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Googleがリアルタイム・インデキシングAPI(Real-Time Indexing API)のベータ版をテスト中。

9 years 10ヶ月 ago
Google I/Oの速報記事です。先ほど、AMPについての新情報の記事を紹介させていただきましたが、今回は”リアルタイム・インデキシングAPI”についてです。AMPはモバイルページの読み込みを高速化する技術ですが、このAPIはGoogleがコンテンツをインデックスする速度を高速化する技術と言えそうです。多くの情報が公開されたわけではありませんが、テスターの募集が近々あるかもしれませんね。– SEO Japan

*Google I/Oの”AMPについての新情報”の紹介記事もあります

Googleは現在よりも速くコンテンツを発見することができるのだろうか?Googleは可能だと考えているようだ。それを目的とした、リアルタイム・インデキシングAPIのベータ版をテストしている。

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*リンク先は英語となります。

Google I/Oにて、検索とモバイルコンテンツのエコシステムと銘打たれたセッション内で、リチャード・ギングラス氏が、Googleはリアルタイム・インデキシングAPIをテストしていると述べた。このAPIの目的は、信頼されたパブリッシャーが、そのパブリッシャーのコンテンツを直ちにGoogleへ送信する手段を手にすることだ。その結果、Googleはコンテンツを発見するために、遅延が発生しないことになる。

そして、Googleは検索者に対し、直ちにそのコンテンツを提供することができる。リアルタイムで、遅延は発生しない。

下記にリチャード・ギングラス氏の発表時のスライド写真を掲載する。

google-real-time-indexing-api

Googleは、ここ数か月で、ベータ版のリリースをさらに拡大する予定らしい。しかし、それまでの間は、この新しいAPIについての新たな情報を我々が耳にすることはないだろう。Googleはライブ・カルーセル(注:1)という機能を実装しており、これは、ライブ配信を可能とするものだ。しかし、今回のAPIは、この機能とは別のものであるようだ。

注1:ライブ・カルーセルについては、SEO Japanの下記の記事をご参照ください。
Googleが”ライブ”ラベルをライブブログの配信者用に表示することを開始。

下記に、このAPIを使用したリアルタイムの検索結果がイメージ写真を載せておく。

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この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google beta testing a real-time indexing API」を翻訳した内容です。

既にGoogleのインデックス速度は非常に速いと感じていますが、今回のAPIを実装すれば、さらに速くインデックスが可能になりそうです。”遅延無し”ということなので、タイムラグが発生しない、まさに”リアルタイム”なインデックスとなりそうです(そのまんまですね。笑。)。スピードは常にGoogleが気にしているところですが、スピードに関するまた新たな技術がGoogleにより公開されたということになりますね。– SEO Japan

SEO Japan

AMP(Accelerated Mobile Pages)についての新情報。レシピやiOSへの対応、インデックス数など。

9 years 10ヶ月 ago
アメリカのサンフランシスコで開催されている、Googleのデベロッパー向けカンファレンスのGoogle I/Oにて、AMPについての新情報がいくつか発表されました。速報ベースの記事ですが、まずは発表内容を確認しておきたいと思います。– SEO Japan

*Google I/Oの”リアルタイムインデックス”の紹介記事もあります

AMPは成長し、拡大している。この記事では、Google I/Oにて、Googleのリチャード・ギングラス氏が発表した、AMPについての新情報をいくつか記載する。

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*リンク先は英語となります。

検索とモバイルコンテンツのエコシステムと銘打たれたセッションにて、Googleのリチャード・ギングラス氏がAMP(Accelerated Mobile Pages)についての新しい情報をいくつか伝えている。

AMPの成長率

リチャード・ギングラス氏が発表した内容によると、GoogleはWeb全体で、64万の異なるドメインから、1億2千5百万を超えるドキュメントをインデックスしているようだ。下記は、ジェフ・ジェイブス氏が撮影したスライド写真だ。

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iOS、Androidアプリ、レシピページへの対応

リチャード氏は、AMPがまもなく登場する新しいiOSとAndroidの検索アプリへ対応すると発表している。下記はその説明に使用されたスライドの写真だ。

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さらに、AMPに対応したレシピ系のページへも、対象を拡大することを発表している。下記は、彼のスライドから引用した写真だ。

検索結果画面は下記のようになる。

google-amp-recipes

AMP対応のページは下記の通りだ。

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この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google AMP has reached 125 million documents & is expanding to apps & recipe pages」を翻訳した内容です。

AMPの対象範囲の拡大は予測されていたことで、その中でもレシピ系を推す意見は目立っていたように思えます。実装方法など細かい部分は未確認ですが、多くのサイトが導入しそうですね。– SEO Japan

SEO Japan

オークファンが印DataWeaveとデータ連携、海外のEC価格情報を提供

9 years 10ヶ月 ago
輸出入の促進や海外進出の支援に活用へ

EC価格情報サイトを運営するオークファンは5月19日、インドなどでEC価格情報を保有するDataWeave Private Ltdとデータ連携を開始した。10億商品以上の世界各国のEC価格情報を、オークファンの法人顧客に提供することが可能となる。

DataWeaveはインド・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイ・アメリカ・ベトナムなどの国のEC価格情報を分析するツール「Price weave」を展開。世界的な ECマーケットプレイスやメーカーに導入している。

オークファンはDataWeaveとの連携で、個人事業や中小企業は「オークファン PRO」に海外データを追加することで、国際的な輸出入の促進、幅広い商材の個人貿易が可能になる。 

大手企業向けには、グローバルに展開する化粧品、家電、アパレルなどのメーカーや小売業、今後海外でEC事業を開始したい顧客にデータを提供。EC事業の立ち上げ支援やマーケティング支援していく。オークファンとDataWeaveのデータを掛け合わせることで、北米やASEANのEC上での同一商品の価格情報全体やトレンドを比較分析することができるようになる。

今後、オークファンの持つ機械学習のノウハウを生かし、DataWeaveのデータのマイニングを進める。マーケティングオートメーションにおける新たな知見を蓄積することもめざすという。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

