急増するGAのリファラースパムを撃退! スパム業者の手口とは?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/04/21/22650
・2015年から急増している「リファラースパム」とは?
・リファラースパムは「ホスト名」で判別できる
・リファラースパムの退治方法
・リファラースパムの実態はデータの「偽装送信」
・今後考えられるスパムとその対策
といった話
Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『非ニュースサイトがAMP対応する価値はあるのか? →十分にある模様』、『2015年にグーグルがウェブスパム相手に実行した手動対策は430万件』、『noindexページは解除しても元の順位にすぐには回復できないらしい』など10記事+4記事。
- AMPはニュースサイト向け……そんなこと全然ない!【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -
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今年なにかと話題が増えているVR(ヴァーチャル・リアリティ)。1990年代初頭の登場から四半世紀近くを経て、ついに一般的な生活のなかに入り込めるようなデバイスやコンテンツが多数あらわれてきたことが、今回のもりあがりの背景にあります。TrendForceによるとVR市場はハードとソフトの合計で2016年には10億ドル近い市場となり、2020年には70億ドル市場(15年12月,TECHTIMES)に成長すると予測されています。

そこにあるはずのないものを、さながら本物であるかのように再現し体感させるテクノロジーであるVR。そもそも日本は、すでに20年以上の伝統をもつような学生対抗のVRコンテスト(IVRC)が毎年開催され、学生レベルでもさまざまに想像力と技術力を競い合いながらテクノロジーやコンテンツに磨きをかけているVR先進国です。
その日本国内でも「普及元年」と噂されるVRが、いま、より一般的なところでどのように用いられているか、特にマーケティング領域での活用を意識しつつレポートします。

多くの人が「なんとなくどんなものか」は知っているVRですが、その真価はやはり体験しないとわかりません。さきほど挙げたような市場成長の予測も、一度VRを体験した人々が、二度三度とその体験を求めるような状況がなければ成り立ちえません。その点で、多くの人が「はじめてのVR体験」をできる場所が、今年一気に増えてきた観があります。
東京お台場のダイバーシティに10月までの予定で設置された「VR ZONE Project iCan」や、タレントおのののかさんの動画が話題となった「スカイサーカス サンシャイン60展望台」(東京・池袋)などは、専用の大型機材を視覚体験と連動させることでよりリアルにこれまでになかったような感覚を体感できるVR体験施設です。
それから先ごろGalaxyブランドとの協業を発表した横浜DeNAベイスターズの本拠地横浜スタジアムでも、あくまでも視覚体験として「いままでにないスポーツの見方」をもたらすものとして「VR体験」ができるスポットが設置されました。特徴的なのは、ここまでに挙げたようなメジャーな観光スポットだけでなく、インターネットカフェでもVRが楽しめるような動きが生まれてきていることです。インターネットカフェでマンガや動画を楽しむように、VRならではのコンテンツも楽しめる。ここから広がるVR体験者のすそ野は、非常に広いのではないでしょうか。
ここまでは、自宅外のどこかで楽しむVR体験についてまとめました。しかし、今のVRのすごいところは、以前に比べると相当安価なデバイスによって自宅でもその体験を楽しめるところではないでしょうか。あくまでもゴーグルのように装着し目に見える世界を仮想現実にするヘッドマウントディスプレイではありますが、それでも高度なVR体験は可能です。事実さきほど挙げた体験スポットでも用いられているようなデバイスもあります。
比較的入手しやすいものですと、ベイスターズとの協業をすでに述べたGalaxyのGearVR。こちらGalaxyのスマホがないと使えませんが、GearVR単体での価格は1万円台です。また今年10月発売とされているSONYのPlaystationVRは4万円台のようです。これら以外にも、サンシャインシティの体験スポットで用いられているHTC ViveやOculusRiftなど(どちらも10万円程度ではありますが)、さまざまなデバイスが登場してきています。
もちろん安価なデバイスが増えてきたのは、VRを体験するための機器だけではありません。VR動画を制作するためのツールもさまざま出そろってきています。実写で360度パノラマ動画を撮影するための機器として有名なのはRICOHのTHETA SやKODAKのPIXPRO SP360などがあります。3DCGをVR用動画にするためのソフトウエアも数多くあります。マーケティングの一環としてVRを使うための制作環境も整ってきたといえるでしょう。

