラインレター」のデザインを刷新、種類も増やした
eギフトと合わせて贈ることができる「オンラインレター」のデザインを刷新、種類も増やした
高野 真維

オリックスに株式を売却するDHC吉田会長が通販・EC会社を新設。手がけるのは“高速総合通販事業”で、500億円の増資を計画 | 通販新聞ダイジェスト

3 years ago
ディーエイチシー(DHC)の吉田喜明会長兼社長は、通販事業を行う新会社を設立した。2023年5月に本会社への移行を予定しており、移行時は500億円の増資を計画している

ディーエイチシー(DHC)の吉田喜明会長兼社長が新会社を立ち上げた。社名は、「株式会社大手総合通販大和心設立準備室」。通販事業を行う。インフラ構築に向けた人材採用を行っており、2023年5月に本会社への移行を予定している。

新設した通販会社は“高速総合通販事業”

新会社は、2022年7月に設立。資本金は10億円。本会社への移行時には、500億円の増資を計画しているようだ。

役員は、代表取締役の吉田会長のほか、吉田こずえ氏(監査役)、長田信也氏(会計監査人)の3人。化粧品やサプリメント、食品、雑貨など幅広い商品のECを行う。

求人サイトによると、在庫を管理する倉庫を自動化・省人化した自動倉庫によるスピード配送を実現した“高速総合通販事業”を行うとしている。

吉田喜明会長兼社長が新設した会社「株式会社 大手総合通販大和心設立準備室」は求人サイトで人材募集を行っている(画像は求人サイトから編集部がキャプチャ)
吉田喜明会長兼社長が新設した会社「株式会社大手総合通販大和心設立準備室」は求人サイトで人材募集を行っている(画像は求人サイトから編集部がキャプチャ)

事業拡大は「スピード重視」か。好待遇で人材募集中

11月時点で、15人の従業員が在籍している。うち一人はエンジニア。「スピード感のある事業拡大」を目標に、サイトや社内管理システムなどITインフラの構築を行う人材の採用を行っている。

ウェブデザイナー(年収680~1020万円)、システムエンジニア(同1105~1785万円)、インフラエンジニア(同850~1190万円)と好待遇で募集している。

DHCは2022年11月、オリックスが吉田会長から過半の株式を取得することにより買収すると発表した。取得価格は、1000億円以上としており、3000億円規模とも言われる。こうした中、吉田会長の今後の動向も関心を集めた。

吉田会長は、これまでDHCサイト上で在日韓国人や、マスメディアの左傾化に対する批判など政治的主張を展開。関連会社のDHCテレビジョンが配信する「真相深入り! 虎ノ門ニュース」は、保守層の受け皿にもなっていた。番組は、オリックスによる買収を受け、終了を発表した。

新会社が入居するビルは、そのDHCテレビジョンから目と鼻の先。住友不動産虎ノ門タワー20階にオフィスを構える。“大和心”のネーミングも、吉田会長の保守思想が強く反映されているようにみえる。

自動倉庫開発にも意欲。人材募集では「最先端技術用いたEC事業」もアピール

求人サイトによると、仕事の魅力は、「社内1人目のインフラエンジニアとして裁量をもって業務を進められること」「自動倉庫の開発を進めており、最先端の技術を用いたEC事業に関われること」「組織づくりや事業づくりにも携われること」。

求める人物像は、「明るくコミュニケーションが取れる方」「理解力があり、自走できる方」「裁量をもって業務を進めたいと考える方」としている。

通販新聞は新会社設立に関する取材を求めたが「控えさせてください」(同社)と応じてもらえなかった。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

【通販サイトと実店舗の使い分け調査】ECとリアル店で買う理由は?購入している商品は?

3 years ago

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施した。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 実店舗と通販サイトの利用状況
実店舗と通販サイトの利用状況

通販サイトで購入することのある商品は、「本・雑誌」がトップで81.7%。「衣料品」が66.0%、「美容・化粧品」が64.7%で続いた。

通販で利用することが少ない商品は、「生鮮食品」で9.8%、「食料品」が16.6%、「飲料・酒類」が27.4%。品質が気になる生鮮食品、食料品など消費期限・消費期限のあるジャンルは、他ジャンルと比較して通販利用の割合が少ない。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 通販サイトで購入することのあるジャンル
通販サイトで購入することのあるジャンル

通販サイトで商品を購入する理由について聞いたところ、「通販サイトで購入することのあるジャンル」として最も多かったTOP3は、「24時間買い物ができるから」が各商品とも最も多く、「実店舗より品ぞろえが豊富だから」「検索などでほしい商品が見つけやすいから」「ポイント還元率が高いから」。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 通販サイトで商品を購入している理由
通販サイトで商品を購入している理由(「本・雑誌」「衣料品」「美容・化粧品」)
ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 通販サイトで商品を購入している理由
通販サイトで商品を購入している理由(「飲料・酒類」「食料品」「生鮮食品」)

実店舗で多く利用している商品で最も多かったのは「生鮮食品」で90.2%、「食料品」が83.4%、「飲料・酒類」が72.6%。店舗を利用する理由は、「実物を確認しながら購入したいから」「すぐに欲しいから」「目的の商品以外も見たいから」がTOP3だった。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施
実店舗で商品を購入している理由(「本・雑誌」「衣料品」「美容・化粧品」)
ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 実店舗で商品を購入している理由(「飲料・酒類」「食料品」「生鮮食品」)
実店舗で商品を購入している理由(「飲料・酒類」「食料品」「生鮮食品」)

「実店舗と通販サイトの利用状況」であげた項目の新商品について、認知経路・情報の信頼性・購入のきっかけを聞いた。それによると、「テレビCM」が70.2%で最多。「店舗でのチラシ・POP」が55.7%で続いた。

「テレビCM」は認知・信頼性・きっかけのすべてでTOP、次いで「店頭でのチラシ・POP」。通販サイトの普及により利便性が高まりつつある「ニュースサイト・ニュースアプリ」「インターネット上の広告」「SNS」などといったネット上の情報よりも、店頭の方が認知・信頼性・きっかけという側面で影響力が高い結果が出ている。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 新商品を知るきっかけ・情報の信頼性・購入きっかけ
新商品を知るきっかけ・情報の信頼性・購入きっかけ

ネットスーパーの利用状況についても聞いた。利用状況は「現在利用している」が17.3%、「現在利用していないが、今後利用したいと思っている」は22.8%、「現在利用していないし、今後利用する予定はない」が59.9%だった。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 ネットスーパーの利用状況
ネットスーパーの利用状況

ネットスーパーの選定基準は、「現在利用している人」が「商品ラインナップの豊富さ」「価格の安さ」「送料の安さ」がTOP3。「現在利用していないが、今後利用したい人」も「価格の安さ」「送料の安さ」「商品ラインナップの豊富さ」だった。