アリババグループCEOが語る日本企業への期待 「中国向けECでチャンスをつかめ」

9 years 10ヶ月 ago
中国EC市場進出支援の「Japan MD Center」説明会(アリババグループ主催)でCEOのDaniel Zhang氏が語ったメッセージ
アリババグループCEOが語る日本企業への期待 「中国向けECでチャンスをつかめ」 中国EC市場進出支援の「Japan MD Center」説明会(アリババグループ主催)でCEOのDaniel Zhang氏が語ったメッセージ①
アリババグループCEOのDaniel Zhang氏

2015年の流通総額が4850億ドルとなり、米国のウォルマートの売上高を抜き「世界最大の流通企業」となったアリババグループ。CEOであるDaniel Zhang氏が来日し、日本企業に向けて中国向け越境EC市場への参入を促すメッセージを打ち出した。世界最大のEC、流通企業のトップが日本企業に期待することとは。日本企業に向けたメッセージの全文を紹介。

中国市場に参入できるチャンスはすべての企業にある

1999年の会社設立から、アリババは今年で17年目に入った。直近の1年間で素晴らしいマイルストーンを得ることができた。アリババグループのEC規模は3兆人民元を突破(3兆920億元)し、これは5000億米ドルに匹敵する規模。つまり、世界最大の流通・EC企業に成長した。

この成長の背景には、中国に多くの消費者がいることがあげられる。数億人の中国人がWebサイトに訪問できるようになったし、世界各国に商品を届けることができるようになった。これは素晴らしいチャンスだ。

中国の経済において消費は内需型にシフトしてきているものの、中国人の購買力は“爆買い”行動からもおわかりの通り。クオリティの高い商品へのニーズが増えている。

中国人は日本で買い物をするだけではなく、「天猫(Tモール)」でも日本製品を買っている。世界最大のプラットフォームを通じ、数億人もいる中国の消費者が日本製品へアクセスできるようにしたい。

そのためにも、(「Tmallグローバル」出店者などは)ブランドの認識度を高めてもらいたい。アリババグループは、アリババグループが運営する「天猫(Tmall)」「天猫国際(Tmall Global)」などを通じて、メーカー企業などが商品を販売できる「出品」支援サービス「Japan MD Center」(詳しくはこちら)を開始した。アリババグループが「Japan MD Center」を利用する企業に提供する消費者のデータをもとに、次の商品開発にいかしてもらいたい。

アリババグループCEOが語る日本企業への期待 「中国向けECでチャンスをつかめ」 中国EC市場進出支援の「Japan MD Center」説明会(アリババグループ主催)でCEOのDaniel Zhang氏が語ったメッセージ③
アリババグループCEOのDaniel Zhang氏

オンラインでの購買データは、プラットフォーム上に蓄積している。ニーズをいち早くキャッチし、消費者インサイト情報を日本企業に提供するので、中国人にニーズにあった商品を開発してもらいたい。

「Tモール」は素晴らしい。「シングルデー」のイベントはよくご存知だと思うが、「11月11日」は世界の一大イベントになった。1日間の流通額は素晴らしいもの(2015年は日本円ベースで1.8兆円)であり、中国の消費力を物語っている。すでに、その規模は米国のサイバーマンデーを超えた。

こうした中国市場に参入できるチャンスはすべての企業にある。今後5年間、重点戦略として越境ECを拡大していきたい

Lazada、スナップディールとの連携で東南アジア・インドへの進出も支援

グローバル化が進む中、やらなければならないのは中国の消費者ニーズに対応し、中国人に適した商品を投入することだ。企業は中国のマーケットでさまざまな販売チャネルを構築できるようになった。

その一方で、進出していない、または、販売チームをまだ構築できていないという会社もある。こうした企業のために、日本から越境ECの形で商品を中国に紹介して販売。そして、コスト削減に貢献できるグローバルECを提供していく。

ECはいずれ世界をつなぐ1つのマーケットになる。

アリババグループは4月にシンガポール最大級のEC企業Lazada(ラザダ)を買収。東南アジアにも進出していく(インドでは現地最大のECサイトであるスナップディールにも出資している)。多くの日本企業のために、中国進出だけでなく、東南アジア・インドへの進出チャネルも作っていく

アリババグループCEOが語る日本企業への期待 「中国向けECでチャンスをつかめ」 中国EC市場進出支援の「Japan MD Center」説明会(アリババグループ主催)でCEOのDaniel Zhang氏が語ったメッセージ②
アリババグループは東南アジア・インドにも進出する

東南アジアには5億人以上の消費者がいる。消費も拡大していくマーケットである。ECも急成長しているので、アリババグループはグローバル展開のための支援を行っていく。

「Japan MD Center」を設立する理由の1つが、日本のマーケットに奉仕すること。中国のマーケットを理解してもらい、最新データを得て販売計画を立ててもらいたいと考えているので、そのサポートをしていく。日本企業には中国でより多くのチャンスを得てもらいたい。今日はあくまでその第一歩。

私はこの世の中に、実現できないサービスはないと思っている。実現できないビジネスはないし、それは世界のマーケットにおいても同様だ。

アリババグループはより簡単にグローバルでビジネスができるように、多くの企業がチャンスをつかめるようにその環境を作っていく。こう信じていることをシェアしたい。

アリババグループは変化をいち早くキャッチして対応していく。このビックデータの時代において、いち早く変化をキャッチし、未知数に対して成果を勝ち取っていく。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

EC化を阻む「チャネル」「組織」「人」の壁、ディノス・セシールは課題をどう解決するのか

9 years 10ヶ月 ago
EC化を進めるための課題解決に向けてディノス・セシールが採用したアプローチ策を大公開

ECへのシフトを加速させる老舗カタログ通販のディノス・セシール。ネット通販の推進を担当するCECO(Chief e-Commerce Officer)を新設し、“ECのスペシャリスト”を外部から登用した。年商1000億円を超える老舗通販企業にとっては“超”異例の人事。カタログ・テレビを主体とした通販企業はどう生まれ変わるのか? 人事などを担当する吉田美佐雄取締役に話を聞いてみた。

