
サイバーエージェントグループで、アドテクノロジー分野におけるサービス開発を手がけるアドテクスタジオは7月1日、人工知能を活用したチャットボット事業の連結子会社「株式会社AIメッセンジャー」を設立、人工知能を使うチャットプラットフォーム「AI Messenger(エーアイメッセンジャー)」の提供を開始した。
AIを活用してチャットでの簡単な質問などに自動回答し、人手をかけずに満足度の向上やサイト離脱率の改善につなげることができる。
Web接客サービスとしてチャットでの質問を受け付けるECサイトが増えてきているが、一方、チャット対応による人員の増強やコストアップにつながっているケースもある。
「AI Messenger」は自然言語処理技術にもとづいた独自の会話エンジンを活用。ユーザーが入力した自然文から条件を自動で抽出し、FAQデータベースリストから該当する回答を自動応答することができるようにした。人的コストを削減し、24時間365日、多様なチャネルでリアルタイムに問題を解決することができるようになるとしている。
価格は初期費用45万円、月額費用10万円が基本料金。ECサイトの規模などによって都度、見積もりを行うとしている。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:チャットでの簡単な質問に自動回答する「AI Messenger」を開始、サイバーエージェント
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[レベル: 中〜上級]
病気の症状に関係する検索が実行された場合に、その症状を引き起こしている原因になっている可能性がある病気に関する情報を、Googleはモバイル検索で提供するようにしました。
こちらは公式アナウンスで例に出ている「headache on one side」(片側の頭痛)の検索結果に出てくる関連情報のカルーセルです。

頭の片側が痛む症状に対して、1つ目は「Headache」として(ただの)頭痛の情報を、2つ目は「Migraine」として偏頭痛の情報を提供しています。
カルーセル形式になっていて、横方向にフリックするとその症状に関係しそうな病気の情報が次々と出現します。
それぞれの病気に関する簡潔な説明やかかると危険な状況の人、その病気にかかるのはどのくらい一般的かなどの情報が含まれています。
こちらは「high fever in children」(子供の高熱)のクエリで出てくる関連情報のカルーセルです。

1つ目は「Common cold」(普通のかぜ)、2つ目は「Flu」(インフルエンザ)です。
カルーセルを進めていくと、「Rota virus infection」(ロタウイルス感染)や「Roseola」(風疹)などかかりがちな病気が出てきます。
Googleによれば、Googleが処理する検索のうち1%は病気関連だそうです。
たったの1%とあなどってはいけません。
数百万のクエリをGoogleは日々扱っていることを考えると、決して小さい数字ではありません。
そうした検索ユーザーのニーズに応えるために、こうした機能をGoogleは導入したのです。
「何かおかしいな。大丈夫かな?」と不安になったときに、そばにあるスマホを手にとって検索するユーザーも増えてきているに違いありません。
昨年2月には、病気やケガに関するナレッジグラフをGoogleは導入していました。
健康・医療に対する適切な情報をすばやく検索ユーザーに提供することをGoogleはとても重要視しています。
提供する情報は当然のことながら医療の専門家によって監修されたものです。
病気関連情報のカルーセルは、米国のモバイル検索でまず導入されました。
対応する症状を増やすとともに、ほかの国や言語にも導入したいとのことです。
医療関連のアフィリエイトも多いのですが、残念ながら情報の信ぴょう性に非常に乏しいサイトが少なくありません。
切羽詰まった状況では、そのサイトで提供されている情報が本当に正しいかどうかを適切に判断できないことがあるかもしれません。
病気やケガは人の生死に関わることがあります。
信頼がおける情報をGoogleが検索結果で提供してくれれば安心できます。
医師による診断が最終的には必要な場合もあるでしょうが、初期対応として検索結果で調べられるのはありがたいことです。
日本でも早く導入してほしいですね。
- Google、症状に関連する検索で病気の情報を提供。米国のモバイル検索でまず導入 -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki
Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新しました。今週取り上げた記事は次のとおりです。

こちらからどうぞ。
- スマホでSEO&コンバージョン促進するための“マイクロモーメント”4種の対策【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -
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イーベイ・ジャパン(eBay)は6月30日、国内ECサイトの商品を海外に転送するサービスを行うtensoと業務連携し、「eBay」上での出品、販売、配送といった業務をトータルでサポートするサービスを開始した。国内EC事業者や小売・製造業者向けに提供する。
tensoは現在、1200以上の国内ECサイトと連携。海外販売のための翻訳・荷物の検品・発送の代行・カスタマーサポートを提供している。
今回の連携で、tensoがEC事業者の持つ商品データを「eBay」のフォーマットに変換する作業や翻訳、出品、販売、配送などの業務を担当。また、国内EC事業者に対する「eBay」への出店誘致も行っていく
eBayはシステム面のほか、販売を促進するためのコンサルティングも行う予定。