ネオマーケティングは、「オンラインショッピングと実店舗の使い分け」をテーマとしたインターネット調査を実施 ネットスーパーの選定基準
ネットスーパーの選定基準

調査概要

  • 調査方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式
  • 調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上69歳以下の男女でスーパーマーケット(実店舗)とオンラインショッピングを利用することがある人
  • 有効回答数:2406人、5000人を性年代で人口動態に基づいて回収し、このうち、スーパーマーケットと通販サイトを利用することがある人が調査対象
  • 調査実施日:2022年10月20~23日
石居 岳

DearOne、企業公式アプリの開発支援サービスが8000万DL突破。ホームセンターなど各業界から需要急増

3 years ago

NTTドコモのマーケティング分野における新規事業型子会社DearOneは、アプリで提供する伴走型アプリ開発サービス「ModuleApps2.0(モジュールアップス2.0 )」が、累計8000万ダウンロードを突破(2022年11月現在)したと発表した。

アプリのリリース後もクライアント企業に伴走、グロースを支援

DearOneは、2011年10月から「ModuleApps」を用いたアプリ開発支援サービスを開始。多くの企業と共同でアプリを開発してきた。2021年9月には、「ModuleApps2.0」にサービスを刷新。クライアント企業と共同開発したアプリのグロースをめざして、アプリのリリース後もクライアント企業と伴走している。

デジタル接点の拡大が需要急増、DL数増加を後押し

ここ数年は、スマートフォンの普及とともにアプリを用いたデジタル会員証が浸透したことが、アプリダウンロード数の増加に大きく寄与したという。

アプリの導入を検討している企業からの問い合わせは急増。2022年に入ってから、3密を避ける対策や、ユーザーとのリアルの接点の代わりとなるデジタル接点を増やしたいという企業のニーズが高まっていることが理由だ。

「ModuleApps2.0」は22年11月に8000万ダウンロードを突破した
「ModuleApps2.0」は22年11月に8000万ダウンロードを突破した

DearOneは、累計アプリダウンロード数が7000万件を突破した2022年3月以降も、大手企業を中心に、多くの企業の公式アプリを共同開発してきた。たとえば、ホームセンター業界、スーパーマーケット業界、大学業界、資格業界、鉄道業界、自動車業界など。

これらの企業に対して「ModuleApps2.0」は、会員証、ポイントカード、プリペイドカードのデジタル化といったユーザー体験の向上、プッシュ通知機能を用いた情報発信によってエンドユーザーの来店頻度の向上をサポートしている。

行動分析ツールの代理店認定を獲得、LTV向上を図る企業を支援

DearOneは米国発祥の行動分析ツール「Amplitude(アンプリチュード)」の日本国内での総合代理店の認定を獲得した。「各種デジタルマーケティングツールを用いて自社製品・サービスのユーザー行動を分析し、ユーザーのLTV(ライフタイムバリュー)の向上を図りたい」という企業が増加しており、この需要に応える目的だ。

これにより、DearOneがアプリ開発を支援した企業は、アプリだけにとどまらず、Webやオフラインでのユーザー行動も一気通貫に把握し分析するサービスを受けることができる。

また、ユーザー行動の可視化を踏まえたUI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)の向上施策提案、売上向上の鍵となる行動指標の特定支援などのサービスを受けることが可能だ。

「ModuleApps2.0」とは
実店舗を運営している企業や自治体を対象にした公式アプリ開発サービス。「モジュール」と呼ばれるあらかじめ開発した豊富なアプリ機能(サンプル・ひな形)から、必要な機能を組み込むことで自社オリジナルの公式アプリを開発できる。一覧にない機能は、オーダーメイドで開発することも可能だ。アプリのリリース後もグロースをめざして、クライアント企業と伴走する。
高野 真維

山田養蜂場の「コロナ予防」表示が景表法に違反した経緯とは。類似事案で処断を避けてきた消費者庁にも落ち度あり? | 通販新聞ダイジェスト

3 years ago
山田養蜂場が景品表示法の措置命令を受けた。執行を担う消費者庁にも、表示管理体制の問題を助長した責任の一端があった可能性がある。命令に至る背景には何があったのか、〈上〉〈中〉〈下〉の3本構成で解説【この記事は〈下〉】

「コロナ対策」表示の背景には、山田養蜂場の表示管理体制の問題があったとみられる。だが、これを助長した責任の一端は、執行を担う消費者庁にもあった可能性がある。過去に景品表示法違反の蓋然性が高い事案に触れながら、明確な処断をしてこなかった。

消費者庁は2022年9月、山田養蜂場の「ビタミンD+亜鉛」「1stプロテクト」「2stプロテクト」に措置命令を実施。コロナに関連づけた自社商品のPRが景品表示法違反の対象になった
消費者庁は2022年9月、山田養蜂場の「ビタミンD+亜鉛」「1stプロテクト」「2stプロテクト」に措置命令を実施。コロナに関連づけた自社商品のPRが景品表示法違反の対象になった

顧客応対の均一化のため、山田養蜂場は「機能性マニュアル」を自作した過去も

物的証拠を押さえられたため、処分を免れることは難しいと思っていた」。元社員が振り返るのは、「コロナ対策」を表示した今回の処分ではない。2017年秋頃、耳の健康ケアで訴求する「酵素パワー蜂の子」で、景品表示法に基づく調査を受けた時期にさかのぼる。

消費者庁から景品表示法に基づく調査を受けた「酵素パワー蜂の子」。耳の健康ケアで訴求していた
消費者庁から景品表示法に基づく調査を受けた「酵素パワー蜂の子」。耳の健康ケアで訴求していた

山田養蜂場は、2012年に機能性成分に関する情報を積極的に発信する「宣言」を行ったが、一方で課題も抱えていた。「パートや派遣を含め、コールセンターはさまざまな従業員がいる。品質が安定せず、フリートークで疾病名や効果を伝えてしまう人がいた」(元社員)。

そこで応対品質の均一化を目的に2016年に作られたのが、社内で「機能性マニュアル」と呼ばれる冊子だ。同社は、その存在について「営業施策に関わるためお答えしていない」とする。

元社員の証言によると、中身は、商品に配合する成分・素材について研究成果の内容をまとめたもの。「蜂の子であれば、“難聴や耳鳴りを改善します”といった記載があった」。

このマニュアルがオペレーターに配布され、「“お客さまから効果について聞かれたら自ら判断せずこれを読むように”と、指導された」という。

マニュアル内容は法律違反すれすれ、“ギリギリを責める”トークも         

作成の基本姿勢は、「宣言」で示したように「自社の商品を対象にせず、一般的な健康素材の成分に関する情報である事」。「ただ、機能を整理した上でギリギリを攻めるもので存在自体がグレー。トークでは結果的に商品に結びつくため、薬機法や景表法違反に抵触する可能性があることに変わりはなかった」(元社員)。