ECにシフトできないカタログ通販の課題

ECサイトは当初、コールセンター費用や、カタログの印刷費・発送費などのコストセーブ的な視点で捉えられていた。その後、カタログやテレビ媒体の売り場を補うなど、どちらにしろ“補完的”な役割に終始してきたと言え、ビジネスモデルの変化が激しい激動の時代の中、EC化に遅れをとってしまったという認識がある。

主にマーチャンダイジング部門など、ディノス・セシール(ディノス時代含め)で現場も経験した吉田取締役の目には、EC化の遅れの原因がこう映る。

ディノス・セシールの事業をけん引するのは、カタログ通販・テレビ通販という2大メディア。カタログは“面積”、テレビは“時間”という、限られた“枠”のなかで規模を拡大してきたものの、消費多様化の波が従来のビジネスモデルを揺るがしている

  • 従来型のカタログやテレビだけではなく、通販チャネルニーズの多様化
  • 従来からのチラシやDMなどだけでは、今や販促手法としては不十分
  • カタログの印刷費や発送費といったコストの増加が収益に影響
  • メルマガなど低コストで消費者にプッシュできるWebツールが増加して、競争が激化

ただ、こうした外部環境の変化に黙って指をくわえていたわけではない。経営陣はもちろん、現場レベルでも危機感を募らせていた。

EC化を阻む「チャネル」「組織」「人」の壁、ディノス・セシールはどう課題を解決するのか①
吉田美佐雄取締役

Webシフトができれば、一般的にコスト削減が進み利益が残るという理屈は頭では理解していたものの、単にネットに商品を掲載しただけでは、カタログ通販やテレビ通販ほど売り上げ規模をとることはできなかった。そうした経験を踏まえ、“ネットはカタログやテレビの補完ではなく、独立したメディアとして戦略を展開する必要がある”ということになるのだが、当社はカタログやテレビ中心でずっと事業を継続してきたので、意識と行動の転換が簡単ではなく、本格的に着手できなかった。

チャネルごとにネット専門の人材を置き、カタログ通販とテレビ通販という媒体ごとにEC化を進める構想もあったが、なかなか結果にはつながらなかった。

極端な例をあげれば、100億円規模のテレビ通販事業では、1回の放映で億単位を売り上げることもあるが、Webではそのような売り上げは見込みにくい。結局、ある程度の売り上げ規模を得ることができるメディアにリソースを割く……こうした状況が続いた。

業務フローの問題もあった。カタログやテレビでは数か月前から企画を進めるのがディノス・セシールでは一般的。この業務フローが慣習化されていたため、PDCAをスピーディーに回して成果を上げていく、Web独自のスピード感とはかけ離れてしまう状況にあった。

これらを踏まえ、ECを独立した販売チャネルとして展開するには、まずは人材の獲得が急務と決断。「根気よくWeb人材の教育をするのには時間がかかり、それができた頃には競合はさらに先を行ってしまう。短期間に事業を回していく仕組みが必要だと感じた」(吉田取締役)。

そこでディノス・セシールが採った策が、“ECのスペシャリスト”を採用することだった。

補完ではなく構造を変える人材採用

ディノス・セシールはWebを疎かにしていたわけではない。Web人材については現場での必要性に応じ、単発的に採用を実施してきた。ただ、「そういった意味では、会社として将来の成長軸としてのWebの姿を描いた上での人材計画を立て切れていなかった」。吉田取締役はこう振り返る。

今回、年商100億円規模のマガシークのマーケティング責任者を経て、製菓材料などの通販を手がけるタイセイのEC(cotta/コッタ)運営子会社・TUKURU(ツクル)の代表取締役社長などを歴任した石川森生氏を招聘(しょうへい)。そして、

  • 元マガシークのUI/UX責任者
  • キノトロープでバリバリ活躍していたスタッフ
  • EC-CUBE系制作会社の元副社長
  • ファッション誌「VOGUE JAPAN WEB」の立ち上げメンバー

といった、石川氏がこれまでECに携わってきた中で気心の知れた“チーム石川”を一気に採用した。

今までチームごと受け入れるといった発想はなかった。ただ、EC化を推進するためには、構造をガラリと変える必要がある。売り場(ECサイト)の作り方、さらに事業構造を変えていくことで、消費者の具体的なニーズに即したマーケティングを、部門横断的にWebでやっていくことができるようになる。

吉田取締役がまず期待しているのが、「大規模なECサイトを運営するよりも、エッジの効いた専門サイトなどを立ち上げていき、1つひとつは規模が小さくてもその数を増やすことでEC全体を大きくする」という戦略。

ディノス・セシールでは現在、「ディノス」「セシール」の主に2サイトを運営している。これらに加え、今後は専門分野ごとにECサイトを立ち上げ、特化型サイトを複数運営していく方針を掲げる。

こうした事業戦略を採るのには、次のようなことを早期に実現するため。

特化型ECサイトを複数運営していく理由

  • カタログ、テレビではできなかったスピードへの対応
  • アイデアと知恵をスピーディーに実現してニーズに応える
  • ハード情報(商品詳細など)に加えて、「使ってどうだったか?」など“コト情報”といった情報の付加価値が求められるようになっていることへの対応
  • Webを駆使して顧客との関係性を強化する(モノを売るだけではなく、ディノス・セシールに対する親近感を持ってもらうための仕掛け作り)

吉田取締役はこう言う。

人のぬくもりが伝わる販売方法は、EC専業の方が長けている。どうやったらECサイトを見てもらえるのか、どうすればお客さまとの関係性を強化できるのか――EC専業の人はそれを理解している。カタログやテレビの頭だと、“売りたい”という気持ちがどうしても先に出てきてしまう。

EC化を阻む「チャネル」「組織」「人」の壁、ディノス・セシールはどう課題を解決するのか
新設したCECO(Chief e-Commerce Officer)に就任した石川森生氏

外部スタッフの登用で広がるECへの理解

石川氏の参画後、「現場は刺激を受けて、盛り上がっている」(吉田取締役)という。それはなぜか?