今回の連携で、まずは2016年12月末までに国内ECサイトの商品を「eBay」に5000点以上出品。その後、商品の販売状況や販売者や購入者からのフィードバックを精査し、協業の拡大を検討する予定としている。
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オリジナル記事:eBayとtensoが連携、EC事業者向け越境EC支援を開始
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楽天は9月から、「楽天ブックス」の書籍やCD・DVDなどの取扱商品を、電話やFAX、はがきで注文を受け付けるサービスを開始すると発表した。
子会社であるブックサービスの統合を機に電話注文などへの対応を決定。他の書籍ECサイトとの差別化を図り、新たなユーザーの獲得につなげる
2015年4月に子会社となったオンライン書店のブックサービスが展開する事業を「楽天ブックス」に統合するのに伴い、「楽天ブックス」で取り扱っている商品も9月28日から、電話やFAX、はがきなどで注文できるようになる。
電話などで注文を受けた商品も、「楽天ブックス」のシステムを使って配送、消費者が迅速に商品を受け取れるようにする。
電話やFAX、はがき注文の場合、支払い方法は代金引換のみで、購入商品代金に加え、代金引換手数料305円(税込)が必要。楽天スーパーポイントの対象外となり、ポイントを使うことも貯めることもできない。

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オリジナル記事:楽天ブックスが電話・FAX・はがきによる注文受付を9月に開始
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デジタルインテリジェンスからGAP「グロス・アテンション・ポイント」の測定と指標化について昨日リリースした。
テレビ画面注視率(アテンション・インデックス)をその投下CMすべてにおいて他仕上げた数値と言ったらいいだろうか。GRPと相当する注視率総計である。
ベムは昨年から「視聴質」の測定や分析にトライしてきたが、極めて大きな金額が動くテレビ広告の世界を「最適化」する仕組みの構築を考えると、テレビCMの本当の効果をリアルタイムで把握して、リアルタイムの「打ち手」に繋げることに価値があると確信している。
CMクリエイティブの「視聴質」を個別に測定、データ化して「最適化」の材料にしていこうという試みも重要だが、結局「テレビCMの本当の効果」とは、ターゲット(誰が)、タイミング(いつ:時期・曜日・時間帯)、どんなコンテンツと(どんな番組に挿入して)、どのくらい(量:GRP)というメディアプランニングの変数に、クリエイティブ力という変数を掛け算した結果である。
「誰が」はブランド側としてはターゲットが明確でないといけないので、ここが変数として揺らいではいけないが、その他の変数を掛け合わせた結果としての「本当の効果」をリアルタイムにしかも競合ブランドのそれとの比較において、把握することの意味は大きいと思う。
下記のグラフは、同一カテゴリーの商品の2つのブランドが、同時期にほぼ同量のGRPを投下したアクチャルGRPとそれぞれのGAPを示している。

GRPが同量に関わらず、いわゆるアテンション率総量(GAP)は30%も相違がある。
原因としては、クリエイティブ力の差が出たということになる可能性がある。
もし、GRPは変わらないのに、GAPが落ち込んできたら、クリエイティブ素材の賞味期限が切れてきているので、素材差し替えをした方がいいということになるだろう。それも競合と比較してということも重要な要素である。
マーケティングはある意味競合ブランドとの戦いでもある。「相手のあること」なのだ。ただ自社ブランドのキャンペーンが事前のプランどおりに執行すれば、目標が達成されるというものではない。そもそも一定以上のGRP投下を考えると、多くのブランドは適正量を超えている場合もあり、それでもやるのは競合ブランドよりサウンド量を大きくするためである。
そこで競合との「戦い」ということでは、相手の状況をしっかり把握して、自社の「打ち手」を講じなければならない。「敵」を知り、「己」を知るということだ。
相手の「山」に敢えてぶつけるのか、相手の「谷」につけ込むのか、同じ量、同じコストを使ってもどんなタイミングで投下するかは、常に「相手のあること」である以上、効果が違ってくる訳だ。