「酵素パワー蜂の子」をめぐる消費者庁の景表法調査では、この「機能性マニュアル」も証拠として押さえられ、複数あるコールセンターから回収することになったという。景表法違反となる表示は、紙面だけでなく、Webやセールストークも対象。このため、「処分を免れることは難しい」(同)との認識を持ったという。

景品表示法に違反しない“ギリギリを攻める”セールストークをマニュアルに盛り込んでいた可能性がある(画像はイメージ)
景品表示法に違反しない“ギリギリを攻める”セールストークをマニュアルに盛り込んでいた可能性がある(画像はイメージ)

「葛の花事件」一斉処分ほか、措置命令大幅増加の過去も

当時は、ダイエット関連の機能性表示食品16社に対する一斉処分が行われた「葛の花事件」「打消し表示」の問題提起に向けた大規模調査が行われるなど、消費者庁の強硬姿勢に事業者の反発が高まっていた時期でもある。

景表法の執行を担った表示対策課の課長は、大元慎二氏(2016年6月~2019年7月)。公正取引委員会では談合などに絡み検察への刑事告発も行う「犯則審査」で鳴らし、措置命令件数は前年の27件から過去最高の50件(2017年)と飛躍的に伸びている

通販新聞調べ(当時)で、耳の健康ケアの商品表示に対する調査対象企業は、山田養蜂場だけでなく複数社に渡っていた。行政評価の実績の一つは、執行件数。「葛の花事件」同様、これを一気に増やすことができる格好の事案にもかかわらず、なぜ立ち消えたのか

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
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通販新聞

【UGC活用】500社超の事例からみえたECサイトを成功に導く「UGCの収集と活用」ポイントとは?

3 years ago
UGCの収集施策や、効果的なUGC活用方法とは? 国内トップシェアのUGC活用ツール「visumo」の千林氏が、導入企業の成功事例を交えて解説する。
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SNSがECに大きな影響を与えるようになった今、UGC(ユーザー生成コンテンツ)が他のユーザーの購買を後押しするコンテンツになるとして、UGC活用を重視した企業の取り組みが活発化している。その中で、UGC活用ツールで国内トップシェアの「visumo(ビジュモ)」は、ファッション、コスメ、家具・雑貨、食品など、幅広い業種業態で導入が進んでおり、各社で売上拡大やファン化促進といった効果を生み出している。

UGCをどのように収集し、どう効果的に活用するべきか? こうした疑問に「ネットショップ担当者フォーラム 2022 夏」に登壇したvisumoの千林正太朗氏が、導入各社の成功事例を交えて解説する。

株式会社visumo 執行役員ジェネラルマネージャー 千林 正太朗 氏
株式会社visumo 執行役員ジェネラルマネージャー 千林 正太朗 氏

業種業態を問わず500社以上がUGC活用に使う「visumo」

InstagramやTwitterのユーザー投稿を自社のECサイトに活用できるビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo(ビジュモ)」は、2017年にecbeingの事業部として誕生。2019年に分社化して以降、ecbeingに限らず多くのショッピングカートとの連携も進めてきた。

カート連携に加え、UGCマーケティングへの注目の高まりから導入企業数は500社を突破。第三者機関の調査※1では、Instagram連携のUGC活用ツールとして国内トップシェアと発表されているという。導入企業はファッション、コスメ、雑貨、家具、食品など、取り扱う商材が多様なだけでなく、自動車メーカーやホテル業、観光業、アミューズメント施設など、ECではない業態でも活用が進んでいる状況だ。

※1 出典:日本マーケティング・リサーチ機構調べ/指定領域における実績調査/調査期間:2021年11月期

「visumo」は、主に以下の4つのソリューションを提供している。

  1. visumo social:Instagram上のユーザー投稿をECサイト/オウンドメディアに活用できる
  2. visumo vidio:YouTubeやInstagramライブの動画データなど、自社動画アセットをサイトECサイト/オウンドメディアで簡単に展開できる
  3. visumo snap:スタッフが、商品の写真や情報をスマートフォンから簡単にECサイト/オウンドメディアに投稿できる
  4. visumo comment:専門知識は不要、ノーコードで商品詳細ページを充実させることができる

消費者はUGCを見て購入後の利用シーンをイメージし、購買を検討している

ある調査※2では、消費者の63%が「購入前に商品のUGCを探している」と回答したという。購入前の消費者の行動が「ググる」から「タグる」に変化したと言われるように、商品のスペックなどを検索して検討していたのが、最近ではInstagramやTwitterで商品のハッシュタグ検索をして、実際に商品を使っているユーザーの情報を見て検討する行動が一般化した。

同調査では53%が「UGCが購買に影響を及ぼしている」とも回答しており、企業側がUGCを広告に活用するケースも増えている。

※2 出典:Olapic「Facebook & Instagram Advertising With UGC:A Pactitioner’sGuid」
購入前の情報収集にはUGCが重要視される傾向が強まっている
購入前の情報収集にはUGCが重要視される傾向が強まっている

さらに、2022年7月には米ファスト・カンパニーから、「インフルエンサーの活用は下火に」という内容のレポートが発表された※3。一昔前までは、いわゆるインターネットセレブリティのインフルエンサーを活用して、商品の情報を発信する動きが盛んだったが、最近では無名なクリエイターらのUGCが有効と捉えられ、ブランドマーケッターもUGC活用に重きを置くようになっている。

※3 出典:米ファスト・カンパニー https://www.fastcompany.com/90768656/ugc-influencers-content-marketing

欧米の波はやがて日本にも浸透してくると予測されるため、動向には注視しておかなければいけない。こうした背景を踏まえ、千林氏はUGCの重要性を次のように話す。

消費者は、購入後に自分が利用するイメージが湧かない商品は買わない心理がある。その点、UGCはリアルなユーザーの利用シーンがイメージしやすいため効果的だ。また、一般ユーザーの声は信頼できるコンテンツとして、価値が高いものと言える。(千林氏)

インフルエンサー活用は下火の傾向か
インフルエンサー活用は下火の傾向か

企業にとっても、UGCは「コスト・時間の削減」がメリットに

企業から発信する公式投稿は重要なコンテンツであることには変わりないため、これからも公式投稿がまったく必要なくなることはないと思われる。しかし、クリエイティブを充実しようとすれば、スタジオを借りて、そこに商品を搬入して撮影するといった手間がかかってしまい、特に大型の家具などでは多大なコストと時間を要しがちだ。

このため、クリエイティブとして撮影できるパターンには限界があるだろう。千林氏は「公式投稿を補うためにも、UGCのコンテンツは役立つ」と話す。

クリエイティブが多いほど、消費者が購買を検討する上で参考にできる情報も豊富になる。商品に関するUGCを資産と捉え、それらを有効活用していけば、購入の背中を押すきっかけも増やしていけるということだ。