これまでのWebはカタログやテレビの「受注ツール」といった位置付けであった。あるチャネルでの予算達成のために、ECサイトで追加の突貫的な企画特集を行う、といったことがカタログ・テレビの受注ツール以外で活用されていたが、どちらも“補完的”だ。

だが、“チーム石川”はあくまで中心はカタログやテレビであるという認識のもと、各チャネルの担当者がマーチャンダイジングした商品を活用しながら、Webというアプローチ方法で新しい需要を発掘する方針を採る。

つまり、ECを担当する部署ではあるものの、“チーム石川”はカタログ部門やテレビ部門を横断的に動き、全体最適に導く役割を担う。

石川氏は「自分たちのチームは商品がない。だから他部署から拝借するというイメージ。カタログやテレビの部門の人たちが開発・開拓した商品を、Webならではの切り口でアプローチしていく」と説明する。

こうした取り組みに関し、「社内からの反応もよく、当社のECが大きく変わっていくのでは…といった期待も感じられる」(吉田取締役)。そして吉田取締役はこうも付け加える。「これまでとは各チャネルの捉え方が変わるかもしれない。商品によってそれぞれ使い分けたり組み合わせたりもできるようになるので、新たなビジネス展開も期待できる」。

外部からの人材によってディノス・セシールに吹いた新たな風。吉田氏は異例とも言える“チームごとの採用”のメリットをこう説明する。

通販ビジネスの半分はネット・スマホに移行してきている。そのために、技術進歩などを含めて、ユーザーがより使いやすく、楽しいと思えるチャネル作りは、これからもずっと取り組むべきゴールの無い課題だと思う。それを含め、今回のチームでさまざまな新しいことに挑戦していくというのはとても重要であるし、おもしろいことだ。当社のような、カタログやテレビといったチャネルが主軸であり、社内で役割が細分化されたさまざまな組織が存在する企業は、EC化に本腰を入れるために“抜本的に何かを変える”ことも必要なのだと思う。

ディノス・セシールは外部スタッフの招聘(しょうへい)を起爆剤として、ECサイトを“抜本的に変える”ことをめざし、EC化への体制を飛躍的に推進させようとチャレンジする。

吉田取締役はこう言う。

当社が期待するEC人材のイメージとしては、今の当社の商品やそれ以外でも、ある分野に特化したユニークな売り場作りができ、さらにそこがお客さまとの関係性を深める場ともなるような“店”として展開できる人がいいと思っている。理想を言えばさまざまな分野に長けた、いわば“オールマイティー”な人がいい。そして何より当社は小売業なので、“商売人”としての感覚を持っている人であって欲しい。ECの人材は今後も積極的に採用していきたい

EC化を阻む「チャネル」「組織」「人」の壁、ディノス・セシールはどう課題を解決するのか③
「Webの人材を積極的に採用していきたい」と話す吉田取締役

【関連リンク】
ディノス・セシールの採用サイト

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

タカラトミーのECが好調/楽天2016年1~3月期連結業績は12.5%増 | 週間人気記事ランキング

9 years 10ヶ月 ago
2016年5月13日~19日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

タカラトミーのEC売上が3年連続で倍増と絶好調です。社内販売をECサイトで行うことで他部署の社員にECを啓蒙するなど、ユニークな取り組みを数多くされています。

  1. タカラトミーのECサイトが3年連続で200%成長している理由

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    ecbeingが2月に開催した「ecbeingカンファレンス」内で行われた講演をレポート

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  2. 楽天の1~3月の国内EC流通総額は6879億円で12.5%増、成長率が再び上昇傾向

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    2016年3月時点の出店店舗数は過去最大の4万4876店舗

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  3. リスクがあるのにやめられない!? ECサイトを悩ませる「メールマーケティングのジレンマ」

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    中国に駐在し、実際にECも手がけるエフカフェの高岡正人取締役が中国ECの状況をレポート(vol.16)

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    顧客を他社に奪われないために、リターゲティング広告で囲い込もう!

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    どんなECサイトでも当てはまる成長するための通販の鉄則を仲庭氏が解説(第2回)

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  10. 年間7億件の再配達を解消せよ! ヤマトがオープン型宅配ロッカーを提供開始【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年5月9日〜15日のニュース

    2016/5/17

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    uchiya-m

    日本郵便が楽天と連携、ファミリーマートでの受け取りに対応

    9 years 10ヶ月 ago
    国2万5300店舗のコンビニエンスストアで「楽天市場」の商品が受取可能となる

    日本郵便は5月19日、楽天と連携し、「楽天市場」で購入された商品を全国のファミリーマートで受け取れるサービスを開始した。

    すでに日本郵便と楽天は、ローソン、ミニストップで受け取れるサービスを展開。ファミリーマートを加えることで、全国2万5300店舗のコンビニエンスストアで「楽天市場」の商品が受取可能となる。

    商品購入時に配送方法を選択する際、商品を受け取りたいファミリーマート店舗を選択すると、指定したファミリーマート店舗に商品が到着。その後、店舗での受け取りに必要な「お問い合わせ番号」と「認証番号」が購入者にメールで通知される。

    購入者はファミリーマート店舗に設置されている「Fami ポート」に、「お問い合わせ番号」と「認証番号」を入力し、発券された「Fami ポート引換券」をレジに提示すると商品を受け取れる仕組み。

    ファミリーマートで受け取りに対応するのは、「楽天市場」に出店する店舗の中で、日本郵便の配送サービスを利用し、コンビニ受取サービスを使用している店舗。2016年4月時点で楽天市場店舗約4万4000店舗のうち1100店舗。

    日本郵便は今回の取り組みで、多くの出店者にコンビニ受取サービスの導入促進を図っていくとしている。

    中川 昌俊

    ネットショップ担当者フォーラム編集部

    ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

    読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

    中川 昌俊

    Google、リッチスニペットよりもさらにビジュアルな”リッチカード”をモバイル検索に導入

    9 years 10ヶ月 ago

    Googleは、モバイル検索にリッチカード (Rich Cards)を導入した。リッチカードとは、リッチスニペットを発展させたもので、より”ビジュアル”な検索結果を提供する。まずは、レシピと動画を対象に米Googleで提供開始。

    - Google、リッチスニペットよりもさらにビジュアルな”リッチカード”をモバイル検索に導入 -

    Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

    Kenichi Suzuki

    YouTubeの人気CMランキング ベスト10とその4つの特徴

    9 years 10ヶ月 ago

    YouTubeの動画を再生しようとすると出てくるコマーシャル。気になる動画を見るはずが、コマーシャル動画をしっかり見てしまった。そんな経験はありませんか?