その意味で、ダッシュボード上に自社及び競合のGRPとGAPを並べてリアルタイム把握することに大きな価値がある。
さて、このGAPという指標、前述したように、メディアプランとクリエイティブ力の掛け算としての結果(実際の効果)と言える。
これは、ブランド力、クリエイティブ力という広告主側の責任による結果であるので、テレビ局にギャランティさせるものではない。
ベムは前回のブログにも書いたように、将来的には広告主がこうした実際の効果を把握しながら、適正な価格で、最適なポジションのスポット枠、番組枠を買い付けに行くという取引きが始まると思う。つまり入札応札による取引である。
GRPが「何発打ったか」で、GAPが「何発当たったか」だとして、両方をしっかり見て「手を打つ」というのが大きなコストをテレビCMにかける広告主に求められることだろう。予算化はあるものの、実際にどこにどの程度お金をかけて、最も大きな効果を生み出すかを「運用」で行うことが今後の発想である。
宣伝部は事業部からお金を預かって、最適なマーケティング効果にする(預かったお金をより大きな効果にする)ファンドマネージャーみたいなものである。株式を扱うファンドマネージャーは当然「損切り」をしてでも、売り買いして、最大化させる。同様に宣伝部も、「事前に最適なプランがあるのではなく、運用で最適にする」のだ。
「運用」型の広告発注の知見とデータを社内に一回は取り込んでおかなければならない理由である。そこにデジタル広告だけでなく、テレビのデータが入るのは当然であり、GAPはそのひとつになると思う。
詳細は、デジタルインテリジェンスにお問い合わせを。
ソーシャルメディアを使い、集客からコンバージョンにつなげることは困難だと思っていませんか? そんな先入観を覆すために自らテストを行い、1桁台で推移していた「問い合わせフォームページ」への到達(コンバージョン)を、10か月で約10倍に伸ばすことに成功しました。その取り組みを紹介します。
ソーシャルメディアのコンテンツやサービスの拡充で、検索環境が大きく変わってきています。TwitterやFacebook、LINEでのニュース配信や検索強化、決済機能を備えた「販売投稿=EC」も用意され始めています。クローズドな環境で、コンバージョンさせる流れが台頭。圧倒的優位であったGoogleも、テキスト広告の大幅な変更やAMPプロジェクトという大きな動きが始まりました。
そんな状況だからこそソーシャルメディアのビジネス活用が重要視される時代。ソーシャルメディアを使ってコンバージョンさせる取り組みの裏側を全公開します。
顧客応援隊の代表としてコンサルティングなどを生業にしている私は、目標として設定した「問い合わせフォームページ」への到達(コンバージョン)を上げるために、ソーシャルメディアを活用しています。
ソーシャルメディアで、「ブログ更新しました」といったコメントの後にURLを入れて投稿する人は多いですよね。私が行っているのはこうした方法ではありません。見込み顧客が興味を引きそうな内容を簡潔にまとめて投稿。「続きはこのURLをクリックして下さい」という流れをソーシャルメディア上で作っています。
こうした取り組みを始めた当初、URLを入れた投稿をGoogleアナリティクスで見てみると、コンバージョンまで到達するケースは少ないのが実情でした。「やはり、ソーシャルメディアはブランディングメディアであり、コンバージョンまで到達しにくいメディアなのか?」と感じたことを覚えています。
かなりジレンマに陥っていたのですが、ある投稿をヒントに、「ソーシャルメディアが情報の重要な担い手である」という試みを始めました。それは、一般的には“タブー”とされていた取り組みです。
具体的には、ソーシャルメディアに投稿するコンテンツは、どこからもリンクせず、さらに検索エンジンでも見つからないように(no-index化)しました(no-index化の方法はこちらを参照)。こうすることにより、そのコンテンツ経由のコンバージョンは、ソーシャルメディアからのアクションだけになります。実際にアクセス解析のデータを見てみると、そのコンテンツは、検索エンジンに引っかかりませんから、検索からの流入はありません。
これでソーシャルからのトラフィックをアクセス解析しやすくなりました。
no-index化によってソーシャルからのトラフィックを解析しやすくした2015年5月度のコンバージョン率は0.9%程度、コンバージョン数は2件でした。no-index化する前の月(4月度)と比べると、コンバージョン率もコンバージョン数も変化はみられませんでした。

