American Freightの売り上げの多くが実店舗です。その背景には、ECサイトの影響があげられます。消費者は電化製品やソファなど、大きな商品を購入する前に、オンラインで商品を確認する傾向にあるからです。
ECサイトで商品をチェックしてから店舗で買い物する顧客が増えている
American Freightのラウリ・ジョッフェ氏(チーフマーケティングオフィサー)は、米国のEC専門誌『Digital Conmerce360』の取材で次のように話しています。
American FreightはECサイトでの買い物体験の改善を進めており、一部のお客さまに対しては、ECでの購入を後押しするためにいくつかの施策を講じています。(ジョッフェ氏)
American Freighが買い物体験の改善で実行している施策の1つに、チェックアウト(顧客の決済フロー)の改善があります。そして、採用している戦略がビジネス全体のコンバージョン率の改善につながっているのです。たとえば、オンライン上でカゴ落ちした顧客が、その後実店舗で商品を購入するといったケースです。
American FreightのECサイトでは、購入者のうち約60%が、ゲスト状態でのチェックアウトで買い物しています。たとえ小売事業者が、アカウント登録されないことで今後の購入を促すための顧客情報が得られないとしても、お客さまが望む方法でチェックアウトできるようにすることが望ましいと言えます。(ジョッフェ氏)
支払い手法を多くそろえる
American Freightは、チェックアウトページに「PayPal」「ショッピングローン」「クレジットカード」「Google Pay」「Apple Pay」など、利用可能な支払い方法をドロップダウンで選択できるようにしています。
ペット向けサプリメントのECサイト「Vetz Petz(ベッツ・ペッツ)」を運営するV and Pは、ペット向けサプリECで成長を遂げている有力企業の1社。自社ECサイトによる直販のほか、BtoB(8000軒以上の取扱動物病院への販売など)を通じたBtoC(消費者向け販売)で、主力商品「アンチノール プラス」などをペットオーナーに向けて販売している。
このビジネスモデルを支えているのがECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」、DEGICA(デジカ)が提供する決済システムが「KOMOJU(コモジュ)」。V and Pの成長を支えるビジネスモデルから、「Shopify」「KOMOJU」「KOMOJU」を用いたECサイト運用などを解説した本資料は、無料でダウンロードできる。
8000軒以上の動物病院が推奨・使用するペット用サプリメントの「アンチノール プラス」。V and Pのビジネスモデルでは、動物病院を通じた商品提供が顧客との最初のタッチポイントとなる。
ECというビジネスは、1つの内的要因・外的要因により「売れて」しまう商売なので、どうしても「売れるときに売りまくる」に偏りがちです。もちろん、チャンスをつかみきるのは悪いことではないですが、等身大の注文数でないと、お客さまからの信頼を失いかねないため注意が必要です。