    そんな魅力あふれるコマーシャルを再生数順に、ランキング形式で紹介していきます。

    BREAKER社協力の元、「Tubular」というYouTube解析ツールで4/25 – 5/8の間、算出したものです。

    10位 東京モノレールTVCM HKT48「やるじゃん!モノレール」メイキング / HKT48[公式]

    CMの流れは、アニメーション+実写の組み合わせ。そのため、顔部分以外をグリーンの服で撮影しております。かわいらしい表情をCMで使う裏でこんな光景が存在しているのですね。

    CM撮影の裏側が気になっていたのは私だけじゃないみたいです。

    9位 広瀬すず、新CMで先輩に告白?華麗なバスケのシュートシーンも 「レオパレス21」新CM

    レオパレス21のCM。「夢中で頑張る君にエールを」でお馴染みのCMソング。メイキングもついています。一人暮らしを始める青春1ページを切り取った作りとなっております。

    可愛らしい演技とテンポが良く、勢いのあるCMとなっております。

    8位 ソフトバンク CM 白戸家「ギガでかストラップ」篇(30秒)

    ソフトバンクのお父さんシリーズ。ギガが登場してから元々立場の弱かったお父さんがどんどん追いやられています。お父さんシリーズは2007年から始まったCMとしては長期シリーズ物。初代お父さんはカイ君、今は二代目の海斗くんにバトンタッチしたようです。お父さんの世代交代があったとは、全然気づきませんでした。

    7位 乃木恋 CM

     思春期の少年が描く淡い恋。学校でアイドルと恋人関係になる、そんな夢の詰まったゲームのCM。「本気で恋するスマホゲーム」のキャッチフレーズが直球でわかりやすいのもポイント。学生時代にときめきそうなシチュエーションが目白押し!

    乃木坂ファンはもちろん、乃木坂ファンじゃない人も気になってしまうインパクトのある作りとなっています。

    6位 おいしい水 プラス CM「プラス登場」編 15秒 中村勘九郎

    自然豊かな場所で飲む冷たい水は間違いなく美味しい。そんな中でも、計算してではなく、思わずでた「あっ!」と言ってしまう水。それはもう気になります。キーワードになる7つの健康素材にはCMでは触れ無い所がミソ。いったい何が入っているのだろう…?そう思わせる多くは語らない系のCMです。

    5位 再現CG【HOT LIMIT】T.M.R. 2020 発売告知CM

    このCMを見た人は、え?え?と困惑して始まり笑いに終わる見事な作り。多くの人が知るT.M.Rの名曲「HOT LIMIT」に違和感の塊とも言えるCG再現。何だろうと思って覗き見ると映し出される「生足魅惑のマーメイド!」そりゃ“漁師も思ってたのと違う“と突っ込みたくなると言う物。技ありのCMです。

    4位 【日本赤十字社】2016年度赤十字運動月間CM(30秒ver.)

    世界の様々な場所で起きている社会問題を凝縮したCM。平和な日本から視点が伸びていき、それぞれの地域の問題を拾っていくとても30秒とは思えないボリュームのCMとなっています。カメラの表現も独特で、日本の画像からズームするような表現方法のインパクトが大きいです。

    3位 『あんさんぶるスターズ!』CM プロデューサー就任会見〜知らなかったわ編(WEB)

    こちらはシリーズ物でランクイン。プロデュース編やメンズに夢中編などいくつかのバージョンが上がっており、再生数も似ています。このことから何となくCMを再生したのではなく、意図的に見ていたのがよく分かる結果です。男女関係なくアイドルを追いかけるのは今も昔も変わりません。

    2位 『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』 テレビCM ゲームプレイ画面篇30秒

    ゲーム動画ランキングでも登場したタイトル『アンチャーテッド』のTV版CM。同じタイトルで15秒バージョンも大人気でした。映像の真ん中に白文字で「これはゲームのプレイ画面です。」と書かれているのが印象的。

    ゲームだけに分類されず、色んなCMを含めたランキングの中でもノミネートされたことから、世間の注目の高さが伺えます。ムービーシーンだけ力を入れるゲームは、今まで多々ありました。しかしプレイ画面でこちらのクオリティの高さは驚きです。

    1位 めちゃコミック CM めちゃ犬 旅編 春

    犬の出演するCMが人気の中、フレンチブルドックの「めちゃ犬」の登場するMCです。目の前でいちゃつくカップルを眺め、慌てて目をそらす可愛らしい演技。動物の表情豊かなCMは見ているだけでも和みます。

    また、日常でよくある気まずさから目をそらし、携帯を操作するという自然な動作を犬がすることでより親近感がわきます。

    YouTube上で人気のCMの特徴とは?

