マクロミルは、「新成人」に関する調査結果を発表した。2026年の「二十歳の集い(成人式)」の参加対象者500人が回答している。
2026年でガラリと変化、「日本の政治に期待」「未来は明るい」が前年から大幅増
まず「日本の政治への期待」について聞くと、「期待できる」8.8%、「どちらかといえば、期待できる」47.8%の計56.6%で、前年調査の2.7倍に急増した。「日本の未来への考え」も、「明るいと思う」6.8%、「どちらかといえば、明るいと思う」38.4%の計45.2%で、前年の1.6倍となった。理由としては2025年10月に誕生した高市早苗内閣への期待が大きいと思われる。
「関心がある政治・経済・社会のニュース」では、「経済・金融政策」44.2%(前年比2.8ポイント増)が1位。「環境対策・エネルギー政策」23.8%(同5.2ポイント増)も大きく増加した。物価高と賃金低迷は若年層にとっても課題だが「景気・雇用対策」30.6%は前年より大きく下がっており、政策レベルの抜本的改革が期待されているようだ。
また「教育改革・子育て支援」25.2%、「年金や医療などの社会保障制度改革」24.8%は減少傾向が続いていて、若者の関心は向いていない。
「貯蓄・資産運用」について聞くと、なんらかの貯蓄・資産運用をしている人は65.0%で、前年より9.0ポイント増と大きく上昇した。基本は「預貯金」51.6%が最多だが、「新NISA」15.6%、「タンス預金」12.4%がそれに続いており、いずれも前年より増加している。
続いて新成人自身について知るため「価値観」について選択式で聞くと、「自分らしさを大切にする」47.8%がポイントを落としつつも前年に続き1位。2位の「仕事よりプライベートを重視する」35.2%も前年より数値は下がっている。一方で「タイパを重視する」27.0%は前年から4.2ポイント増で徐々に数字を伸ばしている。
また「結婚」については、「結婚したい」が71.0%、そのうち「子どもが欲しい」とした人は77.8%だった。
さらに、デジタル利用について質問。「スマホで調べものをする際に利用するサービス」では1位「Google」87.5%が前年同様1位。一方2位「ChatGPT」は62.3%とほぼ倍増し、YouTube、X、Instagramを追い抜いた。「Gemini」19.3%(前年比14.5ポイント増)と成長しており、生成AIが検索シーンを変えている様子がうかがえる。
「生成AIの利用頻度」を聞くと、「ほぼ毎日」25.6%、「週に数日」30.0%が合計で半数を超えた。
「SNSの利用」について聞くと、「LINE」96.8%、「Instagram」87.6%、「X」80.4%のトップ3は利用率にほぼ変化なしだが、4位の「TikTok」68.6%はここ数年上昇が続いており、6年で5.6倍になった。「BeReal.」37.8%も人気上昇しており、タイパ重視を背景に「ショート動画」系SNSが支持を集めている。
なお「成人式(二十歳の集い)に参加するか」を聞くと、「参加する」68.2%で、減少傾向から一転して回復した。また「二十歳になって嬉しいこと」1位は、10年連続の「お酒が飲める」55.2%だったが、この数値は過去最高とのこと。
調査概要
- 【調査対象】全国、2026年成人式の参加対象者(2005年4月2日~2006年4月1日生まれ)
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【調査時期】2025年12月4日~11日
- 【有効回答数】500人(男性250人、女性250人)
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