どのようにUGCを収集し、増やしていけばいいのか?

visumoには、「UGCの重要性は理解できたが、どのようにUGCを収集して増やしていけばいいのか?」といった相談がよく寄せられている。そうした悩みを持つ企業のECサイトやSNSを見ると、消費者からの投稿を促すような工夫やアクションが足りていないケースが多いようだ。UGCを有効活用して成果をあげている企業が、実際に取り組んでいるUGC収集施策を紹介する。

UGC収集事例①ストーリーズを活用する

企業やブランドとして、どういう投稿を求めているのか、どういう写真が評価されているのかが消費者にも伝わるよう、手本となるようなUGCを自社のECサイトでストーリーズとしてしっかりと紹介していくことが重要だという。

ひと言に写真といっても、商品の物撮りや人物と一緒の写真、さらにはさまざまなアングルで撮影されるなど、ユーザーそれぞれにパターンが異なるもの。自社の集めたいクリエイティブにマッチしたUGCを着々と拾い集めて紹介していくことが、先々のUGC収集にもつながっていくようだ。

自社の収集したいクリエイティブの手本となるようなUGCを拾い集めて、しっかりと紹介していく
自社の収集したいクリエイティブの手本となるようなUGCを拾い集めて、しっかりと紹介していく

UGC収集事例②SNSに投稿したくなる仕掛け作り~パッケージデザインを再考する

SNSに投稿したくなる仕掛けの一例が、パッケージデザインや包装物だ。レトルト食品を製造販売するにしき食品は、思わず写真を撮りたくなるようなデザインのパウチで展開し、ギフト用の包装資材のデザインにもこだわって、ユーザーの投稿を促進している。

このほか、ウェルネスプロテインが販売する女性向けのプロテイン「KOREDAKE」は、Instagramの投稿写真が正方形であることを意識した形状で製品パッケージを開発。プロテインというと、従来は男性的なイメージが強かったが、女性が「映え」を感じられるようなデザインやカラーも意識した。広告を一切打たずとも、短期間で「#KOREDAKE」の投稿が7,000件を突破し、自然とオーガニックな投稿が増える状況になっているという。

ユーザーが思わずSNSに投稿したくなるようなパッケージや包装で販売展開するにしき食品とウェルネスプロテイン
ユーザーが思わずSNSに投稿したくなるようなパッケージや包装で販売展開するにしき食品とウェルネスプロテイン

UGC収集事例③SNSに投稿したくなる仕掛け作り~ストアデザインを見直す

パッケージデザインのほか、SNSに投稿したくなる仕掛け作りに店舗を活用している事例もある。ワークマンが展開する「ワークマン女子」の店舗では、入り口にメルヘン調のブランコを設置。柱周りにはマグネットのプロップス(小道具)を貼り付けたり、シューズコーナーの床には映えるように靴の写真が撮れるようなペイントを施したりと、至る所でユーザーが積極的にハッシュタグ投稿をしてくれるような工夫が散りばめられている。

「ワークマン女子」の店舗で実施している、ユーザーのSNS投稿を促す工夫の一例
「ワークマン女子」の店舗で実施している、ユーザーのSNS投稿を促す工夫の一例

UGC収集事例④投稿キャンペーンを継続して行う

UGCを増やすために、フォトキャンペーンなどの投稿を促す施策も有効だ。しかし、こうしたキャンペーンで重要なのは、「定期的に、繰り返し実施すること」だと千林氏は指摘する。初回から思うように投稿数が集まらないことは往々にしてあるにもかかわらず、「一度フォトキャンペーンを実施したが、投稿数があまり集まらなかった」という理由で諦めるケースがよく見受けられるという。

フォトキャンペーンを複数回実施して投稿数を集めた事例として、雑貨販売のAWESOME STORE(オーサムストア)やエスビー食品を挙げる。

AWESOME STOREは「映え弁」やペット、ハロウィーンなど、さまざまなテーマのフォトコンテストを年に数回実施し、投稿数は着実に増加している。2022年9月に実施した、犬・猫好き向けのキャンペーン「わんにゃんバサダー」は、第1期生という形でユーザーを募った。一番の応募条件は「AWESOME STOREのファンの方!」とし、自社製品に愛着を持ったユーザーをアンバサダー認定する方法を取ったことで、多数の応募が集まったという。

エスビー食品も、自社の食品に関するコンテスト形式のキャンペーンを年間通して実施している。たとえば、ユーザーが好きなチューブ調味料を使ったレシピを投稿する「チューブ調味料総選挙」で集まったUGCは、当該商品の商品詳細ページに掲載するなど、購買を後押しするクリエイティブにとして有効活用しているようだ。

フォトコンテストなどのキャンペーンを年に複数回実施してUGCが増加しているAWESOME STOREとエスビー食品
フォトコンテストなどのキャンペーンを年に複数回実施してUGCが増加しているAWESOME STOREとエスビー食品

UGC収集事例⑤アンバサダープログラムの実施

ワークマンでは、ワークマン製品を利用してSNSに投稿しているバイクのライダーやキャンパー、猟師など、各業界のセミプロの人にオファーをかけ、現在約40人をアンバサダーに認定している。アンバサダーとしてオファーする条件は、ワークマン製品への愛着が感じられる人。宣伝色を出さず、なおかつアンバサダーには製品の使いづらい点なども正直かつ自由に発言してもらえるよう、金銭的なインセンティブは一切発生していないという。

このほか、アンバサダーとの製品開発にも力を入れており、現状では約3分の1を共同開発した商品が占めるまでに至っている。売れ行きも好調で、将来的には全商品の半分以上まで拡大したい考えだ。

ワークマンは公式アンバサダーからの情報発信のほか、アンバサダーとの製品開発にも力を入れている
ワークマンは公式アンバサダーからの情報発信のほか、アンバサダーとの製品開発にも力を入れている

UGCをどう有効活用していくべきか? 成功各社の事例を紹介

UGCを収集した次は、UGCを販促に活用して売上につなげていかなければいけない。ここからは、「visumo」を使ってUGCをどのように活用できるのか、導入各社の事例を交えて紹介する。

UGC活用事例①
「UGCループ」により投稿数が増加している平安伸銅工業

突っ張り棒で国内トップシェアを誇る平安伸銅工業は、突っ張り棒ブランドのほか、インテリアのDIYパーツブランド「LABRICO(ラブリコ)」も展開している。

「LABRICO」のECサイトに、「インスタグラムユーザーの使用事例」のコーナーを設置。気になる画像をクリックすると、Instagramに投稿された画像や文章と合わせて、この投稿でユーザーが使用している商品も表示される。ここの商品をクリックすると、当該の商品ページに移動する仕組みで、こうした導線は、「visumo」の管理画面から簡単に設定できるようになっている。