また単に撮影・制作するだけでなく、それを配信していくための様々な仕組みも登場しています。お金のかかる配信システムだけでなく、Youtubeなどのプラットフォーマーも諸々制約はありますが、そのためのシステムを提供しはじめています。特にYoutubeはこの4月に、360度のライブストリーミングにも対応していくことを発表しました。
このように、一気に普及期の入り口にたどり着いた観のあるVRですが、コンテンツのデータ量が非常に重い、長尺のコンテンツを作るのは相当大変、などの難点があるのも確かです。
特に、「ターゲットとなる誰かになんらかのメッセージを届ける」というマーケティングコミュニケーションの観点でいうと、映像世界そのもののもつインパクト、臨場感や没入感にかまけてしまい、本来伝えるべきメッセージや狙いがぼやけかねないリスクもあります。特にゲームやアニメなどのハイクオリティなエンターテインメント映像コンテンツのプレイヤーが多数市場に参入してきている現状においては、マーケティング目的の企業やブランドが体験者を単に「びっくりさせる」ようなコンテンツを作ることにはおそらくほとんど意味がありません。
そのような、飛躍的にクオリティを上げつつあるコンテンツ環境の中で、埋もれない、意味のある、コンテンツを開発するには、VRのインパクトを活かしつつ、マーケティング本来の目的を見失わない戦略設計が必要になってくると思われます。
いかにそのような戦略設計のできるコンテンツ開発パートナーを見つけるか。それが、マーケティング担当者がVRを活用するために、最初に必要となるスキルなのではないでしょうか。
松崎充克
株式会社インテグレート ストラテジックデザインラボ プランニングディレクター
外資系広告会社、国内大手広告会社、ブランドコンサルティング会社を経由し現職。
グローバル巨大企業のコーポレートブランディングからローカルな通販企業のダイレクトマーケティングまで、多種多様なクライアントの幅広い領域のマーケティングコミュニケーション業務を経験。データから読み解く人間行動と、ターゲットインサイトに刺さるテクノロジー活用、それらの統合として戦略的なデザインワークの実践が直近のテーマ。
株式会社インテグレート:http://www.itgr.co.jp/
*Google I/Oの”AMPについての新情報”の紹介記事もあります。
Googleは現在よりも速くコンテンツを発見することができるのだろうか?Googleは可能だと考えているようだ。それを目的とした、リアルタイム・インデキシングAPIのベータ版をテストしている。
*リンク先は英語となります。
Google I/Oにて、検索とモバイルコンテンツのエコシステムと銘打たれたセッション内で、リチャード・ギングラス氏が、Googleはリアルタイム・インデキシングAPIをテストしていると述べた。このAPIの目的は、信頼されたパブリッシャーが、そのパブリッシャーのコンテンツを直ちにGoogleへ送信する手段を手にすることだ。その結果、Googleはコンテンツを発見するために、遅延が発生しないことになる。
そして、Googleは検索者に対し、直ちにそのコンテンツを提供することができる。リアルタイムで、遅延は発生しない。
下記にリチャード・ギングラス氏の発表時のスライド写真を掲載する。
Googleは、ここ数か月で、ベータ版のリリースをさらに拡大する予定らしい。しかし、それまでの間は、この新しいAPIについての新たな情報を我々が耳にすることはないだろう。Googleはライブ・カルーセル(注:1)という機能を実装しており、これは、ライブ配信を可能とするものだ。しかし、今回のAPIは、この機能とは別のものであるようだ。
注1:ライブ・カルーセルについては、SEO Japanの下記の記事をご参照ください。
「Googleが”ライブ”ラベルをライブブログの配信者用に表示することを開始。」
下記に、このAPIを使用したリアルタイムの検索結果がイメージ写真を載せておく。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google beta testing a real-time indexing API」を翻訳した内容です。
*Google I/Oの”リアルタイムインデックス”の紹介記事もあります。
AMPは成長し、拡大している。この記事では、Google I/Oにて、Googleのリチャード・ギングラス氏が発表した、AMPについての新情報をいくつか記載する。
*リンク先は英語となります。
検索とモバイルコンテンツのエコシステムと銘打たれたセッションにて、Googleのリチャード・ギングラス氏がAMP(Accelerated Mobile Pages)についての新しい情報をいくつか伝えている。
リチャード・ギングラス氏が発表した内容によると、GoogleはWeb全体で、64万の異なるドメインから、1億2千5百万を超えるドキュメントをインデックスしているようだ。下記は、ジェフ・ジェイブス氏が撮影したスライド写真だ。
リチャード氏は、AMPがまもなく登場する新しいiOSとAndroidの検索アプリへ対応すると発表している。下記はその説明に使用されたスライドの写真だ。
さらに、AMPに対応したレシピ系のページへも、対象を拡大することを発表している。下記は、彼のスライドから引用した写真だ。
検索結果画面は下記のようになる。
AMP対応のページは下記の通りだ。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google AMP has reached 125 million documents & is expanding to apps & recipe pages」を翻訳した内容です。