その後、no-index化の継続に加え、「ソーシャルからコンバージョンしてもらう」ための施策を段階的に行っていったところ、ほぼ右肩上がりでコンバージョン率とコンバージョン数は増加。10か月後の2016年2月度のコンバージョン率は2.77%に、コンバージョン数は19件になりました。

no-index化によりアクセス数はno-index化前と比べて落ち込んだものの、見込み客へリーチするために行った「ソーシャルからコンバージョンしてもらう」施策が功を奏し、コンバージョン数は増加。コンバージョン率も大きく改善しました。
ソーシャルメディアは情報を拡散し、しっかりとコンバージョンに直結するメディアであることを確信しました。
では、どうやってソーシャルメディアを活用してコンバージョン率を上げたのか。「ソーシャルからコンバージョンしてもらう」ための施策を解説していきます。
ソーシャルメディアをビジネスに生かすならば、投稿を読んで興味/関心を持った人たちが、次のアクションを具体的に起せるように行動を促進する必要があります。
そのためには、関連するURLを入れるのはもちろんのこと。「ブログを更新しました」ではなく、共感が得やすく、自社のブランディングに沿った内容の投稿(投稿画像参照)をテストしてみました。その結果は次の通り。

集客からコンバージョンに至るまでの導線を確認すると、コンバージョンの割合が多い参照元は検索経由だったが、コンバージョン数がそもそも低かった。
ソーシャルメディアからの流入がかなり増えると同時に、コンバージョン数も大きくアップ。結局、コンバージョン率も大幅に向上した。
検索というオープンな環境からの流入よりも、ソーシャルメディアというある程度制限されたネットワークのほうが、“筆者に共感や同意する見込み顧客が大勢いるであろう”という仮説から行ったテストです。そして実際に、ソーシャルメディアからのコンバージョンは、狙いどおりに高まりました。
「ソーシャルメディアは侮れない、いや使える!」と確信を持った時でした。
今でもFacebookメッセージからの問い合わせ、直接の電話(ソーシャルメディアにおいては、アカウントに電話番号を明記しています)が入ってきます。実際にFacebookやTwitterの投稿を見て、動画の使い方に関する問い合わせをいただき、仕事につながったケースもあります。
ソーシャル中心に舵を切りコンバージョン率を上げた筆者ですが、単にソーシャルだけに告知を限定したわけではありません。ソーシャル向けの投稿も、試行錯誤を重ねて成果につなげるためのポイントを見つけました。そのポイントは3つ。
それぞれについて解説します。
約1年前のデータを見ると、サイトのコンバージョン率は0.9%前後でした。インバウンドマーケティング(見込み顧客から見つけてもらうマーケティング)を実践していてもその程度です。
ソーシャルメディアを使って、コンバージョン率をもっと上げられるのではないか? コンバージョンに結びつける施策があるはずということでいろいろ考えていました。出た答えが、コンサルの仕事を頼んでもらうんだから「アカウントの所有者=自分は、何者なのかをはっきりさせないといけない」ということ。これが、共感してくれる人の大小につながると考えたのです
マーケティングの原点に立ち返り、見込み顧客はどんな人で、どんな課題や問題点を持っていて、それをどのように解決したいのか? その具体的なイメージを想像し、書き出すことから始めました。
そして、この2項目を検討しました。その答えを出すためには、「アカウントの所有者=自分は、何者なのか」をはっきり認識してもらわなければ、共感してもらえないと考えました。ここが曖昧だと、見込み顧客にメッセージが届かないのではないかと結論付けたのです。
いくら「いいね!」がたくさん付いても、本当の意味で(ビジネスに有効活用する上で)共感してもらわないとダメです。しかし、多くの人は「いいね!」の数が評価軸だと勘違いしています。
単に「いいね!」をたくさんもらっているだけでは意味がありません。本当の意味で「いいね!」をしてもらっている人がどれくらいいるのかが一番重要です。ソーシャルメディアのフォロワーは、数の多さよりも、いかに共感してくれる人を抱えているかが重要なのです。
ソーシャルメディアからコンバージョンを上げるには、真の共感者としっかりつながること、これが大前提です。ソーシャルメディアの友達、フォロワーをしっかり見極めて選抜することが必要です。
具体的な作業は、定期的なリスト・スクリーニングが重要です。
ソーシャルメディアの運用は、見込み顧客になってほしい人が友達やフォロワーになっているかがポイントになります。それを踏まえて、日々の投稿は自分自身を表現していくのが非常に重要なことなんです。
日々の投稿が、身辺の日記では、どのようなビジネスをしていて、どんな情報を持っていて、どんな事に関心があるかは伝わりません。見込み顧客になってほしい人が、関係を持ちたいと思うような投稿を日頃から意識する方がいいでしょう。
ソーシャルからのコンバージョンを最も改善したのが、この部分でした。ソーシャルメディアの大先輩から聞いた仮説に「ソーシャルメディアは、投稿頻度が重要である」があります。そこで、Facebookのタブーと言われていた「頻繁に投稿すると嫌がられる」事(一般的には、1日に朝昼夜の3回以上投稿すると嫌がられると言われています)にチャレンジしてみたのです。
Facebookでは1日最低4回を基準に、平均して1日5~6回の頻度で投稿。Twitterは1日24回を最低基準に設定し、投稿を続けました。このテストを繰り返したところ、見事タブーを打ち破ることができたのです。つまり、「今まさにこのタイミングで見てもらう/読んでもらうために投稿頻度を上げる」事が、コンバージョンをアップさせ、コンバージョン率UPにつながることがわかったのです。
ソーシャルメディアの投稿は、タイムラインという時間の流れで動きます。これが、従来のメディアとは大きな違いです。Facebookでも基本的に古い情報は出てきません。情報は、常に出さないと消えてしまう。これがソーシャルメディアの宿命です。
そうであれば、消えないように出し続けること、これが重要なわけです。
基本的な話ですが、インターネットにおけるウェブマーケティング戦略の重要ポイントは、アウトプットで自社の事業に戻す道筋をつけることです。では、どうすればいいのか?
自社の事業に戻す道筋=ランディングページ、を投稿に入れないとダメですよね。しかし、日記的な投稿ばかりであれば、興味があってもその投稿以上に深く掘り下げる動機は生まれません。重要なのは、“その先”を見せるためのリンクの投稿なのです。
ソーシャルメディアをビジネスに生かすならば、投稿を読んで興味・関心を持った人が、次のアクションを具体的に起せるように、行動を促す必要があります。そのために重要なのが、共感を得やすいコンテンツであり、独自性です。
共感を得やすいコンテンツにするために、フォロワーなどが投稿を読んで興味・関心を持ってくれそうな情報を投稿に盛り込むようにしました。
独自性のあるコンテンツにするために、自分自身を表現したコンテンツ作りを心がけて考案しました。そして、その情報をFacebookに投稿するようにしました。
「自分自身」とは、事業における考え方、価値観、見込み顧客の役に立つであろう情報やネタ、事業のマーケティング戦略プランの考え方や立て方などなど、自分自身を表現するものです。そうした情報を精査して、自分の言葉とビジュアルで投稿しました。
よくある「ブログ更新しました」という投稿の何が悪いのか? URLをクリックしてくれるのは余程のファンに限られてしまうということです。新規顧客の誘導は、ほとんど不可能でしょう。「ブログ更新しました」では、その情報の価値が伝わりませんから。
オープンな環境がメリットであるインターネットの世界。しかし、最近はクローズドな流れが加速しています。たとえば、LINEのサービスから出なくてもいいようなさまざまなサービスがLINE内で増えています。メッセージから電話、ニュース、音楽、動画、グルメ予約、EC、ブログ、アルバイト、果てはタクシー……LINE内である程度、完結できるようになってきています。
少し前に展開されていた「Twitterで検索」のキャンペーンをご記憶ですか? これもTwitter内である程度完結させるものです。
Eコマースに関して、Twitterは2014年から、アプリ内でショッピングができる機能を米国でスタートしています(アカウント内でクレジットカードを登録するようになっています)。
実はFacebookも同様です。メッセンジャーの機能を充実し、アメリカではメッセンジャーを使って友人に送金することも可能になっています。