「LABRICO」はECサイトにユーザーのInstagram投稿を掲載。画像をクリックした先から簡単に当該の商品ページに移動できる
「LABRICO」はECサイトにユーザーのInstagram投稿を掲載。画像をクリックした先から簡単に当該の商品ページに移動できる

DIY製品の特性上、ユーザーは作ったインテリアを多くの人に見てもらいたいという思いが強く、Instagramとの親和性は高いようだ。そうした気持ちのユーザーにメーカーから「ECサイトで使用させてください」とオファーが来るため、非常に高い確率で使用許可が得られ、ユーザーにも喜ばれているという。

オファーして掲載させていただいたお客さまは、また別の作品を投稿してくれることが多く、私はこれを「UGCループ」と呼んでいる。一度掲載されたお客さまは「また載りたい」という心理が働き、自然発生的にUGCの投稿数が増えていくようになるため、ECサイト上にUGCのコーナーを設けることは有効だ。UGCループが発生する状況を作れることは、良い流れの1つなのではないかと思っている。(千林氏)

UGC活用事例②
掲載許可を得るメッセージでファン化を促すVAIO

ノートパソコン「VAIO」のオンラインストアでは、「#わたしとVAIO」というコーナーを設置し、VAIOの利用シーンなどをInstagramに投稿したユーザーのコンテンツを並べている。平安伸銅工業と同様の形で、気になる画像をクリックすると、Instagramに投稿された画像や文章、関連商品が表示され、関連商品をクリックすることで当該の商品ページに移動できる仕組みとなっている。

「VAIO」のオンラインストアでは、ノートパソコンの利用シーンを紹介しているユーザー投稿を掲載。関連商品をクリックすると、商品ページに移動できる
「VAIO」のオンラインストアでは、ノートパソコンの利用シーンを紹介しているユーザー投稿を掲載。関連商品をクリックすると、商品ページに移動できる

「visumo」の導入企業は、基本的にはInstagramのコメント欄で「素敵な写真なので、ぜひ使わせてください。許可いただける場合は『#Yes』と付けてくださいね」と許諾を得るためのやり取りを行い、ツールで進捗や許諾の有無などを管理するようにしている。こうした掲載の許諾を得るためのメッセージのやり取りに、VAIOの工夫が見られるという。

VAIOは初めてオファーするユーザーには「はじめまして」から始まり、2回目以降のユーザーには冒頭で「いつも素敵なご投稿ありがとうございます」と添えるなど、メッセージを変えるようにしている。当たり前に思えることだが、ユーザー心理からすると毎回定型文が送られるより、メーカーがいつも投稿を見てくれていると感じられる方がブランドへの愛着が湧きやすく、ファン化には重要なポイントになるといえる。

許諾を取るだけの作業と捉えてしまうと、どうしても苦痛になってしまうもの。ファン化につながるコミュニケーションと考え、1週間に5~10枚程度でも十分なので、自社にマッチしたお客さまの投稿をピックアップしてUGCを増やしていってほしい。(千林氏)

UGC活用事例③
ブランドイメージの表現としてUGCを活用するJ.M. WESTON

数年前までは、高価格帯ファッションブランドでのUGC活用は広がりが鈍く、visumoの導入も進みづらい分野だったそうだが、最近ではラグジュアリーブランドもUGCを活用する動きが活発化しているという。

フランスの老舗シューメーカー「J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)」の日本のオンラインストアでは、ユーザー投稿を紹介する「Icons×J.M. WESTON」というコーナーを設置。ブランドイメージの通り、プロ顔負けの画像が並んでおり、ユーザー投稿を選定する際の強いこだわりが見て取れる。ブランドからの利用申請には、多くのユーザーが喜びの声とともに「#Yes」と返信しているという。

J.M. WESTONも「visumo」を導入。高価格帯のファッションブランドでもUGC活用が進んでいる
J.M. WESTONも「visumo」を導入。高価格帯のファッションブランドでもUGC活用が進んでいる

ブランド名にハッシュタグを付けて投稿している時点で、そのユーザーはファンだと捉えるべきだろう。そうしたファンの投稿は自社の資産になるため、企業側から積極的にメッセージを送ることが重要だと考えている。(千林氏)

簡単にUGC活用が実現できる「visumo」

UGCを収集し、自社で活用していく過程では、多くのユーザーとのやり取りが発生するため、人の手だけでは運用が煩雑になりがちだ。こうした課題を、簡単な3つのステップで運用できる「visumo」が解決し、日々の作業負担を軽減しながら、UGC活用をいっそう促進していけるという。

「visumo」の簡単ステップ①Instagram・Twitterの投稿を収集

まず、「visumo」の管理画面上で「#ブランド名」といったように、InstagramやTwitterの投稿をハッシュタグ検索すると、該当するユーザー投稿が一覧で表示され、その中から自社で使いたいクリエイティブをピックアップする。さらに詳細な絞り込みをしたい場合は、ハッシュタグ検索と検索窓を併用する仕組み。たとえば「#ワークマン」と合わせて、検索窓で「釣り」と検索すると、ワークマンと釣りに関連する投稿が絞り込まれるといった具合だ。

投稿の中に自社で使いたいクリエイティブがあれば「登録」ボタンを押す。ここまでが第1ステップとなる。

「visumo」の簡単ステップ① 自社で使用したいユーザー投稿を探して登録
「visumo」の簡単ステップ① 自社で使用したいユーザー投稿を探して登録

「visumo」の簡単ステップ②利用申請を送る

次は、第1ステップで登録した投稿に、利用申請を送る。申請メッセージは、あらかじめ複数のパターンを用意しておくことができ、その中から文面をコピーして送信することも可能だ。ユーザーから掲載可能を意味する「#Yes」の返信が届くと、管理画面上のフラグは自動的に「掲載可能」に変わる仕組みとなっている。

「visumo」の簡単ステップ② 利用申請を送り「#Yes」の返信が来ると自動的に「掲載可能」フラグに変わる
「visumo」の簡単ステップ② 利用申請を送り「#Yes」の返信が来ると自動的に「掲載可能」フラグに変わる

「visumo」の簡単ステップ③ECサイトに掲載する

管理画面上には、「キャンペーン用」「公式Instagram用」など、用途ごとのコレクションが作れるようになっている。このコレクションの中に掲載許可の取れた投稿を格納することで、ECサイトで展開できるようになる。

「visumo」の簡単ステップ③ 掲載許可の取れた投稿をアルバムに格納して、ECサイトで展開
「visumo」の簡単ステップ③ 掲載許可の取れた投稿をコレクションに格納して、ECサイトで展開

