6割が「成分買い」。注目成分1位はビタミンC、参考情報はSNSが最多【スキンケア商品購入時の消費者調査】 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2025年5月23日(金) 06:00
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レカルカが実施した「スキンケアの“成分買い”に関する意識調査」によると、化粧品購入時に「成分を意識している」と回答した割合は約6割だった。

調査対象は日本全国在住の30〜50代の女性550人で、調査期間は2025年4月15〜16日。

約6割が購入時に成分を意識

スキンケアを選ぶ際に「成分」を意識して選んでいるかを聞いたところ、最も多かったのは「なんとなく意識している」で45.3%。続いて「あまり意識していない」が24.0%、「全く意識していない」が16.4%、「成分を意識して選んでいる」が14.4%だった。

「成分を意識して選んでいる」「なんとなく意識している」を合計すると約6割が「意識して選んでいる」と回答している。

スキンケアを選ぶ際に成分を意識するかスキンケアを選ぶ際に成分を意識するか
“成分買い”のきっかけは「肌悩み」が38.5%

スキンケアの“成分買い”をするようになったきっかけは、最多が「自分の肌悩みに合うものを探していたから」で38.5%、続いて「口コミサイトやレビューの影響」が18.2%、「友人・知人のおすすめ」が12.7%だった。

レカルカは「エイジングケアやシミ・たるみといった悩みが複雑化・長期化し、『何となく良さそう』では選べない層が、具体的な効能を持つ成分を求めて積極的に情報収集している」と解説している。

スキンケアを選ぶ際に「成分」を意識して選んでいるかスキンケアを選ぶ際に「成分」を意識して選んでいるか
31.3%が“成分買い”で保湿力を実感

成分を意識して購入したスキンケアで効果を実感したものについて聞いたところ、「保湿力が上がった」が最多で31.3%、「シミ・美白に効果を感じた」が18.0%、「肌のハリ・弾力が改善した」が11.6%だった一方、「あまり効果を感じなかった」が30.7%だった。

レカルカは「ヒアルロン酸やセラミドなど、浸透性や保水力に優れた定番成分が広く浸透し、その効果を感じやすい」と推測している。一方で、消費者の“短期的な効果実感志向”が依然として根強いこともうかがえるため、使用期間・使用法・製品設計の違いを正しく理解してもらう“教育型の情報提供”も求められると指摘している。

“成分買い”で感じた効果(複数選択可)“成分買い”で感じた効果(複数選択可)
35.6%がビタミンCに注目

最近注目しているスキンケア成分は、最多が「ビタミンC」で35.6%、続いて「ヒアルロン酸」が33.5%、「レチノール」が28.0%だった。

レカルカによると、「ビタミンC」が最も注目を集めた理由は、美白・抗酸化・毛穴引き締めなど多様な機能を持つことに加え、ドラッグストアから高級ブランドまで幅広く製品展開がなされている点があげられる。「ヒアルロン酸」は保湿成分として高い認知度を誇り、乾燥肌の悩みを抱える女性にとって「わかりやすくて信頼できる成分」として長年支持されている。

一方で“エビデンスのある成分”がきちんと評価されている傾向もあり、知識層を中心とした“先取り層”の存在も見られた。成分が多様化する中で、単なる話題性や流行ではなく、肌悩みに即した“機能軸”で選ばれる傾向が明確になっていることがうかがえる。

注目しているスキンケア成分(複数選択可)注目しているスキンケア成分(複数選択可)
3割超がSNSを参考

“成分買い”をする際に参考にしている情報を聞いたところ、「SNS(Instagram、X、TikTokなど)」が32.2%、続いて「公式サイト・ブランドサイト」が26.7%、「友人・知人の口コミ」が21.1%だった。

レカルカは「“成分買い”をする際の情報源としてSNSが最多であることは、短尺動画や使用レビューがすぐに得られる“視覚的訴求力”の高さに起因する一方、内容の正確性にはばらつきがあるため、SNSだけを鵜呑みにする傾向にも注意が必要。『公式ブランドサイト』も高く評価されており、正しい成分配合量や処方設計に関する説明が信頼につながっていると考えられる」と解説している。

“成分買い”で参考にする情報(複数選択可)“成分買い”で参考にする情報(複数選択可)
調査概要
  • 調査期間:2025年4月15〜16日
  • 調査機関:Webアンケート(設問選択・記述式)
  • 調査対象:日本全国在住の30〜50代の女性550人
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オリジナル記事:6割が「成分買い」。注目成分1位はビタミンC、参考情報はSNSが最多【スキンケア商品購入時の消費者調査】
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