ECはFacebookグループ内でのみ物品売買が可能ですが、Facebookページでの販売に「ショップ」セクションという機能を用意し、β版の運用を行っています。しかも決済から販売管理まで可能ですから、FacebookがEC機能を実装していっていると言えるでしょう。


物品の売買もソーシャルメディア上で行われるような流れになってくると、ソーシャルメディアに触れている人たちがさらに多くなっていくでしょう。だからこそ、接触機会が増えるであろうソーシャルメディアをコンバージョンに生かす必要が出てくるのです。
流入元の1つであるソーシャルメディアからのCVRを意識して運用していないケースが多いのは事実ですが、そもそもソーシャルメディアはコンバージョンしにくいメディアだと決めつけていませんか?
私は、今までにはなかった新しいコミュニケーションメディアの中で、どうすれば集客につながり、どうすればコンバージョンに結びつくのかを考えてきました。圧倒的に検索からの流入が大半を占めていたころからです。
Facebook関連のセミナーにも参加はしましたが、Facebookページをどう活用すべきか? という抽象論ばかりのものが昔は多く、肝心な「自社の目標=コンバージョンに到達するか」どうかは、あまり議論されませんでした。
ましてや、コンバージョン率における参照元に関して、ソーシャルメディアが上位に来るという認識は当時なかったです。
しかし、ソーシャルメディアのアクティブユーザーが増えるなか、私はソーシャルメディアの運用は「集客の導線」を中心に考え、よりビジネスを意識した投稿を考慮し、FacebookやTwitterを日々運用してきました。当初から流入は少なからず見込まれましたが、なかなかコンバージョンにまで至らないのが実情でした。
しかし、時代は変りました。ソーシャルメディアの活用がコンバージョンアップにつながるようになっています。今回のポイントをもとに、自社のソーシャルメディア活用を見直ししてみてはいかがでしょうか?
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:コンバージョン約10倍の事例! ソーシャルで成果を出すコンテンツの作り方、教えます | 一人でできるWebサイト収益UP術-ウェブ解析士事例集
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化粧水などの広告表現としてよく利用されている「浸透」という表現は、薬事法上、アウトでしょうか? セーフでしょうか? その可否について紹介します。化粧品は角質層までしか浸透しないと規定されていますが、表現の部分ではどうなのでしょうか。
化粧水などの広告では、よく「浸透」という言葉が使われています。薬事法では、化粧品に配合された成分が浸透するのは角質層までと定められています。
ただ、「自社の商品は角質にとどまらず、もっと深く浸透する」「お客さまに事実ではない事をお伝えすることに違和感がある」と感じる化粧品メーカーが存在するのは事実です。こうした場合でも、浸透力を表現することはできないのでしょうか。
結論として、化粧品の浸透を広告で表現するのは「角層まで」。これが鉄則です。
日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン2012年版」のなかに、次のような記載があります。
E3 「角質層・毛髪への浸透」等の作用部位の表現
化粧品において、細胞分裂が殆ど行われていない表皮の角質層や毛髪部分へ化粧品成分が浸透する表現を行う場合は、浸透する部位が「角質層」や「毛髪」の範囲内であることを併記すること。
浸透して損傷部分が回復(治療的)する等の化粧品の効能効果の範囲を逸脱する表現は行わない。
なお、医薬部外品の作用部位の表現を行なう場合は、事実に基づき、承認を受けた範囲を逸脱しないこと。〔表現できる例〕
「角質層へ浸透」、「角質層のすみずみへ」、「髪の内部へ浸透」〔表現できない例〕
「肌へ浸透」(「角質層」であることが併記されてない)
「肌の奥深くへ」、「角質層の奥へ」
「ダメージを受けた角質層へ浸透して肌本来の肌に回復」(回復的)
「傷んだ髪へ浸透して修復」(回復的)
「肌の内側(角質層)から・・・」(医薬品的)【関連法令等】 医薬品等適正広告基準 3(6)
ここで記載されているポイントは、
の3点。今回のテーマは、化粧品ですので、「肌の場合は『角質層(角層)』の範囲内にとどめること」を詳しく見てみましょう。
表現できる例として、次のような表現があります。
○ 角質層へ浸透
○ 角質層のすみずみへ
× 肌へ浸透
× 肌の奥深くへ
× 角質層の奥へ
この表現例からわかることを解説すると、
ということです。
日本化粧品工業連合会における広告審査会のなかでも、この角質層への浸透と表現は議題にあがっているようで、不可と判断されたよく表現例を見聞きします。
たとえば……
といったものがあります。
「角質層」はわずか0.02ミリであり、決して“深い”と言える幅ではないということが根底にあるのでしょう。
特に「肌の奥へグングン浸透」と表現しながら、※印をつけ「※角質層内」とする表現はよく使われています。問題とされてしまう可能性をはらんでいるということを心の片隅に置いておくことが必要です。
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オリジナル記事:化粧水などで使う「浸透」という広告表現。どこまでなら大丈夫なの? | 健康・美容業界の今を知る!
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メディアで集客するメディアECモール「kabukiペディア」の大城社長のインタビューが1位。次点は調査レポートについての記事が2つランクイン。どちらの調査も1位Amazon、2位楽天、3位はYahoo!ショッピングという結果でした。