    ランキングの入れ替わりが激しいCM動画ですが、今回のランキングを見ても、いくつかの特徴があるように思います。

    まず一つの特徴は「シリーズ物」です。シリーズ物は元々ある知名度を武器に、初速を上げることが出来るため、人気になりやすいです。ソフトバンク、レオパレス、めちゃコミックなどがそれに当たりますね。

    次の特徴として「動物モノ」が挙げられます。理由は言わずもがなですが、可愛くて癒やされるからです。ソフトバンクの「お父さん」や、「めちゃ犬」がそれに当たります。

    次の特徴としては「アイドルもの」です。HKTや乃木恋、あとアイドルではありませんが、広瀬すずもこれに分類していいかもしれません。これらが人気なのは、元々いるアイドルファンがYouTubeで検索したところからの流入で見られていることが予測できます。

    最後に紹介する特徴は、アプリやゲーム系CMです。乃木恋、アンスタ、アンチャーテッド、めちゃコミックなどがそれです。これらが人気なのは、これらのCMを投下している広告主がオンライン・マーケティングに積極的で、ネット上でCMが再生されるノウハウを持ち、ネットメディアにどんどん予算投下しているからでしょう。

    これまでYouTube上で人気のCMランキングを見てきました。動画広告市場がこれから成長することが見込まれる中、どんなCMが人気となっているのか、メディア業界関係者の皆さんにおかれましては、参考にしていただければ幸いです。
    (文=柳内 啓司)

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    柳内 啓司; メディア・プロデューサー

    Gboard(Gボード)へのSEO?Googleの検索機能付きキーボードは、どのような順位付けをしているのか。

    9 years 10ヶ月 ago
    先日SEO Japanでも紹介させていただきましたが、GoogleがiOS用の新しいキーボードアプリを公開しました。キーボードを操作しながら、アプリを離脱することなく、検索を行えるというものですが、このキーボードで検索した場合の検索結果はどうなっているのでしょうか?日本ではまだ導入すらされていませんが、Search Engine Landがこの件について、Googleへのインタビューを行ったようです。– SEO Japan

    新しいSERPsがやってきた。Gboardでの検索結果画面だ。これは、単純にモバイルの検索結果を横並びに変更したものではない。

    google-gboard2-1920

    *リンク先は、一部を除き、英語となっています。

    縦並びの検索結果は時代遅れとなった。先週に公開された、Googleの新しいiOS用のキーボードであるGboardでは、検索結果が90度反転されている。この新しい横並びのフォーマットに加え、実際に表示されている検索結果は、通常のモバイル検索結果とは異なる検索結果となっている。

    Gboardの検索結果:モバイル検索をベースとしているが、同一ではない

    Gboardを含むモバイル検索を監督している、Googleのプリンシパル・エンジニアのラハン・パテル氏がSearch Engine Landに伝えた内容によると、Gboardのランキングは、大部分を、モバイル検索結果を表示しているアルゴリズムを元にしているということだ。しかし、ChromeやSafariを使用したモバイルの検索結果とGboardの検索結果を比較してみると、多くの理由で、異なる結果が表示されていることがわかる。

    “今は非常に初期の段階だ。我々は、適切なユースケースを想定した、実験のようなことを行っている。”、とパテル氏は述べている。

    例えば、条件が適していれば、Gboardではダイレクトアンサーが上位に表示される傾向があるとのことだ。つまり、とある会社のナレッジグラフの場合、モバイル検索ではランキングが中位であったとしても、Gboardの検索結果では上位に表示されることがある。

    ニュースページなどは、Gboardでは上位に表示される傾向がある。これは、Gboardを使用した検索の場合、ステータスのアップデートの投稿やメッセージ送信といった、共有という行為が想定されるためである。パテル氏によると、こうした場合では、Googleはニュース記事のような最新の情報がより優位性が高いという想定をしているようだ。

    Gboardにニュース記事が表示される場合、そのページやランキングはモバイルブラウザで表示されるそれと完全に一致しないことがある。ニュースユニットが異なる場合があるからだ。

    例えば、モバイル検索では、AMPに対応している、読み込み速度の速いニュース記事が上位に表示されているかもしれない。Gboardの場合、これに当てはまらないとパテル氏は述べているが、非常に理に適っていると言える。なぜなら、Gboardの場合、実際にその記事を読むのではなく、その記事をシェアすることが多いからである。他の違いを挙げてみよう。”In The News“のブロック内には、モバイルでもデスクトップでもニュース記事へのリンクが多く表示されている。しかし、Gboardでは、こうした表示はサポートされていない。

    「ニュース記事におけるこうした違いは、Gboardに限った話ではない」、とパテル氏は述べている。スマートフォン、タブレット、デスクトップでのデバイス間でも起こりうることなのだ。

    表示結果の違いの例

    “amazon”と検索した場合の検索結果が非常に良い例だ。Gboardの検索結果は、モバイルの検索結果をベースとしながらも、いくつかの違いがあることがわかる。下記に画像を記載しておくが、Chromeでの検索結果を左に表示し、Gboardでの検索結果を右に表示している。Gboardの検索結果は、表示された順番に、縦に並べている。言い換えれば、Gboardに表示される上位2つのページをまずは記載し、次の2つの結果を下に表示し、それを続けている、ということだ。

    amazon

    左右を横断している矢印は、Googleが単純にモバイルの検索結果を横並びのフォーマットに変更しているだけではないことを、明確に示すために記載している。順位の変更が多く見られ、全く表示されていない場合もある。下記に、検索結果の違いをまとめておく。

    • モバイル検索結果では広告がトップに表示されている。Gboardでは広告が無く、今のところを掲載の予定はない
    • モバイルの自然検索結果の1位はAmazonへのリンクであるが、Gboardでは5位に表示されている。
    • ニュース結果はどちらも目立って表示されているが、完全に同一というわけではない。GboardではAMPカルーセルが表示されていないが(モバイルでは表示されている)、AMP対応ではないRecodeの記事が表示されている。Gboardでは、モバイルの検索結果ではAMPカルーセル内に表示されている、2つのニュース記事が表示されている。この記事は、AMPカルーセルをスクロールすれば表示されるが、GboardではAMP版ではないリンクが表示されている。
    • Amazonのナレッジグラフは、モバイル検索結果では上位に表示されていないが、Gboardでは1位に表示されている。
    • Gboardの検索結果では、ニュース記事が下位に向かって複数表示されている。この中には、モバイル検索では上位表示されていない記事も含まれている。
    • Gboardでは、Twitterやアプリへのリンクは表示されていない。

    ニュース記事の上昇

    別の例を挙げてみよう。今回は”天気”だ。ニュース記事がGboard内でいかに上昇しているかがわかるだろう。

    weather

    ご覧の通り、モバイルでもGboardでもローカルの天気情報が1位に表示されている。しかし、Gboardでは、ニュース記事がモバイルよりも、より高い順位に表示されている。さらに、表示されているニュース記事も、モバイルの検索結果とは異なる記事が表示されている。