掲載したUGCの効果を分析できる機能や、導入サポートも充実

「visumo」には、掲載したUGCごとのクリック数やコンバージョンなどを計測し、効果を分析できる機能も搭載されている。自社にはどういうクリエイティブがマッチしているのかがわかることで、今後収集に力を入れるべきテイストの写真などが把握できるほか、自社で作るクリエイティブの参考にもなると考えられる。

UGCをしっかりとコンバージョンや売上につなげていただくために、当社はカスタマーサクセス専任の部署を設置し、導入企業を手厚く支援している。利用継続率の高さは、UGC活用の効果が導入各社で表れていることの証拠だ。今後も、導入企業のビジネスの成功に貢献していきたい。(千林氏)

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朝比美帆

フューチャーショップがアライドアーキテクツの運用型UGCソリューション「Letro」と連携を開始

3 years ago

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」のフューチャーショップは、アライドアーキテクツが提供する運用型UGCソリューション「Letro(レトロ)」と連携した。

運用型UGCソリューション「Letro」とは

「運用型UGC」とは、訴求、SKU、展開チャネルごとのUGC生成から活用のサイクルを回し続けることで顧客体験を最大化し、売上成果につなげる運用モデル。「Letro」はEC・D2Cの売上向上に特化した運用UGCソリューションで、次のような特徴がある。

① 購入者からUGCを自動的に生成

購入者に対してUGC投稿を促すフローを自動化できる。初回購入時だけではなく、商品・サービス購入の度にUGCの投稿を促すメッセージを送信可能。購入回数に応じて継続的にUGCが生成される機会を創出できるという。

メッセージの内容や送信タイミングはカスタマイズできる。そのため、UGCの投稿テーマをコントロールしたり、購入初期や購入した数か月後など、生成したいUGCに合わせてメッセージの自動送信タイミングを設定したりできる。

フューチャーショップ futureshop アライドアーキテクツ Lertro(レトロ)運用型UGC 連携によるイメージ
「futureshop」との連携イメージ(画像は「futureshop」サイトからキャプチャ)

② サイト掲載後のパターン検証・自動最適化機能

収集したUGCは「Letro」に同期される。「Letro」では、UGCエリアの表示・非表示に加え、表示デザインの複数パターンなど、複数のA/Bテストを自動かつ同時に実施できる。そのため、効果最大化が見込めるパターンを短期間で判断しやすくなる。

フューチャーショップ futureshop アライドアーキテクツ Lertro(レトロ)運用型UGC サイト掲載後のパターン検証・自動最適化機能
パターン検証・自動最適化機能について(画像は「futureshop」サイトからキャプチャ)

③ 経験・実績豊富な専任サポート担当の支援

「Lerto」利用企業には、ノウハウを持った専任のサポート担当がつく。「Instagram投稿とレビューをどう使い分けるか」「どの位置に表示するか」「どんな内容を選ぶか」などの課題に対し、蓄積したノウハウを活用し、サポートを行う。

「Letro」連携オプション利用料金は、初期費用が2万5000円、月額利用料が1万円(それぞれ税抜)。また、「Letro」本体利用料として、初期費用20万円、月額費用11万円(それぞれ税抜)が発生する。

2023年1月末までに「Letro」を申し込んだ企業を対象に、「Letro」本体利用の初期費用が0円になるキャンペーンを行っている。

フューチャーショップ futureshop アライドアーキテクツ Lertro(レトロ)運用型UGC 連携キャンペーンを実施
2023年1月末までに申し込んだ企業限定のキャンペーンを実施
藤田遥

オルビスが加速するアプリを軸としたCRM戦略とは

3 years ago

オルビスがアプリを軸としたCRM戦略を加速している。

その軸となっているのが、「ORBISアプリ」をリニューアルして、AIによる分析とユーザー自身が解決したい悩みに対し、オルビスの美容理論に基づくスキンケア習慣化プログラムを提供する「肌カ.ル.テ」。

AIによる肌の分析結果や質問への回答をもとに、肌の状態に対して必要なお手入れ情報や商品を提案するといった機能を搭載している。

従来は、主に「購買データ」から「Aを購入されたお客さまはBも購入されやすい」といった相関関係から商品を提案していた。「ORBIS アプリ」は肌分析や心理テスト、記事コンテンツなども提供。それらの分析結果や記事への関心傾向などの「購買以外のデータ」も活用し、顧客の嗜好性まで把握することで、「Aを購入されたお客さまは“なぜ”Bを購入されやすいのか」といった因果関係を見出していた。

オルビスは2018年、第二創業期としてリブランディングを実施。これまで培ってきたCRMを活用しながら、「ORBISアプリ」を核として顧客とのパーソナルな関係性を進化させてきた。2018年6月にローンチした「ORBIS アプ リ」は460万ダウンロードを突破し、月間アクティブユーザー数は60万人を超えている(2022年10月31日現在)。

「肌カ.ル.テ」は、スキンケアやメイクのこだわりに関する全8つの質問の回答と、全15問のカウンセリングによって肌状態、悩み、使用アイテム、ライフスタイルをユーザーが確認することが可能。スマートフォンで顔写真を撮影すると、AIが肌状態を分析する。

オルビスが培ってきた美容理論に基づいた「ベース肌状態」「肌悩み」の2つの美容チャートにおいて、どちらも5段階評価で肌状態を表示。肌の分析結果に基づいたコースをユーザーに提案し、セレクトしたスキンケアコースに合わせたお手入れ方法とアドバイスを紹介している。

コースごとに専属のビューティクリエイターが監修したお手入れアドバイスを日々提供。コースごとに必要なハウツーを動画、記事コンテンツでも配信している。

石居 岳

読売巨人軍が導入するMLB採用のビジネスモデルとは/ピンゴルフジャパンがECサイトを開設【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

3 years ago
2022年11月25日~2022年12月1日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
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    2022/11/28
     
  5. 2023年は「旅行」「貯金」「外食」が人気! トレンド予測記事から自社の打ち手を考えよう【ネッ担まとめ】

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    2022/11/29
     
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    2022/11/30
     
  7. 顧客視点で見た中国EC市場の変遷&新潮流「ライブコマース」を攻略するポイントとは

    中国のEC市場は次のステージに入っています。顧客ニーズの考察、マーケット理解を常に行うことが、市場で生き残るカギになるでしょう

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  8. 山田養蜂場が景表法違反で措置命令を受けた背景に迫る。原因は「疑問の声あげにくい」トップダウン型の組織構造?