ヤフーがサービス分野のネット通販を7月スタート、先行するAmazonを追随

LINE上でAIによる会話を行いながらお届け日時や場所の変更が可能に、ヤマト運輸
YouTubeでEC向け動画広告を簡単配信。「TrueView for Shopping」の活用ポイント

本店サイトを伸ばすなら知っておきたい! SEO・リスティング広告・アクセス解析の基礎知識まとめ

お金持ちはどこで買い物をしているのか? 「プチ富裕層」行動調査

完全無料のECモール「カート」、2タップの画面移動で商品購入できるUIに刷新

取扱高は前年比2倍! ヤフー「20周年大感謝祭セール」はTVCM効果で新規ユーザーが拡大
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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オリジナル記事:メディアで集客する「kabukiペディア」/やっぱり人気はあのモール | 週間人気記事ランキング
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世界で最も大きいECサイトの1つ、eBayがAMP対応を始めた。eBayは、モバイル体験の向上に今年は注力しており、さらなる向上のために、”高速”がウリのAMPを利用することになった。eBayのAMP化にはGoogleも力を貸している。いつ頃、どのようにして検索結果に表示されるかは不明。
- 次のAMPはECサイトの商品一覧ページか? Googleの協力のもとeBayがAMP対応の実験を開始 -
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Amazonは7月12日、Amazonプライム会員向けに1日限りのビッグセール「プライムデー2016」を開催すると発表した。2015年7月15日に初開催し、注文件数が過去最高を記録した人気イベント(参考記事)の2回目。Amazon最大のグローバルビッグセールとし、全世界で10万点以上の商品を特別価格で販売する。
人気ブランドの家電やAV機器、カメラ、キッチン用品、ゲーム機本体・ソフトの在庫を、2015年の3倍以上用意。人気のファッションブランドアイテムのほか、水・お米などの飲食料品、洗剤・シャンプーなどの日用品在庫も2015年以上を取りそろえる。
参加できるのは原則、プライム会員のみ。ただ、Amazonプライム会員ではないユーザーが利用できる30日間無料体験の登録でもセールに参加できる。
今後、「プライムデー 2016」の特設サイトでセールやプロモーションなどに関する詳細情報を随時更新していく予定。
2015年の「プライムデー」では、Amazonの直販商品だけでなく、出品者の商品も数倍規模で売れたケースが多かった。2015年は多くの出品者が参加するとともに、プライムデーに向けた準備を行っていくと考えられる。
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オリジナル記事:アマゾンが過去最大のセール「プライムデー2016」を7月12日に開催
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「Webメディアに記事にしてもらうには?」というPR担当者の疑問に応え、さまざまなWebメディアの中の人たちに取材するメディアインタビューの第3回。
今回は、IT分野のトレンドをいち早く伝える「ITmedia ニュース」編集長の本宮 学氏と、編集記者の片渕 陽平氏にお話を伺いました。
ITmedia ニュース
編集長 本宮 学氏
編集記者 片渕 陽平氏
──企業からのプレスリリースは、編集部にどのように届いていますか?
本宮(以下、敬称略):アイティメディア株式会社には、プレスリリース受付専用のメールアドレスが複数あります。IT総合情報ポータル「ITmedia」に属しているメディア宛てのほか、ネット上の旬な情報を幅広く扱う「ねとらぼ」宛てやITエキスパートのための技術情報メディア「@IT」など窓口は10ほどあります。(※)毎日プレスリリースが届く量は膨大で、600、700通ぐらい。多い日はもっと来ます。
片渕:多いときは1000通以上届くかな、というくらいですね。
本宮:その多くはニューズ・ツー・ユーさんのようなリリース配信サービス経由で届いたもので、企業から直接送られてくるものもあります。
我々の媒体は「ITmedia ニュース」という名前の通り速報媒体ですので、情報をいかに早くキャッチして記事を出せるかを媒体価値の1つに置いています。プレスリリースはそのための良い情報ソースの1つではありますね。
──1日数百通もの膨大なプレスリリースの中から、記事にする情報をどのように拾い上げているのでしょうか。
片渕:スピードが求められるので、選定に何十分もかけられるわけではありません。メールのタイトルをざっと見て媒体に合いそうなものをピックアップし、さらにメールの中身を見て記事の形に落としこめるかを検討するという2段階でセレクトしています。
──毎日リリースをチェックする時間は決めていますか?
片渕:入社して最初の頃は、意図的にプレスリリースをチェックする時間を作っていましたが、慣れてきてからは空き時間に目を通す感じです。
本宮:私も空き時間ですね。よく「いつ送ったら拾われやすいですか?」とか、「どういうタイトルにしたら目につきやすいですか?」という質問を受けますが、あまり関係ないと思っています。
重要なのは、単純に情報の中身と媒体に親和性があるかどうか。我々のような専門媒体にとって、毎日膨大に届くリリースの多くは自分たちの領域以外のもの、悪く言えばノイズです。ニュースソースはプレスリリースだけではありませんし、世の中のあらゆる事象に目を配っている中で、記事にするネタを探すのは砂の中から砂金を見つけるようなものです。
明確なメディアポリシーに照らし合わせて情報を取捨選択──情報の中身と媒体の親和性については、具体的にどのように判断されるのでしょうか。