EC価格情報サイトを運営するオークファンは5月19日、インドなどでEC価格情報を保有するDataWeave Private Ltdとデータ連携を開始した。10億商品以上の世界各国のEC価格情報を、オークファンの法人顧客に提供することが可能となる。
DataWeaveはインド・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイ・アメリカ・ベトナムなどの国のEC価格情報を分析するツール「Price weave」を展開。世界的な ECマーケットプレイスやメーカーに導入している。
オークファンはDataWeaveとの連携で、個人事業や中小企業は「オークファン PRO」に海外データを追加することで、国際的な輸出入の促進、幅広い商材の個人貿易が可能になる。
大手企業向けには、グローバルに展開する化粧品、家電、アパレルなどのメーカーや小売業、今後海外でEC事業を開始したい顧客にデータを提供。EC事業の立ち上げ支援やマーケティング支援していく。オークファンとDataWeaveのデータを掛け合わせることで、北米やASEANのEC上での同一商品の価格情報全体やトレンドを比較分析することができるようになる。
今後、オークファンの持つ機械学習のノウハウを生かし、DataWeaveのデータのマイニングを進める。マーケティングオートメーションにおける新たな知見を蓄積することもめざすという。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:オークファンが印DataWeaveとデータ連携、海外のEC価格情報を提供
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2015年の流通総額が4850億ドルとなり、米国のウォルマートの売上高を抜き「世界最大の流通企業」となったアリババグループ。CEOであるDaniel Zhang氏が来日し、日本企業に向けて中国向け越境EC市場への参入を促すメッセージを打ち出した。世界最大のEC、流通企業のトップが日本企業に期待することとは。日本企業に向けたメッセージの全文を紹介。
1999年の会社設立から、アリババは今年で17年目に入った。直近の1年間で素晴らしいマイルストーンを得ることができた。アリババグループのEC規模は3兆人民元を突破(3兆920億元)し、これは5000億米ドルに匹敵する規模。つまり、世界最大の流通・EC企業に成長した。
この成長の背景には、中国に多くの消費者がいることがあげられる。数億人の中国人がWebサイトに訪問できるようになったし、世界各国に商品を届けることができるようになった。これは素晴らしいチャンスだ。
中国の経済において消費は内需型にシフトしてきているものの、中国人の購買力は“爆買い”行動からもおわかりの通り。クオリティの高い商品へのニーズが増えている。
中国人は日本で買い物をするだけではなく、「天猫(Tモール)」でも日本製品を買っている。世界最大のプラットフォームを通じ、数億人もいる中国の消費者が日本製品へアクセスできるようにしたい。
そのためにも、(「Tmallグローバル」出店者などは)ブランドの認識度を高めてもらいたい。アリババグループは、アリババグループが運営する「天猫(Tmall)」「天猫国際(Tmall Global)」などを通じて、メーカー企業などが商品を販売できる「出品」支援サービス「Japan MD Center」(詳しくはこちら)を開始した。アリババグループが「Japan MD Center」を利用する企業に提供する消費者のデータをもとに、次の商品開発にいかしてもらいたい。

オンラインでの購買データは、プラットフォーム上に蓄積している。ニーズをいち早くキャッチし、消費者インサイト情報を日本企業に提供するので、中国人にニーズにあった商品を開発してもらいたい。
「Tモール」は素晴らしい。「シングルデー」のイベントはよくご存知だと思うが、「11月11日」は世界の一大イベントになった。1日間の流通額は素晴らしいもの(2015年は日本円ベースで1.8兆円)であり、中国の消費力を物語っている。すでに、その規模は米国のサイバーマンデーを超えた。
こうした中国市場に参入できるチャンスはすべての企業にある。今後5年間、重点戦略として越境ECを拡大していきたい。
グローバル化が進む中、やらなければならないのは中国の消費者ニーズに対応し、中国人に適した商品を投入することだ。企業は中国のマーケットでさまざまな販売チャネルを構築できるようになった。
その一方で、進出していない、または、販売チームをまだ構築できていないという会社もある。こうした企業のために、日本から越境ECの形で商品を中国に紹介して販売。そして、コスト削減に貢献できるグローバルECを提供していく。
ECはいずれ世界をつなぐ1つのマーケットになる。
アリババグループは4月にシンガポール最大級のEC企業Lazada(ラザダ)を買収。東南アジアにも進出していく(インドでは現地最大のECサイトであるスナップディールにも出資している)。多くの日本企業のために、中国進出だけでなく、東南アジア・インドへの進出チャネルも作っていく。