    山田養蜂場が景品表示法の措置命令を受けた。社内には広告表示に疑問を抱く者もいたが、声をあげずらい構造だったようだ。命令に至る背景には何があったのか、〈上〉〈中〉〈下〉の3本構成で解説【この記事は〈中〉】

    2022/11/30
     
  9. 相鉄グループがメタバースECに進出、XR技術活用の仮想空間上で店舗を開設

    XR(クロスリアリティ)技術を活用した仮想空間上のバーチャルショップ「SOTETSU GOODS STORE」を開設。雑貨や相鉄線のプラレール、「そうにゃん」のぬいぐるみなどを販売する

    2022/11/25
     
  10. 地域金融機関が広域連携型ECモール事業、めざすは「全国規模の巨大商圏」の構築

    地域金融機関連携の「輪」や地域金融機関ならではの「和」をかけ、地域をつなぐポータルサイトの意味を込めて「&WA」の名称でサービスを提供する

    2022/11/29
     

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

藤田遥

ギフティがギフト特化のフルフィルメントサービスを開始。景品調達から在庫保管・管理、発送までワンストップで提供

3 years ago

デジタルギフトサービス「eギフト」を手がけるギフティは11月25日、ギフトに特化したフルフィルメントの仕組みを本格的に提供開始した。Webアプリケーションとして、同社が手掛ける次のサービスの顧客に提供する。

  • 企業が取引先や顧客、従業員に対して感謝の気持ちを示すために贈るギフト「Corporate Gif(コーポレートギフト)」
  • 「eギフト」を活用した法人向けサービス「giftee for Business」
  • 「eギフト」生成システムを提供する「eGift System」
オープンロジと連携しギフトに特化したフルフィルメントサービスを構築、提供開始した
オープンロジと連携しギフトに特化したフルフィルメントサービスを構築、提供開始した

ギフトに特化したフルフィルメントの仕組みは、オープンロジとの連携によって構築した。ギフティは、物流フルフィルメントプラットフォーム「オープンロジ」を提供するオープンロジと2022年10月に業務提携契約を締結。協業を開始した。

ギフト特化のフルフィルメントを構築

ギフティは、自社で開発したギフトの保管・加工・発送を管理する機能と、外部の物流パートナーが有する各種ソリューションを連携し、ギフトに特化したフルフィルメントの仕組みを構築した。ギフトコンテンツとあわせて、「eギフト」ではない物理的なギフトを贈るときに必要な一連の物流サプライチェーンを顧客に提供する。

入出庫から発送まで、アプリで一元管理

ギフティが開発した、ギフトの保管・加工・発送を管理する機能は、外部の物流パートナーが提供する、ギフトを贈る際に発生する倉庫業務の各種管理システムと連携し、Webアプリケーション上で一元管理を実現するシステム。たとえば、入出庫、在庫保管・管理(倉庫スペースのレンタル含む)、加工、発送などがあげられる。

導入企業(クライアント企業)はギフトのフルフィルメントをWeb上で一元管理できる
導入企業(クライアント企業)はギフトのフルフィルメントをWeb上で一元管理できる

顧客は、Webアプリケーション上から、保管する商品の登録や入出庫の指示、ギフトへのロゴ入れや名入れ、メッセージカードの同梱、包装紙やのしなどの加工指示を行うことができる。

個別発送にも対応、発注企業の負担は軽減できる仕様に

発送は、一括発送の指示だけにとどまらず、発注企業の手間なく複数の宛先に個別発送することもできる(=個別発送機能)。

個別発送機能は、送付したURLにギフトの受取手がアクセスし、ギフトの贈り先を自ら登録する仕様。発注企業は個別の住所を入力・登録する手間が省ける。住所のわからない相手にもギフトを贈ることができ、受取手はサイズや色などを選択することも可能だ。

今後は、受取手が発送の希望日時を設定できる機能なども提供を予定している。

「個別発送機能」のユーザー画面。ギフトの受取手が自分の住所を入力する仕様だ
「個別発送機能」のユーザー画面。ギフトの受取手が自分の住所を入力する仕様だ

オープンロジは倉庫管理システムを新規開発

オープンロジはギフティとの連携に際して、ギフティが開発した保管・加工・発送を管理する機能に対応した倉庫管理システム(WMS)の新規開発、APIの提供を実施した。これにより、ギフトに特化したフルフィルメントの仕組みをシームレスに構築できたという。

ギフティはオープンロジとのパートナーシップを皮切りに、今後、さまざまな倉庫業務やギフトオプションに強みを持つ企業との連携を進めていく考え。ギフトに特化したフルフィルメントの拡張を図る。

「Corporate Gift」には先行して、ギフトに特化したフルフィルメントの仕組みを提供開始した。今後は「giftee for Business」サービスや「eGift System」サービスの顧客に対しても随時提供を開始する。

大量のギフトの保管、宛先1件ずつの入力――。法人がギフトを贈るときの煩雑な課題を解決

従来、企業が従業員にギフトを贈るときは、ギフトを発注すると一括で大量のギフトが企業のオフィスに納品され、自社のバックオフィスで適宜保管、管理する必要があった。

また、ロゴや名入れをギフトに施す、別々のブランドの商品を組み合わせる、メッセージカードを同梱する......といった個別のオーダーに対応できるギフトブランド(ギフト商品を販売する企業)は限られており、発注企業側のギフトニーズが充分に満たされていないという状況も多々見受けられたという。

さらに、各従業員の自宅に個別にギフトを配送する場合は、発注企業側で宛先を1件ずつ送り状に入力し配送する必要があった。

ギフティはギフトに特化したフルフィルメントサービスの提供を通じて、こうした企業の課題解決をサポートする考え。

高野 真維

「北欧、暮らしの道具店」公式YouTubeの再生回数が1億回突破。過去3年間で平均230%成長した秘訣とは

3 years ago

クラシコムは11月29日、北欧雑貨のECサイト「北欧、暮らしの道具店」YouTube公式チャンネルの総再生回数が1億回を突破したと発表した。

2019年からの過去3年間で、再生回数のCAGR(年平均成長率)は230%。動画による世界観構築、商品訴求のノウハウを生かした他社企業のマーケティング支援も堅調に推移しているという。

「巣ごもり需要」がチャンネル登録数増加の追い風

「北欧、暮らしの道具店」では、2018年4月のオリジナルドラマ「青葉家のテーブル」の公開を経て、YouTube公式チャンネルを本格的に運用開始。コロナ禍の「巣ごもり需要」を受けて、2020年の1年間でチャンネル登録者数は4倍に成長し、2022年3月に50万人を突破したという。

「北欧、暮らしの道具店」YouTube公式チャンネルのチャンネル登録者数推移
「北欧、暮らしの道具店」YouTube公式チャンネルのチャンネル登録者数推移

登録者数の増加に伴って再生回数も伸長。再生回数は2019年からの3年間で平均230%成長し、再生回数1億回を突破した。

再生回数は2019年からの3年間で平均230%成長した(※2019年から3年間の成長率算出において、2022年11月・12月の再生回数は想定数)

ユーチューバーや単発企画に頼らない“シリーズ展開”が奏功

チャンネル登録者数の成長の背景としては、単発の企画や特定のYouTuberを起用せずに、「オリジナルドラマ」「ドキュメンタリー」「Vlog(ブイログ)」などのカテゴリごとにシリーズ展開してきた。これにより、企画のクオリティが安定すると共に、次のエピソードを見るための登録が増えるという好循環を生み出したという。