ITmedia ニュース 編集長 本宮 学氏
本宮:ITmedia ニュースは、「テクノロジーで世の中が変わっていく」という視点でITやインターネットのさまざまなニュースを伝え、ITへのさらなる関心や期待をもたらすことを目指してメディアを運営しています。
ITを取り巻く状況はものすごいスピードで変化していて、何をニュースとして取り上げるべきかは日単位や時間単位で刻々と変わります。その中で我々は、今このタイミングでどういう情報をどのような切り口で伝えたら世の中にインパクトを与えられるか、ということを第一に考えています。
片渕:ですからニュースリリースを拝見して記事にするかを判断するときに、いま本宮が申し上げたメディアポリシーと照らし合わせて合致するかどうかを考えることが多いです。
──記事にする情報を選ぶときに、他媒体で取り上げられているかは考慮しますか?
本宮:それは実際に記事を書く記者にもよると思いますが、これだけネットメディアが多様化した中、毎回確実に一番乗りの記事を出し続けるのは難しいとも思います。SmartNewsやGunosyをはじめとするニュースアグリゲーションサービスもいくつもありますし。
ただ、それらのキュレーションメディアに拾われたからといって、世の中すべてに伝播するわけではありません。仮に一番乗りでなくても、我々は自分たちならではの切り口で読者に向けて記事を出す価値はあると思っています。ニュースソースは同じでも、どのようにバリュー付けするかで媒体による記事の差は出てくるはずです。
新たにオリジナル特集企画の取り組みをスタート──ITmedia ニュースらしい切り口で勝負ということですね。
本宮:はい。とはいえ、プレスリリースの情報に基づくニュース記事ばかりだと媒体の独自色が薄くなってしまうので、そういった速報ニュースもきちんと伝えつつ、最近ではITmedia ニュースならではの取材記事やオリジナリティのある特集企画を増やす取り組みも強化しています。
──オリジナルの特集に力を入れ始めたんですね。どのような取り組みか、ぜひ聞かせてください。
本宮:私は今年4月に編集長になったのですが、ITmedia ニュースはこれまで速報主体の新聞メディア的な文化で運営されていました。今、そこに雑誌的なコンテンツ作りを取り入れる試みを始めていて、6月に第一弾の「スタートアップ特集」を公開しました。
──特集用のネタはどういったところから探してくるのですか?
本宮:特集テーマがそのまま切り口になっているので、今回で言うと「“未来IT”で世界を変える すごい国産スタートアップ」というタイトルに沿った情報を編集者や記者が各々集めてきます。
例えば、最近よく目にする「IoT」(Internet of Things)や「VR」(Virtual Reality)といった新しいITで世の中を変えようとしている日本のスタートアップに関するホットな情報があれば、届けていただけると編集部としても嬉しいですね。
片渕:そうですね。僕の場合は、リリースを見て伺った発表会で名刺交換した方から、関係者や企業を紹介していただき、取材をしながら繋がっていくことが多いです。リリースや名刺交換がなくても、アタックしたい企業にはこちらから声を掛けることもあります。
──過去のリリースが、しばらくしてから特集の取材のきっかけにつながったりもしているんですね。
本宮:過去にプレスリリースで面白い情報を出していた企業に電話して、最新情報をヒアリングすることはしばしばあります。
「面白そうだけどわからない」リリースが気になる!?──「面白い情報」というのは、どういうところがフックになるのでしょうか?
本宮:媒体の特性や特集テーマに合った情報というのは大前提ですが、私個人としての感じ方で言うと、プレスリリースは内容が乏しいほうがワクワクするんですよ。
──内容が乏しいほうが!? どういうことですか?
本宮:内容がきちんとしていて、これを元にすれば誰でもある程度の記事が書けそうなリリースって、どこの媒体でも似たような記事になるじゃないですか。でも、情報が全然足りてないのになんだか面白そうなリリースだと「片渕君、これ電話してちょっと詳しく聞いてみようよ」となりますね(笑)
片渕:そういうこと、よくありますね(笑)
本宮:面白そうなのによくわからないと、そのわからないところを確認したくなるんですよ。だから、あえてちょっと足りないくらいの情報量にしてみるのも1つの方法としてアリじゃないかと思いますけどね。
プレスリリース未満の情報に意外な面白さが──なるほど。わからないと知りたくなるというのはジャーナリストらしいですね(笑)
本宮:プレスリリースって基本的に書き方がきっちりしていますよね。でも、おそらくプレスリリース未満の小ネタ情報のほうが我々としては面白いんですよ。
我々がある情報を記事にするかしないか判断するのと同じように、企業でもどのような情報をプレスリリースにするか判断していると思いますが、その判断から漏れたような情報も見えるようにしたらきっと面白いのではないかと。
例えば、うちの社長は毎日セグウェイで出社しています、みたいな情報ってわざわざプレスリリースにはしませんよね。でも、メディアがそれを知ったら「なんでなの?」と聞いてみたくなるかもしれない。
片渕:そういう話題は、取材で広報の方とお話ししているときに出てくるんですよね。取材では、そういった余白から顔を覗かせるちょっとした話題が大事です。
ソーシャルメディアの情報発信にも注目本宮:今はソーシャルメディアで気軽に情報発信できますし、我々もTwitterで見つけたトピックを取材して記事にすることも少なくありません。メディアに取り上げられるかどうかを問わず、ぜひ何らかの形で発信したほうがいいと思います。
片渕:Twitterはよくチェックしますね。企業アカウントに限らず一般のアカウントも含めて。
今は一般ユーザーの一人一人がメディアになれる時代で、スマホがあれば誰でもニュースを全世界に発信できる。NHKの記者が全国にいるのと同じように、Twitterのユーザーも一人一人が記者だと考えると、ものすごいメディアソースになると思うんです。
それぞれの人がリアルタイムで見聞きした情報を発信して、大勢の人が共感しているなら、それは十分ニュースとして成立している。ですので、TwitterやYouTubeなどの情報は特に注目しています。
──TwitterやYouTubeでの情報発信なら、ベンチャー企業や中小企業でもできることがたくさんありそうですね。
本宮:そうですね。例えば片渕がTwitter経由で取材をしたものに、新しく決まった五輪エンブレムのデザインを幾何学的に分析したツイートを報じた記事があります。これを企業が参考にするとしたら、世の中でそのとき話題になっている事柄に対して、その企業ならではの知見や技術で絡んでみるというのも1つの方法ではないでしょうか。
取材対象が個人アカウントだと記事にするに当たって裏取りや信頼性の担保にかなり気を遣いますが、企業や大学のアカウントならばある程度信頼を置けて、記事も書きやすいと思います。
電話取材のしやすさもカギに──これまでのお話を聞いていて、とても基本的だけど案外見落としがちな点として、メディアからの連絡のしやすさも重要だと感じました。