東南アジアには5億人以上の消費者がいる。消費も拡大していくマーケットである。ECも急成長しているので、アリババグループはグローバル展開のための支援を行っていく。
「Japan MD Center」を設立する理由の1つが、日本のマーケットに奉仕すること。中国のマーケットを理解してもらい、最新データを得て販売計画を立ててもらいたいと考えているので、そのサポートをしていく。日本企業には中国でより多くのチャンスを得てもらいたい。今日はあくまでその第一歩。
私はこの世の中に、実現できないサービスはないと思っている。実現できないビジネスはないし、それは世界のマーケットにおいても同様だ。
アリババグループはより簡単にグローバルでビジネスができるように、多くの企業がチャンスをつかめるようにその環境を作っていく。こう信じていることをシェアしたい。
アリババグループは変化をいち早くキャッチして対応していく。このビックデータの時代において、いち早く変化をキャッチし、未知数に対して成果を勝ち取っていく。
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オリジナル記事:アリババグループCEOが語る日本企業への期待 「中国向けECでチャンスをつかめ」
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ECへのシフトを加速させる老舗カタログ通販のディノス・セシール。ネット通販の推進を担当するCECO(Chief e-Commerce Officer)を新設し、“ECのスペシャリスト”を外部から登用した。年商1000億円を超える老舗通販企業にとっては“超”異例の人事。カタログ・テレビを主体とした通販企業はどう生まれ変わるのか? 人事などを担当する吉田美佐雄取締役に話を聞いてみた。
ECサイトは当初、コールセンター費用や、カタログの印刷費・発送費などのコストセーブ的な視点で捉えられていた。その後、カタログやテレビ媒体の売り場を補うなど、どちらにしろ“補完的”な役割に終始してきたと言え、ビジネスモデルの変化が激しい激動の時代の中、EC化に遅れをとってしまったという認識がある。
主にマーチャンダイジング部門など、ディノス・セシール(ディノス時代含め)で現場も経験した吉田取締役の目には、EC化の遅れの原因がこう映る。
ディノス・セシールの事業をけん引するのは、カタログ通販・テレビ通販という2大メディア。カタログは“面積”、テレビは“時間”という、限られた“枠”のなかで規模を拡大してきたものの、消費多様化の波が従来のビジネスモデルを揺るがしている。
ただ、こうした外部環境の変化に黙って指をくわえていたわけではない。経営陣はもちろん、現場レベルでも危機感を募らせていた。