LINE、メルマガ、公式アプリのプッシュ通知・ウィジェット通知など、「北欧、暮らしの道具店」アカウント数は560万アカウント(2022年7月末時点)を超える。クラシコムによると、こうしたエンゲージメントチャネルから誘導することで再生回数も安定して成長し続けているという。

顧客とのさまざまなエンゲージメントチャネルからYouTubeチャンネルの視聴を誘導している
顧客とのさまざまなエンゲージメントチャネルからYouTubeチャンネルの視聴を誘導している

ECの売上に貢献、商品の試着動画やイメージ動画の効果は着々と

これまでも人気のあったドキュメンタリーやドラマと並行して、YouTube公式チャンネルでは「北欧、暮らしの道具店」で展開している商品の試着動画やイメージ動画などを公開。2022年は「北欧、暮らしの道具店」の本サイトで展開するEC販売とのつながりを重視した。

この取り組みは、累計4万本超を販売しているシーズンボトムスや、3か月で約8000個を販売している回転スタンプなどの売上に貢献しているという。

月1ペースで企業コラボ動画を配信

「北欧、暮らしの道具店」の企業マーケティング支援「KURASHICOM BRAND SOLUTION (クラシコム ブランドソリューション)」では、2019年から動画の制作プラン「BRAND MOVIE」(ブランドムービー)を開始。動画による世界観構築と商品訴求のノウハウを生かしている。

現在は月に1回のペースで企業コラボの動画制作・配信を実施。YouTubeではこれまでに約40本の動画を公開した。

花王「エマール」とのコラボ動画は90万回再生

クラシコムは現在、ショート動画の可能性にも着目している。Instagramではリール動画を使って商品訴求する試みを行っている。

Instagramアカウントのリール投稿事例
Instagramアカウントのリール投稿事例

企業とのコラボレーションも好調だ。2022年10月に花王「エマール」との制作したリール動画は、3投稿で再生回数は約90万回となった。通常の「北欧、暮らしの道具店」のリール動画と比べても高い数値という。

ショート動画はスマホで撮影するなど身近さを演出。クラシコムは「次々にリコメンドされ手軽に見ることができる特性と合わさり、他のコンテンツよりもさらにネイティブ投稿と企業コラボレーションの境目なく、視聴者に受け入れやすいのではないか」と考えている。

花王「エマール」×「北欧、暮らしの道具店」リール投稿
花王「エマール」×「北欧、暮らしの道具店」リール投稿

「北欧、暮らしの道具店」YouTubeチャンネル 概要

  • 開設:2011年10月
  • 登録者数:54万2000人
  • 公開動画数:約370本(週に2本程度の配信)
高野 真維

YouTubeのCM人気ランキングベスト10<2022年12月版>

3 years ago

「YouTubeで気になる動画を見るはずが、気づいたらコマーシャル動画をしっかり見てしまった。」

そんな経験はありませんか?そんな魅力あふれるYouTube動画広告を再生回数順に、ランキング形式で紹介していきます。動画制作・映像制作を検討中の方は、ネタのひとつとしてもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。(2022年12月1日時点)

第10位UCC CM 見つけた篇

出典:UCC上島珈琲 公式チャンネル

俳優の星野源さんが出演する、UCCのCMです。ゴールドスペシャルプレミアムを飲み、「見つけた」と微笑みます。最後に「誕生。UCCゴールドスペシャルプレミアム」と締めています。

第9位スキンモイスチャー3Dマスク CM 大人の新習慣篇

出典:uno(ウーノ)

俳優の窪田正孝さん、高杉真宙さんが出演する、uno(ウーノ)のCMです。プレゼンとデートの前日にスキンモイスチャー3Dマスクを使っています。気合を入れたい日に使うマスクとして描かれています。

第8位ワンピースカードゲーム CM のめりこむ頂上決戦篇 30秒版

出典:【公式】ONE PIECEカードゲーム チャンネル

女優の橋本環奈さんが出演する、ワンピースカードゲームのCMです。橋本環奈さんと相手の女性で楽しそうにカードゲームを行っています。背景で原作漫画を動かし、興味を惹く見せ方になっています。

第7位ポッキー CM 友人をさそおう篇 30秒版

出典:Glico Japan江崎グリコ 公式

女優の有村架純さんと佐久間由衣さんが出演するポッキーのCMです。「いつか誘おうを、今日誘おう。ポッキー持って」というテーマで有村架純さんが「会いたい」友人(佐久間由衣さん)とポッキーを食べながら語っています。

第6位レグザ CM レグザの化身 FIFAワールドカップカタール2022篇

出典:レグザ

俳優の小栗旬さんが出演するレグザのCMです。「ありのままを再現するため、ありのままを想像する。その名はレグザ」と小栗旬さんが登場します。テレビよりリアルに見える「レグザ」の魅力を語っています。

第5位極潤 CM うるおいそのもの篇

出典:ロート製薬公式チャンネル

女優の橋本環奈さんが出演する極潤のCMです。肌の潤いや極潤のテクスチャー感を細かく表現しています。

第4位ヒートテックインナー CM 22FW 冬こそ外へ篇 30秒版

出典:UNIQLO ユニクロ

女優の綾瀬はるかさんが出演する、ユニクロのCMです。ヒートテックを着て外に出る人々を映して「冬こそ外へ」と伝えています。

第3位ユニクロ CM 22FW ちょっと遠くへ篇 30秒版

出典:UNIQLO ユニクロ

女優の綾瀬はるかさんが出演するユニクロのCMです。仕事への出勤途中で滝のある場所へ行っています。寒くなるとかばんに入っているウルトラライトダウンを羽織って仕事をします。

第2位 ユニクロ スフレヤーン CM 試着してみたら篇 30秒版

出典:UNIQLO ユニクロ

女優の綾瀬はるかさんと桑田佳祐さんの妻の原由子さんが出演するCMです。チクチクしないセーター「スフレヤーン」の言葉を覚えやすいようにコミカルな表現をしています。

第1位ドコモビジネス CM 総論篇 30秒版

出典:ドコモビジネス | NTTコミュニケーションズ

俳優の賀来賢人さんが出演するドコモのCMです。「ビジネスは選択の連続だ」と語り、「悩むあなたに私たちとしてはこう言う」「どっちもだ」と締めます。「最後までやり抜くパートナー ドコモビジネス」というメッセージを伝えているCMです。

今月の一言

12月のYouTube CM人気ランキングベスト10いかがでしたでしょうか?気になるCMはありましたか?11月と比べて新しいCMも入ってきましたが、上位は冬の装いとしてユニクロが多く再生されていますね。

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