    ローカル化

    ローカル要素が影響する検索を2つ行ってみたが、検索結果は概して変わらなかった。モバイル検索画面の上部に表示されている、レーティング、電話ボタン、経路なども、Gboardで表示されている。また、下記の画像では、Gboardの検索結果画面を拡大表示している。

    local

    もちろん、電話ボタンをタップすれば、iPhoneの通話画面を起動してくれる。しかし、経路ボタンをタップしても、モバイルのように、Appleマップの経路機能を起動してくれない。代わりに、Appleマップで検索を実行するようになっているが、この検索は既にGboardで行われているものだ。

    ショッピング結果の非表示

    こちらが最後の比較だ。今回は”レゴ Xウイング”である。ショッピングの意図がある検索というわけだ。

    x-wing-gboard

    上記の画像の通り、Chromeの検索結果では、トップにあるカルーセル内にペイド広告が表示されているが、Gboardでは完全に表示されていない。これは、前述した通り、Gboardではペイド広告に対応していないからだ。また、オーガニックの画像検索結果も表示されていない。

    Gboardの検索結果のトップはYouTube動画であるが、Chromeでは最後尾に位置している(そして動画自体も異なっている)。Webページであるその他の8つについては、同一となっているが、2つだけ順位が入れ替わっている。

    パーソナル化とプライバシー

    Gboardは検索者の情報を記憶しないという点において、唯一の検索系プロダクトである。検索結果からパーソナル化を除外しているが、これが、Goboardとモバイルの検索結果に差異が生じる理由の1つとなっている。

    Googleにログインすれば、ユーザーは(ログアウトしない限り)検索履歴などの長期間の履歴を構築し、そうした情報が検索結果をカスタマイズすることに使用されている。この履歴は個人のアカウントと関連付けられているため、ログイン状態を保持していれば、例えデバイスが変わったとしても、こうした情報は特定される。

    Gboardはそうした履歴を記録する機能を持たない。Gboardで行われたあらゆる検索は、あなたのアカウントに記録されない。たとえ、ブラウザなどでGoogleにログインしていたとしてもだ。つまり、Goboardは、検索結果をパーソナル化するために、あなたが構築した検索履歴を参照できないということを意味している。

    Googleによると、Gboardで行われるあらゆる検索は、匿名の検索者が行ったかのように扱われるということだ。しかし、Goboardは、同一のユーザーがいくつかの検索を連続して行った場合、短期間でのパーソナル化を行うようだ。例えば、Gboardで”旅行”と検索し、その後すぐに”スペイン”と検索した場合、”スペイン 旅行”の検索結果となるように、1つ前の検索を確認している、といった具合だ。しかし、Gboardをいったん閉じてしまえば、この短期間でのパーソナル化もなくなってしまう。

    Androidへの対応は?

    あなたはAndoroidユーザーで、Gboardを使用したいと思っているだろうか?Googleのプロダクトマネージャーは、先週、次のように述べている。「GoogleはAndoroidに同様の機能を実装するために、現在全力を尽くしています。」しかし、これは非常に楽観的なものかもしれない。

    今回のインタビューの直後に、私はパテル氏にこの件について尋ねてみた。以下は、彼からの返信である。

    Andoroidでは、クイックサーチバーとNow on Tapがあり、これによって、モバイル内のどこからでもGoogleにアクセスすることが可能となっている。iOSでは、アプリを使っている場合、Google検索を行うために多くのタップが必要となってしまう。そのため、我々はGboardをiOSから開始しようとしたのだ。我々は、Andoroidでも同様の体験ができるように取り組んでいる。

    上記の返信から読み取ると、GboardはAndoroidに直ちに導入できるといったものではなさそうだ。しかし、絵文字やGIF検索などの機能は、通常のキーボードの機能に近いうちに追加されるかもしれない。ただ、Gboard以外でのGIF検索は、あなたの期待以上のものではないだろう。Googleは、Google画像検索がすでに提供しているアニメーションGIFのサポート以上のものを提供する予定は、今のところないと発言しているからだ。

    この記事は、Search Engine Landに掲載された「SEO for Gboard? How Google’s new keyboard search for iOS ranks content」を翻訳した内容です。

    昨日のGoogle I/Oにて、Googleが新しいチャットアプリである”Allo”を発表しました。説明内容を見る限り、チャットを使用しながら検索をそのまま行える機能が備わっているようです。非常に便利かと思いますが、Gboardの場合は、あらゆるアプリで使用することができます。今はまだ、「便利そうだな」と思うくらいですが、今後普及していけば、「アプリ内で離脱することなく検索を行う」といった行動が普通になるかもしれませんね。– SEO Japan

    SEO Japan

    新しいモバイル フレンドリー テスト ツール

    9 years 10ヶ月 ago

    モバイルを重視する Google にとって、モバイル ユーザーがアクセスしやすく、使いやすいサイトが増えるのはとても喜ばしいことです。こうしたサイトがさらに増えるよう、このたび Google では新しいモバイル フレンドリー テスト ツールをリリースしました。

    新しいツールは、Search Console のモバイル ユーザビリティ レポートのリンクから、または直接 https://search.google.com/search-console/mobile-friendly から利用できます。

    更新版のツールでは今後、新機能が徐々に追加される予定です。以前のモバイル フレンドリー テストに代わって皆様にお使いいただけるものと期待しています。

    ご自身のウェブサイトや興味のあるサイトで、新しいツールをぜひお試しください。ご意見やご感想がございましたら、以下のコメント欄やウェブマスター ヘルプ フォーラムでお気軽にお問い合わせください。