Webシフトができれば、一般的にコスト削減が進み利益が残るという理屈は頭では理解していたものの、単にネットに商品を掲載しただけでは、カタログ通販やテレビ通販ほど売り上げ規模をとることはできなかった。そうした経験を踏まえ、“ネットはカタログやテレビの補完ではなく、独立したメディアとして戦略を展開する必要がある”ということになるのだが、当社はカタログやテレビ中心でずっと事業を継続してきたので、意識と行動の転換が簡単ではなく、本格的に着手できなかった。
チャネルごとにネット専門の人材を置き、カタログ通販とテレビ通販という媒体ごとにEC化を進める構想もあったが、なかなか結果にはつながらなかった。
極端な例をあげれば、100億円規模のテレビ通販事業では、1回の放映で億単位を売り上げることもあるが、Webではそのような売り上げは見込みにくい。結局、ある程度の売り上げ規模を得ることができるメディアにリソースを割く……こうした状況が続いた。
業務フローの問題もあった。カタログやテレビでは数か月前から企画を進めるのがディノス・セシールでは一般的。この業務フローが慣習化されていたため、PDCAをスピーディーに回して成果を上げていく、Web独自のスピード感とはかけ離れてしまう状況にあった。
これらを踏まえ、ECを独立した販売チャネルとして展開するには、まずは人材の獲得が急務と決断。「根気よくWeb人材の教育をするのには時間がかかり、それができた頃には競合はさらに先を行ってしまう。短期間に事業を回していく仕組みが必要だと感じた」(吉田取締役)。
そこでディノス・セシールが採った策が、“ECのスペシャリスト”を採用することだった。
ディノス・セシールはWebを疎かにしていたわけではない。Web人材については現場での必要性に応じ、単発的に採用を実施してきた。ただ、「そういった意味では、会社として将来の成長軸としてのWebの姿を描いた上での人材計画を立て切れていなかった」。吉田取締役はこう振り返る。
今回、年商100億円規模のマガシークのマーケティング責任者を経て、製菓材料などの通販を手がけるタイセイのEC(cotta/コッタ)運営子会社・TUKURU(ツクル)の代表取締役社長などを歴任した石川森生氏を招聘(しょうへい)。そして、
といった、石川氏がこれまでECに携わってきた中で気心の知れた“チーム石川”を一気に採用した。
今までチームごと受け入れるといった発想はなかった。ただ、EC化を推進するためには、構造をガラリと変える必要がある。売り場(ECサイト)の作り方、さらに事業構造を変えていくことで、消費者の具体的なニーズに即したマーケティングを、部門横断的にWebでやっていくことができるようになる。
吉田取締役がまず期待しているのが、「大規模なECサイトを運営するよりも、エッジの効いた専門サイトなどを立ち上げていき、1つひとつは規模が小さくてもその数を増やすことでEC全体を大きくする」という戦略。
ディノス・セシールでは現在、「ディノス」「セシール」の主に2サイトを運営している。これらに加え、今後は専門分野ごとにECサイトを立ち上げ、特化型サイトを複数運営していく方針を掲げる。
こうした事業戦略を採るのには、次のようなことを早期に実現するため。
特化型ECサイトを複数運営していく理由
吉田取締役はこう言う。
人のぬくもりが伝わる販売方法は、EC専業の方が長けている。どうやったらECサイトを見てもらえるのか、どうすればお客さまとの関係性を強化できるのか――EC専業の人はそれを理解している。カタログやテレビの頭だと、“売りたい”という気持ちがどうしても先に出てきてしまう。

石川氏の参画後、「現場は刺激を受けて、盛り上がっている」(吉田取締役)という。それはなぜか?
これまでのWebはカタログやテレビの「受注ツール」といった位置付けであった。あるチャネルでの予算達成のために、ECサイトで追加の突貫的な企画特集を行う、といったことがカタログ・テレビの受注ツール以外で活用されていたが、どちらも“補完的”だ。
だが、“チーム石川”はあくまで中心はカタログやテレビであるという認識のもと、各チャネルの担当者がマーチャンダイジングした商品を活用しながら、Webというアプローチ方法で新しい需要を発掘する方針を採る。
つまり、ECを担当する部署ではあるものの、“チーム石川”はカタログ部門やテレビ部門を横断的に動き、全体最適に導く役割を担う。
石川氏は「自分たちのチームは商品がない。だから他部署から拝借するというイメージ。カタログやテレビの部門の人たちが開発・開拓した商品を、Webならではの切り口でアプローチしていく」と説明する。
こうした取り組みに関し、「社内からの反応もよく、当社のECが大きく変わっていくのでは…といった期待も感じられる」(吉田取締役)。そして吉田取締役はこうも付け加える。「これまでとは各チャネルの捉え方が変わるかもしれない。商品によってそれぞれ使い分けたり組み合わせたりもできるようになるので、新たなビジネス展開も期待できる」。
外部からの人材によってディノス・セシールに吹いた新たな風。吉田氏は異例とも言える“チームごとの採用”のメリットをこう説明する。
通販ビジネスの半分はネット・スマホに移行してきている。そのために、技術進歩などを含めて、ユーザーがより使いやすく、楽しいと思えるチャネル作りは、これからもずっと取り組むべきゴールの無い課題だと思う。それを含め、今回のチームでさまざまな新しいことに挑戦していくというのはとても重要であるし、おもしろいことだ。当社のような、カタログやテレビといったチャネルが主軸であり、社内で役割が細分化されたさまざまな組織が存在する企業は、EC化に本腰を入れるために“抜本的に何かを変える”ことも必要なのだと思う。
ディノス・セシールは外部スタッフの招聘(しょうへい)を起爆剤として、ECサイトを“抜本的に変える”ことをめざし、EC化への体制を飛躍的に推進させようとチャレンジする。
吉田取締役はこう言う。
当社が期待するEC人材のイメージとしては、今の当社の商品やそれ以外でも、ある分野に特化したユニークな売り場作りができ、さらにそこがお客さまとの関係性を深める場ともなるような“店”として展開できる人がいいと思っている。理想を言えばさまざまな分野に長けた、いわば“オールマイティー”な人がいい。そして何より当社は小売業なので、“商売人”としての感覚を持っている人であって欲しい。ECの人材は今後も積極的に採用していきたい。