ITmedia ニュース 編集記者 片渕 陽平氏
片渕:面白そうな情報を発見してこちらから企業に連絡を取りたいときに、電話番号がなかなか見つからないケースはありますね。プレスリリースを見て一歩踏み込んだ取材をしたいときに、電話で直接お話を聞くのは非常に大事なことですので。連絡先の電話番号が見つからないとけっこう困ります。
本宮:企業サイトに電話番号が載っていないこともありますし、ベンチャー企業などの場合は固定電話がないこともあります。そうすると手間がかかりますね。メールで連絡してもいいのですが、それだといつ返事をいただけるかわからないので。
片渕:速報性を考えると、やはり早く連絡が取れるに越したことはないですし、電話なら分からないことはその場で聞き返すこともできます。メールだと何往復もやり取りする必要が出てしまいますので。それに電話で直接お話をうかがえば、先ほど申し上げたようなリリースに書いていない面白い小ネタも聞き出せますから。
本宮:プレスリリースにない追加情報のほうが、記事タイトルにしたときに人を引きつけるフックになることも多いですからね。
ユニークさは外部との視点のギャップによって見つかる──プレスリリース未満のネタにも、そのように目を配っているんですね。
本宮:わけがわからないことって面白いじゃないですか。
我々は新しいトレンドや、まだ世の中にないものを発信していく専門メディアとしての視点を持っているので、新しい何かを生み出しているところに注目するんです。
新しい物事って、最初はだいたい他人が見ても何なのかよくわからないですよね。ですから、全ての人に理解されなくてもいいから何か新しさのエッセンスを感じさせるような情報の種があるといいなと思いますね。
──そういうニュースはどのように作って、メディアの方々に知ってもらえばいいのでしょう。
本宮:「作る」と言うと難しいですね。ナチュラルにやってほしいんです。
やり手のPRマンが練った“記者が食いつきやすい企画”に対して「据え膳食わぬは…」みたいに食いつくばかりというのも、ねえ。そういうものもけっして悪くはないですし、中には面白いものもありますが、どちらかというと企業が日々ナチュラルに情報発信している中で、我々から見たらそれ面白いじゃん! というネタを追わせていただいたほうが、媒体のオリジナリティにもつながりますし、かつ読者にとって有益な情報になるのではないかという思いがありますね。
──作為的にならないのが一番難しいですね(笑)
本宮:そうですよね。だからこそ、御社のようなプレスリリース配信サービスやPR代理店に期待するのは、クライアント企業とコミュニケーションして第三者的な視点でその企業のユニークさを見つけてもらうことです。
社内の人たちは普通だと思ってやっていることでも、第三者から見るとヘンで面白いことっていろいろあるじゃないですか。そういった情報を見つけて、完全な情報でなくてもいいので見えるところに出してくれたら、我々はそれを見つけに行きます。

──外部から見たギャップによってユニークポイントは見つかる。おっしゃる通りですね。楽しいお話をありがとうございました!

メタップスは6月28日、ショッピング検索サイト運営やデータフィードマネジメント技術のビカムを買収すると発表した。3億2000万円で全株を取得し、完全子会社化する。ECのマーケティングから決済までをトータルで支援する体制を作り、シナジーを高めていく。
ビカムはショッピング検索エンジンの開発およびショッピング検索サイト「Become.co.jp」を運営するほか、EC企業の商品データを各広告配信先の仕様に最適化する「データフィードマネジメント」技術を保有している。
「データフィードマネジメント」技術を活用したデバイスを横断したマーケティングオートメーション(商品データの一元管理、オペレーション管理コストの削減、等)を支援する事業も展開しており、累計導入実績は200社を超えているという。
2015年12月期の売上高は10億2100万円、営業利益は7600万円、経常利益は7400万円、当期純利益は7300万円。
今後、ビカムが保有する技術をeコマース以外への領域にも拡大。グローバル展開、チャットボットへの応用なども視野に入れ、メタップスの既存事業との連携を図っていく。

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オリジナル記事:メタップスがショッピング検索などのビカムを買収、3.2億円で完全子会社化
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