    スマホ動画広告市場はいったん踊り場が来るが、その後スパークする。~その間でテレビがプログラマティック対応できないと主役は逆転する~

    9 years 10ヶ月 ago

    テレビのプログラマティックバイイングに関してはDIGIDAYに寄稿しました。

    http://digiday.jp/agencies/tv-programatic-buying/

    さて、スマホの動画が関しては、PCほどユーザーの受容性に関して、まだ改善の余地がある。そもそも動画広告のインベントリーとなる動画コンテンツ開発が必要だ。またパケット代の課題もまだ日本にはある。フリーWifiの普及ももっと進まないといけない。
    そうした課題は解決することにはなると思うが、それまではそうそう一本調子での拡大市場になるとは思わない。いわゆる踊り場がいったん来るだろう。しかし第2弾ロケットが噴射するのは時間の問題で、そこからの加速はすごいことになるだろう。

    そこで、テレビのプログラマティックとの時期も問題だ。

    ベムは、テレビが、スマホ動画がまだ第2弾ロケットに点火する前に、プログラマティック対応を進めないと、主客は逆転されると思う。

    HCD-Net 2016年度の行事予定表を公開

    9 years 10ヶ月 ago

    2016年4月1日から、2017年3月31日までの1年間の行事予定です。日付が不明なものは、確定しましたら、随時、本サイトの最新情報欄に掲載します。また年間行事予定としてまとめたものも、半期をめどに更新して掲載予定です。

     

    PDF版

    HCD-Net_2016activities.pdf


    質問やご意見がある方は、いつでも事務局まで連絡をお願いします。

    secretariat@hcdnet.org

    Fujikawa

    Firebase アナリティクスと Firebase のご紹介

    9 years 10ヶ月 ago
    この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Introducing Firebase Analytics」 を元に構成しております。
    Google は次世代のモバイルアプリ(以下、アプリ)開発において、Android や iOS のアプリケーションとモバイル ウェブを統合的に開発できる Firebase の提供を開始しました。アプリ開発を従来よりも早くすることはもちろん、アプリの品質向上やユーザーの獲得、エンゲージメントの強化、アプリでのさらなる収益化に貢献する新しいツールです。Firebase のプラットフォームからは、無料でかつ無制限に利用できるアプリ分析ソリューションとなるFirebase アナリティクス も合わせて登場します。

    これにより、アプリのみを分析する場合は Firebase アナリティクスが最も推奨するソリューションとなりました。Firebase アナリティクスはユーザー志向であり、また、そのユーザーが経験するアプリ上でのイベントを可視化することにフォーカスして開発されているため、無制限のアプリ イベント レポートや複数の広告ネットワークのアトリビューション分析、ポストバック機能を備えています。もし現在 Google アナリティクスをアプリ計測のために利用している場合は、パワフルで新しい機能を搭載できる Firebase と Firebase アナリティクス も並行して皆様のアプリに導入することをご検討ください。

    Google アナリティクスはこれからもアプリ分析機能のサポートを継続するだけでなく、Google アナリティクス、またはアナリティクス 360 と同時に Firebase アナリティクスを利用するための、より良い分析機能を構築していく予定です。もしウェブとアプリのプロパティをお持ちの場合は、Google アナリティクスを、アプリ分析には Firebase アナリティクスを利用することをおすすめします。
    また、Firebase アナリティクスを実装することに加えて Google アナリティクスで現在のアプリ分析の機能を継続して利用したいとお考えのお客様も多いと思います。2 つを同時に導入する場合はGoogle タグマネージャーが便利です。Firebase への実装はもちろん、その後タグマネージャーを使って Google アナリティクスにアプリのデータを送ることもできます。
    Firebase アナリティクスと、アプリ分析を今まで以上に早く、簡単にするために機能拡張される Google タグマネージャーの詳細については改めてお知らせいたします。

    どうぞ新しいモバイルアプリ分析体験をお楽しみください。


    投稿者:Russ Ketchum( Group Product Manager)、 Google アナリティクス & Firebase チーム
    noreply@blogger.com (Bruna)

    アリババグループ、日本企業の中国・東南アジアEC市場への進出支援をを本格化へ

    9 years 10ヶ月 ago
    アリババグループは5月18日、中国EC市場への進出をグループで支援する「Japan MD Center」の説明会を開催

    中国のEC最大手アリババグループは5月18日、日本メーカーなどの中国EC市場への進出をグループで支援する「Japan MD Center」の説明会を開催した。

    アリババグループが出資する東南アジア最大級のECモール「LAZADA(ラザダ)」、ソフトバンクグループとアリババグループが出資するインド最大級のECモール「Snapdeal(スナップディール)」を通じて、日本メーカーの東南アジア、インド進出も支援する方針も明らかにした。

    「Japan MD Center」は、アリババグループが運営する「天猫(Tmall)」「天猫国際(Tmall Global)」などを通じて、メーカー企業などが商品を販売できる「出品」支援サービスを提供し、中国消費者のニーズに合わた商品開発などを支援するもの。

    アリババは蓄積した膨大な販売情報のビッグデータを分析して、「Japan MD Center」を利用する企業に提供。売れ筋商品の特徴や販売数量などをもとに、日本のメーカーが商品開発、販売計画や生産計画を立てやすくする。

    アリババ傘下で東南アジアに展開する同業大手ラザダと、ソフトバンクグループも出資するインドの大手スナップディールとの連携も強化。日本企業がアリババグループを通じて、東南アジアやインドで商品を販売できるようにする。

    説明会に参加したアリババグループCEOのDaniel Zhang氏は次のように説明した。

    アリババグループは、20億人のユーザーにサービス提供することをめざしている。我々は日本のメーカー・ブランドと小売企業と共にグローバルマーケットにおけるプレゼンス向上に努めたい。日本市場は、世界的にも高品質で中国消費者に人気の商品を保有しており、非常に重要なマーケット。「Japan MD center」を通じて、日本のメーカー・ブランドと小売企業の中国・アジアECへの進出を後押しする。

    アリババグループ、日本メーカーの中国・東南アジアEC市場への進出支援を本格化へ。「Japan MD Center」を展開。説明会に参加したアリババグループCEOのDaniel Zhang氏

    説明会に参加したアリババグループCEOのDaniel Zhang氏

    説明会にはベビー用品や健康食品、化粧品など大手から中小企業まで約200社が参加した。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    瀧川 正実

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