【関連リンク】
ディノス・セシールの採用サイト
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オリジナル記事:EC化を阻む「チャネル」「組織」「人」の壁、ディノス・セシールは課題をどう解決するのか
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タカラトミーのEC売上が3年連続で倍増と絶好調です。社内販売をECサイトで行うことで他部署の社員にECを啓蒙するなど、ユニークな取り組みを数多くされています。



EC業界人は自身のスキルの賞味期限が切れる前に、何かしら味付けを

LINEビジネスコネクトを活用した初の会員証機能を開発、イーグルリテイリング
日本のEC企業は注目! 2016年に爆発しそうな中国向け越境ECモール5選

手間をかけずに売上UPとリピート客を獲得! 16万点も扱うECサイトの効率的な広告運用法

健康コーポレーションが持ち株会社制に移行、商号も変更し「RIZAPグループ」に
商品を見ただけで適切な仕入数がわかる「センス」を身につけよう

年間7億件の再配達を解消せよ! ヤマトがオープン型宅配ロッカーを提供開始【ネッ担まとめ】
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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オリジナル記事:タカラトミーのECが好調/楽天2016年1~3月期連結業績は12.5%増 | 週間人気記事ランキング
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日本郵便は5月19日、楽天と連携し、「楽天市場」で購入された商品を全国のファミリーマートで受け取れるサービスを開始した。
すでに日本郵便と楽天は、ローソン、ミニストップで受け取れるサービスを展開。ファミリーマートを加えることで、全国2万5300店舗のコンビニエンスストアで「楽天市場」の商品が受取可能となる。
商品購入時に配送方法を選択する際、商品を受け取りたいファミリーマート店舗を選択すると、指定したファミリーマート店舗に商品が到着。その後、店舗での受け取りに必要な「お問い合わせ番号」と「認証番号」が購入者にメールで通知される。
購入者はファミリーマート店舗に設置されている「Fami ポート」に、「お問い合わせ番号」と「認証番号」を入力し、発券された「Fami ポート引換券」をレジに提示すると商品を受け取れる仕組み。
ファミリーマートで受け取りに対応するのは、「楽天市場」に出店する店舗の中で、日本郵便の配送サービスを利用し、コンビニ受取サービスを使用している店舗。2016年4月時点で楽天市場店舗約4万4000店舗のうち1100店舗。
日本郵便は今回の取り組みで、多くの出店者にコンビニ受取サービスの導入促進を図っていくとしている。
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オリジナル記事:日本郵便が楽天と連携、ファミリーマートでの受け取りに対応
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Googleは、モバイル検索にリッチカード (Rich Cards)を導入した。リッチカードとは、リッチスニペットを発展させたもので、より”ビジュアル”な検索結果を提供する。まずは、レシピと動画を対象に米Googleで提供開始。
- Google、リッチスニペットよりもさらにビジュアルな”リッチカード”をモバイル検索に導入 -
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YouTubeの動画を再生しようとすると出てくるコマーシャル。気になる動画を見るはずが、コマーシャル動画をしっかり見てしまった。そんな経験はありませんか?
そんな魅力あふれるコマーシャルを再生数順に、ランキング形式で紹介していきます。
※ BREAKER社協力の元、「Tubular」というYouTube解析ツールで4/25 – 5/8の間、算出したものです。
CMの流れは、アニメーション+実写の組み合わせ。そのため、顔部分以外をグリーンの服で撮影しております。かわいらしい表情をCMで使う裏でこんな光景が存在しているのですね。
CM撮影の裏側が気になっていたのは私だけじゃないみたいです。
レオパレス21のCM。「夢中で頑張る君にエールを」でお馴染みのCMソング。メイキングもついています。一人暮らしを始める青春1ページを切り取った作りとなっております。
可愛らしい演技とテンポが良く、勢いのあるCMとなっております。
ソフトバンクのお父さんシリーズ。ギガが登場してから元々立場の弱かったお父さんがどんどん追いやられています。お父さんシリーズは2007年から始まったCMとしては長期シリーズ物。初代お父さんはカイ君、今は二代目の海斗くんにバトンタッチしたようです。お父さんの世代交代があったとは、全然気づきませんでした。
思春期の少年が描く淡い恋。学校でアイドルと恋人関係になる、そんな夢の詰まったゲームのCM。「本気で恋するスマホゲーム」のキャッチフレーズが直球でわかりやすいのもポイント。学生時代にときめきそうなシチュエーションが目白押し!
乃木坂ファンはもちろん、乃木坂ファンじゃない人も気になってしまうインパクトのある作りとなっています。
自然豊かな場所で飲む冷たい水は間違いなく美味しい。そんな中でも、計算してではなく、思わずでた「あっ!」と言ってしまう水。それはもう気になります。キーワードになる7つの健康素材にはCMでは触れ無い所がミソ。いったい何が入っているのだろう…?そう思わせる多くは語らない系のCMです。
このCMを見た人は、え?え?と困惑して始まり笑いに終わる見事な作り。多くの人が知るT.M.Rの名曲「HOT LIMIT」に違和感の塊とも言えるCG再現。何だろうと思って覗き見ると映し出される「生足魅惑のマーメイド!」そりゃ“漁師も思ってたのと違う“と突っ込みたくなると言う物。技ありのCMです。
世界の様々な場所で起きている社会問題を凝縮したCM。平和な日本から視点が伸びていき、それぞれの地域の問題を拾っていくとても30秒とは思えないボリュームのCMとなっています。カメラの表現も独特で、日本の画像からズームするような表現方法のインパクトが大きいです。
こちらはシリーズ物でランクイン。プロデュース編やメンズに夢中編などいくつかのバージョンが上がっており、再生数も似ています。このことから何となくCMを再生したのではなく、意図的に見ていたのがよく分かる結果です。男女関係なくアイドルを追いかけるのは今も昔も変わりません。
ゲーム動画ランキングでも登場したタイトル『アンチャーテッド』のTV版CM。同じタイトルで15秒バージョンも大人気でした。映像の真ん中に白文字で「これはゲームのプレイ画面です。」と書かれているのが印象的。
ゲームだけに分類されず、色んなCMを含めたランキングの中でもノミネートされたことから、世間の注目の高さが伺えます。ムービーシーンだけ力を入れるゲームは、今まで多々ありました。しかしプレイ画面でこちらのクオリティの高さは驚きです。
犬の出演するCMが人気の中、フレンチブルドックの「めちゃ犬」の登場するMCです。目の前でいちゃつくカップルを眺め、慌てて目をそらす可愛らしい演技。動物の表情豊かなCMは見ているだけでも和みます。
また、日常でよくある気まずさから目をそらし、携帯を操作するという自然な動作を犬がすることでより親近感がわきます。
ランキングの入れ替わりが激しいCM動画ですが、今回のランキングを見ても、いくつかの特徴があるように思います。
まず一つの特徴は「シリーズ物」です。シリーズ物は元々ある知名度を武器に、初速を上げることが出来るため、人気になりやすいです。ソフトバンク、レオパレス、めちゃコミックなどがそれに当たりますね。
次の特徴として「動物モノ」が挙げられます。理由は言わずもがなですが、可愛くて癒やされるからです。ソフトバンクの「お父さん」や、「めちゃ犬」がそれに当たります。
次の特徴としては「アイドルもの」です。HKTや乃木恋、あとアイドルではありませんが、広瀬すずもこれに分類していいかもしれません。これらが人気なのは、元々いるアイドルファンがYouTubeで検索したところからの流入で見られていることが予測できます。
最後に紹介する特徴は、アプリやゲーム系CMです。乃木恋、アンスタ、アンチャーテッド、めちゃコミックなどがそれです。これらが人気なのは、これらのCMを投下している広告主がオンライン・マーケティングに積極的で、ネット上でCMが再生されるノウハウを持ち、ネットメディアにどんどん予算投下しているからでしょう。
これまでYouTube上で人気のCMランキングを見てきました。動画広告市場がこれから成長することが見込まれる中、どんなCMが人気となっているのか、メディア業界関係者の皆さんにおかれましては、参考にしていただければ幸いです。
(文=柳内 啓司)
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